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審議会等の会議結果報告書

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審議会等の会議結果報告書
審議会等の会議結果報告書
【担当課】パートナーシップのまちづくり推進課
会議の名称
開催日時
平成28年度第1回パートナーシップのまちづくり推進会議
平成28年 8月 4日(木) 午後7時00分~9時05分
開催場所
茅野市役所8階大ホール
出
席
者
欠
席
者
【委 員】大島副会長、長田副会長、篠原委員、土橋委員、今井さつき委員、
依田委員、河西委員、鶴石委員、今井恵子委員、小池委員、濵委員、富田委員、
牛山啓悟委員、牛山斐雄委員、佐藤委員、堀内委員、村越委員、榛葉委員、
佐古委員、田村委員、名取委員
【市 側】柳平市長(会長)、樋口副市長、柿澤企画総務部長、小池市民環境部
長、小林健康福祉部長、国枝産業経済部長、両角都市建設部長、牛山こども部長、
木川生涯学習部長、小池議会事務局長、田中会計管理者
【事務局】
田中パートナーシップのまちづくり推進課長、髙橋コミュニティ推進係長、富澤コミュニティ推進係
主任、貝瀬コミュニティ推進係主事、岩島ちの地区コミュニティセンター所長、五味宮川地区コミュ
ニティセンター所長、今井米沢地区コミュニティセンター所長、柳平豊平地区コミュニティセンター所長、矢
嶋玉川地区コミュニティセンター所長、伊藤泉野地区コミュニティセンター所長、小林金沢地区コミュニテ
ィセンター所長、篠原湖東地区コミュニティセンター所長、北澤北山地区コミュニティセンター所長、
守屋中大塩地区コミュニティセンター所長、福島市民活動センター準備室長、河西市民活動推進
係長、竹内地域福祉推進課長、長田美サイクルセンター長、両角こども課長、
高砂観光まちづくり推進室長、丸茂茅野市社会福祉協議会事務局長
山田副会長、義経委員、福田委員、平出委員、東城消防署長
公開 ・ 非公開
公開・非公開の別
発
言
者
傍 聴 者 の 数
協議内容・発言内容(概要)
1 開会(司会進行:田中パートナーシップのまちづくり推進課長)
2
市民憲章唱和(発声:大島朝行副会長)
3
新任委員への委嘱書の交付
4
会長
0人
会長あいさつ
皆さんこんばんは。梅雨が明けた途端に大気の状況が不安定になりまして、長
いこと雨の天候が続いておりました。岡谷や下諏訪の方ではまとまった雨が降
り土砂崩れが発生したということで心配しているところでございます。来週あ
たりからだいぶ落ち着いた天候になる気象状況との予報ですので安心をしてい
るところでございます。しかし最近の雨は非常に局地的であって集中的に降る
という風潮がございますので是非皆さんも気象情報等に注意して安全確保に努
めていただければと思います。
さて、本日は大変お忙しい中、お暑い中、本年度第1回目でありますパートナ
ーシップのまちづくり推進会議にご出席をいただきましてありがとうございま
す。ご案内のように茅野市でパートナーシップのまちづくりが始まって 20 年が
たち、それぞれの地域においても進めていこうという、第2ステージに位置付け
てコミュニティの充実を図ってから 10 年が経過しました。10 年ひと昔という言
1
葉もございます。この 10 年 20 年で時代背景、あるいは生活様式等も変わって
きているのも事実でございます。そういう中でパートナーシップのまちづくり
をどう進めていけば良いのか、大きな課題であると思っています。パートナーシ
ップのまちづくりは、私はまちづくりの目的ではなく、手段であると思っていま
す。あくまでもまちの目指す姿は市民憲章にあるように、いつの時代も人間性豊
かな明るく活力のあるまちにしていく、そのための手法としてパートナーシッ
プのまちづくりを進めてきました。世の中の人口減少の中でも、人口減少の少な
いまちになっているというのは、そういう成果が表れているからです。人間性豊
かな明るく活力のあるまちになっているからだろうと思います。本当に先人の
皆様のご努力に感謝申し上げるところでございます。中身を見ますと、人口総数
はそれほど変わっていなくて構成がだいぶ変わってきている、これは茅野市も
例外ではございません。そういう中どのように展開をしていかなければならな
いか、私はその岐路に来ていると思っています。同時に茅野市総合計画第4次市
民プランを進めていますが、来年度 29 年度で最終年度となります。平成 30 年
からは第5次総合計画を実行していくという段取りで進めています。ポイント
になるこのときに、もう一度パートナーシップのまちづくりというものを皆で
真剣に考え、これからの 10 年 20 年先を見据え、リニューアル、アレンジをし
ていくことが必要だと思います。この秋には市民活動の拠点となる「ゆいわーく
茅野」が完成します。これも何かの縁、ターニングポイントになると思います。
今日はそんなところの課題に対して皆様に投げかけをしまして、今日一日で結
論が出る案件ではございませんが、それぞれの分野、コミュニティにおいても議
論を重ね、新たな展開を期待したいと考えています。それでは忌憚のないご意見
をよろしくお願いします。
事務局
5 会議事項
審議会等の会議の公開について
<資料の説明> 審議会等の公開理由、基準等について
会議は公開、また会議録は、個人名は出さないが公開している。本会議もその
ような形で進めたいが、よろしいか。
承認
事務局
会長
(1)市民活動センター(ゆいわーく茅野)について
<資料1の説明>
ただ今 11 月にオープンを予定しております市民活動センター「ゆいわーく茅
野」の概要についてご説明をいたしました。先程のあいさつの中でも触れました
が、茅野市では分野別の市民団体を中心としたパートナーシップのまちづくり
がスタートして、各地区における面としてのパートナーシップのまちづくりに
取り組みました。そうした中から生まれてきたもの、ボランティアの皆さんの活
動をいかに有機的に連携して、その取り組みを広げていくかを考え、その拠点と
しての市民活動センターの設置を計画し、進めてきたところでございます。それ
をいかに皆でうまく使っていくかがこれからの課題になると思います。このこ
とについてご質問ご意見等ありましたらお願いします。
2
(意見なし)
事務局
(2)
「茅野市パートナーシップのまちづくり基本条例」制定の経過と逐条解説
について
<資料2の説明>
会長
「茅野市パートナーシップのまちづくり基本条例」制定の経過と逐条解説に
ついて今ご説明をいたしました。本日の委員さんの中でも篠原委員さん、依田委
員さんは制定に関わっていただいたわけでございます。今の説明に追加して何
か発言がございましたらお願いします。
委員
本当に長い年月が経ってしまいましたが、あの時は条例を燃えて作りました。
今読んで思ったことは、本当に通り一遍に行政と住民がパートナーを組んでま
ちづくりをしていくということで、行政がどんなことをしてくれるかというこ
ととか、住民は何をすればよいかとか、そういう具体的なところが書いていない
と思いました。あの時は本当に真剣に条例を作ったつもりです。確かに推進大会
をやることで住民に情報を共有してもらうというわけですが、ずっと見ていて
この推進大会が本当に住民のために実りのある大会であったかというと疑問の
部分があります。昨年推進大会をやった中では、分野別と地域コミュニティの連
携を図るという意味では、運協のいろんな部会と連携していったほうが良いの
ではないかということがありました。昨年は結果をいただいても、その後どうい
う風に動いているかという情報が入ってきませんでした。分野別としては運協
の健康福祉部会に、福祉 21 の活動を情報提供しても良かったのではないかと思
います。
委員
分野別のプランやこの条例を作っているときには、パートナーシップの理念
を、時代が変わっても人が代わってもきちんと押さえるものがなければならな
いということで作ってきたと思います。今逐条解説を聞かせていただきました
が、条例自体は変わっていなくても人が代わってしまうと、その人たちがその
時々いつも繰り返し条例を見ているわけではないため、今のメンバーがどれだ
け理解できるかという中で今までどうだったか、今後何が課題になるのかを話
し合っていかなければならないので、相当時間がかかると思いました。
会長
これも策定という部分に係ってくるわけですが、今聞いた中で質問意見があ
りましたらお願いします。
副会長
ここに座って質問しても立場は皆さんと変わりません。第7条で「まちづくり
の企画、立案の段階から参画する」
、第9条では「公民協働でパートナーシップ
のまちづくりを進めます」、第 16 条の解説に中に「市長が設置する附属機関と
していません」とあります。企画立案の意見を述べられるけれども市長の附属機
関ではないということは、第5次総合計画の立案などがこれから進められてい
く中で、そういうところに我々が発言できるという意味なのか、できないという
意味なのかが疑問に思いました。
3
事務局
第 16 条の解説の中に「市長が設置する附属機関」というわかりづらい文言が
あります。附属機関というのは、市長が委員さんを委嘱して諮問・答申という形
で市の依頼によって協議して結果をあげていただくというものです。委員さん
たちは委嘱によって非常勤特別職の公務員ということで携わっていただくとい
う形になります。この推進会議では、市民と市が対等な立場で議論を交わす場と
いうことになります。
会長
補足しますと、市にはいろんな審議会がございます。環境審議会、水道審議会
などです。例えば環境審議会でしたらこんな計画があるので、ご意見をいただき
たいと諮問します。それに対して「こんなことに注意してやれば良いでしょう」
というような答申をしていただきます。このパートナーシップのまちづくり推
進会議はそういう意味ではなく、いろんな課題を一緒に議論して解決していこ
うというもので、市からの一方的な押し付けではなく、委員の皆さんからご意見
をいただく中で進めていくものです。先程の第7条にあるように、企画立案の段
階から入ってもらいます。市民プランや分野別の計画もそういう形で作ってい
ます。直近で言えば総合戦略についても、いろいろな立場の方に入っていただい
て、最初の組み立てからやっていただいています。第5次につきましても、これ
から策定に入っていくわけですが、各分野の政策の計画に参画していただくと
いうことになります。第9条につきましては、分野別ネットワークと地域コミュ
ニティが縦糸と横糸でうまく織りなしていけるかが課題でしたが、狙いとして
はパートナーシップのまちづくりを広げていこうということで位置づけられて
います。
事務局
会長
(3)パートナーシップのまちづくりのふりかえりと今後のあり方検討につい
て
<資料3の説明>
大まかな説明をいたしました。基本的にパートナーシップのまちづくり推進
会議の中で議論をして煮詰めていくわけですが、ベースはそれぞれの市民活動
にあります。また地域コミュニティも 10 地区それぞれ違います。そういう部分
を議論していただく中で、この推進会議と歩調を合わせていくことがまず大事
かと思っています。その中から一定の方向性を見出してくることができれば、推
進大会に諮り、改めてパートナーシップのまちづくりを市民の間で共有して第
5次茅野市総合計画に反映をしていくことができると思います。この進め方に
ついてご意見がありましたらお願いします。
(意見なし)
会長
それではそれぞれの立場でこんな思いをもっている、こうしてみたらどうだ
というご意見をいただき、今後のあり方、進め方を検討したいと思います。では
お一人ずつご発言をお願いします。
委員
基本的にパートナーシップのまちづくりは素晴らしいと思います。私は分野
別の代表として出ていますが、美サイクル茅野は発足当時から素晴らしい先輩
4
たちがおり、茅野市をきれいにしていこう、資源を大事にしていこうという思い
で活動していました。当時は9種類 16 分別を全国でもいち早くやりました。そ
ういう意味でバイタリティがあったと思いますが、現在の美サイクル茅野はち
ょっと元気がなくなってきました。スタンスとして公民協働という立場で、民と
しての身分があり得るかというところを私は懸念しております。もう一つは、9
ページの解説に「今後市民一人ひとりの意見を吸いあげ、活動に結びつけていく
ためのパブリックステージ(まちづくりの場)の媒介として、分野別の市民ネッ
トワークと従来から培われてきた地域コミュニティの役割を果たす」とあり、会
議に拘束されるものと捉えられます。会議に出るときには皆それぞれ事情があ
りますので、なかなか誰々にお願いするということができない状況の中で、会議
が増えるとさらに組織が疲弊することを懸念しています。そういうマイナスの
要素よりも、公民協働は素晴らしい要素だと思うし、それについて異論はありま
せん。
委員
パートナーシップということ自体が皆わかっているようでわかっていませ
ん。たとえパートナーシップについて説明しても、市民は理解してくれません。
パートナーシップと謳っている割には、市民の声が届きにくい、届いてこないと
いう現状を実感しています。この辺をきちんと地に足の着いた活動をしなけれ
ば、こちらだけで何か言っても意味がないと思います。今やっていること自体が
生きてこないのはもったいないと思います。
委員
先程も少し言いましたが、先日どんぐりネットワーク茅野の正副代表幹事会
がありまして、パートナーシップのまちづくりのふりかえりと今後のあり方に
ついて伺いました。その中で人が代わり社会が変わり組織が変わりという部分
がどんぐりネットワーク茅野の中にもあります。10 年 20 年の間に第1ステージ
とか第2ステージという言葉が使われますが、それらがどういう風に進んでき
たかということを共通の認識にしないと、今いる人が 10 年 20 年を振り返るの
は難しいと思います。そこを押さえないとこれからの課題を見つけることもで
きないのではないかという話が出ました。今までやってきたパートナーシップ
のまちづくり推進会議でパートナーシップとは何かとか、今までどうやって進
んできたかということを評価したりすることはとても大切です。それについて
は賛成ですが、きちんと時間をかけてやらないと通り一遍の言葉で終わってし
まうような気がします。やることについては賛成ですが、時間をかけてやらない
といけないということです。
委員
私は地域情報化の関係で、他の団体との関わりがあまりなく、今まで単独でや
ってきました。地域情報化ということで 10 数年 Excel、iPad 等の情報機器に関
わるパソコンの操作など、高齢者と連携して啓蒙してきました。昨年の国勢調査
で茅野市がインターネット回答率において市町村部門全国1位ということで、
先日市長から2団体が表彰されました。一定の効果が出てきたと思います。今情
報化社会と言われ大きく環境が変化していますので、そういうことに対してど
う取り組んでいくかということです。年度が経つにつれて意欲が段々低下して
くるものですから、その辺の意欲をどう盛り上げていくかが一番の課題です。新
しいものをどう捉えるかが今後必要になってきます。例えば4年後に学習指導
要領が変わって小中学校でプログラミング教育が必須になります。永明小学校
5
ではスクラッチというプログラミング教育が始まっていますが、新しいものに
対応できるようにしていくように我々の団体で考えていこうと思っています。
委員
私は国際化ということで NPO 法人茅野国際クラブとして参加しています。今
日パートナーシップのまちづくり基本条例の説明がありましたが、やはり「まち
づくり」という言葉そのものをしっかりと捉えておかないといけません。
「まち
づくり」とは地域が自主的主体的に実施できる範囲のまちづくりをいうと思い
ます。ところが「まちづくり」には国民健康保険があったり、介護保険があった
り、国が定めた法律であったり、全部を含めてまちがつくられていきます。そう
いう面では全体を俯瞰した中で、この範囲を私たちがやりましょうというよう
なことをきちんと整理しておかないと非常に混乱すると思います。「まちづく
り」のふりかえりをするというのであれば、望ましい姿をきちんと議論すべきだ
と思います。福祉と言っても病気になってからの健康保険もあるし、病気になる
前の予防もあります。あるいは日常の健康づくりとか、そういうものが我々には
自主的にできます。全体の望ましい姿で、国がやっている部分はここで、自分た
ちができる範囲はここで、その部分の中でできる・できないを整理しないとふり
かえりがきちんとできないと思います。では望ましい姿をどうするかですが、ヒ
ントとしては市民憲章が5つありますので、それを具体化していけば良いと思
います。その中からこういう取り組みをしてその成果がどうだったとか、できな
かったのは何かとか、そういうことをやっていけばふりかえりと改善すべき点
がわかってくると思います。国際化という面では望ましい姿が何かとか突っ込
んで議論したことがありません。ロングモントのホームステイだけやっていれ
ばそれが望ましい姿かというと必ずしもそうは思っていません。一度時間をか
けて各分野の望ましい姿を徹底的に議論してはどうかと思います。
委員
私は茅野市民館の NPO 法人サポート C の監事でございます。サポート C には
課題がたくさんありまして、この課題がパートナーシップのまちづくりにどう
関係しているか皆さんに報告できるほどの力が私にはありません。市民憲章に
ある「文化の香りたかいまちをつくります」という部分をサポート C がお手伝
いしていると思っています。私たちは市民館とのパートナーシップに力を入れ
ておりまして、どう市民館を盛り上げていくか、市民の人たちに足を運んでもら
うためにはどうすれば良いのかということをずっと考えて行動してきました。
策定委員会から 10 年目で役員が代わりました。策定委員会には平成 15 年から
関わっておりますが皆さん高齢化しており、新しい風を呼び込まないとこれか
らの 10 年はまた閉塞感に苛まれてしまいます。私たち古いメンバーは応援をす
るという形で、新しい理事に夢をつないでいくというように変わりました。これ
からパートナーシップの会議の中で新しい理事に加わってもらうのが良いの
か、今のところ自分の考えでは結論が出ません。市民館のサポート C がどうい
う活動しているかということを皆さんに少しでも知っていただける機会になれ
ば良いと思っています。
委員
分野別の市民と言われるように、ここに集まっている方はそれぞれの分野で
頑張っている方々だと思います。私はコミュニティ運営協議会の関係でここに
いますが、区長会をはじめ公民館の方々、消防団を含めてさまざまな分野の専門
家の方たちと運協を形作っています。分野といってもいろんな意味を含めて言
6
っていますが、分野の違う人間同士で話し合いをするとものすごいパワーにな
ることもあるし、ピントが合わない非常に曖昧な会になってしまうという両極
端があると思います。残念ながら今まで全然違う分野の方と話をすることで、プ
ラスになったとかヒントになったとかいう実感がありません。これはコミュニ
ティの中でも言えることです。私たちが運協をやっていると、全体を集めて「何
でも良いから話しましょう」と言った途端に皆さん黙ってしまいました。それと
似た空気がここにもあって、これだけの部署の方がいて、それぞれの分野で頑張
っている方がいて、何で抱負みたいなものが出ないのかというのは、悪い意味で
ピントが合わせにくいということです。何でなのかさっきから考えていました
が、私も分野別の団体に若干籍をおいていたときがありましたので、その年その
年の活動が終わっていく中でメンバーが変わっていったり、市の方の年度の区
切りがある中でしっかりと後につないでいかなかったということがあると思い
ました。地区コミュニティで言えば、個別に「こういうことについてどうでしょ
うか」とか、
「これについて教えてください」というように、会長が分野別の方
と近いところで話をしていかないといけません。一遍に集まってふりかえると
いうのはやり方としてそういう機会は必要でも、それぞれの分野を超えて一緒
に話すという閃きがないと一堂に会するのは無謀だし、もったいない気がしま
す。私もコミュニティの中で今言ったようなことを考えています。今は民生児童
委員のなり手がいないということで、区長さんがもっていきようがなくて2人
で引き受けたという話を聞きました。そんなことで良いのかというように思い
ました。次から次へといろんな制度が津波のように押し寄せて区の役員さんが
潰れてしまうのではないかと思いました。それぞれの部分についてコミュニテ
ィの中でじっくり話したうえで、何ができるかを答えとして出して、それを踏ま
えていけば縦糸になったり横糸になったりすると思います。今はまだコミュニ
ティがどの糸にもなり得ないのではないかという心もとなさを感じ、落ち込ん
でおりました。それが正直な気持ちです。
委員
運協の関係でコミュニティの話をしろと言っても、区長のときから3年たっ
ただけで、分野別でどんな事業が行われていて、パートナーシップがきちんとで
きているか把握できていません。私は宮川地区での分野ごとの調整役ではない
かと考えていたりしました。福祉の関係ではとてもよく動いていたところがあ
ったり、何かしなければならないと考えていたところもあれば、何の問題意識も
なく流れていく団体もありました。そんな調整役ではないかと思いますが、感じ
たことは、地区のコミュニティ運営協議会のあり方を考えていくことが大事だ
と思います。そういう意味で型にはまったものではなく、少し考え方を変えて運
協の活動をしながらパートナーシップの部分を考えていかなければならないと
思います。全然進んではいませんが、考え直していきたいと思います。
委員
私は今年が初めてで、パートナーシップが 20 年続いていたことも知りません
でした。どうやって行動して良いか一切わかりませんので、これから少しずつ勉
強していきたいと思います。
委員
今年は区長会長ということで、充て職で役が回ってきています。いろいろあり
ますがまだよくわかりません。パートナーシップのまちづくりの件についても
そうですが、まだよくわからなくてこれからどうしようか考えています。
7
委員
実は私は玉川の運協に 10 年携わりまして、今度会長をやれと言うことで会長
になりました。玉川の運協は他のところと色が違うと思います。特にパートナー
シップということから考えていくと、運協の幹事会が非常に頑張っています。幹
事会でいろんなことを検討しながら、玉川のコミュニティの組織を動かしてや
ってくように言ってあります。私もパートナーシップに飛び込みたいという思
いが 10 年前にありまして、小泉山の関係を一緒にやらせてもらいました。市長
にも何度も進言をしました。自分としてもこういうことは大事だと考えて進め
てきました。今後も玉川の福祉行動計画を中心に皆で手をつないでやっていき
たいと思います。
委員
昨年度の途中から泉野の運協会長を引き受けましたところ、もれなくこの会
議が付いてきたということで何度か出ておりますが、それでもパートナーシッ
プのまちづくりがほとんどわかっていないというような状況で申し訳ありませ
ん。20 年やっているということですが、そんなことさえ知らなかったというよ
うな感じです。あと1年任期がありますがその間に勉強したいと思います。
委員
ふりかえりと言われても何をやってきたかという感じですが、一つ言えるこ
とは、北山の運協と福祉の分野で連携をとって事業をやったことがあります。各
種団体の方から来ていただきまして、例えば福祉 21 の小口さんに来ていただい
たことがあります。運協の中の福祉に対する考え方とか、健康に対する考え方が
変わってきて小口さんの考え方に少しでも近づけたかと思ってふりかえってい
ます。これからも是非湖東の運協に来ていただいて、代表者の方々と話をしてい
ただけるとありがたいと思います。
委員
5月から北山地区運協会長になりまして、今回初めて参加させていただきま
した。パートナーシップのまちづくりという言葉は前から聞いておりますが、内
容については全く知りません。不勉強で申し訳ありません。北山地区運協も実際
はあまり活発に活動していないと感じています。会長は1年で終わってしまい
ますが精一杯頑張っていきたいと思います。
委員
私は皆さんとちょっと違う意見かもしれません。第 17 条に「パートナーシッ
プのまちづくり」と3回も書いてありますが、この言葉がどうしても私には入っ
てこなくて、堅い言葉だと思っています。なぜ堅いかというと、トップダウン方
式、上からの指示・命令という感じの名前だと私は感じています。こういう風に
したら良いという意見として、例えば若者同士、20 代、30 歳未満、50 歳未満…
という区分で情報交換をしてその中で出たことをまとめて、10 年後 20 年後にも
っていけばまた違った意見が出てくるのではないかと思います。例えば1つの
アクションとして、茅野市には自然の施設がいろいろありますが、いくらパート
ナーシップのまちづくりと言っても地域が元気にならないとどうしても上へ伸
びていきません。そこで地域のイベントを盛り上げるような企画をして、活力あ
る底辺を地域に広げていけば良いと思います。そうするとあれこれ言われなく
ても必然的に良い方向へ行くと思います。やはり今は地域の元気がないと思い
ます。地元の地域を元気にしていくには、ということを協議した方が良いと私は
思います。
8
委員
昨年も少し話をさせてもらいましたが、推進会議の位置付けがよくわかりま
せん。私は皆さんとは立場が違うと思います。推進会議の中身としては共通のテ
ーマや課題について議論する場だと思っていましたが、実際は大会の運営をや
っているだけの会議という認識があります。具体的に皆さんと課題について議
論したことがほとんどなくて、何のために参加しているのか非常に疑問に思っ
ていました。皆さんはそれぞれの立場で自分たちの課題等をお話しされますが、
私としては具体的にそれが何かということ、どういうことで困っているのかと
いうことがわからないし、皆さんがここでお話をして何をしたいのかがわかり
ません。皆さんがテーマや課題をもっている場合は、違う立場の人がそういうこ
とに対してどういう考えなのか議論する場所であると思っていました。昨年は
それがほとんど感じられなかったので、いまだに推進会議の位置付けがわから
ないのが実感としてあります。
委員
この会議に参加させていただいて3年たちました。充て職で押し付けられた
のが現状でございます。漠然とした概念はわかっていたのですが、何がと言われ
るとはっきりと答えられません。何が目的なのかはっきりわかりません。高齢化
が進んでいるということと少子高齢化という問題がありますが、今のままで行
くと茅野市の動態がどうなるか疑問に思います。質問ですが、どの辺の方が茅野
市に移住してくるのか教えていただきたいと思います。私の親戚が 10 何年間名
古屋から来て定住しています。住みやすいからなのか、地形的に良いからなのか
わかりませんが、それも踏まえてお伺いしたいと思います。
会長
社会増減で茅野市に入って来る人もいれば、出ていく人も結構います。景気動
向にも左右されますが、昨年の数字はわかりますか。
事務局
昨年は転入が 1,993 人、転出が 2,006 人です。若干転出が多い状況です。
会長
景気が良くなるというか、市内の企業が元気になると、茅野市に移ってくる方
はいます。例えば大手メーカーで景気が良くなって海外に出てしまうというこ
とがあると、人口がガクッと減ってしまします。数字は一定ではありませんが、
昨年は転出の方が多かったですが一昨年は転入の方が多かったです。
委員
私は2年目で前回はよくわからない状態でしたが、私の解釈で話しますので
不備があったら申し訳ございません。明後日に開催されます茅野どんばんでも、
公民協働という形で市の方と一緒に審査をすることになっております。私たち
も市民祭に向けていろいろ考えておりまして、もちろん考える時間は仕事の合
間等にやっております。それはボランティアの部分もありますので、何でやって
いるかと思うことがありますが、市を活性化させるために私たち青年会議所が
いるのだと思いました。そのため無償でも達成感がありますし、市の方々に最後
に笑っていただければ良いと思っています。私はちの保育園の方でも役員をし
ておりまして、立候補させていただきました。それはどんな形でどのように、子
どもたちのために動いているのか知りたくてやりました。他の方は大体女性で、
くじ引きで決まりました。悪い言い方をするとくじ引きというのは、役があって
どういう形で動いてくれるかわからない状態だと思っています。7 月 16 日の夏
9
祭りの準備を1ヵ月以上前からやっていましたが、女性の方々が一生懸命考え
てくれまして、アンケートも1人で取りまとめができないくらい事細かく書い
てくれました。それは多分子どものためにやっているからだと思います。無償で
やっていただける方は、目的があって非常に心強いと思いました。公民協働の民
の方々といっても、子どものためにという母親の部分が強いのだと思いました。
私が思ったのは、各保育園にアンケートを全体に配るのではなくて、保護者会あ
てに配ってみるのも面白いと思いました。難しくは言えませんが、何か目的のあ
るボランティアの方々は無償でも頑張ってくれると思います。見た結果ではあ
りますが、そういう部分をいち早く見つけられる状態になると、公民協働が活性
化すると思いました。
委員
条例は 20 年前に作ったものということで、社会情勢も変わってきている中で
は見直しが必要だと思っています。それが今後のあり方検討の進め方の中で 29
年の 12 月までにできるかどうかは私にはわかりませんが、なるべく早い時期に
住民の声を吸い上げながら、本当に公民一体で条例を見直す必要があると思い
ます。その中でパートナーシップのまちづくりが住民の底辺まで浸透している
かと言えば疑問です。住民主体・行政支援というところで公民協働のまちづくり
をしている、こういうことが例であるということを言っても住民全体に知れ渡
ることがなかなかありません。推進会議は推進大会のために会議をやるのでは
なく、もっとパートナーシップのまちづくりを浸透させていくための会議であ
れば良いと思っています。
副会長
私は分野別市民ネットワークとか地域コミュニティの方々とは違う立場で、
商工会議所の方から充て職で出てきてそのままずっといます。パートナーシッ
プという言葉自体がわかりにくいし、商工会議所の方でも知らない人がほとん
どだと思います。こういうところに出てきて思いましたが、これがパートナーシ
ップだと感じたことがありました。自分が関わっていませんでしたので定かで
はありませんが、立場上ここ数年は市の課長さんたちと商工会議所の委員長と
コミュニケーションがすごくとれています。今までは市の方から言われたこと
をやるだけという立場だったのが、こんなことをやりたいからこうしてくれと
いうと、それに対して応えてくれる。向こうの方からもこんなことはどうでしょ
うかと提案されると、こちらから意見を言うなどして、コミュニケーションがす
ごくとれるようになりました。これがパートナーシップのまちづくりだという
ことを認識しました。この会議の仲間に入れていただいて言葉ではわかってい
ませんが、商工会議所は商工会議所、市役所は市役所という感じだったのが、今
ではいろんな面で険がとれました。先程も出ましたが、一体になってやっていけ
ば人口も増えるし活力も出てきます。言葉では言えませんが、その辺が商工会議
所と行政のパートナーシップではないかと後から気が付きました。
副会長
私は運協会長という立場でここに座っていますが、皆さんの意見を聞いてと
いうことと、最初からの自分の意見をお話ししたいと思います。私は4年目にな
りますが、推進会議は推進大会を実現するための会議という傾向が強く、終わっ
てみるといろんな意見が聞けて良かった、ワークショップが勉強できて良かっ
たというくらいでほとんど達成感はありませんでした。皆さんの意見を聞いて
いると達成感やそれに近いようなことがあったと思いますが、それに対して条
10
例の見直しという話がありました。条例が何のためにあって、我々の役割が何か
とか、確かにその紐づけは弱いです。さらに先程市民憲章から抜き出すという話
もありましたが、市民憲章があるべき姿に展開されて、そのあるべき姿と現状の
ギャップが最終的には政策なり施策となります。では我々が条例の中でどうい
う立場で市民プランのどの項目に関わって、それによって行政と我々の役割の
棲み分けがどうかということになり、市民プランを実現するために我々は何を
しなければならないかということが課題になります。それが最終的には進行管
理されて、地域の笑顔が増えたとか、元気になったりして、それが成果として現
れ達成感になります。そういう一連の流れがなくて、疲弊しているだの悶々とし
ているだのということにつながっているという印象を受けました。裏を返せば
自分が何をやって、目的が何かということが整理されてくれば、もう少しすっき
りしてくると思いました。
話題を変えて、
「ゆいわーく茅野」の説明を聞いて感じたことですが、チラシ
には「ゆいわーく茅野」を取り囲む 10 いくつの団体が載っています。というこ
とは仮にこれらの団体が「ゆいわーく茅野」に集まれば、茅野市中のすべての課
題なり現状がわかります。皆さん自分の立場での発言が多いですが、それだと全
体像が見えてこないし、裏を返せば「ゆいわーく茅野」に関わるすべての団体が
課題を出せばそれが茅野市の課題になります。そのすべての課題を同じテーブ
ルの上に乗せて、例えば社協と運協が一緒になってやればもっと効率的にでき
るようになり、そこに連携とか融合が生まれます。少子高齢化や人口減少という
ことになると、財政収入なりいろんなものが縮小していていきます。そうなると
連携とか融合とかをして課題を解決していかないと、資源を効率的に使うこと
はできないし、発想も湧きません。
「ゆいわーく茅野」がもしそういう風に動い
ていければ非常に有意義だという印象を持ちました。
会長
ありがとうございました。皆さんからは本当に核心に触れたご意見をいただ
きました。今日はご意見をいただくだけの時間しかございませんが、その中でい
くつか大事だと感じたことがあります。まず1点目は目的のことを何人か言っ
ていましたが、当初パートナーシップを進めるときには明確な目的があったの
だろうと思います。例えば美サイクル茅野は茅野市をきれいなまちにしたい、循
環型社会を作っていきたいという思いがあっただろうと思います。とても感じ
たのは、先日どっとねっととみんなで e-ネットの懇親会に参加をさせていただ
きまして、市政記念日に両団体を表彰させていただきました。昨年の国勢調査の
電子投票・電子回答が全国で1位になったから賞状を差し上げたというわけで
はなくて、10 何年間の本当に地道な努力に対して感謝状を差し上げました。今
の会長さんが当時どっとねっとと e-ネットを作ったときに「茅野市を一番 IT 環
境が進んでいるまちにしたい、子どもからお年寄りまで皆がパソコンをいじれ
る、そういうまちにしたい」という思いで NPO を立ち上げたということです。こ
ういうまちにしたいという目的があり、それを実現するためにどうしたら良い
かという出発点だったと思いました。それがこれからも原点になるだろうし、そ
ういうところをしっかりと伝えながら、ふりかえりを定義していくことが必要
で、それが望ましい姿になると思います。そもそも総合計画というのは望ましい
姿を掲げて、それを実現するためにアクションを起こすわけですので、そこにも
つながっていくかと思います。そして「ゆいわーく茅野」はまちづくりの場であ
り、市民の皆さんや団体をその気にさせる場にしていかなければならないと思
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います。それが新陳代謝につながっていくと感じています。それと運協会長の皆
さん、初年度ということで推進会議やパートナーシップのまちづくりというこ
とに対してまだわからないという意見がありましたが、私はそもそも区とか地
区の活動そのものがパートナーシップのまちづくりだと思っています。確かに
条例に謳った云々というものは理解していないかもしれませんが、何十年何百
年と公民協働、共助のまちづくりをしているのは区であり自治会であり地区で
あると思っています。是非そこのところは自信をもって取り組んでいただきた
いと思います。貴重なご意見をいただく中でふりかえりをしていくということ
に関してはご賛同いただけますでしょうか。
(異議なし)
会長
事務局
会長
今後こんな風にしたらどうかという案がございますので、また会議をする中
でしっかりと議論をしていきたいと思います。それぞれの分野別や地区コミュ
ニティの皆さんとは個別に意見交換をさせていただきたいと思っていますの
で、その際はよろしくお願いします。
(4)その他
観光まちづくりについて
<資料4の説明>
わかったようでわからないかと思いますが、今までの狭義の観光ではなく、地
域にある様々な資源や宝を使ってまちづくりをしていこうという取り組みでご
ざいます。それは積極的に進めていきたいと思っていますので、コミュニティに
室長を呼んで勉強会をやれば元気になると思います。そんな形でどんどん声を
かけていただければと思います。
ご質問もあろうかと思いますが、ここで会議の方は閉めさせていただきます。
全体を通してこれだけは聞いておきたいこととか、ご意見はありますか。
副会長
<男女共同参画推進大会について説明>
副会長
<おむすびコンサートについて説明>
事務局
<報酬支払いに係るマイナンバー報告について説明>
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閉会(午後9時5分)
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