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14歳の挑戦 ―中学部2年― 2学期進路関係行事報告

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14歳の挑戦 ―中学部2年― 2学期進路関係行事報告
第2号
平成 27 年 12 月
富山聴覚総合支援学校
進路指導部
2学期進路関係行事報告
月
9月
行
事
10 月
対
象
採用試験
高 3-1(聴)、高 3-2(知)、専 2(聴)
職場見学・体験(7 日)
高 1-2(知)
半日職場実習(9・16・30 日・10/7) 高 1-2(知)、高 2-2(知)※3 学期も実施予定
進路講話(26 日)
中・高の保護者
就労支援セミナー(27 日)
高 2-2(知)と保護者
11 月
就業体験(1~2 週間)
高 1-2(知)、高 2-2(知)、高 3-2(知)、
専 1(聴)、専 2(聴)
高等部全員 ※進学希望者除く
中・高等部全員
H26 卒業生
12 月
校内就業体験(15・16 日)
進路希望調査
その他 アフターケア
14歳の挑戦 ―中学部2年―
学校外での職場体験活動を通して、職業や将来の自分の生き方について考えるとと
もに、規範意識や社会性の向上を目指しています。
〈新庄保育所〉
・幼児の世話
〈ペットショップ マーチ〉
・配膳の準備
子供のけがな
ど、急な出来事
にも素早く対
処される先生
方は、すごいと
思いました。
〈にしのみや喫茶〉
・テーブル拭き
・片付け
・おしぼりの準備
おしぼりをきっ
ちりとたたんで
巻くのが難しか
ったです。
・清掃
・品出し
・しつけ教室
お客さんが気
持ちよく買い
物ができるよ
うに、細かい
ところまで丁
寧に掃除をす
ることをがん
ばりました。
就
業
体
験
高等部では11月に、就業体験を行いました。
現場での実習を通して、職業生活や社会生活で必要な基礎的な知識や態度を習得すること、
自分の進路についての進路選択や進路決定の意欲を培うこと、継続就労に向けて適応能力を
高めることを目的としています。各自が目標を設定して意欲的に取り組み、成果を実感した
り、改善点を見つけたりしました。受け入れていただいた体験先の担当者の方に感謝し、学ん
だことを日々の生活に生かしてほしいと思います。
就業体験先一覧
学年・組
高等部
1年2組
(5 日間)
高等部
2年2組
(5 日間また
は 10 日間)
高等部
3年2組
(10 日間)
専攻科1年
(5 日間)
<
昭和電工セラミックス株式会社 >
体験先
富山エクセルホテル東急
昭和電工セラミックス株式会社 富山工場
株式会社マルチョウ神戸屋
株式会社大阪屋ショップ 城川原店
株式会社バロー 北の森店
クスリのアオキ 下奥井店
日東メディック株式会社
株式会社ジェイアール西日本金沢メンテック
富山事業所
ファッションセンターしまむら 八尾店
伸和工業株式会社
日本海環境サービス株式会社
株式会社三和製玉
北陸メディカルサービス株式会社
富山大学キャンパスクリーンチーム
株式会社ジェイアール西日本金沢メンテック
富山事業所
株式会社明文堂 富山新庄経堂店
有限会社セルフケアサポート
デイサービス・サコージュー金泉寺
YKK AP株式会社
黒部クリ-ンアンドグリーンサービス株式会社
株式会社不二越 東富山事業所
洗濯済みの作業着掛けやごみ回収では、返
事や報告を意識し、安全に仕事をしました。
< 株式会社大阪屋ショップ >
青果部での野菜や果物の袋詰めでは、商品
を丁寧に扱い、衛生的に仕事をしました。
職場見学・体験
高等部1年2組では、職場見学・体験を年間3回行っています。
1回目は、スーパーマーケットでの野菜の袋詰めや品出し、接
客について、2回目は、高齢者の方が利用される福祉施設でのレ
クリエーション補助をしました。
3回目は、9月7日(月)に富山大学キャンパスクリーンチー
ムでの清掃業務を行いました。チームで協力して手際よく掃除す
ることやごみ収集の仕方などを現場の方に教えていただきました。
現場での見学や体験を通して、働きたいという意欲を高め、技術面
の向上を図りたいという思いをもつことができました。
9月26日(土)
11:45~12:30
進路講話①
「国立障害者リハビリテーションセンターについて 」
講師 富山障害者職業センター
所長
山﨑英治 氏
社会参加の最高の味方
○就職に向けて、まず考えること
○社会人として求められる基本マナー
○就職の際、企業に確認すること
○国立障害者リハビリテーションセンター
○家庭でできる就職に向けて支援、対策
早く「働く環境」「社会人としてのマナー・ルー
ル」に適応する力を身に付けてほしい。
進路講話②
就職できる人とは…
就職するために身に付けること
富山障害者職業センター
障害者職業カウンセラー
○就職に向けて準備
○会社が求める人材
○家庭や学校の支援
単なる手伝いではなく、責任のある仕事として本人
の役割を作ってください。家庭で役割意識を育てるこ
とが、就労場面での責任感につながります。
・社会人として扱う
就職すれば、社会の一員として働く大人です。自分
で働いて得た給料で生活する「社会人」であるという
ことを自覚させてあげてください。
三 谷 幸 代
氏
特別支援学校就労支援セミナー
10月27日(火)に、本校視聴覚室で、高等部福祉・サービス科2学年の生徒とその保護者を対象
に、富山労働局職業対策課が主催する「特別支援学校就労支援セミナー」が実施されました。
富山障害者就業・生活支援センター 就業支援ワーカー 加藤氏からは、富山障害者就業・生活支援
センターやハローワーク、福祉事業所などの紹介がありました。また、働くために必要なこととして、
生活習慣や身だしなみを整えること、挨拶や返事をはっきり言うこと、困ったときに相談できることな
ど具体例を基に、分かりやすく教えていただきました。社会人としての基本的なマナーや生活習慣をし
っかり身に付けることが大切であり、
学校生活の間に就労をする上で土台とな
る基礎の部分を学んでもらいたいと話されました。
富山労働局職業対策課 古川地方障害者雇用担当官からは、地域における障
害者雇用の現状について、現在と過去のデーターを基に障害者の就職状況、利
用可能な制度や関係機関などの情報提供がありました。
このセミナーでの話を聞いて、自分の現在の学校生活や家庭生活を見直し
たり、卒業後の就労に対する意識を高めたりしました。
しんろコ・ラ・ム
~いろいろな道~
皆さんは最終的には、どこかに就職することになります。
「本校高等部・専攻科」で学んだ後、就職す
る人も多いでしょう。でも、これは一つの道です。他に、どんな道があるのか、見てみましょう。
就職
本
校
本校 (富聴総)
高等部<職業科>
(
富
聴
総
)
中
学
部
本校 (富聴総)
専攻科<職業科>
県外聴覚支援学校
高等部<普通科>
専門学校・大学・国リハ
専門学校
就職
就職
大学・短大
県立高等学校
<普通科>
国リハ
専門学校・大学・国リハ
就職
いかがでしょうか? これは、ほんの一例です。職業科から大学に進学する人も、普通科から就職す
る人もいます。学力、経済的な事情、情報保障など、いろいろな条件はありますが…。
大切なのは、
「どんな道を歩みたいか?」を考えることです。職業科と普通科の違いは?大学ではど
んなことを学べるの? 少しでも気になったら、先生に聞いてみてください!
3学期の予定
1月 就業体験(高3-2(知))
半日職場実習(高2-2(知)、高3-2(知))
2月 聴覚障害者センター見学(高3-1(聴)、専2(聴))
第2回キャリア教育・就労支援ネットワーク会議
3月 移行支援連絡会(高3-1(聴)、高3-2(知)、専2(聴))
高校生就職ガイダンス(高2-1(聴)、高2-2(知)、専1(聴))
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