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PDF版 - 沖縄の公立大学|名桜大学

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PDF版 - 沖縄の公立大学|名桜大学
主要日誌 平成27年12月~平成28年3月
12月19日(土)
推薦入学試験II期、特別選抜試験、
編入学試験I期(国際学群)
平成 2 8 年度国 際 学 群 AO入 試・推 薦入 試 入
学予定者対象入学前オリエンテーション、
12月20日(日)
平成 2 8 年度 人間 健 康 学 部 北 部 枠 推 薦入 試
合格者(入学予定者)入学前懇談会
12月21日(月) 創立記念日
12月28日(月)
~1月 5日(火) 冬季休業
1月 6日(水) 後学期講義再開
1月15日(金) 2年次対象英語能力試験
1月16日(土)
大学入試センター試験
・17日(日)
1月20日(水)
教養演習II発表会(全学)
・1月27日(水)
1月23日(土) 卒業研究発表会(国際文化教育研究学系、
観光産業教育研究学系)
1月27日(水) 言語学習センタープロジェクト発表会
1月28日(木) 数理学習センタープロジェクト発表会
1月30日(土) 卒業研究発表会(経営情報教育研究学系)、
卒業論文発表会(スポーツ健康学科)
2月 4日(木) 学期末試験期間
~2月10日(水)
2月10日(水) 後学期講義終了
2月11日(木)
追試験実施期間
~2月12日(金)
大学院修士論文最終発表及び最終試験、
2月12日(金) 修士論文概要発表会及び研究生研究計画
報告発表会(国際文化研究科)
2月12日(金)
春季休業
~3月31日(木)
大学院入学試験(2月試験:国際文化研究科、
2月13日(土)
看護学研究科)
47
vol.
行事予定 平成28年3月~平成28年6月
2016.3
3月18日(金) 平成27年度第19回卒業式・第14回修了式
3月31日(木) 学年終了及び後学期終了
4月 1日(金) 学年及び前学期開始
4月 1日(金)
成績通知・登録関係資料等配布
・4月 4日(月)
4月 4日(月) 在来生オリエンテーション
(全学)
4月 4日(月) 新入生・在来生オリエンテーション
~4月 8日(金) (看護学科)
4月 5日(火) 新入生一斉学力テスト
4月 5日(火)
・4月 7日(木) 新入生ガイダンス
(全学)
~4月 8日(金)
平成28年度入学式
(国際文化研究科、
4月 6日(水) 大学院オリエンテーション
看護学研究科)
4月11日(月)
前学期講義開始
(登録調整期間:4月11日~22日)
4月15日(金) 看護学科実習連絡調整会議
(スポーツ健康学科、看護学科)
4月16日(土) 1年次教育研修
(国際学群、
4月19日(火) 学内合同企業説明会
~4月21日(木) スポーツ健康学科)
4月23日(土) 1年次教育研修
(国際学群)
5月 7日(土) 新入生歓迎スポーツ大会
5月 9日(月)
4年次領域実習(看護学科)
~8月 5日(金)
6月中
教育実習(高等学校)
6月11日(土) 第1回オープンキャンパス
6月18日(土) ケアリング文化実習戦跡巡り
(看護学科)
6月25日(土) ITスクール2016
2月15日(月) 再試験実施期間
2月15日(月)
2年次領域実習(看護学科)
~3月11日(金)
2月20日(土)
大学院修士論文最終発表会、
修士論文研究計画発表会(看護学研究科)
一般選抜入学試験・前期日程
個別学力検査(国際学群、人間健康学部)
3月 3日(木) 県内・県外病院説明会(看護学科)
2月25日(木)
3月 4日(金) 3年次キャリアアップセミナー(看護学科)
名護海上保安署長より感謝状贈呈
平成28年2月4日(木)、名護海上保安署長の吉田正義氏より、本学へ
感謝状および記念品が贈呈されました。これは、平成21年度以降、本学
の施設である武道場を提供し、名護海上保安署職員の業務対応能力の
向上に貢献していることに対して、
感謝の意を表されたものです。
贈呈を受け、
比嘉良雄理事長は
「本学は、
地域貢献を行うことが宿命で
す。
今後も地域貢献の一環として取り組んでいきたい」
と話されました。
一般選抜入学試験・後期日程
3月12日(土) 個別学力検査(国際学群、人間健康学部)、
編入学試験II期(国際学群)
寄付金を賜りました
「本学の教育・研究活動および学生課外活動の奨励、また留学生奨学資
金などに役立ててください」と、次の方々からご寄付を賜りました。寄
付者の皆様のご芳名を掲載し、改めてお礼を申し上げます。
01. 特集「人と人/地域と大学をつなげる活動の輪」
03. 学事報告
■名桜大学県出身者子弟を支援する会 会長 島袋 茂照 様
■株式会社 リウコム 様(メディアパット5台)
吉田名護海上保安署長から比嘉理事長に感謝状が贈られる
平成27年度 国際学群 海外インターンシップ報告
平成27年度 人間健康学部スポーツ健康学科
[看護臨床実習報告]
Vol. 47 平成28年3月号
平成28年3月15日
編集・発行 名桜大学 広報室
〒905-8585 沖縄県名護市字為又1220-1
TEL.0980-51-1100(代) FAX.0980-52-4640
URL http://www.meio-u.ac.jp
E-mail [email protected]
印 刷
沖縄高速印刷株式会社
平成27年度 人間健康学部スポーツ健康学科
[インターンシップ報告]
平成27年度 就職活動支援プログラム
平成27年度 人間健康学部 看護学科[臨地実習報告]
平成27年度 教育・養護実習報告会
11. 研究コラム つながる、つなげる教員の輪
12. 就職活動支援レポート
13. 教育・研究活動レポート
31. 言語学習センター
32. 数理学習センター&学習談話サロン
33.
36.
39.
40.
41.
42.
43.
シリーズ ■ゼミ紹介 ■サークル紹介
課外活動レポート
わたしのふるさと自慢
公開講座報告
地域出前講座報告
お知らせ
主要日誌・行事予定・寄付者一覧
「つながる」
ことに価値がある
特集
「人と人/地域と大学をつなげる活動の輪」
つながること、
成長すること
子どもと触れ合うことが好きだった私にとっ
談したところ、職員自身の体験談を聞くことができ、
「人と接する上
て、
「 名護市子どもの家」は打って付けのボラン
で誰しも悩むことがあるのだ」と勇気付けられました。そして、
「子ど
ティアでした。週1・2回名護市の小学校や公民
もたちの目線になって考えなければ」と気付かされました。
館に行き、地域の子どもたちの宿題をサポート
就職活動では、県外の保育関係等を希望し、内定もいただきま
していました。他にも、ムーチー作りやクリスマ
した。しかし、名護市職員採用試験の案内を見て、
「この4年間で経
ス会、区民運動会などに参加し、地 域の方々と
験したこと、学んだことを還元できるのは名護市しかない」と受験
を決意しました。試験では、地域でのボランティア活動や卒業論文
「沖縄の保育園児の言語環境の実態」を踏まえた内容でプレゼン
「ボランティア」には、
(1)社会や他の人たちのために自分の時
動が盛んで、北部地域の課題に真剣に取り組んでいることです。
も交流を深めました。時には区のイベントで「子どもたちに音楽を
間を使うこと、
(2)そのようなことをする人、という二つの意味が
4人の学生のボランティア体験記を読むと、ボランティアとして
聞かせてほしい」と、所属している吹奏楽部の仲間と共に招待さ
あります。ふつうは報酬は出ませんが、自らの才能を社会で試し
の出会いをとおして自らも深い学びを得て大きく成長していった
れることもありました。
たり、他の人たちとさまざまな場面でつながることができます。
ことがうかがえます。
私は、好きでこの活動に取り組んできましたが、地域の方々から
市役所には様々な部署がありますが、どの部署に配属されても
なによりも、ボランティアは「つながり」を体験することで、人と
このような活動は、他者の人生に影響を与えるものでもありま
「いつもありがとう、また来てね」と言っていただく度に「もっと頑
「人の役に立ちたい」という気持ちを基本として、目の前のことに
人が一緒に成長を実感するという深い幸福感を得ることができ
すが、もしかしたら、いちばんに変わっていき、新しい世界を発見
張ろう!」と意欲が湧いてきました。また、続けている内に区民の
しっかりと向き合いた
ます。
したのは学生自身であったのではないかーー。人と深くつながる
方々とつながりができ、そ
い と 思 い ま す 。い つ
名桜大学の大きな特色の一つは、学生諸君のボランティア活
ことは、じつは自らが大きく成長することにほかならないのです。
こから新たな出会 いが
か、子ども家庭課に配
あったことから、つながる
属されたら、これまで
こと自体に大きな価 値 が
の知 識 や 経 験を生 か
あると実感しました。
しながら子 育 て 支 援
学長 山里 勝己
人生を変えた学び
福田 恭平(スポーツ健康学科4年次、群馬県立渋川高校出身)
大学1年次にサッカーの指導者ライセンスを
優勝を果たしました。教え子から今でも連絡や報告が寄せられま
取得した際、
「 名護市立屋部中学校のサッカー
すが、それは信頼関係が築けたからこそだと思っていますし、また
部が指導者を探している」ということでお話を
彼らの活躍も嬉しく誇りに思っています。
もらいました。それを機に、大学1年の1月から
現在、自分自身の幅を広げるため本学で中・高の教員免許、それ
現在まで、子どもたちを指導させていただいて
と並 行して、通信大 学で小 学 校の 教 員 免 許、サッカーに関する
います。
テーションに臨みました。結果、合格することができました。
をしていきたいです。
子どもたちと接する中で
クリスマス会ではサンタに扮して子どもたちに
プレゼントを届けました
悩むこともありましたが、
子どもの家のスタッフに相
“つながり”
から得た大切な財産
世冨慶区民運動会。運営の手伝いと実際に競技にも参
加しました!
山下 愛奈
(看護学科4年次、熊本県立第二高校出身)
様々な免許を取得中です。
私は、国内でも唯一の自治 体と協働で健 康
変 容 につな がってい
今までの活動を通して、多くの子どもたちやサッカー指導者、学
大学を卒業したら、これまで学んだことを生かし、子どもたちを
支 援を実 施 する学 生 支 援団 体「ヘルスサポー
くことに喜 び や 達 成
校の先生と関わることができました。その中で社会のルールや常
第一に考え、信頼される指導者としていかに自分自身を変えてい
ト」のメンバーとして、学生生活の3年間、沖縄
感を 感じることも
識など多くのことを学ぶことができました。特に印象に残っている
けるか、日頃から
県北部地域の健康支援活動(運動支援、健康測
多々あり、人とのつな
ことは、
「 子どもたちは指導者が本気で関われば応えてくれる」と
意 識して 行 動 に
定、健康相談等)に取り組んできました。
がりが与えてくれる成
いうことです。子どもたちは大人の一挙一動を見ているため、指導
移して い き た い
活動では、他学科の学生や地域住民、自治体
長を日々 実 感 するこ
者として模範となるよう、言動・私生活を含め律しました。そうして
と考えています。
の方々等との関わりを
とができました。これ
子どもたちと信頼関係を結び、指導にあたることで、子どもたちの
そして、子どもた
通して、責任をもち役割
までの地 域に密 着し
行動も変わってきました。これまで、県中体連優 勝・準 優 勝など
ちと共 に 成 長す
を全うすることや人とつ
様々なタイトルを獲得することができました。全て子どもたちが努
ること が で きる
ながることの大 切さを
「多くの人とのつなが
力した結果です。また、名護高校に進学した教え子が、選手として
教 員・指 導 者 を
学ぶことができました。
り」や「地域の状況把
2016年1月に行なわれた県高校新人大会に出場し、29年ぶりに
目指します。
中でも 、健 康 相 談に お
握 」は 就 職 活 動 に お
いては、地域住民一人一
いても 強みとなった
人に親身に向き合い、寄
と考えています。また、これまでに培った知識や経験は、保健師と
り添った 支 援を行うこ
して働くための土台作りの1つとなったと考えます。まさに人生は
との難しさを痛 感 する
予期しない出会いや発見の連続!大学生活におけるセレンディピ
ことも多く、挫けそうな
ティな出会いや経験は私にとって非常に大切な財産となりました。
時 も ありました 。しか
本当に恵まれた環境で学ぶことができたことに感謝しています。
し 、自ら の 働 き か け が
今後は、保 健師として多くの人々に笑顔と健康を届けていけるよ
人々の意識変容や行動
う、日々精進していきたいです。
指導にあたった名護市立屋部中学校のサッカー部一同
寄り添い、
導く 阿南 翔平 (語学教育専攻4年次、福岡県立中間高校出身)
私が主に行っている活動は「名護市学習支援
題が、結果として「ぴゅあ」や
教室ぴゅあ」(以下、
「 ぴゅあ」と略)と「未 来塾」
「未 来 塾」といった支援につ
の2つです。前者は名桜大学で月・水・金曜日の
ながっているということを教
週3回、後者は恩納村の中学校で火・木曜日の
えてもらえました。
週2回の学習支援を行っています。
「 ぴゅあ」で
私は教員志望ですが自分
は名護市の生活保護・準 要保護の中学生を中
の 経 験 のために1年 次 から
心に保護者・教師とも違う大学生という斜めの関係を生かし、生
S - CUBE(就 職 活動支 援団
徒の居場所作りから高校受験までの支援を行っています。一方、
体)で就職活動もしました。そ
「未来塾」は中学校3年生を対象に、生徒が志望校へ合格するため
「ぴゅあ」での学習支援の様子
これまで活動を共にしてきたメンバー!!スポーツ健康
学科と看護学科の個性豊かな仲間たちの笑顔に包ま
れ、楽しく充実した日々を送ることができました。共に
試行錯誤し、本音で語り合い、素晴らしい時間を共有で
きたことは本当に幸せでした。特にヘルスサポート設
立当初から卒業まで共に励み続け、互いに影響し合え
る関係である同学年の仲間は一生の宝物です♡
た活動で深められた、
名護市立中央図書館(健康測定会とヨガ)にて。健康測定
後、結果説明や健康に関する情報提供等を実施していま
す。ここでのコミュニケーションを通して確実な知識を
基盤に、多面的に物事を捉える力、伝える力を身に付け
ることができたと感じます。また、地域住民の方々から
いただく感謝の言葉は次への活力となりました。
「未来塾」
での学習支援の様子
の中で教育関係ではない小売業やIT関係といった人々と出会い、
「見ることと観察することは違う」
ということを学びました。
そのこと
の学習支援を行っています。
1
定光 梓(語学教育専攻4年次、岡山県立井原高校出身)
「自ら考え・行動し・そしてやりきる!」大学生活、やりきる人と
点(Center of community)として、それらの課題の解決に向
やりきれない人の「境界線」は、人との出会いやつながりが大きく
けての大きな使命を担っています。
本特集では、人と人のつながりを大切にした地域貢献活動を
「ぴゅあ」も「未 来塾」も大学
を常に考え、
教育実習では生徒一人一人に真摯に向き合いました。
教
関係します。地域に飛び出し、様々な人たちと関わり合いを持ち
と各市町村の役所・役場が共同
員採用試験では二次試験で残念な結果となりましたが、
それまで自
ながら、そこにある課題を地域と協働で解決していくことは、
“や
積極的に展開し、
“やりきった”4年間となった学生たちに焦点を
で 行 って お り 、役 所・役 場 の
分の勉強に投資した費用や半年以上に亘る試験対策の時間は自信
りきった”と自負できる大学生活の礎ともなります。名桜大学が
当て、その活動や想いについて語っていただきました。
方々とつながる機会が多くあり
に変わりました。
ます。その中で子どもとどのよ
進学先の福岡教育大学教職大学院では、貪欲に知識を学び、英
位置する北部12市町村には様々な課題が山積し、本学は地の拠
うに接するべきなのかといった
語を使って生徒一人一人の世界を広げることができる教師になれ
ことから、各市町村の抱える問
るように精進していきます。 コーディネーター:副広報室長 高瀬 幸一(スポーツ健康学科長)
※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名のみで表記しています。
2
学 事 報 告
平成27年度 国際学群 海外インターンシップ報告
グローバルな人材を目指そう!
国際学群実習科目「海外インターンシップ」の目的は、学生
将来につながった研修
派遣先:ホテルロイヤルニッコータイペイ 奥濱 友紀(語学教育専攻3年次、沖縄県・沖縄尚学高校出身)
私は4週間にわたり台湾のホテルロイヤルニッコータイペ
オフの時はMRT(地下鉄)に乗って買い物をしたり、スタ
イにて研修を行いました。ホテル業に興味があり、将来海外
ッフの方と一緒にご飯を食べに行ったりするなど、とても楽
で働いてみたいと思ったため、海外インターンシップに応募
しく過ごすことができました。研修で得たものを生かし、こ
れからの就職活動に励みたいと思います。
しました。
の海外企業等における実習並びに生活を通し、国際感覚と国
この4週間でハウスキーピング、ベルサービスとホテル内
際的ビジネスマインドを養い、世界に羽ばたける人材を育成
にある3つのレストランでの研修を行いました。日本語が話
することです。沖縄の地理的優位性を活かし、国際化の進む
せるスタッフもいましたが、英語による業務内容確認がほと
アジア諸国のホテルや旅行会社で研修を行っています。
んどでした。中国語が全く話せない私に優しくかつ丁寧に教
今年度は、8月から9月にかけての3~4週間、台湾のホ
えてくださいました。5つの部署を回ったことによりたくさ
テルロイヤルニッコータイペイと沖縄ツーリスト台北事務
んのスタッフの方と話す機会があり、辛いことがあっても毎
所、マレーシアのグランドブルーウェーブホテル・シャーア
日充実した日々を送
ラム(各1人)に計3人の学生を派遣しました。また、海外研
ることができました。
修の出発前には、4人の担当教員や外部講師などによる座学
研修中で学んだこ
形式の事前学習と県内企業(沖縄ツーリスト名護支店、ホテ
とは、チームワークの
ルマハイナウェルネスリゾートオキナワ)を対象とした5日
間の事前研修を行いました。研修終了後には、国内外での研
大切さです。それぞれ
名桜祭の海外インターンシップ報告会(平成27年10月24日)
の部署が毎日仕事を
修の成果を報告書にまとめ、大学祭の海外インターンシップ
報告会で発表しました。
例年、
「 海外インターンシップ」の参加学生は観光産業専攻
海外インターンシップの成果として、①進路選択の幅が広
に所属するケースが多かったですが、今年度は観光産業に関
がること、②外国語のスキルが向上できること、③異文化への
心を持つ他専攻の学生が参加しました。今後の課題として、
理解が深まることなどがあげられます。海外インターンシッ
他専攻を含めた多くの学生に参加を呼びかけ、観光関連科目
プはこうした成果を得る貴重な機会となります。本年も受け
の履修を促すことにより、
「 海外インターンシップ」の円滑な
入れ企業から、参加学生全員にお客様への積極的な対応、社員
運営を行っていきたいと考えています。
始める前にミーティ
ン グ を 行 い 、1 日 の 流
れや注意点などを確
認しあって仕事に取
り組んでおり、たくさ
んスタッフの方とコ
ミュニケーションを
との健全な人間関係などについて、とても良い評価をいただ
きました。
最終日フロント前にて
取っていたのが印象
総評:鈴木 富之(国際学群 観光産業教育研究学系 准教授)
スタッフの方と
的でした。
お世話になったスタッフのみなさんと
沖縄から世界へ
派遣先:沖縄ツーリスト台北事務所 玉城 妃奈子(観光産業専攻3年次、沖縄県立知念高校出身)
報告会にてインターンシップの成果を発表する東江さん、奥濱さん、玉城さん(左から)
派遣先:グランドブルーウェーブホテル・シャーアラム(マレーシア) 東江 萌(観光産業専攻3年次、沖縄県立コザ高校出身)
グランドブルーウェーブホテル・シャーアラムでは、フロントやレストラン業
な面を知ることができました。慣れない海外での3週間の研
れる地域の1つであり、
修期間は、大変なこともありましたが、
「 郷に入れば郷に従
県内の観光産業におけ
え」といったことわざのように、違う文化や相手のことを理
ま す 。旅 行 会 社 で の 業
添乗員アシスタントをした
下地中学校の国際交流団の皆様と
解し受け入れることの重要性を学び、精神的にも成長するこ
とができたと感じます。この経験を踏まえ、これから始まる
務を学ぶとともに、今後も増加することが見込まれる台湾人
就職活動において国内のみならず海外も視野に入れながら、
観光客は沖縄の観光においてどのようなことを求めている
様々なことに挑戦し続けていきたいです。
研修先の沖縄ツーリスト(以下、OTS)台北事務所では、所
ないマレーシア独特のホスピタリティを学びました。
長と他の関連企業への集金業務の同行や、沖縄から台湾に来
実習中は「ホテルの一員として見られている」ことを意識し、従業員に指示さ
た団体ツアーの添乗員アシスタント、実際に台湾の観光地を
れたことだけではなく、何が求められているかを考え率先して行動することを
回る観光研修など、事務所内よりも屋外に出て様々な場所で
心掛けました。英語やマレーシア語でうまく話せず苦労することもありました
研修することが多かったです。またOTS台北事務所では日
が、従業員の方は積極的な姿勢を認めてくださり、様々な体験をさせていただき
本語を使って業務を行いますが、ミーティングや事務所内で
ました。
の会話は中国語であり、できるだけ中国語で会話するように
実習の成果は、社会人として働くイメージができたことです。また、ホテルの
3
も最も入域が多くみら
ました。
ムに配慮された様々な設備やサービスが整っており、日本では見ることのでき
ださった方々に深く感謝いたします。
海外にいることで見えてくる沖縄の優れた面やまだ不十分
のかを学ぶために、今回台湾でのインターンシップを希望し
務をはじめ裏方の業務なども体験させていただきました。ホテル内にはムスリ
本というものを知ることができたのも大きな収穫でした。チャンスを与えてく
要なスキル、沖縄の観光産業の現状と動向、そしてなにより、
の外国人観光客の中で
る重点市場になってい
学んだこと
業務内容だけでなくマレーシアの文化を肌で感じられたこと、海外から見る日
現 在 、台 湾 は 沖 縄 県
修了書を手に
心掛けました。
今回の海外研修を振り返ると、国内に留まっていたままで
はできない貴重な体験ができました。旅行会社で働く上で必
与那覇所長(右)とOTSスタッフの方と
4
学 事 報 告
平成27年度 人間健康学部スポーツ健康学科[インターンシップ報告]
インターンシップをふりかえって
ンターンシップ先は学生自ら探し交渉し、インターンシップ
今年度も北部地区医師会病院、県立北部福祉保健所のご協
本年度のインターンシップでは、11人の学生が実習を行
の期間(日数)を設定するといった、学生の自由度が高い、学
力・ご指導で、看護臨床実習を終了することができました。
生が学びたいことを自ら選択する、大学本来の学びになるよ
患者さんとうまくコミュニケーションが図れなかった体
う考慮されているところです。事前学習として、専門の講師
験から、コミュニケーションを図るときは、相手のことを知
による宿泊を伴ったビジネスマナー研修も実施しました。こ
りたいという態度を示すことが大切であること、相手に対し
れは大学の授業科目としてではなく、インターンシップ先の
て受容的な姿勢を持つこと、相手の思いをしっかり汲み取れ
いました。インターンシップ先は、沖縄県、大阪府、福岡県、愛
知県などのスイミングスクールやスポーツクラブなどの健
康増進施設や青少年自然の家だけではなく、一般企業や小売
店など、多様な業種でした。さらに、海外のスポーツ関連施設
で実習を実施した学生もいました。本年度もスポーツ健康学
科の目標である、
「 健康・スポーツ活動支援ができる人材の育
成」に見合った実習先となりました。これもご尽力頂いた皆
様のご協力の賜物です。改めて感謝いたします。
本学科のインターンシップが、選択科目に変更となり、今
年で3年目となります。このインターンシップの特徴は、イ
施設に就職出来るよう、就職に繋がるインターンシップとし
て、必要最低限のマナーや社会の常識を獲得して欲しいとの
願いも込められています。今後、インターンシップ先に実際
に就職する学生が増えるよう事前学習も含め充実したイン
ターンシップにしていきたいと考えています。
インターンシップ報告会で、学生の皆さんは、充実した実
習期間であったこと、指導した子供たちの素直さに感激した
こと、受け入れてくれたインターンシップ先の方々のやさし
さに感謝したこと、社会人としての一般的なマナーが足りな
かったことなど、様々な貴重な体験が出来たとの報告があり
ました。その体験を成長の糧にするかどうかは、今後の君た
ちの学生生活にかかっています。インターンシップ報告会で
語ってくれた熱意を忘れず、次のステップへと歩み出して下
さい。今後の君たちの成長に期待しています。
総評:インターンシップ担当
石橋 千征(スポーツ健康学科 准教授)
インターンシップ報告会にて
るよう努力し、考えを伝えることが重要であることが学べま
した。病院実習においては、人と人とのつながりの大切さを
学びましたが、信頼関係を築くためにコミュニケーションの
図り方が重要であることが理解できました。また、病棟実習
実習生一同
においての学びから、看護技術の重要性に気づき深めていく
知識を身につけることが今後の課題であると学ぶことがで
必要を感じています。保健所実習では、保健所が幅広く地域
きました。今回の実習で、養護教諭になりたいという気持ち
に関わっており、地域住民の生活を守る役割を担っているこ
がさらに強まった学生がいたことは、次のステップアップに
とや養護教諭の重要な連携機関であることを学びました。
つながると考えます。4年次の養護実習で更なる成長に期待
養護実習の前提となる本実習を通して、養護教諭の役割の
したいと思います。
再確認、養護教諭の職務の責任の重さ重要性を理解し、具体
ご多忙の中実習を引き受けてくださり、丁寧なご指導をく
的にイメージにつなげることができています。さらに、養護
ださった実習施設の皆さまに深く感謝申し上げます。ありが
教諭の視点から何ができるのか、何が求められているのか考
とうございました。
えることができるようになりました。情報収集の在り方、観
察の視点、養護教諭としてどのように、誰と、どこで連携を図
ればよいのか、また、健康教育の充実を図る重要性など学べ
総評:看護臨床実習担当
前川 美紀子(スポーツ健康学科 上級准教授)
ました。養護教諭としての専門的な知識やそれ以外の幅広い
連携の大切さと、実習を通して学んだ養護教諭の役割 脇田 千波(3年次、鹿児島県立出水高校出身)
本当に大切なもの
それによって医療 従事 者と患者さんの間に信頼関係が生ま
~スポーツトレーナーを目指して~ 小杉 清華(3年次、佐賀県立伊万里高校出身)
看護臨床実習は、2施設で行いました。北部地区医師会病
8月12日(水)~20日(木)までの8日間、バリュアブルセレクション会社、大橋武久さん、
ERの見学、MESHやドクターカーの見学、救急対応の見学、住
と感じました。また、養護教諭として子どもたちと接する上で
民健診や保健指導の見学、滅菌作業の実施、手 術見学、外来
もこの学びは生かせると感じました。
院での実習は、病院全体と各部署の機能や役割を学ぶこと、 れ、より良い医療・看護が受けられるようになるのではないか
KINETIQ社、スティーブ・ホンさん、2人に同行してアメリカでインターンシップを行いまし
た。内容は世界で活躍するトレーナーさんに実際に会い、話をするというもの。目的は、目先の
見学、バイタルチェックの実施、病棟見学、シーツ交換の実施、 3つ目は、凡事徹底の大切さです。病院では、あらゆる所に
知識や技術だけでなく、今の彼らをつくった過去の経験や当時の考え、人生のターンニングポ
イント、大切にしているものなどその人の哲学にまで踏み込んで話を聞き、彼らがもっている
ドジャー・スタジアムにて
ものとは何かを知ることでした。8日間で感じたのは、彼らの人としての魅力です。表情や言葉
から感じた仕事に対する情熱や愛情、その裏に隠された覚悟、実際に自分の耳や肌で感じた
その思いやパワーは、間違いなく日本に帰ってきてからの自分の原動力になっています。彼ら
から感じたこの感動を、次は自分が人に与えられるように、多くのことにチャレンジしていこう
と思います!
目指す職種を経験して 有福 大貴(2年次、宮崎県・日章学園高校出身)
スポーツ医学にかかわる方々とともに
私は、スポーツクラブ&スパ ルネサンス宮崎という実習先
際に案内をさせていただいたことで、マシンの使い方だけで
で約2週間インターンシップを行いました。ここでは、主にフィ
なく、お客様一人一人に適した指導法や接し方がよく理解でき
ットネスクラブ、スイミングスクール、テニススクールの事業を
ました。その日の身体の調子を聞いたり、トレーニングフォー
しております。私がスポーツクラブ&スパ ルネサンス宮崎を
ムの修正を行うだけではなく、スポーツに関するニュースやそ
選んだ目的は、フィットネスジムの業務を知り、現場の流れを
の日の気候などの雑談のやり取りもあり、実習してわかること
学びたいと考えたためです。また、その中で、私自身もジムに
が多くありました。今回のインターンシップを経験したことは
訪れるすべての方に笑顔で挨拶することを心掛けるなど積極
間違いなくこれまでの自分を成長させたと実感できました。
的に行動していき、現場に即したコミュニケーション能力を身
今後、多くの知識を身に付けて、的確なアドバイスができるよ
に付けていきたいという目標で参加しました。
うにしていきたいと感じました。
主なインターンシップ内容は、ジム利用、ジム接客です。実
5
平成27年度 人間健康学部スポーツ健康学科[看護臨床実習報告]
アセスメント見学、洗浄の見学、おむつ交換の見学、入浴介助
当たり前のことを忘れたり怠ったりしないように工夫がされ
の見学、患者さんとの交流等でした。
ていました。養護教諭の多くは、学校に1人で配置されるので、
北部福祉保 健所では保 健所の機能と役割の説明、保 健所
病院実習で学んだ工夫を生かすことでミスが減る上に、子ど
内の見学、保健所の各班の業務内容と役割の説明等です。
もたちとの信頼関係を築けたり、他の教師と連携を取りやす
私の実習に参加した動機は、養護教諭はどのように学校外
くなるのではないかと感じました。
の機関や病院と連携を図るべきなのか、また医療・福祉の現場
以上のように医療・福祉などの視点から、大学の講義だけ
で働く人々がどのように対象者とコミュニケーションをとって
では学ぶこと、気付くことのできない養護教諭にとって大切な
いるのかを学びたいと考えたためです。実習の目的は、養護教
ことを学ぶことができました。
諭に必要な技術・能力を医療と福祉の現場から学ぶことと設
今回の実習で、各グループのその日の実習内容をきちんと
定し、目標は病院と保健所の概要を学び、実践を通してコミュ
共有することが大切だと感じました。1日の全体での振り返り
ニケ―ション能力を身に付けると設定し実習に臨みました。
の時間に、事前に次に自分が実習する部署の人が求めている
今回の実習を通して学んだことは3つ。
1つ目は連携の大切さ
ことや、自分たちのやりたいことがどこまでできるのかを知
です。病院においては各部署の連携の仕方や、医師や看護師、 り、どのような目標を持って臨めば良いかをきちんと考えて実
作業療法士などの連携の仕方と重要性を学ぶことができまし
習を行うことができ、充実した実習になりました。また、疑問
た。保健所では、行政や学校などとの連携の仕方を学びました。 に感じたことや分からないことを積極的に質問することがで
どちらの実習先でも養護教諭としてどのように、誰と、どこで連
きました。しかし、学生同士の連携がうまく取れていないこと
携をとることができるのか具体的に学ぶことができました。
も多くあり、実習先の方に迷惑を掛けてしまったので今後は、
2つ目は、何事も相手が中心であるということです。病院実
連絡・報告・相談を徹底していけるように心掛けていきたい。
習では、患者さんのことを第一に考え、細かい点にまで個人を
実習はきついこともあったが、養護教諭を目指す仲間と共
尊重する配慮がなされていることを学ぶことができました。
に、
楽しく充実した学びの多い時間を過ごすことができました。
6
学 事 報 告
平成27年度 就職活動支援プログラム
平成27年度 人間健康学部 看護学科[ 臨地実習報告 ]
人間健康学部スポーツ健康学科「キャリア秋季セミナー」開催
ケアリング文化実習
平成27年11月3日(火)に、スポーツ健康学科2年次を対象
名桜大学看護学科1年次にはケアリング文化実習という、
沖縄の歴史や文化を継承しながら地域で生活する住民、
特に高
齢者や障がい者などとふれあい、彼らの人生や生活、地域の絆
やケアリング文化を学ぶことを目的とした科目があります。
平和と歴史を学ぶフィールドワークでは北部地域戦跡、読
谷村地域戦跡めぐりをとおして平和・文化を守る大切さを学
びました。愛楽園見学実習ではハンセン病後遺症のある入所
者の人々の歴史と医療を学び、偏見と差別について看護の視
点で深く考えることがで
きました。また、健康相談
活動・ふれあい活動では北
部の地域で生活している
高齢者や住民とふれあい、
コミュニケーションをと
りました。北部14地域に
行事でチャーガンジュー体操を地域住民と実施 出向き豊年祭や敬老会な
としたキャリア秋季セミナーが開催されました。このセミナ
ーは、昨今の就職状況に関する現状を把握するとともに、改
めて自分の進路について検討し、今後の大学生活の過ごし方
について考えるきっかけとなることを目的としています。大
学におけるキャリア教育プログラムの一環として毎年開催
されており、今年度は100人の学生が参加しました。
午前中は講話中心のプログラムが行われ、本学の就職状況
についての説明後、株式会社アスリートプランニングの見藤
潤さんより「社会で活躍する人材とは」というテーマについ
て講話をしていただきました。社会で活躍するためには、ど
各講話に聞き入る参加学生
のような要素が求められるのか、学生のうちにやっておくべ
また、他大学の学生の動向を把握するためにも教員、公務
きことは何かが具体的な事例を交えて紹介されました。次に
員や一般企業志望にかかわらず、企業説明会やセミナーに積
卒業生である當間哲平さん(糸満消防)、白井優基さん(健康
極的に参加し、危機感を感じたりモチベーションを高めたり
科学財団ウエルネスセンター)、在学生である平城暁史さん
することが望まれるのではないか等のアドバイスが述べら
(株式会社メガスポーツ内定)、小川千里さん(長崎県警の採
れました。
用試験に合格)より「大学時代の過ごし方」について話をして
午後は2年次後期となり学生生活の折り返し地点を迎える
い た だ き ま し た 。卒
にあたって、残りの期間をどう過ごすか、卒業後の進路も視
業後の進路について
野に入れて考えるために「大学生活をデザインしよう」とい
情報収集を行い目標
うテーマでワークが行われました。
設 定 す る こ と 、目 標
振り返りでは、将来を見据え自己実現のために早目に行動
達成にむけて計画を
するという意見が多く見られました。この気持を忘れずに、
立て早目に行動に移
残りの学生生活を有意義なものにしていただきたいと思い
すことの大切さが自
ます。
身の経験に基づいて
総評:東恩納 玲代(スポーツ健康学科 准教授)
卒業生・内定した先輩学生による「大学時代の過ごし方」
紹介されました。
身近な問題に目を向けること
内間 大夢(1年次、沖縄県立向陽高校出身)
ケアリング文化実習では、様々な実習地区へ行き、そこで現地
の方の話を聞くことで普段の講義では学ぶことのできないよう
なことを学ぶことができました。その中でも、私が今までに行っ
た実習地区で印象に残っている場所は 担当させていただいたA
地区です。まず、実習に行く前に A 地区の歴史や文化など、事前
に調べました。そして、その調べたことを基に区長さんへインタ
ビューをし、より深く A 地区について知ることができました。
そこで、A 地区が抱えている問題が少子高齢化であることが分
かりました。また、敬老会に参加した際に、お年寄りの方がとて
どの行事に参加することで、地域住民の絆の強さと若者世代
が減少する中で行事の存続や健康課題について学ぶことがで
きました。地域の健康とケアリング文化を身近なものと捉え
ることができ、健康課題に真剣に考える姿勢が見られました。
ケアリング文化実習ではゼミ単位で活動を行うため、ゼミ
メンバーの主体性、計画性と協同して学ぶことが求められま
す。人間健康学部看護学科では「自己との対話」
「 他者との対
話」
「 地域との対話」による自己教育力の育成を行っています
が、まさにゼミ活動をとおして自己と向き合い、他者との対話
から学びを深め、フィールドワークにでることで地域との対
話を体験できる実習となりました。
総評:安仁屋 優子(看護学科 助手)
永田 美和子(看護学科 上級准教授)
佐和田 重信(看護学科 助教)
八木澤 良子(看護学科 助教)
吉岡 萌(看護学科 助手)
も元気だったのが印象的でし
たが、やはり、若者が少なかっ
たです。ケアリング文化実習
では身の回りにある問題に目
を向けるきっかけになれたの
で、これからも、身近な問題に
目を向けて、看護学生として
支援できることについて 考
えていきたいと思いました。
名護市営市場での健康相談活動時のひととき
基礎看護実習Ⅰ
キャリアと社会
首藤 啓仁
(大分県立大分鶴崎高校出身)
今回の秋季セミナーを受け、私自身
が就職に有利な状況には身を置いて
いないこと、自分自身を磨いていく努
力なしに、つまり、今のままの学生であ
るなら就職はできないことを実感し、
就職は簡単なことではないと思いました。
様々なワークを行ったことにより、自分にはどのような
能力があり、どのような欠点があるのか、これからの社会
に求められる人物はどのような人物であるのかを考えるこ
とができ、自己啓発が大切であると学びました。
また、VTRやワークを通して、夢、目標を持って日々邁進
することの大切さを学び、環境や境遇が悪いといって自分
から夢を遠ざけてはいけないと考え、自分の夢は自分の努
力によって叶えるものであると学ぶこともできました。
また、先輩方の貴重な就職の経験や、考え方を拝聴する
ことができ、他の人より早く行動することによって、就職で
きる確率が向上するのだと学びました。
自分自身が変わらなければならないことが理解できた
と同時に、友人も巻き込んで一緒に切磋琢磨し、学科に良
い雰囲気が生まれるように学生生活を送ろうと思います。
7
自分の将来について向き合う
花城 圭香
(沖縄県立コザ高校出身)
秋季セミナーに参加したことで、自
分の将来について向き合うきっかけ
になりました。セミナーに参加するま
では就職について考えるのはまだ先
でいいかなと思う反面、今の調子で就
職できるのか不安がありました。このセミナーで「傾聴
力」について講師の方が話してくださったのが特に印象
に残り、社会に出て自分の意見や考えを発信していく時
にも、必要な力だと学びました。自分の意見だけでなく相
手の考えや気持ちを察することは、社会でうまくやって
いくために欠かせないと思います。また、グループワーク
では、お互いの話を親身に聴き合いました。当たり前のこ
とだと思いますが、耳で話を聞くのではなく心で話を聴
くことの難しさ、大切さも知ることができました。セミナ
ーの最後に自分のライフプランを考えることで今学生だ
からできることが多くあることに気づきました。まだ先
のことだと思わず今すぐにチャレンジして多くの経験を
積んでいきたいです。そして、その経験を就職につなげて
いけるように努力していきたいです。
1年生は「看護学概論」及び「看護援助論」において‘看護と
は何か’を学んだ後、実習に参加します。その実習とは看護の
実践現場において、看護を必要としている人々の様子や、医療
従事者の働きを観察し、どのような支援が行われているのか
具体的な事実を通して理解するというものです。看護技術を
履修していない段階で、学生の観察力やコミュニケーション
能力が頼りの実習です。
カーテンの隙間から「痛いよ」と訴える患者に学生が気づ
き、看護師に伝えたところ、患者は痛いのではなく本当は不安
なのだと説明し、声をかけてみたらと助言されました。声をか
けると患者は手招きし、近づいて来た学生の手を握り嬉しそ
うに家族の話をしました。この体験から学生は、話を聴くこと
は患者の心を癒し、立派な看護だと思ったそうです。初めての
実習で、どう対応すれば良いのかわからないにもかかわらず、
放っておけない気持ちが働き、声をかけました。そこには、患
者と向き合う看護学生としての姿がありました。
総評:名城 一枝(看護学科 准教授)
初めての実習で学んだこと
る側でケアを受けることはありましたが、実際に自分自身が看
る側に立って患者さんや入所者にケアをするという立場に立つ
伊良部 裕也
ことは初めてでした。その経験を通して今まで見えなかったこ
(1年次、沖縄県立宮古高校出身)
とに気づくこともできました。それは、看る側に立って相手と関
私は、平成27年8月11日(火)から13日
わるということは、患者さんの健康状態に異常はないか、何を求
(木)の3日間、県立北部病院と沖縄愛楽園で
めているのかなど、多くの点に注意する必要があるということ
実習を行いました。看護学科に入って初めての実習ということ です。また、それだけではなく観察力や状況判断力など、多くの
もあり、最初はとても緊張しながら実習を行いました。しかし、 スキルが看護師には必要ということにも気づくことができまし
実習をしながら看護師の役割について学んだり、患者さんや入 た。私にとって、この実習は看護師に向けての大きな一歩となり
所者の方とコミュニケーションを取るうちに実習を楽しく感じ ました。
られるようになっていました。今までは、自分が入院して看られ
8
学 事 報 告
貴重な経験となった教育実習
平成27年度 教育・養護実習報告会
実習校:本部町立伊豆味小中学校 実習科目:保健体育 白川 愛結美(スポーツ健康学科4年次、長崎県立壱岐高校出身)
教職を目指す意欲、教育実習に臨む意欲を高める
私は2015(平成27)年8月31日(月)~9月18日(金)までの
2015(平成27)年12月11日(金)18:15~19:45、講義棟
た。教育・養護実習を終えた学生からは、
「 生徒理解」、
「 積極的
209~212・301~304教室にて教育・養護実習報告会を行い
に生徒に声をかけ、関係をつくっていくこと」、
「 教材研究はも
ました。
ちろんのこと、板書の計画とその練習」、
「 子どもへの臨機応変
この報告会の目的は、一つに、教育・養護実習生が自らの体験
な対応」等の重要性が語られました。教育・養護実習予定者から
を振り返り、自己の研究・実践上の課題等を再認識し、今後に活
は、多くの質問が出され、先輩たちの経験を自らの実習に活か
かす機会とすること、二つに、来年度の教育・養護実習予定者が
そうとする姿勢が見られました。
その様子を先輩たちから事前に聞くことで、できるだけ多くの
本学の教育・養護実習は、地域連携の一環として、名護市近郊
情報を収集し、教育・養護実習中に対する見通しを持つ機会と
の小・中・高等学校で行われることを基本としており、その取り
することです。実習を終えた学生と実習予定者が学び合う良い
組みも一定程度定着してきたように思います。
機会となりました。
今回の報告会等を踏まえ、来年度の教育実習も実り多きもの
本年度の実習生は、英語科18人、商業科2人、情報科1人、保
になることを期待いたします。
健体育科27人、養護19人、計67人でした。
本年度は7教室に分かれ、一人5分程度の報告が行われまし
総評:教員養成支援センター 副センター長 板山 勝樹
3週間、本部町立伊豆味小中学校で教育実習をさせていただき
ました。
実習期間中の2週間は運動会練習と運動会があり、行事を通
して先生方の取り組みや生徒の活動など、今まで知らなかった
部分も見ることができました。
「 体育教師は学校の要である」と
いうお話を指導教員の先生から様々な場面でしていただき、体
育教師の役割と重要性を間近で学ぶことができました。授業実
践では、卒業研究論文へのご理解とご協力をしていただき、
「長
長距離走の授業風景
長距離走の授業に取り組む筆者
距離走」の授業を行いました。授業の日程を変更していただく
バイスをしていただくことで、よりよい授業を行うことができ
など先生方には大変迷惑を掛け、生徒も運動会練習や地域行事
ました。実際に授業をしてみないと分からない難しさを経験
の準備などでかなりきつかったと思いますが、生徒の授業に臨
し、改めて自分自身の力不足を痛感しました。
む真剣な態度に助けられ、授業を進めることができました。生
3週間という短い期間でしたが、先生方や生徒との関わりの
徒を対象に50分間授業を行うことが初めてで、上手く授業をす
中で教職の楽しさや難しさを実感することができ、改めて教師
ることができるかとても不安でしたが、指導教員の先生に授業
になりたいと強く思いました。伊豆味小中学校の先生方や生徒
づくりの基本や「場の設定」の重要性など多くのご指導とアド
に心から感謝したいと思います。
自己発見の4週間
実習校:宜野座村立漢那小学校 実習教科:養護 松尾 絵里菜 (スポーツ健康学科4年次、福岡県立八幡中央高校出身)
教育実習を終えた学生が実習での成果を報告しました
先輩の体験に耳を傾けメモをとる後輩学生
4年間の集大成
実習校:名護市立大宮中学校 実習科目:英語 青木 里佳(語学教育専攻4年次、新潟市立万代高校出身)
私は、宜野座村立漢那小学校で2015(平成27)年4月20日
今どうにかできるものばかりで
(月)~5月22日(金)までの約4週間、養護実習をさせていただき
はなく、現場に入って、経験を通
ました。4週間の1日1日に多くの学びがあり、今回の実習を振り
して身についていくものが多い
返ると確実に成長したと実感できるものになりました。学校現
と思いますが、現場に入る前か
場に実際に入り感じたことは、養護教諭は学校全体の健康を支
ら自分に足りないものを理解し
えるために様々な方法で働きかけを行う必要があり、求められ
ておくことは自己の成長への近
ているものも多様化しているということです。養護教諭は、時代
道になると思います。教育実習
の変化に上手く対応していくために日々の学びが重要なのだと
は自分を見直し成長していくための自己発見の場でもあると思
感じました。
うので、来年度教育・養護実習を行う皆さんは、これらを意識し
また、今回の養護実習を通し
実りある有意義な実習を行ってほしいと思います。
て、様々なことを学び、一方で自
最後に、担当教諭をはじめとする漢那小学校の皆さん、名桜大
学の先生方にご指導いただきましたお陰で充実した4週間を送
私は、2015(平成27)年9月1日(火)から9月25日(金)の16日間
求められました。一つ一
分自身に足りていない多くの課
名護市立大宮中学校で教育実習をさせていただきました。
つの授業の「本時のねら
題を発見することができまし
授業実践は、1年2組から5組の4クラスで研究授業を含む26時
い」をはっきりさせ、毎
た。この課題は、実習が終わった
間の授業をしました。4クラスそれぞれに個性があり、チャイムと
回の軸にすることで
同時に授業が始まるクラスもあれば、5分経って授業モードにな
堂々と授業に挑めたと
るクラスもありました。1つの発問に対して返ってくる答えは
思います。そして、短い
様々です。そのような中で準備したものプラスαで臨機応変さが
期間で現場の先生方の
ることができ、経験という貴重な財産を得ることができました。
模擬授業での板書の様子
実習最終日の帰りの会
6ページ全範囲を4クラスで授業実践するという貴重な経験がで
きたことを光栄に思います。
来年、教育・養護実習を控えている後輩の皆さん、生徒から見れ
ば私たちは一人の先生に変わりありません。一教師という自覚を
もち、生徒と全力で関わってください。そして、教育現場は、日々が
目まぐるしく過ぎていきます。生徒と密な時間を過ごすためにも
実習校:沖縄県立那覇西高等学校 実習科目:養護 安谷 春野(看護学科4年次、沖縄県立那覇西高校出身)
私は、2015(平成27)年6月1日(月)~6月26日(金)までの4週
庭の問題などの複雑な問題を抱
間、母校である那覇西高等学校で養護実習をさせていただきま
えた生徒も少なくなく、現代的な
した。初めは、緊張や不安で押しつぶされそうになりましたが、
問題に対応していくことが求め
先生方の温かい指導のもと、沢山の生徒と触れ合っていく中で、
られていると感じました。また、
とても学びの多い実習となりました。
保健委員を筆頭に、生徒が積極的
実習を通して、養護教諭の役割・業務の重要性を実感すること
に健康に関するポスターを作成し、校内放送で呼び掛けをする
ができました。保健室来室者の対応では、生徒の訴えからアセス
などして、生徒自身で健康を意識させる取り組みを行っており、
事前の教材研究をおすすめします。4年間の集大成です。たくさん
悩み、思い切り楽しんでください。
最後に、この場をお借りしてお礼申し上げます。4年間ご指導い
ただいた名桜大学の先生方、お忙しい中、教育実習を引き受けてく
ださった大宮中学校の皆様、そして私を支え、応援してくださった
9
本当にありがとうございました。
養護教諭の魅力を実感した教育実習
ように1日3コマ、
4コマの授業を任せていただき、PROGRAM5の
担当クラスでの研究授業風景
5年生での研究授業風景
皆様、ありがとうございました。
受け持ちクラスの生徒からいただいた寄せ書き
保健指導を終えた後
メ ン ト し 、優 先 順 位 を
養護教諭は専門性を持つだけではなく「教育」といった面でも重
つけて対応している様
要な役割を果たしているということを学びました。
子 か ら 、養 護 教 諭 の 専
養護教諭の魅力を実感した4週間であり、この実習で学び、得
門性を学ぶことができ
たことをこれからの夢の実現に活かしていきたいと思います。
ました。中には、クラス
ご指導いただいた先生方、那覇西高等学校の皆様、そして陰で支
に馴染めない生徒や家
えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名のみで表記しています。
10
研究コラム
つながる、
つなげる教員の輪
国際学群
Research
Column
文化の呪縛
小さい頃から何故か「社会の医者になろう」と決意(?)
題の本質に近づくことが私の研究テーマです。個々人は自
したのが、この歳になっても一向に衰えません。むしろ臥
由に会話しているようで、実は無意識においては文法に拘
薪嘗胆、時たま壁にぶつかりながらも意志がより強くなっ
束されているのと同様に、個々人の行動にも「行動の文法」
ている感じがします。
があるのです。文化病とはまさに「構造化された社会的無
特定の体質(環境)の人間に発症しやすい病気があるよ
意識」の表象なのです。
うに、病症も個人(社会)ごとにパターン化されることが
フロイトは「無意識も意識」といいましたが、無意識は言
多々あります。このように特定の文化でしか発症しない病
葉の分類により蓄積され、文化により形作られ、我々の営
気を「文化病」と称します。身近な例としては、韓国の「怒り
みの隅々に影響してきます。もちろん病理現象も構造化さ
病」、日本の「対人恐怖症」や「肩こり」などが典型的な例と
れるわけですが、構造化現象を生む社会構造の理解なし
いえるでしょう。
に「病原を取り除く」ことはできないのです。フロイトがい
すべての人間は「文化の呪縛」から逃れることはできま
うように、
「 人間は自分の精神の持ち主ではない」のです。
せん。また、病症は社会的にパターン化(構造化)されるの
最近よく耳にする「リベラール・シンキング」は文化の呪縛
で社会・文化構造に関する深い理解が欠かせません。万人
の自覚なしには実現不可能なのです。
動支援
就職活
ト
レポー
「未来へつなぐ 名桜大学」
本学で学んだことを生かし、支援機関等を活用して内定を獲得した4年次学生の声を紹介します。内定者の皆さんは、どのよ
うなことを学び、その学習の成果をどのように就職へと結び付けたのでしょうか。本学の魅力や多彩な学びのフィールドで培っ
た「力」について迫ります。後輩の皆さん、先輩方の学ぶ姿を参考に、自身のキャリア形成に役立ててください。
宿泊業・飲料サービス業 内定
川口 真理 さん
口喧嘩をしますが、イヌイットは歌合戦で喧嘩をします。な
ぜかって?怒っているからです。日本人は時たま笑みを浮
かべながら我慢の限界まで必至に平然を装います。なぜ
かって?怒っているからです。要するに、
「 文化の呪縛の実
践」なのです。
このような社会病理現象を発生させるメカニズムの奥
の奥に実は「言葉」があり、言葉の研究を通して、様々な問
リ チンヨン
李 鎭榮
(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
韓国出身。東 京大 学 大 学院 総合文化
研究科博士課程満期退学(文化人類学)
研究論文:
「華僑の<クワンシ>と社団の再生過程」、
「 韓国の
華僑の<韓国経験>」、
「 族譜と歴史認識-ベトナムと韓国」
中華の周辺社会(ベトナム・沖縄日本・韓国)を結んだインタ
ーローカルな研究をしています。講義では構造主義と記号学
中心に教えており、人間と社会の病理現象に関心があります。
人間健康学部
合言葉は「認知症もナンノソノ」(*^^)v
誰もが年をとること。これは、ゆるがない事実です。そし
沖縄に伝承されているゆいまーる文化は、お互いがお互
て、年をとると6人に1人が認知症になると言われていま
いを気遣うことができ、認知症の方が住み慣れた地域で
す。認知症のイメージは、
「 何度も同じことをいう」
「 説明し
安心して生活できるための重要なキーワードだと考えてい
ても理解してくれない」
「 ご飯を食べたのに食べていない
ます。地域で生活している認知症の方の実態を調査し、公
という」
「徘徊して困る」
「さっき話したことを忘れていて困
民館を拠点として認知症の病気や認知症の方の理 解、予
る」など、認知症の症状にとらわれてしまい、ネガティブな
防を実践し、認知症の方を支え、認知症になっても支えら
イメージが先行しているようです。果たして、認知症の方は
れるために、
「認知症もナンノソノ」まちづくりに取り組んで
すべてのことを忘れてしまっているのでしょうか。実はそう
います。近い将来、その成果を沖縄県名護市から全国に発
ではありません。認知症の方は、体験の全部を忘れてしま
信したいと思います。
うのではなく、体験の一部を忘れてしまいがちなのです。
(´・_・`)」
「 辛い :(´◇` )∠ ):」などの感情を失うことはあり
解し、困っているのです。
「 さっき言ったでしょ」と諭される
自分自身を情けなく思っているのです。同時に、
「 ありがと
う」と声をかけられると、
‘ 自分は役にたっているんだ‘と
嬉しく思っているのです。何もわからず、できない人ではあ
りません。ひとりの人間としてたくさんの思いを秘めてい
るのです。パーソンセンタードケアの理念は、その人を中心
としたケアです。
「 認知症のAさん」ではなく、
「 認知症を患った
Aさん」として、認知症の方を理解し、認知症の方の世界に
寄り添うケアが重要なのです。
11
なが た み わ こ
永田 美和子
(人間健康学部 看護学科 上級准教授)
奄美大島出身の心はいつも永遠の二十歳。
秘めた思いその1:
「まかせとけの魂」
さりげなく、なにげなく、自分の中での合言葉。いつかは花
開くと心に誓いながら「まかせとけ!」の合言葉で誰かを支
え、自分も奮起する。
秘めた思いその2:
「ロックな人生」
ポップな日常の中に、ロック魂を胸に秘め、あるときはク
ラッシックにあるときは演 歌で、好 奇心と真 摯さを忘れず
に、人生を‘面白がる!’
名桜 大 学には、学生の学び を
支 援し、モチベーションを高め、
維持する講義や活動が 充実して
います。実 際 に私自身もそのよ
うな講義や活動を利用すること
で 、自らの 将 来 につなげること
ができました。
濵元 恵利加 さん
サービス業 内定
(観光産業専攻、長崎県出身)
名桜大学は、学部・専攻に捉わ
れず、やりたいと思ったことに挑
戦しやすい大 学 です。名護 のゆ
ったりとした雰囲気と、ほど良い
自然環 境の中でじっくり自分に
向き合える点が本学特有の長所
です。
我満 夏希 さん
飯尾 旭 さん
沖 縄 県ならではの自然のフィ
ールドを最大限に生かした活動
に多く参加することで、学びが深
まりました。名桜大学は、自然の
中で学生 主体となって伸び 伸び
と活動し、成長できる場です。
生活関連サービス業 内定
後藤 有紗 さん
(スポーツ健康学科、北海道出身)
(経営専攻、青森県出身)
情報通信業 内定
運輸業 内定
大学で熱心に研究されている
先 生 方を見て、学問に対 する姿
勢が大きく変わりました。また、
学習や研究で得た批判的思考や
新たな考え方を理解する力は多
くの分野に応用できると思って
います。
川谷 維摩 さん
(語学教育専攻、鳥取県出身)
(情報システムズ専攻、東京都出身)
そして、何よりも「嬉しい(^O^)」
「楽しいo(^▽^)o」
「悲しい
ません。記憶が曖昧になっていく自分自身のことをよく理
教育・学習支援業 内定
医療・福祉業 内定
名桜大学では専攻にかかわら
ず様々な講義を受けることがで
き 、視 野を広げることが で きま
した。また、教員や支援機関のサ
ポートが 充 実しており 、学 業 や
就職活動において大変励みにな
りました。
島 志織 さん
(診療情報管理専攻、沖縄県出身)
(国際文化専攻、熊本県出身)
は「主体的に行動している」ようで、実は「文化の呪縛」の範
囲内でしか行動できないのです。中国人と韓国人は派手に
私は国 際 文化 専 攻に所属し、
多くの国の文化や思 想を学んだ
ことにより、国 際 的な視 点から
問 題を捉 え 、考えることが で き
るようになりました。この学びは
今 後、国 際 社 会で 大いに生かせ
ると思います。
私は大学のセミナーで「ビジネ
ス・勉学はスポーツだ」という言
葉に衝 撃を受け、考え 方が 変わ
りました。スポーツのように練習
しなければ 結果を出すことがで
きない のは仕事・勉 強ど ちらも
同じことであり、何事も準備・練
習が大 切であるという教訓を将
来に生かしていきたいです。
医療・福祉業 内定
名桜 大 学では 教 養 教育科目
が 充 実しており、看 護 の 知 識 や
技 術だけではなく、教 養 や思考
力、判断力が身に付きました。名
桜 大 学 で 培った 力を生 かし、広
く社 会に貢 献していきたいと思
います。
小林 ひかり さん
(看護学科、新潟県出身)
名桜大学就職活動支援プログラム 「内定を獲得した先輩が語る!就職活動のポイント」
キャリア開発委員会及びキャリア支援課が提供する名桜大学就職活動支援プログラムでは、今年度新たに「 内定を獲得した先
輩が語る!就職活動のポイント 」のガイダンスを行いました。今回のガイダンスでは、就職スケジュールが大幅に変更になった4年
次学生がどのように就職活動を行い、そして採用内定を獲得したかを中心に話しをしてもらいました。参加した1~3年次学生にとっ
て、先輩方の就職活動の成功談、失敗談を通し、就職活動に関する有用な情報を得ることができました。
(1)日 時:平成27年11月25日(水) 3・4限目
(2)場 所:学生会館3階 大講義室B
(3)コーディネータ:小田 浩史 <株式会社 マイナビ>
(4)講話学生:6人
(5)内 容:公務員や一般企業の内定を獲得した先輩に
「就活スケジュール」、
「 自己分析」や「企業研究」等々、
「 就職
活動での実体験」をリアルに語ってもらいました。
12
交換留学生らが緑風学園および屋我地中学校の生徒と
ビデオ会議で交流
児童養護施設の子どもたちと向き合って~現場から~
「ICTを活用した教育推進自治体応援事業における推進会議
生の 6人と前 回 交 流した4人
スポーツ健康学科3期卒業生で児童養護施設「島添の丘」
(沖縄
14人が生活するホームを担当しているとのことです。6時の起床、
事業」
( 名護市教育委員会主催、名桜大学協力)の一環として、名
の留学 生 が 交 流しました。屋
県南城市)に勤務する兼濱なつきさんが、平成28年2月3日(水)
朝食や登校の準備、台所や部屋の片づけ、洗濯、そして子どもたち
桜 大学の交 換留学 生らが名護 市内の緑 風学園および屋 我 地中
我 地 中 学 校 の 生 徒 は自己 紹
の「児童福祉」の授業において講話を行いました。児童養護施設と
の帰宅後は、宿題の手伝いや夕食の準備、お風呂の世話など、家庭
学校の生徒とビデオ会議を利用して、英語で交流しました。
介に始まって、パワーポイント
は、さまざまな理由によって保護者の養育を受けられないおおよ
で保護者が担う役割をこなしているそうです。中には心に深い傷
交 流事 業に参加した交換留学生らは、クリズチャン・ランディ
で作成した学校の紹介やクイ
そ2歳から18歳までの子どもたちが生活する施設です。
を負っていたり、発達に遅れが見られる子どももおり、その子ども
チョ·ウルメネタさん(フィリピン出身、マニラ大学)、許哲競さん
ズなどを通してすぐに打ち解
保健体育教諭を目指して大学に入学した兼濱さんは、在学中に
たちの喜びや辛さを日常生活の中で共有し、小さな成長を身近な
( 台 湾出 身 、名 桜 大 学 大 学 院 研 究 生 )、 小 野 寺レオナルドさん
け合 いました。中学 生は留学
緑風学園の生徒にクイズを出す交換留学生
参加したインターンシップを
ところで応援することが大切である、と語りました。
(ブラジル出身、ロンドリーナ州立 総合 大学)、リアンペット・ガ
生の国について初めて知ったことも多く、異 文化に対 する興 味
通して児童養護施設の子ども
「家庭に何か事情はあるが、明るくて将来性のある子どもたち。た
ラットラックさん(タイ王国出身、メーファールアン大学)の4人
関心を高める絶好の機会となりました。
たちと出会 い 、進 路 を 変 更 。
くさんの大人たちと関わることで成長していく。
特に教員を目指して
です。留学 生との交 流の支 援を井本美 保 子さん(語学 教育 専 攻
名桜大学では、アジア諸国・地 域や中南米の留学生が多数学
施 設でボランティアを始め、
いる人は、このような子どもたちのことやこのような施設のことを、
3年生)が務めました。
んでいます。外国人観光客の訪問者が激増している沖縄では、異
卒 業と同 時に「 島添 の丘 」へ
ぜひ知っておいてほしい」
と学生にメッセージを送っていました。
1月26日(火)に、緑 風学園7年生の13人と8年生の27人は自
文化との接 触は珍しいことではありません。留学 生は近隣 諸国
就職したそうです。
己紹介や学校紹介、クイズなどを英語で発表し、留学生は自己紹
の母語話 者であり、独 特の文化感覚を持った素晴らしい人材で
介やお国紹介を英語で行いました。最初は緊張した雰囲気でした
す。今後も本学の留学生が地域住民と交流することによって、お
が、終盤にはお互いに和やかな雰囲気になり、お互いの再会を約
互いの言 語や文化を学び合うことにより、草の根での国際 交 流
束しました。
が進むことを今回の2回の交流活動を通して、強く感じました。
2月9日(火)には、屋我地中学校の中学2年生6人と中学3年
総評:渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
IT津梁まつり2016に出展
受講生に対し質問する兼濱さん
現在、3歳から高校生まで
総評:竹沢昌子
(人間健康学部 スポーツ健康学科 上級准教授、社会福祉士)
出身校・岩手県立水沢高等学校にて講演会を実施
―「沖縄・名桜大学で台湾と出会う」―
平成27年12月22日(火)、私は母校の岩手県立水沢高等学校
桜大学で学ぶことで、沖縄からみた
で「沖縄・名桜大学で台湾と出会う」というテーマで後輩の皆さん
台湾、台湾からみた沖縄といった専
に対する講演会を実施しました。主に国際文化専攻東アジアコー
門性の高い 学 びを深めることがで
平成28年1月22日(金)~1月23日(土)、沖 縄県及び、未 来の
実 施し、未 来のIT人
スでの現地実習や、台北駐日経済文化代表処那覇分処への表敬
きています。沖縄にある名桜大学で
IT人材 創出 促 進事 業受託コンソーシアム(公益 社団法 人 沖 縄
材 に 繋 げ るファン づ
訪問などを通して得られた学びや成長をもとに、沖縄の大学で学
台湾と出会い、ここでしかできない
県情報産業協会、沖縄県中小企業家同友会、NPO法人フロム沖
くりを行うものです。
ぶ意義などについて講演しました。
学びを深めていることに今では非常に充実感を得ています。
縄推進機構)が主催する「IT津梁まつり2016」において、国際学
情 報システム ズ 専 攻
私個人としては大学入学後、1-2年次には迷走していた時期もあ
後輩の皆さんからは、
「沖縄は東アジアの中心だということを聞
群情 報システムズ 専 攻の卒 業 研究成 果 報告を実 施しました。そ
の学生が卒業 研究の
りました。しかし、3年次になって国際文化専攻を選び、東アジア、
いて、本土で学ぶよりも、多くの利点があると思った」、
「 岩手を離
のうち1テーマについては 、スマートフォンを用いたデモンスト
成 果 報 告を行うイベ
特に台湾を専門的に学ぶようになってから、学びの意義やその面
れて沖縄や台湾に行くことによって新たな地元に対する発見があ
レーションを実 施し、大 変 好 評でした。IT 津 梁まつりは、”ねら
ントとして は 最 適 で
白さに気づくことができました。
るということを知った」という感想をいただきました。今回、名桜
い”として、
「 子どもたちの自然・科学への興味・関心を引き出し、
あり、参加者(IT関連
名桜大学展示ブース
その結果、今では以前の私であれば考えもしなかった長期留学
大学での私の学びの経験を高校の後輩の皆さんに伝え、微力なが
ものづくりの喜び、思考する楽しみを伝えます」、
「 教育界、産業
企業、大学、専門学 校、学生等)から研究に対する意見・アドバイ
という目的ができました。台湾と出会うことによって、私は「学びは
らお役に立てたことを嬉しく思います。これから留学し、台湾をよ
界、地 域(親)、行政の4 者が一 体となって新たな人材育成のモデ
ス等を頂き、今後の研究活動 へのフィード・バックを行うことを
面白い」という感覚に変わることができたのです。私自身にこのよ
り深く知ることで得られる自らの個性を、台湾と沖縄・日本の関係
ル形成へのきっかけとします」、
「 学生を含めた県民に対して県内
目的としており、同時に、県 への地 域貢献にもつながると考えて
うな変化を与えてくれた台湾をより深く学びたいと思い、現在は台
を考える中で生かしていきたいと考えています。
IT関連 企業の商品やサービスを広く紹介し、IT関連の仕事に対
います。7回目の参加となる今回は、情報システムズ 専攻の卒業
湾留学の準備を進めているところです。
する理解を深めてもらいます」を掲げており、幅広い世代の学生
研究より、11テーマを選出し、報告を行いました。
地理的にも歴史的にも台湾と似ている沖縄。その沖縄にある名
(小・中・高・専・大)を対 象に、様々なITを体験していただける県
内最大級のIT体 験イベントです。県内IT企業や学 校などが出
総評:天願 健(国際学群 経営情報教育研究学系 上級准教授)
展し、それぞれの取り組みを紹介・展示するほか、イベントなどを
母校・水沢高校で講演する筆者
報告:菅野ゼミ 伊藤 俊弥
(国際学群国際文化専攻3年次、岩手県立水沢高校出身)
介護等体験報告会を開催
佐久本ゼミ
① 徳嶺 竜生:オブジェクト指向プログラミング理解のための教材設計の研究
② 山本 夏未:アパレルECサイトにおける衣服購入で生じる仮想と現実のギャップを小さくするための研究
今 年度、介護等 体験に参加した学生34人(国際学群12人、ス
ことによって得るものがあること、社会福祉施設での体験は学校
ポーツ健康学科19人、科目等履修生3人)による報告会を、平成27
現場での教員としての実践にもつながるものであること、などを感
ピーターゼミ
③ 知念 俊太:学生証を用いた出欠管理システムの自動化に関する研究
年12月18日(金)、学生会館のスカイホールにて実施しました。介
じ取っていました。報告会においては、ポスター発表という形式を
護等体験は「介護等体験特例法」
( 1998年施行)により、義務教
採用したおかげで、報告者の顔の表情や声の調子から、体験中の
育の教員免許状を取得する者に参加が義務づけられています。本
苦労や喜びなどが直接的に伝えられたと思います。また、報告を
学においては、中学校の英語か保健体育教諭の免許取得を目指
聴いていた仲間や後輩たちとの距離が近かったために、報告に関
す学生が参加しています。
する質問や感 想 が自由に飛び 交っていました。参加 者が一 体と
介護等体験の報告会を実施したのは、今回が初めての試みでし
なってお互いの語り合いを楽しむことができたようです。
た。学生は主に5日間の社会福祉施設(高齢者施設、障害児・者施
介護等体験に参加した学生にとっては、改めて体験を振り返り、
設、児童施設など)で体験したことについて、ポスターを使って報
今後の進路を展望する機会になったのではないでしょうか。一方、
アリゼミ
④ 劉羽東、高陽:大学生向けウェブ掲示板閲覧システムの提案
中里ゼミ
⑤ 三笘 拓人、小林 未季、畑中 隼斗、宮城 圭介※:絶景パノラマ君 ※大学院生
田邊ゼミ
⑥ 富東 禎昌、金武 美希子、宇榮原 未菜、島袋 美紀:自然災害情報ログのための情報共有および浸水情報収集に関する研究
天願ゼミ
⑦ 飯尾
⑧ 本多
⑨ 宮里
⑩ 川崎
⑪ 山﨑
13
授業紹介「児童福祉」卒業生による講話
旭:GPSデータを用いた沖縄県観光客・地元民のパターン分類
史哉:大学生のTwitterを使用した「ツイート」に関する分析
涼子:ICTを活用した学習支援プログラム
昌太:秘密分散を用いた複数社クラウドへのファイル自動バックアップ及び復元システムの提案と開発
航:脳波計を用いた「ながら学習」時の集中度と正誤数に関する研究
告しました。
今後、介護等体験に参加することを検討している学生にとっては、
同日、配 布された『介 護 等
体験の内容をイメージしたり、体験の意義を考えるきっかけになっ
体 験 報告書』に綴られている
たことでしょう。介護等体験がよい形で引き継がれ、教師を目指す
ように、学生は体験を通して、
学生の成長につながることを願っています。
社会は多様な人たちによって
介護等体験についてポスターを用いて
報告する学生
成り立っていること、一人ひと
りの利用者と真剣に向き合う
報告者:介護等体験事前指導担当 竹沢 昌子
(人間健康学部 スポーツ健康学科 上級准教授、社会福祉士)
14
ピアエデュケーション(Peer Education) IN 羽地中学校
沖縄県・OCVB主催「学卒プロジェクト」
で最優秀賞を受賞
平成27年12月9日(水)、看護学科 4 年次13人、3 年次3人、ス
もを育てられるのか」、
「自分が描いたライフステージが歩めるか」
本土の大学生に向けた卒業旅行プランの開発・提案を沖縄の学
きない学生の旅」をコ
ポーツ健康学科4年次1人で名護市立羽地中学校の「エイズ学習
等を話し合い、今の中学生という時期や進学後の高校生という時
生が競う「学卒プロジェクト」
(沖縄県及び一般財団法人沖縄観光
ンセプトに 地 元の学
会」に参加し、3学年110人を対象に「性に関するピアエデュケー
期に安易に性行為をしてはいけないこと、性行為には責任が伴う
コンベンションビューロー<OCVB>主催)において、国際学群観
生やタクシー 運 転 手
ション」授業を行いました。
ことを伝えました。
光産業専攻3年次・伊良皆ゼミの玉城妃奈子さん(沖縄県立知念
の口コミを 元 に作 成
ピアエデュケーションでは、性に関する正しい知識を学生がそ
参加した生徒の振り返りでは、
「劇などがあって楽しかった。恥ず
高校出身)、比嘉綾香さん(沖縄県立那覇高校出身)、金城麻姫呂
したプランを提 案。5
れぞれペアになり、トーク形式で伝え、グループワークで中学生と
かしがらず教えてくれてよかった」、
「デートDV等、精神的暴力もあ
さん(沖縄県立浦添商業高校出身)、佐伯波音さん(沖縄県立普天
人は旅プランの 策 定
ディスカッションをしました。性に関する知識を伝える場面では、
ることが分かった」、
「 今までのエイズの学習会と違って、楽しく学
間高校出身)、岩永洋樹さん(長崎県・海星高校出身)が最優秀賞
にあたり、プランに含
ギリシャ神話を題材に「どうして人は人を好きになるのか?」につ
べた」、
「自分も他人も大切にしたい」等の感想がありました。
を受賞しました。
む コ ース を 実 際 に
いて発表し、第二次性徴による「男女の違い」や「性感染症」などに
3年生生徒への事前アンケートでは、
「 好きならセックスしても
テーマは 、
巡ったうえ、名桜生のお薦めするスポットやタクシー運転手80人
ついて、中学生に伝えました。また、
「 デートDV」について、学生が
いいか?」で、
「はい」は、男子で24%、女子で11%いました。これら
Impressive(印
に対するお薦めする飲食店についてのアンケート結果を基にした
とある一場面を演じて、デートDVに当てはまるものは何かを考え
の事前アンケート結果も入れながら、授業を進めていきました。
象 的な ) + 渋 い
ガイドマップをプランに盛り込み、発表しました。
てもらいました。グループワークでは、事前に自分のライフステー
事後アンケート結果では、96.0%の生徒が「楽しく学べた」と回
( 大 人 テ イスト )
平成27年1月21日(木)、参加した学生が、山里勝己学長に受賞
ジを考えてきてもらい、グループ内の発表で仲間のライフステー
答していました。また、
「エイズの病気の特徴や感染経路、予防法に
を掛け合わせた、
を報告しました。山里学長は、
「 テーマに『渋い』という言葉を入れ
ジを共有し合いました。ライフステージの発表の後には、
「もし、中
ついて知ることができましたか?」については、
「 はい」80.6%、
学生の自分たちが性行為をしたらどうなるのか」ということも話し
合ってもらいました。性行為から考えられる妊娠、出産、育児等に
ついて、
「もし、今自分が妊娠したら、パートナーが妊娠したら子ど
「インプレッ渋な
「まあまあ」18.4%、
「まだわからない」1.0%でした。
旅 O kin awa」。
以下、
ピアリーダーとして参加した学生の感想(一部)を紹介します。
報告:東恩納 加奈
参加メンバー
看護学科3年次:島袋 聖菜、森根 希、湧田 千夏
看護学科4年次:小谷 夏季、久手堅 利紗、田村 康高、渡久地 卓、長倉 蒔育、長島 七絵、橋本 麻由、東恩納 加奈、古堅 あかり、
安井 雅子、山川 空、山城 歩、山城 里菜(50音順)
スポーツ健康学科4年次:岩木 みのり
たことで、新しい沖縄の魅力を表現できたのではないでしょうか。
ぜひ多くの方々に『インプレッ渋な旅』を楽しんでいただきたい」
「ちょっぴり大 人
と称えました。岩永さんは、
「時間を費やして取り組んだ分、最優秀
な、けど今しかで
賞をいただくことができ、とても嬉しいです」と笑顔で話しました。
プレゼンテーションの様子
第1回
山里学長に受賞の喜びを報告した伊良皆ゼミ一同
世界ウチナーンチュ学生サミットを開催
世界若者ウチナーンチュ連合会北部支部主催「第1回世界ウチ
ナーンチュ学生サミット」が、平成27年11月22日(日)に名桜大学
学生会館SAKURAUM3F・6Fで開催され、152人(学生73人、一
指導教員:名桜大学人間健康学部看護学科 学校保健、養護学 徳橋 知子
名護市立羽地中学校 養護教諭 石嶺 希
般市民79人)が参加しました。
本サミットは、同連合会北部支部代表の比嘉アンドレス氏の開
会挨拶と稲嶺進名護市長の来賓挨拶により幕を開けました。第1
参加学生からの感想
初めてのピア活動は、とても緊張し不安ばかりでした。実
際、戸惑うこともありましたが、グループの皆に支えられて、
無事終えることができました。活動中、皆の考えや思いを身
近に聞くことができた分、どのような声掛けがいいのかを考
えていました。反省点としては、私自身がグループ皆に考えて
ほしいこと、伝えたい内容などをまとめておく必要があった
こと、グル ープの雰囲 気を大 切にしながらもっと関わりた
かったことです。
今回、ピア全体のまとめ役として参加しました。授業では、
中学生の考えや思いを知ることができとても新鮮でした。大
学生も中学生も楽しそうにグループディスカッションをして
いて、また、私もいろいろなグループでディスカッションに参
加させてもらい、とても楽しかったです。
“ 性”について、中学
生が少しでも自分のこととして考え、身近に感じてもらえた
らと思います。羽地中学校の3年生と共に取り組むことがで
きて本当に良かったです。
小谷 夏季(看護学科4年次、沖縄県立知念高校出身)
東恩納 加奈(看護学科4年次、沖縄県立具志川高校出身)
部では、沖縄県出身海外移住者子弟留学生が演壇に立ち、母国で
あるアルゼンチン、カナダ、ペルー、ボリビア、ブラジルの沖縄移
民・コミュニティについて発表しました。移住先によって当時の状
況や移民条件等が異なり、現在でも各国の沖縄コミュニティに特
徴があることが紹介されました。その後、
「 世界ウチナーンチュ・
沖縄県出身海外移住者子弟留学生による発表の様子
ネットワーク」をテーマに、主催者の伊佐正、比嘉アンドレス氏、比
嘉和佳奈の3人が各発表を行いました。
第2部では、
「 意見チャンプルタイム」と題し、参加者による意見
交換会を行いました。多世代・多国籍グループを作り、ウチナーン
チュに関する様々なトピックで意見を交わすことで、ウチナーン
中学生と関わることができて、本当に楽しかったです。私
たちの講義内容について、中学生がふざけることなく興味を
持って聞いてくれていたので良かったなと思います。私のグ
ループでは、男子からあまり発言を引き出せなかったと少し
反省点があります。女子は具体 的に夢がある子もいてやは
り、夢を持てる環境を提供することも大人には必要だと思い
ました。
性という難しいテーマを一緒に勉強するという活動に参
加させてもらって、自分自身の勉強にもなりました。また、今
の中学生の将 来設 計や夢を聞くことで、今後の夢や目標に
対する刺激となりました。何より、子どもたちと話すことは、
とても楽しかったです。
長倉 蒔育(看護学科4年次、群馬県前橋市立前橋高校出身)
チュに対する新たな考えや意見を得ることができ、また人との出
会いを生み出していました。
第3部の交流会では、歌やダンス、楽器演奏など各国の素晴らし
いパフォーマンスが披露され、参加者は余興と食事を堪能しなが
ら懇親を深めていました。
本サミットを通して、参加者全員が海 外の沖縄移民・コミュニ
ティについて学び、互いに親睦を深めることで、一人一人のネット
田村 康高(看護学科4年次、大阪府立藤井寺工科高校出身)
ワークを広げる良いきっかけになったと考えます。これを機に、沖
縄と海外のウチナーンチュの更なる国際交流、そして経済や教育
の発展につなげていけるよう努めていきたい。
本サミット開催にあたり、公立大学法人名桜大学をはじめ、一般
財団法人りゅうぎん国際化振興財団や名護市、名護市国際交流協
会、公益 財団法 人 沖 縄県国際 交 流人材育成財団、それから本サ
ミットに参加した留学生や実行委員、そして多くの方々からの信頼
とサポートがあり、無事成功に終了することができたと確信してい
ます。心から感謝申し上げます。
報告:比嘉 和佳奈(国際学群2年次、沖縄県立名護高校出身)
伊佐 正(国際交流センター 係員)
グループディスカッション
15
「性感染症」についての発表
サミットを終えて
主催者の声
これまで多くの県系移民子弟が、交換留学生制度や研 修
事業を利用して、沖縄を訪れています。しかし、彼らの自国に
おける沖縄のあり方について、例えば、沖縄の文化がどのよ
うに守られているか等について、語られる機会はありません
でした。
今回、県系移民子弟が自国の移民社会について発表すると
共に、参加者と交流を図ることができ大変有意義な会となり
ました。成功裏に終えることができたのも、県民の皆さんの
応援があったおかげです。本当にありがとうございました。
同連合会北部支部代表
比嘉 アンドレス さん(国際文化研究科2014年度修了生/
アルゼンチン出身県系3世)
ピアエデュケーション参加者一同
16
授業紹介「社会福祉概論」
自分はこれでいいんだ ~性同一性障害当事者からのメッセージ~
協定大学・文教大学との学術研究交流会
国際学群国際文化専攻菅野敦志ゼミでは、平成27年11月7日
ト・質問をし、意見交換をしました。私は文教側の学生の発表を聞
性同一性障害の当事者で、本学スポーツ健康学科4年生の坂元
坂元さんは、
「 いろいろな人たちが存在することを、自然に受け
(土)午後3時半より本学の協定大学である文教大学国際学部(湘
くことで、自分が卒業論文を書く上でそれまで気付かなかった視
玖朱さん(宮崎県立日南高校出身)が、平成27年11月17日(火)の
入れられる社会をつくりたい。価値観や生き方は人それぞれ。こう
南キャンパス)から山脇千賀子ゼミを迎え、学生主体による学術
点から物事を見ることができることを発見し、自分の卒業論文の
「社会福祉概論」の授業で講話を行いました。坂元さんは、小学校
いう人たちがいることを伝えていくこと、それが当事 者の役割だ
研究交流会を実 施しました。場所は国際文化教育研究学系室を
参考とすることができました。以前からゼミ内や学内発表会など
に上がる頃からスカートをはくことに違和感を覚え、男の子の持
と思う」と力強く語ってくれました。卒業を控えた坂元さんは、在
利用し、参加者は教員2人(文教:山脇千賀子准教授、名桜:菅野
で卒業論文の発表は行ってきましたが、異なる大学の学生同士で
ち物とされていた黒いランドセルなどを持ちたいと感じていたそ
学中に健康運動指導士の資格試験に合格。希望する会社から内
敦志上級准教授)、学生14人の合計16人で行われました。
発表することによって、それまで得られなかった新たな意見や指
うです。中学生になると、制服、友人関係、遊び方など、生活のあら
定を獲得しました。社会人となってからも、自分に正直な生き方で
今回が4回目となる学 術研究交 流会は、文教側が卒 業 論文の
摘を得ることができました。今回の交流会では遠く離れた土地の
ゆる面が男女の区別によって分かれることになり、息苦しさを感
自らの役割を全うすることを期待しています。 テーマ・構成を報告し、それに対し名桜側がコメント・質問し、ディ
大学同士だからこそ、多くの違った多角的視点から意見や指摘が
総評:竹沢 昌子(人間健康学部スポーツ健康学科 上級准教授、社会福祉士)
スカッションをしていくという形式で進められました。発表は「地
得られ、それによって自分の卒業論文を見直し、よりよい卒業論
方コミュニティ内で見られる文化変容」
「 日本における国際協力」
文の完成につなげることができたと思います。
高校生になって初めて女の子とつき合うことになり、その彼女
などジャンルを問わず、それに対して名桜 側のコメンテーターは
交流会は予定の時間を過ぎてしまうほど、参加者全員が積極的
から、自分の生物学的な性別に違和感を覚える人たちが他にもい
自分たちの卒業論文との共通点や異なる点などを混じえてコメン
に参加していました。その後の懇親会でも、卒業論文に限らず、お
じたとのことです。しかし、まわりから嫌われたくないという思い
から、無理をして女の子として振る舞っていたそうです。
るという事実を教えてもらったそうです。それまでのもやもやし
互いの大学や進路などのさまざまな話題で盛り上がり、今回が初
た気持ちが晴れて、
「 自分はこれでいいんだ」と徐々に自分のこと
対面とは思えないほど打ち解けることができました。普段は交流
を受け入れ、他者に語ることができるようになっていったとのこと
のない大学の学生が協定校であるつながりを通じて交流し、学内
です。
だけでは得られない新鮮な意見交換ができたことで、双方にとっ
大学の入学式はメンズスーツで臨み、自分らしい生活を広げて
て有意義な会になったと思います。今回、このよ
いきました。とはいえ、体育の授業やスポーツの部活動は男女で
うな貴 重な場を設けていただいたことに感 謝
分かれるため、やりたくてもあきらめなければならなかったこと
し、また今後も交流会を続け、両大学の絆を深
めていってほしいと感じました。 もあったとのことです。就職活動に際しては、男性として自己紹介
し、理解してもらうように努めたそうです。
自身の経験や当時の気持ちを語る坂元さん
報告:菅野ゼミ 片井 智子
(国際文化専攻4年次、
静岡県立焼津中央高校出身)
大谷ゼミフィールドワーク 名護市における住民意識調査
ボランティア活動報告
観光を展開する地域においては、観光の経済効果や観光政策の
第21回伊平屋ムーンライトマラソン救護班
効果などの把握が重要であり、観光庁では評価手法の検討に取り
組む地域を支援し、地域の行政機関や研究機関などの連携による
成果を国内に普及させる事業に取り組んでいます。
そこで今回、観光庁の『観光地域経済の「見える化」推進事業』で
支援する名護市の事業の一環として、名護市と国際学群観光産業
専攻の大谷ゼミが「観光に対する住民意識調査」を実施しました。
大谷ゼミでは、
「 地 域における望ましい観 光振 興のあり方」を
テーマに地域振興や観光政策などについて学んでいます。講義で
学んだ理論を応用するため、毎年3、4年次の合同ゼミでフィールド
ワークを行っています。今年度は名護市と共同で平成27年7月か
ら準備を開始し、11月から郵送調査、11月13日(金)から28人で訪
問調査を行いました。
今年度のフィールドワークは、観光庁と名護市から委託を受けた
文教生の発表に熱心に聴き入る名桜生
調査開始時の集合写真
調査となりました。今回実施した住民意識調査は「住民がどのくら
平成27年10月24日(土)、第21回伊平屋ムーンライトマラソン
師及び看護師、歯科医
に救護ボランティアとして参加しました。伊平屋ムーンライトマラ
師、島内施設等の看護
ソンは、
「 星の声援、月の伴奏」のキャッチフレーズのとおり、月光
職 、役 場 保 健 師 と 職
が照らす海辺や山々を見ながら走るナイトマラソンです。今年は、
員、島 外からは 私 たち
フルとハーフに計773人が参加し、一二夜の見事な月が輝く中、島
の 他 に 、医 師 や 看 護
の皆さんのあたたかな声援に後押しされて727人が完走しまし
師 、北 部 市 町 村 消 防
た。最近では、北海道奥尻町にのれん分けされて、
「 奥尻ムーンラ
士、マッサージ師、時に
イトマラソン」が行われ、
「 月光がつなぐ絆」として双 方の地 域 振
は 通 訳 等 多くの 関 係
興に欠かせない事業です。 者が協 働して、一つの
本稿の救護ボランティアは、看護学科 教員と本学科卒業生で
大きなチームとして動
編成し、今回で6回目の参加です。大会救護班は、島内診療所医
きます。マラソン中の救護が主な役割ですが、実は、ランナーの皆
さんが、伊平屋のおいしい料理を楽しみながら、大会後の達成感
い観光の効果を実感できているか」や「観光客の滞在によって生活
と開放 感で大いに盛り上 がる後夜 祭での救 護も神 経を使いま
環境が悪 化していないか」という受入許容量、すなわちキャリン
す。しかし、月の女神様に守られているのか、これまで大きな怪我
グ・キャパシティの考え方に基づいた調査で、ハワイが先進事例と
等は起こっておらず、毎回、後夜祭フィナーレを見届けて、胸をな
なります。観光政策を評価する調査は研究への活用に加えて教育
でおろしつつ、深夜、宿泊地に向かいます。
効果も大きく、フィールドワークの機会を与えていただいた観光庁
本大会の救護ボランティアは、看護師免許が必要です。今回、
と名護市、調査研究グループの皆様にこの場を拝借してお礼を申し
念願であった本学科 編入学生の救 護 班参加が叶いました。コー
上げます。
ディネーターとしての私の密かな野望は、救護ボランティアを、本
学生は、調査趣旨の理解と郵送調査の準備に始まり、調査票を
学科卒業生と編入学生で編成することです。協力してくださった
直接回収する個別訪問調査、調査結果の集計と分析、3年ゼミによ
教員や卒業生の力を借りて、北部地域で育ててもらった看護学科
る名護市提出用の報告書作成など実際の観光事業と政策を学ぶ
の一員として、微力ながら地域貢献のつもりで続けていきたいと
大きな機会となったはずです。引き続き、地域と連携した事業の中
考えています。走ることや離島に興味のある方、是非、一緒に伊平
で学生は「課題発見、提案能力」を養い、座学での理論の応用に取
屋ムーンライトマラソンを盛り上げましょう!
り組んで欲しいと思います。 総評:大谷 健太郎(国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授)
伊平屋村の美しい海
総評:比嘉 憲枝(人間健康学部 看護学科 上級准教授)
調査時の様子
後夜祭フィナーレを迎えてほっとする救護班
17
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平成27年度 名桜大学総合研究所シンポジウム開催報告
さぁ! 世界へ飛び出そう!̶ 私の留学体験記 ̶
総合研究所では、本学全教員を研究所員とし、
「 言語文化部門」
「 経営情報部門」
「 観光環境部門」
「 社会政策部門」
「 健康
科学部門」
「 看護科学部門」の6部門で、専門的・学際的な研究活動を展開しています。このたび開催された経営情報部門
と看護科学部門によるシンポジウムについて報告します。
■タイトル
マイナンバーの勘どころ ―企業・個人がとるべき行動と対応―
■日 時
平成27年12月5日(土)13:00~16:10
■場 所
名桜大学 総合研究所
■講 師
倉富 和幸(名護市役所総務部人事行政課ICT推進係)
古林 忠史(NTTアドバンステクノロジ ネットワークソリューション事業本部 セキュリティソリューションビジネスユニット)
飯田 剛史(社会保険労務士法人D・プロデュース)
■参加人数
33人
マイナンバーとは「社会
の紹介がありました。3番目に社会保険労務士法人D・プロデュー
保障・税番号制度」のこと
スの飯田剛史様から「企業がとるべき行動と対応方法について」
で 、国 民 一人一人 が もつ
と題して従業員からマイナンバーを収集する前に準備しなければ
12桁の番号のことです。
ならない4つの安全管理措置の説明があり、違反時には懲役刑を
含む罰則があるとの説明がありました。
「 マイナンバ ー の 勘 ど こ
ろ 」と 題して 経 営 情 報 部
最後に、パネルディスカッションが行われ、会場の一般市民、学
門シンポジウムを開 催い
生や教員の方々から制度への対応方法や疑問点についての質問
があり、講師の方々から回答がありました。特に従業員からマイナ
たしました。
最初に名護市役所の倉
会場の様子
心の国境を越えて
̶ 私の留学体験記 From 北京聨合大学旅遊学院 ̶
僕が好きな中国の文化を1つ紹介します。
それは、
メンツ文化です。
中国人は、友達に対して寛大な心を示す気持ちが強くあります。
例えば、友達とご飯を食べにいくと、誰が奢るかでケンカになりま
す。そこに損 得は なく、
「 一 緒にご飯を食べることが できて楽し
かった、ありがとう」という気持ちが表れています。自分のものは自
分で消費し、支払うという日本の文化とは違いますね。
そもそも、僕が中国の文化に興味を持ったのは、大学1年生の時
に北京から来た留学生が、僕の誕生日に3,000円もする中日語辞
書をプレゼントしてくれたことがきっかけです。彼女は、アルバイト
して稼いだ大 切なお 金を僕の成長のために使ってくれました。僕
は、自分が稼いだお金を友達の将来に投資するというカッコイイ
発 想 は今 ま でありませ んでし
た。また、
「 中国人はとても友達
を大切にするから、こんなの当
たり前だよ!」と言われ、とても
驚きました。彼女の心の器の大
きさや、お金や友達に対する価
値観に触れて、僕は北京で中国
の文化を勉強することを決めま
した。そして、僕も日本人代 表とし
て、彼らに負けないように礼儀 正
しい 振る舞いをして、日本を好き
になってもらえたらと思いました。
中国で、友 達を10 0人作るとい
う目標を立てていましたが、2カ月 北京の中心である天安門にて
で達成できました。友達とおしゃべ
りして、ご飯を一緒に食べて、勉強して、毎日を楽しく過ごしていま
す。僕と超仲の良い友達が来年の4月から、名桜大学に留学するこ
とになりました。こんなに、嬉しいことは無いですね。ある国に1人
の友達ができるだけで、その人の心の中に国境は無くなります!友
達を思う優しい気持ち、お互いを好きになること、僕は大好きです。
先々月、内モンゴルに旅行してきました、雄大な草原に圧倒され
ました。旅や人との出会いから、勉強できることは、教科書で勉強
することより遥かに多いですね。大陸の広さを、皆さんも感じてみ
てはいかがでしょうか。
2015年12月
木村 晃(国際学群2年次、千葉県立千葉大宮高校出身)
旅行で天津に行きました
ンバー提 示の拒否が有った時の対応方法など、企業の担当者の
富和幸様から「マイナンバー制度がはじまるとどうなるの?」と題
方にとって役に立つ情報を沢山聞くことができて有意義なシンポ
してマイナンバー制度の概要についてビデオを交えながら分かり
ジウムとなりました。これから始まるマイナンバー制度の運用に際
やすく解説いただきました。2番目にNTTアドバンステクノロジの
し、今後より理解を深め上手に制度に対応していく必要性を感じ
古林忠史様から「マイナンバー時代の標的型攻撃の防御手段」と
ました。
題してPCのデモを見ながら、思わず開きたくなるような内容の
総評:田邊 勝義(国際学群 経営情報教育研究学系 教授)
メールを送り添付ファイルを開かせてウィルスに感染させる手口
■タイトル
がんのリハビリテーション ―がん看護の新たな潮流―
■日 時
平成27年10月11日(日)13:30~16:40(開場13:00)
■場 所
名桜大学 多目的ホール
■講 師
基調講演:辻 哲也(慶応義塾大学医学部・医師)
シンポジスト:神里 みどり(沖縄県立看護大学・教授)
吉澤 龍太(那覇市立病院・がん専門看護師)
小橋川 初美(社会医療法人友愛会 南部病院・緩和ケア認定看護師・緩和ケア病棟師長)
■参加人数
99人
今や、がんは医療の進歩や早期発見・早期治療により「不治の
病」から「共存」する時代に入り、がん体験者のQOLの向上が求め
すべてが新鮮!!!ハワイLIFE!!
̶ 私の留学体験記 From ハワイ大学ヒロ校 ̶
ハワイ大学ヒロ校は、ホノルルから飛行機で1時間離れたハワイ
島に位置する大学です。とても自然が豊かで、少し名護市と似てい
ます。生活、人、文化、食べ物、ファッション、学校の制度、すべてが
日本と違い、刺激ばかり受けていました。初めは友達作りにてこず
りましたが、積極的に話し掛け常に笑顔でいることを心掛けてい
たら、自然と沢山の友達ができました。ヒロ校は、世界中から留学
生が来ているため、留学生に対するサポートがしっかりしており、
不自由なく生活することができました。平日は授業の後に、友達と
一緒に課題を解いたり、ドライブがてらカフェ等に出掛けたり、ホ
ストファミリーの家で日本食を料理しました。休日は海や山、滝や川
に出掛け、様々なアウトドアに興じました。その場のノリや雰囲気
に合わせていろいろ挑戦しましたが、今思えば、日本では考えられ
ないようなスリル のある体
験ばかりでした。幸いなこと
に、ハワイで誕生日を迎える
ことができたため、誕生日前
後 の1週 間は 毎日友 達 がお
祝いをしてくれました。
授 業 は E S Lという
Writing, Reading,
Speaking & Listening ,
友達が誕生日をお祝いしてくれました
Grammar の授業を取ってい
ました。少人数のクラスであっ
たため、先生との距離も近く毎
回 楽しく授 業を受けていまし
た。通常の授業では、ハワイア
ン OHANA というハワイの文
化や言 語を学ぶ 授業に参加し
て いました 。毎 週 グル ープ に
なってプレゼンテーションをし
友達の家族と火山のハイキング
たり 、ハワイの 料 理 を 作 った
り、伝統的なレイというハワイの首飾りも作りました。ハワイならで
はの体験を味わうことができ良かったです。
4カ月という短い留学期間であったため、毎日外出し様々な人と
関わるように心掛けました。ハワイでの生活は、外国の人たちの考
え方や日本との違いが垣間見えて、とても面白かったです。出発前
は不安もありましたが今となっては、ハワイでのすべての経験が宝
物です。これからは、この経験を生かして様々なことに挑戦したい
と思っています。
2015年12月
國保 海(人間健康学部スポーツ健康学科4年次、三重県立四日市南高校出身)
られています。がんの治療で受けた身体や心のダメージに対して、
がんのリハビリテーションを行うことで、回復力やQOLを高め、
二回目のうちなー生活
家庭や社会への復帰などが可能になってきました。そこで今回、
がんのリハビリテーションの先駆者である辻哲也先生やがん看護
の専門家をお招きし、がんのリハビリテーションにおける看護の
役割機能を広く伝える機会としてシンポジウムを開催しました。
基調講演 講師 辻氏
シンポジウムの様子
シンポジスト 神里氏
シンポジスト 吉澤氏
シンポジウムでは、科学的エビデンスに基づく内容から看護実
践まで幅広い講演内容に加え、涙をさそう事例紹介もあり、がん
のリハビリテーションの重要性を伝える素晴らしい講演となりま
した。会場からは、多くの質問や意見が交わされ、中でもがん体験
者が述べた「個別性のある支 援の要 望」は、がんのリハビリテー
ションへの期待や重要性を伝えるものとなりました。
総評:玉井 なおみ(人間健康学部 看護学科 准教授)
19
シンポジスト 小橋川氏
̶ 私の留学体験記 in 名桜大学 ̶
こんにちは、台湾の大仁科技大学から交換留学生として来た郭
育志(カク・イクシ)です。子供の頃、ばあちゃんやいろいろな高齢者
の方から日本の良さというのを知り、いつか日本に留学したいと
思っていました。
2年前(2013年9月)、ある巡り合わせで交換留学機会を得て、初
めて沖縄に来て、名桜大学で半年間留学しました。その時名桜の
先生や学生の皆と知り合って、い
ろいろお世話になりました。今回
(2015年3月)、もう1度交換留学
機 会を得て、大 好きな沖 縄や名
桜 大 学 に 戻 り まし た 、前 期 は
LLCのチューターとして「台湾文
化祭」というワークショップを開
催して、台湾の文化や言語を皆に
シェアしました。夏休みも名桜大
1回目の留学で知り合った留学生仲間
学の学生の一員として私の出身
国である「台湾」で開催されたア
ジア国際 学 生会 議「G PAC」に
参加して、様々な国の優秀な学
生と交 流を深めることができ、
またアジア経済についてもより
深く知ることができました。
2015年の夏に台湾で開催されたGPACにて
今は日本、台湾の両国におけ (左から3人目が筆者)
る友好関係促 進に貢献するために、東京に本部がある「日本台湾
学生会議」を沖縄に持ち込み名桜大学にそれを創設し活動してい
ます。残りの留学期間はもっとこの世界に愛と平和を守るために、
頑張りたいです!
2015年12月
郭 育志(大仁科技大学 交換留学生)
20
研 究 活 動 紹 介
MEIO COOL HEALTH PROJECT
健康長寿を愉しもう!健やかなスーパーセンテナリアンへ
近 年 、日 本 人 の 寿 命
ることで活性化するほか、レスベラトロールやニコチンア
は飛躍的に伸び、80歳
ミドモノヌクレオチド(NMN)などの化合物の摂取でも活
以上の高齢者は1000
性化され、老化の速度を遅くすることが明らかにされよう
万人、100歳以上は6万
としています。NMNに関する研究は、正に先端的な研究と
人以上になったといわ
して現在進められていて、このようなNMNに代表される
れ て い ま す 。さ ら に 今
ような人の寿命を飛躍的に伸ばすことができる可能性を
後 、医 科 学 の 進 歩 と と
もつ化合物の力により、
「 125歳」くらいまで病気を遠ざけ
もに、
「 スーパーセンテナリアンといわれる110歳を超え
元気に生きられる時代が正に到来しようとしています。確
るスーパー百寿者」が多くなる時代が幕を開けようとして
かにありがたい話ではあるのですが、しかし、このような
います。これまで世界で2500人くらいしか誕生していな
化合物に頼ることなく、人本来の力で健康長寿を実現する
スーパーセンテナリアンですが、その中でこれまで確証の
ことがやはり大切であり、少なくとも過去のスーパーセン
ある世界最高齢者は、1997年に122歳164日で死去した
テナリアンの方々は、現代の科学とは無縁の力で健康長寿
ジャンヌ・カルマンさん。男性の最高齢者は2013年に116
を愉しんできた事実があります。
歳54日で死去した木村次郎右衛門さんとなります。この二
人に共通することは、年齢を重ねても元気だったというこ
100歳以上の長寿者はどのような生活習慣なのでしょう?
とです。医科学の力に頼ることなくスーパーセンテナリア
9割以上の人が1日3食きちんと食
ンになるにはどうしたらいいのか?また、一方では今後、
事をし、よく動き、夜もぐっすり眠れ
医科学の進歩により人の寿命はどこまで伸びるのか考え
る。食事の内容では、9割近くの人が
てみます。
野菜、果物を欠かさず食べており、食
いくら長生きするといっても、要支援や要介護の状態で
物繊維・ビタミン・ポリフェノールな
長く生きるのは望まれた状態ではありません。人の寿命は
どをしっかり摂取しています。好き
医科学の進歩により確実伸びているが、片や寝たきりや認
な食べ物のトップは果物。また、肉を
知症などの問題(介護寿命の延伸)により、長寿の“寿”の状
食べる習慣はほとんどなく(内陸部
態とは決していえない状況も多くなってきています。ピン
では肉も多い)、魚を毎日のように食べています。好きな食
ピンコロリという言葉に形容されるように、これからの時
べ物でも魚が2位に入っています。その他、イモ類、キノコ
代長生きできる時代が来ると言っても、日常的に介護を必
類を好んで食べる習慣が特徴的です。メンタル面でも、6~
要とせず、元気で自立した状態で長寿を全うすることが重
8割の方が自分が健康だと感じたり、毎日気分良く過ごし
要なのです。
ています。周りとの人間関係が上手くいっていると答えた
健康長寿をむしばむ3つの壁
健やかに歳を重ねて健康長寿を愉しむためには、健康長
寿をむしばむとされる3つの壁を乗り越えていく必要があ
人も7~8割以上にのぼります。規則正しい生活やバランス
の取れた食生活、気持ちよく生活することが健康長寿の秘
訣といえます。
サーチュインの活性から少食は長生きに
ります。3つの壁とは、①ガン・心疾患・脳血管疾患である三
つながるとされますが、問題もあります。
大生活習慣病、②骨粗鬆症・変形性関節症などに代表され
それは栄養のバランスです。例えば加齢
るロコモティブシンドローム(ロコモ)、③認知症のことを
によるロコモを遠ざけるためにも、たん
指し、これらを予防するためには「規則正しい生活習慣」
ぱく質やカルシウムの摂取はとても
「栄養バランスのとれた食事」
「 日々の運動習慣」が大切と
大切になってくるのですが、少食の
なります。またスーパーセンテナリアンといわれる方々
場合はこれらの栄養素が不足し、そ
は、100歳を越えた時点でもこれらの3つの壁とは無縁で
れが筋量の大幅な減少や骨粗鬆症
あったといわれています。Handschin and Spiegelman
を招くことに繋がるのです。やはり、健康長寿には「規則正
(2008)は、ガン・動脈硬化・糖尿病・認知症などの病気の原
しい生活習慣」
「 栄養バランスのとれた食事」
「 日々の運動
因を作るのは、
「 不活動な生活と肥満がセット」になること
習慣」が大切であり、それにプラスし“生きがいをききちん
で起こることを述べ、この場合60歳後半の時点において
と確保”することが健康長寿を愉しむことにつながるので
50%の人が重篤な疾患にかかるとしています。やはり病は
す。夢か現か幻か?若いうちからそのような生活習慣が形
生活習慣が関連しているということです。
成されれば、健やかなスーパーセンテナリアンも決して夢
■ 那覇日台親善協会設立総会・交流会参加記
―本学が民間レベルでの沖台交流の先導役に―
平成 27年11月17日(火)午 後18 時より那 覇ロワ
ジールホテルを会場に、那覇日台親善協会(伊藝美智
子会長、高里洋介事務局長)の設立総会・交流会が開
催されました。
同協会の準 備 会顧問は台北駐日経 済 文化代 表処
那覇分処の蘇啓誠処長で、筆者は蘇処長より同協会
の理事就任および学術部会の部会長を仰せつかりま
した(副部会長は石垣直・沖 縄国際大学准教授)。同
協会の部会としては、他に 経 済 部会(新 垣旬子 部会
人の体内にはサーチュインと呼ばれる長寿に関係する
遺伝子が7つ存在し、この遺伝子が働いている状態になれ
ば細胞の寿命が驚くほど長くなることが分かっています。
サーチュイン遺伝子群は、腹7分とか8分の食生活を心がけ
21
部会長紹介・挨拶後のスナップ(筆者左端)
( 写真:事務局提 供)
長)、文化部会(大城昌子部会長)、体育部会(平田久雄部会長)、
善協会は、その名称には「那覇」の地名が付いてはいるものの(こ
青少年部会(盛島明浩部会長)が設けられています。
れは「沖縄」と付けた場合、沖縄県によって主宰される団体として
同協会は全国で第70番目となる日台親善協会で、沖縄県では
外部から誤 解されないようにとの配慮から、県庁所在 地である
初めての設立となります。同協会は民間の力を原動力として日本
那覇の地名が付けられたとのことでした)、これまで組織化され
と台湾の関係を一層強化することを目的として発足しました。そ
てこなかった県内の民間レベルでの人的ネットワークを結集さ
もそも、台湾(中華民国)と日本は1972年の断交以来国交がな
せ、より大きな力でもって沖台・日台の交流を推進する任務を背
いため、従来から「民間団体」を窓口とする形式で関係が維持さ
負って設立されたといえます。
れており、大使 館・領 事館に 相当する機 関としては東 京(代 表
設立総会では玉城節子氏による琉球舞踊なども披露され、大
処)、大阪、福岡(弁事処)、の他に札幌、横 浜、那覇に分処があり
変豪華な船出となりました。本学からは比嘉良雄理事長も顧問
ます。
としてご挨拶されるなど、これから沖台の民間交流において本学
沖縄と台湾の親善を目的とした協会には、他にも八 重山日台
が先導 役としての役割を果たすべく寄せられている期待が非常
親善協会等がありますが、従来の民間交流団体は県内の全域・全
に大きいことを感じた設立大会となりました。
領域を対象とするものではありませんでした。今回の那覇日台親
菅野 敦志(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)
■ スペインの「死者の日」に関する現地調査
平成27年10月23日(金)から11月7日(土)までの約2週間、ス
る 小さなキャ
ペインのム ルシア州で現 地 調査を行ってきました。11月2日は
ンドル が 売 ら
「死者の日」といって、スペインや南米諸国などカトリックを信仰
れます。
「死者
する地域では墓参りが行われます。ムルシア州ではこの日、墓地
の 日 」の 前 夜
に多くの人々が訪れ、墓前にはカラフルな花々が供えられて、まる
に は 、死 者 の
で祭りのような賑わいとなります。そしてどこからか、アウロロの
霊 魂が家に
歌声とハンドベルの音が聞こえてきます。
戻ってくると考
アウロロとはカトリック教区内の男性信者で組織された合唱
えられており、
団で、死者の霊魂のために歌と祈りを捧げるグループです。煉獄
死 者 が 休むた
で 苦しんでい る死 者の霊 魂のために歌と祈りを捧げることに
めのきれいな
よって、霊魂は救われると考えられています。この起源は10~12
ベッドが用意され、水を張ったお皿に火を灯した「マリポサ」が浮
世紀頃、フランスのクリュニー修道会の修道士による死者への執
かべられます。その小さな灯りが水面に揺れると、死者が訪れた
り成しの祈りにあるとされます。後に、この執り成しの祈りが拡
合図と考えられています。
花が供えられた墓の様子
大解釈されてい
アンデス地域の死生観を研究している筆者が今回なぜ、スペ
き免罪符へと発
インで調査を行ったかというと、実はアウロロによく似た習慣が
展したとい われ
アンデスの一部地域にも存 在するからです。今回は両地域の比
ています。
較研究ということで「総合研究所 平成 27年度新 規採 用者助
また、
「 死者の
成」を受けて現 地 調査を実 施いたしました。今回の調査で得た
引 用・参 考 文 献:H a n d s c h i n C , S p i e g e l m a n B M . T h e r o l e o f
日」が近づくと、
exe rci s e a n d P G C1α in infl a m m ati o n a n d c h ro ni c di s e a s e.
データをこれから比較分析し、アンデスについての研究をより深
雑 貨 店 で は「 マ
化させていきたいと考えております。
でも幻ではないと考えます。
進む科学
ご挨拶される本学の
比嘉理事長
Nature. 2008 Jul 24; 454(7203): 463‒469.
健康・長寿サポートセンター長
高瀬 幸一(人間健康学部 スポーツ健康学科 教授)
リポ サ 」と 呼 ば
墓地で歌うアウロロの男性たち
れる水に浮かべ
上原 なつき(国際学群 国際文化教育研究学系 准教授)
22
平成27年度 修士論文・卒業論文タイトル一覧
李 鎭榮 ゼミ
■ 学会発表報告
●
●
●
●
2015年9月26日(土)⦆にオーストリアのグラーツ大
●
学 で 開 催され た 3 r d G r a z W o r k s h o p o n
●
Information Structure(GWIS 3)、10月22日(木)
●
●
にポーランドのルブリンカトリック大学で開催された
高嶺 司 ゼミ
L i n g u i s t i c s B e y o n d a n d W i t h i n 2 0 15
(LingBaW 2015)、更に12月6日(日)に中国の北京
ブラジルのストリートチルドレンとサッカー
-ワールドカップとオリンピック開催による急速なインフラ整備が及ぼす影響-
中国都市部における社会保障制度の問題 -失業者を対象とする保障の欠如-
食品ロスと家庭の食事の変化の関係性に関する一考察
出生前診断の現状と課題 -日本と海外の比較-
LCCによる旅客ハブ空港化がもたらす経済効果 -ピーチアビェーションによる那覇空港拠点化をもとに-
日比関係の変化
沖縄県の地方紙における米軍基地報道 -新聞倫理網領からみる琉球新報と沖縄タイムスの報道-
米軍基地と共に生活する沖縄 -基地との共存は可能か-
キャンプ・ハンセンと人間の安全保障 -米軍構成員による事件、事故
キャリア教育の必要性について
ブラジル沖縄県系人の変遷 -現在における課題について-
●
●
語言大学で開催されたInternational Workshop
on Syntactic Cartography 2015(IWSC2015)
●
●
IWSCにおける質疑応答の様子
LingBaWでのポスター発表の様子
●
において研究発表することができました。この3回の
●
研究発表は、私が10年以 上継続して研究しているテーマ、日本
界的に著名な研究者からの質問に内心汗をかきながら、別角度
語のトピック・フォーカス構 造についてのものでした。しかも、
からテーマの見直しができました。山里勝己学長、金城やす子副
LingBaW 2015以外はそのテーマに直接関係している学会で
学長、佐久本功達国際学群長をはじめとする先生方、更に、事務
したので、非常にやり甲斐があり、多くのことを学ぶことができま
手続きをしてくださった事務の方々に感謝します。次に授業を休
した(ただし、半年で3回の発表でしたので、準備は本当に(!)
講し、補講をしなければならないことで、あるいは卒業論文指導
大変でした)。
が後回しになってしまい、迷惑をかけた学生の皆さんにありがと
海外の学会で発表する一番の面白さ(=厳しさ)は、世界各地
うの気持ちを伝えたいです。
の様々な研究者と知り合い、質問、コメントを受けることで、より
深く自らの研究テーマを考察できることです。どの学会でも、世
●
●
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菅野 敦志 ゼミ
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●
中村 浩一郎(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
●
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平成27年度 修士論文・卒業論文タイトル一覧
大学で学び培った知識を基に、学生各自が設定した研究課題をまとめる卒業論文。
平成27年度は、修士論文が14テーマ、卒業論文が453テーマ提出され、学期末には、各研究科、各専攻・学科で修士
論文・卒業論文発表会が行われました。本学の在学生が、どのような興味、関心をもって研究活動を行っているかを知っ
ていただくと共に、後輩学生には、今後の研究活動の参考にして、それぞれのテーマ設定に役立てていただきたい。
●
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照屋 理 ゼミ
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大学院 国際文化研究科
中村 浩一郎 研究室
宮平 栄治 研究室
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涂 夢潔/中国語話者の第2言語としての日本語習得に関する研究 -格助詞
「に」
の習得、
誤用に焦点を当てて-
王 維/国家衰退の理論構造 -ロストウ、キンドルバーガーとジェイコブズの理論から見る国家衰退論-
王 飛揚/金融危機の定義の基礎理論 -金融危機の連鎖性とシステム・シンキング-
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屋良 健一郎 ゼミ
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アリ, ファテヘルアリム F. 研究室
小川 寿美子 研究室
我部 政光/教育におけるICT活用に関する研究 -後期中等・高等教育の利活用現状と課題-
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池根 奈菜子/カンボジアにおける小児肥満と生活習慣の関連性について
上野 玲里/沖縄県における高校生の性意識と性行動に関する研究 -学校・家庭で受けた性教育の検討-
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大学院 看護学研究科
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金城 利雄 研究室
野崎 希元/摂食嚥下障害のある高齢者に対する主介護者の経口摂取への思い
鈴木 啓子 研究室
外間 直樹/精神科病院において患者の自殺に遭遇した看護者に対する師長の支援の現状と課題
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金城 やす子 研究室
永田 美和子 研究室
水川 知恵/重症心身障害児を在宅で養育する父親の思いと支援のあり方に関する研究
金城 のえみ/医療的ケアを要する子どもを養育する母親の就労の実態と就労に対する思い
上原 なつき ゼミ
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新垣 あゆみ/「認知症高齢者の退院支援における病棟看護師の認識」-急性期病院の中堅看護師のインタビューから-
九津見 彩子/地域活動に参加している高齢者にもたらす笑いヨガの生理的・心理的影響
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大城 凌子 研究室
吉岡 萌/高度経済成長期に関西に移住した沖縄出身者の病気の経験 -ライフストーリー・インタビューを通して-
金城 祥教 研究室
並里 玲子/看護専門学校における看護教員の教育実践能力の現状と課題 -自己教育力との関連を通して-
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国際学群 国際文化教育研究学系(国際文化専攻/語学教育専攻)
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山田 均 ゼミ
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四国霊場と空海伝説
沖縄県北部におけるユタ信仰の実例と考察
当山久三の移民 -ハワイ移民の与えた影響について-
選択される男性 -女性の恋人選択・恋愛経験との関連-
外国人労働者と日本
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渡慶次 正則 ゼミ
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住江 淳司 ゼミ
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23
沖縄における性被害の低年齢化の実態
沖縄観光における文化帝国主義の発生 -古宇利島の事例を中心に-
日本におけるヒップホップのローカリゼーション
大学生のLINE依存と人間系の構築
日中結婚の摩擦と離婚に関する文化的要因について
沖縄の保育園児の言語環境の実態
不登校児を持つ母親たちの実践の分析
家庭環境が子どもの認知能力に及ぼす影響 -言葉の問題を中心に-
カナダの多文化共生について
ブラジル大農業地帯「セラード」、緑の革命を起こした日本人・日系人の農業貢献の背景
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カンボジアの貧困と教育問題
台湾と沖縄におけるコミュニティとメディア -FMよみたんを一事例として-
日韓関係と韓流 -大衆文化による認識変化-
日本における仏教の伝播と受容 -東アジア諸国との比較-
日本における西洋文化の受容と伝播 -文学作品を中心として-
台湾の多文化主義政治における対移民政策 -2000年以降の民進党政権期の事例を中心に-
日本と韓国の大衆文化 -日本ドラマと韓国ドラマを中心に-
ロックミュージックが与える影響
バスケットボールの普及史 -アジアにおける発展と日本の一考察-
植民地下台湾における教育
中国と日本の民族服の比較考察
日中文化交流の一考察 -福建省と沖縄を中心に-
日本文化の海外進出 -ヴィジュアル系に重点をおいて-
沖縄本島中部における衣服文化への米軍基地の影響について
ウチナーヤマトグチの認識と価値について
沖縄・長崎・広島における戦争の記憶継承
現代沖縄におけるかりゆしウェアの存在意義について
鹿児島の郷土芸能からみる琉球と薩摩の関係 -琉球使節の様子を通して-
沖縄の人にとっての美 -戦後を中心に-
琉球と日本における宗教の違い
ユタの存在意義について -その変容の一側面-
貝原益軒の教育観 -女性らしさを『和俗童子訓』から探る-
恋の歌『小倉百人一首』-女流歌人の恋歌14首による考察-
犬の殺処分について
世後期アイヌ・コタンの変遷と蝦夷地支配
名付けの移り変わり
雨乞いの歴史と形骸化
亡国の海軍 海軍統帥の崩壊
現在の学力観の課題と現状 -寺子屋教育と明治期の教育内容から-
祇園祭における伝統の形成 -山鉾巡行路に着目して-
琉歌の構成 -母音に着日して-
アイメイクに見られる現代女性の美意識に関する一考察
タワンティンスーユの繁栄と滅亡に関する一考察
鳥取の絣に見られる地域的特性 -東南アジア、琉球との比較-
伝統祭祀の意義 -久高島イザイホーを事例に-
世界遺産の保護への取り組みに関する考察 -富士山の諸問題を事例として-
ホラー映画からみる日米の死者表象の違い
イメージの共有とその媒介 -『オシャレ』パリジェンヌイメージの誕生とその歴史-
BOX ~模型による空間の融合~
ハリー・ポッターの形態学的考察
先住民迫害と大国建国の歴史 -北米インディアンとアメリカ合衆国を例に-
ブラックミュージックの歴史とアメリカにおける黒人差別
ディズニープリンセスのドレスの色に関する考察 -宗教と文化の多様性に向けて-
沖縄における結婚式の特性と魅カ -沖縄文化の新たなブライダル商品化に向けて-
日本と中国の小学校英語教科書の比較
英語教育政策は東京オリンピックに対応できるか
フリースクールの課題と可能性について -フリースクールの事例と適応指導教室の事例をふまえて-
ゆとり教育は本当に失敗だったのか -学力の観点から考察する-
発達障害児の通級における課題の調査
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平成27年度 修士論文・卒業論文タイトル一覧
与那覇 恵子 ゼミ
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東ティモールのゴミ問題 -沖縄の取り組みを参考に-
なぜ沖縄県民は移住したのか ~南米に焦点を当てて~
イギリスと日本で“笑い”はどう違うのか
アボリジニの文化・言語はどのように継承されているのか
政治家「山中貞則」~沖縄と鹿児島の関係
教育的側面から体罰を考察する
日本の小学校英語教育はどうあるべきか -日本と台湾と比較して-
ALTはどのように生かされているのか -高校現場のアンケート調査を通して-
英語による英語授業の可能性~高等学校英語科授業観察を通して~
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林 優子 ゼミ
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中村 浩一郎 ゼミ
「ブラックミュージックの歴史と文化 -アメリカ黒人のあり方とソウルミュージック-」
学習指導要領と授業実践から見るTBLT
和製英語が言語習得にあたえる影響と対策
教育委員会制度の問題点と改革の是非について -中央集権型から脱却すべき日本の教育-
映画翻訳に基づく日英言語・文化比較 -「もののけ姫」
「不思議の国のアリス」に焦点を当てて-
The English Slang
教育格差における改善策と今後の展望
オランダ通詞の英語学習法を現代に活用する
英文法指導の重要性
「丁寧さ」の日英比較 -ポライトネス理論からの検証と円滑なコミュニケーションに向けて-
10歳までの環境が人格へ与える影響を説き、独自の子育て論を展開する
女性ファッション誌におけるカタカナ語の現状
A Comparative Study of the Differences between Australian and British (London) Englishes in Accent
沖縄でのイマージョン教育の可能性
ディクテーションがリスニング力に与える効果の検証
指導者が人を見分ける方法
日本の英語教育のこれから~韓国に学ぶ、英語教育制度改革計画~
日本語を母語とするコドモの言語獲~誕生から就学前まで~
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スカイマークが再び第3極として返り咲く日はくるのか
トヨタの経営分析 -環境技術戦略を中心に
ニッセンの新たな挑戦と可能性
琉球びんがたの現状と課題
スティーブ・ジョブズにみるリーダー像
メーカーによるPB商品の生産と今後の課題
泡盛イメージアップを図る研究 ~需要拡大を目指して~
米軍基地跡地利用で変わる沖縄県の経済
SPA化がもたらすアパレル業界への影響
ヘアケア業界 -消費者ニーズと商品開発-
沖縄県における地域振興への取り組みと今後の課題
飲食業界の動向
SWOT分析からみるワタベウェディングの今後
任天堂から見るゲーム業界の環境変化と戦略
地域活性化における地域ブランドの役割
企業に影響を与える買収・合併の効果
商店街の問題と今後の課題
消費者のニーズに対応する企業の商品開発 ~健康という点からの考察~
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大城 渡 ゼミ
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小番 達 ゼミ
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小嶋 洋輔 ゼミ
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大城 美樹雄 ゼミ
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山姥伝承における両義性と機能
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現代文学作品における色彩表現の効果と傾向
宮澤賢治作品における異形について -山男と座敷童子から
夏目漱石の『こころ』と明治
ファンタジーの変遷 -日本におけるトールキンの受容
格助詞「に」と「へ」について -日本語教育の立場から
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ノーマン フィーウェル ゼミ
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メーガン クックルマン ゼミ
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A comparison of English teaching methodologies in Japanese junior high schools
Understanding humour: a means of promoting cultural awareness and communication in a foreign language
Collaboration between universities and community organizations
World Englishes: a comparison of Australian, North American, and Japanese-English
Manga as Foreign Language Teaching Material
Langston Hughes’s Views of Religion: Christianity and Race in 19th and 20th Century America
The Power of Children’s Literature: Learning to Write a Picture Book
Catwoman and Superhero Identity
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アリ,ファテヘルアリム F ゼミ
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田邊 勝義 ゼミ
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国際学群 経営情報教育研究学系(経営専攻/情報システムズ専攻/診療情報管理専攻)
宮平 栄治 ゼミ
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金城 亮 ゼミ
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仲尾次 洋子 ゼミ
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アルゼンチンにおける沖縄県系人の現状と今後の課題
組織内でのチームワーク力を上げるために~リーダーがすべきこと~
通貨の本質と共同体の在り方
確定拠出年金の制度を利用して老後資金作り
恩納村の国際観光戦略
宮崎県における地域ブランドの構築
地域活性化の比較研究
教育と経済発展の関連性について
近代の中日国際貿易
海外留学時の適応を規定する要因は何か? -留学目的の明確化と言語に頼らないコミュニケーションの工夫-
教師の行使する社会的勢力は生徒に受け継がれるか? -教職課程履修者の社会的勢力認知を指標として-
事後情報が事故目撃者による過失責任評価に与える影響
アパレル従業員の自社商品・サービスに対する誇りが職場モラールと企業帰属意識ならびに顧客への対応に及ぼす影響
大学生の自我同一性の形成状況が大学生活に及ぼす影響 -講義への取り組み、充実感、進路決定を指標として-
成功・失敗の連続性が次試行の結果予測に与える効果
数学学習におけるポジティブフィードバックが学習者の課題遂行と自己効力感に及ぼす効果
自動車運転時における攻撃性喚起と危険運転の抑止に関する研究
大学生の可能自己の様態が就職活動に与える影響
トレンドを届けるアパレルメーカーINDITEX
ふくおかフィナンシャルグループの挑戦
サッポロビールの可能性 -SWOT分析を用いて-
積水ハウスの事業展開
アパレル業界のトップを目指して -アダストリアの経営分析-
WOWWOWの目指すエンターテイメント
セブンイレブン -コンビニ業界の先駆者-
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佐久本 功達 ゼミ
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アラスーン,ピーター M ゼミ
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天願 健 ゼミ
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木村 堅一 ゼミ
外国人の人種差別について -人種差別の歴史と根底にあるもの-
軽減税率の導入について
奨学金問題
日本へのカジノ導入を考える -ギャンブルの現状と展望-
こうのとりのゆりかごを考える 「-あってはならないが、なくてはならない-」
感情労働 -商品化される労働者の感情-
いじめの問題について
一律定年制を定めている企業における再雇用制度の導入
景気変動における企業の人材採用の動向 -バブル崩壊後とリーマンショック後を中心に-
多様化する職場に対応するためには
従業員のモチベーションを高めるリーダーシップに関する研究
中小企業における安全・衛生管理とこれからの産業保健サービス
ワーク・ライフ・バランス憲章における年次有給休暇取得率 -取りやすい職場環境にするために-
企業における均衡処遇の問題 -パートタイム労働者と正社員-
若年労働者の早期離職の原因とその解決法
テーマパークにおける人材育成
素通り観光地に対する対応策 -名護市の取り組みを中心として-
高齢労働者の雇用環境改善
大学生向けウェブ掲示板閲覧システムの提案
履修単位のスケジュール管理システムの起案と考察
沖縄県の長寿の衰退と食文化の変移に関する研究
補聴器利用者の接客前後の心的変化に関する研究
広域連携医療ネットワークを用いた救急医療情報の共有化に関する研究
ブルーライトが睡眠に与える影響に関する研究
沖縄県の食中毒の予防対策の取り組み状況に関する研究
在宅医療を行う家族に対する遠隔診療支援に関する研究
低栄養が引き起こす病気と人体に与える影響に関する研究
災害時における医療情報の取り扱いに関する研究
クレンジング剤の意識調査に関する研究
個人認証へのバイオメトリクスの受入れ意識に関する研究
スマートフォンの撮影情報を用いた地図表示に関する基礎検討
オブジェクト指向プログラミング理解のための教材設計の研究
アパレルECサイトにおける衣服購入で生じる仮想と現実のギャップを小さくするための研究
聴覚障がい学生に対する講義保障についての文献研究
学生証を用いた出欠管理システムの自動化に関する研究
モバイル端末向けの地図アプリについての研究
キュレイションメディアの活用
GPSデータを用いた沖縄県観光動向データの分析
大学生のTwitterを使用した「ツイート」に関する分析
ICTを活用した学習支援プログラム
秘密分散法を用いた複数社クラウドへのファイル自動バックアップ及び復元システムの提案と開発
脳波計を用いた「ながら学習」時の集中度と正誤数に関する研究
パスワード管理システムの考察と構築
大学生の中退予防について~大学適応と学生支援の観点から~
名桜大学生における地元志向の実態と地元志向が及ぼす就職活動への影響
名桜大学生の仮眠習慣と睡眠との関連性について
男女の浮気恋愛意味付けに関する量的調査
大学生がイメージする女子力とは
「名護市学習支援教室ぴゅあ」の中学生にみる学習支援の効果
~ソーシャルサポートと心理的居場所感と自己調整学習方略の関係性~
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平成27年度 修士論文・卒業論文タイトル一覧
大城 真理子 ゼミ
歴史的変遷からみる沖縄の医療 ~オープンシステムに着目して~
食物アレルギーに対する取り組み
高齢者の家族介護による介護者の心理的影響
出生前診断(NIPT)とダウン症候群
かかりつけ医の重要性
大学生の避妊、出産に対する意識調査
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人間健康学部 スポーツ健康学科
小川 寿美子 ゼミ
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上門 要 ゼミ
混合診療のあり方についての一考察 -がん患者にとっての混合診療-
少子化対策への一考察 ~名桜大学生の恋愛観・結婚観の視点から~
名桜大学生の自尊感情と生活習慣の関係
日本の食育成果と食育推進に向けた取り組みの現状と課題
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高瀬 幸一 ゼミ
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奥本 正 ゼミ
国際学群 観光産業教育研究学系(観光産業専攻)
競泳におけるスタート動作に及ぼすバックプレート位置と体格の関連性
近世沖縄人の骨から読み取る健康と暮らし
大学生の食生活におけるオイル(脂)ショックに関する研究 -沖縄県外・県内出身者の比較-
小学生の生活環境が体力と学力に及ぼす影響
高齢者に対する運動機能向上プログラムの継続効果
大学生の情緒・性格と幼少期の遊び環境との関連
映像を用いた折り紙の実施が脳の酸素動態に及ぼす影響
足浴が自律神経活動に与える効果
スポーツ・健康学系所属の大学生のエネルギー・栄養素摂取量とエネルギー消費量の現状
-食物栄養頻度調査と行動記録票からの検討-
βグルカンを添加したもろみ酢飲用が長時間運動による免疫応答および疲労感に及ぼす影響
トレッドミル走行における車いすマラソン選手の呼吸循環応答
足底アーチ高が下肢筋力に及ぼす影響 -足指屈曲筋力に着目して-
持久的能力の違いが乳酸摂取による長時間運動パフォーマンスに及ぼす影響
Draw-in動作を含む体幹トレーニングが運動能力に及ぼす影響 -腹横筋に着目して-
超音波Bモードで計測した腸骨筋・大腰筋厚が股関節屈曲伸展筋力と50m疾走能力に及ぼす関係について
高校重量挙げ選手のコンディション評価
運動時における沖縄県出身者と県外出身者の発汗量の違い
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新垣 裕治 ゼミ
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田代 豊 ゼミ
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朴 在徳 ゼミ
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長谷川 順一郎 ゼミ
宮城 敏郎 ゼミ
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許 点淑 ゼミ
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伊良皆 啓 ゼミ
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大谷 健太郎 ゼミ
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名護市東屋部川におけるカヌー体験イベントを用いた地域活性化
沖縄本島中部西海岸の比謝川における「保全利用協定」の効果について
恩納村の「県民の森」における遊歩道の現状と課題
うるま市石川における「湧水」の活用と課題
沖縄本島北部地域の外国人旅行客対応強化について ~Australia Illawarra 地域との比較~
天然記念物鳥類(ヤンバルクイナ・ノグチゲラ・アカヒゲ)の沖縄島北部地域における分布に関する研究
泡瀬干潟の景観評価
南西諸島海岸景観のフラクタル解析による評価の試行
居住者の祭りとの関わり方とコミュニティへの参加意識 ~兵庫県福崎町辻川区における調査~
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平野 貴也 ゼミ
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野外音楽フェスティバルに関する考察
ホスピタリティマーケティングの現状と課題 -名護市内のハンバーガーショップを事例として-
プレミアム付商品券の実態について -名桜大学学生を対象として-
沖縄におけるクルーズ産業の発展と課題について
沖縄でのクルーズ観光の若年層誘致の可能性
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若年者早期離職の現状と課題 -名護市のリゾートホテルを対象に-
オフシーズンの沖縄観光としての登山の可能性 -個人観光を対象に-
観光資源としての沖縄闘牛の可能性とその経済効果
本部町における観光振興と地域課題
沖縄県における統合型リゾート施設の可能性 -アジアの導入国を事例に-
沖縄県金武町における民泊体験受け入れについて
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田原 亮二 ゼミ
沖縄自動車道の新IC構想に関する調査研究
民宿の魅力と着地型および体験型観光に関する調査研究
観光とキャリング・キャパシティ -観光に関する住民意識調査をもとにして-
宿泊産業発展の歴史と地域振興
沖縄県の観光産業における外国語教育と人材育成 -外国語の対応能力に対する企業意識の追跡調査を通して-
沖縄市の「負の遺産」を生かした観光振興 -平和と学習の観光、まちミュージアム-
道の駅許田における観光情報の発信に関する調査研究
地域住民意向に基づいた旧古宇利島小学校跡地利用に関する調査研究
カレッジツーリズムとしての「名桜大学祭」に関する調査研究
政策観光と観光政策 -有料視察と兼観光から探る新たな可能性-
幼少期の遊び体験が身体やその後の人生観に及ぼす影響について
子どもの将来のためのスポーツ教育からの支援・指導について
~「豊かな心」と「健やかな体(たくましい体)」の育成を目指して~
サッカーにおける有効なボール奪取についての研究(Y中学校を対象に)
サッカーにおける非利き足でのキック動作分析 ~非利き足のキック技術習得方法の検討~
本年度の名桜大学サッカー部に適した点をとるための戦術研究
中学校体育授業における生涯スポーツを目指した長距離走指導方法の工夫
バドミントンのサーブレシーブにおける精度向上について -ダブルスゲームに着目して-
立五段跳びおよび助走五段跳びを行うことで走り幅跳びの競技力は向上するのか
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前川 美紀子 ゼミ
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竹沢 昌子 ゼミ
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大分県湯布院温泉湯の坪街道における景観形成の地域特性
石見銀山の町並み保全と地域ガイドの現状
名古屋市大須商店街の特徴
沖縄本島の旅行会社が販売する国内旅行商品の訪問地の空間特性
名桜大学生のファッションに関する購買行動の特徴
秋田県横手市におけるB級グルメ「横手やきそば」による観光振興
米軍基地周辺における歓楽街の特徴 -沖縄県金武町を事例に-
米軍基地周辺における商店街の変容 -コザゲート通りと中央パークアベニューを中心に-
宇和島市遊子水荷浦における段畑の維持要因
国頭村における陸上競技合宿の受け入れ態勢とその増加要因
大学生の農業、食に関する意識と農業体験についての実態調査
A大学学生の睡眠の満足度に関する研究
保護者の食意識と行動から考える家庭の支援について
ターボジャブのクロスステップ歩数指導におけるオノマトペの効果
バドミントンシングルにおけるサーブ後のポジショニングの研究
水泳競技における試合後の自己評価と楽しさ度合いの関連性についての研究
女子学生の食意識に関する研究 ~痩せ傾向者(BM18.5以下)とそれ以外の女子学生(BM18.6以上)の比較~
大学生の規範意識 ~食事マナーと社会マナーの意識と行動の関連性
日本で同性婚制度を導入するにあたっての課題 ~アメリカとヨーロッパ諸国の同性婚制度と比較して~
「子ども・子育て支援新制度(2015年)」の課題
性同一性障害当事者(GID)の治療開始後における生活の現状と課題 -FTMに着目して-
若年出産を選択した女性の妊娠を継続するに至った背景とその特徴
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小賦 肇 ゼミ
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鈴木 富之 ゼミ
総合型地域スポーツクラブ利用者のクラブに対する満足度 -帰属意識の観点から-
スポーツ経験が恋愛観及び結婚観に与える影響につい
ハンドボール競技における専門的運動能力の違いが競技レベルに及ぼす影響について
ペップトークに用いられる言語 -スポーツ映画に用いられたペップトークの言説分析を用いて-
沖縄県におけるサッカー選手育成の現状
我が国のラグビーフットボールの普及及び発展に必要なこと
公立中学校の保健体育授業における空手道の実態に関する研究
スポーツイベント参加者の大会満足度 -情報入手手段に着目して-
アロママッサージを用いたリラクセーション効果について -女子スポーツ選手を対象として-
車椅子バスケットボールの魅力について
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韓国における反日感情とその形成要因
韓国人大学生の非親族に対する親族呼称使用に関する研究 -韓国映画『建築学概論』を事例に-
沖縄県におけるインバウンド観光の現状と課題 -中国人観光客を対象として-
宜野座村における観光の現状と課題
インバウンド推進による沖縄観光の振興 -通訳案内士制度の活用を中心に-
インターンシップと就業意識に関する基礎研究
沖縄における観光資源の分類に関する基礎研究
大学生の観光関連産業従事に対するイメージと就業意識について -沖縄県内の観光学を専攻する大学生を対象に-
世界遺産周辺地域における景観の形成と保全について -首里城跡および今帰仁城跡を対象に-
大学生の旅行意識に関する基礎研究 -男女差を中心として-
若者の生活環境と旅行頻度の関係に関する調査研究 -沖縄及び本土在住大学生に対する実態調査を元に-
キャプション法を用いた景観評価 -伊是名村字伊是名地区のケース-
沖縄観光における航空旅客分布流動パターンに関する基礎研究 -那覇・福岡路線を中心に-
名護市における観光振興 -マーケティングの観点から-
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遠矢 英憲 ゼミ
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山本 健司 ゼミ
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プロ野球選手のポジション別による身体的特徴およびタイトルホルダーの身体的特徴
選抜高校野球大会における21世紀枠の現状と今後の課題について
社会人野球と社会人ソフトボールの無死一塁におけるバントの有効性の違いからみる競技特性
沖縄県の高校球児のタイブレーク制度についての意識調査
ラグビーフットボールにおける外傷事例とその対策
個人競技・団体競技別の心理的競技能力からみた性格特性について
バレーボールのスパイク動作について ~熟練者と未熟練者の比較~
大学生競技者の競技種類(個人競技・集団競技)における食の意識が健康状態・競技レベルに及ぼす影響
カヌースプリント競技に対する魅力認知の個人別構造 -競技レベルの違いによる比較検討-
スノーケリングを利用した指導が中学生の水泳学習場面での有能感と不安に与える効果について
沖縄県の特性を生かした体験学習の初年次教育効果について -学生のコミュニティ感覚に関する通年変化-
青年会活動が団員の社会性に及ぼす影響について ~沖縄県本部町渡久地青年会を対象にして~
プールでのスノーケリングを用いた指導が児童の水泳に対する態度と泳力に与える効果
不登校児童生徒の自尊感情へ影響を与える自然体験プログラムについて -自己評価および他者評価からの検討-
大学入学後の学生のボランティア活動経験とライフスキルの関係性 ~スポーツ健康学科所属学生に着目して~
情報通信機器の使用状況と親子間コミュニケーションとの関連
沖縄県におけるイルカ介在療法の現状
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平成27年度 修士論文・卒業論文タイトル一覧
石橋 千征 ゼミ
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バスケットボールのシュートにおける4スタンス理論を用いた新規トレーニング法の効果
バスケットボールのフリースロー成功率の高い選手の視覚探索活動
テニスにおける柔らかいボールタッチの可視化
バスケットボールのルール改正がセカンドチャンスポイントに与える影響の検証
プレッシャーがバスケットボールのフリースローシュートの軌道に与える影響
bjリーグNBLにおける日本人選手の貢献度とチーム成績の関係
バスケットボール選手のPGとその他のプレイヤーの戦術行動の予測について
鶴巻 陽子 ゼミ
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長嶺 絵里子 ゼミ
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金城 利雄 ゼミ
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仲田 好邦 ゼミ
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東恩納 玲代 ゼミ
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サッカーにおけるゴールキーパーを起点とした攻撃の研究
軟式野球競技における競技特性に関する一考察
鹿児島県のハンドボールの歴史
ハンドボール競技における速攻の成功する要因について ~名桜大学男子ハンドボール部を対象として~
男子バスケットボールにおけるゲーム分析 -大学NBLの比較-
バスケットボール競技のゲーム分析 -沖縄県国頭地区中学校バスケットボールの現状と今後の課題-
大学女子バレーボールの攻撃の研究 ~コンビネーション攻撃に着目して~
ハンドボール競技における速攻の研究 ~2015年第24回男子世界選手権大会を対象に~
ハンドボールにおける普及についての一考察 ~沖縄県名護市の普及の視点から~
スポーツにおけるゲームズマンシップの研究
沖縄県の障がい者スポーツ普及の一考察 ~バレーボールに焦点をあてて~
総合型地域スポーツクラブ設置による地域住民の運動習慣変化ついての一考察 ~沖縄県名護市に着目して~
沖縄県ウエイトリフティングの普及と発展について
運動施設に通うことが日常生活における身体活動状況へ与える影響
清涼飲料の摂取状況と大学生の健康状態の関連について
小学生における体育授業の有無が睡眠状況に及ぼす影響
武道経験およびスポーツ経験の有無と人格形成との関係
中学時代の運動部活動における指導者の働きかけと大学生の自尊感情との関係
幼児の体力・運動能力と保護者の関わり方との関係
行動変容ステージモデルの段階別にみた身体活動状況との関係
競技レベルは生活習慣と関連するか
大学生における健康情報の入手方法と健康行動実践との関係
小学校教員の身体活動量とこころの健康との関連
清水 かおり ゼミ
月経随伴症状を有する女子大学生におけるアロマハンドマッサージの効果-生理的及び主観的評価の検討-
母性看護実習における男子看護学生の父性意識の発達を高める要因
出会いの位相の時期に初期判断をゆがめないように看護師が行っていること -関節リウマチケアを通して-
異性関係が看護学生の発達に与える影響に関する文献検討
リハビリに消極的な患者におけるリハビリに対する思い -脳卒中患者の体験談から-
東日本大震災をきっかけに福島県から沖縄県に原発避難してきた人々が避難地に定着するプロセス
-学童期の子と共に避難してきた方のインタビューを通して-
解剖生理学の教育とその現状の研究に関する文献検討
ワーク・ファミリー・コンフリクトの観点から継続勤務の秘訣を探る -子育て世代の救急看護師に焦点をあてて-
●
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下地 紀靖 ゼミ
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玉井 なおみ ゼミ
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西田 涼子 ゼミ
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永田 美和子 ゼミ
救急外来の看護師が行う生命の危機に直面した患者と家族に対するケア -インタビューを通して明らかになったこと-
看護師の標準予防策と手指衛生の遵守度に関する文献検討
A大学看護学科4年次の流水手洗いと擦式手指消毒の知識と実施の現状
認知症高齢者のその人らしさを尊重したコミュニケーションのあり方の検討
-グループホームスタッフへのインタビューを通して-
沖縄県A地域で生活する高齢者の看取りに対する思い -沖縄の文化が高齢者の看取りに及ぼす影響-
離島地域で生活する高齢者の認知症のイメージと認識
●
佐和田 重信 ゼミ
高齢者施設におけるアクティビティケアの現状と課題 -入所施設と通所施設の比較-
介護老人福祉施設におけるケアスタッフの看取りケア態度とエイジズムの関連
グループホームケアスタッフの看取りに関する認識と死生観の関連
「拝み」の影響 -地域在住80歳以上女性高齢者へのインタビューを通して-
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住民の健康ニーズを取り入れた健康増進プログラムの検討 -国立療養所A園で超長期療養生活を送っている入所者に焦点をあてて-
コミュニケーション能力の高い看護学生の対人関係の特性
「ゆんたく」におけるリラックス効果の検討
生活習慣病の食生活改善に向けた保健指導に関する文献検討
がん及びオピオイド鎮痛薬に対する看護大学生の認識
自分や家族が末期がんになったとき -看護学生が考える告知の在り方と終末期の生き方-
●
●
大城 凌子 ゼミ
A大学看護学科学生における生活習慣の実態と健康意識
回復期リハビリテーション病棟におけるチーム医療の現状と課題
●
八木澤 良子 ゼミ
人間健康学部 看護学科
母性看護実習において困難を克服した学生の実習体験 -実習体験が肯定的に変化した学生の実習体験に焦点を当てて-
地域の子育て支援活動に参加する祖母世代の思い -参加動機と参加により生じる思いに着目して-
沖縄県北部地域に住む高齢者の三線・民謡に寄せる思い -人生の時間軸を超えて-
高齢者入所施設における男性利用者のニーズに沿った関わりとレクリエーションについて
北部地域で暮らす独居高齢者のペット飼育の現状と想いについて
●
●
鈴木 啓子 ゼミ
●
急性期入院時の統合失調症患者におけるインフォームド・コンセントに関わる看護実践の内容
-熟練看護師へのインタビューを通して-
自閉症児の母親の障害受容に関する文献検討 -障害受容に関連する要因に焦点を当てて-
精神科入院患者の保護室入室体験に関する文献検討
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安里 葉子 ゼミ
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看護師の患者との関わりの特徴 -初対面に焦点を当て-
実習における看護学生と患者の信頼関係の築き方
高齢者の社会資源に関する情報の入手方法と課題
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伊礼 優
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名城 一枝 ゼミ
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伊波 弘幸 ゼミ
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金城 やす子 ゼミ
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松下 聖子 ゼミ
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八田 早恵子 ゼミ
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小西 清美 ゼミ
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島田 友子 ゼミ
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金城 壽子 ゼミ
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29
動物介在活動の体験が参加者の心身に及ぼす影響 -健康段階の異なるがん患者を対象とした文献の検討-
感染予防の視点から捉えた4年次看護学生のユニフォーム管理の実態と課題
看護師が抱く死を受け入れられない終末期がん患者へ寄り添う思いの構造 -実習体験からの分析-
終末期がん患者に対する看護師のケアの構造 -心配・迷惑をかけたくないと感じている患者への対応-
終の棲家で沖縄民謡を聴く元ハンセン病患者の思いの構造
子どもがことばを獲得していくプロセスについての研究
保育園看護師に関する保護者の意識
語彙数の少ない時期における子どものかみつき行動への保育士の対応に関する研究
A大学看護学生の障害理解の現状と課題
障がいのある子どもをもつ親の障がいを受け容れるまでのプロセス -たったひとつのたからもの 息子秋雪との六年から- 院内学級に対するA大学看護学生の認識
小児医療におけるプレパレーションの現状と効果に関する文献検討
看護職が海外で働くこと -青年海外協力隊への参加動機と活動内容-
沖縄の保護者のもつ子ども観 -絵本を通して子ども観を探る-
二卵性双生児が考える「双子の関係」-幼少期から現在までの思いの変化-
性教育から得られる子宮頸がん予防行動に関する知識の実態
基礎体温表からみた心とからだの変化およびセルフケア行動への変化
母親の訴えから見る育児支援ニーズの実態 -乳児健診時の母親を対象とした実態調査-
同じ性別を持つ多子の育児期にある母親の体験プロセス -沖縄県におけるトートーメー承継をめぐって-
月経周辺期症状に対するスマートフォンアプリを用いたセルフモニタリングの効果
乳幼児をもつ母親の主観的幸福感についての研究 -地域子育て支援拠点事業を利用している母親と利用していない母親の比較検討-
産後1ヶ月の初産婦の育児不安に対する対処方法と産後支援のあり方について -育児日記による内容分析から-
沖縄県A高校に通う生徒の性知識・性意識・性行動の実態
A大学看護学科の男子学生に対する助産師職の希望調査
里帰り出産について看護系大学生への認識調査
日本における産後養生のあり方に関する文献検討
●
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平上 久美子 ゼミ
薬物依存症患者が回復に至るまでの心理的過程について
精神科熟練看護師の捉える精神遅滞患者の行動特性
ホスピタリズムに陥る精神疾患患者の特徴について -熟練看護師へのインタビューを通して-
統合失調症患者への病識を獲得するための看護について
臨地実習中において看護学生が「泣く」ことに関する研究 -グループインタビューを通して-
精神科入院患者を対象に看護学生が企画するレクリエーションがもたらす雰囲気の検討
-病棟看護師及び看護学生へのグループインタビューを通して-
統合失調症者とともに家庭生活を継続する家族の体験に関する研究
統合失調症を抱える当事者の病の体験プロセスに関する研究 -闘病記における世界観に着目して-
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鬼頭 和子 ゼミ
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永吉 ルリ子 ゼミ
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比嘉 憲枝(松田 めぐみ)ゼミ
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徳橋 知子 ゼミ
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本村 純 ゼミ
精神看護実習で看護学生がマッサージを行うことの意義 -学生の困難感に焦点を当てて-
へき地における精神疾患を持つ当事者が地域生活を継続している現状 -沖縄県北部地域の区長のインタビューを通して-
単身で地域生活をする精神障害者の体験に関する研究
精神科長期入院患者の退院支援に関わる看護師の思いに関する研究
特別支援教育における養護教諭の役割
母子世帯の母親が日常生活上の困難に対する思いと心の支えについて
終末期以外の在宅療養及び看護におけるスピリチュアリティ及びスピリチュアルケアに関する文献レビュー
心理的健康問題をもつ児童生徒の支援に関する文献検討
養護教諭の「救急処置」における困難感に関する一考察 -インタビュー調査を通して-
養護教諭に求められる資質・能力に関する文献検討 -健康相談活動に焦点を当てて-
ストレスマネジメントに関するレビュー
「笑い」又は「laughter」による心身への影響のレビュー
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島袋 尚美 ゼミ
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金城 祥教 ゼミ
北部過疎地A村における在宅酸素療法患者の療養生活の現状と支援の検討
A大学看護学生が朝市健康増進活動に継続参加して得たこと -自己成長に焦点を当てて-
「高齢者・障がい者の観光に焦点をあてた健康管理及び健康障害に携わる看護師の実際の対応と役割」-4つの事例を通して考察する-
急性期病院における認知症高齢者への対応困難に対する看護師の捉え方と対処法
●
●
30
学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築
学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築
【学生会館SAKURAUM 4F】 チューター受付 8:45~17:45(質問・相談受付)
言語学習センター
数理学習センター
【学生会館SAKURAUM 4階】TEL.0980 - 51-1117
LLCホームページ
http://www.meio-u.ac.jp/llc/
MEIO LLCチャンネル http://www.youtube.com/user/MEIOLLC
Facebook http://www.facebook.com/meiollc
LLCキャラクターの
言語学習センター(LLC)とは
「 LLシーサーことエルシー」
利用者の言語サポートをはじめ、
学生の自主学習を促進するための
「外国語を学ぶ最良の場」
として2001年に設立されました。
利用者だけで
なく、
センターで働くチューター
(学生アルバイト)
の教える技術やリーダーシップの育成のためにCRLA*
(College Reading and Learning
Association)
証明書取得システムも導入
(2001年)
されており、
教授法のトレーニングを受けたチューターが学生のサポートを積極的に行って
います。
ぜひ、
一度LLCに足を運んでみてください。 楽しいチューター達がお待ちしています。
*CRLA認定校は名桜大学が日本で初めてです
プロジェクトの紹介
各チューターは、任期の間にプロジェクトを一つ行います。内容
は、LLCのホームページをアップデートするものから、学生に向け
たワークショップ開催まで様々です。一人一人のチューターが工夫
を凝らし、バラエティに富んだプロジェクトの内容になっていま
す。
今期は例年より多く、5種類のLLC運営に関わるプロジェクト、
5種類のワークショップが実施されました。ここでは、3つのワー
クショップを紹介します。
日本語勉強会
(担当:白 承愛、小野寺 レオナルド)
私たちのワークショップ、
日本 語勉強会(Japanese
S t u d y G ro u p) は留学 生
を対 象として日本 語の勉強
のために企画しました。特に
日本 語能 力試 験(J LPT )や
日本語授業の試験の勉強を
サポートしました。日本語能力試験の問題や日本語の授業中に
使っている「みんなの日本語」という教材を活用しました。そして
分からない部分や質問を気軽に聞ける雰囲気を作りました。ワ
ークショップに参加した学生は最大6人で、6回、留学生センタ
ーの3階で行いました。短い間でしたけど、ワークショップに参
加した学生に役に立ったらいいと思います。
Taiwan文化交流
(担当:徐郁淳、川名 友明)
你好!台湾からの留学生と台湾に1週間滞在した経験がある
日本人で、台湾の文化、観光、食事、言葉を中心にワークショップ
を行いました。台湾は沖縄から1時間ちょっとで行くことができ
ます。日本と似ている点も多いですが、日本にとっては海外であ
ることには変わりません。このワークショップは、台湾について、
台湾人と日本人の双方の視点を取り入れて行うことで、参加者
の方にはより身近に台湾を感じてもらえたと思います。参加者
の中で、このワークショップをきっかけに、実際に台湾に行く人
がいたらいいなと思います。
英検2級対策講座
(担当:照屋 奈穂)
11月11日から計 6 回 、毎
週水曜日3限に「英検2級対
策 講座」として、ワークショ
ップを開きました。LLCで利
用できる 教 材を 参 考 にし 、
語 彙 、文 法 、長 文 、リスニン
グ等、参 加 者の英 語力の向
上や、英検2級合格へ近づくためのサポートをしました。全ワー
クショップを終え、参加者からは、
「 点数を上げることができ、良
かった」
「 さらに勉強し続けたい」等の感想がありました。私自身
初めてワークショップを開いたので、タイムマネジメントや、ワー
クショップの宣伝方法等、難しいことが沢山ありましたが、参加
者の皆さんと一緒に勉強できて楽しかったです!ありがとうご
ざいました!また次回ワークショップを開くときは、今回の改善
点を生かしていきたいです!
CRLAプロジェクト発表会を開催
平成28年1月27日(水)、SAKURAUM6階のスカイホールB
にてCRL Aプロジェクト発 表会を開催しました。今学期は合計
10種類のプロジェクトの企画及びその成果について、各担当の
チューターより発 表がありました。発 表会には、30人以 上もの
方々 が 参 加してくだ
さり 、チュー ター 一
同気を引き締めて発
表に望むことができ
ました 。今 回 発 表 を
見に 来 てくださった
関係者及び教職員の
方、学生の皆さん、本
当にありがとうござ
いました。
発表会を終えて
担 当 者 の 一 言
国 際 学 群 2 年 次の 橋 本 圭 一 朗 で す 。2 7 年 度 後 期 の
L LCも、利 用者の 皆さんのおかげ で様 々な 場 面で 賑
わうことが で きました 。たくさん のご 利 用 ありがと
うござ います!これからもぜ ひ 気 軽にL LCをご 利 用
ください。チューター一同お待ちしております!
MSLCとは?
平成21年5月8日より、数理系の基礎学力向上と、
教養科目に対する学習支援活動の推進を目的とし、
数理学習センター(MSLC)が開設されました。また
MSLC内には、数理系の教科書や参考書などの資料
はもちろん、自習スペースもあります。分からない時
にはチューターに質問をすることもでき、誰でも気軽
に利用することができる環境となっています。
MSLCの目標
①学生に数理系科目に興味関心を抱いても
らうこと、②学生の基礎学力の向上、③補習対
応として自主学習のサポートを行うこと、④就
職率の向上、⑤大学を利用してもらい地域活
性化を図ること(地域貢献)などが目標にあげ
られ、学生支援や地域貢献を目指した活動を
しています。
M S LCイメージキャラクター
「数理橋大介&スリ猫」
MSLC主催「やんばるの自然にふれよう!
比地大滝トレッキングツアー」
平 成 2 7年11月7日( 土 )に
M S LCチューター主催で比 地
大滝トレッキングツアーを実施
しました。今回のツアーでは、沖
縄の地質や動植物について理
解を深めるため、国頭郡にある
比地大滝にて
「 やん ば る野 生 生 物 保 護 セン
ター」、
「比地大滝」、
「ネクマチヂ岳」に行きました。
外部特別講師をお招きし、やんばるの地質や動植物について
解説していただきました。解説を受けながら実際に動植物を見
たり触れたりすることができ、参加者も満足しているようでし
た。当日は天候にも恵まれ、やんばるの自然に深く触れる良い機
会になりました。
GISソフト体験講座
平成27年12月18日(金)、平
成 28 年1月8日(金)、1月2 2日
(金)に外部講 師に渡 邊 康 志教
授をお 迎 えし 、M S LC 主催 の
GISソフト体験講座を開講しま
した。全3回の講座で延べ19人
講座の様子
の学生が参加し、オープンソー
スGISソフトを利用した空間分析の方法を学びました。受講生
は「GISソフトを上手く活用すれば日常にも役立てることができ
ると思う」
「 こんな初級の講座があると、理解が深まってすごく
楽しい」などと大好評でした!
名桜大学祭に出店(10月24日~25日) MSLCでは飲み物の販売と
実験を行い、子どもから大人ま
で幅 広い 年代の方々が 来てく
ださいました。実験は、主にダイ
ラタンシー実 験 や 折り紙での
多面体作り、オリジナルのプラ
板作りを行いました。多くの子
プラ板作りに挑戦!
どもたちと実 験を 楽しむこと
ができました。ダイラタンシーの触り心地に子どもたちはとても
驚いた様子でした。名桜大学祭当日は、天候にも恵まれ、たくさ
んの人に訪れていただき、今 年も、皆様の協力のおかげで良い
ものになりました。ご来場いただき、ありがとうございました。
2015年度後期活動記録
MSLCでは、学生の学習をサポートするために、11の講座・イベン
トを企画、実施しました!
9月 LLC&MSLCチューター合同研修会
MSLCチューター研修会
10月 名桜祭(実験、カフェ出店)
①「統計学講座」開講
11月 ②「やんばるの自然にふれよう!
比地大滝トレッキングツアー」開催(MSLC主催)
③「就職試験対策講座」開講(全3回)
④「数学苦手克服講座」開講 (全2回)
⑤「数学中間試験対策講座」開講(~12月)
⑥「数学検定2級1次対策講座」開講(~12月)
12月 ⑦「数学検定対策講座」開講(~2月)
⑧「日商簿記検定対策講座」開講(~2月)
⑨「GISソフト体験講座」開講(MSLC主催)
(~1月・全3回)
1月 ⑩「数学期末試験対策講座」開講(~2月)
⑪「統計学期末試験対策講座」開講(全2回)
MSLCプロジェクト発表会(2月)
2月 数学検定受検
3月 MSLCチューター研修会 MSLCプロジェクト発表会
平成28年1月29日(金)5限
目にSAKUR AUM6階スカイ
ホ ール B で 、2 0 15 年 度 後 期
MSLCプロジェクト発表会を開
催しました。ポスターセッショ
ンとスライドを用いて、後 期の
チューターによる発表の様子
活動や開講した講座の報告を
中心に行いました。先生や学生など多くの方々が会場に足を運ん
でくださいました、質問やアドバイスをいただいてとても有意義
な時間になりました。今回いただいたコメントを参考に、より良
い活動ができるよう頑張っていきます。
【編集後記】
後期は新規チューターが7人も加わり、そのおかげでたくさ
んの講座を開講することができました。今後も学生の学習をサ
ポートするために様々な講座を企画・開講していく予定です。ぜ
ひMSLCに足を運んでみてください!
左から 塩崎 里沙子
(国際学群1年次、
広島県立三次高校出身)
寺村 希美(観光産業専攻4年次、
熊本県立鹿本高校出身)
小池 美里(国際学群2年次、
橋本 圭一朗
(国際学群2年次、静岡県・静岡北高校出身)
MSLCホームページリニューアル!!!
佐賀県立佐賀北高校出身)
MSLCの公式ホームページが新しくなりました!開講予定の講座案内や報告、MSLCの広報誌「月刊MSLC」、
センター長発行の「数理学習センターだより」などを見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
MSLCの公式ホームページ http://www.meio-u.ac.jp/mslc/ Facebookもできました! https://www.facebook.com/meiomslc/
31
32
Introducing Seminars
シリーズ
ゼミ紹介
学生が主体的に研究を進めていく、
各専攻・学科のゼミを紹介!
石橋ゼミ
人間健康学部
スポーツ健康学科
石橋 千征 准教授
担当教員:
中里ゼミ
国際学群
情報システムズ専攻
スポーツを多角的に学ぶ
中里 収 教授
担当教員:
4年次 後藤
は、アスリートの視線を計測する機器や動作分析に使えるハ
「ものづくり」に挑戦しよう
3年次 小林
万吉(大分県立別府青山高校出身)
未季(岡山県立津山高校出身)
アプリを作りました。作成する際には、どのような機能を持つ
こんにちは、私たち中里ゼミは、3年生3人で、毎週、和気あ
ものにしたいかアイデアを出し合い、いつまでに何を完成さ
いあいと楽しく活動しています。
せるかという作成スケジュールを立てて進めます。そのため、
中里先生の専門分野は、音声対話、ヒューマン・マシンイン
知識だけでなく、計画的に実 行する力を身に付けることがで
タフェースです。ゼミでは、ITパスポート試験の過去問題に
きます。中里先生は、多分野の知識をお持ちで、作成段階に応
取り組 んだり、統 計 分析についての文 献を読 んだりして、基
じて的確なアドバイスをくれます。
本的な知識を身に付けるよう努めています。また、学んだ知
アプリやシステム作成などの「ものづくり」を経験したいと
識を生かして、アンドロイドアプリや格闘ゲームシステムを作
思っている方は、ぜひ中里ゼミへ!!私たちと一緒に楽しみな
成しています。知識を身に付けるだけでなく、実際に「ものづ
がら活動しましょう!
私たち石橋ゼミは、4年生7人、3年生8人で毎週充実したゼ
イスピードカメラ、チーム戦術といったゲームを分析するため
ミ活動を行っています。ほとんどのメンバーが体育会部活動
の最新の機器が揃っています。私は、バスケットボール部に所
に所属しており、ゼミ生の専門スポーツを題材に、実際の現場
属しています。このような機器を活用して、部活動で私が気に
で活用できる技術や知識を獲得することが目標となっていま
なったテーマを、様々な角度から分析し、パフォーマンス向上
す。石橋先生の専門分野はスポーツ心理学、専門競技はバス
につなげようと頑張っています。普段の学生生活で気になっ
ケットボールです。特にスポーツ選手がうまくなるためのコツ
たことが研究テーマとなるので、文武両道を目指す、好奇心旺
を研究しておられます。ゼミ活動では、プロスポーツ選手の心
盛な学生にはうってつけなゼミだと思います。スポーツを通し
理状態や最新のトレーニング法が書かれた文献など参考に、
て、楽しく、充実した学生生活を送り、うまくなるためのコツを
皆で輪読やグループディスカッションすることで、学んだ知識
獲得しませんか。
を共 有し合うことをしています。また、石橋 先 生の研究室に
くり」に挑 戦できることが中里ゼミの特 徴です。名桜大学祭
では、音声認識技 術を利用して、なぞなぞや学内案内を行う
積極的に交流の機
大谷ゼミ
国際学群
観光産業専攻
大谷 健太郎 上級准教授
担当教員:
会を設けていま
す。そのため、ゼミ
の絆の深さには自
信があります。
そんな 大 谷ゼミ
では、
「 地 域におけ
ゼミの絆の深さに自信あり!
3年次 浅野
達也(岡山県立瀬戸高校出身)
平山 叶奈子(長崎県立長崎東高校出身)
中園 亜依(福岡県立久留米高校出身)
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る望ましい観 光振
興のあり方」をテーマに地域振興や観光政策などについて学
んでいます。座学の応用として、かりゆし意見発表会への参加
や東京学芸大学との交流、国と名護市から依頼を受けた住民
意向調査などのフィールドワーク、調査報告書の作成なども活
発に行っています。昨年の「おきなわの観 光 意見発 表コン
大谷ゼミは4年生15人、3年生16人で、
「 やるときはやる。遊
クール」では、個人の部で優秀賞が1人、ゼミとしても学校特別
ぶときは遊ぶ。」をモットーに活動しています。演習の時間は、
賞をいただくことができました。テーマである「観 光」と「平
一人一人 が 真 剣に作 業
和」を結び付けて考えることで、
「 平和なくして観光は成り立
に 取り組 んだり 、皆 で
たない」という平和の尊さと沖縄における観光の重要性を改
和気あいあいと談笑を
めて認識しました。
楽しんだりと 充 実して
ゼミといえば、4~5人のグループを思い浮かべる方も多い
います。また、演習後の
と思いますが、大谷先生は一人一人と真摯に向き合ってくださ
ゼミ会 や 休日に 集まっ
る信頼できる先生です。個性豊かな仲間と共に楽しく学び、自
てス ポーツをするなど
分の力を伸ばせる素敵な大谷ゼミは要チェックです。
金城ゼミ
人間健康学部
看護学科
金城 壽子 上級准教授
担当教員:
(母性看護学)
YDK:やればできる子(私たち)
4年次 久手堅 利紗(沖縄県立浦添高校出身) 小林 ひかり(新潟県・東京学館新潟高校出身)
徳本 愛海(沖縄県立名護商工高校出身) 比嘉 利佳(沖縄県立名護高校出身) た。特に印象に残ることは、校長、副校長の丁寧な対応やクラ
学生が教員と密につきあった(ハニームーン)約9カ月間の目
ス担当教員数名の協力が得られたこと、ゼミメンバーや他の
標は「卒論をしあげる」
「卒業する」
「国家試験に受かる」ことで
学生との協力体制づくりです。
した。私たちは“YDK”を信じて、目標の3つ目まできました。
卒業研究に取り組むにあたり、どのように進めていけばよい
学生の関心(探究したいこと)は、講義で知った「日本の男子
か全く分からない状態の中、ゼミ担任の金城壽子先生のご指
学生は助産師資格がとれない、海外には男性助産師がいるこ
導のもと、ゼミメンバーと共に支え合って卒業 研究を無事終
と」、ボランティア活動に興味があるので「海外の性教育」、実
えることができました。初めての卒業研究への取り組みでした
習で 受け 持った「里 帰り出 産」をした褥 婦、海 外スタディで
が、私たちなりに頑張って書き終えることができ、達成感は大
行った「ハワイの出産文化」でした。海外はもとより国内の現状
きかったです。卒業研究に関わってくださった方々に感謝いた
を知らないので、釈 然としない文 献 検 討に悶々としながら、
します。
“どうにかなるさ”……なるかな??……。
学内、学外でのデータ収集の過程は貴重な体験となりまし
34
サークル紹介
水泳競技部
[主 将]鹿子生 絢太(スポーツ健康学科2年次、熊本県・九州学院高校出身)
[顧 問]平野 貴也(人間健康学部 スポーツ健康学科 教授)
私たち名桜大学水泳競技部は現在、男子9人、女子18人で週6
回程度活動しています。
主な競技成績として、男子は九州国公立大会総合5位。女子は
インカレ出場、九州国公立大会総合優勝などです。
私たち水泳競技部は、先輩後輩男女関係なく皆仲が良く、また
様々な目標を持った人が集まっているため、とても楽しく活動し
ています。チームの目標はもちろん、自身の目標を達成するため、
一人一人が工夫し練習に取り組んでいます。
普段の練習では、コーチ不在のため、自らで練習メニューを考
えて練習に取り組み、現在は短距離、長距離に分かれそれぞれの
軟式野球部
[代 表]鈴木ジェームスアキラ(国際学群 2年次、沖縄県立与勝高校出身)
[顧 問]大城 章紀
私たち軟式野球部は、部員数が多く、マネージャー5人を含め、
1年生から4年生までの約30人で活動しています。個性豊かでと
ても仲が良く、和気あいあいとした雰囲気で練習や試合に取り組
んでいます。練習は週に4回、そのうちの2回は19時からで、外が
暗い中での練習となっています。そんな限られた時間や環境の中
でも、1回1回を大切にして練習に励んでいます。
昨年の沖縄県大学軟式野球秋季リーグ戦では、接戦の末、惜し
名桜エイサー
[代 表]稲垣 桃子(語学教育専攻3年次、大分県立臼杵高校出身)
[顧 問]天願 健(国際学群 経営情報教育研究学系 上級教授)
はいたい!名桜エイサーです!私たち名桜エイサーは今年で結
成21周年を迎え、2001年に曲目、踊りの型、衣装のすべてを一新
し、新しい名桜エイサーとして出発してからは16周年になります。
太鼓の力強さとキレのあるバチ回し、女手踊りの色鮮やかな衣装
が名桜エイサーの特徴といえます。
沖縄県内では、地元名護市での旧盆道じゅねーをはじめ、名護
桜祭りの仮装行列や様々なエイサー祭り、名桜祭や結婚披露宴
での演舞、さらに県外修学旅行生を対象としたエイサー体験指導
など1年を通して活動しております。
名桜TFT
[代 表]松田 千穂(国際学群 2年次、沖縄県立読谷高校出身)
土居 沙立(国際学群 2年次、愛媛県立松山南高校出身)
[顧 問]中村 浩一郎(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
私たち名桜TFT(Table For Two)は、食を通して国際的に活
動する国際貢献サークルです。食べ過ぎや肥満に悩む開発国と、
食糧不足や飢餓で苦しむ発展途上国の子どもたちを結ぶ「二人の
食卓」を意味します。ヘルシーなTFTメニューや食品を購入するこ
とで、1食につき20円の寄付金が、開発途上国の子どもたちの給
食になります。食べた人が健康的な食生活を送るとともに、途上
国の子どもたちに栄養ある給食を贈っています。私たち名桜TFT
の主な活動は、毎年行われている名桜祭や、名護市国際交流協会
主催の家庭料理フェアでの出店です。所属メンバーで案を出し、
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Circle activities
目標 に 応じて 練 習に 取
り組 んでいます。フォー
ム 改 善 の日も設 ける 等
して、お互いにアドバイ
スをし合い工夫しながら
練習に励み、日々精進し
ています。
詳しい活動内容・成績
等は、公式Facebook、
水泳競技部一同
Tw i t t e r 、名 桜 大 学 の
HP等で掲載していますので、是非ご覧ください!また、質問など
あればどんどんコメント受け付けています!
経 験 者はもちろん、初心 者の方、マネージャーも大 大 歓 迎で
す!一緒に楽しく体を動かし、水泳競技部生活を過ごしてみませ
んか?ぜひ、水泳競技部へどうぞ(・∀・)
くも西日本 大 会 へ の出 場 権
を獲得することができません
でした。これからの目標とし
ては、春季リーグ戦での全国
大 会出 場と秋 季リーグ 戦で
の西日本大会出場です。
現在は、これまでチームを
目標は西日本大会出場!
引っ張ってくれ た3 年生と4
年生が引退し、新チーム体制でのスタートとなっていますが、目標
が達成できるようにこれからも部員全員で野球を楽しみながら
頑張っていきたいと思います。少しでも興味がある方は、ぜひグ
ラウンドに遊びに来てください!お願いします。
また県外においては、
大 阪 市 大 正 区 で 行 われ
るエイサー祭りや愛知県
豊 田 市 で 行 われ る豊 田
沖縄ふれあいエイサー祭
りに参加、その他の地域
でも多くの方に名桜エイ
毎年名桜祭で演舞を披露しています!
サーを知っていただける
よう、積 極 的に県外遠 征を行っております。このように県内外、
様々なイベントで演 舞させていただけることを名 桜エイサー一
同、大変嬉しく感じるとともに応援してくださる皆様の温かさに
心から感謝しております。
これからも演舞の場に華を添えられるよう、精一杯活動してい
きます。皆様の温かいご声援よろしくお願いいたします。
ヘルシーかつおいしいものを
販 売し 、一食につき2 0 円を
寄 付しています 。昨 年は 、名
桜 M C G サークル主催 の「 サ
マーセミナー」に参加させて
いただき、学生団体主催のイ
ベント「MOVEMENT」での
名桜祭で出店しました
ブース展開も行いました。さ
らに、名桜TFTを設立した時からの夢であった“TFTメニュー学
食導入”を叶えることができました!企画書作成、学食あじまぁさ
んとの話し合いを重ね、毎週金曜日にAランチがTFTメニューと
して販売されています。名桜大学で国際的に活動する学生を増や
し、学内での知名度向上と、これからも多くの寄付金を贈るため、
活動に力を入れています。
日本台湾学生会議 沖縄支部
[代 表]郭 育志(交換留学生、台湾・大仁科技大学在籍)
[副代表]井上 雄一(国際学群1年次、静岡県・オイスカ高校出身)
馬場 みなみ(国際学群1年次、佐賀県立致遠館高校出身)
[顧 問]上江洲 基(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授)
ハイサイ!我々は、2015年10月に設立された、できたてほやほ
やの日本台湾学生会議 沖縄支部です。
日本台湾学生会議とは政治的立場や職業的立場にとらわれな
い日本・台湾双方の学生が人的交流を通してお互いのことを理解
することで、今後の日台間の交流促進と友好関係に貢献すること
を目的とする学術団体なのです。
毎年8月下旬から約1週間にわたって日本台湾学生会議が開催
されており、運営は全て学生が主体となって進められ、学術的な
交流を基軸に文化交流など、様々な企画を通して、相手の国への
理解やメンバー間の相互理解を図るのです。メイン活動となるの
が分科会とよばれる討論会であり、台湾人、日本人両学生が班ご
課外活動レポート
とに分かれ討論を行います。
討 論の成 果は最 終日に行わ
れ る成 果 発 表として 発 表さ
れます。
もともとは 2 0 0 5 年 3月
27日に東 京にて第1回日本
台湾学生会議定例会が行わ
名桜生&台湾国立政治大学生in古宇利島
れ 、次いで同 年 7月7日に台
湾でのカウンターパート、台湾日本学生会議(現・台湾日本学生交
流会)が設立されたのが始まりで、その後活動はさらに広がり、現
在は日本サイドに4つの本部・支部(東京本部、関西・東北・沖縄支
部)、台湾サイドに2つの本部・支部(台北本部、台南支部)まで成
長しました。そして去年の10月に東京本部からの許可が下りて日
本台湾学生会議 沖縄支部が誕生したわけであります。
ちなみに、今年は、成功大学(台湾・台南)において、8月15日~
23日の日程で分科会が開催される予定ですので、ぜひ皆さんの
参加をお待ちしています。
■各クラブ・サークル・学生団体の活動記録
陸上競技部
平成新山島原学生駅伝 第15回九州学生女子駅伝対校選手権大会
〔12/5(土)島原市営陸上競技場(スタート・フィニッシュ)〕
躍進賞を獲得
【女子】5区間22.85km【4位】1時間27分36秒
白川 愛結美(スポーツ健康学科4年次、長崎県立壱岐高校出身)、
蓮池 奈々(スポーツ健康学科2年次、広島県立賀茂高校出身)、
杉﨑 倫子(スポーツ健康学科1年次、富山県立富山南高校出身)、
山本 芽依(スポーツ健康学科4年次、長崎県立諫早高校出身)、
那覇 洋乃(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立コザ高校出身)
【男子】オープン参加 ※沖縄連合チームに名桜生2人が参加
知念 耕(国際学群2年次、長崎県・鎮西学院高校出身)、
小室 真儀(スポーツ健康学科2年次、島根県立松江南高校出身)
ウエイトリフティング競技部
平成27年度文部科学大臣杯
第16回全日本大学対抗女子ウエイトリフティング選手権大会
〔12/18(金)~12/20(日)埼玉県・スポーツ総合センター〕
69kg級【2位】166kg
(スナッチ76kg、
クリーン&ジャーク90kg)
島袋 美沙紀(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立辺土名高校出身)
男女バドミントン部
第54回中国・四国・九州学生バドミントン選手権大会
〔11/23(月)~11/29(日)愛媛県・総合運動公園体育館 他〕
【男子】 ダブルスAブロック ベスト16
岩元 崇晃(スポーツ健康学科4年次、
鹿児島県立鹿児島中央高校出身)
黒田 大誠(スポーツ健康学科1年次、福岡県立山門高校出身)
硬式野球部
九州地区大学野球連盟 第4回新人戦
〔11/15(日)~11/16(月)熊本県・山鹿市民球場 他〕
【準優勝】
1回戦
vs. 宮崎産業経営大学 5 ― 4
○
(延長10回サヨナラ)
準決勝 vs. 西日本工業大学
決 勝 vs. 日本文理大学
4―1
0―5
○
●
ラグビー部
山里勝己学長と金城やす子副学長を訪れ、
大会結果を報告した奥本正コーチ
(前列右端)
と出場選手一同。
山里学長から
「奥本コーチと共に次はメダル入賞を目指して頑張ってくだ
さい。
皆さんの活躍を期待しています」
エールが贈られました。
第33回全日本大学女子駅伝対校選手権大会
〔10/25
(日)
仙台市陸上競技場
(スタート)
~仙台市役所前市民広場
(フィニッシュ)
〕
【女子】6区間38.0km【25位】2時間31分12秒
白川 愛結美(スポーツ健康学科4年次、長崎県立壱岐高校出身)、
那覇 洋乃(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立コザ高校出身)、
蓮池 奈々(スポーツ健康学科2年次、広島県立賀茂高校出身)、
杉﨑 倫子(スポーツ健康学科1年次、富山県立富山南高校出身)、
山本 芽依(スポーツ健康学科4年次、長崎県立諫早高校出身)、
末松 愛華(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立名護高校出身)
第15回九州地区対抗大学ラグビーフットボール大会
(3部優勝決定トーナメント大会)
〔11/14(土)
・11/15(日)
・11/17(火)佐賀県総合運動場〕
準決勝敗退
1回戦
準決勝
不戦勝
vs. 九州産業大学
5 ― 55 ●
空手道部
第37回全国国公立空手道選手権大会
〔11/8(日)東京大学御殿下記念館〕
女子個人形
【5位】新垣 せいか(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立豊見城高校出身)
【予選敗退】古賀 久恵(スポーツ健康学科4年次、鹿児島県立鹿児島南高校出身)
男子個人形
【予選敗退】仲本 祐(スポーツ健康学科1年次、沖縄県立首里高校出身)
※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名のみで表記しています。
36
ソフトボール部
第15回九州地区大学(男子・女子)ソフトボール秋季大会
〔11/7(土)~11/8(日)熊本県・阿蘇市農村公園「あぴか」多目的グランド 他〕
【男子】初戦敗退
【女子】初戦敗退
vs. 佐賀大学
vs. 熊本学園大学
8―9
5―9
●
●
ハンドボール部
高松宮記念杯平成27年度全日本学生ハンドボール選手権大会
〔11/7(土)~11/11(水)北海道・函館アリーナ 他〕
【男子】初戦敗退
【女子】初戦敗退
vs. 東海大学
vs. 日本体育大学
18 ― 39
3 ― 35
●
●
卓球部
第1回オール西日本大学卓球選手権大会(個人の部)
〔12/19(土)~12/20(日)大阪府・近畿大学記念会館〕
【予選リーグ敗退】久場 勇貴(看護学科3年次)
バスケットボール部
第22回全九州大学バスケットボールリーグ戦
〔8/28(金)~10/25(日)鹿児島県・鹿屋体育大学 他〕
【男子】
【2部3位】
(3勝2敗)vs. 第一工業大学
96 ― 76
○
vs. 日本文理大学
85 ― 88
●
vs. 九州大学
93 ― 50
○
vs. 熊本大学
94 ― 76
○
vs. 鹿屋体育大学
71 ― 92
●
86 ― 60
○
vs. 福岡女学院大学
54 ― 51
○
vs. 九州大学
93 ― 57
○
vs. 長崎大学
77 ― 68
○
vs. 沖縄国際大学
68 ― 86
●
【女子】
【3部2位】
(4勝1敗)vs. 佐賀女子短期大学
第65回西日本学生バスケットボール選手権大会
〔6/7(日)~6/14(日)大阪府・舞洲アリーナ 他〕
【男子】2回戦敗退
1回戦
vs. 四天王寺大学
124 ― 52
○
2回戦
vs. 大阪体育大学
99 ― 70
●
水泳競技部
第18回「もとぶ元気村」青少年水泳大会 ※決 勝8位入賞まで掲載
〔12/13(日)沖縄県・健康科学財団もとぶ元気村屋内プール〕 【男子】50m平泳ぎ決勝【2位】33秒33
新城 亘史(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立西原高校出身)
50m背泳ぎ決勝【1位】26秒60 ※大会新記録 100m背泳ぎ決勝【1位】58秒66 ※大会新記録
名護 椋哉(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立具志川高校出身)
100mバタフライ決勝【4位】1分05秒77
200mバタフライ決勝【2位】2分29秒01
粢田 斐斗(スポーツ健康学科3年次、
鹿児島県立鹿児島南高校出身)
100m背泳ぎ決勝【2位】1分01秒96
200m個人メドレー決勝【1位】2分21秒87
50m自由形決勝【1位】25秒88
藤中 大地(スポーツ健康学科3年次、広島市立美鈴が丘高校出身)
100mバタフライ決勝【2位】53秒63
200mバタフライ決勝【1位】2分08秒86
屋良 充慶(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇西高校出身)
100m平泳ぎ決勝【1位】1分07秒17
200m平泳ぎ決勝【1位】2分24秒60
鹿子生 絢太(スポーツ健康学科2年次、
熊本県・九州学院高校出身)
200m自由形決勝【1位】1分57秒02
高田 論之(国際学群2年次、石川県立金沢錦丘高校出身)
50m平泳ぎ決勝【1位】32秒15
100m平泳ぎ決勝【2位】1分09秒13
日高 祐貴(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立名護高校出身)
200mメドレーリレー決勝【2位】1分53秒38
藤中 大地(再掲)、
鹿子生 絢太(再掲)、
屋良 充慶(再掲)、
新城 亘史(再掲)
200mメドレーリレー決勝【6位】2分00秒52
名護 椋哉(再掲)、
日高 祐貴(再掲)、
粢田 斐斗(再掲)、
高田 論之(再掲)
200mフリーリレー決勝【1位】1分41秒69
名護 椋哉(再掲)、
鹿子生 絢太(再掲)、
粢田 斐斗(再掲)、
高田 論之(再掲)
200mフリーリレー決勝【2位】1分43秒10
日高 祐貴(再掲)、
藤中 大地(再掲)、
新城 亘史(再掲)、
屋良 充慶(再掲)
【女子】50m自由形決勝【7位】32秒23
後藤 有紗(スポーツ健康学科4年次、北海道札幌新川高校出身)
50m自由形決勝【2位】28秒17
100m自由形決勝【3位】1分01秒21
宮城 琴美(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立浦添高校出身)
100m背泳ぎ決勝【3位】1分08秒24
200m個人メドレー【2位】2分37秒13
安仁屋 舞実(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立西原高校出身)
50m自由形決勝【5位】29秒83
100m自由形決勝【5位】1分05秒14
宮城 沙耶子(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇西高校出身)
50m背泳ぎ決勝【1位】29秒67
100m背泳ぎ決勝【1位】1分03秒84
山田 安珠(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇高校出身)
100m平泳ぎ決勝【2位】1分20秒14
200m平泳ぎ決勝【2位】3分01秒80
白井 朋高(スポーツ健康学科2年次、静岡県立伊東高校出身)
50mバタフライ決勝【1位】29秒30
200m個人メドレー決勝【1位】2分24秒17
知念 七星(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身)
200mメドレーリレー決勝【7位】2分13秒83
安仁屋 舞実(再掲)、
宮城 沙耶子(再掲)、
西尾 まりな(スポーツ健康学科1年次、
福岡県・筑陽学園高校出身)
、
白井 朋高(再掲)
200mメドレーリレー決勝【5位】2分12秒61
後藤 有紗(再掲)、
知念 七星(再掲)、
宮城 琴美(再掲)、
山田 安珠(再掲)
200mフリーリレー決勝【2位】1分58秒93
宮城 沙耶子(再掲)、
知念 七星(再掲)、
藤村 紗帆(国際学群2年次、岩手県立不来方高校出身)、
山田 安珠(再掲)
200mフリーリレー決勝【8位】2分02秒83
宮城 琴美(再掲)、
西岡 咲紀(スポーツ健康学科2年次、兵庫県立社高校出身)、
安仁屋 舞実(再掲)、
後藤 有紗(再掲)
祝!硬式野球部OB 2人がBCリーグ(独立リーグ)に指名
平成27年11月28日(土)に開催された「BC(ベースボールチャ
レンジ)リーグ2015ドラフト会議」において、卒業生の濵岡秀輔さ
ん(平成26年3月、スポーツ健康学科卒業)が、福井ミラクルエレ
ファンツに通常指名の2位で指名されました、同じく卒業生の大嶋
37
達也さん(平成26年3月、スポーツ健康学科卒業)が新潟アルビ
レックスBCに通常指名の3位で指名されました。
濵岡さん、大嶋さんおめでとうございます。今後の更なる活躍
を期待しています。
※国際学群3年次以降は専攻名、また、人間健康学部は学科名のみで表記しています。
人間健康学部
スポーツ健康学科
遠矢ゼミボランティア活動報告
海洋博公園シーボーンアート教室
名護岳に登りました!!
平成27年8月22日(土)、23日(日)に、海洋博公園の海洋文
化館で行われた「シーボーンアート教室」に、ボランティアスタッ
フとして2人参加させていただきました。
シーボーンアートとは、海に落ちている貝殻やシーグラスを使
用し、ストラップやスタンドライトなどを作ることです。今回のイ
ベントでは、ストラップづくりを行いました。小学生からお年寄り
まで幅広い年齢層の方々が参加していました。
ボランティアの仕事内容としては、初めは資材の準備だけでし
たが、だんだん私たち自身も作り方を覚えていき、参加者にも教
えることができました。そして、非常に簡単に作ることができる
ため、海洋スポーツ演習という実習の一つのプログラムに入れ
て、他の学生や指導者の方にもストラップづくりを体験してもら
ったところ、皆から大盛況でした。
沖 縄の 綺麗な 海から拾ったもの
がアートとして使用できることは素
晴らしいことだと思います。機会が
あれば、ぜひ参加してみてください。
平成 27年11月23日(月)、スポ
ーツ健康学科1年次の授業・スポー
ツ健 康 演 習 で 名 護 岳 に 登りまし
た 。私 たち遠 矢 ゼミは 、東 恩 納 ゼ
ミ、学生ボランティアの学生と協力
し 、運営と登 山の引率を行 いまし 登山終了後、集合の様子
た。授業を行うことの大変さや下準備などを体験し、充実したも
のとなりました。また登山では、普段味わうことのできない爽快
感や、山の自然に触れることができ、参加した1年生は達成感で
満ち溢れた顔でいっぱいでした。名護岳は比較的登りやすい山
なので、興味がある方はぜひ一緒に登りましょう!!
参加者が作成したストラップ
仲西 諒真(3年次、沖縄県立読谷高校出身)
屋我地てくてく~島さんぽ~
平成27年11月14日(土)、屋我地
島にて行われた「屋我地てくてく~
島さんぽ~」に遠矢ゼミ生、東恩納
ゼミ生 が参 加しました。当日はあ
いにくの大雨でしたが、屋 我 地 島
の自然豊かな景色をゆっくりと見 屋我地島にて集合写真
学し、参加者の皆さんと交流を深めながら散歩することができ
ました。途中、マングローブがたくさん生えている広大な干潟と
なった海岸を、靴を脱いで裸足になってわたっていきました。粘
土のような砂に脚が吸い込まれてくような感覚は、忘れられませ
ん。 また、マングローブや紅い体をしたカニ「ベニシオマネキ」
といった特有の生態系を目の前で見ることでき、貴重な体験に
なりました。小さいお子さんも参加しており、雨の中10km以上
歩いたにもかかわらず笑顔いっぱいでした。ボランティアスタッ
フとして参加した自分たちも島の新しい発見ばかりで、充実した
時間を過ごすことができました。今回第一回目のイベントでした
が、屋我地島のすばらしさを存分に味わうことができました。ぜ
ひ皆さんも参加していただきたいです。
髙見 翔太(3年次、兵庫県立長田高校出身)
堤 理恵(3年次、福岡県立伝習館高校出身)
ぎのわん車いすマラソン大会
平成27年12月13日(日)、宜野湾海浜公園にて、第27回ぎの
わん車いすマラソン大会が開催されました。私たち遠矢ゼミの
学生は、ボランティアスタッフとして参加させていただきました。
私たちは、折り返し地点にて、競技を行う選手たちの周回記録を
担当しました。活動中は、トランシーバーを使いながら実行委員
の方々と連絡を取り合い、選手の周回数を記録していました。
この大会には、沖縄県だけでなく他県の選手も参加しており、
非常に多くの選手が参加していました。実際の競技では、とても
車いすとは思えないスピードで走り、間近で見ていて非常に迫力
を感じました。大会中、1人の選手を見失いスタッフ全員で探すと
いうハプニングが起きましたが、無事に見つけることができ、誰一
人、怪我することなく大会を終えることができたので良かったで
す。それと同時に、今後の大会の課題を実行委員だけでなく私た
ちボランティアの学生も交えて考えることができたのは、非常に
収穫になりました。また、大会の運営には、多くの人が裏で支えて
いるということが分かり、大会を成功させるためには、ボランテ
ィアは非常に必要不可欠な存在であるということを再認識しま
した。
この活動の中で、参加者だけでなく、多くの観覧者の声援が私
自身非常に印象に残っています。実行
委員の方々や地 域の方々の支えもあ
り、この大会は成り立っているのでは
ないかと感じました。機会があれば、
次回も参加したいと思います。
藤川 力(3年次、福岡県立宗像高校出身)
選手を待っている様子
沖縄県立名護青少年の家主催「クリスマスパーティー」に参加
平成 2 7年12月16日( 水 )、沖 縄 県 立名護 青 少 年 の 家 ボラン
ティア協力事業「クリスマスパーティー」に、本学から三浦梢さん
(スポーツ健 康学科 3 年次、宮崎県立日向高校出身)と古賀久 恵
さん(スポーツ健 康学科 4 年次、鹿児島県立鹿児島南 高校出身)
がボランティアスタッフとして参加しました。
クリスマスパーティーには、地域の保育園の子どもたちが招か
れ 、三 浦さんと 古 賀さん は 、クリスマスクラフト体 験 の 補 助を
行った他、青少年の家職員が調理したローストチキンを試食する
等、子どもたちと触れ合いながらイベントを楽しみました。
イベントを終えて、三浦さんは「子どもたちが 楽しそうに活動
してい る 様 子が 伺えて良 かった
です。また子どもたちと関われる
ボランティアに参加したいです」
と振り返りました。
サポートにあたる三浦さん
青少年の家担当職員よりお礼のメッセージ
お二人が積極的に子どもたちと関わり、良い雰囲気を作りだしていたこと
から、ボランティア学生の存在の大きさを再認識することができました。職
員一同、
心から感謝しています。
ありがとうございました。
38
平成27年度
名桜生による
9月~ 1月
わたしの
全国47都道府県から学生が集う名桜大学。
このコーナーでは学生が自身のふるさとをリレー方式で紹介します。
自然に愛されて
長野県 東筑摩郡朝日村出身
伊藤 有沙
人間健康学部 スポーツ健康学科3年次
長野県諏訪二葉高校出身
です!77の市町村から構成されており、大きく北信、中信、
東信、南信の4つに分けられます。
北信地域は県の最北部に位置し全国有数の豪雪地域で
す。冬にはウィンタースポーツをしに来る観光客で活気があ
ります。中心地である長野市には、丑年と未年にのみ御開
■講座タイトル
名護市屋部地域の歴史文化を探訪する
■日 時
平成27年9月26日(土)10:00~17:00
■場 所
屋我地地域(全域)
■講 師
中村 誠司(名桜大学名誉教授)、山本 英康(名護市教育委員会)
9月26日、
曇り空の心地よい巡見日和。
名桜大学が立地する名護市屋部地域の歴史文化をマイクロバスで探訪しました。
巡っ
た地点は、
宇茂佐
「東のシーサー」
→屋部のぷうみちゃ、
渡波屋、
集落、
屋部寺→山入端→勝山の販売所、
碑文→安和の部間権現。
地元外の人は知らない所。
そん
な所が地域には数限りなくあり、
その所の小さな物語を発掘し、
織りなすと地域の歴史文化像が描けます。
屋部地域は狭いようですが、
シマ社会
(集落)
を見て
いくと深くて広い。
今回はその一端を巡りました。
次回は、
羽地中部地域の歴史文化を高密に歩いてみたい。
動脈硬化予防・改善のための運動講座(あなたの血管年齢は?)
■日 時
平成27年10月17日(土)13:30~14:30
■場 所
名桜大学人間健康学部実験実習棟トレーニングルーム
■講 師
山本 薫(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授)
高原、上高地、乗鞍高原、安曇野など有名な観 光 地に囲ま
私の故 郷長野県は本州の内陸部に位置し、令制国名の
れ、温泉、美術館・博物館、歴史的遺産など多彩な魅力を備
信州国にちなんで『信州』とも呼ばれています。8つの県が
えています。東信地域は、避暑地として有名な軽井沢をはじ
隣接している内陸県で、その大きさはなんと日本で4番目
め、八千穂高原や白駒池、松原湖などの多くの観光資源を有
した観光リゾート地として親しまれています。南信地域には
県内最大の湖「諏訪湖」があり、毎年夏には湖上花火大会が
行われおり約4万発の花火が打ち上げられます。
また、長 野県といえば「野 菜」ですよね!農 家 数は日本
一!風 土や立 地を巧みに生
ており農産物の全国シェア
を誇っている作物が沢山あ
■講座タイトル
戦後沖縄の短歌を読む
■日 時
平成27年11月7日(土)15:00~17:00
■場 所
北部生涯学習推進センター
■講 師
新城 貞夫(歌人)、屋良 健一郎・大城 真理子(名桜大学 国際学群 教員)
■講座タイトル
い野菜にあふれた長野県に
人間健康学部看護学科3年次
宮崎県立高鍋高校出身
れ 育 った 高 鍋 町 に
は 、郷 土 物 産として
「ロールキャベツ丼」
が ありま す 。脇 役 的
ロールキャベツ丼(画像元:みやざき観光情報
旬ナビ 公式ホームページ)
ひなた。それは漢字で書くと「日向」。宮崎県は神話の時
ベ ツを 、主 役 に 大 抜
代から「日向(ひゅうが)」と称されてきた土地です。ひなた
擢した郷土料理となっています。
はゆっくりとした時間をつくり、人柄を温かくします。宮崎
代表例的な宮崎県の観光名所としては、高千穂峡があり
県民は、穏やかで朗らか、温かみがあり開放的、まさに「ひ
ます。高千穂峡は、阿蘇火山活動の影響を受けて形成され
なた」がぴったりの県民気質といえます。
たもので、高さ80~10 0mにも及ぶ 柱状節 理が素晴らし
そんな宮崎県は、生産量が全国有数の「焼酎王国」で個
い懸 崖となった渓 谷です。そん
性 豊 かな 本 格 芋 焼 酎
な高千穂峡には、日本の滝100
をはじめ、地鶏の炭火
選にも選ば れた「 真 名 井 の 滝 」
焼やチキン南 蛮など、
もあります 。貸出 ボートに乗 っ
魅力的な郷土物産 が
て滝の近くにまで行くこともで
数 多くあります。なか
き ま す 。観 光 客 や 家 族 連 れ 、
でも、本 格 芋 焼 酎「霧
カップルなど様々な年代に人気
島」シリーズは全国的
のスポットです。
に流 通しており、皆さ
みなさんも、
「 日本のひなた宮
んも一度は目にしたこ
崎県」にこんね~?
本格芋焼酎 黒霧島
(画像元:霧島酒造株式会社 公式ホームページ)
■参加人数
20人
女性のからだを認識し、健康対策をしよう。
― 腰痛と尿失禁の対策に沖縄の文化をとりいれる―
■日 時
平成27年11月27日(金)17:00~18:30
■場 所
北部地区看護系医療人材育成支援施設
■講 師
金城 壽子、長嶺 絵里子、鶴巻 陽子、小西 清美、島田 友子、
(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員)
■参加人数
3人
女性のライフサイクルにみられる健康課題に腰痛、尿失禁、肥満サルコペニア(筋力低下、やせ)によるトラブルなどがあります。本講座では、健康課題を
認識すること、その対策の一助として、特に腰痛や骨盤底筋群運動に沖縄の文化(空手や舞踊)をとりいれた女性の健康づくりについて考えました。当日は、
参加者の個々の身体計測をしながら個別に進行しました。参加者からは、
「実技の指導が楽しくでき、これまでの自分の運動との関連もあり興味深かった」、
「実習と講話が同時に行われ理解しやすかった」などの意見が寄せられました。
しょうか 。私 の 生 ま
することが多いキャ
39
上高地から望む穂高連峰
とあるのでは ないで
な存 在で料理に登場
8人
講義では、
動脈硬化の怖さと運動でいかに予防改善するか、
そして検査で一早く悪化に気が付くことが大切であることを強
調しました。
続いて、
血管の柔らかさ測定を行ったところ、
実年齢との比較に皆安心し喜んでもらえました。
今回使用した機器は血管の柔らかさと下肢の動脈の
詰まり具合を数値化できるもので、
ほとんどの方が年齢相応の柔らかさでした。
血管の詰まった方はみられませんでした。
「今後もこの様な講座を開いてほしい」
というリクエストを頂きました。
一度に大勢は受け付けられませんが、
開催回数を増やして開講することも考えられるので検討して次年度も企画したい。
ります。豊かな自然、おいし
ぜひお越しください!
■参加人数
この講座では、歌人の新城貞夫氏をお招きし1960年前後の沖縄の青年たちの文学活動について、短歌を中心に紹介い
ただきました。特に興味深かったのは、1960年代に発行された同人誌に掲載されていた短歌です。沖縄の戦後短歌というと、風景や感情をストレートに詠
んだものという印象が強いですが、今回、紹介された短歌には、比喩を使った難解な作品も見られました。戦後の沖縄で短歌がさかんに作られていたこと、
技巧に長けた作品も生まれていたことを知りました。北部だけではなく、中部・南部からの参加者も多かったようです。
かした個性 豊 かな農業をし
佐川 まいこ
17人
■講座タイトル
ますか?
宮崎県 児湯郡高鍋町出身
■参加人数
ています。私の出身地でもある中信地域は、昨年映画化さ
れた「orange」の舞台地でもある松本市を中心に、美ヶ原
「日本のひなた宮崎県」
にこんね~?
名桜大学では市民に開かれた大学を目指し、平成6年より一般市民を対象にした公開講座を開講してい
ます。ここでは、平成27年9月から平成28年1月までに実施した講座の模様を紹介します。
帳が行われる善光寺があり毎年多くの参拝者がここを訪れ
皆さんは長野県が日本のどこに位置しているか知ってい
善光寺本堂
名桜大学公開講座報告
真名井の滝の見える高千穂峡
■講座タイトル
ゆんたくしながら健康づくり in 名護市場(10月・12月)
■日 時
平成27年10月18日(日)11:30~14:00、平成27年12月19日(日)11:30~14:00
■場 所
名護市営市場
■講 師
■参加人数
10月:14人、12月:20人
永田 美和子、佐和田 重信、吉岡 萌、八木澤 良子、安仁屋 優子
(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員)
〔第4回〕本活動も3年目ともなると毎回参加してくださるようになった方が数名ほどいらして、継続することの大切さを改め
て実感しました。地域の方、市場で働いている馴染の方の他に、観光の外国の方も参加されました。血圧測定やBMIの結果か
ら、肥満傾向のある方については注意してお話を聞いていく必要があると感じられました。参加してくれた学生は、前回の体
験を踏まえ主体的に取り組んでいたり、
健康チェックへの参加を促すため自ら呼びかけをしたりと積極的になっていました。
〔第5回〕今回も血圧や体脂肪など測定していますが、体脂肪30%以上の方が半数、BMIも25以上が7人と、高脂血症や肥満
が気になる結果となりました。いつまでも自分の足で歩けるように、基本的な食事や運動の見直しを考える機会になればよ
いと考えます。1年生の学生は、ボランティアにも慣れ、会場の準備から参加への呼びかけ、測定の実施、振り返りまでの流れ
を自主的に行えていました。
次回への課題としては、
外国の方とのコミュニケーションがとれるよう英語を学ぶことと、
体脂肪
とBMIの関係などを調べて参加者に説明できるようにしたいということでした。
■講座タイトル
明治日本の産業革命遺産と琉球・薩摩
■日 時
平成28年1月9日(土)16:00~18:00
■場 所
北部生涯学習推進センター
■講 師
岩川 拓夫(日置市教育委員会/鹿児島国際大学非常勤講師)、
屋良 健一郎(名桜大学 国際学群国際教育研究学系 准教授)
■参加人数
12人
2015年にユネスコの世界遺産に登録された
「明治日本の産業革命遺産」
について解説いただくため、
登録に携わった岩川拓夫氏に講師をお願いしました。
この遺産の価値や日本の近代化の特徴について説明があった後、
薩摩の近代化を推し進めた島津斉彬の事業を詳しく解説がありました。
薩摩の近代化の背景
に島津斉彬の様々な挑戦があったこと、そして、すべてが成功したわけではなく、昆布の養殖など失敗も少なくなかったことを知り、斉彬の夢や情熱を感じる
ことができました。また、薩摩の近代化の背景にある琉球・奄美の存在についても触れていただきました。沖縄で鹿児島の歴史を学ぶ貴重な機会になったと
思います。
40
平成27年度
10月~ 12月
名桜大学地域出前講座報告
名桜大学では地域貢献の一つとして、
「地域出前講座」を実施しています。平成27年度は97講座を準備。どの
講座も、本学教職員の日頃の研鑽を存分に発揮した魅力ある内容となっています。今回、地域の方々から要
望を受け平成27年10月~12月に実施した講座の模様を報告します。
■講座タイトル
キネステティクス ―持ち上げない体の動かし方を体験しよう!―
■日 時
平成27年10月1日(木) 19:00~21:00
■ 依頼機関・団体
伊江村NPO法人ぐすく会デイサービスふさと苑
■講 師
大城 凌子、伊波 弘幸(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員)
■参加人数
■講座タイトル
心肺蘇生法-ガイドライン2010-
みんなで学ぼう救命救急法(心肺蘇生法とAEDの実施手順)
■日 時
平成27年12月15日(火) 17:45~19:30
■ 依頼機関・団体
もとぶ記念病院(本部町)
■講 師
山本 薫(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授)、その他ゼミ学生1人同行
■参加人数
30人
本講座の対象は看護師、准看護師、看護助手、介護福祉士等で、今回は新人からベテランまで、看護婦長、医師も参加してくださり30人の方々が勤務終了
後に受講されました。
本年新しく改訂された新ガイドライン2015版の内容を踏まえた手技を何度も繰り返して練習しました。胸骨圧迫、バッグマスクでの人工呼吸、AEDの使
用手順をしっかり復習し、実施後の感想では、
「 流れや実践などを確認できて良かったです」とありました。まさにそのとおりで、適切な方法で、いかにスム
ーズにできるかが重要です。グループ毎に強力して、皆さん一生懸命取り組んでいたので会場は熱気に包まれていました。
13人
伊江村にある介護施設の職員研修会として、キネステティク体験会を実施しました。会では、
「 動きの感覚」を体験的に学
ぶ(身体の記憶を呼び覚ます)ことから始まり、人間の獲得してきた「自然な動き」に基づいて介護する(その人の動きを助ける)ことを学んでいきます。参加
者で互いにペアを組んで、日常生活における「動き」の介助について体験しました。受講生からは、
「 実際に動きを体験しながら学べたのでコツがつかめた」
等、多くの声が聞かれました。実際の介護ケアに活かせる技術を体験的に学ぶことは、地域のニーズに応じた企画であると共に、ケアの質の向上に貢献でき
ることを実感しました。
■講座タイトル
正しい油の知識で健康を手に入れよう~脂質の代謝と生理学的なお話~
■日 時
平成27年12月25日(金) 19:00~20:30
■ 依頼機関・団体
名護市古我知区自治会
地域で支え合う 適切な関係のあり方について
■講 師
高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授)
■日 時
平成27年10月2日(金)14:35~16:15
■ 依頼機関・団体
沖縄県北部市町村民生委員・児童委員協議会、
■参加人数
北部地区社会福祉協議会連絡協議会、沖縄県北部福祉保健所(共催)
■講 師
竹沢 昌子(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 上級准教授)
私たちは油について、摂りすぎると太るとか?動脈硬化の原因になるとか?など、一般的に油について曖昧な理解や知識を抱いている場合が多くありま
す。実は、油には多くの種類が存在し、それぞれの特徴を理解し日常的に摂取すれば、驚くほど健康に役立つものです。本講座では、正しい油の知識で健康
を手に入れ、健康の維持・増進を図ることを目的に、脂質の代謝と生理学的な側面について講話を行いました。参加者は中高年者から高齢者の方々で、会話
も取り入れながら理解できるように進めたことにより有意義な講話となりました。
■講座タイトル
200人
■参加人数
15人
民生委員・児童委員は厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。市町村の担当区域において、高齢者や障害者、子どもや保護者への見守り
を行っています。本研修は北部地区の民生委員・児童委員の他、市町村の社会福祉協議会の職員を対象に、地域の顔の見える関係において住民とどのように
関係を築いていったらよいか、ロールプレイを交えながら考えました。最後にペアになってこれまでの経験を語り合いながら自己を振り返るとともに、互いに
ほめ合う言葉宣言をしました。民生委員・児童委員としての使命を確認し合うことで、和気あいあいとした雰囲気の中で研修を終えることができました。
■講座タイトル
健康長寿県 長野に学ぼう!
■日 時
平成27年10月2日(金) 16:30~18:00
■ 依頼機関・団体
沖縄県北部市町村民生委員・児童委員協議会、
北部地区社会福祉協議会連絡協議会、沖縄県北部福祉保健所(共催)
■講 師
高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授)
■参加人数
沖縄県立北部福祉保健所からの依頼により、北部市町村民生委員・児童委員を対象に「健康長寿県 長野に学ぼう!」と題して講話を行いました。内容
は、最初に沖縄県の現状について説明し、その後、長寿県へと成し遂げていった長野県の取り組みについて解説を行いました。参加者が200人を超えてい
たこともあり、多くの方々に健康について意識を高めてもらういい機会となりました。
■講座タイトル
あなたの気持ち、うまく伝わってる? ―人間関係論入門①―
■日 時
平成27年10月30日(金) 14:05~15:20
■ 依頼機関・団体
沖縄県那覇市 八汐荘(沖縄県企画部統計課 家計調査調査員合同指導会)
■講 師
金城 亮(名桜大学 国際学群 経営情報教育研究学系 教授)
■参加人数
27人
添付スライド/配布資料に基づき、効果的なコミュニケーション成立のための5要素、またコミュニケーション実践時の注意点等について情報提供を行
いました。さらに、伝聞情報における歪みを体験してもらう目的でグループワーク「伝言ゲーム」を実施しました。
広告効果を上げるために企業が行っているCM戦略の紹介やグループワークなど、具体的な事例提示や体験を交えた講座であったため、受講者の理解
が深まった様子であり、また楽しんで参加しておられる姿が印象的でした。
熱心に参加していただいた受講者の皆さんが、この講座を通して今後の家計調査業務に多少なりとも役立てられる知見を得られたとすれば幸いです。
■講座タイトル
高齢者に多い拘縮(関節の運動障害)について
■日 時
平成27年10月30日(金) 19:00~20:30
■ 依頼機関・団体
伊江村NPO法人ぐすく会デイサービスふさと苑
■講 師
金城 利雄(名桜大学 人間健康学部看護学科 教授)
■参加人数
■講座タイトル
①介護予防・機能回復運動を楽しく実践! FESTAを利用した易しい運動教室
②最新の健康運動を楽しく実践! ―JOYBEATを利用した健康教室―
■日 時
平成27年11月24日(火) 13:00~13:45 / 13:45~14:30
■ 依頼機関・団体
名護市赤十字奉仕団(名護市労働福祉センター)
■講 師
高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授)
34人
名護市労働福祉センターにおいて名護市赤十字奉仕団の方々を対象に、①介護予防・機能回復運動を楽しく実践! ―FESTAを利用した易しい運動教室
―と、②最新の健康運動を楽しく実践!―JOYBEATを利用した健康教室―を2部構成で行いました。
前半プログラムでは、FESTAという機器を用いて、健康クイズ、口腔体操、いろいろJOY体操、カラオケなどのプログラムを実施しました。参加者は中高年
から高齢者の方が多く、様々な種類のエクササイズをとても楽しみながら実施する様子が伺われました。参加者からは、
「 健康に関する知識の向上を図ると
ともに新しいスタイルのエクササイズが行えて、とても有意義でした」と感想をいただきました。
後半プログラムでは、カラオケ元気プログラム、椅子プログラムによるエクササイズを実施しました。歌いながらエクササイズを行うことで脳の活性化にも
効果があり、JOYBEATによるデュアルタスクエクササイズで参加者全員いい汗をかくことができました。最後に参加者の皆さんと「てぃんさぐぬ花」を合唱
し講座を締めくくりました。
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フィンク記念奨学金贈呈式を挙行 英語科目において優秀な成績を収めた学生に贈呈
平成28年1月20日(水)、フィンク記念奨学金贈呈式※ が学長室で執り
行われ、阿南翔平さん(国際学群語学教育専攻4年次、福岡県立中間高校
出身)と、佐々野祐輝さん(国際学群語学教育専攻4年次、福岡県立北筑
高校出身)に奨学金が贈呈されました。
式では、山里勝己学長から目録が手渡され「フィンク氏の意思を継いで
大きな志を持ち、研鑽していただきたい」とエールが贈られました。
阿南さんは「奨学生に採用いただきありがとうございます。これからも
英語力の向上に努め、日々精進していきたい」、佐々野さんは「名桜大学
での4年間の学びが、このような形で評価されたことを嬉しく思います。
ありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
※寄付者:ビエン・パンガニンバン氏
前列左端から阿南さん、山里学長、佐々野さん、金城やす子副学長、
後列指導教員一同
株式会社リウコム様からタブレット端末が寄贈されました
14人
特定非営利活動法人ぐすく会ふさと苑で出前講義を行いました。講座のテーマは「高齢者に多い拘縮(関節の運動障害)について」で、低活動高齢者に生
じがちな関節の拘縮について、その原因や予防法などについて解説しました。参加者は、介護者として日常、介護業務を行っている経験から、多くの質問や
意見がありました。
■参加人数
お知らせ
240人
平成27年11月30日(月)、株式会社リウコム石川眞一代表取締役社長
より本学メディアネットワークセンターに、タブレット端末5台が寄贈され
ました。
石川代表取締役社長は、
「今後、タブレット端末を活用した教育・研究活
動支援の展開が見込まれます。この端末がそのきっかけになれば幸いで
す」と挨拶されました。
続いて、山里勝己学長から、
「21世紀の教育・研究活動はペーパーでは
間に合いません。本学の教育・研究活動の一つの転換の形として、学生に
使っていただきたい」と謝辞が述べられました。
寄贈されたタブレットは、学生対象の貸出機器として、アクティブラー
ニング室に設置される予定です。
左から比嘉良雄理事長、山里学長、石川代表取締役社長、
学生代表の上間さん、飯尾さん、天願健メディアネットワークセンター長
学生の声
タブレット端末を活用することで、研究の幅が広がります。情
報系の学生だけでなく、全ての学生に手にしてもらうことで、皆
さんの学習意欲の向上につながれば良いなと思います。
上間 健之祐(情報システムズ専攻3年次、沖縄県立浦添工業高校出身)
PDF化した文献を閲覧したり、
また、
オフィスのアプリが入って
いるのでレポート作成に活用したりと様々な使い方ができます。
情報端末を活用した研究活動の一歩が踏み出せたと感じます。
飯尾 旭(情報システムズ専攻4年次、愛知県立津島北高校出身)
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