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あしたのための、話をしよう

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あしたのための、話をしよう
「 あしたのための、話をしよう
∼10 年 後 の日本をイメージして∼ 」
北九州エコライフステージ2012
みんなの環境活動報告書
www.ecolife-stage.org
E d i t o r i al Po li c y
北九州エコライフステージ
みんなの環境活動報告書2012
編集方針
北九州エコライフステージは、2002年に初めて環境活動報告書を発行して以来、本年度で
11回目の発行に至りました。本報告書は、
シンボル事業「エコライフステージ2012」
と市内各
地域が主体で開催する「地域テーマ別事業」の2つを大きなテーマとして、北九州市内を中心とし
た環境活動を対象としています。
2 0 12年度版について
∼北九州のイベント開催の環境活動指針を目指して∼
・事業活動の環境配慮がわかるように、
環境ガイドアイコン(31種類)をつけています。
・シンボル事業
「エコライフステージ2012」
の取組みの環境活動方針
‘3つの約束’
を明記しました。
北九州市
内イベントが行われる際の環境に配慮する指針となるように、
わかりやすく伝える工夫をしました。
《発行日》
《 報 告対象範囲》
北九州市内・外の、市民、企業、
NPO、学校、行政な
2013年5月
ど多種多様な団体(90∼93ページ参照)の環境活
《お問合せ》
動を対象としています。
北九州エコライフステージ実行委員会
《 報 告対象期間》
〒805-0071
活動内容が、
2012年4月∼2013年3月の取組実績
福岡県北九州市八幡東区東田2-5-7
を対象としています。
TEL093-671-7781 FAX093-671-7782
環境ガイドアイコンを、
ご利用ください。
この報告書では、イベントタイトルの先頭に、さまざまな市民活動を
葉っぱのアイコンで表示しています。次の年も同じ葉っぱを辿ってみたり、
すべての葉っぱをコレクションするのもいいですね。
北九州の環境首都づくりガイトとして、環境活動のテーマを示すアイ
コンをご参考ください。
7
13
2
4
2
3
1
6
3
1
3
1
1
アイコン横の葉の
数は2012年度シ
ンボル事業参加の
環境活動の集計数
です(全83件)。
7
5
2
2
3
1
11
2
2
1
北九州エコライフステージ
みんなの環境活動報告書2012
― Editorial Policy ―
■目次 ……………………………………………1∼3
■北九州エコライフステージ11年目という
1の年、
次のステージへ
∼世界の環境首都を目指して∼
―Introduction― ……………………………4∼5
エコライフステージ出展団体レポート …34∼63
エコライフステージの〈ゾーン毎〉
・
〈出展者の五十音順〉
に並ん
でいます。
エコライフステージ2012
地図・ZONE説明 …34
1.あしたのごはん
あ アースデイ北九州実行委員会 …………………36
■
赤村スローカフェ・クリキンディ&
主催レポート ………………………………6∼32
ウインドファーム ………………………………36
お オイスカ北九州推進協議会 ……………………36
■
■北九州エコライフステージ全体概要
∼世界の環境首都を目指して∼
―Summary― ……………………………………6
か cafe
■
a table ………………………………………37
´`
き 北九州市地産地消サポーター …………………37
■
北九州市地産地消推進課 ………………………37
北九州市婦人会連絡協議会 ……………………38
1.エコライフステージ2012
(シンボル事業概要)
―Action― …………………………………7∼9
2.ごみゼロプロジェクト
∼マイ食器持参に向けて、
初の取組み∼
―Action― ………………………………10∼11
3.FLY AWAY PROJECT
(フライは、
ええ!プロジェクト)
∼使用済み食用油を精製した
バイオディーゼル燃料を使ったメインステージ∼
―Action― ……………………………………12
4.北九州あしたのごはんプロジェクト
∼フードマイレージから、
食の大切さ
“もったいない!”
へ∼
―Action― ………………………………13∼15
5.エコスタイルcafeプロジェク
ト
´
―Action― ………………………………16∼25
6.エコVOICE
―Opinion― ……………………………26∼32
義農の会
小規模作業所ドリーム2 ……………38
九州・山口油脂事業協同組合 ……………………38
く cream ……………………………………………39
■
に 株式会社 ニュー戸畑 …………………………39
■
は パン工房マナ ……………………………………39
■
ひ 秀島ブレッ
ド ………………………………………40
■
ほ 学校法人
■
本田学園
北九州調理製菓専門学校 ……………………40
や 野菜ソムリエコミュニティ福岡・北九州支部 ……40
■
2.エコカー
き 北九州市環境局環境未来都市推進室 …………41
■
北九州市建築都市局都市交通政策課、
九州工業大学 …………………………………41
し JAF福岡支部 ……………………………………41
■
3.エコスタイル・アクション
え エコを楽しむ会
■
「たんぽぽ」………………………42
NHK北九州放送局 ………………………………42
さ NPO法人里山を考える会 ………………………42
■
す 社会福祉法人 すみれ育成会 …………………43
■
は 林兼石油株式会社 ………………………………43
■
ひ BSC北九州支部 …………………………………43
■
ふ 福岡県環境創生交流会 …………………………44
■
furaha ……………………………………………44
へ 有限会社
■
ベック九州 …………………………44
れ 株式会社れもん
■
…………………………………45
4.エコスタイル・カンパニー
い イオンモール八幡東 ……………………………45
■
え エフコープ生活協同組合…………………………45
■
01
お 大分製紙グループ
■
九州製紙株式会社 ………46
か 花王カスタマーマーケティング株式会社 ………46
■
き 一般社団法人
■
北九州市安全施設業協会 ……46
北九州市エコタウンセンター ……………………47
く グリーンコープ生活協同組合ふくおか
■
さ 佐川急便株式会社
■
し J-POWER
■
…………47
北九州店 …………………47
電源開発株式会社…………………48
シャボン玉石けん株式会社 ……………………48
ふ 株式会社ブリヂストン
■
北九州工場 ……………48
(水素供給・利用技術研究組合)………………59
ふ 福岡地球温暖化防止活動推進員
■
北九州・京築地域連絡会+
NPO法人ふくおか環境カウンセラー協会 ……59
9.地球を創る
き 北九州グリーンヘルパーの会 ……………………59
■
北九州市建設局 …………………………………60
空き缶募金 …………………………49
き 北九州子ども劇場
■
北九州水素タウン
北九州市環境科学研究所 ………………………60
5.もったいない3R
あ NPO法人
■
北九州市環境局環境未来都市推進室 …………58
小倉北ブロック ……………49
北九州市女性団体連絡会議 ……………………49
し シニアネッ
ト北九州(SNQ)………………………50
■
新日鐵住金株式会社
北九州市自然環境保全ネットワークの会
(自然ネット)……………………………………60
こ 小嶺
■
水辺の教室(小嶺自治区会) ……………61
に 日本カブトガニを守る会
■
福岡支部 ……………61
八幡製鐵所 ……………50
日本野鳥の会北九州 ……………………………61
和み …………………………………50
は ハゼモト建設株式会社……………………………62
■
に 西日本リビング新聞社 ……………………………51
■
ほ NPO法人帆柱自然公園愛護会 …………………62
■
な NPO法人
■
み みどりネッ
ト ………………………………………62
■
日本資源流通株式会社
【北九州市プラスチック資源化センター】……51
ゆ ゆずり葉の会
■
……………………………………51
も 門司海上保安部 …………………………………63
■
わ 若松海上保安部 …………………………………63
■
6.会場周辺
き 北九州市建設局水環境課 ………………………52
■
さ 西部ガス㈱北九州支社 …………………………52
■
7.環境学習ワークショップ
エコチル調査
産業医科大学サブユニットセンター …………53
き 北九州ESD協議会 ………………………………53
■
北九州市エコライフプラザ ………………………54
北九州市環境学習サポーターの会 ……………54
北九州市 こどもエコクラグ ……………………54
北九州市手をつなぐ育成会 ……………………55
北九州総合デザイナー協会 ……………………55
こ 一般社団法人コミュニティシンクタンク北九州…55
■
…………56
1.福岡県全域
え エフコープ生活協同組合…………………………66
■
2.福岡県内全域・八幡西区
わ 若松秋桜会 ………………………………………66
■
3.北九州市内
き(公財)
北九州活性化協議会
■
もったいない総研 …………………………………66
(公財)北九州活性化協議会、
地球のステージ チーム九州 …………………56
(社)北九州青年会議所 …………………………67
ほ 堀川再生の会・五平太 ……………………………56
■
北九州市、北九州市衛生総連合会 ………………67
ら ライズ北九州 ……………………………………57
■
北九州市環境局 …………………………………67
わ 若松秋桜会 ………………………………………57
■
北九州市教育委員会 ……………………………68
8.環境未来都市
あ アジア低炭素化センター…………………………57
■
02
開催された
〈会場毎〉
・
〈開催期間順〉
に並んでいます。
北九州みんなの環境活動カレンダー2012 …64∼65
え エコアート 森と海 ………………………………53
■
ち 地球温暖化を考える北九州市民の会
■
地域・テーマ別事業参加団体レポート …66∼85
北九州ミュージックフェスタ実行委員会 ………68
特定非営利活動法人
KID's work ……………68
く
“クリーン北九州”百万市民運動推進協議会、
■
お 小国町カーボンオフセッ
ト協議会 ………………58
■
北九州市衛生総連合会、北九州市 ………………69
き 北九州市環境局環境学習課 ……………………58
■
こ こどものためのアート研究会 北九州 ……………69
■
ゆ NPO法人
■
夢追いバンク ………………………69
北九州市環境学習サポーターの会 ……………81
北九州市環境ミュージアム ………………81∼82
4.門司区
す スペースワールド …………………………………82
■
き 北九州市上下水道局 ……………………………70
■
北九州市立もじ少年自然の家 …………………70
ち
「小さな親切」運動八幡東区支部 ………………82
■
「小さな親切」運動北九州市本部八幡東区支部、
北九州市(環境局・八幡東区役所)………………83
5.小倉北区
ひ 東田まつりを創る会 ………………………………83
■
き 北九州ESD協議会
(調査・研究プロジェクト) …70
■
北九州ESD協議会(ユースプロジェクト) ………71
北九州市 …………………………………………71
(株)
スポーツニッポン新聞社、北九州市 ………72
北九州市エコライフプラザ ………………72∼73
10.八幡西区
こ 小嶺
■
水辺の教室(小嶺自治区会)………83∼84
11.戸畑区
北九州市建設局水環境課 ………………………74
き 北九州市教育委員会 ……………………………84
■
北九州市立水環境館 ……………………………74
く クラブ ワールドピース ジャパン 福岡支部 ……84
■
(社)北九州青年会議所 …………………………74
(社)北九州青年会議所、
北九州ドリームサミット2012 ……………………75
キャンドルナイト北九州2012実行委員会 ……75
さ NPO法人
■
里山を考える会 ……………………75
12.若松区
き 北九州学術研究都市産学連携フェア実行委員会、
■
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)………85
ひ ひびき灘開発
(株) ………………………………85
■
て 手づくり市場in北九州実行委員会事務局 ………76
■
に(公財)
西日本産業貿易コンベンション協会 ……76
■
日本たばこ産業(株) ……………………………76
市民センター環境に関する講座一覧表 ……86∼88
む 紫川フェスティバル実行委員会
■
〔(社)北九州青年会議所、
北九州市建設局水環境
課、
(株)井筒屋、
シャボン玉石けん(株)、
(公財)
タカ
「北九州エコライフステージ2012」
に参加した
個人・団体・企業のみなさん ………………90∼93
ミヤ・マリバー環境保護財団、
(有)寿通商、NORTH
NINE〕 ……………………………………………77
や 山田緑地 …………………………………………77
■
6.小倉北区・小倉南区
き 北九州の玄関クリーンアップ協議会
■
(事務局:小倉南区役所総務企画課企画係)……77
北九州ほたるの会、北九州市ほたる館 …………78
7.小倉北区・八幡西区
き 北九州市婦人会連絡協議会 ……………………78
■
8.小倉南区
き 北九州市環境局環境未来都市推進室 …………78
■
し 上下水道局 浄水部 井手浦浄水所 ………………79
■
ひ 平尾台自然観察センター ………………………79
■
9.八幡東区
き 北九州ESD協議会
■
(広報プロジェクト)…………79
北九州里山トラスト会議 …………………………80
北九州市教育委員会 ……………………………80
北九州市、北九州市衛生総連合会 ………………81
03
04
05
北 九 州 エコライフステージ 全 体 概 要
∼世界の環境首都を目指して∼
1.事業目的
■ 本ホームページアクセス数
①市民、
企業、行政の協働による環境首都づ
くりの実践(エコライフの提案)。
②市民団体、
企業等と市民の交流による環境
活動の拡大とネットワークの構築。
…64,915名
※平成21年9月以降の累計数。
平成25年3月末現在。
「北九州エコライフステージ」
は…
2002年 か ら ス タ ートし、
こ れ ま で 市 民・
NPO・企業・学校など地域のあらゆる人々が、
多
様な環境活動を実践してきました。
エコライフの
2.事業内容
広がりを目指し、環境に関する情報の交流や発
【開催期間】
平成24年4月1日∼平成25年3月31日
!シンボル事業
「エコライフステージ2012」
信を通じて、
エコライフの提案・発表を行ってい
ます。
内容:北九州エコライフステージのシンボル的
事業で、
毎年10月頃に開催する環境イベント。
日頃から積極的に環境活動に取り組む市民・
NPO・企業・学校・行政等が集結し、
日頃の取
組みやエコライフを提案・発表する場として
環境意識の醸成を図ります。会場では、環境に
配慮した会場運営によるブース出展やステー
ジイベント、
企画を実施します。
!地域テーマ別事業
(地域の環境活動支援事業)
内容:環境に配慮したテーマ・条件に基づき、
各地域が主体となって実施するイベントや活
動を支援します。
4.今後の展開(案)
(例)
ごみの持ち帰りの徹底、
チラシ・ポスター
インターネットを活用した環境情報共有・
の呼びかけ、
ごみの出ない会場設営の工夫な
交流のポータルサイトのさらなる情報発信力
ど。
の強化・拡大を図るため、
「エコライフネット」
!環境ポータルサイトの運営
と統合を進め、
リニューアルを図ります。
(インターネットを活用した情報発信・交流)
内容:市民・NPO・企業・行政等のさまざまな立
場の人々が、
地域の環境活動やイベントの情
報を共有・受発信・交流することができる環境
ポータルサイトを運営し、環境活動の環を広
げていきます。
3.成
リニューアルを通じて、
掲載情報の一層の
充実化を図るとともに、
地域の環境活動やイ
ベント情報の受発信力を高め、
団体間の交流
を促進します。
②地域イベントの環境化
イベントの開催は、
「環境未来都市」
の実現
果
■ 行事数
をはじめとして、
さまざまな分野の施策の普
……………………191行事
■ 企画・運営への参画者数
■ 一般市民の参加者数
及・啓発を図るほか、
地域の交流やにぎわい
…1,424,221名
の創出など、
さまざまな効果があります。
しか
……………4,195名
し一方で、電気・ガソリン等のエネルギーや
■ マスメディア出演
紙・木材等の資源の消費、
廃棄物の発生など
新聞:1回、
生活情報誌の掲載9回、
テレビ出演
環境への負荷をもたらす側面もあります。
1回、
ラジオ出演・CM22回、
インターネット・
06
①環境情報の発信力の強化
等の再生紙利用、来場者への公共交通利用
そのため、環境に配慮したイベントが北九
メールマガジン7件、同時開催イベントによる
州市内の地域でも広く普及するよう取り組ん
共同PR3件
でいきます。
■ 開催目的
「エコライフステージ2012」
は、日頃から積極的に環境活動に取り組む市民団体・NPO・企業・学校・行政等が
ブース出展やステージイベントを展開し、来場者に対してさまざまなエコライフを提案・発表する西日本最大級の
環境イベントです。
北九州エコライフステージの原点は、
2001年に開催された
「北九州博覧祭2001」
において、市民が行う
“身近
なことからできる環境活動”
を
「私たちのエコデザイン宣言」
として実施したところから始まり、翌年の2002年から
市民の環境活動の実践・交流の場としてスタートしました。11年目を迎え、
「あしたのための、話をしよう∼10年後
の日本をイメージして∼」
をテーマとし、
さまざまな環境問題について、来場者や出展者の会話や対話を促すこと
で、環境についての理解を深めました。
▲エコライフステージ2012
■ テーマ
「あしたのための、話をしよう∼10年後の日本をイメージして∼」
▲会場ゲート
■開催日時
10月13日
(土)
・14日(日) 11時−16時
▲エコライフステージ2012、
キックオフ!
■来場者数
10月13日(土) 69,000名
14日(日) 87,000名 合計
156,000名
■会場
北九州市役所周辺・勝山公園大芝生広場(小倉北
区)
ほか
■出展・参加団体
87団体
■主催
北九州エコライフステージ実行委員会
■各団体・スタッフ数
998名
07
・出展者からは、
ワークショップ作業等のため従来
■事業内容
(1)
語り、
学ぶワークショップゾーン
①「環境学習ワークショップゾーン」が登場
環境についての理解を深め合う今年のテーマに
沿って、
リバーウォーク北九州内にワークショップ
ゾーンを初めて設置。
出展者への企画募集の結果、9団体の申込みが
あり、
ワークショップを実施しました。
のブースでは場所が狭いので広くしてほしいとい
う要望があった。
⇒スペースの課題は検討が必要であるが、次
年度もワークショップゾーンを継続したい。
②エコスタイルcafeプロジェク
ト
´
「ミッション★エコポッシブル」の実施
北九州市立大学421lab. エコスタイルcafeプロ
´
ジェクト企画、
スタンプラリー
「ミッション★エコポッ
シブ ル」
を実施しました。13日には200組、14日に
は250組が参加し、
14日はミッションカード配布が
予定より1時間早く終わるなど好評でした。多くの親
子連れに参加していただき、
ワークショップ体験を通
じて、出展者と来場者が環境について語り、
学ぶきっ
かけづくりを行いました。
ラリー終了後、
エコ風船にメ
ッセージを書いていただき、最後に600個のエコ風
船を空へ飛ばしました。
▲お絵描きしながら、
エコを考えよう
▲親子連れの参加がいっぱい
▲地球にやさしい廃油せっけんづくり
<課題>
・初の試みということもあり、
呼び込みの体制整
備や事前周知が行き届いていない面もあったた
め、次年度以降、強化する
(看板等)。
⇒スタンプラリーの通過点・中継ポイントにして
はどうか?
・参加料の上限を設ける等など、
明確な出展ルー
ルを決める。
⇒ルール(案)
の作成。
08
▲エコバルーンリリース
(2)
東日本大震災の復興を支援
「東日本大震災の復興支援」が環境未来都市の取
■課題・今後の展開(案)
組みのひとつであることから、復興支援ブースを設置、
「エコライフステージ2012」
両日で、
マイ食 器45
北九州市による復興支援の取組みを発信するととも
個、
リユース食器約1700個の利用がありました。
ごみ
に、被災地の復興状況をお知らせしました。
ゼロに向けて、今後も以下の点に注意して
「マイ食器」
また、北九州市環境マスコットキャラクター
「ていた
ん」
タンブラーを、
「エコライフステージ2012」
会場内
持参を引き続き呼びかけてマイ食器の利用が広がる
よう取り組んでいきます。
で1個500円で販売し、
売上金はすべて東日本大震
災復興のために寄付しました。
■募金受付状況
受 付
募金額
1.
リユース食器デポジット金
(一部)
86,500円
2.
タンブラーのチャリティ販売売上金
90,000円
3.
企業協賛
(一部)
311,000円
4.
リビング北九州(環缶ランド北九州売上金)
合 計
13,000円
500,500円
▲親子で洗うマイ食器
⇒マイ食器の食器のサイズ、
材質などの詳細も広報
PR内容に盛り込む。
⇒エコライフステージでは環境に配慮した取組みとし
て、2パターンの提案をしていることをお知らせす
る。
①マイ食器
→
環境負荷を考えた洗浄剤を
使った洗い方の提案
▲復興支援ブースのチャリティ販売も大盛況
②リユース食器
→
水をあまり使わない洗浄方
法の提案
09
10
11
12
13
14
15
地域共生教育センター(421Lab.)
の募集により、北九州市立大学の学生12名(3年生1名、2年
生1名、1年生10名)が集まりました。そのうち昨年度より継続して活動に参加したのは1名。
「エコライフステージ2012」来場者のうち主に親子連れの市民のみなさんと、出展者の対話
をつなぐために、エコミッション型スタンプラリー「ミッション★エコポッシブル」を企画運
営しました。
■ 出展の目的、趣旨
エコスタイ ルcafeメンバー自身
(参加学生)
が問
´
題意識を持ちながら、
主体的に行動する。
また、
その
ことを通じて同世代の若者の環境意識を高めること
を目標にしています。
テーマ
「ミッション★エコポッシブル」
来場者のみなさんと出展者のみなさんの会話を
つなぐ、
「エコミッション」
スタンプラリー。
エコライフステージを知ろう!
1.
「エコライフステージ2012」
への初めての来場
▲エコスタイルcafe会場
´
者にエコライフステージのことをよく知ってもらう
きっかけとして、
スタンプラリーを提供します。
2.スタンプラリーに参加して、
楽しくエコを学ぼう
「エコライフステージ2012」
の会場内のミッショ
ンをクリアしながら、
楽しくエコを学んでもらいます。
また、
スタンプラリーに参加した感想や気づき
をエコ宣言として、
環境に配慮した素材を使った
エコ風船に書いてもらいます。
▲たくさんの方に参加していただきました
テーマ設定の経緯
メンバーが3チームに分かれ、
各案を提案し、
それ
を1つにまとめ今回の企画に決定した。
16
ね ら い
今年のテーマ
「あしたのための、話をしよう∼
10年後の日本をイメージして∼」
を、
エコミッショ
・人数が多いこともあり、各チームに分かれるこ
とでより活発な議論を引き出すようにしました。
ンラリーを通じて、
エコイベント内での来場者と出
・今年のテーマである、
「対話」
を軸とした企画を
各チームで考えました。
体の活動への理解を深めてもらいます。
また、
エコ
・最終的な各チームの発表の後に、各チームの
企画を活かした形で1つの企画にできないかを
模索し、今回のような企画に至りました。
のエコ宣言をすることで、
エコ活動の継続や実際
展者の会話のきっかけにしてもらい、環境や他団
風船にメッセージを記入してもらい、自分自身へ
の行動への取りかかりを促します。
17
「エコミッション」
.
スタンプラリー
NPO法人空き缶基金、
学生からの目線で考えた出展団体のブースをスタ
福岡県地球温暖化防止活動推進員 北九州・京築地域連絡会
ンプラリー形式で回り、
その出展団体が取り組むエコ
活動を参加者である市民のみなさんに紹介しながら、
Cコース (子供・親子連れ向け)
各エコミッションに取り組んでもらいました。
出展者名:
株式会社れもん、北九州市こどもエコクラブ、
北九州グリーンヘルパーの会
Dコース (幅広い年齢層向け)
出展者名:
NPO法人空き缶基金、
福岡県地球温暖化防止活動推進員 北九州・京築地域連絡会、
北九州市こどもエコクラブ
▲コースをオススメ中です!
当日の日程・配布について
土曜日(10月13日)
Aコース
105枚
Bコース
35枚
Cコース
40枚
Dコース
40枚
合計
220枚
16:00∼風船リリース
(メインステージにてエコメッセージの発表)
▲楽しんでもらえたかな?
日曜日(10月14日)
【各ミッション一覧】
Aコース
105枚
Aコース (幅広い年齢層向け)
Bコース
35枚
出展者名:
Cコース
40枚
花王カスタマーマーケティング株式会社、
Dコース
40枚
北九州市建築都市局都市交通政策課・九州工業大学、
合計
220枚
野菜ソムリエコミュニティ福岡・北九州支部
16:00∼風船リリース
Bコース (親子連れ向け)
出展者名:
シャボン玉石けん株式会社、
18
(メインステージにてエコメッセージの発表)
.
エコバルーン
エコミッションラリーに参加した感想をミッションの最
.
エコスタイルcafe
´のエコな取組み
①エコバルーン
後に環境に配慮したエコ風船に記入してもらって、学び
・エコミッションラリー、会場装飾のために使用。
の振り返りを行ってもらいました。集まった風船は両日
⇒エコバルーン「エコロヴィー」
は、風船リリース後太陽
とも北九州の空に飛ばしました。
光(紫外線)
によって生分解が始まり、
3か月で土に還
る素材を選ぶことで、環境への配慮を考慮したものに
しました。
(エコバルーンの説明はエコポリシー
〈エコスタイル
cafeメンバーが実践する環境配慮の方針〉
に記載し、
風
´
船リリースの際にも説明をしました)
②スタンプ
・エコミッションのスタンプに利用。
⇒サツマイモを使用した芋版で作るようにして、
使用
後も調理できるように配慮しました。
!回収結果
③ペン立て、
スタンプカード、飴の包装紙
両日合わせて600個。
・エコバルーンにメッセージを書くときに使用。
両日ともメインステージに集まったメッセージの中
⇒なるべく手作りにしました。出たご みに関しても、環
から数個選出してメッセージを読み、空に飛ば す バ
境に配慮して、
古紙回収に出すようにしました。
ルーンリリースイベントを行いました。
④会場装飾
・再 利 用しやすい 素 材 や 方 法を意 識して、備 品は
なるべく手作りのものになるよう心掛けました。
(看板、
ていたんボード、景品箱等)
19
.広報戦略
エコ勉強会②
・Facebookページ開設<9月13日より開始>。
日
時:7月11日
内容:ミーティング風景、取材風景、準備風景
場
所:北九州市立大学(北九州市小倉南区)
・ラジオ出演。
9:00∼10:30
参加人数:9名
・ポスターの作成。
・校内でのビラ配り<10月8日に200枚配布>。
・北九州市立大学玄関前にてコーナーを設置。
■スキルアップ勉強会∼活動にあたって∼
プロジェクト活動を始めるにあたって環境への理解
を深めるために、計2回のエコ勉強会を実施しました。
エコ勉強会①
日
時:6月17日
15:00∼17:00
場
所:環境ミュージアム
(北九州市八幡東区)
参加人数:5名
エコ勉強会に参加した感想 ∼テーマ設定に向けて∼
・エコ勉強会に参加して、
改めて北九州市の環境に対する意識の高さを感じました。
1960年代からの公害へ
の克服活動から始まり、環境未来都市へと、
環境への具体的な活動を学びました。公害克服活動も地域の
市民が率先して始まったのだから、現在の地域環境活動にも、私たち市民の学生が、
率先して取り組んでい
く必要があると感じました。
・私は北九州で育ったので、北九州の公害対策の歴史、環境問題への取組みなどについては、今までも学ぶ
機会がありました。
しかし、今回の講義では、北九州市ではスマートコミュニティー事業をはじめとして、様々
な未来に向けた環境政策に積極的に取り組んでいること、
これまで取り組んできた成果である技術や経験
を日本国内外へ発信し続けていることを新たに深く学べました。私もエコスタイルcafeプロジェク
トの企画
´
では、多くの人に環境問題について伝えていけるようにしたいです。
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■今回の成果
〈継続力〉
!参加者数
・大変なことでも、来場者の笑顔やイベント終了後
風船配布数(ミッション含む)
600個
の達成感などそれ以上に得られるものの方が大
ミッションカード配布数
440枚
きいと感じましたし、自分の将来に役立てられる貴
そのうち回収数(回収率)
308枚
(70%)
重な経験をさせてもらうことができました。
・メンバーと意見がぶつかりなかなか思うように進
総参加数
586名
(ミッションカード、
エコ風船集計結果による)
まなかったことがありました。
どちらも心が折れそ
うなくらい落ち込んだのですが、絶対にエコスタイ
ルcafeを続けると決めていたので逃げませんでし
´
!来場者の成果(エコ風船によるメッセージから抜粋)
・子どもとたのしくスタンプラリーでエコを学ぶこと
ができました。
・もっとエコについて勉強していきたいです。
・エコを続けて明るい青い空が続くようにしたいで
す。
・北九州市が環境首都としてもっとアピールしてい
ってほしいです。
た。
・このままで本当に成功するのだろうかと悩んだ日
もありましたが、
リーダーやメンバーに支えられ
て、
とても充実した日々を送ることができました。
・グループの中で意見が食い違った時に皆が納得
するように考えなおしたり、
その案に抜けやリスク
がないかなどを話し合ったりしたことは自分の成
長につながりました。
・クイズやスタンプラリーが楽しかったです。
・身近なことから始めていこうと思いました。
・10年後の北九州は市民が環境についてもっと関
心のある街になってほしいです。
〈つながりの輪〉
・エコスタイルcafeで仲間に出会えたことが大学生
´
活の大切な思い出となりました。
・実際にエコスタイルcafeに参加しなければ出会わ
´
!スタッフの成果
〈企画運営力〉
なかった仲間に出会うことができ、
それだけでは
なく企業の方とも接する機会をもてました。
・今回はグループで一つの企画を練り上げる過程
・企業の方やエコスタイルcafeの人とたく
さん接し
´
で、
なかなか自分の意見が採用されず落ち込むこ
て、会話の大切さや自分の意思を伝える大変さを
ともありましたが、
みんなで深く話し合い、最高の
学ぶことができました。
企画が作れたと思っています。
・企画を一から立ち上げて、社会人をはじめ様々な
方々が関わるイベントを成功させるための活動
・学生を指導してくださる主催者のみなさん、
ヒアリ
ングをさせていただいた企業の担当者様との出
会いがありました。
は、濃い経験になりました。
・企画・運営について学んだことは、思い通りにいか
!エコスタイルcafe
´全体の成果
なかったり、問題をうまく解決できなかったりと難
・エコミッションラリーを行うことで、各ブースを回り
しい所もあったことです。
しかし、
それらを克服し
ながら来場者のエコに対する意識を高めてもらう
て自分たちで考えた企画ができました。
ことができました。
・ただ会場を通りすぎるだけの親子にも、私たちか
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ら呼びかけ、
ミッションラリーに参加してもらうこと
ができたので、
より多くの人の参加に貢献できまし
た。
に知ってもらえたのではないかと思います。
・来場者と出展者のコミュニケーションの機会を増
やすことで、
お互いにとって新たなつながりが生ま
・ミッションラリーに参加することで協賛ブースの参
加者が増えました。
れたのではないかと思います。
・ミッションラリーで各ブースを回っていただき、参
・今回の企画は親子連れをターゲットにしたので、
加者と協賛企業を結び付けて、
そこから会話も生
環境問題を子どもでも楽しんで学ぶことができる
まれていたので、今年のテーマをうまく活用でき
ようなものだという意識にシフトさせる一助になり
たと思います。
ました。
・市民の方々に、
大学生がこのようにイベントを盛り
・エコについて話し、考え、人とつながる機会を提供
できたと思います。
・これからの将来を担っていく子どもたちを主に対
上げようとしている姿を見てもらえたことで、協力
しようと考えてもらえるきっかけになったのでは
ないかと思います。
象としたことで、漠然とでも、
エコのために自分た
ちが協力していかなければならないことを子ども
▲エコスタイルcafe2012メンバーです。
お疲れ様でした!
´
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