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第3回議事録(PDF形式:231KB)

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第3回議事録(PDF形式:231KB)
第3回 学校施設開放事業あり
学校施設開放事業あり方検討会
あり方検討会 議事録(
議事録(要旨)
要旨)
平成 22 年 11 月 11 日(木) 15:00 ~17:00 1 号館 14 階 1141 会議室
内
委 員
容
( )は事務局
(事務局)
<開会のあいさつ>
【議題1
議題1.第 2 回検討会議事録要旨
回検討会議事録要旨の
録要旨の承認】
承認】
【議題2
議題2.市民図書室と
市民図書室と市立図書館の
市立図書館の状況について
状況について】
について】
<資料説明>市民図書室の概要(資料2)
地域図書館・市民図書室設置年表(資料3)
市民図書室等配置図(資料4)
アンケート結果の概要(資料5)
市立図書館の変化(資料6)
<委員発言要旨>
委員発言要旨>
委員
・ のびのびひろばでも市民図書室を利用しており、その存在は知っている。年
配の女性の方がよく利用しており、子どもたちも帰りに本を借りに来ている。
委員
・ 自分の学校の市民図書室では児童の利用者のほうが多い。不審者対応として
インターホンで連絡しないと学校に入れない。この時期から利用者が急激に
減った。
委員
・ のびのびひろばを学校図書室で実施しているとき、市民図書室に行かないよ
うに管理している。学校の授業中は市民図書室に行かないように管理できて
いるのか。蔵書の管理は出来ているのかなと。
・ 学校の図書室には子どもたちが読みたいような最新の本が無い。一方、市民
図書室では定期的に新しい本を購入しているので人気がある。
委員
・ 子どもたちにとっては幅ができてよかったと思うが管理の面では難しい。読
書の楽しみを味わってもらえるよう、選書していただき学校としては有難か
ったと考えている。
・ 図書限定として予算枠があるが、必要な場合には、ほかの予算枠からまわす
ことも可能である。今は各小学校において蔵書も充実しているように思う。
(事務局)
・ 文科省から学校図書館の図書標準ということで小中学校ごとに数値を定めら
れている。神戸市もそれに向けて別途予算をつけて着々と進めており、ほと
んどの学校においてその基準をクリアしてきていると聞いている。
会長
・ 神戸市では図書館運営を検討する図書館協議会という組織があり、その中で
市民図書室についても図書サービスという観点から一度検討していただき、
その内容をこの検討会の場に持ってきていただいてはどうかと考えている。
・ 私たちの議論だけでよいのか、図書館協議会の意見、検討もふまえて実のあ
る議論をしていきたいと考えるがどうか。
副会長
・ 児童がこれほど利用している現状からみて、児童と市民図書室との関係につ
いて考慮にいれたうえで議論できればいい。
・ このアンケートは市民対象のアンケートだが、学校関係者からは市民図書室
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に対してどう見ているのか、この件について何か情報があれば、また図書館
協議会とその状況を踏まえて議論しているのであれば、今後の展望を考える
上で参考にしたい。
委員
・ アンケートは市民を無作為に抽出したものではなく、公共施設にこられる方
に限ったアンケート結果になっているので、これをそのまま市民アンケート
と考えるのは危険ではないか。
・ 公共施設に来た人を対象に 36%の回答率が妥当か。アンケートを信用するの
は回答率 60%が必要だといわれている。
会長
・ 図書館ではない公共施設でのアンケートなので、回答の中には市民図書室を
知らないというものも含まれている。図書館の利用者だけではない。
・ 世論調査も長く行ってきた経験上、任意で 36%を越える回答率はかなり高い
といえる。
・ 図書館協議会で検討していただき、その結果を踏まえて、次回以降に検討し
ていただこうと思う。
【議題3
議題3.学校施設開放事業の
学校施設開放事業の方向性について
方向性について】
について】
(事務局)
<資料説明>学校施設開放事業の変遷(資料7)
学校施設開放事業の方向性(資料8)
(仮)スポーツ・文化事業(資料9)
(仮)こうべっ子のびのび事業(資料10)
マナビィひろば事業について(資料11)
<委員発言要旨>
委員発言要旨>
委員
・ 学校施設開放は、文化事業にしてもスポーツ事業にしても、団体利用がほと
んどだと思う。安全管理上の問題があり、管理ができれば個人利用も可能で
あったが、開放管理者にまかせきりになってしまうと、どんどん団体による
利用に変わってきている。
・ 開放運営委員会では、利用団体の代表者が入って運営している。運営委員の
中で時間の割り振りなどを議論している。自主事業を行っているが開放だけ
ではできないし、学校の協力や地域の協力も必要。話し合いをきちっと持っ
ておかないと、どっかでバランスが崩れると、うまく運営できない。
委員
・ 管理部会が非常に大事である。開放運営委員会が今までの運営ではなく自主
管理になると、管理部会をしっかり組織し管理していかないといけない、
・ 管理部会にいろんなメンバーを入れて組織する、子どもだけでなく、大人も
一緒になったものの方がコミュニティはよくなる。
・ 施設開放の中身が学校によって違うので、一概に言うのではなくて、基礎的
なところだけ決めておいて、それ以外は各開放で考えていかないといけない。
委員
・ 開放管理者として団体利用については負担を感じていないが、夜間開放にな
ると指導員だけに任せておくこともできず個人的には負担となっている。
・ マナビィひろばの活動は、のびのびひろばの中でできるといわれたが、のび
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のびひろばは 1 日に 1~1.5 時間ほどの短い時間の中での活動なので、この時
間でマナビィはできない。土日に分けてしないと。この問題は簡単には解決
しないのではないか。
副会長
・ この委員会で協議する内容は、財政事情は厳しく、これからの学校施設開放
のあり方について、現状ではやはり削らないといけない、ということ。
・ 委託事業の意味と自主事業の意味についてだが、学校施設開放は本来、学校
及び教育委員会が主となって実施しないといけないことを委託して地域の人
たちに主導権をもってもらおうとしたことが原理であったと思う。具体的に
は役割のある人の労苦に対してお金を出してやっていただいた。
・ 学校施設開放運営委員会そのもの全体がすべて委託事業であったはずだが、
将来像として描くときに委託事業と自主事業と2つに分ける考え方をすると
混乱を招く危険性がある。学校を拠点に実施している以上、現状ではまだ地
域による自主的な活動まではいかないと思う。
・ 今混乱している内容は自主管理組織、これにはお金が出ないので、委託では
なく委任である。総合型スポーツクラブに鍵の管理をお願いしたい。もし総
合型スポーツクラブが学校施設開放運営委員会の中心的な動きになっていく
のであれば、どのような組織体制になっていくのか。
・ 学校によってスポーツクラブの関与の仕方が異なるので、学校開放運営委員
会の管理組織について、ひとつではなく複数のモデルを提示していかないと
いけない。
・ 行政としてはなんとしてでも残してほしいことは「子どもの健全育成」につ
いて、これについてはどんなにお金を削られても実施する。他の事業はソフ
トの部分で支援をすることを前提にしながら、しかし急に委託金が無くなり
管理者に報酬をわたすことができなった場合、組織がどう崩れてしまうかに
は行政も責任があるので、どういう形の組織にすることができそうかについ
て委員の皆さんから提案いただきまとめていきたい。
委員
・ 現在の学校施設開放事業はすべて委託事業である。神戸市から、委託として
お願いしている。
・ 神戸市が委託していたところを自主的な管理とするか、お願いしていくかを
議論していく。学校施設を子どもたちが使用する分にはよいが、大人たちが
使用した場合の備品の磨耗や夜間照明や体育館の電気代の分は使用者負担で
お願いできないか。
・ 一方、委託事業、子どもたちの健全育成に関する部分は、神戸市として単に
教育委員会が実施するのではなくて、地域の力を有効に活用させていただき
たく、地域の方に協力いただき、今までどおり委託事業でお願いしたい。
会長
・ 開放事業そのものが神戸市で実施してきた、予算をつけて委託してきた事業
だが、時代も代わり、財政的な比較も大きな理由だと思うが、一部自主事業、
委任といった事業に代わろうとしている。
委員
・ 受益者負担については、スポーツクラブに関してかなり理解はしている。全
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市のクラブ代表者会議の中でも、どのような形で運営できるか話し合い、協
力できるところはしていきたいと前向きな意見が出ている。
・ 行政として教育委員会として方向性を明確にしてほしい。委託についてのあ
いまいな言われ方は困る。
・ 「スポーツクラブ」と「その他の団体」との兼ね合いに困っている。スポー
ツクラブとしては意思統一をしているものの、従来から既得権を持っている
組織に入らない団体、自分のやりたい方法でやる団体にどう対処していくの
か、開放運営委員会が指導制を持って全団体にクラブに加入するように、方
向性を取れるのかどうか難しい問題である。
・ スポーツクラブのあり方として自主運営という命題があり、クラブ会費を納
め組織に入って活動をしている団体と、一方、何も加盟料も払わずに使用す
る団体が共生することに問題がある。
委員
・ 地域のいろんな代表の方にも加わっていただいて開放運営委員会をやってい
たが実態にそぐわない。利用したい人が利用できない。既得権のある団体の
活動により時間が制限されて、新しいスポーツクラブを作りたいが作れない。
委員
・ 開放運営委員会には、どの人が入るのか決まっているのか。ある程度統一し
て、PTA 会長、青少協の会長、スポーツクラブの代表など入るように決める
べきではないか。
委員
・ 開放運営委員会に内規のようなものが在り、その中で決まっているが、やは
りモデルのような人員構成を提示していただければ、それをベースに各開放
でも顧問として相談できるのでは。
委員
・ 市の財政が逼迫しており、学校施設開放事業で特に問題になっているのは開
放管理者の報酬の割合が大きいこと、将来像の案で自主事業に振り分けられ
た分について開放管理者は出てこなくてもよくなり、開放管理者の報酬を減
額することができる、という認識でよいか。その趣旨であれば確かに予算の
削減にはなると思うが。
(事務局)
・ 基本的には財政が逼迫しているので、それを減らすことも大きな目的である。
委員
・ 資料を見ていると、開放管理者がいなくなるのかなと。マナビィひろばとの
びのびひろばを実施しているが、その中で行事が重複しているなあと感じて
いる。
・ 市民図書室は図書館とはまったく異なる。市民図書室は地域の皆さんといろ
んな交流がある。図書館まで通えない地域のお年寄りが、自分の地域にある
学校の市民図書室に自由に入って来て、私たちと会話しながら利用している。
・ 子どもの本は学校の図書室にあり補えるので、大人の本について希望を聞い
て 2 ヶ月に 1 回だが図書館に借りに行っている。お金が無いなりにその中で
工夫し、地域の皆さんに提供している。
会長
・ 神戸市の施設開放事業も 40 数年の歴史があり、一貫して子どもたちの拠点施
設として大きな柱になっているが、神戸の地域づくりにも学校開放が強く関
わってきた。
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・ コミュニティの絆が薄れ、希薄になっている時に震災を経験し、その中でコ
ミュニティの必要性を深く考えるきっかけになった。コミュニティづくりと
関わってきたところが複雑に絡んでいる。
・ 将来像の案として提示されたものをじっくりみても、簡単に2つに分けられ
るような性格の事業ではない。
委員
・ 各運営委員会の実態調査について、どのように構成されているか、運営され
ているかを提示いただければ。現在の状況について資料にまとめられるか。
会長
・ まちづくりという片方の目的からすれば、教育委員会だけではなくて、市長
部局とも関連があると思う。地域の話として考えれば、市長部局とも調整が
必要ではないか。役割分担があると思うが、地域をよくしていこう、子ども
たちを健全にたくましくしていこうという点では同じことだ。
委員
・ 一番の問題は、ひとつの学校にいろんな団体が巴形に入ってきていること。
ひとつの学校に自治会、婦人会、青少協などひとつとは限らない。
・ クラブに入らないで学校を貸してほしい。他を借りるとお金がいるから学校
を貸してほしいという場合には、当然、使用者責任が必要だ。
副会長
・ 運営委員会の構成メンバーについて一覧表にまとめることは可能か。タイプ
分けも可能か。
(事務局)
・ 自治会中心、PTA 中心という分け方なら可能です。
会長
・ 基本的にはこの将来像案をもとにして具体的に何か案を提示できるか。開放
運営委員会がどんな形でこれから運営されていくか、地域によって運営のあ
り方が異なっているので、いくつかのモデル提示がいるではと考えている。
・ 財政難を踏まえた上で、事務局のたたき台を検討会の意見としてまとめてい
くことにしたい。
会議資料
1 第2回検討会議事録(要旨)
2 市民図書室の概要
3 地域図書館・市民図書室設置年表
4 市民図書室等配置図
5 市民図書室についてのアンケート結果概要
6 市立図書館の変化
7 学校施設開放事業の変遷
8 学校施設開放事業の方向性
9 (仮)スポーツ・文化事業
10(仮)こうべっ子のびのび事業
11マナビィひろばについて
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