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一関・平泉地域エジプト・ルクソール友好協会通信
一関・平泉地域エジプト・ルクソール友好協会 ・当協会は、一関・平泉地域とエジプト・ルクソールとの友好交流の促進をめざして、 平成 21 年 12 月 13 日に設立されました。 ・会報第3号が完成しましたので、お届けいたします。 ・ホームページもぜひ御覧ください。 会報 第3号 平成 22 年 6 月 28 日 http://egyptfriend.web.fc2.com/index.html 一関・平泉地域エジプト・ルクソール友好協会通信 エジプト政府、ルクソール県庁を訪問。友好関係の構築に向け大きな一歩! 平成 22 年 4 月 10 日から 17 日まで、親善交流事業の一環と との交流に期待を表明され、ナサール大臣顧問から友好の証 して、当協会の役員・会員がエジプト政府とルクソール県を として「エジプトハス」の種の贈呈を受けました。この「エ 表敬訪問しました。 今回の訪問は、エジプトの国花が「エジプトハス」である ジプトハス」の種は、今後、友好交流事業のなかで活用して いく予定です。 ことから、平泉の「中尊寺ハス」を友好の証として贈呈する ◆元駐日大使カレム大使宅訪問◆ ことを目的として計画し、駐日エジプト大使ワリード・アブ デルナーセル大使の仲介により実現したものです。 ・カレム夫妻主催により、エジプト外交顧問W.EL.ミニ アウイ氏(元駐日大使)、アル・アハラム新聞社 副編集長K・ 【訪問団員】 山田俊和(名誉会長 中尊寺貫首) 平山健一(会長 岩手大学前学長) 齋藤哲子(副会長 一関国際交流協会会長) 菅原光中(副会長 平泉国際交流協会会長) 佐藤勝一(事務局 一関国際交流協会事務局長) 佐々木秀圓(中尊寺参与) 桂島洋子(会員 さくらの会) ガバラ氏、駐エジプト日本大使館書記官等、現地関係者と懇 談を行いました。 ・懇談では、訪問団員から、当協会の活動内容や今回の訪問 の趣旨、平泉文化とエジプトのつながりなどを説明しました。 ・これがきっかけとなり、2日後にアル・アハラム新聞社を 訪問し、当協会の設立の趣旨や中尊寺ハスの交流などについ て、取材を受けることになりました。(次頁に続きます。) 【訪問の概要】 ○4 月 12 日 ◆カイロにてエジプト政府を訪問◆ ・相手方:農務省サード・ナサール大臣顧問 同 ダーラット・ハッサン大臣顧問 ・平山健一会長から友好協会発足の報告と相互の友好促進事 業の展開を提案するとともに、岩手県知事、一関市長、平泉 町長から大臣にあてた親書を伝達しました。 ・山田俊和名誉会長から中尊寺ハスの種子を贈呈し、その由 来やエジプト文化と中尊寺のつながりなどを説明しました。 ・ナサール大臣顧問とハッサン大臣顧問は、一関・平泉地域 平成 22 年度定期総会開催のお知らせ 前駐日大使カレム氏宅で 22 年度寄付金のお願い 一関、平泉地域とエジプト・ルクソールとの友好交流促進のため、 平成 22 年度の定期総会を以下のとおり開催します。 設立後初の定期総会は、姉妹団体である北上川リバーカル チャーアソシエーション(北上川RCA)の定期総会と合同 で開催しますので、ぜひ御参加ください。 総会後は、今回のエジプト・ルクソール訪問の報告会と、 北上川RCA主催による懇親会(会費制)も予定しています。 総会に出席される方は、7 月 5 日(月)までに事務局にフ ァクシミリまたはEメールにてご連絡願います。 今年度も様々な活動を皆様の協力を得ながら実施していきたいと 考えています。つきましては、活動費として、法人及び団体会員の 皆様には、年間1口5千円以上の御寄付をよろしくお願いします。 個人会員の方も任意で御協力願えれば幸いです。 併せて会員の募集も行っております。お知り合いの方に、ぜひ、 お声かけてくださるようお願いします。 ●会員には、各種イベント情報等のご提供、会報の送付等の特典を ご用意しています。6月 20 日現在の会員数は172名です。 ◆寄付金は下記振込先にお願いします。新規会員申込みは、事務局 ○期日:平成 22 日 7 月 11 日(日)15 時 30 分~ ○場所:ベリーノホテル一関(一関市山目字三反田 179) ○当日の予定 ①総会(北上川RCAと合同):15:30~16:30 ②エジプト・ルクソール表敬訪問報告会:16:30~17:00 ③交流の夕べ(懇親会 会費 5,000 円):17:10~ に住所、氏名、メールアドレスを添えてお申し込みください。 《事務局》一関市大手町2-16(一関文化センター内) FAX・電話0191-31-1351 e-mail [email protected] 《振込先》岩手銀行一関支店 普通口座 №2057509 一関・平泉地域エジプト・ルクソール友好協会 ○4 月 13 日 ◆ルクソール県庁訪問◆ ・相手方:マハメッド・アガバ知事代理 マグダ ルクソール国際交流ディレクターほか ・平山会長から友好協会設立の報告と相互の交流事業の推進 の提案を行うとともに、岩手県知事、一関市長、平泉町長か らルクソール県知事にあてた親書を伝達しました。 ・アガバ知事代理から、訪問団への歓迎の挨拶とともに、ル クソールと一関・平泉地域との交流に対する期待が表明され ました。また、ルクソールとの友好協定締結に向けて、前向 きな発言もいただきました。 ・友好の証として、 「友好の盾」と「ひまわり・バジリコの種」 の贈呈を受けました。 <ルクソール県庁訪問の様子> <メンフィス遺跡、アラバスター製のスフィンクスを背に> ○4 月 13 日 <カルナック神殿~羊はアメ神の聖獣とされている> <ルクソール県知事から頂戴した「友好の盾」> <メムノンノ巨像> ○4 月 15 日 ◆アル・アラハム新聞社訪問◆ ・アル・アラハム新聞社を訪問し、ガバラ副編集長から、会 の活動などについてインタビューを受けました。 ・ガバラ氏は、2004 に北上川RCAが一関で開催した北上川 フォーラムと葦舟運航に参加され、 「北上川に浮かぶファラオ の舟」と題してエジプトの全国紙上に紹介したこともある方 で、当協会のよき理解者です。 【現地視察】 訪問団員は、政府等への表敬訪問の合間に現地視察も行い、 エジプトの文化遺産のすばらしさを肌で感じてきました。 主な写真と訪問者の所感をご紹介します。 ○4 月 11 日 <サッカラーのピラミッド> ・ルクソール市街地に埋もれるカルナック神殿とルクソール 神殿を結ぶ参道の発掘・復元工事が大規模に行われていた。 観光立国エジプトの明確なポリシーを感じた。(平山) ・驚くほどの神殿遺跡、現存しているのは長い歴史の中で砂 漠の中に埋もれていたからとの説明に、自然の偉大さと 4000 年前の偉大な文明に思いを馳せた。 (佐藤) 【訪問を終えて】 今回の訪問を通じて、訪問団員は一関・平泉地域とルクソ ールの友好促進に相手側の期待と好意を感じるとともに、 「中 尊寺ハス」の種の贈呈が中尊寺とエジプト文化の絆を強める よききっかけとなったと総括しています。 帰国後、次のとおり関係者への報告を行い、今後の取組に 繋げて参ります。 ・6 月 16 日 藤尾県南広域振興局長、勝部一関市長に報告 ・7 月 6 日 達増岩手県知事に報告(予定) ・7 月 11 日 定期総会において会員に報告(予定)