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また、製造作業は生ごみの種類 (野菜残さ・動物性残さ)ごとに行 われ

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また、製造作業は生ごみの種類 (野菜残さ・動物性残さ)ごとに行 われ
資源循環・廃棄物部会(参加者 7
名 ) と 生 活 環 境 部 会 ( 参 加 者 10
名)が合同で、10 月 15 日(金)食品
循環資源処理システム施設がある㈱
リサイエンスシステム東日本(水沢
区佐倉川)の見学とそのシステムの
アドバイザー(技術提供)の本間光
義さんの講演を聞きました。
施設では、食品循環資源(生ごみ)
に菌(微生物)を混ぜ・攪拌し、ピッ
トと呼ばれる保管場所に積み上げ、
自然発酵により飼料・高濃度アミノ
酸肥料・LB 酵素液、魚骨粉等を製
造していました。
特に高濃度アミノ酸は、土中微生
物を増殖させて地力を回復させる効
果があるため、農薬や化学肥料を使
わない農業経営が行えるとのことで
した。
製造工程では、化石燃料をしない
ため、ダイオキシン類や二酸化炭素
を発生させることもなく、また、脱
水・排水の必要が無いため水を汚さ
ないなど、特に環境に配慮がされて
いるようでした。
また、製造作業は生ごみの種類
(野菜残さ・動物性残さ)ごとに行
われ、この施設では珍しい材料と
して魚市場から出された「マグロ
の頭」を使用した肥料を製造して
いました。
見学後は、市役所で処理施設の
アドバイザーをしている本間光義
さんから「健土・健食・健民」に
ついて、微生物が健康な土をつく
り、健康な食材をつくり、健康な
人を作り出すことについて、実体
験などユーモアを交えながら講演
していただきました。
講演をしていただいた本間光義さん
食品循環資源(生ごみ)の処理システム工程
①分解できない物の除去
②残さと菌床を混ぜる
③ピットに積み上げ
⑥肥料完成(左はマグロの骨)
⑤残さの種類ごとに管理
④70℃以上で高温発酵
今回視察した施設は、通常は焼却
等で廃棄処理される生ごみを飼料や
高濃度アミノ酸肥料などの製品に変
える事で、ごみの減量を図っている
だけでなく、地力を増進させる肥料
を製造している環境にもやさしい施
設であることを知りました。
今は、加工場や調理施設で排出さ
れた生ごみが中心のようですが、今
後、家庭から出る生ごみも回収でき
ればもっと焼却されるごみが減るの
ではと思いました。
フォーラム開催に向けて
同日、資源循環廃棄物部会議を行い、
11 月 28 日(日)に開催される環境フォ
ーラムに展示する内容について話し合い
ました。
4月から活動してきた不法投棄物の現
場確認や撤去作業などの内容を中心に、
今後取り組むマイバック運動など写真を
入れて製作することになりました。
次回の会議で再度検討をして、本番に
は活動報告をする予定です。
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