...

たかたのゆめファン通信

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

たかたのゆめファン通信
平成28年
― 創刉号 -
発行:H28.7.11.
【たかたのゆめファン通信の発行にあたって】
「たかたのゆめ」ブランド化研究会 会長 佐藤 信一
日頃より、たかたのゆめ消費拡大、ブランド化に向けた取り組みに対し、温かいご支援、ご協力をいただき心
より御礼申し上げます。
東日本大震災の農業復興支援として、日本たばこ産業株式会社様より水稲種子の提供を受け、たかたのゆめが
誕生いたしました。
私達は産地と生産者の顔が見える、環境にやさしい「安全・安心」な米づくりを目指して、「たかたのゆめ」
ブランド化研究会を立ち上げ、今日まで生産拡大や各種イベントを通して取り組みを進めてまいりました。
これまでご支援をいただいております、伊藤忠グループ様をはじめとする企業、団体、
関係機関のご協力に改めて深く感謝をいたすと共に、引き続きのご協力をよろしくお願
い申し上げます。
今後のたかたのゆめの生産については、高品質、良食味米の栽培体系の確立に向け、
消費者の皆様の要望と需要をしっかりと受け止めながら、ブランド化に誠心誠意取り組
んでいく努力をしてまいります。
たかたのゆめのファンを通して、陸前高田ファンの増加に繋がっていくことを願い、
ファン通信第1号のご挨拶といたします。
たかたのゆめ長~い巻きずし登場!―大隅つどいの丘 4 周年まつり―
震災前に市内にあった店や事業所が中心となり、平成 24 年 6 月にオープンした陸前高
田市高田町にある「高田大隅つどいの丘商店街」
。オープン 4 周年の記念イベントが、6
月 5 日(日)に開催されました。
物販やステージなど盛りだくさんの企画があり、多くの方々
が来場して、大変盛り上がりました。
目玉企画は、「たかたのゆめを使った20mの長~い巻きずしをみんなで作っ
て食べよう!」です。
商店街のメインストリートに並んだテーブルの前に、子どもからお年寄りまで、50 名
を超える参加者が並びました。海苔の上に、たかたのゆめのごはん、玉子焼き、キュウリ
などの具材を置いて、号令に合わせてクルッと巻いて完成。ニコニコ笑顔で持ち上げて、
完成を喜んでいました。巻きずしは、10 ㎝程に切り分けられて配布され、子どもたちは
口を大きく開けて頬張っていました。
たかたのゆめをはじめとする 気仙地方の味を贈る「気仙のギフト」誕生
5 月 29 日(日)、たかたのゆめ田植え式を開催しました。今年は、メイン会場は、陸前高田市横田町「川の駅よこた」、
田植え体験会場は、白川周一さんが管理する「川の駅よこた」近くの田んぼで行われ、生産者、支援企業、関係団体の
ほか、週末等の子どもたちの活動を支援する「たかた子どもキャンパス」の子どもたちなど 130 名以上の方々が参加し
ました。
「郷土愛をカタチに。贈るなら、ゆかりある地域のものを。」というコ
ンセプトで、カタログギフトとして日本各地の特産品などを紹介してい
る㈱地元カンパニーの「地元のギフト」に、たかたのゆめ、恋するとま
と、酔仙酒造の日本酒、熊谷精肉店のほるもんセットなど 11 種の気仙
の美味しさを贈る「気仙のギフト」が誕生しました。
ギフトを受け取った人が、つくり手と産品が描かれたカードから好き
な商品を選んで申し込むと旬の時期につくり手から直接商品が届く仕組
み。贈り主へメッセージをメールで届けるサービスもあります。
㈱地元カンパニーでは引出物、内祝い、お中元やお歳暮などでの活用
をおすすめしています。
詳細は、ホームページで確認ください。
(https://gift.jimo.co.jp/contents/okuru/iwate-kesen/)
田植え体験では、約5aの手植え体験エリアに一列に並び、市長をはじめ、大人も子どもも泥の感触に歓声を上げな
がら張り切って苗を植えていきました。応援に駆け付けてくれた、たかたのゆめちゃんも見事な田植え姿を披露してく
れました。さわやかな青空の下、きれいに代かきされた田んぼにていねいに植えられた苗は、白川周一さんが大切に管
理していきます。
たかたのゆめ関連商品のご紹介
2016 たかたのゆめ田植え式
田植え後は、お楽しみの交流イベント。たかたのゆめのおにぎり、地元産の野菜をたっぷり使用した川の駅名物のす
いとんと漬物、今年3月にデビュー、ご飯にたかたのゆめを使用した「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御
膳(ホタワカ御膳)」の中の人気メニュー、ほたてのかき揚げを皆さんに試食していただきました。冷めても甘くてさっぱ
りした味わいのたかたのゆめは、野菜のうま味たっぷりのすいとんにも、揚げたてサクサクのかき揚げにも、塩気の効
いたシャキシャキの漬物にも「ぴったり!」
「おいしい!」と、皆さん喜んで食べました。
参加企業のPRタイムでは、支援いただいている事業の紹介、関連商品の試
食などのご協力をいただきました。そして、たかたのゆめちゃんから、豊作の
願いをかなえる魔法のステッキ「たかたのゆめ田植え式バージョン」が贈呈さ
れることとなり、急きょミニセレモニーが行われて、市長がステッキを受け取
りました。
午後には第2部として、陸前高田市で初めてたかたのゆめが栽培された米崎
町にある「発祥水田」の田植えが、関係者が見守るなか行われました。
10 月2日(日)には、同じ会場で稲刈り式を開催する予定です。おいしいお米
を皆さんにお届けできるようしっかり管理していきますので、応援よろしくお
願いします。
ブランド価値の向上を目指して
平成 28 年度事業計画を協議 「たかたのゆめ」ブランド化研究会総会開催
今年度のたかたのゆめの推進方針を決定する「たかたのゆめ」ブランド化研究会の通常総会と栽培戦略部会・販売戦
略部会合同会議が、6 月 29 日に開催されました。
生産者、関係機関、支援企業等の会員 26 名が出席。28 年度の事業計画等を協議しました。
まず、作付面積や農家数、今年の目標収量 250tとすることを確認。生産体制整備事業、PR普及事業、商品開発事
業の 3 つの事業を柱とすることを決めました。主な内容は、実証水田での調査研究を進め、たかたのゆめ栽培暦を作成
する(生産体制事業)
、PR「たかたのゆめ戦略プラン」を策定し、ブランド価値の向上を図る(PR普及事業)、企業
等の新商品開発を支援する(商品開発事業)などです。今年度の研究会の活動へのご支援、ご協力をお願いいたします。
○酔仙 どぶろく風純米にごり・雪しぐれ(夏)720ml 1,620 円(税込)
もろみの質感そのままに瓶詰め加熱殺菌した、どぶろく風濁り酒です。たかたのゆめを使用して、つぶつぶとした
舌触りと発泡性のあるさわやかな酒質に仕上げています。冷蔵庫で冷やして飲むのがお勧めです。
酔仙酒造ネットショップ(http://suisenshuzo.shop-pro.jp/)で購入できますが、本数限定醸造ですので、ご購
入前に酔仙酒造にお問い合わせください。
○陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳(愛称・ホタワカ御膳) 1 人前 1,350 円(税込)
震災からの復興と地域活性化への想いが込められたご当地グルメです。広田湾産の活ホタテ刺身に炙り、ワカメの
しゃぶしゃぶ、炊き立てのたかたのゆめご飯、さらには醤油やタレ、香の物まですべて陸前高田産にこだわり、さら
に陸前高田市を含む気仙地域で産出される「気仙杉」のお盆で提供されます。市内の 4 店(キャピタルホテル 1000、
カフェフードバーわいわい、陸丸、ホテル三陽)で食べられますので、お越しいただいた際にはぜひご賞味ください。
お問い合わせは、陸前高田市商工観光課内陸前高田ホタテとワカメ料理推進協議会事務局(0192-54-2111)へ
↑
開
会
式
の
様
子
↑
一列に並んで田植えスタート
↑
↑ 1 株ずつていねいに
↑ ゆめちゃんも田植え
午後は、関係者が見守るなか、発祥水田の田植えを行いました
すくすく育ってます! -「たかたのゆめ」をみんなで作ろう@高田馬場 その後 -
5 月 13 日にJR高田馬場駅の駅前ロータリーで開催された「たかたのゆめ」をみんなで
田植え後の記念撮影。みんないい顔しています
ほうのきだて
作ろう@高田馬場イベント。岩手県出身のJR高田馬場 朴 舘駅長をはじめ、陸前高田市ゆ
かりのゲスト、車いすフェンシングの加納選手、新宿区立戸塚第二小学校 5 年生が参加して
田植えを行ったたかたのゆめは、高田馬場駅のホーム、戸塚第二小学校、私立保善高等学校、
社会福祉法人東京ヘレン・ケラー協会の 4 カ所ですくすく育っています。
ミニ田んぼはJR高田馬場駅では、山手線ホーム目白側の端に設置。私
立保善高等学校では、生物部の生徒がボウフラ対策にメダカを放しました。
JT植物イノベーションセンター職員が様子を見て、アドバイスをして
下さいながら、追肥をしたり、虫やスズメの対策に網をかけたり、9 月上
旬に予想される収穫の秋まで管理をしていきます。
横浜で広がる
たかたのゆめ
横浜市の小学校で「たかたのゆめ」の輪が広がっています。
そう ぶ や ま
↓ おにぎり、ホタワカ御膳のかき揚、木村屋さんの米粉カステラ等試食もたくさん!ゆめちゃんもお手伝いです
平成 26 年は市立青葉台小学校、27 年は市立相武山小学校で、総合
的な学習の時間に5年生児童が、たかたのゆめをとおして震災や農業に
ついて学びました。
28 年は、市立飯島小学校において、5 年生 105 名が取り組む、た
かたのゆめのプロジェクトがスタートしました。まずは、6 月 9 日には、
伊藤忠食糧株式会社のご協力により、「たかたのゆめ給食」を味わい、
学校にあるミニ水田の田起こしや代かき作業を児童たちで行い、6月
22 日に田植えを行いました。今後、稲刈り、脱穀、精米までを体験し、
収穫祭で食べる予定です。
飯島小学校に勤務する陸前高田市出身の先生が、ぜひ、たかたのゆめを活用したいということで始まったこのプロジ
ェクト、たかたのゆめブランド化研究会では、子どもたちの取り組みを応援する活動を行います。
たかたのゆめの取り組みにご協力いただいた皆さまに感謝の意を込めて、たかたのゆめに関するイベント情報や関連
商品の情報、産地である陸前高田市の情報をお届けできたらと思い、ファン通信を発行しました。
平成28年度は、3 回(7月、11 月、2 月)発行予定です。今回は、平成 28 年 4 月以降のトピックスを紹介して
います。ご意見、ご感想、生産者へのメッセージなどありましたら、ぜひお寄せ下さい。どうぞよろしくお願いします。
「たかたのゆめ」ブランド化研究会 事務局
〒029-2292 岩手県陸前高田市高田町字鳴石 42 番地 5 陸前高田市農林課たかたのゆめ係内
TEL 0192-54-2111(内線 476) FAX 0192-54-3888
たかたのゆめファン通信 創刉号 発行 平成 28 年 7 月 11 日
Fly UP