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③ 職員の感想
5 資 料 ③ 職員の感想 (3) 浅野小 職員より 平成22年 ・1回目2月の感想から ・ アメリカ人のキャンプ好き、イギリス人のペット好き、これは私の長い間の間違った認識でした。キャ ンプは不便な生活体験をすることで、アメリカの開拓当時のフロンティア精神を忘れな いようにすることだそうです。また、イギリス人のペットは、ある一定年齢になった子 どもに、小動物の世話をさせ、命の大切さを教えることだそうです。私は、「親子読書 の日」の「ノーテレビ・ノーゲーム」には、読書に向かわせるために付帯したものかも しれませんが、そのこと自体が深い目的を帯びているように思えてなりません。我が家 では、私自身はテレビが夜7時のニュースぐらいで、読書は定期購読の仕事関係と趣味 の本を読んでいます。そして、早寝・早起きの習慣を守っています。しかし、家族全員が同じではありませ ん。テレビっ子で育った妻は、読書以上に「ノーテレビ」が大変のようで、仕方なく広告用紙を細工したり して時間をつぶしています。このような我が家の現在の状況を見るにつけ、人によって取り組みへの困難度 が様々ではないかと推測します。テレビ・テレビゲームを否定されることへの苦痛は、それへの依存度を表 します。ところが、テレビとテレビゲームは、子どもの活字離れの原因かもしれませんが、同等に否定され るものでない要素を含んでいるようです。つまり、娯楽の道具としては、テレビはそれだけでないからです。 必要な情報を取り入れる手段としては、新聞より勝るもので、それを必要としている生活があるのも事実で す。問題は、娯楽だけの目的であっても、それに依存することなく、上手にテレビと付き合うことではない かと考えます。また、テレビゲームについても同じで、バーチャルの世界に入り込むことについても、神戸 須磨事件以来その恐ろしさに警鐘が鳴らされてきたところです。このように考察していくと、子どもの活字 離れの対策で始まり、それを最終目標にした「親子読書の日」の取り組みは、さまざまな教育的要素・価値 を持ち合わせています。推進期間が過ぎていく中で、それぞれの教育的価値を洗い出し、それぞれの手立て を考えておくことが大切かと考えています。 ・ 1年生の子どもたちは水曜日をとても楽しみにしています。水曜日 は学校にいる間に「今日は○○ちゃんちにみんな行こう。」「うん、絶 対に来てぇよ。」と打合せをして、みんなで遊んでいるようです。意識 づけとしては、連絡ノートに火曜日と水曜日に赤字で、ノーテレビのこ とを書くようにしました。ただ、夕食後から就寝までの時間をもてあま している子もいるようですし、お家の人からも「ネタがつきてきて‥‥」と言う声も聞かれますので、子ど もたちが、テレビやゲーム頼らずに自分の時間を有効に楽しく過ごせるように、ヒントや支援が必要だと思 います。 ・ 月に一回程度、宿題なしの日をつくりたいと思っていた所に週一回ではあるけれど、ノー宿題デーがあ るのは良かったです。それが、ノーテレビ・ノーゲームと読書のすすめがセットになっているのは、継続推 進する意義は大きいと思う。家族の団らんのもち方や、充実した時間のもち方の情報提供や、他の方の取り 組みの紹介などが必要であろう。とくに、子どもと家族とのコミュニーケーション(対話)を深めるチャンス として広めていけたらと考えます。この機会にいろいろな趣味を持つ子ができたら良いなあと思う。 ・ やはり“ノーテレビ”については守りにくいようです。特に兄姉がいる子が8人いるので、そこが難し いようです。せめて、中学校で、同じ足並みになれば‥‥とも思いますが、本人の心がけ次第ですね。保護 者の中にも「守らなければ‥‥」という意識がうすいような気がします。それぞれ思いの理由はわかるとこ ろもあるけれど、やはりスタートは一斉に(曜日も決めて)取り組まないと定着しにくいと思います。「読書 -1- をするようになった。」「親子の会話が増えた。」などの意見が多いのはすばらしい。 ・ 専科で関わる2年生の国語の時間に読書指導(本の紹介、読み聞かせ、借りに行くなど)もしてきました が、読書量はやや尐なめ、家庭での読書習慣が身についていません。「1年のときはよく本を借りていたの に」という保護者の声もありました。家で読み聞かせをしてもらう子は4人中1人。親子読書活動という名 のもとに読書活動に何か全校で楽しく取り組める雰囲気にもっていきたいと思っています。ノーテレビ等、 担任の先生方の声かけ、家庭の取り組み等で、努力できていると感じます。テレビがないと暇だと言ってし まう子たちについても、いて当たり前かなと思います。こういった子たちが尐しでも変化していけるよう、 何か考えていかなければならないと思っています。 ・ 始めた当初は、子どもたちも、家庭も親子読書の意図することがのみこめなく、ただ「テレビがみれな くなる」「ゲームができなくなる」そのことだけに焦点がいってしまい、子どもを通して不満の声がありま した。しかし、回を重ねるごとに、本来持つべき家庭での過ごし方が理解でき、徐々にではあるが、毎週水 曜日が、貴重な家庭の日となっている家庭が多くなっていることを実感するようになりました。ゲームに依 存する子が多く、ゲーム中心の生活になっている現状が4年生にあったが、子どもたち全員に呼びかけ、み んなで読書の日に取り組むことをみんなで確認したこが成果となっています。 ・ わが子も、水曜日のノーTVの活動やっております。浅野小での初日に安易にわが家で言ったのをきっ かけに毎週子どもたちから要求されるようになり、今のところ、子どもの前だけでノーTV・ノーゲームを しています。子どもたちは楽しみにしており、親とのふれあいを楽しみにしているようです。「今日は何す る?」と言い、トランプやカルタ、おえかき、そして読みきかせも尐し‥‥。いろいろなことをしよう~と 誘ってくれるので、親子ふれあいデーのような感じになっています。まだまだ読書活動は浸透していません。 これからの課題は、私が読書する姿勢を見せ、隣で子どもたちも読書するような時間になればいいのですが ‥‥ 親の姿勢が必要ですね。 ・ テレビ・ゲームのなかった時代に生まれました。幼き頃、毎日のように祖父母・父母に又、近所の年上 のお兄・姉さんに、遊ぶ時、お風呂の時、寝間に入る時、いろんな昔話又民話そして童謡を歌ってもらい、 すく々伸び々大きくなった思いでいっぱいです。ラジオが初めて我が家に来た時、高い所に設置してあり、 音声もきれいでなかった為、父にだっこしてもらい聴いた記憶が今も残ってます。懐かしい思い出です。一 つの物を皆が楽しむ時代でした。この型を親子読書の原型かなとふと思ったりしています。これからも活動 が家族で共鳴でき、そして代々引き続けて行って欲しいと思います。(思い出話のようになってしまいまし た。浅野小で実感でき、又、機会があれば父母に子ども・孫に話せる一時にたっぷり漬かってます。ありが とうございました。) ・ 毎週水曜日は親子読書活動・ノーテレビデー・ノーゲームデーとして、私の中でも「水曜日はいつもと 違う日」という意識がでてきました。私の家では、私の部屋は2階にあり、両親は1階の部屋にいてテレビ を見ていますので、1階の部屋に用事のあるときは、テレビを消してもらっています。「テレビ消して、消 して!」「はい、はい」といった様子で、笑いがおきることもあり、楽し く実施させていただいています。いまの子どもたちには、日常にテレビや ゲームが当たり前にあるために、それ以外の選択を見つけにくいのかもし れないと思います。週に1回、テレビやゲームの時間を他に使うことで、 読書の楽しみを見つけたり、親子の会話の時間がとれたりと様々な良い過ごし方を知り、その良さが分かる ことで多くのことを学べると思います。今後も私自身、取り組みを続けていき、その良さをさらに見つけ、 子どもたちに投げかけていきたいと思います。 2回目6月の感想から ⇨ 「読書のすすめ」 自称 論語読みの論語知らず 「子曰、學而不思則罔、思而不學則殆」 -2- (子の曰わく、学んで思わざれば則ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆(あや)うし。) 解説 先生がいわれた、「学んでも考えなければ[ものごとは]はっきりしない。考えても学ばなければ[独 断に陥って]危険である。」 本に親しむことでたくさんのことを学びます。ただ、私の場合は、本を読むと言っても、必要に迫られて 読む時がほとんどです。つまり、仕事上のことがほとんどで、余暇を楽しむ目的ではないだけに、決して楽 しいものではありません。趣味に関係する本を読むこともありますが、いずれにしても、先に書きました「論 語」の一節が頭の片隅にあります。読んで知り得たことが、本当にそうなのか。自分で考え、実際に試して みることの大切さを説いています。また反対に、自分で考え思いを巡らせているだけでは、誤った考えに陥 ってしまう危険性も説いています。つまり、学びを読書と置き換えてみれば、読書をすることと実生活とは 表裏一体のものかもしれません。そう考えれば、こころ豊かな生活は、豊かな読書週間からとも見ることが できないでしょうか。読書と実生活とのバランスをとり、充実した生活を送りたいものです。 ⇨ 全体的に取り組みが定着してきて、水曜日にはテレビを見ないということが自然なことになってきてい ると思う。そして、テレビを一日見ないということが、取り組む前に心配していたほど、大変なことではな いということもよくわかった。子どもたちは、水曜日を楽しみにしていて、友だちと遊びの計画を立てて、 約束している様子が見られたり、野球やスイミングなどに行って、充実した時間を過ごしたりしている。た だ、宿題としている読書については、どれくらいの時間読んでいるのか、親子読書をしているのか、実態が よくわからないので、学級懇談会や期末個別懇談会などで、確認してみたいと思っている。 ⇨ わが家では、今年から中学生の子が、中学校もノーテレビだからということで、いつもウッカリしてい るとチェックされます。母親は、大の読書好きで、水曜日は、ずっと読書していいの?とか、毎日読書して もいいの?と大喜びなので、危険な状態です。私の妻はどちらかというと、本を読まないようにと言わない と、家事が進みません。本を読むことも大切です。他のいろんな仕事にも追われることも多く、実体験プラ ス、知識や気持ちの安定剤として、両立していっている毎日です。 ⇨ 兄や姉がいる子は、入学当初から“ノーテレビ、ノーゲーム”が定着していました。長子である二人も、 最近ようやく親の意識が定着してきたようです。(おじいちゃん、おばあちゃんの協力が必要ということで、 やや難しいこともあるようです。) 読書については自分ではまだ読めない1年生なので、読みきかせをして もらわないといけないのですが、それがなかなかできなかったです。通信やおたよりノートで協力をお願い して、先日やっと100%になりました。子どもたちは、親とトランプやカルタをしていることで、ノーテ レビも苦になっていないようです。宿題は「出してほしい」という子がほとんどです。 ⇨ 子供たちの間では定着してきています。クラスの中で「できなかった」子が「あと2人できなかった人 がいる」などのプレッシャーをうけ、がんばれるようになってきつつあります。みんなやるという形は大き な力だと感じています。家庭の事情、考え方もあり、投げかけ方が難しい。PTA としての動き??ただ、 あまりがんばりすぎないスタイルがしんどくなくてよいようにも感じています。 ⇨ 大部分の子どもたちが、大人たちから言われなくても、水曜日は「親子読書の日」として読書活動にと りくめているように思います。ただ読書活動以外にも目的をもって主体的に取り組む活動を見つけていって くれればなと思っています。そうなると一層の家庭との連携を強くする必要が有ると思います。 ⇨ 最近、中学年の図書にすっぽりはまってます。私の小学3年生の時、人格を 180°変える“K先生”に 巡り逢えました。それまでの私は、消極的で、何ひとつ自分を見い出せない女の子でした。“K先生”は将 来の私を思って下さり、いろんな話を読書を交えて時間のたつのも気にされず、何日も何日も話をして下さ いました。今思いおこせば、その時は本の中に入っている私がいました。小学校に近い私は、とても幸せで した。本の持っている力の偉大さを今の年代になってしみじみ感じる今日。読書ってすばらしい。すごい。 すてき! ⇨ 先日、子どもたちに「今日は何日ですか?」と尋ねたところ、「水曜日!!!」と言われました。私は日に -3- ちを答えてほしかったのですが、子どもたちのなかでは「水曜日を意識する」ということが当たり前になっ てきているのだなと感じました。それと「水曜日は友だちと遊べるから楽しい」という声をよく聞きます。 その反面、水曜日以外の日は、あまり友だちと遊んでいないのかな?と感じます。地域の特徴もあり、仕方 がないのかもしれませんが、水曜日でなくても4時下校なのだから、帰ってからも遊ぶ時間はあるのではな いかと思います。遊びの中から得るものはたくさんあると思うので、水曜以外の日も、遊んでほしいなと思 います。 3回目12月の感想から ~継続から習慣へ~ 本年の3月に、県教育委員会より各学校に「学力向上実践事 例集」が配布されました。基礎的・基本的な知識・技能の習得、それらを活用して課題解 決を図る学習、さらに自分の興味・関心から課題を見つけ探求していく力の育成 が重要視され、各校で成果を上げた特色ある実践が収録されています。中には、 本校の取組と関連してくる「学習意欲を高めること学習習慣の確立」の実践例が いくつか掲載されています。 私は、その実践の一つ一つを読み、本校の取組の意義深さをしみじみと感じた次第です。「継続すること」 が子どもたちの学力形成に与える影響は、大きなものがあります。読書することが苦手だった子どもでも、 継続した取組で本を読むことが好きになった。ゲームを一日しなくても辛抱できる。テレビを見るかわり、 時間を有効に使えるようになった。宿題以外の学習ができるようになった。こんなことが一つでも生まれる とそれが続けた成果ではないかと思います。子どもたち一人一人が「進歩した自分」を実感してほしいと思 います。 「習慣は第二の天性」と言われます。続けることは、良い習慣をつくります。そう考えると、水曜日だけ が特別の日ではなくなります。この取組の本当の成果は、土曜日や日曜日や水曜日以外の日の過ごし方に表 れてくるのではないでしょうか。ぜひ、ご家庭でも取組の力点(努力するところ)と支点(家庭などの支え)、 そして作用点(成果が現れるところ)を見定めていただき、「良い習慣」づくりにお役立ていただければと 思います。 我が娘も中学生で、水曜はノーテレビに取り組んでおり、水曜はノーテレビが守られています。水曜以 外もわが家はできるだけテレビは見たいときだけにしています。読書も、一番しないのは私ぐらいです。新 聞や、あちこちから送られてくる通信を読むぐらいです。 兄姉のいる子は最初からすんなりと取り組めていたことを思うと去年からの取組の成果だと思います。 長子である二人は、本人たちより家族(特に祖父母や弟妹)の協力を得るのが大変だったようです。最近に なって定着してきたようで、それぞれ、水曜日のすごし方を考えておられるようです。二人も、初めは「お じいちゃんが見てたから一緒に見た」といったりしていましたが、今では「消して」と言えるようになって きたようです。 私自身は家族(特に夫)の協力が全く得られず、テレビはついています。“チャンネル権”はないですが、 阪神戦はバッチリみました。(スイマセン) 保護者の声にもありましたが、目的があいまいになっていて、どこへ向かうの か迷っています。「親子読書」はほぼできていないのでは‥‥。我が家では親子読 書が一番簡単、親が子どもの本読んでみると、共通の話題ができたりします。学級 .... でも尐しだけ(通信で)はたらきかけをしましたが‥‥。「自分で考える」ことは 大事ですが、「何について考える」かがわからないので考えられていない。また、 考える方向がバラバラで、一つの活動として盛り上がらない気がします。それでも 子どもたちはよくがんばり、家庭の協力もあり、水曜日のノーテレビがあたりまえ になってきているのがうれしいです。 -4- 毎週水曜日の取組は、子どもたちだけではなく周りの大人たちにも浸透してきたと思います。私も、水 曜日に関係なく、読書をするようになり、習慣づいてきました。読書をすることにより、知識も増え、思考 力がついてきます。それにプラス要素として集中力がつき、精神が落ち着いてくるように感じます。読書を した日は心地よい充実感があふれ、精神的にも落ち着き、一日の生活を過ごせることが多いからです。子ど もたちの読書量が増え、テレビやゲームの回数が減ってきているのも周りの大人たちの意識も変わってきた 証拠ではないでしょうか。とても意義のある取組なでこれからも続けていきたいです。 最近、全校朝会で「朝 自分で起きた人?」と校長先生が聞かれるとほぼ全員ができていることや、こ の親子読書の活動が一年になるということで、ノーテレビデーができなかった人が0人なったり、あと一人 でパーフェクトになるということであったりと、ずっと同じ指導を続けていくということがこれだけの効果 を表すのだと、目に見えて実感させていただいています。テレビを何時間も見たり、ゲームをしすぎたりす ると、やはり目に悪いですので、宿題もないですし、たくさん外で遊んでほしいです。また、読書をして、 色々な世界や人物にたくさん出会ってほしいと思います。私自身は最近ノーテレビがしんどいですが、子ど もたちもがんばっていますので負けないようにしたいと思います。 浅野小学校へ来て、新鮮に感じた親子読書の取組ですが、今ははや、私の生活の中のあたり前となって きています。水曜日は娘たちと夜、小学校の体育館で卓球の練習をしていますので、長時間、読書をする時 間はつくれないのですが、帰った時、娘の部屋で短時間でも、読書をしようなと時間を持つようにしていま す。先日は娘が自分の気に入った本を小学校の先生におかししたら、お手紙を書いてもらったんだと喜んで いました。忙しい日々の中、親子で同じことをして過ごすひとときもなかなか持てずに過ぎていく毎日です。 このような時間を持つ習慣、大切にしていければと思います。 毎週のことなので、初めの頃のように、特別な日という感じはなくなってきて、あたり前の一日になり つつあります。週に一日、宿題がないというのも、子どもにとっても、担任にとっても、息抜きというか、 メリハリができるというか、よいリズムになっていると思います。今後、子どもたちの読書活動の充実をは かるための支援や、家庭で自主的に取り組むことができる学習方法のアドバイスなどに取り組んでいく必要 があると思います。 4回目平成23年3月の感想から 活動としては、すっかり定着していると思います。水曜日には本を借りて帰るように声をかけ、木曜 日にあしあとカードで、1週間に読んだ本をチェックするということで、曜日のめりはりができていると 思います。自主学習については、声かけだけに終わってしまい、具体的な指導ができなかったことが個人 的な反省です。 兄姉のいる子は、すでに昨年度から取り組みを始めていましたし、長子の二人も家庭の協力によって、 定着してきたように思います。火曜日の帰り際の連絡のときには、「あした水曜日やから、朝、テレビをみ たらあかん」と子どもたち自身が言うようになりました。“水曜日はテレビの音がしない”というのが当た り前になりつつあるように感じています。 3週間連続パーフェクトということで、子どもたちもがんばっているなあと感じています。これから 先、さらに読書をする楽しみや親子の絆が深まればいいなと思います。今、高校生では、24時間、自分 の手元や側に携帯電話がないと落ち着かないという生徒が多数いるそう で す。小学生には尐し早いので、中学や高校で実施されるときには「ノ ー携帯デー」というのも良いのではないかと思います。これから先も 親子読書の日の実践で子どもたちがどうなっていくのか(このまま記 録がつづいていくのかなど)楽しみです。 毎週水曜日は、○○小の子どもたちと卓球をする日になっており、娘と家に帰ると 9:00~10:00 前に なってしまうため、肩を並べて読書をすることができぬまま、この3学期も時が過ぎ去ってしまいました。 しかし、その行き帰りの車の中で、娘の学校のことや友達のことを聞きながら、お互いの生活をする中で、 -5- 娘が今、手にしている本のことや、私が今までに出会った本のこと、そして読書への思い等を語ることが多 かったです。たまに出かける買い物の時も本に興味を持ってくれる娘の姿をほのぼのと眺めさせていただい ている今日このごろです。私は日々宗教関連の本に明け暮れる毎日ですが、たまにはほっと小説でも読む時 間を持ちたいなと思っているところです。 -6-