小諸市事業仕分けでの主なコメントと市の検討結果

小諸市事業仕分けでの主なコメントと市の検討結果
※判定結果の（ ）内数字は仕分け人の数
番
号
事業名
1 南城公園プール運営費
不要
3
民間化
3 (3)
国・県・広域
で実施
市（要改善） 市（継続）
14 (2) 4
結果
要改善
（市民判定人）
不 ・施設の老朽化もあるが、担当側も今後の修繕費等を把握していない。改善にあたり、しっかりとした具体的な客増加の考
要 えもないため、一度不要として考えなおした方が良いと思う。
・近くに民間プールがあるので。
（仕分け人）
・小諸市が50ｍプールを持つ理由が明らかでない（大会は１日、半数は特定団体が利用など）。50ｍプールがなければ、
学校に25ｍプールがあり利用可能である。流れるプールには食堂も売店もなくレジャー施設として利用者のニーズに応え
ていない。26年間で利用者ニーズ（アンケート等）も把握されていない。市の経営をやめ民間のノウハウを入れるべきだ。
・データが少なく判断が難しいが、民間化してレジャー拠点としての整備をすべきではないか。今後の施設整備方針を考え
民 る必要がある。
間 ・一部民間で実施することが可能だと考える。今後の維持にどれだけかかるのか試算が必要。
化
（市民判定人）
・市民にとっては意味のあるレジャー施設である。たった２か月の期間でも、学校プールとは役割が違う。立地は悪いがどう
にか残して活用すべき。
・プールだけに捉われず、公園も含めて休日に家族が集まって遊べる場所なので、民間に任せて利用した方が良い。
・年間通して使用できるようにし、レジャー化を検討。
（仕分け人）
・市民のニーズをきちんと捉え、このプールの趣旨・目的をはっきりとさせ、収益を生める施設として甦らせるような工夫が欲
しい。民間活用を積極的に検討すべきである。
・民間の運営に委ねる可能性を探る前提で要改善。
︵
市
︶
要
改
善
（市民判定人）
・目的が市民のレジャー・レクリエーション施設と書いてあるが、市民にとって使用する魅力がない。現状では利用する人が
少なくなる一方だと思う。再構築を考えるなら365日稼働を考えるべきだと思う。
・26年間続いている割には考えていないと思う。レジャー・レクリエーションが目的なのに。
・期間中、小中学生の使用状況が不明である。競技用プールの利用度が低い（大会１日）。利用者２人に１人の監視者は
多すぎる。（南城公園全体を見渡した時）目的がレジャー・レクリエーションであり、プールだけが目的ではない様に感じる。
施設の老朽化に伴う修繕費がかかる。そこまで必要とは思えない。
・具体的な入場者数の把握等の情報が少なく、判定するにあたって事業内容が分かりにくい。
・無駄なプール（スライダー、50ｍプール、滝のプール）など廃止して、年間を通した利用ができるように再構築して欲しい
（例：温水化した歩行専用プール等）。
・小学校プールのコスト等が調査がされていない。（勉強不足）
・土日は小中学校のプールが休みである。プールの管理を一括化できないか。
・プール担当者18人の仕事の役割分担内容と給料バリュー（時給800円が妥当か）を考えて欲しい。目的と市民のビジョン
が運営に加味されているか数字がないので良く分からない。今年の予算で見ると黒字か赤字か分からない。2010年予算内
での利益・赤字の全体内の％を現状数字で示して欲しい。民間を活用するにせよ、譲渡するにせよ具体的な数字や事業
拡大のメリットの仕組みがないと議論できない（アイデアが欲しい）。維持費や継続の話も良いが、有効活用案、提案がない
ことが残念。減価償却はどのくらい残っているのか。
・市民がもっとレジャーとして使えるようにして欲しい。
・お金をあまりかけない良い方法を考えてもらいたい。
・現状の料金では高い気がする。スライダーが現在閉鎖中と記述されているが、閉鎖のままであれば料金も下げられるので
は。
︵
（市民判定人）
市 ・総合レジャー施設としての見直し、スライダー等修理、集客性等要検討。予算ＵＰにて検討求む。安価多数圏入場可能に
整備してレジャー施設として年間稼働を考えるべき。施設管理は市でも良い。周辺施設（レストラン等）は民間でも良いと思
継 う。
続 ・夏場の一時期の施設であることは当然であり、年間を通しての施設として再構築は非現実的である。市民の憩いの場とし
て大切な施設であり、継続して利用できるよう長期的な運営管理（償却費、維持費）や設備、メンテナンス等を含め更なる
努力を望む。例えば利用時間などの利用者アンケートを実施して欲しい。他市等の施設の見学を。
︶
市の方針
改善して実施
１ 流水プール等について
レジャー性の高い流水プール等については、現状の運営を行うと共に、「プール祭り」等イベントを開催しより市民に親し
具
まれる夏の憩いの場として充実をはかっていく。
体
的
２ ５０ｍプールについて
改
競泳用の５０ｍプールについては、漏水対策・ろ過機をはじめとする設備機器の更新等の時期になっているが、現在の事
善
業経費の範囲内で運営できる限り継続使用をしていく。
内
容
３ 大規模改修について
５０ｍプールの大規模改修が必要となった場合には、廃止を含め検討する。