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Untitled - 福岡県PTA連合会
PTA とは PTAのおこり PTAは父母(Parent)、と教師(Teacher)でつくられた会(Association)の略称です。わが国 では「父母と先生の会」と訳されています。 PTAのおこりは、1897年(明治30年)、アメリカのワシントンで「第1回母親会議」が開催され、 全国母の会が結成されたことに端を発します。 この会議の提唱者であるアリス・バーニーは、子どもを持つ一人の母親として運動を始め、宗教・ 人種・地位等をこえて、すべての子ども・親・家族のしあわせを求めて母の会の結成にこぎつけた のです。 しかし、母親だけの力では子どものしあわせを求める問題の解決は難しいことから、1907年(明 治40年)に、母の会の中に「父母と教師の部」が設けられ、1908年(明治41年)には「全国母親P TA協議会」として改組されました。 この会を起点として、アメリカでのPTA運動は全国的な広がりを見せ、1924年(大正13年)に は「父母と教師の全国協議会」が誕生しています。 わが国でのPTAの発足 わが国のPTAの発足の契機となったのは、昭和20年に来日したアメリカの教育使節団であると 言われています。 使節団は日本の教育制度を調査し、昭和21年3月に「教育使節団報告書」を提出しました。 その中で、「日本の教育の民主化のためには、学校だけではなく家庭も地域もそれぞれが持ってい る教育的役割を果たすことによって成果があがることを期待している」とし、アメリカのPTAを 紹介しました。この勧告を受け、昭和22年、文部省は「父母と先生の会-教育民主化の手引-」を 各都道府県に配布、さらに、昭和23年には「父母と先生の会参考規約」を作成し、PTAの組織結 成のための指導に努めるなど、教育民主化の一環としてPTAの普及を積極的に奨励しました。 その結果、昭和25年には、全国ほとんどの小中学校にPTAが組織されるまでになりました。 PTAの目的 PTAは、これまで国の公的な組織からの提言を二度受けています。一度目の提言は、社会教育 審議会(父母と先生の会分科審議会)による「父母と先生の会(PTA)参考規約」 (昭和29年)で あり、二度目は、社会教育審議会報告による「父母と先生の会のあり方について」(昭和42年)です。 昭和29年の参考規約には、「この会は父母と教師が協力して、家庭と学校と社会における児童・青 少年の幸福な成長を図ることを目的とする」とあります。 また、昭和42年に出された社会教育審議会報告「父母と先生のあり方について」には、「父母と先 生の会(PTA)は、児童生徒の健全な成長を図ることを目的とし、親と教師が協力して、学校お よび家庭における教育に関し、理解を深め、その教育の振興につとめ、さらに、児童生徒の校外に おける生活の指導、地域における教育環境の改善・充実を図るため会員相互の学習その他必要な活 動を行う団体である。」と述べています。 - 1 - PTAの性格 PTAは、その目的を達成するため、保護者である父母と教師が会員となり、学校ごとに結成さ れ、自主的・民主的に運営される団体です。 さらに子どもの幸福を願って会員自らが学習し、実践していく成人団体であり、社会教育関係団 体として位置づけられています。 社会教育法第10条には、「社会教育関係団体とは、法人であると否とを問わず、公の支配に属しな い団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいう」と規定されています。 また、昭和42年社会教育審議会報告「父母と先生のあり方について」の中でも、「会員相互の学習 その他必要な活動を行う団体である」と述べ、PTAのあり方を明示し、さらに昭和46年社会教育 審議会の答申「急激な社会構造の変化に対処する社会教育のあり方について」の中でも、PTAは 社会教育関係団体として明確に位置づけられ、「構成員の学習、向上を主とする団体」というとらえ 方をしています。 ○公の支配に属することなく民主的に運営される団体(自主独立) ○子どもの在学時を区切りとし、年齢、職業等が異なる多様な会員構成の団体 ○特定の政党や宗教宗派に片寄らない団体(非政党、非宗教・宗派) ○青少年の健全育成等地域社会の世論を形成し、社会連帯感を培うことができる団体 ○営利を目的としない団体(非営利) ○ボランティア精神によって活動する団体 ○学校区を単位とする団体であり、市・郡・県・全国と上部組織をもつ団体 PTAの目標と諸活動 子どもたちは、学校の児童生徒であると同時に家庭の子であり、社会の一員です。 PTAは、「児童生徒の健全な成長を図る」という目的を達成するために、親と教師がともに協力 しあい、家庭・学校・地域社会の三者が一体となり、その役割を果たすことが求められます。 そのためには、学校教育の充実はもちろん、家庭教育の充実が図られ、また、地域社会での教育 の推進がなされなければ、その目的の達成は期待できません。 このような意味から、PTAとして取り組むべき目標と諸活動をあげると次のようなことが考え られます。 目 ○ ○ ○ 標 学校および家庭における教育の理解とその振興 児童生徒の校外における生活の指導 地域における教育環境の改善・充実 - 2 - 1 学校および家庭における教育の理解とその振興 ① 親と教師の協調を図る。 親は家庭教育の責任者として、教師は学校教育の専門家として対等の立場で子どもたちのことに ついて学習し、実践しあう協調関係が必要です。 ② 学校教育に対する理解を深める。 親は、学校の教育方針や指導方法を十分理解することによって学校教育への協力のあり方にもそ の成果をみることができます。 授業参観や懇談会に出席したり、学校・学年PTA、地域PTA等に積極的に参加することが大 切です。 ③ 家庭の教育機能を高める。 家庭の意義・機能およびその教育的役割等について理解を深め、家庭教育本来の機能を果たし得 るよう親と教師がともに学習活動等を行うことが望まれます。 子どもがかけがえのない個性と全人的な調和をもって育つためには、生涯学習の観点からも、家 庭教育、社会教育の各分野における明確な指導と密接な協力が鍵となります。 2 児童生徒の校外における生活の指導 子どもの校外での遊びや集団行動は、学校教育では期待し難い効果をもつものが多く、特に子ど もの自主性、社会性、創造性をはぐくむための「体験学習の場」となるものです。 PTAが行う生活指導は、「補導」という側面よりも、明るく健康な子どもに育つための生活指導 に重点をおき、青少年団体等の育成をめざす活動の展開を図りたいものです。 3 地域における教育環境の改善・充実 「教育環境の改善・充実」については、子どもたちが生活する地域の環境を教育的に改善・充実 し、また、子どもたちの地域における生活の安全を確保することが重要です。 例えば、次のような活動が考えられます。 ● 遊び場や文化・スポーツ施設の設置 ● 水難等危険地域の排除 ● 進学路の整備、信号機の設置等交通安全対策及びその指導 ● ツーショットダイヤルや有害図書等の非教育的内容の排除 ● 悪臭、騒音等公害の除去 ● 放送、出版物等のマスコミ対策 地域の教育環境の問題については、一人の親、一人の教師では解決できにくいものです。解決を せまられている問題については、ともに学習をすすめ、学習に基づいて世論形成の核として活動を 推進し、他の社会教育関係団体との協力を図る中で関係当局に働きかけるなどして、環境改善の方 途を求めなければならないでしょう。子どもを健全に育成していく重要な教育環境は、地域社会の 明るく健康な人間関係であることを再認識したいものです。 「環境が人間をつくる。しかし、人間が環境をつくる。」のですから、PTA活動の中で教育的環 境の創造を推進することは、今後の大きな課題のひとつといえるでしょう。 - 3 - 4 PTAと人権・同和教育 学校における人権・同和教育の取組は、家庭において理解されることが大切となります。家庭は、 人権意識の基礎をはぐくむとともに、差別を許さないコミュニティづくりの核であり、人権教育の 具体的な実践の場でもあります。幼児期から子どもに豊かな情操や思いやり、生命を大切にする心、 善悪の判断など人間形成の基礎を育む上で重要な役割を果たすことを踏まえ、子どもたちに対して 肯定的な自己認識力の育成を図るとともに、日常生活のあらゆる場面をとらえ、偏見を持たず差別 しないことなどを体得させることが必要です。 しかし、近年の少子化・核家族化などの社会の変革に伴って家庭における教育機能の低下が指摘 されています。 このため、家庭教育に関する親の学習機会の提供や子育てに関する相談体制の整備、家庭教育手 帳等の作成・配布など家庭教育を支援する取組が行われています。 同和問題をはじめとする様々な人権問題や人権教育に対する関心を高め、人権の視野を広げるた めには、学校と家庭の連携が重要となり、PTA活動を通して、保護者等に対する情報提供や啓発 を進めていくことが必要となります。 人権・同和教育に関する研修では、効果的な学習を進めるために、知識のみならず感性や態度・ 行動に現れるよう体験活動を重視した学習プログラムの開発や学習方法の工夫・改善を進めること が大切です。 5 PTAといじめ問題 いじめ問題は、子どもを取り巻く全ての大人が「いじめの根絶」を願い、学校・家庭・地域がそ れぞれの役割を十分に発揮しながらも連携して、子どもの育ちを支える具体的な実践活動を進める ことが大切です。子どもの健やかな成長のためには、家庭や地域が教育の場としての役割を十分に 発揮することが必要になります。「いじめは人間として絶対に許されない行為」であること等を家庭 や地域で共有し、子どもの健全育成という共通の目標に向かって、学校・家庭・地域社会がそれぞ れの役割を明確にしながら、一体となって子どもを育んでいくことが求められています。 「いじめ」が学校だけでは発見しにくい実態もあることから、PTAが中心となり家庭・学校・ 地域の要として、いじめ解消にむけたネットワークづくりに積極的に取り組んでいくことが期待さ れています ① 「いじめ防止研修」の充実 学識者による講義や参加者の協議・演習等を取り入れたり、教員の協力を得たりしながら、いじ め問題の背景となっている子どもを取り巻く諸問題や子どものサインに気付く方法等に関する研修 の機会をつくり、家庭における親としての意識を高めることが大切です。 ア PTA組織としてのいじめ問題に取り組む専門委員会等の設置 イ 成人講座や学年懇談会等における「いじめ問題研修」の位置づけ ウ PTA新聞等を活用した、全ての保護者への研修内容の発信 エ 県やブロックで行われる指導者研修会の内容充実 ② 実践活動・宣言等の推進 学校とPTAとが協力して、「早寝・早起き・朝ごはん」運動や読書活動、子どもを見守る週間等 をとおした実践的活動を推進し、家庭における保護者のいじめ防止やサイン発見のためのいじめ問 題対応への実践意欲を高めることが大切です。 ア 家庭向けチェックリストを活用した「子どもを見守る週間」等の設定 イ いじめ防止や家庭教育に関する校内キャンペーン等の充実 ウ 親子読書や読み聞かせ、食卓での会話など親子でのふれあい活動の推進 - 4 - - 5 - アンビシャスふくおか家庭教育宣言事業実施校一覧 小・中学校(PTA)名 新宮町立新宮東小学校 福 岡 前原市立波多江小学校 小竹町立小竹南小学校 北九州 中間市立中間北中学校 久留米市立竹野小学校 北筑後 朝倉市立秋月中学校 大牟田市立倉永小学校 南筑後 大木町立大溝小学校 川崎町立川崎東小学校 筑 豊 田川市立弓削田小学校 豊前市立八屋小学校 京 築 みやこ町立犀川小学校 北九州市 北九州市立花尾小学校 福岡市 福岡市立香椎浜小学校 - 13 - 福岡地区 単位PTA名 会 新宮町立新宮東小学校PTA 全 実施率 (682)人 単Pの特色 1 2 大牟田 実施形態 実施期間 長 名 直人 校 相川 長 名 源晴 校 実施率100% 6/26~7/2・10/16~10/22・1/10~1/16 地域 ・ 学 校の 協 力 体制 が と れ、 意 欲 的・ 創 造 的 なP T A 活動 が行 わ れて い ま す。 特 色 ある 活 動 とし て は 、東 っ 子 フ ェス タ ・ 見守 りボ ラ ン テ ィ ア 「 ち ょ っ と 待 て っ 隊 」・ 緊 急 メ ー ル 配 信 シ ス テ ム ・ 読 み 聞かせや校内の緑化ボランティア活動などがあります。 事業のねらい 本校は、保護者の教育に対する意識が高く、学校行事やボランティア活動等へも積極 的に協力する土壌があります。しかし、本年度実施した子どもの生活実態に関する事前 調査では、11時以降に寝ている児童が19%、朝の挨拶があまりできない児童が19 %、テレビ視聴時間2時間以上の児童が43%など、基本的生活習慣が十分身について いない児童がいることが分かりました。この子どもたちの多くが、学習時間にあくびを したり、家庭学習の習慣が身についていない等の理由で学力にも影響が出ています。 そこで、生活リズムを整え、より安定した精神状態を保つためには、家庭生活のあり 方を子どもたちと一緒に見直す機会が必要であると考えました。 本事業の実施は、保護者と子どもが家庭生活について考え、基本的生活習慣の重要性 を再認識し、その確立を図るきっかけづくりをねらいとしています。 実施経過 平成18年2月 4月30日(日) 6月21日(水) PTA運営委員会で「新家庭教育宣言」に取り組む事を確認 PTA総会にて 、「新家庭教育宣言」の説明、承認 学習参観日「家庭教育講演会」を実施 講師 古川澄子先生 子どもたちの明るい未来を切り開くために ~見直そう、子育て・親育ち~ 6 月26日~ 7月 2日 第1回「○○家宣言」 10月16日~10月22日 第2回「○○家宣言」 11月末 実施結果(児童・保護者・教師の評価)をまとめ学校通信で報告 1 月10日~ 1月16日 第3回「 ○○家宣言 」(県下一斉親子ふれあい週間 ) ※ 料理講習会【我が家の食を見直そう】の実施(年3回)PTA教養委員会 - 14 - 3 具体的な事業の実際 家庭教育宣言に関する主な活動 ① 新家庭教育講演会(写真) 古川澄子先生 ② 「 ○ ○ 家 宣 言 週 間 」 の 取 組 。( 早 寝 ・ 早 起 き ・ 朝 ごはん+家族で決めた約束) ③ PTA会長のblogによる啓発 ④ P T A 広 報 誌 “ ひ こ ば え ”、 学 校 通 信 に よ る ア ン ケート集計結果の報告、学級集会での活用 ⑤ PTA教養委員会による料理講習会“早くて簡単 朝ごはんメニュー”など ◆普段夕食時にテレビがついている我が家です。食 事中テレビに夢中で、お箸が止まったり、画面に釘 付けだったりと気になることが多かったのですが、 この一週間しっかりと座り、一生懸命食べる姿を見 ることができました。(略)早寝に関しても、寝付く までの会話も増え、朝の目覚めもすっきりで、気持 ちのいい思いをしました。当たり前のことができて いなかったことに気づいたし、こんな簡単な努力で 一日のリズムが整うのなら、意識して続けていきた いと思いました。 (○○家宣言後の保護者の感想) 4 成果 新家庭教育講演会や「○○家 家庭教育宣言をして良かったですか 宣言カード」を実施することに 計 6年 大変 良かった あまり 良くなかった 5年 4年 3年 2年 より、家庭生活のあり方を見直 す機会となり、基本的生活習慣 の大切さを再確認することがで きました。 1年 0% 20% 40% 60% 80% 100% ○ アンケートを集約することにより、子どもたちの課題や家庭、地域での課題を確認 し、学校、学年、学級経営やPTA活動に活かすことができました。 ○ 取組の趣旨や結果を学校行事や学校通信などで保護者や地域に発信することにより 、 家庭教育の重要性の確認と学校やPTA活動への理解と協力を得ることができまし た。 5 課題 ○ 高学年になると、習い事や塾、また、家庭によっては長時間のTV視聴やゲームな どで基本的生活習慣が乱れがちです。低学年のうちから基本的生活習慣を身につける るために、学校・保護者が連携し、今後も継続した活動を進める必要があります。 - 15 - 単位 PTA 名 会長名 校長名 前原市立波多江小学校 PTA 三苫 秀明 金子 治之 新家庭教育宣言実行委員会 学年学級委員会 17年度 委員長 兵頭 瑞恵 学年学級委員会 18年度 委員長 河津ひろみ (回収率 98%) 実施形態 第 1 期 平成17年 6月~平成18年2月 1~6 学年 30 学級 1163 名 実施期間 第 2 期 平成18年 7月~ 現在継続中 1~6 学年 24 学級 単 P の特色 788 名 本校は糸島半島の東に位置し、すぐ近くには瑞梅寺川と雷山川が流れ緑の田園 が広がる自然豊かな地域にあります。また、福岡市と隣接し交通の便もよく、多くの転 入者を迎え、新しい文化を取り入れながら古き良き伝統も残る地域の中の小学校で す。昨年4月、生徒数の増加により東風小学校と分離し、350 名ほどの児童数が減少 してしまいましたが、今では子ども達の心にも変化を受け止めるゆとりが現れ始め、本 校が目指している 「にこにこ はきはき 波多江小学校」 に子ども達も自ら動き始 め、理想的な形となっています。 1 事業のねらい 学年学級委員会では「基本的生活習慣の更なる定着と、協働・共感等の家庭教育力の向上」を年 間目標に掲げ、活動しています。本校では「生活習慣チャレンジカード」愛称 “ちゃれか“ を使った 活動を昨年度より継続して実施しています。この活動では、家庭において親子でコミュニケーションを 取りながら「基本的生活習慣」を具体的に見直し、また、学校では各家庭でのチャレンジ内容や集計 結果を持ち寄り、情報交換することで多くの保護者どうしが悩みを含めた子育てを共有・共感できるよう な学級集会を設定します。そうすることで、家庭、学校の両面において自分自身の生活習慣を考え直 すきっかけとなり、このような活動が家庭教育力の向上につながることをねらいとします。 2 実施経過 平成 17 年 5 月初旬 基本的生活習慣に関するアンケート調査 6 月 20 日~6 月 25 日 第 1 回 “ちゃれか” 実施 7 月 6 日 低学年、参観・学級集会 7 月 13 日 高学年、参観・学級集会 9 月 12 日~9 月 17 日 第 2 回“ちゃれか” 実施 9 月 26 日 全学年参観・学級集会 ビデオ「眠りと遊びを奪われた子どもたち」上映 10 月 11 日~10 月 15 日 第 3 回“ちゃれか” 実施 11 月 10 日 教育講演会 「メディアと私たち」 11 月 14 日~11 月 19 日 第 4 回“ちゃれか” 実施 12 月 3 日 全学年参観・学級集会 12 月初旬 基本的生活習慣に関するアンケート調査(2 回目) 2 月 6 日~2 月 11 日 第 5 回“ちゃれか” 実施 平成18年 7 月 20 日~7 月 25 日 第 1 回 “ちゃれか 2” 実施 7 月 19 日 低学年、参観・学級集会 10 月 20 日~6 月 25 日 第 2 回 7 月 26 日 高学年、参観・学級集会 “ちゃれか 2” 実施 12 月 3 日 教育講演会 「いのち」をいただく 食育推進 - 16 - 3 具体的な事業の実際 (1)表紙 ◆ 白抜きの表紙をつけ紛失を避 (2)“ちゃれか”~生活習慣チャレンジカード けることと、色を塗ったり文字 を書き加えたりと、楽しみなが ら取組めるよう工夫した。でき たら○できなかったら×で記 録。△、空欄は×で計算。チェ ックした事がわかるようにス タンプを押したり、コメントを 書き入れたりした。 17 年度 【学年学級委員会】 18 年度 ◎朝食・身支度・挨拶・睡眠 ・クラス委員で自クラス分を集約。学年分と ◎学期に一度のチャレンジ 時間をベースに「夕食時に あわせて、コメント感想などの結果を学級 とし、朝食・挨拶・睡眠時 集会で報告。 間は継続しながらも、「挨 ! テレビを消す」「下校はま ! っすぐ決められた道を通 ・委員長、副委員長で学年単位の集約をし、 って帰る」など、項目の 1 クラス委員、担任へ配布。又、クラス委員 一歩踏み込む内容にした。 つはその時問題になって 宛通信と全会員宛の通信を発行し参観・集 さらに 2 学期は、各学年委 いる事を取り入れた。又自 会への出席を呼びかけると同時に“ちゃれ 員の話し合いのもと、学年 分で決めるチャレンジ・保 か”の結果報告やお知らせをした。 ごとで項目を変えて行っ 拶は自分から進んで」など 護者のチャレンジを加え 《他委員会・役員執行部との連携》 た。 るなど全学年が同じ項目 【役員執行部・家庭教育委員会】 例)2 年生→忘れ物をしな で計5回の“ちゃれか”を ・アンケート調査及び講演会。 い。6年生→自主学習 60 行った。 【広報委員会】広報誌への掲載、啓発活動。 分など。 ◆子ども特別チャレンジの例と感想(抜粋) 例) ・風呂掃除 ・靴並べ ・自主学習をがんばる ・お母さんに本を読んであげる ・妹の世話をする 感想) ・抱っこしてもらうとうれしい気持ちになりました。仕事も家のこともやってえらいと思います。・お 母さんの本読みが上手でたまりません。・いっぱい話せてよかった ◆保護者のチャレンジの例と感想(抜粋) 例) ・腹筋 ・ダイエット ・30 品目を使った料理 ・早くしなさいと言わない ・一日一回子どもを抱っこ。 ・禁酒、禁煙 ・寝る前の読み聞かせ ・夫婦ゲンカをしない・一日一回ほめる 感想) ・子どもには出来ないと叱ってしまいましたが、やってみると大変さがわかりました。・家族での会 話が増えた。・お手伝いが助かる・時間を作ることの難しさを実感しました。 4 成果 1 期目終了時に行ったアンケート調査では、約 8 割の保護者がこの取り組みを肯定的にとらえ、継 続していきたいと答えました。2 期目には委員のリーダーシップのもと学年ごとで話し合い、年齢に 応じた項目を決めたことは、“ちゃれか”をより進化させたといえます。現在まで、数値的に劇的な改 善や向上は見られないものの、回収率も 100%近く、保護者の意識の変容や生活習慣を見直すきっか け作り、また、家族間のコミュニケーションが深まったことから、少しずつでも「家庭の教育力の向 上」につながっていると確信します。 5 課題 “ちゃれか”は常に進化し続け、各家庭が必要であるチャレンジ項目をそれぞれ話し合い、実施継続する ことで家庭での基本的習慣を見直し、家庭が本来持つべき機能を高めていくこと、また、参観学級集会で共 通の課題等に取り組みながら、家庭と学校が協力し合い、ネットワークを完成させることを最終目標とします。 - 17 - 北九州地区 単位PTA名 小竹町立小竹南小学校PTA 会 宗 長 永 名 英 之 山 校 長 名 近 光 太 郎 実 施 形 態 全校 実 施 率 197名 実施率100% 7月3日~7月7日(第1期) 実 施 期 間 8月7日~8月11日(第2期) 9月4日~9月8日(第3期) 地域と学校と連携した「登下校巡回指導」や「朝の挨拶運 動」に取り組んでいます。 単 P の 特 色 小竹教育の日に児童・PTAが日頃取り組んだことを地域 に向けて発表しています。 1 事業のねらい 本校の児童の生活実態調査から次の4つの課題が分かりました。 ①夜更かしをする子は学年が上がるに従って多くなります。 ②起こされないと起きない子も目立って多いです。 ③朝ご飯も一割近くの子が毎日は食べていないようです。 ④お手伝いしている子が少ないです。 この課題解決のため、親子で朝食メニューを考え、お子さんがお手伝いできる「チャレ ンジ親子で朝食作り」を実施し、自らの家庭教育を見つめ直すきっかけとすることをね らいとしました。 2 実施経過 5月15日 第1回実行委員会(組織・年間計画作り) 6月19日 第2回実行委員会(具体的方法の検討) 6月26日 機関誌第1号発刊(本校の児童の課題・「チャレンジ親子で朝食作 り」・朝食簡単レシピ1) 7月14日 子育て講演会を実施 第3回実行委員会(チャレンジカード作成) 7月19日 機関誌第2号発刊(第1回「チャレンジ親子で朝食作り」の報告) 9月19日 機関誌第3号発刊(第2回「チャレンジ親子で朝食作り」の報告・ 朝食簡単レシピ2) 10月31日 機関誌第4号発刊(第3回「チャレンジ親子で朝食作り」の報告・ 家庭教育宣言事業のまとめ) 3 具体的な事業の実際 (1) 親子で、朝食メニューを考え、その中でお子さんがお手伝いできる部分について後記 のような3つのレベルを設定し、それを参考にして参加するようにさせました。 (2) 朝食の意義や簡単朝食レシピを機関誌に載せ朝食を食べる子どもを増やしました。 (3) 小竹教育の日(学習発表会のようなもの)において「チャレンジ親子で朝食作り」 の取組を保護者や地域の方に知らせたり朝食作り実演コーナーを設けたりしました。 - 18 - (1) の実際 「チャレンジ親子で朝食作り」の実際の取組は下記のとおりです。 レベル 内 容 具体的な取組 レベル 朝食の準備や テーブルふき・食器並べ ・後片付け・ご飯をつぐ・ 1 後片けに参加す お皿を洗う・みんなにお茶をつぐ る レベル 2 ホットケーキの粉をまぜる・パンを焼く・おにぎりを作る 調理のお手伝い サンドイッチの具をのせる・卵を割る・ソーセージを炒める・パンにジャ ムをぬる・味噌汁の味噌こし・ 野菜や果物を切る・おかずを温める レベル 献立を考え、調 卵を焼く・(目玉焼き、卵焼き、スクランブルエッグなど) 理し、一品以上作 ホットドッグ・フレンチトーストを作る・ 味噌汁を作る・ 3 り上げる おかずを作る(オクラの肉巻き・野菜炒め・焼き魚・大根おろしなど) ・ ・ 回を重ねる毎に上位のレベルを目指す子が多くなりました。 低学年の子が料理することに保護者の方も驚かれていました。 (2)の実際 機関誌で紹介した簡単朝食レシピは下記のとおりです。 「レタスとベーコンのみそ汁」と「納豆スクランブル」のレシ ピを機関誌第1号で紹介しました。 このほかに、和食の「千きり大根の卵とじ」や「ピーマンと 塩昆布和え」や「わかめときゅうりの梅干し和え」等を紹介し ました。 (3)の実際 朝食作り実演コーナーを小竹教育の日に催しました。 7・8・9月に行った「チャレンジ親子で 朝食作り」で培った腕前を友達や保護者や 地域の方の前で披露しました。 腕前を披露するのに参加したのは4・5・6年生の 7名で、オムレツやスィートポテトやホットケーキ 作りに親子で挑戦しました。 4 成果 ○ 朝食を毎日食べてくる子が72%から95%に増えました。あわせて、朝自分で 起きるようになった子も増えました 5 課題 ○ アンケート等の回収率を増やし、この取組を保護者全体に浸透させる必要があり ます。 - 19 - 北九州地区 単位PTA名 会 長 名 中間市立中間北中学校PTA 実施形態 全校 実 施 率 実施期間 阿 部 校 長 名 昭 子 学年 学級 (実施した生徒数)209人 第一期 第二期 第三期 7月10日(月)~ 加 賀 利 男 その他( 実施率 ) 100% 7月14日(金) 10月23日(月)~10月27日(金) 1月15日(月)~ 1月19日(金) 挨拶運動、献血運動、研修、各種バザー等各委員会が精力的に活動 単Pの特色 しています。また1小1中の校区特性をいかし、小学校PTAと連携 した活動も行っています。 1 事業のねらい 校区内の保育園・小学校・中学校の保護者が一体となり、学校と家庭が協働することで、子 どもが生活の中で「早起き」を価値ある活動として実感できる活動を工夫し、繰り返し取り組 むことで、各家庭の子育ての意識も高まり子どもの規則正しい生活習慣を定着させます。 2 実施経過 4月13日(木) 第1回実行委員会にて取組について協議し実施計画案を作成する。 4月28日(土) PTA総会にて「新家庭教育宣言」事業について概要を説明し、本 年度のPTA活動の大きな柱とすることを決定する。 5月11日(木) 第2回実行委員会を開催し、講演会について協議する。 5月12日(金) 保育園・小学校・中学校「家庭教育講演会」を開催 演題「思春期を乗り越えられる子ども達を育てるために・・・」 講師 7月 6日(木) 7月 3日(月) 助産師 内田 美智子先生 第3回実行委員会を開催し、第一期の取組について協議する。 ~ 第一期早起きキャンペーンを実施する。 7月 7日(金) 10月 5日(木) 第4回実行委員会を開催し、第二期の 取組について協議する。 10月23日(月) ~ 第二期早起きキャンペーンを実施する。 10月27日(金) 11月 2日(木) 第5回実行員会を開催し、第三期の取組 について協議する。 1月15日(月) ~ 第三期早起きキャンペーンを実施する。 1月19日(金) 3月 1日(木) 第6回実行員会を開催し、取組の成果・課題等のまとめを行う。 - 20 - 3 具体的な事業の実際 年間にわたり、第一期・二期・三期の取組を中学校PTAだけではなく、小学校PT A・保育園保護者会と合同で一斉に同時期に同内容で行いました。 (1)事前の取組 ①PTA総会や学年保護者会で取組の趣旨説明を行いました。 ②PTA委員会活動の最初に「眠りと遊びを奪われた子どもたち」を視聴しました。 ③生徒に対し 、「早起きのすすめ」の授業を全校一斉に行いました。 ④「チャレンジシート」に早起き時間等親子での約束事を記入しました。 *事後には「振り返りシート」を活用して親子で1週間を振り返ることにしました。 (2)第一期 早起き週間の実践 期間:平成18年7月3日(月)~平成18年7月7日(金) 時間:7時30分登校(通常は8時25分登校) 実践:登校時間を55分早め、7時30分までに登校し運動 場集合としました。この時間帯に身体を動かすことを 主 目 的 と し て 、「 み ん な が ゲ ー ム 感 覚 で 楽 し め る 」 を 合い言葉にグランドで「百足競争 」「大縄跳び」を時間いっぱい行いました。 (3)第二期 早起き週間の実践 期間:平成18年10月23日(月)~平成18年10月27日(金) 時間:7時45分登校(通常は8時25分登校) 実践:登校を40分早め、7時45分までに登校しました。この時間帯は、文化祭前 であり、全学級とも合唱コンクールの練習時間としました。 (4)第三期早起き週間の実践 期間:平成19年1月15日(月)~平成19年1月19日(金) 実践:早く起き、家庭において自分で昼食の弁当づくりに取り組みます。 4 早起き週間を終えて ○生徒 ☆保護者 ○最初は朝起きるのがきつかったけど何日かたつと慣れてきてあまりきつくなくなりました。 ○朝早く起きて運動なんてあり得ないと思ったけど、意外と目も身体も覚めるし楽しかったです。 ○早く起きて、早く学校に行かなければならなかったからきつかったです。 ☆最小限の声かけで実行できました。早起きするための工夫を自分自身で考えていたようです。 ☆学校から帰ってすぐ食事ができるようにしたり、テレビの時間を減らして早寝をさせました。 ☆家族も普段より1時間早めに起床しました。朝の準備に余裕を持てましたが、少々寝不足気味です。 5 成果 生徒が事前に立てた目標に対して、86%が(「 達成できた 45 % 」「だいたい達成で きた 41 % 」)、普段より早く起きて一日のスタートが切れています。 保 護 者 の 協 力 に つ い て は 、 8 1 % が (「 協 力 で き た 49 % 」「だ い た い 協 力 で き た 32 % 」)、生徒の活動をサポートできました。 また、同時期に校区内の保小中で一斉に実施したことで、保護者の意識化が図られま した。 6 課題 PTAと学校が協働し、自分の生活時間の中で、きちんと睡眠を取り、余裕をもって 起き、朝食を食べ、登校するというサイクルを身につけさせる地道な取組を継続させ ていかなければならないと考えています。 - 21 - 北筑後地区 単位PTA名 会 長 名 校 長 名 久留米市立竹野小学校PTA 清 水 雅 之 焼 山 由 美 子 実施形態 全校 6学年 7学級 (特学1学級) 117名 実施率 (実施した児童) 102名 実施率 87% 実施期間 7月21日~8月31日 夏休み期間 単Pの特色 保護者の教育に対する関心は高く、学校の教育環境の整備等に協力的です。 「登校指導」「資源物回収」や「シルバー保安官」といったPTA活動や地域活動を 通して、子どもの安全と地域全体での子育てをめざしています。 特に、2月の「青少年育成の集い」では、地域の方も参加するバザーや講演会 があり、人と人とのつながりを大切にするものになっています。 1 事業のねらい PTA活動や青少年育成活動など熱心な地域です。しかし、近年子ども達を取り巻く環境が 変化し、睡眠時間や朝食が足りない子どもが増えてきています。 そこで、家庭生活を振り返り、改めて自らの家庭教育を見つめ直す必要があると考えました。 そのために、子どもの基本的生活習慣に関する努力目標を決め、家族も協力して達成できる家 庭教育宣言を行っていきたいと考えます。 2 実施経過 4月20日(木) PTA理事会・合同委員会での家庭教育宣言実施の説明 テーマの決定「早寝・早起き・朝ご飯」 5月11日(木) PTA総会にて保護者へ取り組みの説明 テーマをもとに各学級PTAで努力目標の設定 6月 5日(月) ‘新’家庭教育宣言についての事前アンケート実施 6月14日(水) 学習参観後子育てネットワーク「子育て工房」代表の‘古野 陽一’氏を 招いて「子育てとメディアの関係」についての講話 6月21日(水) 事前アンケートの結果報告とPTA理事会での新家庭教育宣言実施の期 間と内容の検討 7月 7日(金) 事前アンケートの結果報告と学級PTAでの新家庭教育宣言の具体的内 容・方法の説明 7月21日(金)~8月31日(木) 新家庭教育宣言の実施 9月 7日(木) 各学級PTAでの新家庭教育宣言の実施内容報告と2学期の 「早寝・早起き・朝ご飯」に関する具体的努力目標の設定 9月12日(火) 新家庭教育宣言実施についての意識調査 10月23日(月) 新家庭教育宣言についての事後アンケート実施 10月30日(月) 「食と生活習慣」についての保護者啓発授業公開 3 具体的な事業の実際 (1)PTA総会で、新家庭教育宣言の実施承認 【学校だよりから・・・】 本年度の事業として、県PTA連合会家庭教育支援事業の新家庭教育宣言事業を受け、家 庭教育の充実を推進することが決まりました。親子で相談して基本的生活習慣やテレビ時 間、言葉遣いなどの努力目標を宣言し、その実現に家族ぐるみで取り組む運動です。PT A活動として組織ぐるみで取り組むことで、成果も上がり、子どもたちの成長を実感する ことができるのではないかと思います。 - 22 - (2)地域学校公開での新家庭教育宣言講演会 第1回の活動の実施として‘新’家庭教育宣言講演会を行い、テレビやゲームなどのメディア が子どもの成長にどのように影響を及ぼすかというテーマで‘古野 陽一 先生’からお話し を聞きました。 【講演の内容】 【保護者の感想】 ○ メディアコントロールの大切さ ・ 自分でテレビ等を切る ・ 寝る時間が安定する。 ・ 家族との会話が増える ・ メディアコントロールが意識的にで きる子どもに育てていきたい。 ・ テレビやインターネットの怖さがよ くわかった。 (3)夏休み中の‘新’家庭教育宣言の実施 夏休みに「親子の約束ノート」(‘新’家庭教育宣言)を4週間実践していった。宣言項目は、 早寝・早起き・朝ご飯以外にお手伝い・挨拶・テレビゲームの時間等多岐にわたっていました。 下記の感想から親子の約束決めて実践することで子ども達の自主性があらわれたり、家族みん なで約束を決めることのよさ感じられたりとPTA全体で取り組む意義を感じました。 【児童の感想】 【保護者の感想】 ・ 朝食を食べていなかったが、毎朝食べる ・ テレビを消すことで、家族の会話がで ようになった。 できてよかった。 ・ なぜか、自分からするようになった。 ・ 夜テレビを早く消すと無理なく早寝が できた。 (4)保護者参観での食と生活習慣等の啓発授業 【1年 自分ができる仕事をみつけよう】【6年 自分たちの食事について考えよう】 【保護者の感想】 事事 ました。 家でもしっかり仕 事を与えようと思い ました。 家庭での食事の大切 さがわかりました。 4 成 果 家 庭 教 育 宣 言 して よ か っ た で す か たいへん 22% よかった 2% あまり よ くな か った 4% 72% ○ 76%の保護者が、肯定的に受け止めてい る。また60%の保護者が、今後も続けたい と考えています。 ○ 親子で約束を決めることで、親子のコミュ ニケーションが豊かになり、家族一緒に努力 する姿ができてきました。 ○ 子どもの生活を見直すきっかけ作りになり ました。 ○ 全員参加のPTA活動になりました。 5 課 題 ● 家庭教育宣言項目の共通課題の設定と時期・回数 ● 発達段階における宣言ノート(親子の約束ノート)の工夫 ● PTA新聞等での広報の在り方 ● 継続的な取り組みの在り方 - 23 - 北筑後地区 単位PTA名 会 長 朝倉市立秋月中学校父母教師会 内 村 3学年 名 校 隆 之 3学級 長 砥 上 名 力 実施形態 中学校全校 実施率 実施した生徒数 実施期間 第一期 第二期 第三期 単Pの特色 文部科学省の「コミュニティ・スクール推進事業」の調査研究事業の研究指定を受 け、地域に信頼される学校づくりをしている学校です。また、平成15 年から平成17年まで福岡県教育委員会の「小中連携」の研究指定を受 け、9年間を見通した教育の実践的研究に取り組んできました。PTA 活動においても定期的に小中PTA連絡協議会を行ったり、行事(リサ イクル活動、会員セミナー、地域懇談会等)を開催したりしています。 本校は小中一貫校を意識して、地域立学校を目指しています。 98名 その他(特学1学級) 実施率98.9% 6月5日~ 6月18日(第1期) 7月24日~ 8月31日(第2期) 10月2日~10月15日(第3期) 1 事業のねらい PTA活動や地域の伝統行事などに熱心に取り組む地域ではありますが、近年、若い 親が多くなったり、産業構造の変化にともない、多忙な親が多くなったりしています。 そこで、この新家庭教育宣言を実施することで、親子の絆を深め、親子関係を円滑に することや目標、約束などを設定して取組を実施することで、子どもの頑張りを認め、 励ますことで、たくましく健やかな子どもを育てることができると考えました。 活動目標として ○ 親子で話し合って目標・約束を決めよう。 ○ 目標・約束を実施するときに、お互いを励ましたり、ほめたりしよう。 ○ 一週間毎に振り返り、話し合って次の活動につなげよう。 ○ 実施終了後の思いや感情を話し合いましょう。 2 実施経過 4月11日(火)PTA理事会にて「新家庭教育宣言」の取組を実施することを確認 する。PTA会長から昨年度に引き続き、家庭教育を見直す機会に することを提言してもらう。 4月24日(月)PTA総会において「新家庭教育宣言」事業計画を提案し、PTA 会員の承認を得る。 6月 5日(月)この日より、年間3回の「新家庭教育宣言」の取組を実施する。 6月 8日(木)小中PTA会員セミナーを開催し、福岡県教育企画部生涯学習課主 任社会教育主事、久保ひろみ先生を招いて「考えよう、今、家庭・ 地域でできること」というテーマで講話をしていただいた。 - 24 - 3 具体的な事業の実際 6月8日の小中PTAの会員セミナーの「新家庭教育宣言」講演会を受けて第1回の 活動を実施していきました。また、PTAの学年委員会より家庭教育に関する保護者の 意識調査を実施したり、地域懇談会の中で、秋月中学校の「望ましい家庭像」を提案し たりしながら、「新家庭教育宣言」に取り組むことの意義、価値について啓発を行いま した。さらに、校長先生からの学校便りでも、新家庭教育宣言の取組について啓発をし て頂くことによってPTA会員の意識を高めていきました。 御膳料理の再現:食育との関連で 防犯駅伝大会:PTAによる豚汁づくり 「新家庭教育宣言」を実施する際に、目標・約束を設定してから取組をはじめること にしました。目標・約束は、親子別々のものにして、基本的な生活習慣や規範意識、食 育関係を中心に親子が、お互いに高まりあえることができるように設定しました。特に、 夏休み(第2期)からの取組では、一週間毎に、成果と課題を出し合って、点検カード に記入させたことは、具体的に、それぞれの生活を見直すよい機会となりました。この 取組が功を奏して、夏季休業期間中も生徒は規則正しい生活を送ることができ、問題行 動等を起こす生徒を出すことがなかったように思います。また、9月に入ってからも生 徒は落ち着いて学習活動に取り組み、学力の向上はもちろんのこと、生徒指導上の問題 も激減しています。 親の意識としても「普段、目標を意識せずに生活するのとしないのでは生活の充実ぶ りがまったく異なる」とか「親子で話し合う時間が増えた」「親子がお互いに励まし合 うことができた」「子どもの頑張りや成長していく過程がわかった」など、肯定的な意 見や感想が数多く寄せられました。 4 成果 ○ 新家庭教育宣言の取組を実施する際に、目標や約束を各家庭に委ねたことは、子ど もの生活実態を見つめ、親子の話し合いを促す機会になりました。 ○ 年間3回の実施で夏休みを入れたことは、規則正しく夏休みの生活を送らせるのに 有効でした。 ○ 目標・約束を達成するために努力したことを認め合い、取組の成果を親子でわかち あうことができました。 ○ 家庭教育のあり方や子どもの見方が具体的な活動や生活の様子をもとに語られるよ うになりました。 5 課題 新家庭教育宣言の取組を一過性のものとしてではなく、日常的な習慣にしていくか を検討する必要があります。 ○ 新家庭教育宣言の取組の成果を交流し合い、家庭教育全体を高める必要があります。 ○ - 25 - 南筑後地区 単位PTA名 会 大牟田市立倉永小学校父母教師会 実施形態 長 泉 全 名 英 校 明 田 川 長 名 一 郎 校 実施率 298人 実施期間 6月下旬~10月下旬(第1~3期2週間ずつ) 単Pの特色 実施率 100% 保護者の教育への関心は高く、学校教育活動にも協力的で、PT A行事や学校行事などにも多数参加されます。特色としては、地域 と連携した見守り活動や教育講演会の開催、第1,第3土曜日の「ふ れあい広場」の開催などが挙げられます。 1 事業のねらい 児童の基本的生活習慣の低下が叫ばれる中、もう一度「わが子」「わが児童」の基本 的生活習慣を見つめ直し、よりよく身に付けていくために、その基本となる「早寝・早 起き・朝ごはん」の実践に、PTAと学校が一体となって断続的に取り組みます。そし て、その定着を図る機会を設定し、親子のふれあい等の促進します。 2 実施経過 3月10日 運営委員会にて取組決定「テーマ:早寝・早起き・朝ごはん」 4月26日 事業説明会参加→事業計画案作成 5月10日 実行委員会の立ち上げ・事業計画案審議(運営委員会) 5月21日 PTA総会にて趣旨及び事業計画説明 6月上旬~中旬 6月26日 研修会講師選定及び依頼、啓発チラシ作成、取組記録表作成等 事前アンケート実施、啓発チラシ配布 7月3日~7月14日 第1回取組旬間実施 7月上旬 事前アンケート集計・分析 7月12日 研修会実施 7月15日 成人教育講演会実施 9月5日~9月15日 講師 11月上旬~下旬 講師 NPOエスペランサ代表 第2回旬間実施、三行詩・写真の募集 10月10日~10月20日 10月25日 少年サポートセンター補導職員 第3回旬間実施 事後アンケートの実施 事後アンケート集計・分析、報告書作成 - 26 - 友清貴子 氏 馬場菊代 氏 3 具体的な事業の実際 倉永小学校PTA 「新″家庭教育宣言」 (1)実行委員会を組織しての取組推進(運営委員会と兼ねる) (2)研修会及び講演会の実施 【資料1:研修会速報】 研修会では、友清先生の「心の根っこを育て よう」の講話が好評でした。 (資料1参照) 「心 の 根 っ こ 」が で き てい れ ば 、 し か って も 子どもは 分かりま す ・・・ (3)「新″家庭教育宣言旬間」の取組設定(3 回) ~早寝・早起き・朝ごはん~【資料2:取組記録表】 保護者の感想:身につくよう普段から子どもとともにがんばっていきたい! ※このほか、チラシ等による啓発、アンケートを実施して取組の評価等を行いました。 【資料3:評価アンケート結果】 4 成果 子どもの変化の内容は? ○学校と家庭の一体となった取組により、 取組内容が全体的に向上してきました。 ○この結果、半数の児童に変容がみられ、 9% 8% 3% 特に自主的態度や生活リズムへの努力が 58% その他 つけの大切さや親のあり方についての保 5 課題 ●半数の保護者の変容は見られましたが、 家族の変容まで浸透し得ませんでした。 【資料4:評価アンケート結果】 家庭教育宣言で実行したことを今後も続けようと思い ますか 大変思う 10% 2% 9% ●保護者の84%が取組を評価し、88% っていくことが必要です。[資料4参照] - 27 - 思う あまり 思わない 思わない が取組の継続意志を持っているので、根 気強く継続し子どもと保護者の変容を図 自覚 生活リズ ム に努力 積極性 見られるようになり[資料3参照 ]、し 護者の意識も高まってきています。 自主的態度 22% 79% 南筑後地区 会 長 名 校 長 名 単位PTA名 大木町立大溝小学校PTA 野 田 昌 志 石 川 省 三 実施形態 全校 (16学級) 児童数 421人 実施率 前期(7月21日~8月3日)後期(8月4日~8月31日) 実施率100% カード提出率(前期88%・後期90%) 実施期間 夏休み期間中(7月21日~8月31日) 単Pの特色 これまで、学校と地域と家庭とが連携した収穫祭(作物を育て、食する)を 実施し、食生活の見直しに力を入れてきました。特に、子どもの朝ご飯の摂食 率は96%を越えるようになり、現在、誰と何を食べているかを課題とした食 育に力を入れています。また、本年度は『家庭教育力の向上(オアシス運動含 む)と常置委員会の活動の充実』を重点目標に掲げ、家庭での子どものしつけ 方について、各保護者が考えてもらうように、地域の区長や公民館長などを交 えた地域懇談会・家庭教育講演会・学級PTAを充実させてきたところです。 1 事業のねらい 子どもの生活の場である学校と家庭と地域の各々が、役割を自覚し、連携して子どもたちに 係われば、子どもたちの心が耕され、基本的生活習慣の定着が図れると共に、自主性や社会性 (規範意識)が培われると考えました。そのために、家庭においては、新家庭教育宣言を通し て、下記のねらいをめざすものです。【子どもの生活習慣改善】 ① 親子の心のふれあい(対話)を通して、めあてを設定し継続的に取り組むことで、子ど もの生活の基盤となる基本的な生活習慣を身につけさます。 ② 親子で決めた約束を守ることで、模範的な行動がとれる子どもを育てます。 (保護者自ら、規範行動の実施) 2 実施経過 ○4月28日 ○6月 6日 ○6月27日 PTA総会で参加者に趣旨説明 実行委員会で取り組み方について協議 家庭教育講演会 講師:東和大学教授 正平 辰男先生(対象:全P) 「新家庭教育宣言の実施に向けて」291名中150名ほど参加 実行委員長より、保護者へ実施について再度説明 ○7月12日 保護者にひまわりカード1・2と趣旨及び記入方法の案内配布 (親子で話し合って記入した後、学級担任へ提出) ○7月21日~8月3日 前期(ひまわりカード1)実施(全家庭) ○7月28日・31日・8月4日 地域懇談会で、家庭での実施状況の報告 ○8月4日~8月31日 後期(ひまわりカード2)実施(全家庭) ○9月6日・10月6日 実行委員会で、ひまわりカードの集計と分析 ○10月22日 家庭教育講演会 講師:東和大学教授 正平 辰男先生(対象:全P) 「新家庭教育宣言の取組を通して」291名中120名ほど参加 実行委員長が実施状況・成果と課題・表彰について報告 ○11月6日 全校朝会と各担任から90%以上達成した家庭に賞状を授与 ○12月8日 新家庭教育宣言の成果と課題を保護者に文書で報告 - 28 - 3 具体的な事業の実際 (1)【ひまわりカード1・2】と【ひまわり賞】 ①夏休み期間中を前期と後期に分け、前期のめあての実践の評価後、後期のめあての設定 ②共通宣言項目「おはようございます」と家庭独自宣言項目の形式 ひまわりカード1 親は外をぬります 名前 子どもは内をぬります 大人は上に、子 例:朝ごはんを必ず食べる どもは下にめ 例:9 時半までにねる あてを書きま チャレンジする人全員の す。 名前を書きます 親子どちらもできた日の合 計を書きます。 どんなことが変わっ てきたでしょうか? 日 14 日中 これからどうしたい でしょうか? 例:最初ははずかしかったけれど、何とか あいさつできるようになりました。・・ 日 14 日中 (2)【二度の正平辰男先生による教育講演会】 ・家庭教育宣言の実施前後に講演をしていただいたので、実施に向けての意欲化と実施後 の親としての心構えを考え直す良い機会となりました。ただ、全P数の半数程度の参加 だったのが残念でした。 (3)【地域懇談会においての取り組みの報告会】 ・「おはようございますを言おう」の共通の宣言と同時に、各家庭で親子が話し合って決 めた宣言の実施状況を懇談会の折に出し合うことで、成功・失敗談が聞け、他の保護者 の親としての考え方が聞けました。また、地域の老人会長・区長・公民館長さんも参加 されていたので、参考になる意見が多く聞かれました。 4 成果と課題 *〈保護者の感想〉―「朝食をとる」「早く寝る」という当たり前のことをするためには、 「きちんと作る」「早く寝るように促す」という親の役目が大切だと思います。ややもする と親がさぼりがちだということが実感できました。 《成果》 ○実施して、77%がやって良かったと答えています。その理由は、子どもの生活のリズム ができ、自主性が高まりました。また、子どもとも交流ができ、親のあり方を考える機会 になったとの回答が多かったです。 ○前期・後期で宣言項目を変えたことで、宣言を必ず継続できるものに修正したり、家族一 人一人の役割を見直したりできたので、親子とも意欲的に続けられた家庭が多かったです。 ○PTA活動の重点目標『家庭教育力の向上』への具体的な取組が明確になりました。 ○学習への集中力を育てる前提として、家庭生活のリズムが大切なことを自覚して、各家庭 で取り組んでもらったことで、学校と家庭との連携の大切さが確認でき、信頼関係が深ま りました。 《課題》 ○家庭教育を見直してもらうために、まず、どの家庭も宣言を必ずカードに記入して夏休み 中だけ実施しました。継続された家庭が少なかったので、取り組み方を工夫して基本的な 生活習慣の定着を図っていきます。(アンビシャスカレンダーの活用を検討中) ○親がやるべきこと・親がしてはいけないことを話し合う場を確保する必要があります。 - 29 - 筑豊地区 単位PTA名 会 川崎町立川崎東小学校父母教師会 実施形態 黒 全校 実施率 長 名 岩 学年 敬 7月 1日 本 学級 ~ 長 田 智 名 子 その他( (実施した児童・生徒数)328 実施期間 校 人 実施率 ) 100% 9月30日 本年度より大峰小学校と統合し、約40名の児童と約30世帯の保護 者が新しく加わりました。統合前より、両校のPTAが協議を重ね、新 単Pの特色 年度をむかえる準備をしました。その結果、年度当初よりスムーズなP TA活動が実施できています。 1 事業のねらい 親子で決めた目標・約束に一緒に取り組むことで、親は自らの家庭教育を見直し、 このことにより、子どもたちには基本的生活習慣の定着、心の豊かさ、自主性、社会 性が身に付くと考えます。 2 実施経過 5月11日 PTA総会で趣旨説明 6月12日 事前アンケート実施 6月28日 事前アンケート集約結果配付 7月 第1回「がんばりカード」の取り組み 7月 1日~ 7日 7月21日~ 8月 9月 2日 1日~ 9月30日 10月17日 (短期 7日間) 第2回「がんばりカード」の取り組み (中期 14日間) 第3回「がんばりカード」の取り組み (長期 30日間) 「家庭教育講演会」の実施 講演・・・「伝えていますか?人として生きる上で大切なこと」 講師・・・松本直美さん(ほるぷフォーラム) 10月19日 10月26日 11月 1日 事後アンケート実施 「がんばりカード」目標達成児童表彰(実行委員長 事後アンケート集約結果配付 - 30 - PTA会長) 3 具体的な事業の実際 ⑴“新”家庭教育宣言の取り組み ○ ○ ○ 第1期取り組み・・・7月1日~7月7日(7日間) 第2期取り組み・・・7月21日~8月3日(14日間) 第3期取り組み・・・9月1日~9月30日(30日間) 県P提案の20項目を参考に、それぞれの家庭において親 子で努力目標を設定しました。 【資料 がんばりカード】 県P提案の20項目の中で取り組みが多かったのが、「あいさつをきちんとする」「朝 は○○時までに自分で起きる」「自分の物は自分で片付ける」「お風呂掃除をする」でし た。20項目以外の目標も多く、 「弟や妹の面倒をみる」 「布団敷きをする」 「犬の散歩を する」などが見られました。 3期とも全て目標を達成した 児童には、そのがんばりを讃え、 実行委員長(PTA会長)より 賞状(がんばり賞)がおくられ ました。全校で3回とも目標を 達成した児童は60名でした。 ⑵ 【資料 がんばり賞】 家庭教育講演会 10月17日に、福岡市の松本直美さんを お招きし、 「家庭教育講演会」を開催いたしま した。松本直美さんの所属しているホルプフ ォーラムは、 〈テレビを消して、家庭に言葉を 取り戻そう〉という趣旨で各地で『絵本出前 講座』を展開しております。 当日、演題を「伝えていますか?人として 生きる上で大切なこと」とし、絵本の読み聞 かせを通しての「子育て」について講演をし ていただきました。 4 成果 ○ 家庭教育宣言をして、家族に何か変化があったかと いう問いには右のグラフのように家庭教育に関心が深 まり、子どもとのコミュニケーションも深まったとい う結果が得られました。 ○ 「子どもの姿からは、進んで手伝いをするようにな った。」「自分で決めたことは、責任を持って取り組む ようになった。」等の家庭からの報告がありました。 5 0% 37% 47% 16% ア.子どもの躾(教育)の大切さを再認識した イ.親自身のあり方を考えさせられた ウ.子どもとのコミュニケーションが深まった エ.その他 課題 ○ 今後この取り組みをどのように継続していくのか、PTA組織内ですること、学 校と協力して行うこと等を明確にしていくことが必要ではないかと思います。 ○ 研修会の参加者・不参加者が同じメンバーとなりつつあります。多くの大人に家 庭教育・子育てに関心を深めるための手だてを考えなければならないと考えます。 - 31 - 筑豊地区 単位PTA名 会 長 名 校 長 名 田川市立弓削田小学校父母教師会 高 瀬 真 由 美 加 治 俊 秀 実施形態 全 校 実施率 (実 施 し た 児 童 )3 3 1 人 実施率100% 実施期間 第 1 期 平 成 1 8 年 7 月 3 日 (月 )~ 7 月 1 6 日 (日 ) 第 2 期 平 成 1 8 年 7 月 2 1 日 (金 )~ 8 月 3 1 日 (木 ) 第 3 期 平 成 1 8 年 1 0 月 1 6 日 (月 )~ 1 0 月 2 9 日 (日 ) 単Pの特色 本校は創立128年を迎え、保護者や地域との連携も深く、学校行事 やPTA活動への参加も協力的です。PTA活動として朝の交通指導や 読み聞かせ・もち米作り・餅つき・どんど焼きなど伝統的な行事があ り、学校・家庭・地域・校区活性化協議会が連携して児童の健全育成に 取り組んでいます。 1.事業のねらい 事前アンケートによると、朝食を毎朝きちんと取っていない子が10%、10時以 降に寝る子が25%、自分ですすんで起きられない子が90%いたりしていることが 分かりました。そんな中で、子ども達は学校での集団生活を送っています。 子 ど も 達 に 「確 か な 学 力 」と 「豊 か な 心 」、 「健 や か な 体 」が 身 に 付 く こ と を 保 護 者 も 教 師も望み、日々の教育活動を展開しているのですが、前述のような生活習慣で、子ど も達に意欲的に学習に取り組ませることには限界があります。 そこで、この事業を実施することで、家庭は家庭での役割をきちんと果たし、子ど も達を元気に送り出していただき、元気で健やかな学校生活を過ごさせたいと考えて います。 2.実施経過 ○ 5 月 1 2 日 (金 ) ○ 5 月 2 3 日 (火 ) ○ 6 月 6 日 (火 ) ○ 6 月 2 1 日 (水 ) ○ 7 /3 ~ 7 /1 6 ○ 7 月 1 0 日 (月 ) ○ 7 /2 1 ~ 8 /3 1 ○ 8 月 1 日 (火 ) ○ 9 月 1 5 日 (金 ) ○ 9 月 1 9 日 (火 ) ○ 1 0 /1 6 ~ 1 0 /2 9 ○ 1 1 月 7 日 (火 ) ○ 1 2 月 5 日 (火 ) P T A 理 事 会 で 「“ 新 ” 家 庭 教 育 宣 言 」の 取 り 組 み の 趣 旨 や 内 要について中学校と連携していくことを確認する。 第1回実行委員会で取り組みの趣旨や内容について話し合う P T A 運 営 委 員 会 で 「ア ン ビ シ ャ ス 」の ビ デ オ を 上 映 ・趣 旨 説 明 高 橋 昭 朗 先 生 を 招 い て 「家 庭 教 育 講 演 会 」を 実 施 す る 。 「チ ャ レ ン ジ ノ ー ト ① 」(第 1 期 )に 取 り 組 む 地 区 懇 談 全 体 会 で 「ア ン ビ シ ャ ス 」の ビ デ オ を 上 映 ・ 趣 旨 説 明 「チ ャ レ ン ジ ノ ー ト ② 」(第 2 期 )に 取 り 組 む 実 行 委 員 会 (第 1 期 の 集 計 ・ 分 析 ・ 課 題 把 握 ) 授業参観後の学級懇談で第1期の結果について話し合う 実 行 委 員 会 (第 2 期 の 集 計 ・ 分 析 ・ 課 題 把 握 ) 「チ ャ レ ン ジ ノ ー ト ③ 」(第 3 期 )に 取 り 組 む 実 行 委 員 会 (第 3 期 の 集 計 ・ 分 析 ・ 課 題 把 握 )ア ン ケ ー ト 集 約 取り組みの成果・課題等のまとめ 3.具体的な事業の実際 「家 庭 教 育 講 演 会 」 演 題 :『 お 子 さ ん を 賢 く 、 確 か に 育 て る た め に 』 講 師 : 福 岡 県 アンビシャス講 師 団 高 橋 昭 朗 先 生 (感 想 ) ○ 非 常 に 聞 き や す く 、 高 橋 先 生 の 熱 意 が 充 分 伝 わ る よ い お 話 で し た 。 忘 れ か け て いた躾について思い出させられました。 ○子どもを変える方向で考えていたが終了後は自分が変わらねばと思いました。 - 32 - 《チャレンジカード①》 《事後アンケート》 家庭教育宣言をしてよかったですか あまり よくな かった 18% よくな 大変よ かった かった 2% 10% よかっ た 70% 家庭教育宣言を今後も続けますか あまり 思わな 思わな い い 3% 15% 大変思 う 14% 《チャレンジカード②・③》 宣言項目①は家庭で話し合って決める 《 例 》・ お 手 伝 い を す る く つ 揃 え ・食 事 の 準 備 ・そ う じ ・犬 の 散 歩 … 思う 68% ・元気よく挨拶をする など 《感想》 子ども ○靴並べだけでなく、いろいろなお手伝いをして、喜ばれてうれしかった。 ○自分から進んでたくさんの手伝いをしたら、いいことや分かることがあるかなと 思ってがんばりました。 ○早寝やあいさつがだんだんできるようになりました。 ○野菜をよく食べるようになりました。トイレにも毎日行けてよかったです。 保護者 ○子どもだけでなく親も正直大変でしたが、規則正しい生活を心掛ける良いきっか けになりました。 ○朝ごはんを簡素な物でなく、なるべくおかずを作るようになり、子どもも前以上 にご飯を食べるようになりました。 ○チャレンジノートに◎をつけて先生に見てもらえることが一番うれしかったよう です。時間を大切に過ごしていこうと思いました。 ○食育の大切さを考えると共に、自分や家族を見つめ直す良い機会になりました。 ○守らなければ…と気負いましたが、結果的に規則的になり良かったと思います。 ○ 目 標 を 決 め て 取 り 組 む こ と で 、 親 か ら 「~ し な さ い 」か ら 自 分 で 「~ し よ う 」と い う 姿に変わってきました。 4.成果 ○ アンケートを集約することで、子どもたちや家庭の課題を把握することができまし た。 ○ 「家 庭 教 育 講 演 会 」や 「チ ャ レ ン ジ カ ー ド 」を 実 施 す る こ と で 、 生 活 習 慣 の 大 切 さ を 家 庭に提起することができました。 ○ 共通して取り組んだ早ね・早起き・朝ご飯では10時までに寝たり、自分で起きた り、朝ごはんを食べてくる子がたくさん増えるなど改善の方向が見られました。さら に 、朝 ご は ん の メ ニ ュ ー を 工 夫 し よ う と 頑 張 っ て い る 保 護 者 の 声 も 多 く 聞 か れ ま し た 。 ● 学区内にある中学校と小学校2校が連携した取り組みを今年以上に充実させたいと 思います。 ● 「継 続 は 力 な り 」… 基 本 的 な 生 活 習 慣 の 定 着 を 図 る た め 学 校 ・ P T A ・ 地 域 が 、 一 体 となった取り組みを工夫していきたいと思います。 - 33 - 京築地区 単位PTA名 豊前市立八屋小学 校PTA 浅井 長 名 孝 実施形態 全校児童 実施率 実施した児童数 実施期間 単Pの特色 1 会 第1期 第2期 校 冨松 248人 長 名 久 実施率 100% 平成18年 6月15日~ 7月14日 平成18年10月15日~11月14日 PTAの各専門委員会が主体的にPTA活動の企画・運営を行ってい ます。また、活動のふり返り(評価)を的確に実施し、次年度の計画立 案に反映させています。特に秋に実施される「ふれあい秋祭り」におい ては、各専門委員会の役割分担を明確にして教育講演会、安全見守り隊 感謝集会、ふれあいバザーなどを実施しています。 事業のねらい 本校では、福岡県教育委員会重点課題「キャリア教育」研究指定委嘱校として、「未来を拓く自 立心を育むキャリア教育」の研究推進に取り組んでいます。児童の生活実態調査の結果、テレビ 視聴の時間と睡眠時間や自分でしなければならないことを自分自身でやりとげることなどについ ての相関関係が明らかになりました。そこで、事業のねらいを次のように設定しました。 【事業のねらい】 ① テレビを視聴する時間を自己コントロールできる子どもを育てる。 ② 自由に使える時間を有効に使って、学習用具の準備や家庭学習の習慣化を図る。 ③ 何時までに寝るという約束を決めて、必要な睡眠時間を確保する。 2 実施経過 (1) 4/23 PTA総会における「新家庭教育宣言」取り組みについての趣旨説明 (2) 5/17 実行委員会(PTA研修委員会)における実施内容・実施方法の検討 (3) 6/12 保護者に具体的な実施方法の周知(学校通信) (4) 6/15~第1期の実施 (5) 7/20 第1期の結果のとりまとめ(実行委員会) (6)10/15 「ふれあい秋祭り」における教育講演会 演 題 「食べるってなあに?」 講 師 料理研究家 山 際 千津枝 (7)10/15~第2期の実施 (8)11/15 第2期の結果のとりまとめ(実行委員会) (9)11/20 取り組みの成果・課題についての意見交流・まとめ - 34 - 3 具体的な事業の実際 (1)第1期の結果 ① テレビを見る時間を○時間以内にする。 十分に達成 60% おおむね達成 22% 計 82% ② ○時までに寝る。 十分に達成 37% おおむね達成 23% 計 60% (2)第2期の結果 ① テレビを見る時間を○時間以内にする。 十分に達成 60% おおむね達成 21% 計 81% ② ○時までに寝る。 十分に達成 37% おおむね達成 31% 計 68% ※ 保護者のコメント ○ テレビを見る約束を決めてから、学校から帰った後、だらだらとテレビを見ることが少なくなりました。 時間をうまく使えるようになったのがよかったと思っています。 ○ (2年生保護者) 自分から進んでできる日もありますが、親が注意したり声をかけたりしてあげないと行動に移せない日 もあります。でも、何度か、自分で目標を決めるうちに、自分の中できまりを守ろうという気持ちがでて きたようです。少しずつですが言われないでできるようになってきました。(3年生保護者) ○ 「テレビを見る約束」について親自身が考えさせられました。今まで、見たいだけ見せ、つい寝る時間 も下がって、それが原因で朝、起してもなかなか起きられないという繰り返し~親自身がしっかり子ども のお手本となって見たい番組をコントロールしなければと気付かされました。(5年保護者) 4 成 果 ○ 下校後に多くの時間として奪われていたテレビ視聴時間の問題点に保護者が目を向け、子ども と「見てよい番組」や「見てよい時間」についての約束をつくるなど、生活時間の有効活用に ついての実践が行われるようになりました。 ○ 発達段階に応じた睡眠時間の確保の大切さについての理解が深まり、必要な睡眠時間を確保 するための子どもへのかかわり(指導・声かけ)が行われるようになりました。 5 課 題 ○ 基本的な生活習慣づくりを更に進め、自分自身でしなければならないことを、自分の力でしっ かりとやり遂げることができる力を育てる必要があります。 ○ 家庭での望ましい生活習慣の一環として、家庭学習の習慣化(自主的な宿題への取組みと自主 学習の実践)を図る家庭と学校との連携策を具体化する必要があります。 - 35 - 京築地区 単位PTA名 みやこ町立犀川小学校PTA 会 長 森原 名 校 伸恵 長 有田 実施形態 全校児童 実施率 224名 実施期間 平成18年5月13日~平成18年10月30日 単Pの特色 名 玲子 100% 第1期 平成18年6月19日~6月23日 第2期 平成18年7月10日~7月14日 第3期 平成18年9月 4日~9月 8日 ・「 あいさつ運動 」「学校応援団」など学校と家庭・地域が連携し た活動が行われています。特に平成17年度からは、スクールガー ドリーダーを中心とした「地域見守り隊」も組織され、地域をあげ ての安全対策がとられています。 1 事業のねらい ○ 基本的な生活習慣を身につけた児童の育成を目指して、PTA、学校が協力した 「早寝、早起き、朝ごはん」運動を行います。 児童の学校でのやる気やがんばりは、学校に登校してから発揮できるのではなく、 家庭で目覚めたところから始まっているというコンセプトのもと、「夜更かし、朝 寝坊、朝食ぬき」をなくすことを目指しています。 2 実施経過 (1) 4月16日 PTA総会で趣旨の説明を行う (2) 5月 実行委員会を行い、形式や方法等の協議を行う (3) 6月19日 第1期の実施 ※終了後集計と反省、報告 (4) 7月10日 第2期の実施 ※終了後集計と反省、報告 (5) 9月 4日 第3期の実施 ※終了後集計と反省 (6)10月 1日 実施状況の報告と各家庭での自主的継続実施のお願い 2日 (7)10月30日 実施状況の感想を集約 (8)12月 教育講演会 2日 報告 演題「こどもとともに3つの゛きょういく″」 ~学校教育、家庭教育の役割を考える~ スクールカウンセラー - 36 - 山田 幸代先生 3 具体的な事業の実際 『親子の約束カード』の実施 本校では、PTA総会の折に保護者に「新家庭教育宣言」の 趣旨やねらいを説明し、この事業に対する理解を得ました。 具体的な進め方については、PTA本部役員会や実行委員会 で具体的な資料を提示しながら、進め方について協議を行いま した。親子の約束カードは、「早寝」「早起き」「朝ご飯」と「おはようございます、おや すみなさいを言う」の4項目と家庭で決めた約束1項目の5項目を親子の約束としました。 その結果、表のように回を重ねるごとに生活習慣の定着が図られてきました。特にほとん 6月19日 7月10日 9月4日 どの児童が朝食をとっ 早寝 76% 82% 82% て登校できるようにな 早起き 73% 76% 89% っています。 朝ご飯 89% 96% 98% あいさつ 73% 80% 83% 『学校応援団』の活動 花壇の花の 保護者と連携した活動を行うためには、ま 植え替え。 ず学校のことを知ってもらうことが重要です。 そこで、保護者に学校の様子を見てもらい、 学校のサポーターになってもらうために、「学 校応援団」を組織しています。 応援団の皆さんは、都合のよい日に学校に 来ては、学校の環境整備を行ったり、教室の様 ペンキ 子を見たりします。今年は、花壇の花を植え替 塗り えたり、図書室の木製椅子にペンキを塗ったり しました。 『あいさつ運動』や『見守り隊』の活動 「あいさつ運動」と「見守り隊」は学校、保護者、地域が連 携して行う活動です。あいさつ運動は、毎月1日に街頭で児童 生徒にあいさつの声かけをします。 また、見守り隊は、毎日、登校時と下校時、地域の皆さんが 児童の下校時の引率や安全パトロールを行います。「見守り隊」 の輪は、現在でも広がり、協力者がふえています。 4 成果 ○ 「親子の約束カード」を行ったことによって、親子で約束カードの項目を考えた り、守るための工夫をしたりして保護者が支援しながら生活習慣の定着を図ろうと する姿が見られるようになってきました。 ○ 5 保護者と学校の連携が深まってきました。 課題 ○ 今後も「親子の約束カード」の活動を通して家庭と学校が連携を深めるために活 動の付加修正を行う必要があります。 - 37 - 北九州市 単位PTA名 会長名 北九州市立花尾小学校PTA 藤田武男 実施形態 校長名 原田 直久 全校 実施率 485人(実施率100%) 実施期間 平成18年10月16日~29日 平成19年1月22日~2月4日 PTA活動の活性化のため、活動のテーマを明確にし、必要に応じてPTA 行事に地域参加を呼びかけるなど地域との連携を密にしています。 (PTA理事会・花尾博覧祭など) 単Pの特色 1、事業のねらい 本年度の活動方針でもある家庭教育を振り返ると共に、子どもの基本的な生活習慣の確立と 親子のコミュニケーションの確立を図ることをねらいとしています。 2、実施経過 9月 4日 全家庭、生活習慣アンケート実施しました。 10月12日 保護者への説明会・研修会を実施しました。 テーマ「子どもと共に親育ち」 講師 東筑紫短期大学助教授 10月16日~29日 第1回花尾チャレンジ宣言をしました。 1月22日~2月4日 第 2 回花尾チャレンジ宣言をしました。 2月26日 子どもたちに、修了書を渡しました。 3、具体的な事業の実施 ポスターの作製 子どもたちに、親子で約束(宣言)したことを 絵にしてもらい、ポスターを作成しました。 学校内・地域に掲示し、花尾チャレンジ宣言を 広く知ってもらうようにしました。 - 38 - 中島俊介先生 花尾チャレンジ宣言 1回目は5項目の宣言しました。 2回目は前回プラス親子で決めた約束の6項目 の宣言をしました。 ≪宣言項目≫ ① 朝ご飯を毎日食べる ② テレビを見る時間を決める ③ 寝る時間を決める ④ “ありがとう” “ごめんなさい”を自 分から言う ⑤ お手伝いを一日2つ以上する ≪宣言項目≫ ① 朝ご飯を毎日食べる ② テレビを見る時間を決める ③ 寝る時間を決める ④ “ありがとう” “ごめんなさい”を 自分から言う ⑤ お手伝いを一日2つ以上する ⑥ お家の人と決めた約束 (チャレンジカード) 修 了 書 取り組み終了後、子どもたちに修了書を発行し、 がんばりを認め合いました。 4、成果(保護者アンケートより) 第1回目 第2回目 * 生活習慣を見直すいい機会になりました。 * 子どもが自覚し、生活のリズムを考え努力 * 「自分で決めたことは守る」という意識付 していました。 けができました。 * 親子で取り組むことにより、意識が変わり ました。(コミュニケーションが取れた。) 5、課題 * 兄弟の生活リズムの違い。 * 夜型になっている生活リズムの改善。 * 仕事のため、いつも子どものそばについて * 低学年と高学年での宣言項目の見直し。 * 実施期間だけでなく、日常の生活への定 いてあげられない。 着。 * 習い事の日・週末は守りにくい。 * 規則正しい生活週間をすること。 このような課題を解決する方策を今後検討していきたいと考えています。 - 39 - 福岡市 単位PTA名 会 長 名 校 長 名 福岡市立香椎浜小学校PTA 西 川 和 通 長 谷 川 弘 明 実施形態 全校 (12学級) 児童数 376人 実施率 実施率100% 実施期間 平成17年度より実施(現在も継続中) 単Pの特色 校区の特徴(福岡市東区香椎浜校区) ・ すべて集合住宅である。 ・ 通学は徒歩10分圏内である。 ・ 信号機がない。 ・ 校区内に大型ショッピングセンターが平成16年冬開業、現在新た な大型マンションが建設中。 ・ 世帯数 約2000世帯 うち児童 276世帯 単Pの特徴 子ども一人につき最低1回は代表委員(学年・広報・成人教育・保健地 域・選考)をし、それ以外の年度も協力委員(ベルマーク・パトロール・ 運動会片付け等)としていずれかの委員会に所属して、できる範囲の協力 をする「全員委員制」を実施し、多くの活動を行っています。 1 事業のねらい 近年子ども達の生活リズムが乱れ、学力の低下が大きな問題となっています。それを解 決するには、基本的な生活習慣の改善が必要と考え、香椎浜三大運動をスタートさせまし た。 ○ 「あいさつ運動」 ……あいさつをしよう。あいさつで心を通わせましょう。 ○「早寝早起き朝ごはん運動」……早寝早起きをして、朝ごはんをしっかり食べましょう。 ○「8時だよ全員登校運動」……8時にはお家を出て、学校へ行きましょう。そうすれば、 遅刻をしません。 2 実施経過 平成17年度 各家庭に三大運動のポスターを掲示用に各家庭に配布しました。 総会、運営委員会、PTA新聞等ことあるごとに、三大運動の実施を呼び かけをしました。 ☆ あいさつ運動の取組 毎週月曜日 PTAを中心に8:00~8:30正門にてあいさつ運動の実施しまし た。学期初めに、学年ごとに日時を設定したあいさつ運動の予定表を配 布し、保護者に参加の呼びかけをしました。 毎週水曜日 校区老人会を中心に8:00~8:30正門にてあいさつ運動を実施し ました。 毎月第一火曜日 中学校ブロックにて「あいさつ運動」を実施しました。6年生児童が中 学校正門にてあいさつ運動を実施しました。 ☆ 早寝早起き朝ごはん運動の取組 平成 18 年 2 月 保護者を対象に「家庭における食のあり方について」講演会を実施しま した。 講師:福岡市こども未来課の職員(管理栄養士) 平成 19 年 7 月 朝ごはんに関するアンケートを実施しました。 内容 1.朝ごはんを食べているか 2.朝ごはんの内容(主食、汁物等) - 40 - 3.各家庭の自慢の朝ごはんレシピ 平成 19 年 9 月 給食試食会を実施しました。 内容 1.学校栄養職員の先生から「食事バランスガイド」使用し、 食事をバランス良く食べる事を学びました。 2.子ども達と同様の給食を試食しました。 平成 19 年 11 月 7月の朝ごはんアンケート結果を集計し、朝ごはんレシピ集を配布しま した。 平成 19 年 12 月 朝ごはん試食会と講演会を実施しました。 内容 1.朝ごはんレシピ集の中から3品を家庭科室で親子で調理し、 試食を実施しました。 2.保護者を対象に「子どもの成長と食生活」講演会を実施し ました。 講師:福岡女子大学 人間環境学部 早渕 仁美 教授 3 具体的な事業の実際 三大運動掲示用ポスター あいさつ運動 保健地域委員会だより 給食だより 朝ごはん試食会 講演会 講師:早渕教授 4 成果と課題 《成果》○「コミュニケーションの始まりは、あいさつから」の意識が高まりました。 ○遅刻をする子ども達が格段に減少しました。 ○朝ごはんの大切さを理解した保護者が増えました。(朝ごはんを食べる子どもの割合 90%以上) ○午前中の集中力が上がりました。 ○学校側も食育への意識が高まりました。(平成17年度より栄養職員を配置し、給 食だよりや給食室横の掲示板で食育についても啓発が多くなりました。) 《課題》○保護者への啓発はできるが、各家庭の環境が異なるので、どこまで各家庭に入 り込めるかが課題であり、保護者の意識改革が必要であると思っています。 - 41 - 実 実 践 践 報 報 告 告 -平成18年度優良PTA文部科学大臣被表彰団体- ○北九州市立大里柳小学校父母教師会 ○北九州市立ひびきが丘小学校PTA ○福岡市立筥松小学校父母教師会 ○筑紫野市立原田小学校父母教師会 ○春日市立春日原小学校父母教師会 ○立花町立白木小学校父母教師会 ○福岡県立西田川高等学校父母教師会 北九州市立大里柳小学校父母教師会 〒800-0032 北九州市門司区不老町二丁目1番1号 ℡093-381-4731 1 会員数及び会費(平成17年度) 区分 P会員 T会員 その他の会員 計 会員数 268人 24人 14人 306人 一人当たりの会費 6000円 6000円 0円 (年間) 2 収支決算 収入の部 会費納入 支出の部 3 4 費 目 1,464,463 円 その他の収入 967,720 円 支出額 摘 計 2,432,183 円 要(主な使途) 総務費 867,861 円 会議費、慶弔費、事務費、渉外費、常任費 事業費 932,415 円 研修費、専門委員会費、広報費、諸負担金 その他 50,000 円 周年事業積立金 計 1,850,276 円 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 制定・改正年月日 要旨 北九州市立大里柳小学校父母教師会規約 平成8年4月20日 全面改正・施行 発足から今日までのあゆみ 年・月 PTAの沿革(活動のトピックスのみ記載) 大正13年 大里尋常高等小学校父母教師会 設立 昭和16年4月 大里柳国民学校父母教師会となる 昭和22年4月 門司市大里柳小学校父母教師会となる 昭和38年2月 北九州市立大里柳小学校父母教師会となる 昭和48年10月 創立100周年記念式典・記念事業挙行 平成15年11月 創立130周年記念式典・記念事業挙行 - 42 - 5 地域の概要 本校は明治6年8月、大里本町海岸旧街道の代番所跡に創設され平成18年度で 133年目を迎えた。門司区大里地区では最も長い歴史と伝統を誇る学校である。校 区は、大里地区の中心に位置し、JR、都市高速道路、国道3号線、同199号線と 交通の便のよいところである。JR門司駅を中心に商業が栄え、その周辺には住宅地 が広がっている。校区には39町内、約3000世帯、6800人が在住し、本校の 卒業生も多い。そのため住民の大里柳小学校への愛校心は強く、関心も高い。 6 組織運営の状況 〈組織図〉 総 会 役員会 理事会 推 進 委 員 会 専門委員会 四 五 六 学 学 学 年 年 年 年 年 学 年 学 二 学 三 一 なかよし 員 会 広報やなぎ委員会 委 学習やす らぎ 委員 会 別 学 級 ふ れ あ い 委 員会 特 力 も ち 委 員 会 学級会 PTA会員 〈運営状況〉 会員の意見は、各学級の推進委員から理事会(執行部、専門委員、学校)に挙げら れ、協議の上、次回の理事会で対応策等を提案している。理事会での意見交流も活発 であり、会員は決定した計画に沿って協力している。各専門委員会は委員の意識も参 加率も高く、自立しており独自に開催計画を立て、会長の承認の下、活発に活動して いる。毎年11月にはPTAバザーを開催し、児童、PTAのみならず地域の方にも たいへん喜ばれている。また、財政を支える会費の納入状況も順調である。 7 広報活動の状況 PTA新聞「やなぎ」を年3回発行。また、理事会便りや各専門委員会の事業報告 をその度発行している。いずれも内容の報告だけでなく、会員の感想や意見を吸い上 げて掲載しており、そのことが会員のPTA活動の理解に役立ち、次回の事業への積 極的な参加につながっている。紙面制作によって各委員のパソコンのスキルも向上し ており、結果として広報活動に効果を上げている。 - 43 - 8 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 学校と家庭と地域で子どもを育てるという視点に立ち、学校の教育方針をよく理解 し、全面的に協力している。運動会の準備や親子清掃では力もち委員会が中心となっ て活動している。また、PTAバザーでは親子で参加する姿が多く見られる。北九州 市のスクールヘルパー制度には50名以上の会員が登録し、安全対策や校外学習の引 率補助など、教育活動の支援を行っている。また、学級懇談会や各学年の行事では、 学校教育を推進する立場で協力体制を整えてきた。校外活動や連合音楽会の交通費等 については、その一部をPTAが負担し、財政的な面でも教育活動を支えている。 家庭教育学級は年6回開催し、家庭教育の充実、啓発に大きく貢献してきた。内容 は、子育て、人権、自己啓発、親子交流等であり、会員の意見を反映させて、持ち方 を工夫している。今年度は「食育」をテーマに選び、多彩な講師を招聘し、形態を工 夫し開催した。毎回定員以上の参加があり「参加してためになった」「また参加した い」との声が数多く寄せられている。 9 成人教育に関する諸活動の状況 北九州市PTA協議会、門司区PTA連合会、行政機関を始め、他の関係機関、団 体の主催する研修会や講習会には、役員だけでなく広く一般会員にも参加を呼びか け、PTAとして生涯教育の機会を提供してきた。参加して得た情報や知識、人との 出会いが新たなPTA活動のヒントや運営につながっている。 10 児童の学校外生活の指導に関する活動状況 本年度からPTA主催の新事業として、夏休みに4年生の宿泊体験活動を本市野外 教育施設「もじ少年自然の家」で実施した。児童の体験を豊かにし、児童同士が宿泊 を通してふれあうことや、事業を支える会員同士が交流することに大きな意義があっ た。また、児童の校外での安全対策として、地域とタイアップした「柳の子どもを見 守ろう」活動を展開している。制作したポスターは校区の至る所に掲示され、校区の 方は子どもに声かけをしたり、登下校や生活の様子を温かく見守ったりしている。 11 地域の教育環境の整備に関する活動 朝の交通安全指導、子ども110番の家、校区危険箇所の点検、通学路点検、地域 と連携した補導等の活動を定期的、或いは随時行っている。また、学警連、青少年育 成協議会、自治連合会、地域会議等と連携したシンナー補導、夜間補導、啓発活動に もPTAとして積極的に参加している。道路や施設の不備、地域治安の問題等、PT Aだけでは解決できないケースは、地域の団体、関係機関等に働きかけ、教育環境の 改善を図っている。 12 今後の課題 現在の会員の協力体制を維持することと、地域の中のPTA(家庭と学校)とし て、地域団体との連携や地域行事への参加等を通して会員が地域の一員となって、将 来的に子どもの健全育成に関わるようになることを目指して活動していくことが今後 の課題である。 - 44 - 北九州市立ひびきが丘小学校PTA 〒805-0006 北九州市八幡東区諏訪二丁目7番1号 ℡093-671-1613 1 会員数及び会費(平成17年度) 区分 P会員 T会員 その他の会員 計 会員数 230人 15人 0人 245人 一人当たりの会費 6000円 6000円 0円 (年間) 2 収支決算 収 入 の 会費納入 1,470,000 円 その他の収入 279,768 円 1,749,768 円 計 部 支 出 の 部 費 目 支出額 570,471 円 事務費 事業費 650,894 円 予備費 26,248 円 4 負担費 渉外費 慶弔費 備品費 交通費 通信費 積立金 消耗雑費 委員会活動費 修理費 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 制定・改正年月日 要 旨 ひびきが丘小学校PTA規約 平成 17 年4月 24 日に一部改正 施 行 発足から今日までのあゆみ 年・月 平成15年 〃 PTAの沿革(活動のトピックスのみ記載) 4月 北九州市立ひびきが丘小学校開校 〃 北九州市立ひびきが丘小学校開校祝賀会挙行 ひびきが丘小学校PTA発足 平成16年 スマイル安全活動実施(学校・地域・保護者の連携) 平成16年 枝光地区連絡協議会発足(保・幼・小・中・高校の連携) 平成17年 5月 新校舎落成祝賀会挙行 平成17年 5月 北九州市PTA協議会PTA新聞コンクール大会優良受賞 平成18年 6月 北九州市PTA協議会PTA新聞コンクール大会優良受賞 平成18年11月 5 会議費 1,247,613 円 計 3 摘要(主な使途) 平成18年度優良PTA文部科学大臣表彰受賞 地域の概要 本校は平成15年4月、旧大場谷小学校と旧山の口小学校を統合して開校した新し い学校である。平成16年度までは旧大場谷小学校校舎を使用し、平成17年度4月 - 45 - より旧山の口小学校跡地に新校舎が建設され、新たなスタートを切った。 本校は、八幡東区北部高台に位置し、遠くに皿倉山、眼下にテーマパーク「スペー スワールド」を望む。近隣には、北九州市立美術館を含む美術の森や鞘ヶ谷陸上競技 場がある。竹久夢二にちなんだ「夢二まつり」が、毎年9月に開催され、本校PTA も積極的に関わっている。 ひびきが丘小学校PTAは、学校と連携し、「豊かな心とたくましい体を持ち、自 ら考え、最後までやり通す子どもの育成」を図るために、学校教育活動を積極的に支 援すると共に、地域と学校の関係を円滑にする役割を果たし、特色あるPTA活動を 実践し、実績をあげている。 6 組織運営の状況 <組織図> 総 会 会 長 1名 副 会 長 6名以内 書 記 3名以内 ・必要に応じ臨時開催 会 計 2名 ・役員、校長、教頭で構成 会計監査 役 理 員 事 会 会 2名以内 総務委員会 広報委員会 ・役員、校長、教頭 体育委員会 各委員会正副委員長で構成 文教委員会 ・毎月1回開催 学年委員会 安全委員会 会 員 <運営状況> ひびきが丘小学校PTAは、発足して4年目の組織であるが、保護者、教師の協力 態勢は確立しており、会費の納入も確実に行われている。また、異なる環境で歩んで きた両校PTAが各校のよさを取り入れ、実践を重ねながら、内部組織の整備及び他 団体との相互連携を行いながら運営を行っている。 7 広報活動の状況 広報委員会が中心となって、PTAの活動や学校教育の様子を紹介する「ひびきが 丘」「ひびきっこ」という2種類の新聞を発行し、全会員に配布している。また、理 事会後に「理事会だより」を配布し、運営や各委員会の取り組みの様子について知ら せている。 8 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 学校の教育方針や教育活動を理解してもらうために、毎月学校便りを発行している。 - 46 - 学校便りは、枝光市民センターにも配布し、地域の方にも学校を理解してもらうため の一つの手立てとして活用している。人権週間には、人権をテーマとした授業公開と 講師を招いての教師と保護者との合同講演会を実施し、子どもの人権についての理解 を深めた。 9 成人教育に関する諸活動の状況 文教委員会が中心となって、『子育て親育ち 広げよう ふれあいの輪』をテーマ に家庭教育学級を実施している。親子関係や家庭のあり方を考えたり、教養を高めた りする活動を中心に、食育講座、栄養士による講話、人権学習などを行っている。ま た、研修視察や給食試食会を実施し、会員の親睦を深めている。さらに校区の2つの 学校(1小、1中)、枝光市民センターと連携して三校合同講演会を実施し、講師の 先生から子育てについての指導・助言を受けた。 10 児童・生徒の学校外生活の指導に関する活動状況 学年委員会を中心に、児童の登校時に朝の声かけ(あいさつ及び安全指導)を実施 している。また、安全委員会を中心に、校区の危険箇所に関するアンケート調査を実 施し、犯罪被害防止と安全確保に役立つ「安全マップ」を作成し、各家庭に配布した。 さらに、枝光地区連絡協議会が、各学校の安全マップをもとに、中学校校区全体に 広げた安全マップにまとめた。 不審者対策や児童の非行防止として「 ス マ イ ル 安 全 活 動 」 を 実 施 し て い る 。 活 動内容としては、①全家庭(地域の方にも協力をお願いしている)に「スマイル安 全活動」という腕章を配布し、校区に外出の際に、腕章を着用してもらう。②校区内 を車や自転車で通行する際は、「スマイル安全活動」のプレートをフロントガラスや 自転車のかごなどに置いてもらう。このような活動を通して、児童に何かあった時に、 声をかける目印になるようにしている。また、ひびきが丘小学校の校区に腕章をして いる人やプレートを付けている人がたくさんいることで、抑止効果を高めている。 11 地域の教育環境の整備に関する活動状況 枝光市民センターを拠点として、子どもの居場所づくりを目的とした「枝光こども ひろば」の開催、枝光二区青少年育成会主催の「生き生き子ども講座」の開設を行っ ている。また、枝光二区文化祭や「夢二まつり」への参加・協力を通して、地域との 連携を深めている。 PTA主催の活動としては、体育委員会が中心となって「親子 ふれあいスポーツ大会」を開催し、親睦を深めている。 12 今後の課題 今年度より、全世帯がPTAの委員を経験するように家庭数を半数に分け、2年に 1度は、PTAの委員を担当するようにした。しかし、委員になっても、会議等の活 動の場に1度も出席しない委員もいる等、主体的活動が進められていないことが今後 の課題である。 - 47 - 福岡市立筥松小学校父母教師会 〒812-0069 福岡市東区郷口町16-1 TEL092-621-1692 1 会員数及び会費(平成18年度) 区分 P会員(人) T会員(人) その他の会員(人) 会員数 515 34 0 一人あたりの年会費(円) 4800 4800 0 計 549 2 収支決算(平成17年度) 収入の部 会員収入 2,645,600円 その他の収入 繰 越 金 支出の部 582,484円 費 目 支出額 計 3,344,544円 116,460円 摘 要(主な使途) 総 務 費 836,895円 事務手当て・消耗品・会議費他 事 業 費 721,051円 各委員会活動・広報紙発行・通信費他 研 修 費 121,000円 市P・区P・九P研修会 そ の 他 1,135,030円 負担金・慶弔費・渉外費・児童奨励費他 繰 越 金 530,568円 計 3,344,544円 3 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 制定・改正年月日 福岡市立筥松小学校父母教師会 昭和49年4月1日 施行 平成3・11・16年 一部改正(細則を含む) 4 要 旨 発足から今日までのあゆみ 年・月 PTAの沿革(活動のトピックのみ記載) 昭和15年12月17日 校名 昭和22年 福岡県福岡市立筥松小学校と改称・父母教師会結成 4月 1日 昭和47年10月 昭和49年 福岡県糟屋郡筥松尋常高等小学校と決定 創立30周年記念緑化事業完成 4月 1日 福岡市立筥松小学校父母教師会規約施行 昭和50年11月 3日 PTA福岡市教育委員会表彰 昭和53年~平成7年 ベルマークショウワノート各賞受賞・表彰 全国最優秀賞・全国1位・九州地区1・2・3位表彰 昭和61年 9月 東区PTA連合会研修会場 平成 3年 11月 創立50周年記念式典(PTA主催) 平成 4年 11月 創立50周年記念事業花壇造園植樹完成 平成11年 9月 東区PTA研修集会会場 平成14年 4月 読み聞かせボランティア「こぐまのへや」発足 平成15年 10月 九州ブロックPTA協議会団体表彰受賞 平成16年 11月 日本PTA全国協議会会長賞受賞 平成18年 2月 県教育委員会表彰 - 48 - 5 地域の概要 本校は、市東部の箱崎を中心とした旧市街地とその周辺の旧農村部としての歴史が あり、宇美川・綿打川・須恵川の3つの川に囲まれた自然豊かな校区である。また、 博多織、博多曲物、博多にわかの伝承等伝統・文化にも恵まれている。 JR箱崎駅の高架事業を契機に再開発が進められ、「筥松校区まちづくり協議会」を はじめ、公民館や自治連合会の方々が筥松のまちづくりのために努力している。 6 組織運営の状況 本校の父母教師会は、役員会と5つの常置委員会で運営委員会を構成し、それぞれ の委員会活動やその他のPTA行事・学校行事等が円滑に行われるように活動してい る。また全会員が活動に参加できるよう協力係を設け、全会員制の活動を行っている。 校長 総 役 会長 (1名) 員 副会長(2~3名) 会 書記 (2~3名) 会計 (2名) 会 会計監査(2名) 運 営 委 員 会 常 ・学年学級委員会 置 ・広 報 委 員 会 委 ・成人教育委員会 各委員会に 員 ・保健環境委員会 協力係として 会 ・地区安全委員会 位置づける 会 全会員を 員 役 員 選 考 委 員 会 7 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 ○ 広報誌「はこまつ」PTA 新聞「らくだ山」 年 2 回発行「はこまつ」と年数回発行「らくだ山」を通して、PTA 活動や子ども たちの様子や家庭教育についての情報を知らせている。 ○ 『保護者参加型体験学習』・・・学年学級委員会の活動の一つとして行っている。 学年ごとにスポーツレクリェーションや親子合唱、昔のおもちゃ作りなどの工夫 を凝らした計画を立てて実施している。親子・教師のよきふれあいの場となってい る。 ○ 『給食試食会』・・・保健環境委員会の活動の一つとして行っている。 学校栄養士や調理業務員の先生からお話を伺い『食』について学習をし、意識向 上を図っている。また、保健環境委員会ではベルマーク集計作業も担い保護者同士 の交流を深めることにも役立っている。 ○ 『夏の除草作業』 毎年夏休みには、校庭の除草作業も実施している。運動場を使用するスポーツクラ ブチーム等の参加も有り、子ども達も一緒に汗をかきながら作業をしている。 8 成人教育に関する諸活動の状況 より良いPTA活動を目指し、保護者と教師が協力し合って互いに磨き合い向上心 を高める研修の場や家庭の大切さを学ぶ場を作る取り組みを行っている。講演会開催 を始め、人権セミナーや人権教育研修会・社会見学など実施している。 ○ 読み聞かせボランティア『こぐまのへや』… 成人教育委員会の協力係がサポート 朝の読み聞かせを月に2・3回、昼の読み聞かせは、季節にあったテーマを決め、 - 49 - 折り紙・手遊び・手話・歌・演奏などの催しを取り入れながら学期に2回行った。 また、県立図書館や福岡市教育委員会主催の講演会・研修会・読み聞かせのイベ ント等に参加して、ボランティアメンバーの意識を高め、更なる質の向上を目指し ている。 9 児童・生徒の学校外生活に関する活動状況 ○ 『子ども見守り隊』 学校内外の危険から子どもたちを守るために、地域の諸団体の協力も得ながら、 見守り活動のボランティアを実施している。腕章やステッカーを日常から身に付け ていただき、学校内外だけでなく、校区全体での安全確保を進めてもらっている。 今年度は、定例会での講演や低学年の防犯教室を行った。 ○ 『安全確認チェック表』 長期休業前や連休前には、子ども達の安全確保のために配布し、家庭でコミュニ ケーションを図りながら、事件・事故などが未然に防げるように呼びかけを行って いる。 ○ 朝の挨拶運動と旗当番 朝の挨拶運動と危険箇所等での旗当番を、毎月5日・15日・25日に実施している。 挨拶運動は学級ごとの当番とし、旗当番は各町内で当番を決めて行っている。 ○ 六校連絡協議会 近隣の小中学校(箱崎中・箱崎清松中・箱崎小・東箱崎小・松島小・筥松小)が連 携しPTA活動の充実や児童・生徒の健全育成を図るための情報交換や交流等を行 ったり、筥崎宮で毎年行われている“放生会”の夜の巡回指導を行ったりしている。 10 地域の教育環境に関する活動 ○ 地域懇談会 地区安全委員会を中心に、保護者、地域(公民館・自治協議会等)とが連携して 地域懇談会を開催し、各町内の通学路や危険箇所等の情報交換を行い、子ども達が 安全で安心して通学や遊び、調べ学習等ができる環境を作るための活動を行ってい る。 ○ PTA花壇 PTA花壇を正門横の道路沿いに設けている。筥松校区は美しい町づくりに盛ん に取り組んでいることもあって、地域の方々とも協力し合って環境美化に努め、子 ども達の登下校時や来校者の方にも、和んで頂ければと季節の花を植えている。 11 今後の課題 社会的諸事情により仕事を持つ保護者が増え、また会員が減少してきたこともあり、 全会員が活動しやすいようなPTA組織の見直しが必要となってきた。 近年は事件など全国各地で多発しているため、当校区でも安全面を更に強化してい くことが必要と考え、地域や学校・各家庭とより連携を深めて安全活動に力を入れた 取り組みをしていきたい。 - 50 - 筑紫野市立原田小学校父母教師会 〒818-0034 1 会員数及び会費(平成17年度) 区 分 会員数 一人当たりの会費(月額 250 円) (年額) 2 前年度繰越金 年会費 支出額 T 会員 27 名 3,000 円 その他の会員 0名 0円 計 計 513 名 (単位:円) 443,385 1,525,000 403,304 804,666 158,351 334,736 1,701,057 支出の部 利息・その他 130,608 計 2,098,993 摘要(主な使途) 運営費(事務費/負担金/会議費/渉外費/他) 活動費(委員会費/広報費/園芸費/他) 児童活動費(教育活動費/児童活動費) 周年行事積立/その他 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 筑紫野市立原田小学校 父母教師会規約 原田小学校父母教師会内規 原田小学校父母教師会 慶弔に関する細則 原田小学校校友会規定 4 P 会員 486 名 3,000 円 収支決算(平成17年度) 収支の部 3 筑紫野市美しが丘南2-10-5 ℡092-926-1156 制度・改正年月日 平成 3 年 4 月 27 日 平成 5 年 4 月 24 日 平成 18 年 5 月 9 日 平成 9 年 5 月 2 日 平成 16 年 5 月 8 日 平成 9 年 5 月 2 日 平成 14 年 5 月 11 日 平成 3 年 要 旨 一部改正 一部改正 一部改正 一部改正 発足から今までのあゆみ 年・月 平成 3 年 4 月 平成 12 年 10 月 平成 15 年~ 17 年 平成 15 年~ 18 年 平成 15 年~ 18 年 平成 17 年 2 月 平成 18 年 11 月 PTA の沿革(活動のトピックのみ記載) 筑紫野市立原田小学校開校 原田小学校父母教師会発足 創立 10 周年記念式典 筑紫野市青少年育成事業「原田小すこやかネット」活動開始 原田っ子フェスタ開催(学校、地域、保護者の連携) 長崎街道 原田宿時代行列協力(衣装・小物製作、着付等) ベルマーク教育助成財団より感謝状授与 優良 PTA 文部科学大臣表彰受賞 - 51 - 5 地域の概要 本校地区は、福岡都市圏の南端にある筑紫野市の丘陵地に位置し、住宅地として開 発された新興住宅地(九州最大規模)があり、旧来の純農村地域がわずかに残ってい るだけで、全体的に都市化現象が著しい所である。福岡市、久留米市のベッドタウン としての住宅が多く、ほとんどが通勤者である。この地域には、埋蔵文化財(五郎山 古墳国指定文化財)が多く、発掘調査も行われ整備されてきている。また、江戸時代 の頃、この地原田は、長崎街道が通っていて、宿場町として栄えた所でもある。保護 者は、学校教育に関心が高く、PTA 活動、地域活動に積極的に取り組んでいる。 6 組織運営の状況 組織は、役員会、常任委員会(学年・地区・教養・保健給食・広報・環境整備)を 設置し、役割分担を行う共に、役員と常任委員会代表で構成する運営委員会を定期的 に開催し、連携の取れた有機的な組織運営を図っている。 【原田小学校父母教師組織図】 本部役員会 委 総 会 員 運営委員会 総 会 学年委員会 地区委員会 会 専門委員会 会計監査 役員選考委員会 すこやかネット実行委 員会 7 常任委員会 ・教養委員会 員 ・保健給食委員会 ・広報委員会 ・環境整備委員会 広報活動の状況 PTA新聞「はるだ」の発行を通して子ども達の学校生活や学習の様子、PTA・ 学校の取り組みを広く紹介する活動を展開する。PTA新聞「はるだ」の発行学期1 回、計3回発行。 8 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 11月に開催した長崎街道「原田宿」時代行列は原田小学校、原田区、美しが丘南 区、原田小PTAの共催事業。6年生の総合的な学習の時間として、筑前六宿の一つ である原田宿についての取材・調査活動をおこない、実際に時代衣装を身に付け、原 田宿を遊歩し、郷土の歴史に対する認識と愛着を深める取り組み。時代衣装衣装作り、 着付け、出店、交通安全と場所の確保など共催して実施している。 教養委員会主催の七夕会。本校多目的ホールは、子供たちの熱気と笹の葉の心地よ い香でいっぱいだった。同じくクリスマスコンサート。今年は、お隣の筑紫野南中学 校ブラスバンドのみなさんを招いてのコンサート。企画、準備、運営、それから楽器 の搬入搬出をおこなう。 - 52 - 子ども達の豊かな心を育むため、子ども達の教育環境を整え、美しい学校作りを展開 することを目的に、環境整備委員会が学校内の花植え(花植え計画・準備・実施)。 入学式・卒業式の花。委員による児童玄関のデコレーション制作と設置。 9 成人教育に関する諸活動の状況 保健給食委員会による救急法講習会。心肺蘇生法及びAEDを用いた除細動(電気 ショック)の実習を、筑紫野南消防署の皆さんにおいでいただき実施した。また年2 回のインターネット、文書作成について教養を高める活動をおこなう。 10 児童・生徒の学校外生活の指導に関する活動状況 10月21日(土)に第5回原田っ子フェスタの開催。ギネスに挑戦、バザー、模 擬店、イベント、屋外イベントを実施。PTA のみなさま、すこやかネット協力者(親 父の会)、美しが丘南自治会、原田区、地域有志の会、児童ボランティア、地域の方 々の支援のもと大盛況のうちに無事終わることができた。 原田小すこやかネット実行委員会を中心に活動する「すこやかネット事業」は、子 どもたちに「夢・希望・感動」を体感して欲しい、そして地域と学校、保護者がひと つになり、子どもたちのすこやかな成長を見守っていきたいという願いから、筑紫野 市青少年育成事業の補助を受けて平成15年からスタートした。地域と連携を図りな がら、子どもたちに様々な体験活動の場や機会を提供し、子どもたちの心豊かな成長 を見守っていく事を目的として展開。本年度は、お楽しみ日帰りキャンプ、原田っ子 フェスタ模擬店出店、ドッジボール大会&ぜんざい会を実施。 環境整備委員会主催の親子愛校作業。年 1 回、9 月の第一土曜日の早朝に行う。毎 年多数の参加があり学校が一段と美しくなる。 11 地域の教育環境の整備に関する活動 原田小児童の安全を守る会議。全校一斉の集団下校引率の後、PTA本部役員、地 区委員、校長、教頭、教務主任、保健主事、集団下校担当が会議室に集まり、通学路 の危険箇所や 110 番の家の設置状況、子どもたちの下校の様子について意見交換を し、子どもたちの安全確保について話し合う。1 学期当初と 3 学期当初の 2 回実施。 中学校校区のそれぞれの特色あるPTA活動の情報交換や三校合同で子どもの安全 確保の取組みについての会議を実施。一つは中学校校区(原田小、筑紫東小、筑紫野 南中)三校交流会近隣公民館に各学校の校長、教頭、教務主任、PTA本部役員が一 同に会し、学期に 1 回、年 3 回実施。もう一つは、三校校区子どもを守る安全会議。 近隣公民館に各校区の区長、青少年補導員、民生委員、校長、教頭、教務主任、PT A本部役員、地区委員が一同に会し、学期に 1 回、年 3 回実施。 12 今度の課題 これまでの学校、家庭、地域の連携をさらに進め、安全であたたかな地域の中で、 子どもたちが夢を持ち健やかに成長することを目指す。 - 53 - 春日市立春日原小学校父母教師会 〒816-0803 春日市春日原南町4丁目37-1 ℡092-581-1827 1 会員数及び会費 (平成17年度) 区 2 分 P会員 T会員 その他の会員 計 会員数 364人 23人 0人 387人 一人あたりの会費(年額) 3,600 円 3,600 円 0円 収支決算(平成17年度) 収入の部 会費収入1,392,000円 費 支出の部 目 支出額 760,699円 計 2,152,699円 摘要(主な使途) 運営費 412,347円 負担金、事務費、慶弔費、会議費、交通費等 活動費 282,520円 各委員会活動費、研修費、行事負担金 その他 347,293円 教育研究費、PTA災害補償制度、新規事業準備金 計 3 その他の収入 1,042,160円 設けられている会則、運営規則、会計規則等 会則などの名称 制定・改正年月日 春日市立春日原小学校父母教師会規約 昭和36年4月1日 平成3・8・9・10・14・15・18年 春日原小学校父母教師会慶弔規定 4 要旨 施行 一部改正 平成15年5月16日 施行 発足から今日までの歩み 年・月 昭和36年 4月 PTAの沿革(活動のトピックスのみ記載) 春日原小学校創立 春日原小学校父母教師会設立 平成 2年 創立30周年記念事業実施 平成 5年 「わくわくフェスタ」開催(1回/年) 平成10年 「わくわくフェスタ」を「原っ子まつり」と改称 平成12年 創立40周年記念事業実施 平成17年 「原っ子守り隊」「ばるPメール」発足 “新”家庭教育宣言事業「原っ子トライ」実施 平成18年 一人一役事業「レッツ、プチボラ」開始 “新”家庭教育宣言事業「原っ子トライ」実施 同 11月 優良PTA文部科学大臣表彰受賞 (社)日本PTA全国協議会会長表彰受賞 - 54 - 5 地域の概要 本校は、春日市の東南部に位置し、校区内に西鉄とJRの二つの駅を持ち、天神・ 博多へのアクセスが良い都市部の中規模校である。そのため、マンションや社宅等が 建ち並び、転出入者や核家族が多い地域でもある。教育熱心な保護者が多く、PTA 活動にも協力的で、行事等も円滑に行うことができている。また、地域も子供達の育 成に熱心である。 6 組織運営の状況 本校PTAは、会長1名、副会長2名、書記3名(内1名は学校より)、会計3名 (内1名は学校より)からなる役員会をはじめ、6つの専門委員会で構成されている。 年1回の総会をはじめ、委員総会、委員長会、各専門委員会を随時開催し、連携のと れた組織運営を図っている。 また、保護者、教師全て参加のもと、会費納入も確実に行われている。 会計監査委員会 総 会 本部役員会 会長・副会長・書記 会計:校長・教頭 委員総会 選考委員会 委員長会 専門委員会 地区委員会 7 学 級 保・環・給 教 養 広 報 安 全 広報活動の状況 広報委員会より広報誌『若くさ』を発行(各学期1回)。PTA活動や学校教育の 様子、職員紹介等を掲載し、会員間の情報の共有化、PTA活動の周知を図っている。 広報誌は、公民館を通じて地域の方々にも親しまれている。 また、会員には、その都度、文書でPTA活動の報告を行っている。 8 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 ○教養委員会では、地域の専門家やボランティアの保護者と協力して、児童へ本の読み 聞かせを実施している(各学期1回以上)。 ○保環給委員会では、保護者を対象に、毎年夏休み前に、普通救命講習会を開催してお - 55 - り、夏季の児童の安全確保に努めている。また、学校給食の理解の促進、親子の話題作 り、家庭料理の重要性や栄養の理解を深めるため、学校栄養士と協力して、給食試食会 も実施している。 9 成人教育に関する諸活動の状況 各々の専門委員会が協力し合いながら、会員の資質の向上を目的に人権学習・防犯 ・子育て等をテーマに成人教育講座を実施している(年に1回)。 なお、今年度は“食育”をテーマに講座を開催し、40名の参加があった。 10 児童の学校外生活の指導に関する活動状況 福岡県PTA連合会主催の『“新”家庭教育宣言』事業を『原っ子トライ』として 実施し、講演会を開くとともに、日々の生活態度を振り返る機会を設け、家庭学習の 充実、基本的生活習慣の向上を図っている。 11 地域の教育環境の整備に関する活動 本校は、特に安全面において教育環境の整備を図っている。児童の安全確保と、防 犯意識を高めるため、地域住民・警察と連携し『春日原小学校児童安全対策協議会(通 称:原っ子守り隊)』を組織。長期休業時には夜間パトロールを実施し、校区内の危 険箇所情報の共有化を図っている。またその情報をもとに、本校の防犯マップである 「イエローマップ」を作成し、全会員に配布している。さらに、迅速な情報の通達、 即時の対応を目的として昨年構築した電子メール配信システム(通称:ばるPメール) には、会員の半数以上の登録があり、不審者情報等の配信や長期休業時の情報手段と して役立っている。他にも、登校時の交通安全指導、下校時を中心に防犯パトロール も行い、児童や保護者のの安全意識を高めることに努めている。なお、「防犯腕章・ プレート」の各会員着用の推進、「防犯ポスター」の張替、「子ども 110 番の家」の整 備・新規設置等、視覚的な防犯環境の充実も図っている。 バザー・ゲーム・遊び等を通じて、子供達が楽しい時間を過ごせるようにとの趣旨 のもと、学校・家庭・地域が連携し、開催している『原っ子まつり』は、それぞれの 親睦を深める良い機会にもなっている。 12 今後の課題 『原っ子守り隊 』、『ばるPメール』の充実を図り、児童の安全対策を確実なもの にする。また、『原っ子まつり』を充実させ、楽しみながら協力し合えるPTA作り を行う。さらに、本年度たちあげた一人一役活動『レッツ、プチボラ』を成長させ、 PTA活動の一層の活性化を図る。そして、学校・家庭・地域が連携し子供達を見守 っていくことができるPTAを目指す。 - 56 - 立花町立白木小学校父母教師会 〒834-0084 八女郡立花町白木1556 TEL 0943-35-0014 1 会員数及び会費(平成18年5月1日現在) 区 会 分 員 P会員 数 T会員 60人 一人当たりの会費 その他の会員 13人 4,000円 計 0人 73人 4,000円 (年会費) 2 収支決算(平成17年度) 収入の部 会費収入 項 支出の部 目 156,815 円 支出額 摘 総収入 448,815 円 要 274,815 円 会議費、印刷費、旅費、会員研修、事務費 委員会活動費 174,000 円 PTA新聞、育成会費、講演会・演劇会、他 計 448,815 円 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 白木小学校父母教師会規約 4 その他の収入 総務費・研修 合 3 292,000 円 制定・改正年月日 要 旨 昭和43年 5月 1日 昭和49年 5月 1日 一部改正・役員の任期 昭和54年 5月 8日 一部改正・実行理事構成 平成 9年 5月 1日 一部改正・常置委員会構成 平成10年 5月 1日 一部改正・役員選出事項 平成15年 4月26日 一部改正・代議員設置事項 発足から今日までのあゆみ 年 明治 PTAの沿革(活動のトピックのみ記載) 7年 昭和22年 平成 新民学校として西原・宮ヶ原に開校 新制白木小学校に改称 30年 合併により立花町立白木小学校となる。父母教師会発足 45年 創立九十周年を記念して、校歌制定 54年 創立百周年記念事業として、記念誌発行、同記念碑建立 7年 PTAよりすくすく山にクヌギ600本植樹 12年 「次世代IT活用未来型教育研究開発事業」研究指定 16年 長野県教育委員会視察来校、県社教センターで生涯学習実践発表 17年 大川市立大野島小学校PTA視察来校、啓林館出版HPで本校紹介 18年 学社融合実践発表(南筑後教育事務所)、小郡市教育委員会視察来校 PTAでスクスク山観察道路造成、優良PTA文部科学大臣賞受賞 - 57 - 5 地域の概要 本校は、福岡県最南端にあり熊本県と境を有している。立花町には幹線道路として国 道3号線と県道4号線が南北に貫いているが、白木地区は、県道沿いの谷間に位置する。 戸数は577戸の農業(筍・梅・蜜柑・キウイ)を基盤とする地域である。三世代同居 の家庭が多く、父母、祖父母とも学校に対して極めて協力的である。しかし、この地域 も過疎化が進み、小学校児童数も30年前は400名を超えていたのが、現在は100 名を切るまでになった。このため、地域でも何らかの活性化に向けた取組に本腰を入れ るようになってきた。具体的には、PTAを中心とする学校と、白木地区地域振興会議 が共催して、地域活性化事業に力を入れている。特に本年度は、福岡県警音楽隊の招聘 や「白木の秋の収穫祭」を実施し、町全体に影響を与えるほど成果があった。 6 組織運営の状況 ○役員会(会長・副会長・校長・教頭)・・・適時必要に応じて開催 ○実行理事会(会長・副会長・各委員長と副委員長・母親代表・校長・教頭・教務) 毎月1回・・・・代議員会の事前協議、提案事項の作成と共通理解 ○代議員会(実行理事と各地区代議員)総数30名 毎月1回・・・・PTA行事の協議、各委員会からの提案事項の承認、意見交換 ○父母教師会総会・・・・・・・・・・・・・毎年4月開催 白木小学校父母教師会運営機構 総 郡P連・町P連 会 役員会 実行理事会 (三役・校長・教頭・教務・常置委員会の正副委員長・母親代表) 代議員会 常置委員会 7 学 育 厚 成 勤 級 成 生 人 労 委 委会 委・ 委教 委・ 員 員 員安 員育 員事 会 会 会全 会 会業 広報活動の状況 本PTAでは、広報活動を担当するのが、成人教育委員会である。学期毎にPTA新 聞「気づき」を発行している。年間通して3回となる。内容は、PTA活動や学年を振 り分けて、子どもたちの声や教育活動を載せている。地域と連携を重視しているため、 校区の全家庭への配布を行っているが、予算面の減少で、年々厳しい状況にある。しか し、学校からの情報がよく分かるという声を頂き、編集や配布の仕方を工夫している。 - 58 - 8 学校教育の理解及び家庭教育に関する学習活動の状況 PTAでは、学年段階に応じた「PTA学級目標」を決め、1年間を通して目標達 成に向けて努力している。また 、「県下一斉親子ふれあい週間」では、全家庭が取り 組み、達成率99%、参加率100%であった。今後もこの状況を維持するため、定 期的に取り組みたいと考えている。 9 成人教育に関する諸活動の状況 6月に消防署を招いて、AEDの講習会を実施し、器具の取り扱いについて、研修 した。7月には、福岡県警音楽隊、同カラーガード隊及び八女警察署を招聘し、文化 的な行事と合わせて地域防犯教室を行った。1月と2月には、西日本短期大学附属高 校演劇部及び野球部による演劇会と顧問の竹島先生の講演会を実施した。今日、マス コミを通して伝え聞く高校生像とは、まるで正反対の素晴らしい意志と実践力を持っ た彼らの姿を、実例を出しての話は、多くの会員の心を打った。本校は、県下では珍 しく高校生と、小学生の交流を行い、児童のよいお手本となっている。 10 児童・生徒の学校外生活の指導に関する活動状況 平成16年度より朝の登校状況について、地域からの報告として、交通指導日誌を つけてもらっている。内容は、集合状況、安全状況、挨拶状況に全体的な気付きを当 番の保護者が記入し学校に報告するようにしている。この取組がなされるようになっ てから具体的な対応がしやすくなり、朝の登校状況が見違えるほど改善した。 11 教育環境の整備に関する活動 白木小学校は、県下でも極めて教育環境に恵まれた立地にある。校舎東側に学校林 として約4千平米の校有地(丘陵地帯)が広がっている。ここでは、低学年の季節に 応じた生活科活動や野菜づくり、3年生のキウイ栽培、4年生の椎茸栽培、6年生の 竹の学習、全学年の竹の子掘りなどが展開されている。そこで、PTAとしては、こ れらの活動が更に充実できるように、本年度、作業道路と観察道路の造成を行った。 また、平成15年度より学校、PTA、地域が一体となって取り組んでいる「白木 の秋の収穫祭」は、地域で子どもを育てる意識の高揚につながっていると考える。 12 今後の課題 今後は、更に児童数の減少が見込まれ、PTA組織の見直しが迫られている。また、 町内の小中学校も同じ状況にあり、近い将来は合併なども避けて通れない問題である。 このような状況をふまえ、数少ないPTA会員組織の充実を図るため、現段階から具 体的な方策を打ち出ししていきたいと考えている。 - 59 - 福岡県立西田川高等学校父母教師会 〒826-0023 田川市上本町7番11号 TEL0947-44-0313 1 会員数及び会費(平成17年度) 区 P 会 員 T 会 員 その他の会員 計 会員数 589人 51人 0人 640人 一人当たりの会費(年額) 7,800円 7,800円 0円 2 分 収支決算(平成17年度) 収入の部 費 その他の収入 計 4,689,750 円 2,666,786 円 7,356,536 円 目 支出額 摘要(主な使途) 費 2,786,744 円 会議費、需用費、旅費視察費、 教 育 振 興 費 1,821,238 円 事務費、負担金渉外費、行事費、 周年事業積立金 700,000 円 慶弔費、旅費補助、校舎庭園維 運 支出の部 会費収入 営 予 備 0 円 持費、環境衛生費、教具教材維 費 持費、学習奨励費、生徒指導費、 図書充実費、周年事業積立金 5,307,982 円 計 3 設けられている会則・運営規則・会計規則等 会則などの名称 制定・改正年月日 福岡県田川高等女学校保護者会 福岡県立西田川高学校父母教師会 旨 昭和19年 9月 1日 昭和24年 6月 1日 保護者会からPTAへ 昭和24年 8月31日 校名変更 昭和40年 6月 平成 4 要 5日 一部改正 9年 5月16日 一部改正 発足から今日までのあゆみ 年・月 大正 3月19日 開校(田川郡立田川高等女学校) 昭和14年 4月 1日 福岡県田川高等女学校と改称 昭和19年 9月 1日 保護者会発足 昭和24年 6月 1日 保護者会からPTAへ 昭和24年 8月31日 平成 6年 PTAの沿革(活動のトピックスのみ記載) 9年11月 福岡県立西田川高等学校と改称 8日 創立80周年記念式典挙行 7日 福高P連会長表彰受賞 平成13年 6月 平成14年 6月21日 九州高P連会長表彰受賞 平成15年 8月21日 全国高P連会長表彰受賞 平成18年 8月24日 優良PTA文部科学大臣表彰受賞 - 60 - 5 地域の概要 本校は、大正6年、田川郡立田川高等女学校として設立。昭和24年8月に現在の 福岡県立西田川高等学校と改称され、平成19年には創立90周年を迎えようとして いる。こうした長い歴史と伝統を守りながら、田川後藤寺地区にある普通科高校とし て、文武両道の教育を実践し、今日まで2万7千人余りの優秀な人材を世に送り出し てきた。 部活動では、野球、剣道、柔道、陸上、弓道、水泳、放送部等で素晴らしい実績を 残し、進路指導では、生徒の多様な進路ニーズに答え、国公立大学を始め、専門学校、 公務員まで数多くの合格者を出し、地域から高い評価と支持を得ている。 6 組織運営の状況 本校の父母教師会は、在校生の保護者及び常勤職員で組織され、加入率は、100 %である。 役員会は、会長(1名)、副会長(3名)、書記(3名)、会計(3名)で組織。運 営委員会は、企画、研修、広報、生活指導、厚生の5つの委員会で構成している。そ れぞれ学校行事の前には、役員・運営委員会を開催し、生徒たちの要望等を反映させ る話し合いを持ち、年間活動計画等に基づいた活動を行っている。 〈 組 織 図 〉 企 画 委 員 会 監査委員 総 会 役 員 会 研 修 委 員 会 運営委員会 広 報 委 員 会 生活指導委員会 厚 生 委 員 会 7 広報活動の状況 広報紙(父母教師会だより)は年1回発行している。生徒の進路先の大学や専門学 校等への研修視察報告や学校行事の実施状況等を広報委員会が中心となり編集してい る。また、保護者の声や生徒会活動の報告なども掲載し、会員が読みたくなるような 紙面作りに取り組んでいる。 8 学校教育及び家庭教育に関する学習活動広報活動の状況 平成10年度福岡県高等学校PTA指導者研修会において 、「学校と地域との交流 学習」のテーマで研究発表、平成12年度は、地区研修会で「学校教育とPTA活動」 のテーマで実践活動を発表するなど、その成果を保護者や生徒に報告還元している。 平成18年度は地区PTA役員研修会で「生涯学習とPTA活動」で発表を行った。 - 61 - 毎年5月の後藤寺神幸祭、7月の合同茶会及び後藤寺商店街の七夕祭り飾り付け、8 月の校外美術展、12月の老人ホームへの訪問、そこでの地域交流演奏会など、地域 の伝統行事や郷土の文化について、理解を深め、郷土を愛する心を育てる活動を行っ ている。 また、PTAによる研修視察を毎年行っており、大学や看護、保育、公務員に関わ る短大、専門学校等を訪問し、親子間における進路選択の情報提供の場としている。 9 地域の教育環境の改善 「譲ろう座席、守ろうルール」をスローガンにした乗車マナー向上運動 、「美しく し隊」とネーミングした保護者も参加の地域清掃奉仕活動、女子運動部員を主体とし た神幸祭での「女御輿」など、生徒の地域社会への参加意欲や関心を高め、学校の活 性化を図りながら地域の方々との結びつきをより深める活動を行っている。 10 児童・生徒の学校外生活の指導に関する活動状況 二輪車交通安全教室を毎年9月、田川自動車学校の協力を得て実施している。二輪 車の安全な乗り方や実技講習を行い、生徒の交通安全意識の高揚に努めている。 また、平成18年度で13回目となる地域清掃奉仕活動を、今回も12月の終業式 の日に行った。このような清掃活動を通して生徒の美化意識を高め、日ごろお世話に なっている学校周辺の方々へ感謝の意を表し、地域住民との信頼関係を築いている。 清掃活動終了後、生徒と保護者で豚汁をつくり、警察署員や地域の方々を招き「慰労 会」でさらに交流を深めている。 11 各種機関・団体との連携協力 毎月、第3水曜日午前6時40分から「おはようございます」という挨拶で乗車マ ナー向上運動が始まる。田川後藤寺駅の改札口で田川警察署少年係の署員、田川地区 西支部の少年補導員の方々とともに生徒会役員、職員、保護者がティッシュを配りな がら、登校中の生徒に乗車マナーの向上を訴えている。この活動は、昭和61年10 月から20年間という長い間、地域の人たちとともに続けており、生徒たちが校外で 学ぶ大切な体験の一つとなっている。 12 今後の課題 本来、父母教師会活動の役割は、生徒の健全な成長を図るためにある。そのために は、地域との関係を緊密にするとともに、学校と家庭との連携強化が欠かせない。 本校父母教師会では、活動のマンネリ化を期さないように、教職員との研修会、同 窓会との連絡会、PTA役員研修会を行うとともに、組織の強化を図り、学校、家庭、 地域が一体となった取組を行っている。 生徒が自分の夢や志の実現に向けた目的意識を持ち、これからの社会の変化に対応 できる心豊かで幅広い視野を持ったたくましい青少年になることを願い、以前から継 続して行っている「学校と地域のふれあい活動」を今後も積極的に続けていきたい。 - 62 - 優良PTA文部科学大臣・県教育委員会被表彰団体一覧(昭和36年度~平成18年度) 年 度 文 部 大 臣 表 彰 県 教 育 委 員 会 表 彰 昭和36 杷 木 小 学 校 P T A 昭和37 三 輪 小 学 校 P T A 杷 木 町 三 輪 町 昭和38 小 石 小 学 校 P T A 那 珂 南 小 学 校 P T A 北九州市 福 岡 市 昭和39 吉 野 中 学 校 P T A 博多第一中学校PTA 北九州市 福 岡 市 昭和40 中 央 中 学 校 P T A 下 辺 春 小 学 校 P T A 北九州市 立 花 町 昭和41 三 郎 丸 小 学 校 P T A 八 屋 丸 小 学 校 P T A 昭和42 牧 山 小 学 校 P T A 西 牟 田 小 学 校 P T A 昭和43 黒 崎 小 学 校 P T A 東 小 田 小 学 校 P T A 昭和44 南 小 倉 小 学 校 P T A 室 木 小 学 校 P T A 昭和45 錦 町 小 学 校 P T A 上 辺 春 小 学 校 P T A 昭和46 大 野 小 学 校 P T A 沢 見 小 学 校 P T A 昭和47 芦 屋 小 学 校 P T A 清 水 小 学 校 P T A 昭和48 吉 富 小 学 校 P T A 足 原 小 学 校 P T A 赤 坂 小 学 校 P T A 警 固 中 学 校 P T A 昭和49 前 原 小 学 校 P T A 大 里 東 小 学 校 P T A 三 宅 小 学 校 P T A 昭和50 大 野 北 小 学 校 P T A 多 々 良 中 学 校 P T A 長 尾 小 学 校 P T A 洞 北 小 学 校 P T A 昭和51 穴 生 小 学 校 P T A 飯 倉 小 学 校 P T A 月 隈 小 学 校 P T A 怡 土 中 学 校 P T A 金 島 小 学 校 P T A 昭和52 不 知 火 小 学 校 P T A 大 野 南 小 学 校 P T A 青 山 小 学 校 P T A 三 宅 中 学 校 P T A 昭和53 黒 木 小 学 校 P T A 中 央 小 学 校 P T A 春 吉 小 学 校 P T A 博多第二中学校PTA 横 代 小 学 校 P T A 天 籟 寺 小 学 校 P T A 北九州市 豊 前 市 北九州市 三 潴 町 北九州市 夜 須 町 北九州市 鞍 手 町 北九州市 立 花 町 大野城市 北九州市 芦 屋 町 北九州市 吉 富 町 北九州市 福 岡 市 福 岡 市 前 原 市 北九州市 福 岡 市 大野城市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 福 岡 市 福 岡 市 前 原 市 北 野 町 大牟田市 大野城市 北九州市 福 岡 市 黒 木 町 田 川 市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 - 63 - 那 珂 南 小 学 校 P T A 三 輪 小 学 校 P T A 小 石 小 学 校 P T A 博多第一中学校PTA 宮 野 小 学 校 P T A 西 牟 田 小 学 校 P T A 下 辺 春 小 学 校 P T A 黒 木 小 学 校 P T A 春 日 北 小 学 校 P T A 大 行 司 小 学 校 P T A 中 間 北 小 学 校 P T A 三 奈 木 小 学 校 P T A 福 島 小 学 校 P T A 上 辺 春 小 学 校 P T A 東 小 田 小 学 校 P T A 室 木 小 学 校 P T A 福 岡 市 三 輪 町 北九州市 福 岡 市 朝 倉 町 三 潴 町 立 花 町 黒 木 町 春 日 市 宝珠山村 中 間 市 甘 木 市 八 女 市 立 花 町 夜 須 町 鞍 手 町 立 石 小 学 校 P T A 甘 木 市 宮 田 東 中 学 校 P T A 宮 田 町 豊 大 宇 東 吉 陣 大 豊 津 町 大野城市 豊 前 市 福 岡 市 吉 富 町 北九州市 大野城市 津 小 学 校 P T 野 小 学 校 P T 島 小 学 校 P T 住 吉 中 学 校 P T 富 小 学 校 P T 山 中 学 校 P T 野 北 小 学 校 P T A A A A A A A 怡 土 中 学 校 P T A 飯 倉 小 学 校 P T A 下 山 門 小 学 校 P T A 金 島 小 学 校 P T A 博多第二中学校PTA 長 住 小 学 校 P T A 前 福 福 北 福 福 原 小 学 校 P T A 水 城 西 小 学 校 P T A 福 岡 市 太宰府市 大 日 大 萩 草 犬 大野城市 宗 像 市 浮 羽 町 北九州市 福 岡 市 三 潴 町 野 東 中 学 校 P T の 里 中 学 校 P T 石 小 学 校 P T 原 小 学 校 P T ケ 江 小 学 校 P T 塚 小 学 校 P T A A A A A A 原 岡 岡 野 岡 岡 市 市 市 町 市 市 優良PTA文部科学大臣・県教育委員会被表彰団体一覧(昭和36年度~平成18年度) 年 度 昭和54 大 水 西 萩 浅 福 文 部 大 臣 表 彰 石 小 学 校 P T A 浮 羽 町 城 西 小 学 校 P T A 太宰府市 長 住 小 学 校 P T A 福 岡 市 原 小 学 校 P T A 北九州市 生 小 学 校 P T A 北九州市 岡 中 学 校 P T A 福 岡 市 昭和55 草 黒 平 犬 豊 原 昭和56 宮 中 塔 箱 大 光 ケ 江 小 学 校 P T 畑 小 学 校 P T 野 小 学 校 P T 塚 小 学 校 P T 津 小 学 校 P T 中 学 校 P T 竹 小 学 校 P T 井 小 学 校 P T 野 小 学 校 P T 崎 中 学 校 P T 野 東 中 学 校 P T 友 中 P T A A A A A A A A A A A A 福 岡 市 北九州市 北九州市 三 潴 町 豊 津 町 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 福 岡 市 大野城市 立 花 町 昭和57 香 八 前 吉 城 日 昭和58 花 原 藤 永 広 岩 椎 小 学 校 P T 児 小 学 校 P T 田 小 学 校 P T 川 小 学 校 P T 南 中 学 校 P T の 里 中 学 校 P T 畑 中 学 校 P T 北 小 学 校 P T 松 小 学 校 P T 犬 丸 小 学 校 P T 渡 小 学 校 P T 戸 北 小 学 校 P T A A A A A A A A A A A A 福 岡 市 北九州市 北九州市 若 宮 町 福 岡 市 宗 像 市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 遠 賀 町 那珂川町 昭和59 若 久 小 学 校 P T A 西 高 宮 小 学 校 P T A 北 小 倉 小 学 校 P T A 中 尾 小 学 校 P T A 春 日 東 小 学 校 P T A 古 月 小 学 校 P T A 昭和60 八 田 小 学 校 P T A 大 積 小 学 校 P T A 深 町 小 学 校 P T A 上 広 川 小 学 校 P T A 香椎第二中学校PTA 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 春 日 市 鞍 手 町 福 岡 市 北九州市 北九州市 広 川 町 福 岡 市 昭和61 大 楠 小 学 校 P T A 大 谷 小 学 校 P T A 陣 山 小 学 校 P T A 若 宮 小 学 校 P T A 筑 紫 丘 中 学 校 P T A 大 川 中 学 校 P T A 昭和62 葛 原 小 学 校 P T A 忠 見 小 学 校 P T A 北 崎 中 学 校 P T A 田 隈 中 学 校 P T A 白 銀 中 学 校 P T A 御 陵 中 学 校 P T A 北筑前養護学校PTA 福 岡 市 北九州市 北九州市 若 宮 町 福 岡 市 大 川 市 北九州市 八 女 市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 大野城市 福 岡 県 - 64 - 県 教 育 委 員 会 表 彰 水 城 小 学 校 P T A 太宰府市 冷 泉 小 学 校 P T A 福 岡 市 黒 畑 小 学 校 P T A 北九州市 平 野 小 学 校 P T A 北九州市 光 友 中 P T A 立 花 町 箱 崎 中 学 校 P T A 福 岡 市 直 方 養 護 学 校 P T A 福 岡 県 中 井 小 学 校 P T A 北九州市 波多江小学校教育振興会 前 原 市 大 川 小 学 校 P T A 粕 屋 町 原 北 小 学 校 P T A 福 岡 市 城 南 中 学 校 P T A 福 岡 市 北 崎 小 学 校 P T A 藤 松 小 学 校 P T A 前 田 小 学 校 P T A 岩 戸 北 小 学 校 P T A 吉 川 小 学 校 P T A 広 渡 小 学 校 P T A 席 田 中 学 校 P T A 西 高 宮 小 学 校 P T A 引 野 小 学 校 P T A 永 犬 丸 小 学 校 P T A 春 日 東 小 学 校 P T A 古 月 小 学 校 P T A 梅 林 中 学 校 P T A 若 久 小 学 校 P T A 中 尾 小 学 校 P T A 日 吉 小 学 校 P T A 上 広 川 小 学 校 P T A 海 老 津 小 学 校 P T A 長 尾 中 学 校 P T A 戸 畑 中 学 校 P T A 大 積 小 学 校 P T A 陣 山 小 学 校 P T A 忠 見 小 学 校 P T A 香椎第二中学校PTA 二 丈 中 学 校 P T A 福 岡 市 北九州市 北九州市 那珂川町 若 宮 町 遠 賀 町 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 春 日 市 鞍 手 町 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 久留米市 広 川 町 岡 垣 町 福 岡 市 北九州市 北九州市 北九州市 八 女 市 福 岡 市 二 丈 町 大 楠 小 学 校 P T A 日 明 小 学 校 P T A 大 谷 小 学 校 P T A 若 宮 小 学 校 P T A 筑 紫 丘 中 学 校 P T A 大 川 中 学 校 P T A 葛 原 小 学 校 P T A 下 広 川 小 学 校 P T A 北 崎 中 学 校 P T A 田 隈 中 学 校 P T A 御 陵 中 学 校 P T A 北筑前養護学校PTA 奈 多 小 学 校 P T A 猪 位 金 小 学 校 P T A 笠 松 小 学 校 P T A 東 住 吉 中 学 校 P T A 粕 屋 東 中 学 校 P T A 福 岡 市 北九州市 北九州市 若 宮 町 福 岡 市 大 川 市 北九州市 広 川 町 福 岡 市 福 岡 市 大野城市 福 岡 県 福 岡 市 田 川 市 宮 田 町 福 岡 市 粕 屋 町 優良PTA文部科学大臣・県教育委員会被表彰団体一覧(昭和36年度~平成18年度) 文 部 大 臣 表 彰 年 度 昭和63 野 芥 小 学 校 P T A 福 岡 市 日 明 小 学 校 P T A 北九州市 猪 位 金 小 学 校 P T A 田 川 市 笠 松 小 学 校 P T A 宮 田 町 下 広 川 小 学 校 P T A 広 川 町 多々良中央中学校PTA 福 岡 市 京 都 高 等 学 校 P T A 福 岡 県 平成1 片 江 小 学 校 P T A 福 岡 市 則 松 小 学 校 P T A 北九州市 天 神 小 学 校 P T A 北九州市 羽 犬 塚 小 学 校 P T A 筑 後 市 山 田 小 学 校 P T A 岡 垣 町 東 住 吉 中 学 校 P T A 福 岡 市 朝 倉 高 等 学 校 P T A 福 岡 県 平成2 東 若 久 小 学 校 P T A 福 岡 市 佐 田 小 学 校 P T A 甘 木 市 福 島 小 学 校 P T A 八 女 市 高 宮 中 学 校 P T A 福 岡 市 緑 丘 中 学 校 P T A 北九州市 港 中 学 校 P T A 北九州市 小倉東高等学校PTA 福 岡 県 平成3 壱 岐 小 学 校 P T A 福 岡 市 秋 月 小 学 校 P T A 甘 木 市 東 住 吉 中 学 校 P T A 福 岡 市 戸 畑 中 学 校 P T A 北九州市 企 救 中 学 校 P T A 北九州市 太 宰 府 西 中 学 校 P T A 太宰府市 平成4 奈 多 小 学 校 P T A 福 岡 市 高 取 小 学 校 P T A 福 岡 市 大 原 小 学 校 P T A 北九州市 天 神 山 小 学 校 P T A 春 日 市 東 郷 中 学 校 P T A 北九州市 鞍 手 南 中 学 校 P T A 鞍 手 町 田川商業高等学校PTA 福 岡 県 平成5 百 道 小 学 校 P T A 福 岡 市 周 船 寺 小 学 校 P T A 福 岡 市 曽 根 東 小 学 校 P T A 北九州市 金 川 小 学 校 P T A 甘 木 市 若 宮 西 小 学 校 P T A 若 宮 町 企 救 中 学 校 P T A 北九州市 粕 屋 高 等 学 校 P T A 福 岡 県 平成6 別 府 小 学 校 P T A 福 岡 市 多 々 良 小 学 校 P T A 福 岡 市 湯 川 小 学 校 P T A 北九州市 今 町 小 学 校 P T A 北九州市 小 野 小 学 校 P T A 古 賀 町 平 野 中 学 校 P T A 大野城市 北九州高等学校PTA 福 岡 県 平成7 梅 林 小 学 校 P T A 福 岡 市 祝 町 小 学 校 P T A 北九州市 山 口 小 学 校 P T A 若 宮 町 海 老 津 小 学 校 P T A 岡 垣 町 沼 中 学 校 P T A 北九州市 八 女 高 等 学 校 P T A 福 岡 県 - 65 - 片 弥 則 羽 山 曽 県 教 育 委 員 会 表 彰 江 小 学 校 P T A 福 岡 市 永 小 学 校 P T A 福 岡 市 松 小 学 校 P T A 北九州市 犬 塚 小 学 校 P T A 筑 後 市 田 小 学 校 P T A 岡 垣 町 根 中 学 校 P T A 北九州市 東 佐 蜷 高 緑 鞍 若 久 小 学 校 P T 田 小 学 校 P T 城 小 学 校 P T 宮 中 学 校 P T 丘 中 学 校 P T 手 南 中 学 校 P T A A A A A A 福 岡 市 甘 木 市 甘 木 市 福 岡 市 北九州市 鞍 手 町 壱 岐 小 学 校 P T A 今 町 小 学 校 P T A 秋 月 小 学 校 P T A 熊 ヶ 畑 小 学 校 P T A 中 広 川 小 学 校 P T A 企 救 中 学 校 P T A 太宰府西中学校PTA 高 取 小 学 校 P T A 周 船 寺 小 学 校 P T A 大 原 小 学 校 P T A 天 神 山 小 学 校 P T A 若 宮 西 小 学 校 P T A 東 郷 中 学 校 P T A 百 道 小 学 校 P T A 多 々 良 小 学 校 P T A 穴 生 小 学 校 P T A 曽 根 東 小 学 校 P T A 金 川 小 学 校 P T A 平 野 中 学 校 P T A 福 岡 市 北九州市 甘 木 市 山 田 市 広 川 町 北九州市 太宰府市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 春 日 市 若 宮 町 北九州市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 甘 木 市 大野城市 別 湯 小 飯 沼 南 A A A A A A 福 岡 市 北九州市 古 賀 町 矢 部 村 北九州市 甘 木 市 祝 町 小 学 校 P T A 東 宮 永 小 学 校 P T A 山 口 小 学 校 P T A 宮 竹 中 学 校 P T A 須 恵 東 中 学 校 P T A 八幡西養護学校PTA 北九州市 柳 川 市 若 宮 町 福 岡 市 須 恵 町 北九州市 大 香 大 寿 吉 玄 穂 筑 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 北九州市 水 巻 町 玄 海 町 穂 波 町 福 岡 県 府 川 野 干 中 陵 小 学 校 P 小 学 校 P 小 学 校 P 小 学 校 P 学 校 P 中 学 校 P T T T T T T 池 小 学 校 P T 椎 浜 小 学 校 P T 場 谷 小 学 校 P T 山 小 学 校 P T 田 小 学 校 P T 海 中 学 校 P T 波 西 中 学 校 P T 豊 高 等 学 校 P T A A A A A A A A 優良PTA文部科学大臣・県教育委員会被表彰団体一覧(昭和36年度~平成18年度) 文 部 科 学 大 臣 表 彰 年 度 平成17 北九州市立花尾小学校PTA 北九州市 甘木市立甘木小学校父母教師会 甘 木 市 飯塚市立伊岐須小学校PTA 飯 塚 市 春日市立春日南小学校PTA 春 日 市 福岡市立松島小学校父母教師会 福 岡 市 福岡市立箱崎清松中学校父母教師会 福 岡 市 福岡県立大牟田北高等学校父母教師会 県 平成18 北九州市立大里柳小学校父母教師会 北九州市 北九州市立ひびきが丘小学校PTA 北九州市 福岡市筥松小学校父母教師会 福 岡 市 筑紫野市立原田小学校父母教師会 筑紫野市 春日市立春日原小学校父母教師会 春 日 市 立花町立白木小学校父母教師会 立 花 町 福岡県立西田川高等学校父母教師会 県 - 67 - 県 教 育 委 員 会 表 彰 福岡市立筥松小学校父母教師会 福 岡 市 田川市立大藪小学校父母教師会 田 川 市 朝倉市立秋月中学校PTA 福岡市立三筑小学校父母教師会 福岡市立原西小学校父母教師会 北九州市立曽根小学校父母教師会 小郡市立のぞみが丘小学校PTA 朝 倉 市 福 岡 市 福 岡 市 北九州市 小 郡 市