Comments
Description
Transcript
PDF形式、1.70MB - 北九州e-PORT
北九州市のDR拠点化の取り組みについて 平成19年3月19日 北九州市 産業学術振興局 新産業振興課長 秋成 宏治 北九州市の概要 東アジアのゲートウェイ ■ 北九州市の人口: 約100万人 ■ 総面積: 486.81km2 ■ 政令指定都市 ■ 太平洋ベルト地帯と環黄海 経済圏が重なる地域 上海 ■ 全国第4の大都市圏 福北大都市圏 北九州市 20世紀 日本の産業革命発祥の地「北九州」 1901年の官営製鐵所創業以来、日本の産業を牽引 素材をはじめ、自動車、IT、環境等の高度な産業集積 改革を牽引する北九州の主要プロジェクト ひびきコンテナターミナル 北九州エコタウン 学術研究都市 北九州空港 八幡地区総合開発 北九州e-PORT 東九州自動車道 北九州ディザスター・リカバリー(DR)拠点化構想(イメージ図) 日本のIT基盤を災害に強く、より安心なものへ 《全国的な背景》 ・地震、台風等の大規模災害やテロ、大事故などの経験から、業務継続性 を要求する社会的ニーズの高まり ・特に、業務継続に不可欠な情報システムやネットワークについては、セカ ンダリーサイトやバックアップサイトの地方展開も視野に入れたDR対策が 喫緊の課題 北九州市のサポート(案) ~企業のDR活動を 強力に支援するサポート体制~ 安全性 信頼性 継続性 の向上 《何故、北九州市がDR拠点?》 ・地震の少なさやネットワーク上の位置関係、e-PORT構想による良好なIT インフラなどから、他都市にないDR拠点としての優位性があり、高いポテン シャルを有している。 ① IT人材供給体制の強化 人材育成事業やITオープンラボの活用 等 ② 先進的で安心な危機管理体制 《北九州市におけるDR先進事例》 地域防災計画、危機管理推進事業 等 ・大手IT事業者が、東京に続く第2の拠点で、バックアップ機能を持つネット ワークオペレーションセンターを開設 ③ DRビジネスモデルの創出支援 産学が連携したプロジェクトや実証実験の支援 等 DR拠点構築の例 ディザスター・リカバリー拠点都市 北 九 州 市 ハイブリッド型DR拠点 北九州市 セカンダリーサイト バックアップサイト プライマリーサイト 高速回線網の整備 新たなe-PORTセンタ(iDC)の開設 等 プライマリーサイト (サイトの移転) 分散 地方 アナログとデジタル どちらにも対応するDR拠点 iDC ④ DRを支えるIT基盤の整備促進 首都圏(全国) 強力 ⑤ 進出企業への補助制度 にサ ポー ト 情報倉庫 連 ・e-PORT構想による良好なITインフラ(iDC、 ネットワーク)やIT関連企業の集積 ・地震災害の危険性が大変低い ・100万都市としての充実した基盤インフラ ・充実した理工系人材の供給 ・安価な地代、電力 推進母体:北九州DRフォーラム ・自治体、公的機関 ・DRソリューション提供事業者 ・IT事業者 等 首都圏に集中する 情報管理機能 地震保険料 等地図 等 DR関係団体・企業 携 《本市の優位性》 企業立地促進補助金 市内企業 首都圏企業 幹 事 会 DRユーザー、メーカー等 北九州市のDR拠点としてのポテンシャル 1 自然災害のリスク 2 IT基盤の充実(e-PORT構想) 3 アクセスの利便性 4 人 材 5 用地、電力、水等のユーティリティ 6 行政のバックアップ 自然災害のリスク 今後30年以内に震度6以上の地震 に見舞われる確率の分布図 ~地震調査研究推進本部~ 通信インフラの集積促進(H9~) KOREA SAT3 国内主要都市へ 韓国経由アジアへ 日韓IT光コリドープロジェクト 北九州学術・研究都市 福岡市経由 西九州軸へ Japan Gigabit Network 通信事業者 AIM 本庁 通信事業者 北九州地域情報ネットワーク 市内主要拠点へ ふくおかギガビット ハイウェイ 通信事業者 宮崎県経由アメリカへ 福岡市経由県南へ 筑豊地区へ 北九州e-PORT構想 北九州空港 2006年3月開港 z 24時間稼動可能な海上空港 空港連絡道路 ●新規航空会社「スターフライヤー」社の 拠点空港として早朝・深夜を含む羽田へ のシャトル便就航 全国から見た福岡県の理工系大学生数 ○ 福岡県の人口 ○ 福岡県の理工系大学定員数 ○ 福岡県の国立理工系大学定員数 全国第9位 全国第4位 全国第2位 人 私立 公立 国立 30,000 28,145 25,000 20,000 15,000 14,900 10,000 全国 順位 都道府県 1 東 京 1,257 2 大 阪 882 3 神奈川 879 4 愛 知 725 5 埼 玉 705 6 千 葉 606 7 北海道 563 8 兵 庫 559 9 福 岡 505 9,181 8,982 7,959 5,000 6,820 4,710 0 東京 国立理工系定 (1位) 員数全国順位 神奈川 1,985 (万人) 出典:平成17年国勢調査 10,975 855 総人口 2,876 2,635 大阪 福岡 愛知 (5位) (2位) (4位) 1,065 千葉 2,800 北海道 (3位) 出典:全国学校総覧(2006年都道府県別入学定員一覧) 全国から見た福岡県の工業科系高校生数 ○ 福岡県の人口 全国第9位 ○ 福岡県の工業科高卒者数 全国第4位 人 7,000 6,316 6,335 5,739 6,000 5,000 4,261 3,818 4,000 3,000 2,000 1,000 0 愛知 大阪 東京 福岡 兵庫 出典:平成17年度学校基本調査報告書(平成18年3月卒業見込) 八幡東田地区全体図 JR 枝光駅 八幡製鐵所 旧シームレス鋼管工場地区 洞海湾 都市高速 枝光ランプ ヒューマンメディア創造センター テレコムセンター e-PORTセンター SPACE WORLD JR スペースワールド駅 前田地区 (約15ha) 東田地区 (約120ha) JR 鹿児島本線 JR 八幡駅 国道3号 JR鹿児島本線、国道3号、都市高速道路等と直結 安全・安心・安価な地域電源:東田コジェネ LNGコジェネ発電所 構造改革特区制度による規制緩和を活用した 2005年2月供給開始 環境に優しく安全・安価な地域のエネルギー源 を八幡東田地区に供給(事業者:新日鉄) 北九州e-PORT拠点施設 (iDC、コールセンター他) 八幡東田地区 北九州市のサポート ~企業のDR活動を強力に支援するサポート体制~ ① IT人材供給体制の強化 人材育成事業やITオープンラボの活用 等 ② 先進的で安心な危機管理体制 地域防災計画、危機管理推進事業 等 ③ DRビジネスモデルの創出支援 産学が連携したプロジェクトや実証実験の支援 等 ④ DRを支えるIT基盤の整備促進 高速回線網の整備 新たなe-PORTセンタ(iDC)の開設 等 ⑤ 進出企業への補助制度 企業立地促進補助金 等 積極的な人材育成 平成18年度実績 ○高度IT人材育成 ・プロジェクトマネージャー養成研修 ・ITコンサルタント養成研修 ○オペレーター養成研修 ・オペレーター研修 ・スーパーバイザー研修 お問合せは 北九州市産業学術振興局新産業振興課 TEL :093-582-2905 E-mail:[email protected] ご清聴、ありがとうございました。