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小諸市事業仕分けでの主なコメントと市の検討結果

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小諸市事業仕分けでの主なコメントと市の検討結果
小諸市事業仕分けでの主なコメントと市の検討結果
※判定結果の( )内数字は仕分け人の数
番
号
6
事業名
生きがい対策事業
(高齢者祝い金支給事業)
不要
4 (3)
民間化
国・県・広域
で実施
1
市(要改善) 市(継続)
17 (2) 2
結果
要改善
(仕分け人)
・長寿を祝福するために金品を持っていく時代ではないのでは。常に敬う気持ちが市民にあれば良いのではないか。
・小諸市は近隣のコミュニティが残っており、安否確認は必要ない。そうするとこの事業は敬愛の意を誰がどう表すかだ。税
を使って役所が表す必要はない。ご本人の周囲がご本人にお祝いすれば充分ではないか。それができない方々に対する
事業を考えてはどうか。
・「お祝い金」を克服して「お祝い」ということを考えて欲しい。
不
要 (市民判定人)
・現金を渡す必要はないと思う。果たして現金をもらって嬉しいのは高齢者か?家族ではないか?長生きすることがいいこ
とか?家族が祝えばいいのでは?若者が就職難で苦しんでいる中、必要ではないと思う。
・お祝いの価値を押し付けることは難しい。難しいが再考すべきだ。逆説的に言えば、税金さえ払っていれば老人の方々に
お金を配ってお役に立てているということか。
・経済的には税金を納めている年代の方が大変で、事業対象年齢の方は経済的に恵まれていると思う。
・お祝いは金品で良いのか疑問。身内(家族、親族)で祝ってもらうのが一番嬉しいのではないかと感る。
国
・
県
・
広
域
(市民判定人)
・話は外れるが、最近問題になった年金受給者の実態を確認できているのか?生きがい対策が「お金」の対象になるのは
どうか?お祝いの方法論はもっと考えられると思う。逆に高齢化にある今、子どもをお祝いする方にお金(税金)は使って欲
しい。将来的に、もっと有効活用できないのか。市は人口に対して費用計算できているか疑問に思った。
(仕分け人)
・お祝い表現として何が良いかを検討する。
・高齢者に対して本当に良いことをして欲しい。お祝いを税でやっているので、別の手法を考えてもらいたい。
︵
市
︶
要
改
善
︵
市
︶
継
続
(市民判定人)
・高齢者の生きがいを考えると目的が良く分からない。これからもっと高齢者が増えていくと税負担がとても多くなると思う。
・金品必要なし。
・高齢者に対する敬愛の気持ちを持つという主旨は当然のことであるが、多くの意見にもあるとおり気持ちを表す手法は検
討する必要があると思う。
・県内での高齢者祝い金が他の市と比べて安い気がする。また、長年生きてきた人に対しての祝い物は、長年生きてきた
価値なので、お金や品では代えられない。
・お金が必要なのか。一番お祝いになる形は何か(他市町村の例を参考に今後も検討)。
・祝物の検討…。
・花も添えたら良いのではないか。
・お金ではないと思う。
・お金である必要はない。
・地域の中には老人会がない地域もあり、地域の中でお祝いできないのではないか。公平性には欠けると思うが金銭が良
いのか記念品が良いのか、減額して考えていただきたい。
・事業内容の見直し。
・事業そのものは良いと思う(安否確認の意味でも…)。市税投入の面から果たして現状で良いのか。記念品とか後で残る
もので検討しては。(本当にお金をもらって嬉しいのか?)今後のコスト面の調査必要。
・自己満足になっていないか?これから高齢者が増えていく中で、この金額は市民で賄っていけるのか?
(市民判定人)
・特別老人ホーム入居者を対象から除く。⇒本人のみならず家族等の協力があって長寿を祝うのが本来の姿ではないか。
よって現行、本人又は家族に渡すのは妥当と考える。
市の方針
規模を縮小して実施
1 お祝い方法について
現金支給以外の方法を検討したが、次の理由により現行通り現金支給とする。
・記念品等の品物とした場合は、個人の好みがあり喜ばれない場合がある。
・食品関係にした場合は、栄養制限や障害等により本人が食べられない場合がある。
具
・カタログギフトにした場合は、発注されない場合がある。
体
・園児の訪問や児童が作成した作文、物をプレゼントする方法等も検討したが、対象人数が多いために調整等で困難
的
が予想される。今後、88歳を廃止する等対象者を絞った場合には他のお祝い方法もあわせて検討していく。
改
善
2 対象年齢区分及びお祝い金額等について
内
今後ますます対象者が増加していくことから、県内19市の状況も参考に、次のとおり見直しを行う。また、見直しにより年
容
間約50万円の経費節減となるが、他の高齢者施策〈訪問歯科診療(新規事業)等〉に充当し福祉の充実を図ることとする。
・88歳・・・・・・・・・・・・・現行 祝金7,000円 ⇒ 5,000円に引き下げ
・100歳・・・・・・・・・・・・現行 祝金10,000円と賞状 ⇒ 現行どおり
・99歳、101歳以上・・・現行 祝金10,000円 ⇒ 廃止し、最高齢男女各1名のみ祝金10,000円と賞状
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