Comments
Description
Transcript
ニュースレター Vol.100 (2014年10月13日発行)
QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) OKINAWA DARC 沖縄ダルクからのメッセージ MESSAGE QSK PUBLIC INFOMATION VOL 100 9 月 9 日、沖縄国際婦人倶楽部様から 9 月例会に招待頂き、ホテル日航グランドキャッ スルにてエイサー演舞をさせて頂きました。 沖縄は、まだ暑い日の中でも 秋らしい風を感じる日が多くなりました。 我々依存症者には大敵の「寂しさ」を少し感じる季節でもあります。が、食欲、運動、 学びの秋は回復に拍車もかかります。 いよいよ、20 周年フォーラムです。 職員が二人、療養のため一時現場から離れるとい う事態になり慌てました。 その分以上にスタッフ、ピアメンターたちが力を合わせ本 番に向けて全力で取り組んでおります。 大切な二人の職員たちにはしっかりと療養をしてもらい早く元気に戻って来れるよう皆 様も共にお祈りください。 時に、このようなハイヤーパワーの計画に厳しい試練を感じますが、すべては我々の回 復へと繋がると信じ、仲間と共に 変えられない事を受け入れ、変えられることを変え ていき、できることをやり続ける努力をしてまいります。 9 月 20 日 20 周年記念フォーラム 「Constant Change 絶えざる変化」 皆様と会場 で会える事を楽しみにしております。 (社)沖縄ダルク 代表理事 森 廣樹(カゲトラ) Okinawa DARC Newsletter 1 QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) 過去の私 鬮円 クジマル) 過去の私 鬮円 (( クジマル) 私は小学校 6 年の時に喫煙し始め、中学校 2 年には誘惑に負けシンナーを吸引す るようになりそれが 16 歳迄続き、18 歳に一度だけ大麻を経験し、時が流れ 20 歳 になってから本格的に大麻を常用し始めましたが仕事に就くようになってから、 全てを止めるようになり 27 歳の大学進学まで、仕事に没頭する毎日を送るよう になりました。その後の私は 31 歳の頃、私の兄の下で働いていた青年が仕事を 辞めてしまったと聞き長年面倒を見てきたのにどうしてだろうと思い、心配した 私はその若者を尋ね理由を聞こうと思い、兄の営むサーフショップの支店がある 神奈川県に行き、その若者が住んでいるアパートに行って見る事にしたのです。 すると、その若者から東京にいる友人を紹介したいと言われ、私は当初から元兄 の従業員であった者に対し、何の疑念も抱いていなかったので、その友人と会っ てみる事にしました。私はそういう事情もあったので、その友人に対して気楽に 接してしまい、その友人から手渡された覚醒剤入りのリキュールを飲まされたの でした。私は只のお酒だと思って飲んだのですが、その直後にその者から、今飲 んだリキュールには覚醒剤 1gが入れてありましたと真実を告げられたのでした。 私はその日から覚醒剤に溺れる日々を送る罠に嵌る生活を余儀なくされてしまう 最初の一回に手を染めたのでした。以前私は 28 歳の時に統合失調症と精神科よ り診断を受けており、誇大妄想や幻聴幻視に只でさえ囚われていたのにも拘らず、 安易に覚醒剤を常用し続けた為、空港のフェンスを乗り越えて飛行場内に侵入す る等、数々の以上とも云える行動をしてしまった為、精神病院にも何回か強制的 に入院させられたのですが、最終的には警察署に於いて覚醒剤使用の疑いが掛け られて尿検査が実施され、覚醒剤の陽性反応が検出されたという事象により、敢 え無く第一回目の逮捕となり被告人となった私は裁判で裁かれる身となり、執行 猶予の判決を受け拘置所を出た途端ダルクにほぼ強制的に両親より繋げられてし まい、私は沖縄を離れ高知県のダルクの施設に入る事となりました。これが私の ダルクとの出会いの経緯です。ダルクの生活の中、ダルクミーティングと NA ミー ティングを学び日々の生活をダルクのプログラムに従い送っていた私は、ミー ティングに於いて自分の発言で嘘をつき、覚醒剤をもう一度使いたいという欲求 を消す事が出来ず、ダルクの東京フォーラムを皮切りに私は再度、覚醒剤を入手 する事に成功し、ダルクにいながら覚醒剤を使用した挙句の果てには少ないお金 を手に高知ダルクを飛び出し、一路東京に向かい、4 ヶ月程東京で浮浪者生活を 余儀なくされていましたが、軽犯罪を何回も繰り返してはどうにか覚醒剤を入手 するお金を工面し覚醒剤を使い続けていた結果、第2回目の逮捕の日を迎え、初 の刑務所送りとなりました。3年 8 ヶ月の刑期を終えた私は親元にて 5 年の歳月 を覚醒剤抜きで生活していましたが、精神病院への突然の入院が切っ掛けで、そ こで知り合ったものから、沖縄県での覚醒剤の入手先を知った私は、またもや覚 醒剤を乱用するようになり警察に家宅捜査を受けるはめになり、2 度目の刑務所 送りとなり刑期を終えたあと、今の沖縄ダルクとつながることとなりました。現 在私は、この施設に繋がって、偽りなく毎日のプログラムに参加して回復に向か い遭進しております。既に 6 ヶ月の時を数えようとしてますが、未だまだ第一ス テップを踏んだに過ぎません。真の回復は一生続きます。それを念頭に私は将来、 ダルクの職員を経緯し、少ない時間でも社会に貢献できるよう、障害福祉の事業 を展開して行きたいと思っております。 2 Okinawa DARC Newsletter QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) 第 第 10 10 回 回 ジャパンリージョナルコンベンション ジャパンリージョナルコンベンション 第10回 JRCNA が東京ビッグサイトにて開催されました。 沖縄ダルクからも多くの仲間達が参加し、3 日間で全国から 1,500 名が集まり 回復の喜びを分かち合いました。 参加した仲間からの一言: 亮誠・・・沢山の仲間の前で自分の体験の話を聞いて貰う事ができて、 貴重な体験をさせて貰いました。皆様に感謝します。 フミ・・・たくさんの仲間に逢えて本当に嬉しかった。感情という感 情が全部動きまくった。回復の楽しさかなぁ~ 地元東京 が何だか違って見えた気がした。 ヒッキー・・・今年も又楽しいコンベンションがあり、新しい仲間と出逢 う事が出来ました。この気持ちを大切にして、お互いの回 復の為にやっていきたいです。 リュウジ・・・本当に沢山の人達の前で演舞でき、貴重な体験が出来 ました。ミーティングでは普段聞くことの出来ない沢 山の体験談が聞けた事、また全国の沢山の仲間達と分 かち合えた事、本当に感謝しています。 シンゴ・・・東京に行かないとできない経験ができて東京に行かせても らった皆に感謝しています。自分の置かれている状況とか を再認識できました。最高に Enjoy できました。 Okinawa DARC Newsletter 3 QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) 沖縄国際婦人倶楽部様より食料品の数々を献品頂き、さらには基地内でアートオー クションを開いて頂き、そこで募って頂いた寄付金 11 万円で事務所内の電話機増設 を行うことが出来ました。所内業務効率化に大変役立っています。 ロータリー倶楽部 宮内様のご紹介で施設車両(ステップワゴン、ステージア)を ご御寄付頂き、入寮者の移動に大変助かっております。 株式会社沖縄ホーメル様から沢山の OUTLET 食料品を献品頂きました。 沖縄ホーメル、宜野湾市、大山田いも生産組合、宜野湾商工会、海邦総研、沖縄ダ ルクの連携でスタートした宜野湾大山田いもブランド化プロジェクトが開発・商品 化した「宜野湾大山田芋のママいもスープ」入寮者が大山地区で農作業を通した農 業療法を受け、様々な作業を行なう中で日々成長する植物に心癒されました。 販売してきたママいもスープの売上金の一部を「依存症からの社会復帰」の為にと 頂いた御寄付でデイケア内にエアコンを設置する事ができました。 スタッフ・入寮者一同、心より感謝しております。 4 Okinawa DARC Newsletter QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) 8 月 1 日~ 8 月 31 日活動報告 2 日(土)沖縄ダルク家族の会 てんぶす那覇 3 日(日)教会メッセージ カトリック普天間教会 17 日(日)教会メッセージ カトリック安里教会 17 日(日)教会メッセージ カトリック首里教会 19 日(火)家族教室 北谷保健相談センター 21 日(木)~ 24 日(日)JRCNA( ジャパンリージョナルコンベンション)参加 東京ビッグサイト 23 日(火)教会メッセージ カトリック開南教会 23 日(火)教会メッセージ カトリック与那原教会 毎週木曜日 ボランティアの日 ・みみずく弁当調理 安慶田ミミズク工場 ・近隣ゴミ集め デイケア周辺 ・作業手伝い 就労支援 A.B 型事業所 パピルス 9 月1日~ 9 月 30 活動予定 3日(水)アディクション連絡会議 沖縄県精神保健センター 4日(木)タイフーン FM「ヒトわく」出演 FM 那覇 5日(金)CASA 金武、CASA コザ、カトリック教会 神父様による祝福の式 各ハウス(金武・コザ) 6日(土)沖縄だるく家族の会 (中止) てんぶす那覇 7日(日)教会メッセージ カトリック名護教会 9日(火)沖縄国際婦人倶楽部様例会 エイサー ホテル日航グランドキャッスル 14 日(日)教会メッセージ カトリック小禄教会 13 日(土)条件反射制御法研究会 大阪市中央区ドーンセンター 15 日 ( 月 ) エイサー演舞 ベストかねぐすくデイサービス 16 日(火)家族教室 北谷保健相談センター 20 日(土)沖縄ダルク開設 20 周年フォーラム 那覇市男女共同参画センター「てぃるる」 懇親会(フォーラム後) ロワジールホテル 21 日(日)~ 23 日(火) NA 沖縄エリア ギャザリング モリマリゾートホテル 24 日(水)施設合同勉強会 てんぶす那覇 毎週木曜日 ボランティアの日 ・みみずく弁当調理 安慶田ミミズク工場 ・近隣ゴミ集め デイケア周辺 ・作業手伝い 就労支援 A.B 型事業所 パピルス 編集後記 来たる今月 20 日「沖縄ダルク開設 20 周年フォーラム」に向けて、様々な準備に追われる今日この頃、 風邪など引いている場合じゃありません。。。 スタッフは勿論 入寮者全員が一つになるのもこの季節。 スピードは決して早くないかもしれないですが、確実に一歩一歩 前に進む事が大切な事。この積み重 ねが私達の「新しい生き方」に、そしてそれぞれの回復の糧となる事でしょう。 「絶えることのない変化」を! ピアメンター 星 太郎(タロウ) Okinawa DARC Newsletter 5 QSK(沖縄ダルくからのメッセージ)1997 年 9 月 18 日第三種郵便物承認 通巻 5116 号 2014 年 10 月 13 日発行(日刊) 支援者の皆様方へ 沖縄ダルクへの献金、献品を頂いた方々ありがとう ございます。心より感謝申し上げます。 8 月 1 日から 8 月 31 日到着分の献金 ㈱沖縄歯科器材 ヒューバー和恵 中村綾子 中村澄子 ㈲沖縄サンコースト 普天間 教会 蔵根 那覇バプテスト教会 カトリック安里教会 カトリック首里教会 カト リック開南教会 カトリック与那原教会 岸本貴志 須佐泰明 聖マリアの汚れなき御 心のフランシスコ姉妹 福田実 山里整形外科 能勢節子 村吉政秀 仲松満三郎 吉 村正夫法律事務所 大城佳乃子 宮城功光 有江文子 加藤桐子 荻野恵美子 小出幹男 森下幸子 石川清司 伊藤梅 和 宮城凉子 貝塚光男 引地喜恵子 森安希 加藤郁夫 子ども生活副支部青少年子 ども過程課 沖縄国際婦人クラブ 善隣バプテスト教会 その他多数の匿名の方々 (順不同 敬称略) 8 月 1 日から 8 月 31 日到着分の献品 大浜牧師 西山 各務原病院 澤木 ㈲サンコーストホテル蔵根 名嘉ちえり 良 オ ギクボ 未来 西山真二 フルゴスペル沖縄教会 ラモッテ オサム 宜野座 綾子 宜野座 哲 樋渡 早苗 沖縄家族の会 その他多数の匿名の方々 (順不同 敬称略) 8 月の献金合計 ¥421,783発送作簡素化の為、郵便振替用紙は皆様全員に同封させて頂いております。ご 理解の程お願い致します。 また、お手数ですが《匿名希望》の方は、その旨を通信欄にその都度お書きく ださるようお願い致します。 <<メールアドレス、FAX 番号、ホームページアドレスが変更になりました。>> 定価 100 円 ( 会費に含む) 編集:一般社団法人沖縄ダルク 〒901-2221 沖縄県宜野湾市伊佐 1-7-19 TEL (098)893-8406 FAX (098)917-2560 Eメール [email protected] アドレス http://okidarc.or.jp 郵便振替口座:02050-5-24328 一般社団法人沖縄ダルク 発行:九州障害者定期刊行物協会 福岡県福岡市東区馬出 2-2-18 6 Okinawa DARC Newsletter