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基礎看護技術の公開授業
基礎看護技術の 基礎看護技術 の 公開授業 私たち一年生は 1 月に行われる基礎看護学実習に向けて、患者さんの日常生活 を援助する看護技術の練習を重ねてきました。 今回の公開授業では臨床の看護師の方々に参加して頂き、さまざまな看護技術 のご指導を受けました。 模擬患者さんは脳梗塞による左片麻痺。患者 役の学生は、左半身に力を入れてはいけませ ん。でも、どうしても力が入ってしまいます・・・ そこで、左手と左足におもり おもりをつけてみると、 おもり 患者役になりきることができました! 説明と 看護技術を提供する前に、患者さんにどのような 目的で、何をするのかきちんと説明をして、患者さ んの同意を得ます。 そうすることで、患者さんも安心して援助を受け ていただくことができます。 ベッドから ベッドから患者さんを立ち上がらせているところです。 患者さんの足を挟むように看護師の足を入れると、患者さん を車いすの方向にスムーズに誘導することができます。 看護師が足をしっかり開くこ とで、患者さんがバランスを崩 しても転倒のリスクを減らす ベッド上での 足浴は、入浴が難しい患者さんにとっ て、入浴と同じくらいの気持ちよさを感 じて頂くことができる快適なケアです。 この写真は、膝に「安楽まくら」を挿 入しているところです。このまくらによ って、患者さんの腹部の力が抜けると同 時に、膝も安定します。 このほかに、バイタルサイン測定、全身清拭、洗髪など、 それぞれの病棟の患者さんの症状に合わせたケアを行い、 ご指導を頂きました。 お忙しい中、私たちのために時間を割いて頂いた看護師 の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。 私たちはこの公開授業や実習に向けて先生方に指導していただきながら練習をしてきました。 学び 病棟では練習の通りにできないことはわかっていましたが、実際に看護師さんに指導していた だき、想像していたよりもはるかに違いました。その違いとは、患者さんに負担をかけないよ うにする工夫や、私たちが効率よく作業ができる工夫でした。また、自分のことで精一杯になり、患者さんの安 全・安楽に気を配れていなかったこともご指導いただきました。 今回学んだことは実習に行って患者さんにケアをする際にとても大切なことです。また、私たちが練習するな かでは見つけることができなかったことなので、これから教えていただいた事を踏まえて練習していきたいと思 います。 (66回生 宇都亜矢乃)