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看護学科の学生の皆さんへ ようこそ参画ワールドへ - 主人公はあなたです-
名桜大学 人間健康学部 看護学科学生ニュースレター No.14 発行:2013年 4 月 1 日 編集/VAG(The volunteer activity group)ちゅら風通信編集委員 〒905-8585 名護市為又 1220-1 Tel0980-51-1116 看護学科の学生の皆さんへ 看護学科 ようこそ参画ワールドへ - 主人公はあなたです- 学科長 人間健康学部 学部長 金城祥教 教授。 鈴木啓子 教授 新入生の皆さんご入学おめ でとうございます。また在校 生の皆さんとともに新しい年 度を元気に迎えることができ ましたことに感謝致します。 この春、名桜大学看護学科に新たに加わった入学生 92 名を、在学生教職員一同、心から歓迎致します。名桜大学 はやんばると呼ばれる沖縄の亜熱帯樹林に囲まれ、大学か らはコバルトブルーの名護湾を眺望できる素晴らしい環 境にあります。縁あって皆さんは 2013 年 4 月、名桜大学 人間健康学部看護学科に入学されました。看護学科での学 びは、単に資格取得だけではなく、今の時代に「生きるこ とはどういうことなのか」その意味を地に足をつけて考え る貴重な機会を皆さんに提供することになると考えます。 今、皆さんは学生生活をスタートさせるにあたり不安と期 待に胸を膨らませていることでしょう。不安や心配事は一 人で抱え込まずに誰かにそっと話してみてください。夢や 希望は仲間と大いに語り合ってみましょう。日本全国から 集まってきた一人ひとりは小さいですが、同級生・先輩と のつながり、学科を超えてのつながり、大学を超えてのつ ながりを様々な人ともつことにより、在学中、皆さんは思 いもしないような出会いや体験をし、成長することになる と思います。看護学科の自慢は同級生・先輩後輩の仲がよ く、教員と学生との距離が近いことです。合言葉は“気に なったらレスポンス”、自分のことも互いのことも気にか けあい、成長し合える仲間としてこれから 4 年間(編入生 は 2 年間)頑張っていきましょう。在校生の皆さんは、看 護学科の学びの精神を大切に、さらに新たな学年での自己 研鑽に努めてください。そして、後輩に引き継いでいって ください。教員は【学生が主人公として成長する参画型看 護教育】を堅持し、皆さんのバックアップをしっかりとし ていきたいと思います。 新入生の皆さま、看護学科 へのご入学おめでとうござ います。こころから歓迎いた します。 名桜大学の看護学科は全国的にもユニークな参画型看 護教育を実践しています。参画型看護教育は 学生が主人 公となる学び舎づくりをめざした看護学教育です。名桜大 学を卒業後に保健・医療・福祉の場で市民や患者さんが主 人公となれる「場」づくりができる能力をもった看護専門 職者の育成をめざしています。具体的には、初年次教育に おいては少人数による教養演習ゼミ活動での仲間づくり や北部地域(やんばる)でのフィールド活動を通した協同 学習において学生は参画力(コミットメント能力)を身に つけていきます。専門教育に入っても学生は授業に積極的 に参加して自分達で授業を創りだしていきます、そして自 分達が作り上げた「学びの文化」を後輩へ伝承していくの が参画型看護教育です。参画ワールドへ入るには“あい言 葉”が必要です。 それは“気になったらレスポンス” です。 覚えておくと役に立ちます。 昨年度退官、退職された 先生方から、新入生・在 校生へ蘭のプレゼント がありました。 ありがとうござい ました! ○学生サポート委員長 :金城 利雄 ○教 務 委 員 長 :小西 清美 教授 教授 Aクラス Bクラス Cクラス Dクラス 1 年次 金城利雄教授 永田美和子准教授 松下聖子准教授 平上久美子講師 2年次 仲村美津枝教授 大城凌子講師 安里葉子講師 比嘉憲枝講師 3年次 横川裕美子教授 伊礼優 准教授 名城一枝講師 佐和田重信助教 4年次 稲垣絹代教授 清水かおり准教授 德橋知子講師 仲本優子助教 名桜大学 人間健康学部 看護学科学生ニュースレター No.14 発行:2013年4月1日 看護学科海外スタディ・ツアー 現地視察を終えて ヒロ校実習室では、 病態に合わせた患 者さんの看護が学 べます。 看護学科では、平成 25 年度から「国際看護学Ⅱ」の海外 研修が始まります。初の海外研修の受け入れを依頼するた め、 3 月 11 日~18 日までハワイ大学ヒロ校を訪問しました。 来年 3 月からの海外研修を快諾していただいた Kay 先生は、 「名桜大の看護学生とハワイ大学の学生と交流をさせた い!シンポジウムで学生が報告する場を設けたい。 」と意欲 的で、いろんなアイデアを出してくれました。海外の看護 を知ることで、日本の看護の良さやその違いに気付くこと ヒロ校図書館! 沖縄・・? も多いはずです。 日系移民が多いハワイ州ヒロ市は、どこか沖縄と似てい コロラド視察に参加して るような不思議な街。 「みんなが違う」ことを受け入れ合う 人々や、おおらかな自然とのんびりとした時間の流れの中、 ハワイ大学の学生と一緒に看護を学び合いませんか。 なお国際看護学Ⅱは、平成 24 年度入学生から適用された カリキュラムによる新しい科目です。2 年次と 3 年次の後 期に受講が可能です。国際看護学Ⅰの単位を取得している ことが受講の条件になります。興味・関心がある方はぜひ 受講して下さい。 (横川裕美子教授、仲本優子助教、LLC 山里絹子先生) 右側から 横川裕美子教授 中央 LLC 山里絹子先生 △海外研修の内容を検討中! →海外研修の受け入れに ついて打ち合わせをして います。 University of Colorado Hospital 前にて 大学間連携共同教育推進事業の一環として、平成 25 年 2 月 26 日から 4 泊 6 日間「University of Colorado College of Nursing 」 と 「 University of Colorado Hospital」の視察に参加させて頂きました。名桜大学か らは、松下聖子先生、伊礼、仲栄真由香さんが参加しま した。視察の目的には、九州看護系大学の教員の交流、 コロラド大学教員との交流がありました。各教員とも看 護や研究、教育に対して熱意が高く、その姿から学ぶも のが多々ありました。そのことから多くの方々と肯定的 に交流を深めて自己の成長に結びつける重要性を感じま した。コロラド大学の看護学生も主体的に学ぶ姿勢が伺 え、名桜の学生と似ている面もありましたので、学生は 自信をもって主体的に学ぶ姿勢を継続してほしいと考え ます。コロラド大学と病院の連携は非常に密であり、協 働して看護の質を高めていました。特に根拠(エビデン ス)を重視しており、現状に満足せず患者の回復や教育 方法の向上を意識していることが印象的でした。今回の 視察は私自身の学びになりましたが、その学びを学生に も伝達したい気持ちが高まっています。何かきたいこと がありましたら、松下先生や伊礼に気軽に声をかけて下 さい。 看護学科准教授:伊礼優 名桜大学 人間健康学部 看護学科学生ニュースレター No.14 発行:2013年4月1日 平成 25 年 2 月 24 日宮里区成人会が主催する交通安 全駅伝大会が開かれました。およそ 60 ㎞の道のりを 宮里区成人会と名桜大学看護学科のメンバーが交通安 全を呼びかけながら総勢 30 名でタスキを繋ぎ、みご と完走しました!! 朝市にて血圧測定の様子 武藤先生 1.5km 走破!タスキをつなぎました! 私たちは、平成 25 年 2 月 24 日(日)に、宮里朝市ボ ランティアメンバーで、日ごろからお世話になってい る、宮里地区民成人会が主催する駅伝に参加させていた だきました。 早朝 6 時 45 分宮里区公民館前集合。名桜大学看護学 科から 7 人の学生と大城先生、武籐先生が救護ボランテ ィアとして参加し、AM8 時に、辺戸岬から駅伝がスタ ートしました。晴天に恵まれ、海も穏やか。宮里区成人 会の方々と名桜大学生もタスキを繋ぎながら順調に宮 里公民館に向かって走り、PM2 時 30 分、6 時間半かけ、 無事アンカーの区長さんが宮里公民館にゴールしまし た。完走後は無事ゴールできた喜びを称え合いました。 ゴール後はお待ちかねの御馳走タイム!!ヒージャー 汁や刺身、ジューシーおにぎり、からあげなど用意して 下さいました。長い一日でしたが、行事を通して沖縄の 地域の方々と協働で成し遂げた経験や喜びは私たちの 財産の一つになりました。来年も参加して、区民の方々 との交流を深め、名桜大学と市民の方々との信頼関係を 構築し、健康で明るい地域作りに参加し続けられたらと 思いました。 安井雅子(大阪府出身) 平成 25 年3月、宮里区朝市開催8年目の感謝会とし て、産業部の方々が。野菜たっぷりの豚汁をふるまっ てくださいました! 美 味 しい 豚汁 い た だき まし た(*^_^*) 宮里区朝市の会場で行っている健康増進活動も、7年 目を迎えました。私たち名桜大学看護学科学生は、朝 市に訪れる住民の方々と関わることでコミュニケーシ ョン力や血圧測定などの技術を学び、なによりもお互 いにゆんたくをすることで元気を頂いています。 これからも朝市健康増進活動を継続し、地域の方々 との触れ合いを大切にしながら続けていきたいと思い ます。 *ゆんたく:談話を意味する沖縄の方言 宮城亜衣李(名護高校出身) 平成 25 年 3 月 18 日(月)、沖縄県名護市にある FM やんばるにて、看護学科の学生が、ラジオ出演しまし た!番組名は「つ~ね~の(P)パッと(T)楽しく(A)明る くぅ~」です。その様子は http://fmyanbaru.co.jp に up されているので、 是非ご覧ください!USTREAM で 配信されています。 崎浜商店内にあるFMやんばる 今回、2回目のラジオ出演でしたが、パーソナリテ ィーの方がリードしてお話を振ってくれるので、思っ たよりも気軽に楽しくトークする事が出来ました。 ラジオでは、自分の体験等を踏まえて、学生生活の 様子を紹介しました。好きな音楽を流すこともでき、 話も盛り上がって、時間が過ぎるのが早く感じました。 今後は、名桜の行事等の宣伝や、いろいろな人をゲ ストとして迎えて、名桜大学とやんばる(沖縄県北部 地域)の魅力を多くのユーザーに届けていきたいと思 っています。 比嘉司(北部農林高校出身) 名桜大学 人間健康学部 看護学科ニュースレター No.12 発行 2013年 4月 1日 基礎看護技術Ⅰが始まりました!! 後期から、専門科目である基礎看護技術Ⅰが始まりまし た。真新しいユニフォームに身を包み、学び続ける名桜ナ ースを目標に、日々意欲を持って学習に取り組んでいます。 今回、基礎看護技術Ⅰを学んだ中で、最も印象に残 っている技術は清潔の援助です。清潔の援助は、温湯 を使用する技術が多く湯温が身体に与える影響への正 しい知識がなければ患者さんの体調に大きく影響しま す。そのため、解剖生理学の知識と基礎看護技術の知 識を結び付ける必要があると感じました。また、基礎 看護技術では、看護者の手から患者さんへの気持ちが 伝わる技術であると実感し、患者さんの立場に立った 看護を提供することが大切だと考えました。これから、 新しい技術や看護の授業が増えていくと思うので、積 極的に取り組み、レスポンスしていきたいと感じまし た。 1 年次 浅沼葉月 (奄美大島出身) 基礎看護技術Ⅰで学んだことは、根拠を持った看護が 重要ということです。私たちは、患者さんが何を望んで いるかを判断し、患者さんの立場に立った看護をしなけ ればなりません。そのためには、観察力や知識と技術が 必要となってきます。基礎看護技術Ⅰでは、先生方が丁 寧に技術を教えてくださり、看護技術の基礎となるボデ ィメカニクスの重要性を学びました。 また、技術の練習では主体的に行い、患者役と看護者 役の両方を経験することによって、それぞれの目線から 看護を考える学習ができたと感じています。特に患者役 の経験は、看護をするうえで貴重な体験になると実感し ました。基礎看護技術Ⅰの学びを、2 年次の専門科目に も活かしていきたいと思います。 1 年次 中西康二 (前原高校出身) あれ?音が聞きづ らい・・考えられ ることは・・? (#^.^#) (*_*) バイタルサイン測定の技術を練習中 しわを伸ばして美し く!! しわがあって も美しく・・・ ベッドメイキングの技術を練習中 愛楽園での実習を終えて… 平成 24 年 10 月から平成 25 年 1 月にかけて愛楽園で実 習を行いました。技術だけではなく、入居者の方とのコミ ュニケーションを通して文化や歴史を知ることができ、初 めての実習でしたが、得るものが多くありました。 初めての実習ということで緊張と不安がありまし たが、先生方や看護師さんたちに支えられながら実 習を行うことができました。実習では、学校で学ん だ知識や技術を実際に見たり、行ったりしました。 その中で感じたことは、現場で臨機応変に動く力と コミュニケーションの大切さです。学校で学んだこ とを基礎として現場では臨機応変に対応することや 何をするにも声掛けから始まり、コミュニケーショ ンが大切だということを実感しました。愛楽園の入 居者の方の貴重なお話も聴くことができてとても良 い経験になりました。実習を経てもっと学びたいと いう意欲が今まで以上に増しました。 1 年次 古堅あかり (名護高校出身) ケアリング文化実習を終えて(*^_^*) 後期のケアリング文化実習では、北部地域を 10 ヵ所に 分け、ゼミごとに地域活動に参加し、地域の特性や課題に ついて学びました。地域の方とのふれあいを大切にした活 動を行うことができ、ゼミごとに学びを共有し合うことが できました。 A5ゼミ国頭村運動会に参加 私たちはケアリング文化実習で健康長寿の村と して有名な大宜味村に行ってきました。そこでは、 高齢者の方々が毎日健康的な生活を送っていて、充 実した日々を送っているようでした。また、本土か ら大宜味村に移住してきた人とも交流し、沖縄県民 の健康に関する問題点を含め、たくさんの話を聞く ことができました。このとき知り合った方々とは今 も交流が続いていて、良い関係性を持つことができ たと思います。今回の実習で、地域とつながること ができ、私たちが知らないことを多く学ぶことがで きてとても充実した実習になりました。 1 年次 坪見佳亮 (静岡県出身) 名桜大学 人間健康学部 看護学科ニュースレター No.14 発行 2013年 4月 1日 教養演習Ⅰに続き、後期に教養演習Ⅱを行いました。 看護学科で発表を行った後、4 つのゼミが看護学科の代表 として全学で発表を行いました。 教養演習Ⅱでは、ゼミごとで選定した図書を、デ ィスカッションを通して深く読み進めていくことが できました。ディスカッションの準備としてレジュ メを各自が作成します。そこで文献を活用して自分 の意見を根拠をもって伝えていくことを学ぶことが 出来ました。また、ディスカッションでは、批判的・ 多角的に物事を考える力が身についたと感じます。 全学発表会は緊張しましたが、ゼミ活動での学びを 多くの人に伝えることができたので良かったと思い ます。教養演習を通して、ゼミの全員が成長したの を実感しています。これからも教養演習での学びを 大学生活に活かしていきたいです。 林田亜佑実 (熊本県出身) 名桜祭で なんちゃって たこ焼き作り に挑戦する 1 年生男子 紅イモ大使…のつもり? 名桜祭実行委員を体験して 名桜祭実行委員を通して学部・学科・学年関係なく、多 くの人と関わることができました。実行委員をやる前まで は看護学科の学生同士で関わってきましたが、実行委員を 通して学群・学科の先輩方と交流することができてとても よかったです。名桜祭準備期間は帰宅する時間が遅くなっ たり、大変なこともありました。しかし、協賛のお願い等 を行い社会勉強にもなりました。名桜祭を成功させよう と、実行委員のメンバーが頑張っている姿も身近で見て、 実感することもできて、とても良い経験だったと感じまし た。 嘉数結菜 (向陽高校出身) 1 年次を振り返って(*^_^*) 大運動会で活躍した女子チーム ウェルナビが企画した「大運動会」。学部・学科問わず 交流をしようということで、約 100 名の参加者がいました。 看護学科からも沢山参加し、大いに盛り上がりました! 私は、ゼミの人とグループをつくって運動会に参加 しました。名桜の運動会では、当日にチーム決めをす るので、それも楽しみの一つだなと思いました。競技 は障害物競争や五色綱引き、リレーの他、玉入れをさ せない玉入れなどユニークなものもありました。どの 競技もみんな必死なので、全力で楽しめました。最期 に、結果発表もあり、本格的な運動会でした。運動会 が終わってから、チームごとに記念写真を撮ったりし て、とてもいい思い出になりました。看護学科は他の 学部や学科と関わる機会が少ないので、この運動会に 参加して交流が持ててよかったと感じています。来年 も参加してみんなと楽しみたいです。 兼堅綾音 (具志川高校出身) 私は看護師になりたいという夢だけを持って沖縄に来 ました。身寄りも友達も誰もいない沖縄での一人暮らしは とても大変でした。しかし、看護学科では最初からゼミに 分けられていたおかげで、友達もすぐにでき、ゼミのメン バーとは昔から友達だったかのように仲良くなれました。 先生はとても厳しく熱心に講義を行ってくれます。また休 暇前に、ゼミ担と面談をしたり、悩みなどを聞いてくれる 先生がいたりと、一人ひとりの先生がとても温かいです。 心から入学してよかったと思いました。あと 3 年、ここで しっかり学んで素敵な名桜ナースになれるように頑張り ます。 A クラス長 木村華子 (大阪府出身) 1 年次の前期は、行事や専門科目以外の教養科目が多く あり、自分自身の視野を広げることに繋がったと感じてい ます。また、空き時間を活用して、他府県出身の生徒と交 流を図りエンジョイできたと感じています。また、ケアリ ング文化実習などの科目でゼミ活動を行うことによって 様々な角度から、北部地域について考える機会がありまし た。ディスカッションを通して視野を広げる力が身につい たと感じています。 後期は専門科目が増え、新しい分野の学習で戸惑いもあ りました。しかし、専門科目に対する興味や関心から積極 的に学習に取り組めたと感じています。また、クラス長と いう立場に立つことによって、クラスをまとめる難しさ や、クラスでの助け合いがあってこそ 1 年次を楽しく乗り 越えられたと感じています。 2 年次は各領域の科目が増え、 1 年次との変化が大きいと思いますが、より一層気を引き 締めて、助け合いながら何事にも積極的に取り組んでいき たいと思います。Bクラス長 渡久地 卓(本部高校出身) 名桜大学 人間健康学部 看護学科学生ニュースレター No.14 発行:2013 年4月1日 基礎看護領域の学習を終えた学生が平成 25 年 2 月 12 日~3 月 8 日の間に北部地区の病院にて基礎看護実習Ⅱを 行いました。実習は前半・後半に分かれ、各 2 週間ずつ行 われました。 基礎看護実習Ⅱは日常生活の援助を看護過程を活用 して実践する実習でした。私の受け持ちの患者さんは、日常 生活の援助がほとんど必要ない人でした。そのために、最初 に考えた計画は患者さん主体ではなく、看護者中心の計画に なってしまい、看護の難しさを実感しました。また、技術面 では、バイタルサインの測定だけが患者さんの変化を知るも のではなく、表情・問診・視診・触診・打診・聴診から全身 状態を系統別にアセスメントする力(フィジカルアセスメン ト)もとても重要だと感じました。患者さんに毎日関わり、 起こっている変化を直に感じとることで、どのような看護を すればいいのか悩んだり、考えたり、実施したりして学校で は経験することのできない深い学びを得ることができました。 2 学年 下地智己 2 月 26 日~3 月 8 日まで北山病院で、基礎看護実習Ⅱ を行いました。今回の実習では、一人の患者さんを受け持 たせていただいたのではじめは緊張と不安でいっぱいで した。しかし、患者さんの笑顔や、病棟スタッフの丁寧な 指導に励まされ、しっかりしないといけないという気持ち になりました。実習では、患者さんが今必要な援助は何な のか、日々のコミュニケーションや観察の中でしっかり探 していく大切さや自立を促すためにどこまで自分が援助 するのか、自分ができることは何なのか考えることが大切 だと感じました。約 2 週間という短い期間でしたが、とて も充実した実習になりました。この実習での学びを生かし また、学ばせていただくという感謝の気持ちを忘れず、3 年次の領域別実習に繋げていきたいと思います。 お世話にな った患者さ んへの挨拶 の際はいろ んな思いが 胸にこみ上 げてきまし た、 左後列から島袋萌、兼城尚子、金嶺ゆかり、古謝桃香 左前列:松村美穂、指導者の山内さん、アルシーバル瞳子 沖縄の看護系大学3大学が連携し、ケアリングアイランド沖縄構想において 学生間における学びの文化の成熟を目的 に結成された団体で、沖縄の看護系大学3大学の学生で様々な活動に取り組んでいます。 心肺蘇生法と AEDの目的に ついて説明中! 説明後、実際を実 演しフロアーか らの質問を受け ました。 2 年次 樫本里菜 (前原高校出身) 3 月 16 日土曜日に沖縄県立博物館にて、 「第2回沖縄地区連携3大学学生ゼミナール」が行われた。これは、沖縄地区 看護学生コンソーシアムが主催したもので、名桜大学からは、2 年次 2 名、1 年次 5 名の計 7 名が参加した。今回は「救 急看護」をテーマに発表を行った。発表会には医療関係者だけでなく一般の方も参加しており、一般の方の目線から学ぶ ことが多かった。アンケート結果から、一般の方々も楽しく、参加しやすい雰囲気を作るために、事前に医療用語の説明 を行ったり、実際に体験できるコーナーを作ったりするなどの改善点が見つかった。また、医療関係者の質問には刺激を 受け、より深い学びに繋がった。コンソーシアムの取り組みでは、他大学との交流を通して、自分の表現力の未熟さや自 己学習の甘さを感じた。その反面、人前で発表すること、代表として活動したことが自信となった。自分の今まで気付け なかった部分を見つけることができ、もっといろいろなことに挑戦して自分の良い点や悪い点に気付いて成長していきた いと思うようになった。今回は他大学に頼る場面が多かったが、名桜大学がリーダーシップを発揮することができたら、 もっと楽しい活動になるだろうと感じた。みなさんぜひ一緒にコンソーシアム活動に参画しましょう! 名桜大学 人間健康学部 看護学科学生ニュースレター No.14 発行:2013年4月1日 平成 25 年 3 月 10 日に、 名桜大学卒業式が行われました。 看護学科 3 期生、77 名が卒業されました。4 月から、名桜 ナースとして社会人への一歩を踏み出します。 卒業式の夜は、卒業のお祝いと、お世話になった先生方へ 感謝を込めたパーティーが開催されました。プロ顔負けの 歌やダンスの余興に、会場は大盛況でした。 3 期生女子でダンスを披露! 最優秀卒業生で表彰された喜友名奈美さん プロ級の芸能団 アカペラも本格的! 卒業式恒例のキャップ投げ 琉装姿 名桜大学卒業式恒例のキャップ投げ! 3 月 8 日に看護学科学生で 4 年生を送る会を行いました。 卒業式を直前に控え忙しい中、約 50 名の 4 年生が参加し てくださいました。各学年代表からお祝いの言葉、在校生 からボールペンと教員・在校生からのメッセージブックの 贈呈、4 年生の思い出がつまったフォトムービーの鑑賞等 在校生の皆様へ を行い、4 年生の皆さんにも喜んでもらえたと思っていま 在校生の皆様、最後に心温まる‘4 年生を送る会’ を企画して下さってありがとうございます。ビデオ レターを見て、4 年間の様々な思い出を振り返ること ができました。大学生活は辛いこともありましたが、 友人や後輩、先生方や家族に支えられて、充実した 4 年間を送ることができました。 後輩の皆様も、健康に気を付けて、残りの大学生活 を有意義に過ごしてください。 (左から) 兼島真実(中頭病院就職) 澤岻千晶(北部地区医師会病院就職) 弓場絵梨(神戸大学医学部付属病院就職) す。2 年生は実習が重なったこともあり、1 年生の協力が とても大きな支えになりました。大変なこともありました が、4 年生から沢山の感謝の言葉を頂き、やってよかった と嬉しく思っています。学生生活の思い出の一つとして、 これからそれぞれの場所で活躍する先輩方の心に残るイ ベントとして継承していきたいと思います。 企画代表 辺土名高校出身 大城睦 名桜大学 人間健康学部 看護学科ニュースレター No.14 発行 2013年 4 月 1 日 平成 25 年 3 月 10 日に、名桜大学人間健康学部看護学科 を卒業された看護学科3期生の先輩から後輩へのメッセ ージをいただきました。 入学から卒業まであっという間 でした。その中で辛かったことや 楽しかったこと、出会いや別れを 繰り返して、社会人へ向けての一 歩を踏み出そうとしています。4 年 間の大学生活では、人との交流を 通して、その人の考えに触れる大 切さや、何事にも挑戦することが 大切だと感じました。 勉強するだけが大学生活ではありません。大学生活を送る ことができている現状や環境に感謝しながら、充実した 日々を過ごしてください。また、皆と会える日を楽しみに しています。 卒業生(3期生) 宮里拳吾 未来の明るい後輩たち!私も皆さ んのように実習やテストなど忙し い日々を乗り越えて、4年間で無事 に卒業することが出来ました! 常に留年や実習にいけない恐怖が あり、ストレスやプレッシャーは大 きかったです!国試前には、奨学金 返済の恐怖、落ちたらただの人!と いう大きなプレッシャーの中スト レス全開で勉強に励みました。私が この様々な恐怖を乗り越えられたのは喝をいれて下さっ た優しい先生方、支えてくれる仲間がいたからです。名桜 大学の特徴でもある共同学習で自分の学びを深め、仲間と の絆を深めることが出来たので辛い時も1人じゃないと 思うことが出来ました!名桜大学には仲間と支え合う環 境があると思うので、皆さんも友達と支え合って成長して いってくださいね!! 卒業生(3期生) 小浜芽衣 たわわに実った看護学科ハルーのバナナは、昨年 の台風による塩害で枯れてしまいました…。しかし、 新たな子バナナが成長し、その周りには色とりどり の花が咲き誇っています!! 新学期が始まり、新入生も新しく始まる大学生活 に不安も多いでしょう。新たなスタートとなります が、ハルーの花のように素敵な名桜ナースを目指し て共に頑張っていきましょう(*^_^*) そして、子バナナは今年も美味しいバナナをたく さん実らせることができそう?です。私たちもこの バナナのように困難に打ち勝てるように前期も頑張 っていきたいです。職員の長田さんいつも花壇の手 入れをありがとうございますヽ(^o^)丿 名桜大学看護学科では、グッピーも勉強しています。 少しでも勉強に励む看護学科の皆さんの癒しになれば・・ と思っています(*^_^*) 去年の12月頃に3匹の赤ちゃんも生まれました。つい最 近では赤ちゃんが4匹に増え、看護学科の水槽には春がや ってきています!!ぜひ、注目してみてください。 ここで、グッピーの豆知識を紹介します。グッピーの雄 と雌の判断のポイントはヒレにあります。模様がはっきり と綺麗なものが雄、雌はその逆となっています。グッピー の雄はとてもオシャレ好きですね… 少しメタボ気味 のグッピーです 後期から、ちゅら風通信編集委 員になりました嘉数結菜です。今 回、ちゅら風通信の編集委員が活 躍している姿、また新しいことに 挑戦したいという気持ちがあり、 加入させていただきました。今後 のちゅら風通信では、さまざまな 行事なども取り上げていきたい です。後期に加入したばかりで、経験不足の私ですが、今 後加入して下さった新入生と共にまた新たな、ちゅら風通 信を作成していきたいと思います。 また、作成・編集を通して、皆の協力があってこそ、ち ゅら風通信を完成することができるのだと実感すること ができました。皆、積極的に協力してくださり、とても嬉 しく思います。これからも、看護学科の魅力をお伝えでき たらと考えています。 2 年次 嘉数結菜(向陽高校) グッピーに孫が 生まれました!! ちゅら風通信新メンバー 募集しています(*^_^*) 興味のある方、ぜひ私達と 一緒に、ちゅら風通信を発 信していきませんか?興 味のある方は私たちに声 をかけてください!! 吉居・大城・土屋・當山 (後方から前列へ)