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Page 1 Page 2 一 はじめに ~ 平松産業は人の生活と心をより豊 { 重
はじぬ1通 日経 営 理 念 平 松 産 業 は人 の 生 活 と心 をより豊 か にするため 、 国際 的視 野 に立 脚 した製 品 とサ ー ビスを提供 し地域 社会 の発展 に寄与する企業を目指 します。 ロス回―ガン 技術に賭ける、 世界を駆ける、 小さな大企 業 : I 1日 会社概要、沿革、受賞歴 ・ 認証 会社概要】 【 商 号 代表者 住 所 業 種 資本金 従業員 売 上 取引先 【沿 革 】 1962年 1965年 1969年 1972年 1992年 20 0 1 年 2007年 2009年 平松産業株式会社 竹 田 忠彦 石川県能美市浜町ヌ161-4 合繊織物 の 染色整理加 工 業 000万 円 1億 6′ 132人 400万 円 (2010年 10月 期) 24億 8′ 東 レい 、帝人ファイバー欄 、伊藤 忠商事い 、一村産業い 、 豊 田通商欄 、欄協同インターナショナルコーポ レーション、 東京 田川欄 、三 井物産テクノプロダクツ欄 、 ' ユニチカトレーディングm、 東洋紡 STCm、 他 石川 県小松市 にて準備、精練 加 工 業を創業 平松産業株 式会社設立 捺染業務着手 染色整理加 工 業務 に着手 し、一貫製造体制を確立 000万 円に増資 新社屋完成 資本金 1億 6′ ボンディング、ラミネートエ場を新設 インクジェットプリンター導入 ウルトラセブン」 導入 最新鋭捺染機 「 受賞歴口 認証】 【 2006年 2008年 2008年 2009年 2011年 IS09001:2000認 証取得 中 日新聞社 「中 日産業技術賞特別奨励賞」受賞 繊研新聞社 「 繊研合繊賞特別賞」受賞 経済産業省中小企業庁 元気なモノ作 り中小企業 300社 「日本 のイノベーションを支えるモノ作 り中小企業」 部門 いしかわ ブランド 銀賞 受賞 I… 2.当 社製品 ■ アウトドアウエア、スポーツウエア用品が中心 >ル ストレFGX(蒸 気透過性と防水性を併せ持つ) >ル ストレSGX(防 水性、防風性、透湿性に優れる) >ル ストレW/O(ド ライタッチの透湿防水性を持つ) >ル ストレSOFTY(ボ ンディング加工) 1 平方インチに5 0 万 個 の気孔があり、雪や雨粒より小さいため、 水滴は通さないが、水蒸気は通す。 特徴 …・ 通り抜ける水蒸気の量が他社製品の1 . 5 ∼ 2 . 5 倍 防水性は他社製品の2 ∼3 倍 4 I-2.当 社製品 ル ストマックス (新開発 の超 微粒 子インクを使 つたプリント) 特徴 >合 成繊維、天然繊維 にもプリント可能 >生 地素材の風合いを損なわない >デ ジタルプリントのため 、あらゆるデザインに対応 >工 程 が 少なく、短納期でlmか ら販売する . >二 酸化炭素排出量、水、電気、蒸気の使用量が大幅に削減可能 ンクマックスと三菱鉛筆lalと のコラボレーションで開発した顔料 lalイ インクを使用している ■ クオ リティにこだわ る高機 能 プリント (耐久撥水加工、抗菌防臭加工、紫外線防止加工、通気性コーティングなど) ■ 五 感 を刺激 する多彩なプ リント (発泡、エンボス、再帰反射、蓄光、柄浮き、透明、光沢など) よ ぅ I企業環 境 ] 合繊織物の染色整理加工業界 1.製 造の海外シフト (グローバル化、産業の空洞化) 2. 消費者ニーズの変化 (量から質、大衆から個性) 3. 環境問題 (地球温暖化、エネルギー資源問題) >社 >改 >技 >ネ >労 >オ >共 >研 >設 長 のリーダーシップ 革推進 力 ・ 技術開発力 術者能力、新規採用 ットワークカ ( 商社 、外注) 使協 力、一体経営 強みを活かして 新事業展開 ンリー ワン製品 ( 技術) 同研究の実績 、成果 究機関との良好関係 備製造能力 > 顧 客は大手取引先 > 永 年 の信頼 厚い信頼t強い連携 当社 加工 製造技術開発 研究 研究機関 薔 暮 輻 ボ Ⅲ -1.新 技術 による新市場開発 (当社 の 技術 シーズ ) 従来 捺染 染色 口 樹脂加工 コーティング 撥水 ・ ボンディング ラミネー ト フアッション衣料 アウトドアウエア スキー ウエア ( 大量生産時代、傘地 のシェア 日本国内の9 0 % 1 9 8 0 年 代) プラス 現在 ラミネート技術の高度化 超微多孔フィルムの開発 (通気性と防水性のオンリーワ ン技術) インクジェットプリントの導入 フアッション業界 での小 ロット短納 期対応 オリンピック選手のウエアに採用 資材分野 へ の展開 プラス オンリーワン商品である高機能 フィルムの異業種展開 スーパー繊維 の展開 )の開発 スパッタリング加工 (※ 炭素繊維の樹脂加工 非衣料、非繊維化 の展開 自動車 のベントフィルター 携帯電話 の部材 リチウム イオン電池 の 負極材 食品包装、安全防護関連 医療、美容関連等 2009年度ものづくり中小企業製品開発等支援 ※スパッタリング加 工 … ・ の補助金を受けた。 Ⅲ -2.市 場 ニ ー ズ に 合 致 す る生 産 対 応 (小ロット、短納期化と環境) インクジェットプ リンター の 導 入 拡 大 口 これまでの設備は、量産型であつたため、一着分 lmか ら加工ができ、 かつ生産のリードタイムが短いインクジエットプリンターを導入し、その 拡大を図つている。 設置台数 売上 目標 2台 5台 8台 1億 円 2.5億円 4億円 12台 ・ 16台 6億 円 8億 円 同 業他 社 との コラボ レー ション ロ 天然繊維の強い京都 の大本染工脚 と業務提携。 これ により、客先のニーズに合うよう全ての素材 の加工が可能 になつた。 環 境 問題 口 顔料使用のインクジェットプリントの拡大 ・ ラミネート事業での無溶剤、生分解、 リサイクル化を推進 ・ 伊藤忠商事欄の関連会社である 側インクマックスの無水染色技術を導入 し、 生産を開始 20台 10億 円 皿 _=旦二技血翌田盤麓立i益 力 ′ ‐ 金沢大学 金沢工業大学 ′ ( │ 亀猾暉科学技術大学院大学二 穆 石川県工業試験場 僣州大学 工業技術 センター _魃 攀術総合研究所 二 2 0 0 7 年度 ③ ④ ⑤ ナ ノファイ バ ー の透湿衣料展 開 発泡軽量保温材料 の新 スポー ツ衣料 へ の展 開 表裏異機 能素材 開発 ⑥ ⑦ ③ マ ジ ック ミラー傘 イ ンクジェ ッ トプ リン トの 高度化 耐液状化学物質防護衣 の 開発 ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ロボ ッ ト用 ウエ ア リチ ウムイオ ンニ 次電池負極材 の 開発 保温効果 の高 い透湿 防寒衣料 の 開発 耐衝撃性 の高 い軽量 FRPの 開発 高強度 の熱可塑性 CFRPの 開発 ① ② ユ:あ Z漢 シ 塁 畠 熱 寺 塑 性 需 用 翼 発 轟 羅 花 蜃 開 再 学 官 学 学 学 学 官学 炭素繊維 ソフ トコ ンポジ ッ ト コ レステ リック液晶技術 の応用 産 産 官 産 官 官 官 官 産 官 ① ② 産 産 産 産 産 産 産 産 産 産 2006`再 』 質 201■ 年度 ・ 鰤鴨 岬m‐ ・ ・ m.│ 書圏轡爾睡藍圏 趣雛 鑽麟鮮 虫摯 華 畠=_菫EI: Ⅲ -4口 製 造販売のル ー ト開発 (ォンリーワン技術の製品化) オンリー ワン製品 (通気性、防水性技術) 5年 後 には 自社 販 売で50%を 目指す ・ 自社販売は売 上全 体 の5% ● ● ● ● ● ● ● ● ● リチウム イオン電池 の 負極材 携帯電話 の部材 車両向け炭素繊維 の 熱可塑性 樹脂 シー ト マジックミラー傘 /医 療用 カーテン 情報 力 マーケティングカ コーディネータ■の育成 Ⅳ -1.売 上の 推移 (平成元年以降) 新技術 で新分 野でよみ がえる 3000000 2500000 2000000 ■500000 ■000000 500000 0 5年 後に全体で 501慮 円 目標 非繊維 で i 一 主に新規事 業 主に既存事 業 製造部 開発 ・ 営業部 ル 様丁鵠 Ⅳ -2.組 織 (既存事業と新規事業) ス │ │ 2009年 度 自 社長直轄の戦略室設置 (新事業専門 の 開発部門) ロ ルストマックス推進室設置 ・ リチウムイオンの開発経験者を顧 間 に ・ 技術者 の採用 東京大 大阪大 早稲 田大 九州大、北海道大の 各大学院などから6名 │ │ 1品 質 、人材 育成 12名 50名 塁 塁 目 標 羅 理 董 雪 響 醜者 大現 在 互 拡 1温 社 内の雰 囲気 名誉ある授賞式には労働組合からも参加 工場移転時には全員参加で休 日返上し、引つ越し作業 当社玄関ウエルカムボニ ド が迎えてくれる │ │ │ Ⅳ -3.技 術 口 販売体系図 (当社 の 総合力) スポーツ ウエア アウトドア ウエア ラミネート 二 ファッション 衣料 撥水 コーティング インク ジェット 樹脂 加 工 捺 染 1 = よ議餞 彙 ふ' ヽ li 技術 に賭 ける │ 小 さな大企 業 決 して リストラ しない 挑戦心 若 い 力と 熟練者 の 融合 あきらめない 気持ち 執 念 透 明性 会社 と社 員 は一心 同体 世界を駆ける │ メ ※ 中小企業魅 力発信 レポー トとは 小規模企業が必要な人材の確保等を行つていくために、魅 力ある企業情報を発信するレポー トです。 中小 ・