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奨学金貸与事業
平成23年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業) 事務事業名・コード 9065003 分野別 政策 施策 基本施策 担当部・課 奨学金貸与事業 9 未来を拓く人を育むまち 0 健やかで心豊かな子どもを育むまちづくり 6 5 教育委員会 教育総務課 課長 山本 厚子 予 算 費 目 会計 款 項 目 連絡先 シート① 1 一般会計 10 教育費 1 教育総務費 2 事務局費 0796-23-1117(内線2701) 対象(誰を・何を) 意図(どういう状態にしたいのか) 事 業 修学の意思(能力)を持ちながら、経済 目 的理由等で修学困難な大学・短大・高 奨学金を貸与することにより、勉学に専念できるようになり、将来を担う人材の育 成を行う。 的 校・高等専門学校生 根拠法令・要綱等 豊岡市奨学基金条例 豊岡市奨学金規則・豊岡市奨学生選考委員会規程 総コスト (単位:千円) 平成22年度決算 3,829 平成23年度決算 3,483 平成24年度予算 3,485 事業にかかるコスト 事業費 国県支出金 (財源内訳) 地方債 その他 19 20 22 法的義務の有無 一般財源 19 20 22 概算 人件費 年間従事者数 正職 3,810 0.47 3,463 0.42 3,463 0.42 1次評価(シート②各業務の現状・問題点、改善方針のまとめを記述)の内容 市町独自の貸与型奨学金制度を実施している市町は、県下41市町のうち13市のみであり、広く修学 の機会を与える制度としての意義は大きい。 しかしながら、合併以前(旧町)からの償還金の未納件数が多く、また、合併後5年を経過し、新たな 未納者もあることから、未納に対する取組みが課題となっている。 未納者に対しては、計画的、継続的に督促や戸別訪問を行なうとともに、奨学生本人に対する返還 意識を高めるための啓発や働きかけを行なうこととしている。 今後、口座引落や償還回数などの償還方法の工夫をするとともに、悪質な未納者には、支払督促 による法的な滞納対策についても研究していく必要がある。 無 臨時 嘱託 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 1次評価 B ︵ ︶ 前 回 評 価 総 合 評 価 ︵ 外部評価(事務事業評価委員会)の内容 これまで一定の成果をあげていることから事業の意義は認めるものである。しかしながら、償還にお いて多額の滞納が生じており、新たな滞納を増やさないためにも、受付・選考の入り口等で十分な 対応が求められる。具体的には、申請時の本人・保護者面接の義務化や卒業1年後となっている償 還開始時期を早める見直し等が考えられる。 また、対象者を、将来、市や社会に貢献し得る専門技術や特別な資格を取得するための「人材育 成」にも活用できないか検討されたい。 貸与の対象となっている高校生については、現在国制度として公立高校授業料無償制等があり、 また、市の通学バスの助成もなされている。適正な貸付額のあり方について再検討する必要がある と思われる。 外部評価 C ︶ 前 回 評 価 2次評価(最終評価)の内容 現在、国の制度として別の支援制度が設けられている現状を踏まえ、制度のあり方などの再検討 を行うこと。 また、滞納者に対して、さらに徴収率を上げる努力を行うこと。 ︵ ︶ 前 回 評 価 最終評価 C 2/2 平成23年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業を構成する業務) № 1 業務名 事業費 奨学金貸与事業 (単位:千円) 主な支出内容 費目 金額 報償費 2 報酬 18 奨学金貸与事業 業務期間 平成17年度∼ 業務内容 9065003 ・奨学生募集、受付業務 ・選考委員会開催事務、委員報酬関係事務 ・奨学金貸与、償還金事務 ・滞納者督促、徴収業務 H22決算額 19 H23決算額 20 H24予算額 22 ①奨学生募集、受付事務(HP、広報、防災行政無線、FMなどで周知) 新規申請受付件数(H21/29件 H22/18件 H23/7件) ②選考委員会開催事務、決定通知発送等事務処理 決定人数(H21/18人 H22/12人 H23/6人) 実施内容・結果 ③奨学金貸与事務・・・4、7、10、1月に振込処理 高校生9,900/月 大学生44,650円/月 (過去3年間の数 H21=39人・16,580,400円 H22=33人・15,536,400円 H23=26人・13,096,800円 値の推移も記入) ④奨学金償還金事務・・・年2回(7、12月)に納付書を該当者に送付 収入伝票により、収入金管理、システム入力事務随時 H21=113人・12,973,872円 H22=107人=12,059,660円 H23=102人・12,823,770円 ⑤滞納者督促、徴収業務(訪問徴収も含む) H21=23人・5,718,448円 H22=24人・7,156,328円 H23=34人・9,245,438円 項目別 関与必要性 総合評価 1 次 (現状・問題点) 評 価 B 改善方針(今後) 4 有効性 4 効率性 3 市町独自の貸与型奨学金制度を実施している市町は、県下41市町のうち13市のみであり、広 く修学の機会を与える制度としての意義は大きい。 しかしながら、合併以前(旧町)からの償還金の未納件数が多く、また、合併後5年を経過し、 新たな未納者もあることから、未納に対する取組みが課題となっている。 未納者に対しては、計画的、継続的に督促や戸別訪問を行なうとともに、奨学生本人に対する 返還意識を高めるための啓発や働きかけを行なうこととしている。 今後、口座引落や償還回数などの償還方法の工夫をするとともに、悪質な未納者には、支払 督促による法的な滞納対策についても研究していく必要がある。