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体型誤認、不定愁訴、生活習慣、体力に着目して

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体型誤認、不定愁訴、生活習慣、体力に着目して
女子学生の痩せに関する研究―体型誤認、不定愁訴、生活習慣、体力に着目して―
キーワード:やせ、若年女性、やせ願望、体型認識
1.緒言
所属
行動システム専攻
氏名
山本 美佳
せ」について多様な要因との関連を検討することが重要
我が国では、生活習慣病が増え、それらと関連する「肥
であると考えられる。そこで、本研究では、大学生の「や
満」の研究が進められてきた。しかし、「肥満」に関す
せ」の実態を把握し、
「やせ」に関連する要因および「や
る問題が先進諸国に共通している一方で、我が国では若
せ」の影響について検討を行った。
年女性(20 歳代)の「やせ」(Body Mass Index(BMI)
<18.5)の割合が 2 割を下回ることはなく、他の先進諸
2.目的
国に比べ高い傾向にある。そこで、
「健康日本 21」では、
女子学生を対象とし、
「やせ」の実態把握(研究1)
若年女性の「やせ」の割合を 15%以下にすることを目
を行ったうえで、
「やせ」に関連する要因として、やせ
標とした。しかし、最終評価(平成 21 年国民健康・栄
願望、ボディイメージ、生活習慣、食行動の検討(研究
養調査)時でも、その割合に変化はみられなかった。そ
2)、
「やせ」の影響として、月経周期、不定愁訴、学業
の原因として、細身が美しいといった社会的風潮や、
「や
意欲、体力について検討すること(研究3)を目的とし
せ」に伴う弊害に関する研究が少なく、痩せの問題が一
た。
般に充分に理解されていないことが挙げられる。
「やせ」に伴い、骨密度の低下(Arimatsu, 2009)や、
研究1.女子学生の体型に関する実態調査
低出生体重児の発生率増加が指摘されている(Sebire et
1)目的
al., 2001)
。また、疾病異常と「やせ」が関連し、U 字あ
女子学生の身体特性を把握するとともに、自己体型へ
るいは J 字シェイプが描かれることが明らかにされて
の認識について検討することを目的とした。
いる(井上, 2008)
。さらに、若年女性に着目した場合、
2)方法
貧血症状の悪化(重田ら,2008)や摂食障害への発展(中
調査対象者:福岡県内の 3 つの 4 年制大学および3つ
井, 2000)、無月経への発展(Stokic et al.,2005)が指摘さ
の短期大学に在籍する女子学生 1,2 年生(18~24 歳)
れている。したがって、若年女性の「やせ」が多い我が
1,340 名であった。このうち、回答に不備が無い 1,238
国では、特に若い女性が体格へ正しい知識を持つことが
名を分析の対象とした。
必要だと思われる。
また、一次予防の視点から「やせ」を何らかの障害に
調査時期:2011 年 7~8 月
調査項目:(1)身長、体重より BMI を算出し、
発展させないためのアプローチも重要である。若年女性
BMI<18.5 を thinness 群、18.5≦ BMI<20 を underweight
がやせたがる原因に関する先行研究からは、やせ願望
群、20≦ BMI<22 を normal 群、22≦ BMI<25 を overweight
(馬場・菅原, 2000)が指摘されており、ボディイメー
群、25≦ BMI を obesity 群として 5 群に分けた。
(2)
ジの歪みがやせ願望を引き起こす(田崎, 2006)とされ
ダイエットに関する項目(ダイエット経験、方法、減量
ている。さらに生活習慣との関連については、食物摂取
体重)および体型認識として Thompson & Gray(1995)
を抑制する傾向や運動習慣の無さがやせ志向に関わる
が作成した体型評価図(図 1)を用いて、自己体型と理
といわれている(田崎, 2007、山本ら, 2006)
。
想体型を選択させ、その差をやせ願望の評価とした。
(3)
これらのことが先行研究によって明らかにされてい
身体活動に関する項目(身体活動への意識)
るが、1)研究対象が単一の大学あるいは学科の学生で
あるものも多く、偏りがみられる、2)痩せるには様々
な要因が関連しているが、その関連の一側面の検討を行
っている研究が多い、という問題点も挙げられる。その
ため、今後、若年女性に対し、正しい体型認識について
の健康教育を行うために、なぜやせたがるのか、また「や
1
2
3
4
5
6
7
8
9
図 1. Thompson & Gray(1995)による体型評価図
これらの分析は、クロス集計を行い、BMI の 5 群間
2
の比較を行うために χ 検定を行った。統計は全て SPSS
for Windows (19.0J)を用い、有意水準は 5%とした。
3)結果
研究2.「やせ」に関連する要因の検討
1)目的
「やせ」の背景として、どのような要因が存在するの
か、またやせ行動と関連する要因の検討を目的とした。
(1)対象者の身体状況(表1)は平成 21 年度体力・
運動能力調査報告書(文部科学省)の 18~24 歳の平均
値と近似し、thinness 群が全体の約 2 割であった。
2)方法
(1)自記式質問紙調査
調査対象者および時期:研究1と同じであった。
調査項目:ボディイメージ、自己体型認識に関する項
表 1.BMI 分布(%)
全体
4年制大学
短期大学
thinness underweight normal overweight obesity
19.2
28.6
31.9
15.2
5.0
20.5
30.1
29.6
15.3
4.4
17.6
27.1
34.7
15.0
5.7
目(やせ願望、理想体重、他者視線)
、生活習慣に関す
る項目(睡眠、食事、運動)
(2)食行動調査
調査対象者:K 大学女子 1 年生(18~24 歳)644 名
調査時期:2010 年 5~6 月
(2)学生全体の 43%がこの 1 年間にダイエットを
調査項目:簡易型自記式食事歴法質問票(Brief-type
経験しており、thinness 群でも約 3 割が実行していた。
self-adoministered Diet History Questionnaire: BDHQ)を用
ダイエット方法は「食事の量を減らす」が最も多かった。
いた。BDHQ は、過去 1 ヶ月の食行動から、食品や栄
ダイエット経験者のうち 8 割強が減量していたが、5 群
養素の摂取状態が定量的に評価でき、信頼性・妥当性が
間では差がなかった。身体活動に対し、否定的な回答し
確認されている質問紙である。この食行動調査は、EQU
た割合が最も少なかった群は normal 群で約 17%であり、
SITE study 2010 調査の一環として行われた。
最も割合が多かった thinness 群は約 30%であった。ボ
体型との関連をみるために BMI との相関分析を行い、
ディイメージについて、自己体型の選択では thinness 群
相関関係がみられた項目に関して一元配置の分散分析
でもやせ体型のボディイメージを選んだ者は 4 割に満
を行った。分散分析で有意差がみられた項目に関しては
たず、normal 群の約 2 割は肥満体型を選択した。理想
Tukey の HSD 法による多重比較を行った。統計は全て
体型では、いずれの群も「3」を選択した割合が多かっ
SPSS for Windows (19.0J)を用い、有意水準は 5%とした。
た。体型の差からみたやせ願望を検討したところ、いず
れの群も自己体型に不満足感を持ち、thinness 群も約 8
割が自己体型に不満を持っていた。
3)結果
(1)自己体型認識
BMI とやせ願望、理想体重、他者視線、自己体型、
4)考察
本研究の対象者の BMI 分布は全国平均と大きな差は
理想体重、体型から見たやせ願望の間には、すべて有意
な正の相関関係がみられた。分散分析を行った結果、い
みられず、thinness 群と normal 群を合わせると約 50%
ずれの項目に関しても有意な群間差がみられ、BMI が
に達し、全体の約半数はこの 1 年間にダイエット経験を
高い者ほどやせ願望を強く持っていた(表 2)
。また、
持っていた。ダイエット方法では、先行研究(梶原,2009)
thinness 群もやせ願望を持っていることが確認された。
同様、食事に関する回答が多く、軽い食事制限を行うこ
とで減量している可能性があることから「やせ」と食習
慣が関与していることが示唆された。
身体活動の好き嫌いについて、thinness 群は normal
群と比べ好ましく思っていない割合が多く、身体活動量
と体力には関連があることから、「やせ」が体力に影響
している可能性が示唆された。ボディイメージの検討で
は、BMI の大小に関わらず理想体型として「やせ体型」
のボディイメージを選択する傾向にあった。これは藤瀬
(2003)の研究と一致しており、細身の方が美しいとい
う共通認識をもっていることが確認された。
表 2. BMI5 群と体型に関する自己認識の分散分析結果
thinneess underweight normal
(N=238) (N=355) (N=396)
Mean SD Mean SD Mean SD
やせ願望
2.7 1.0 3.4 0.7 3.6 0.7
理想体重
2.6 1.8 2.8 1.4 3.6 1.6
他者視線
2.5 0.9 2.5 0.8 2.6 0.8
自己体型
3.8 1.2 4.8 1.1 5.4 1.1
理想体型
3.0 0.9 3.1 0.8 3.2 0.9
体型から見たやせ願望 0.8 1.4 1.7 1.0 2.2 1.2
overweight obesity
(N=189) (N=62)
Mean SD Mean SD
3.7 0.6 3.8 0.5
4.3 1.4 5.0 0.8
2.7 0.8 2.7 0.9
6.2 1.1 7.2 1.1
3.5 1.0 3.9 1.0
2.7 1.4 3.3 1.3
多重比較
(Tukey HSD)
F値
71.5
64.3
3.5
200.3
17.6
98.2
*
*
*
*
*
*
1<2<3,4,5
1,2<3<4<5
1,2<4
1<2<3<4<5
1,2,3<4<5
1,2<3<4<5
* : p<.05
BMI と生活習慣の関連では、睡眠習慣、運動習慣と
の間に有意な正の相関関係がみられた。また、睡眠習慣
はいずれの群も差が無く、運動習慣は thinness 群が他群
過大評価が指摘されている(佐々木,2005)
。本調査にお
と比べ有意に得点が低かった。
いてもこの傾向がみられたと思われる。また、榎ら(2005)
は栄養素摂取調査を女子学生対象に行った場合、約 5
(2)食行動
BMI と食行動(摂取エネルギー量、充足率、炭水化
割が充足値に満たなかったことを報告している。本研究
ではさらに多い約 7 割の学生が充足値に達していなか
物、タンパク質、脂質の摂取量)の相関分析を行ったと
った。このことも BMI との正確な関連がみられなかっ
ころ、有意な相関関係は認められなかった。
た理由のひとつとして考えられる。
4)考察
研究3.「やせ」による影響の検討
(1)体型認識と BMI の関連
1)目的
BMI が痩せ願望と有意な正の相関関係にあることが
女子学生のやせおよびやせ傾向と月経周期、学業意欲、
報告されている(田崎,2006)が、本研究でも、BMI が
不定愁訴、主観的健康度、体力との関係を明らかにする
高い者ほど強い痩せ願望をもっていた。しかし、thinness
ことを目的とした。
群もやせ願望を持ち、さらに体重を減らすことが危惧さ
2)方法
れた。やせ願望は他者視線と関連するとされているが
(1)自記式質問紙調査
(梶原,
2009)
、本研究より BMI との関連も明らかに
なり、「やせ」の背景となり得ると考えられた。
ボディイメージ図を用いた検討を行ったところ、理想
調査対象者:研究 1 の対象者のうち、BMI<22 であっ
た 988 名を分析の対象とした。
調査項目:月経周期、学業意欲、不定愁訴、主観的健
体型は、いずれの群も「3」~「4」の体型イメージを選
康度
択する傾向にあった。thinness 群においても同様であっ
(2)体力測定
たことから、少し女性らしさのある丸みを帯びたやせ体
調査対象者:2003~2010 年の 4~7 月(各年1回)に
型を好む傾向にあると予測された。しかし、体型からみ
行われた体力測定を受けた K 大学女子 1 年生(18~24
た痩せ願望では、thinness 群も自己体型に不満足感を持
歳)
のうち BMI<22 であった 5,308 名を分析対象とした。
っていることも明らかとなった。このことから、thinness
測定項目:筋力(握力、背筋力)、筋持久力(上体起
群の自己体型認識は歪んでおり、更なるやせ願望につな
こし)
、全身持久力(20m シャトルラン、踏み台昇降)
、
がる危険性が示唆された。
柔軟性(長座体前屈)
、瞬発力(反復横とび)、跳躍力(立
睡眠習慣に関する先行研究(Mori,2009)では、やせ
願望の高さと睡眠習慣が関係していることが報告され
ち幅跳び)とし、本研究では 2003 年から 2010 年に行わ
れた体力測定の共通項目のみを用いた。
ている。本研究では、BMI との相関関係はみられたが、
BMI を独立変数とする単回帰分析(強制投入法)を
5 群間で睡眠習慣に違いは認められなかった。大学生の
行い、従属変数に対する規定力をみた後、BMI を 3 群
睡眠習慣は良くないことが指摘されており(山本ら,
(thinness, underweight, normal)に分け、一元配置の分
2009)、本対象者も全体的に慢性的な睡眠不足状態がみ
散分析を行い、群間に差がみられるか否かを検討した。
られた。また、BMI と運動習慣に有意な正の相関関係
統計は全て SPSS for Windows (19.0J)を用い、有意水準は
が認められ、thinness 群は normal 群と比べ、運動習慣が
5%とし、10%を有意傾向とした。
良くないことが確認できた。肥満者の運動習慣を持つ割
合が少ないことは指摘されてきたが、痩身者も同様の傾
3)結果
向にあることが示唆された。一方、食習慣は BMI と関
(1)やせと月経周期、学業意欲、不定愁訴、主観的
連がみられなかった。一人暮らしの学生の食習慣は家族
健康度
と同居の学生より悪いことが明らかにされている(加曽
やせと月経不順の間に負の関連がみられ、3 群間にお
利, 2009)。しかし、本研究では、学生が一人暮らしか家
いて有意傾向ではあったが、underweight 群は normal 群
族と同居かは質問しておらず、今後この点からの検討も
と比べ月経不順であった。学業意欲との関連では、
「大
必要である。
学意欲」との間に正の関連を示していたが、3 群間に有
(2)食行動との関連
意な差は認められなかった。また、不定愁訴と BMI の
BMI と食行動との関連は認められなかった。食行動
に関する質問紙調査では、肥満者の過小評価と痩身者の
間には関連はみられず、健康度との関連では、「身体的
健康度」
、「社会的健康度」との間に正の関連がみられ、
どちらの健康度も thinness 群は他の 2 群と比べ有意に低
3.結論
い得点であった。
本研究で対象とした女子学生の BMI 分布は thinness
(2)やせと体力
が全体の約 2 割を占め、全体の約半数が痩せ傾向の体型
BMI は「20m シャトルラン」以外の項目に対し有意
であった。若年女性の「やせ」とやせ願望、ボディイメ
な規定力を有していた。また、筋力、筋持久力、柔軟性、
ージの歪み、他者視線との関連、生活習慣の中では運動
瞬発力について thinness 群は他の 2 群と比べ、いずれも
習慣と関連することが明らかになった。さらに、
「やせ」
有意に低かった(表 3)。
は月経不順、身体的・社会的健康度、体力に悪影響を及
ぼすことを示唆した。今後、「やせ」を対象として、身
表 3.
BMI と体力の分散分析の結果
体面に着目した健康的な体型づくりを目指す健康教育
多重比較
(Turkey HSD)
を行うことで、
「やせ」の弊害といわれる骨密度の低下
上腕三頭筋皮脂厚
肩甲骨皮脂厚
thinness
(N=238)
平均
SD
14.3
5.1
12.5
4.7
underweight
(N=355)
平均
SD
16.7
5.5
14.3
4.3
normal
(N=396)
平均
SD
18.2
5.7
16.3
5.1
65.1 *
80.8 *
1<2<3
1<2<3
握力右
26.4
4.7
27.4
5.1
28.7
4.9
30.3 *
1<2<3
握力左
23.4
4.4
25.2
4.6
26.5
4.7
29.6 *
1<2<3
上体起こし
20.2
5.2
21.3
5.2
21.5
5.4
8.8
*
1<2,3
「やせ」に関する要因の因果関係を明らかにするため、
長座体前屈
反復横とび
立ち幅跳び
背筋力
踏み台昇降
42.5
44.9
169.6
64.7
148.1
10.8
5.6
19.8
14.9
19.7
44.8
46.0
168.9
69.8
148.7
10.2
5.4
19.7
15.7
14.7
45.0
46.1
169.3
71.3
148.9
10.2
6.3
20.4
15.4
16.6
8.4 *
6.2 *
0.2
21.0 *
0.3
1<2,3
1<2,3
今後は介入研究によって体型に対する健康教育を行い、
1<2,3
「やせ願望」を強くもつ若年女性の意識変化がどのよう
F値
* : p<.05
等のリスクを下げられるのではないかと考えられる。
4.今後の検討
に起こるか等の検討が必要である。
また、低体重が更年期の QOL 低下を招く可能性が示
4)考察
唆されている(吉沢, 2011)ことから、年齢の違いによ
(1)やせと月経周期、学業意欲、不定愁訴、主観的
る「やせ」の影響についての検討も必要である。
健康度の関連
標準体重の 85%以下になると月経異常が発生しやす
くなる(苛原, 2009)ことから、BMI と月経の関連を検
討した結果、BMI が低い者ほど月経不順を有する傾向
が示唆された。学業意欲との関連では、「大学意欲」へ
の影響がみられた。3 群間に有意な差は認められなかっ
たが、「やせ」の大学意欲は低いことが推測された。ま
た、不定愁訴と関連がみられなかった。痩身女性は自覚
症状を過小評価するため健康状態を適切に捉えること
を妨げられていることが指摘されている(Kajita et al.,
2002)。本研究でもこの傾向がみられたと考えられる。
主観的健康度との関連では、身体的、社会的健康度と
有意な正の関連がみられ、「やせ」の得点は他の 2 群と
比べ低かった。したがって、「やせ」は健康度に影響を
及ぼしている可能性が示唆された。
(2)やせと体力の関連
筋力、筋持久力、柔軟性、瞬発力において、thinness
群は他群と比べ低いことが明らかとなった。Artero et al.
(2010)の研究では、
「やせ」は跳躍力が優れていたが、
本研究ではこの傾向はみられなかった。その理由として、
先行研究の対象者年齢は 13~18 歳と本研究の対象者よ
り若いことから、加齢が体力に対する「やせ」の悪影響
を増加させた可能性があると思われる。
本研究の調査は、九州大学健康科学センターの倫理委員会の
承認(IHS-2011-09)を得て行った。
5.参考文献
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吉沢豊子ら(2011):現代の更年期女性における体型とQOL・
更年期症状の関連.母性衛生, 52(2): 263-269
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