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大分県病院事業中期事業計画(第三期:平成27年度~30年度)

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大分県病院事業中期事業計画(第三期:平成27年度~30年度)
大分県病院事業中期事業計画(第三期:平成27年度~30年度)
これまでの取り組みと課題(第一期・第二期中期事業計画:平成18年度~26年度)
(総括)
・高度・専門医療、政策医療の充実により、県民医療の基幹病院としての役割を果たしている。
・県立病院は平成19年度に単年度収支が黒字化し、以降黒字を継続
(2)環境整備
○患者療養環境や職員勤務環境の充実
・7対1看護体制の取得(H22)
・電子カルテ導入(H23)
日
平均在院日数
黒字
16
50
14
-48
12
-26
4
96
56
14
28
43
-50
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
○大規模改修(平成27年度~)への対応
(医療機能、経営基盤)
○医療提供体制改革(2025年)への対応
(高度急性期・一般急性期病院の機能)
○診療報酬改定への対応
○医師・看護師等人材確保
○高度・専門医療、政策医療等の充実
(周産期・小児・がん・救命救急等)
88
0
13
<今後の主な課題>
収益的収支
100 千万円
15
(1)医療機能
○各種施設指定により診療機能充実
・地域がん診療連携拠点病院指定(H20)
・救命救急センター開設(H20)
・地域医療支援病院指定(H21)
・第一種感染症指定医療機関指定(H26)
17
円
80000
診療単価
入院単価
外来単価
60000
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
300 千万円
一般会計負担金(病院事業)
収益的収支分
資本的収支分
200
40000
(3)経営
100
20000
○単年度収支黒字化を継続(H19~)
○一般会計負担金の逓減
0
0
県立病院は平成19年度に単年度収支が黒字化し、事業全体でも21年度に黒字化しました(三重病院と公立おがた総合病院とが統合し、22年10月に豊後大野市民病院が開設されることに伴い、三重病院は廃
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
・大規模改修工事期間中においても医療機能・経営基盤のレベルを堅持又は向上
・国の医療提供体制改革(2025年)に向けた急性期病院としての基盤づくりの推進
第三期中期事業計画(平成27年度~30年度)
「地域とともに歩む病院づくり」を基本理念に、「医療機能の充実」、「安心・安全な医療提供体制の充実」、「経営基盤の強化」、「大規模改修の対応」の4項目に分けて、具体的な課題・問題に取り組む。
大規模改修工事期間中においても医療機能・経営基盤のレベルを堅持又は向上に努めるとともに、国の医療提供体制改革(2025年)に向けて急性期病院としての基盤づくりを推進する。
医療機能の充実
1)高度・専門医療
①周産期医療、小児医療
②がん医療
③救急医療
④循環器医療
⑤脳神経医療
⑥移植医療
⑦高度・専門医療のセンター化
2)政策医療
①感染症対策
②災害医療
③地域医療
安心・安全な医療提供体制の充実
1)医療サービス
①医療安全対策の推進
②チーム医療の充実
③看護体制の充実
④中央部門の機能充実
⑤診療情報の提供体制の充実
⑥医療機能の評価の対応
2)患者サービス
①待ち時間対策
②広報の充実
③病院ボランティアの活用
経営基盤の強化
1)収益の確保
①急性期医療の重点化
②DPC分析による経営戦略の強化
③診療報酬制度への戦略的な取り組み
④未収金の発生防止と回収促進
2)費用の削減
・業務方法や契約の見直し、後発医薬品の拡大
3)効率的な病院運営
①意識改革・業務改善の推進
②病院総合情報システム等の活用
③一般会計負担金の対応(自律的な病院運営)
3)施設・設備
①患者療養環境
②施設改修、機器整備
③病院総合情報システム
4)人材確保・育成・教育・研修
①臨床研修体制の充実
②職員の人材確保と研修等の充実
③職場環境の充実
④専門医制度への対応
大規模改修の対応
1)医療機能・療養環境
①給排水・空調設備等の改修による施設の維持
②がんセンター機能の充実
③消化器系医療の効率化
④災害拠点病院としての機能の充実
⑤患者ニーズを踏まえた環境の改善
2)病院経営
・経常黒字の達成による自己資金の確保
○収支計画
(単位:百万円、税込み)
27年度 28年度 29年度 30年度
病院事業収益 (A)
14,591
14,718
14,835
14,960
うち医業収益
13,131
13,281
13,416
13,565
うち他会計負担金
728
705
687
663
病院事業費用 (B)
14,453
14,405
14,724
14,803
うち人件費
6,992
6,995
6,997
7,000
単年度損益 (A)-(B)
138
313
111
157
年度末内部留保資金
4,930
3,799
3,797
3,617
うち現預金残高
3,663
2,532
2,530
2,350
一般会計負担金合計
1,394
1,364
1,330
1,269
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