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平成23年度第1回議事録(PDF:238KB)
平成 23 年度 第1回 御殿場市地域公共交通協議会 議事概要 <日 時> 平成 23 年5月 12 日(木)午前 10 時~11 時 50 分 <会 場> 御殿場市役所3階第3会議室 <出席者> 協議会委員 14 名(欠席2名)、委員随行者1名、 事務局(御殿場市企画課2名) 1.開会(事務局長(御殿場市企画課長) ) 2.挨拶(御殿場市長) ・効率のよい交通網を検討していただきたい。また、実際に利用してもらうための努力や PRも重要である。 ・検討にあたっては、みんなで意見を出し合っていくことが大切である。 ・樹空の森がオープンしたが、バス利用による来場はまだ少ない。マイカーが圧倒的。 今後のPRが必要だと思う。 ・アウトレットにしても時之栖にしても、駅から送迎バスを利用して来場する人は意外と 多い。鉄道利用もそうだが、鶏が先か卵が先かという議論になる。取組をしなければバ ス等の利用は増えていかない。利用者が少ないからといって全てやめてしまっては、ま すます不便になり、更に利用が減って経営が悪化するという悪循環に陥る。 3.委員自己紹介(以下、自己紹介時の主な発言内容) 静岡県交通政策課 小林 ・以前、御殿場健康福祉センターに勤務していたことがあり、御殿場市の地理はある程度 理解している。できるかぎり協力をさせていただきたい。 御殿場警察署交通課長 ・道路交通法所管の観点から御協力をさせていただくこととなると思う。 観光協会事務局長 ・観光振興にあたって交通網の整備は必要なことだと考える。 ・県観光協会主催事業が5月 17 日にあり、東京で報道 40 社集めて各市町をPRする。 当市からも富士娘をはじめとして参加し、御殿場を積極的にPRしてきたい。 商工会事務局長 ・高齢化への対応と商業振興策との連携の問題がある。商店街へ人を運んでいただく施策 を検討したい。 校長会(東小学校長) ・小学校では生活科の授業や社会科見学でバスや鉄道について学習し、実際に乗車するこ とも行っている。教育的な意味においても公共交通は大切だと考えている。 婦人会連絡協議会代表 ・住まいは印野です。樹空の森がオープンしてバス路線もできているということで、今後 いろいろと参考とさせていただきたい。 老人クラブ連合会会長 ・老人は交通事故に遭うことが多く、バスに乗ることも多い。お世話になることが多いと 思うが、よろしくお願いしたい。 区長会代表 ・公共交通の問題は地域住民と関係が深く、昨年富士岡地区の区長会でも協議された。 県タクシー協会御殿場支部長 ・タクシーも公共交通であるが、少人数の輸送のため今一つ認識されていない。 ・樹空の森にタクシー乗降場も設置していただきたい。 箱根登山バス小田原営業所長 ・箱根と御殿場プレミアムアウトレットを結ぶ「施設めぐりバス」を走らせている。 富士急行御殿場営業所長 ・昨年の 14 路線退出申出に係る協議にあたっては、地域の皆さんに大変ご協力いただき、 何とか路線再編することができた。 ・冒頭、市長もおっしゃっていたとおり、ただバスを走らせるだけではダメで、乗っても らうための努力もしなくてはいけないと考えている。 御殿場市長 ・当然、通勤・通学・買い物等の市民の生活交通の確保が第一で基本にあって、観光客の 交通を考えるのは、その上に追加する部分だと思うが、観光ハブ都市を目指しているの でそうした検討も必要。 ・コミュニティバス、循環バスの実施にあたっては、イメージだけで走らせるのではなく、 本当に必要か、利用される路線となっているか充分に検討したり、試行したりすること が必要だと思う。 ・樹空の森をある程度、各方面への交通の起点にしていきたい。樹空の森に来て富士登山 に行く、白糸の滝に行ってみる、キリンディスティラリーの工場見学をするといった利 用の仕方がされていくようにしなければならないと思う。富士登山については、今では どの登山口から登ってどこに降りてもシャトルバスで行き来できるようになってきてい る。箱根登山バスさんもいらっしゃるので、樹空の森と箱根方面との行き来も考えたい し、富士五湖方面では富士吉田のレーダードーム館を兄弟施設として連携していきたい。 ・御殿場線との関係があるので、JRとの連携・協力も必要ではないか。沿線市町も毎年 要望活動を行っているが、JRに対しては、地域の側も努力しているという姿を見せて いくことが大事である。 ・樹空の森にはタクシー乗降場も整備されることになると思う。 4.報告事項 (1)協議会の目的及び組織について (2)平成 22 年度事業報告について ・路線再編された主なバス路線の利用状況等 ⇒別紙資料に基づき、事務局にて説明。特に質疑無し。 5.協議事項 (1)平成 23 年度役員の選出について ⇒事務局一任という声が挙がったため、事務局案として、本組織の設置を主導した立場 である御殿場市からの選出委員を会長に、生活交通という地域に密着した協議内容が 主な検討内容となるため区長会選出委員を副会長に選出いただきたい旨説明。 ⇒異議なしとして承認された。 (新役員あいさつ) 会長 ・市民と一緒に作っていくまちづくりを実現するのが使命だと考えている。こうした場で 活発に意見が出ることが大切。御協力をお願いしたい。 副会長 ・昨年から引き続き委員を務めていることも選出の一因ではと思う。地域に大いに関係し ている内容であるので、協力させていただきたい。 (2)協議会財務規程(案)及び事務局規程(案)について (事務局より、本年度、国庫補助金を受ける予定があるので、財務規程及び事務局規程を 備えておく必要がある旨説明) 副会長 ・予算が発生するのであれば、会計監査を受ける必要があるのではないか。その点と監事 の選任について、財務規程にうたっておかなくてよいか。 事務局 ・詳細な説明を省いてしまったが、規約の方に規定がある。監事についても本日選出して いただけばよかったかもしれない。 会長 ・会計監査と監事については規定があるということでよろしいでしょうか。 副会長 ・了解した。 (3)平成 23 年度事業計画(案)及び会計予算(案)について 静岡運輸支局首席運輸企画専門監 ・調査及び計画策定にあたって、本年度の協議会の開催予定が4回というのは妥当だと思 う。コンサルは作業慣れしているが、他市町と全く同じような計画は避けていただきた い。御殿場市の特色ある、また実情に即した計画としていただきたい。各委員からの積 極的な意見・情報提供が必要ではないか。 静岡県交通政策課 ・事業者単独継続困難路線の申出時期が 10 月とされているが、本年度から9月に変更とな った。 事務局 ・事業計画案を修正させていただきます。 (4)地域公共交通調査事業の実施について 富士急行御殿場営業所長 ・調査事業の中で実証運行を予定しているか。 事務局 ・今のところ考えていないが、補助対象にならないのではないか。今年度の調査で具体的 なルートや運行方法の検討までできればよいのではないか。 静岡運輸支局首席運輸企画専門監 ・短期間の実証運行は補助対象となるはず。 ・調査事業への予算は、地域公共交通維持確保改善事業の予算総額 305 億円中5億円程度 ではないかと思われる。 商工会事務局長 ・コンサルの業者決定及び契約内容については、次回協議会で決定するのか。そうでなけ れば、事務局一任とさせていただくことについて、各委員の了解をもらっておいた方が よいのではないか。 会長 ・作業的に再度協議会を開く時間的な余裕があるか。 事務局 ・国への申請時期が迫っており時間的余裕はない。当初、5月上旬から1週間程度しか申 請期間が無いであろうとの連絡があったので、既に準備を進めている部分もある。 会長 ・それでは事務局一任ということでよろしいでしょうか。今後、調査の進め方や細かい内 容については皆さんの意見を伺いながらやっていきますが。 各委員 ・異議無し。 (5)その他 会長 ・それでは、せっかくの機会ですので、公共交通の問題に関して自由に御意見をいただけ ればと思います。 校長会代表 ・バスやタクシーの色・デザインはワンパターンに感じられるが、もっと目立つものとし たらどうか。行き先や、観光/福祉といった目的別に分かりやすく変えてもよいかもし れない。例えば樹空の森行きのバスであれば、側面の絵を見てすぐに行先が分かるとい うように、文字表示ではなくて、絵・デザインで分かるようにしたらよい。子供達もそ うだが、バス等の側面の絵がきれいであれば「乗ってみたいな」と感じるのではないか。 みんなに見てもらい気づいてもらい利用してもらう工夫が大切ではないか。 富士急行御殿場営業所長 ・よく皆さんから、どこ行きのバスか分かりづらいという御指摘を受ける。ラッピングバ ス等の工夫はしていかなければいけないと感じている。 会長 ・観光ハブ都市づくりの件もあるが、観光協会事務局長さんは何かお考えありますか。 観光協会事務局長 ・個々の事業者では努力していろいろやっている。今回の樹空の森行きもそうだし、アウ トレット・時之栖の送迎バス、御殿場総合サービスの秩父宮記念公園行きバスもある。 ただ、それらが観光客のための情報として集約されていない。それを提供するのが観光 協会の役目かもしれないが。各観光名所や施設に行くための乗り継ぎの方法等について も紹介できればよいと思う。 老人クラブ連合会会長 ・毎月評議員会に 60 名くらい役員が集まる。バス等の問題については、各々こうしてほし いとか乗る乗らないといった話がある。評議員会の場に事務局が来て今日のような話を 説明してもらえないか。 ・JR御殿場線で地元沼田にもブルーベリー狩りのため、沼津方面(の老人クラブ?)か ら大勢やってくるが、駅から農道沿いへのバスが無い。一昨年は 1,300 人、昨年は 1,700 ~1,800 人も訪れてくれたのだが。 会長 ・事務局で老人クラブの会合の場に説明に行くことは可能なので、会議の日程・場所につ いて御連絡されたい。 (6)閉 会(事務局長)