...

Title 生産的及び不生産的なる語に就て(六、完) Author 榎本, 鉱治

by user

on
Category: Documents
21

views

Report

Comments

Transcript

Title 生産的及び不生産的なる語に就て(六、完) Author 榎本, 鉱治
Title
Author
Publisher
Jtitle
Abstract
Genre
URL
Powered by TCPDF (www.tcpdf.org)
生産的及び不生産的なる語に就て(六、完)
榎本, 鉱治
慶應義塾理財学会
三田学会雑誌 (Keio journal of economics). Vol.18, No.12 (1924. 12) ,p.1816(134)- 1833(151)
Article
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00234610-19241201
-0134
第 十 八 领
(
1
<
六
.
)
雜
0
治
^
&
就て
-U
浓十ニ號
m
|
|
ジ
K
.
•
£ イ ムス ミ
^
*
ス ミ ,
ス以後ジパイム
yに 非 す し て 、彼 の 父
-®
ミ■
.
或 は ア タム
\
はれ
ト ,ミ ル の
»
かである。 十
《月 號 拙 稿 一 一
I
併し後人に依て 大の注意を
V
一 と な す ;
可 き で あ ら ぅ 。: 而 し て 現
ょ り 觀 れ ば 、 ジョン スチュ ア
)
ス •ミ ル 以の 何
1
a
一 參 照
たる
®
1 のみを云ふのである。
、而 し て邦の生產カは、
は.、社會の生產力を維持し、 又增加せしむる消
,
もの は 、不生產的消费者である。生 產 的 消 费 ?
迄固執す る こSが 、
實際上如何に不可能であけ、:
茲 に 所 謂生產的及び不生產的消費なる區別を飽
•之を問はないのである0 ; : 乍•
併吾々は、之
塞 要 具 に 在 る ^、
將又其の人々に存するどはへ
知られたるへンリI フォーセブトは、此の» ^ 於
、
、ルの表現し把る見解の要約が爆げら
的勞 の.區 i.
ょちも:
一
. ® 要^ る區別0存する は, 先 に 、
« を知るの.
である :即
生產的., れて® る 。 (H. Fawcett. M a n u a l political
0 ^其の區別 とは 、:
消 費 に物品を供給す:
るための勞働丨及び不生_M. conom
9
^
y, )di^I
O7,でp.'
5
-I
I )之に反し
て -フ«
,
ソf 力! は、典の 網「濟學 に
」於て甚だ
に依て 1社會の富に取て生產的勞働及び不生逄
ても亦ミ Aの所說を殆ん レ\S E^ に遵奉するの
である。即ち彼の 經
.
濟學綱耍 第
「
」一編锁三章に
土地に在るど、'
其 の 生 產 原 料 に 存 す る €>_其の
從 て 夂 之 に 依 て 利 #する所が如何に 僅 少 で あ る
かを說明するに充分であるo ミルの學徒でして
るか其の:一であ.
る 。即ち 其の胜接たるi間接た
る-^を:
問极 す 、生 產 に 何 竣 の 貢 献 を も な UV
る
.
して其の消® は 、生產的なるが將又不生產的な、
は云へないが、 彼 等 は 悉 く 消 费 者 で は あ る。 而
用 す る こ $が 出 來 る ; °
社會全員は.
悉く^ 働者と
即
ば生產的及び不生產的,
\ 見解に從へ.
: ちミ の
なる 區 別は 、勞働に■於けるふ等しく消费にも^
\ジ ョ ン : ミ ル の 見 解 に 差 向 け ら る 、 の が 常 で あ
I
代 經 濟 學 潑 の 生 產 的 消 费 說 に 對 す る 批 評 も 、亦
見 を 以 て
I
ぐ 、ジョン*ス.
チユア
-
國 經 濟 座 者 は 、 スブI ンナI氏の指摘したる如
生 的 及 び 不 生 鹰 的 な語
米阈に於ける郵便の發達が、移 K の:
頃ょb今
I
日に至るまでの發逆於_ 土が全く米開なbしだ
け其進步順調にして道路、 細 等 の ®ぬビf に
如<長さ鎖國の臾然
相 伴 ひ て 敬 達 せ し は 、 他の諸國 に比して最も鮮
明に:
其經路を說明し我國
穴
完
(、
鑛
>
大( 正 十 三 弗 十i ニ十九日槁 y
興
W 6 <甚 だ典味ぁるものなり"
彳: .
本
,生 産 的 及 び 不 坐 產 的 :
複
なる語に就て
十七
1!
®
:
® u
I
I
の開 放 ^共に一時に新制度を容れたる國家の夫
0'
:
—^
本: 誌 十 月 號 に V 注 意 し 代 を 通 々 、 生 產 的
及;
び不生產附消費なる術語を最初に使用せる英;
旣
f t
的相费に物品を供給するための勞働、是れであ
:
0 響 す れ 5ば の生產的I
o\
今 彼 の 見 解 を 窺 .ふに, ^
ch.luo
r狀態に於て必ず奢侈品と呼はれ^ であらぅ
f>
る
V0
I 持し、 又有 望 な る 方 ®ょり本題に接近して居る。 CFrands
A i s vvalker. Political Economy, I 8 > p rV,
、勞 働 、
yj然ら
ざる勞働ふの區别是れ,
である。本(誌八月號拙稿
,る
<T
就
て
•
語!
!
貧
_1
號.'i
一三丑
の物件に對する支出の多くば•事:
實上勞働者の
生產的能.率を增加ゼしびる傾向め:る が故に" 注
) 雜錄生產的及ぴ不生鹿的尨ス
;/
之に附加するためにM傭せら
s,
00
It
參照 )
十 il
'
,
乍併.
ミル"
自身の例證に 瞥
1 を與へ、 又聊かな
も之を勘考するならば rM
.
に夫れ丈けにて
(八
一一七
-+
)j
第十八卷
'w
fl
ff
,'
第 十 八 钫
錄
:
康的,
及び不改康的なる碍し就て
] 0なる事實を
るo而 も尙a クォーカーは、各種の消費が一國の
生產力 に 別興 の 效 ^を 與 ふ ふ の
日く 今「日 吾 々の 必 要 iする 人 物は 、
富
(palgrave,
1 9 1 8 ,VOL
I
600)
H
第十 號
H
一 六
费を分ちて生產的及び
o
dictionary of. political Economy
in, p.
勿論今日迄に,
生 產 的 及 び 不 生 產 的 な る就語 に
-
ては幾多の誤解が生じ て は 思 る が 、是 れ は 、 箸
^
®
」成 語 を も 包 含 せ し め 、 而して斯の如き槪念を
所謂生產的なる 單語の中 に包含せし むミ去ふ こ
.
述「家 が 彼 の 想 を 發 股 さ せ て 物
「質 的 窗 を 生
產:す る 又
€
」は 享
「樂 の 永 續 的 源 來 を 生 產 す る 」
生產に及ばす效果を迎る可き新らしきアダム。
iを明白ならしむ.れ ば 、思ふに避びらIれた る
の眞實な る.動學を見出す可き消費經濟學を著述
し て 、赏 の 使 用 に 依 て 活 動 せ し め ら る 、諸力の
て屈る
悄# を 取 扱 へ る 著 述 の 少 な き を 遺 ® に思つ
說 き 穴る 後 に"即ち純然たる:
經 濟 擧 的 見 地 ょ hv
10
不 坐 產 的ビな す 說 に は 同 せ ざ る もでのあ る
河
, « か 徹 然 .^
ろ 區 . .力I の.
提 言 に 赞し て 、
( 一八八
1 ) 雜
#が及び不生窜的消 费
. 0,
間
4*
別 を 徵 く る こ ビは ぺ 不 可 能 て め る 士 楚 認 し て 宮
|3
スミス游くは觅に別個のヒユー ムである。
此の事
た め 職ち事
®
.
上其の目 的 に
-?
.
0
»
達 し 得 ず 、若く
へ
加取将する K,
貢献する.
が.^
き支出を云'
ふ ■°
口
® 的支出ミは"® 時的莩樂に貢献せざ
( :生
〕
れども,
.?,
直接若くは間接^效用猻得の手段を增
o
生〕產的&费さ は 、
,生產的勞'働者の勞働能
Lノ、
>あ る 。
S す 。 何 ぞ な れ ば 是 等 の 消 费 は 、勞 傲 能 力 の 後 :
展 苦 く は 囘 復 に 貢 献 す .るを以 て
ニ
は 、勸 發 其物がー個の目
( 生)產的動勞中に;
的 ^非 ざれざも>遙 か ^將 來に於ける效用に對
.らる:
sのである。 ,
,
,
れば、 即ち若し其の對象な^ 識勞なりが直接游
くは間接に 孕一
樂に供興し得るミすれば、 夫れが
間接に享樂に供與する 力 中 に 有 す る 效 用 こ :
生產的效
そ".
] <呼ばる可& である。
)1
0
谘十八卷 一
(八 九
1 .) 雜
錄生潘的及び不生旗的打ゐ語に就又
第十二號
1H
七,
カ を 維 持 す る に 必 要 な る が 如 き 消 費 の み を 包 含 加:
ふるにフラックス氏は、
生 產 的及び不生產的
するにあれざも"勿‘論 其 の 中 に は 兒 ー 重 苦 く は 病 な る 語 に 關 す 石 "へジ:
ョン;
。スチムナI ト。ミルの見
m中の成人^ 必耍なる消费を 包含 せ し むる も の ; 員を引用して、大體之に賛同して居るのである。
TJ
o
o
ホ 生〕
產的效用 — 较 し 1 «の對象苦くは:
勤
.イ
.:(
(.生)爺的資本士は"生 產 手 段 を 生 產 し ,又
享 樂 の 源 崁 を 維 持 せ し む る に 貢 献 す る 資 本 に し 一 勞 が 直 接 的 享 樂 に «與 し 得 ノ 而 して同時に教く
’ ..
. :. し
..
.
.
: ..'
て、:
資本其物が享樂の 源 果 に 非 ざ る も の を 云 \は
4
: 交 互 に 他 の 生 產 字 段 を 生 產 し ’ 又 其の 長 紐^
關せ す 享樂の成る永續的源泉を生產し得る^す .
を擧げて居る。
斯る苋解の下ドフラックス氏は"
左 の 如 さ 成 語 ー す る |個 0乎段れるが如き勤勞は、 總て位含せ
括するがためである。
到 達 し 得 ざ る 稆 度 を 除 外 し たる總ての 努 力 を包
は軍に失敗が部分的に過ぎなくとも其の自的に
- '
がな.
されたる時に 一 勿
時 を 待 つ 必 要 も : 解 で あ ら ぅ 。事 ® 上傳統のた: に此の生_ 的 な ;
- 論其の,
$
は ,生 ^ 的 及 び 不 を
なからぅが — 兎に灼吾々,
る語:は、 即 ち 全 然 生 產 的 な る 語 を 適 用 せ ざ る 所 ,
產的消費なる術語に姆 レ て# 少理解し得可^ 意
.
の一姬藏せる富 ど.
,特 殊の 關 係 を有 す る ので ^:
」
義 を與 へ る こ -^
が出來るであ、
bう ^
なる
」 J。 (§ 352) る。斯くの如く所謂 貯
「藏せる富 に
」生產,的.
要す,
名に消费論は今日未だ經濟學上充分なる研. 語を 適 用 せ ざ る は 、 M ふに通常の意義の指示す
究が遂げ、
ら れ て 屈 >ぬ故、スブーシナI はウすー る如く、效用.を生ずる.所の成る努力に適用する
ii
;0
0
ふ
笫十八卷a A I J o
雜v
錄生産的及び
Dictionary of
216 217
political
s o
」
小生座的なる語に就て
雄十二魏
:
:
H
| A
:
の見解に求むるに如くはない
(Alfred Marshall)
ビM ふ。 . . . . .
..
:
ニ十八
其の大著 經「
濟
vッド,マすシャ Xは 、
現 代 英 國 經 濟 舉 の 鴻 蹯 i仰 が れ た る 最 近 物 故
w c o n o m y ” せるアルフ
j
介 し たの で あ る 。而して彼等の結論は、 何れも
之 を 支 持 す る 態 度 に 出 で ゝ 、如 上 の見解を表現
する,ものでは あ る が 、典の 言 說の中に之が
|は不生產的にして、 其の他の勞働は皆生產的で
一あるo併し 生
「產的 な
」る意義は> 種 々の變遯を
: 楼的並に一時的寧樂の
ti
錄
產するものを生產的ド娜 ぶ に 至 り 、殊にa在の
へらる.vも
>
の
'
^
VT
るこ ^ の
o *
您望の爲めにするものを除外して、 唯だ將來の
に
の類である。勿論多くの家庭には、 過剩の家內
從者がある。今若し其の精力を轉用して他の使
用に 充 當し ’たどすれば、 社會ば多大なる利益を
. . ...
: .:
::.
..
..
'
.
莩くるに,
相違ない。
而してク斗ス.
キ丨の藤溜精數
一
w ふ
K は、議 論 の 贳
I を欠くものである o
| tive of the means of^roductiolv and 叫
o
durable
の 意 に 解 す 可 き て あ る 。併
sources of enjoyment)
し %來 此 の 語 の 意 義 は ^ 然 农 る も の な る が 故 に
:.
决逄的及ぴ 小生產的なる語に就て.
: 笫十ニ號
る。 而して興の生產手段の中
の 提 言 を 固 執 しで、 家 內 從 者 を 不 生 產 的 ^ なあす
第十八卷 一
( 八ニ1 0雜
包含せらる
ー
3九
:
〜
に
產
j 故
- :に 踉 生
「產 的^
」る語を.用 ふ る 時 は 、を
「
3
手段及:
び享樂の永續的源泉を生產する で
」
( &?
で
\ ある
、ノンを燒くは
一さ ぬ」
のである。其の他家內に_
於て •
不生產的にして、:
パン:
商の:
パンを燒くは生產的
;°
1:
..
例 へ ば 最 近 の 多 數 經 濟 學 潑 は 、アダム 」
スミス . 精 密 の ® _に は 漫 り に 使 见 す る を 戒 し む 可 き で
不生產的ミ睜ばれれのであ,
る。
て、 或る職業は生產的ど* せられ,他の職業は
る。此 の 般
1 的觀念は>經濟繩論の總ての階級
に於て定まらなかつれ^沄へるのである。而し
て樣々なる學者に依て* 々ねる區別が與べられ
て,
勤勉を_助し、 又其の活力を製富ならしむ.
可
き、
:
.
甚 だ 確 實 な る 永 久 ® 資 I源 を 獲 得 す I ぁ
勉の能率及び精力が同一であるミすれば" 一國 事
| が一 は
K れ る ビ 思 ふ 然るにも拘はら^ 、 一人
の 眞個 な る 利 益 を 增 進 す る に は " 般
一にー時的 一の經濟學者すら丨彼等を乳付けて不生產的ミ な
奢侈品に對する慾望を押へ て、將來の作業に於
諸 般 の 進 #を促進するもの:
である。併し若し動 一に,
依て生活する人.
々の多歡に就ても、 亦捃様の
又蓊侈品の享樂は、努力に對する誘因にして、
、
の * 侈 的る
たビ否t に 論 な く、 總 て の 有 益 な
的ビ:
云 ふ を 惯 例 ど す る に 至 つ 。事 實 に 於 て 、
:f
ft
爲 に す る も の を 含 ま ず 、菩積せられたる富を生
も看 取 す る こ どが出來る0 一經て、 今 日に於てゆ、
命を有す
il
るであらぅか。之が斷案は " fi
代經濟學界に異
常 の影響を與へ た る :
故 ア 少 フ ンッド*マー シ ヤル
に於て經濟學上斷然排棄せらる可き
然 らば生產 的 及 び 不 生 產 的 な る 語 は 々 近 き 將 來
Q 示
, を殘せる一事
シャルの,所 說 に 依 忭 ば 、
其の目的に到
\:
:即らマ I.
達 L得す、:
從て何等の效用を生せざる所の勞磡
.)
vol. Ill, pp.
學原理 .
笫.
三® 第 11 S
第 節
」
】
1以下に於て所謂生
以上に於て私は> ー三1現代經濟學者:
の生產的
產
I.,的 勞 働 說 及 び 生 產 的 消赞 說 を 取扱 つ て 居る 。
消 © 說及び生產的勞働說に對する見解 >並^ 之 ;今其の大意を摘記すれば、:
左'
の如くで* る。 .
に關して生產的及び不生蔽 的なる語の 意義を紹
I I8,
(Palgrave,
\ならば、明白芒なるに至るであらぅ
即 彼は日く 生
「產 的 せ 不 生 產 的 の
W 區別に就
て ミ ル の 與 ベ た る 人 爲 的 本 質 は 、 苦しも其 の 實
際的成果が特定の場合に適用され■
て吟味せ&る
t>
VO
る享樂は、 公 私 の 活 動 の 正
. 當なる目 的
.でt
35
添 十 八 怨
(八 ニ 5
雜
錄
/
1
鹿的及ぴ不坐趦的なる就
語て
|-
馏十ニ號;
一四〇
;:
ょり除外せらろ、の^ *名
0なるが故に、 生產的及び木生產的勞働に於
的 で あ る 。« しも斯の如きん
^け れ は な ら ■
ぬ 。併 し 斯 貴 %
の.
^
.めに & . S れ .
ら る 、所 あ り
す
阴かに夫れは其の場合
V れ ば 、,
爲
j 的區別線が何等か特殊の目的に對して要求せ
iは け る 區 分 線 は ®
入 は ,、
.の
典製梁のため^ 勞 働 す る ビ '
將又田舍のぃ;も
家旌に 於 ける 私 的 從者 tして 發 働 す る ビ を
™
ず"
何れも不生產的なる種類に« するのでぁる。
併し煉瓦® エが劇揚の.
雄設に從事す:
る場合に
は 、生 產的 と し て 分 類 せ ら る Vので:
あ る 。勿論
€の間.
に於ける
沖は、 漠然たるものであ. -又* 弱なるもの
である。併し此の困雛は、 事物の本質に存する
もめにして、或 る 語 考案に依て完佥に此0 困
_ を切拔けるこマ は
」、 不可能である。現 に ® 々
^:
の生產力を維持するに必要なる部分のみを生產
的消® さ云ふ可きである。 此の語は、 物質的富
f ^意 義 .e異
,:な
,つ て " 此 の 生 產 的
起 ら な い ので あ る 。
|の 如 ぎ 場 合 は 、 殆 ん V」
去れば茲に
なる語を使用する時:
は %:
必中爾く明言しなけれ
:
ば な ら ぬ o例 べ ば 必
. 產する の
「;婴 品 を 生
」意に 於「
て生產的なる語を用ふる場合の如き避れで
時は、 新
「れなる富の生產に使用する 」(the use of
ノD f
wealth the production of further wealth
i1-_.
.
.
_"
.r
:
次:
にマーシャルは、生 產 的 消 费 ^言及して居
る。.
即 ち 生 產的 消 费 なる語を術語どして用^ る
は:
:.
低き人に比しで高き人の.增 加 す る こ を 斷 一 .
言し # るけ:れざも、 其の場^,
には瓦茂^サ以上
の人は、 總 て 高 3人の中 に數 ベ る か 、^ぐは五
if
H:: J
-I !
!■.:- こ…
!
…
::
ふ。 .
一 い' .. .
■
去れば典の本質上眞實なる關係ある場合に,
®
密
\ 確宠せる區別線を 設 定 せ ん ビ の 企 圖 は" 生產'
\
れ ぞ も 、甚だ誤解せられ易& を免れない。何 £
的な る 術語に對して往々與へられし嚴猾な る諸
等.
の 定 義 に 於
る よけ
なれば消® は、 生產の目的であり、 終局である
け れ ^も、 併 し
る
宛 義 に於けるよ hも站だしき禍害を殘せるもの
で.
はあ
& は、 決して
な か つたと® ふo例へば或る定義に依れば、歌
りも奇怪尨る成果に« くが^
斯 く 生 產 的 消 费 說 を 取 扱 へる後 に ャ ー ク ニノ
劇 の 唱手は不生產的で‘
あ るけれrも、典の劇場
質的富を生產するものではない。
は、 其 の 脚 註 に 於 て 迚 產 的 な 0語に苒び言及し
は、總て甚だ薄弱であ又或る不確實なる調
子を包.合,
するもので あ る 。 思 ふに 今 H生齑的及
.
を.
販
賣 す れ.
ば 生 產 的.
であ_
るふ
が如
K:
.
.
.W 1*
.き結
.論 V」. :.
'
なるのである?斯く論じてマ1 シャルは、次办如
第 十 ニ 锶 四
I 一
び不生産的なる語を朋ふるは、 殆ん^價値なき
.
ぐ シ -ォ ア の 所 說 を 引 用 し て 卿 驻 を 結 ん で ®
邻十八卷: ciAlJ,) 雜錄迚産抽及び不生齑的なる龉に就て
H;
こ €であらぅ。併 ^是缂の語は、.何れも畏い.歷
.
て£.
る。即ち生產的なる.請が使用せk る S區別
直接.
に
*:
へ. 入
印.刷
人
は•
生
產•
的:であり
に劇場
.
...
..
•
•
.、K.
.:
Q.場券のI
の案內人.は不生產的であるけ:れ V」
も、 彼が®附
#;
から Vめる。而して雜全なる消® は、:
皆何等か
の 刺 益を生產するものである。
而も其の多く,は 、
の签積を論するに方^'て 布 用 な る 語 で は あ る け
'*
!,
孽樂.
の永續的源衆時的源衆
^:
史 を 有して居る。從て是等の語は、 之を端的ぱ
:なければならぬ V 從
' て 生 齑 的 勞働 者 の 消費
は、 皆 生 澈 的 消 費 €旁ふ可Aず " 其 の 中 勞 慟 廢
考棄するよりも寧乃徐々:
に其の使用h 限かして
於 後 ^之 ト 無 用 な ら し む る に せ く
ミ思
il
fa
尺.六サ以上の人のみを高き人ヾ 分
J 類するか、 之
を 決 定 し て の 後 で は な ぃ 。同梳に吾々は、何等
/[
{f
0-
も
:0
は勞働の必要品に^ て、.|時
:的奢侈品は之:■嚴「
密なる標準に掘づかずk v,
不生產的勞働を犠
從て水.
砂糖の製造# .
じて 生 產的 勞 働 を 增加 せ し むる 云ひ得る
—
;0
:0
p'
11
■
1
'
:第 十 八 卷
歡
a
が、之 m
を
一
A
a
れ
る
,
又彼て、
從
來
英
國
就て
笫
十
二
號
,
一四ニノ
I 扱へるも、 I
派の學者が使用したるI
ぺ的勞働說及び生產的消I
I
J:は.
云 り は 、寧ろ之を徐々に廢北する方可ななど稱し
0雜 錄 丄 產 的 及 ぴ 不 生 產 的 な る 餅
s
;は
4 れ る 。 : :其のf
i
る 0例
.Kス肉を
「へば料® 人A ロ
はれ S
子
|
1
服 屋 は羅紗を用ひて洋服を& § 為 ミ は 云 は ド 身 提 唱 し た そ 、
、ル の 學 說 の 修 囊 を 用 ひ な い の .
るけれ V」
も、染物屋は着色せざを羅紗を用ひて 一
'で あ る 0而して從來の學者の 0 ひ穴る 年
「生 產 ,
」
S
IE
MO
MO
to
^o
Nr
i( & I d u c eの
くは
染色したる羅紗を製造トるビは沄はれない。而
) 代 oに 國「民的所得 苦
」
も染物崖に依て生■能せA る 、 、變化は、 思 ふ に 國
「民 的 分 配 元 资 9」^ !131
incomeor dividend)
徉 服 屋 に侬 て 生 產 せ ら る 、變 化 ょりも 甚 大 で あなる語を用ふるのである。,
而 も 此の國民的 所 得 ,
.
):
手
を通過する場合の羅紗は > 一 向 に 其 の 名 稱 を 變
ぐ 包 含 せ し む る ので.
あ
る
(Alfred Maredit n,
7 00故 に
7
臣
1916,
7; &で?
II, ch. n r ”pp.65-V
日 ¥ ,
shalrprindpies of Econo
物を等し
Mしないので あ る 0卯 ち 染 物 屋 は 新 奇 の 名 稱 を F
マ
丨シャ:ルは、
此の點に於ても亦楚非の中間に立ち
一
な る ので あ る ^
ならしめざる所が見える。
V」、
」:。 (N. w. Senior, P o l i t i c aて
l 、 彼の旅 幟 を 精 )]
2
但 し t —シャルも、生產的及び不生產的なる經濟
6 the d rp ? 51-52。」 :
Economy,1 7 ,
::右k 依ても 知 ら る :
、如くマーシャルは、
今 生 :學土の術語が近き將來に於て廢棄せ
ら る 可き運
生 症 せ ざ る が故に、新 奇 の 物 件 を生'
產せざ る こ
00
紗 は 其 の 名稱 を 變 更す る に對して.、染 物 屋 の
らぅけれざも、 徉 服 屋 の 乎 を 通 逾 す る 場 合 の 羅 の 中 に は >:所謂生產的及び不生產的勞働の創造
0-
CT
o-
'0
!
如何。
十
U九
U 然らば本題に關する獅己經濟學 考の見解 は、
物のみが生產的 湣
W 做 さ る 、のである。然るに
ジォクラ,ト流の見解を以てすれば"土地の生
:へ:
ら る 、場合の如き"是であ る。旣述の如くフィ
•M
的及び不生康的なる;
術語を斷然乂抛棄するよ命を有する事實丈けは之を認めて房るC
00
の見解を左k紹介しやぅ。勿論私は、.
彼の見解
を以て本題に對する獨逸經濟學漭の見解を代农
せしむるためではない。啦だ彼の叙述0 简 潔 な .
るを採るのみ。
.レァ!博士 は0 < 生
「產 的 及 び 不 往 產 的 な る
語の間に於ける區別は、經濟學上極めて 耍 ^
るものにして、 又® 々特に* 往 活 に も 適 用 せ ら
(八
}ニ五
轉財
の生如
產の前提
\ 爲 ":例 へ ば 場 所 の 移 物
的動勞給付"學者なる職業等は、 不生產的ぞ診
I.
|へられたのである。今 や 何 人 €雖も" 多くの行
.«
の 故 に ー フ泛
ク
(ユ
J(Revision der GrundbegriFin Beziebung
笫 十 ニ 號
1西三:
に
業及び
^Iad ihre Bediagllrigen'i II.
)於て >,M
puf Teuerung und Wohifeuheit, angemessene Preise
^
f &
けッ J(oぼ 目 Friedrich Eusebius
\ H e rich Rau}
Lot z Jは
S 、.一八一一年 國
「段經濟學の根本概念
\承認せざるを得なかつれ。
及
: び條件の如きは不生產的であるビ云 ふこどを
;:
) 雜 錄 生 產 的 及 び 不 生 庫 的 ^る語に就て
即ち公的目的に對する確實
る 、ものであ.る ど
」。
な る支出の^ 不
;かT問 題 な
w れる時に,斯 る 支 出
em st produktivvv^^^ ^ ^
」(
は 頗
「る生產的
. 笫 十 八 涖
1&
oo
*
4
,'
ol
B-
B-
ih
I
一 onal konomle, 18930
に於て可成|物
精 製 に依る揚合の物財生產、,
エ業、展储勞
begriAeder Nat
々に詳細に本題を取扱づて居る0依て私は、 彼 |働 等 を も 生 產 的 ビ 看 做 す に 至 0:
たゾ此の故に人
經 濟學の根本槪念
幸 ひ に ユ ー リゥ ス ,レァー橄士は其の著 國「 民 ァダ
, ム*スミス以來、
生產的なる槪念.
は擴張され
」(Dr. Julius Lehr, Die Grund- jて、舉に原始的生產 に 侬 る ®合のみならす、 乂
®;
;:
…
(m〖
ttIebar:produktiv)i
る.
0 而 し て其議論の眼目ビする所は、成 る 行 爲
錄
生
產
的
及
び
不
生
康
的
な
る
語
に
就
て
':; 第
十
二
破
丄
四
四
a八ニ六 ) 雜
- - -.
■
…
!.. . .■
.
钫 の 槪 念 ^生產的な;
る術1 マを
」結 び
丨
:
.
Sれたる 犠牲 せ 等 價 値なbや否や、,
是
_ ,_
1
. .. . . . .
. . . . .
I.
:言 すれ ば 啻R出己の境遇を改善するた
I手
: 段 >詳
» 及 び 給 付 の み な ぃ ず 、夂自然の本質的
-
-■---1
.
—
---!
!
。
<?然る後
丨丨!!
けて考へ物及び給付等を必要てするものであ
- - - - - - - ------- -- - - - - - - - - - ------1
>,
:
l-i
l v j j -
進せ
め 、菩々の4 ^を 愉
1ならしあ、 文 化 を .
又經濟的ビ看
さる可&動勞は、 悉 皆 生 產 行 爲
:.
く
婴求するための行爲は、
.
何れも皆人間が布:益 若 |ど考へられなければならぬ。
故 に 夫等の勤勞は、■
1坐 產 的 €名付け得可 きも の で あ り、且 又 經 :生產の適程に於ける全部ゼ解ぜられなければな
®:
濟 的 に も正 當に 準備 され.
たるものである气菩
ら
:
\ ぬ。從 て 吾 々 が 生 產 行 爲 考
w ふ 可 き もの は 、:
Lehr,se G.£-單
| に農業上ノエ業上、 其の他の勞働者の努力の
々 は云へる の で あ る、 a l s
6-S70
:
耍を滿足せし_
ひる:
大 な る 經 濟 的 過 程 >中に一の
::
-- - --
廣義に於ける生產は、取 に 物 質 的 財 の 劍 造 に ;
,
:.「
!.!.
る生產の精 神部指導 者の行爲 も、 看 譏 婦 の 行 爲 他
j に轉用するならば >夫れは® だ:不經濟的であ
も,昝利の行爲もノ世帶の行爲も、 皆 生 產 的 苹 り # る 0 ^併人間は、 先づ樣々なる生計維持の
す
| ればフ經濟的にも全く適應せもものである。
然
| るに若し物財を生產するセめの生產的女出を
: .
一
ものであり、 又^ し之を轉
\ 當に準備せらるく.
生「用 し ,ても直接に何等の物財をも生齑し得ないど
0:
の人々が生產的ピ箭做^ る 、か 一
.
ち動物や人間に依て惹起され得可
W ふ
K 舊時の論威力に依て即
敬は一の無益なる議論である。而も世人は、失き困船を豫防
I、 若くは之に對杭するための*
くは半ば生產的ビ看做^ る 、のである。 :
抑も如何なるa 類 の 行 爲 "及び如何なる階級,めの
;
#;
卞|
の如<叙 述して& る
:
:至るの で あ る ,._
に菩々,
.
は 、1 に 衣 食 住^ 欲する,
のみならず、又高
き文化の® 神 的 孽 樂 を 因 指 す
<'
#:
^griiYe der Nationa k o a o m : ^ 2 te au?herausge- jみならす、 又家內從者、敎師、醫師等の勞働であ
ぐ kap. 2 , る
gebenvg Dr. M a x von Heckel,I9〇
j 。總ての生產行爲は、 夫等の勞働に依て、 必 :
§ I4LSS.
ot
錄
:
0
スタ
る®
: I フ。 られ居るが故に、直 接 m 必趣を滿足せしひ:
»:
生產的及ぴ不生產的なる語に就て
迄
m 頗る論爭せ'ら
第十二號
一
k五
^ はy 幾 多 の 事 賞 に 依 て 擧 證 せ
社
會經られるビは忍はれない程である。
「
氏は、
如何なる見掃を支勞を除外するこ
cassel)
笫 十 八 饴 2 八ニ七 〕雜
濟學の理論し^ぼ与/么 ぎ ^ ゎ き 皆 ^ に於て此の生齑效力の定義は
今
、
:
推 す る や 。 即 ち カ ッ セ ル 氏 は >;
氏 0 近著
カク.
セル ?
( |
た。,
然らばストックホル'
冬大學敎授グ
.
. 之を要するに'
レアー博士も亦生產的及び不生 j分前を有するのである 事實に於て此の過程は
產的なる術語の區別を無用視する一人:
で あ つ 一 頗 る 統 プ ぜ ら れ 、 の各_ 分 が 餘 り に 相 結 合 せ UJ.P:一"」
QO
:':
*|
去れば是等の因的に:
役 立 ち 、甚 々 の 經 濟 カ を 增 限 る も の て は な い :
。 ::直接に必耍を滿足せしめ> : :
:|
!:
笫十八卷
連輸をば半ば注產的
I
した0 であ る"併 し 人 力 及 び 物 質 は 堦 加 し 得 る が 經 濟 諸要求せ 」
致
T する や 否 や "换言すれば
も の ではない、 即 ち 總 て の 生 產 は 單 に 地 方 的 出 夫 等 の 要 求 を 通 じ て 到 達 じ た る 成 果 は 亦 此 の た
來事、物質の形態及び組織に關する變化に存すめに齋ら
^
;0
るに過ざざるが故に、:
取夫、
:鑛 夫 ,農夫,及
れ.で あ る 例 へ ば 保 護 質 易 、
精神的敎化、
潜雜、
佥,
然殘存せ藝術上等
'
の 目 的 の だ め に 突 出 甘 ら る 、國 ® は 、
^^
IE
職エの行爲間に於ける本質的區別は
ざる も のである^ 、吾々は 考へ る 。
斯の如く承認する,
論理的結果は、唯'
だ此の
1}
S的 」
なる槪念を無限に« £す る ある'
のみで
あ る 即 ち敎師の行爲も、 發明家の行爲も、 成
.0
;^
1:
_
‘.
四I六.
浓十ニ號
滿 足 は ‘'個の.
獨立目的で.
あるX ム
—.
ふ 乙ヰを充分
れて炤馬。:
即 ち 舊 派 經 濟學 U依れば、:唯だ.
物質
:.
..
...
も の で な く ,又公然ど是! せ
則'
財
,を^產 す る 場 合 に ,包 含 、
せ勞ら働 の み がに理解し# る:,
S られ
注產的ビ_ 做 Sれた。之ね反ルて^ 接狀人間の
ざ れ で も 、太 な る 經 濟 學 的 混 ! の
| 理論及び成る"
中に潜 在 せ る 所 の 、 物質伽財への人間の
必喪を滿思せしむるをは的ビしテ又物質的財の: M因
€
顧 は 斷然 排 粱 せ & る可きである。何ミなれば
!«
巡する.
かは
央れ が 經 濟 的 且 生 ®的 P *做さる-
观 M 意味す:る.
こ ぞ 、なる'
ので為る o果して^
介在なくし 消
者 に 有 用 る所の:
勸勞は、 悉:
.
H
併ん邶め分
赀 不 生 產 的 看做 さ れれ の で ある 。:
{ 如何 に して 或 る 勸 赞 が 物 質 的 財 ©生產* 促
it ?)
:^
.^
を與へ.
勝 ち な る を 以 て U.あ る 。事實上此の術 0
^
名
の
も
は,:
即ち物質的財の生產乙そ經濟行爲の一雷的一
目的 れ
觀 念 代 依 存 す る のにして,從セ
:
|«
る場合には茈の勤勞は、 經濟的且生
沿根本的 要!
は!
、 即ち其の * 勞が直 接若 く ぬ 間
接に人■ の必要に適應す名に役立つ所にあるの
である。
. 產 的 S看倣されぬければならぬ。
精■
又物®的財の中に體,
化せ A れざる_勞は、,
_接 に 注 產 啲 て あ
看
るさ る > ©で る。換
V」做
«すれば求等奶-勞 は 、 物質的財の生產 を促進
には、
し猫:
可 き蘭 圍‘淤マの.
み生產的であるの:であ:
併ム此.の觀念を以てしては、.人間'
の'
必要
.....
を ば經濟科學の範圆灼に鄱らすビの抗
.
何 等の威力もないので:
め:
^ 勿論物® 的 財
, の生
產 ^服 足 せ ら る 、成.
る顧濟科學 と 雖も、 物質的
財 の 沂 _ 的 エ 業 生 產 :に
^於
どせ
てら心
るゝ參數
の技術的知識を包含する; ^ば な :か ら ぅ 。
、然
經濟科學巧純然れる經濟學的硏究の目的:
に必
要なる以上に此の必.要 滿 足め 技 術 的な る 方 而
5:
S 術等の如き
-
三
繳ての狀應に.
於 て 生 齑 的 マ考
へられなければな
」
らぬ °然らば如何にして世人は家內動勞を除外
し 得 る か を 知 る の は "困 雛 で あ る 。何 ^なれば
なるも,
の
'.爾、
ち‘
®
理は" 物質的財の連績的製出ど看做されなけれ
V」 家內動勞の中に於てa A i
;
m a - aluu'.IT.l jl
又甚だ特異なる區別に鐵くであらぅ。勿 論 財 の
を生齑的及び不生產的.R處 别 す る 乙 ど は 、K *し
訓 練 ^ — 例‘ ^ ば 醫 術 、 敎 授 、
而して或る經濟に於ける此の足義 が 總 て の
底
そ> :1:
個 の 經濟若くは經濟科學の何れ
;れ こ :
か;
に於て« 焱« る定麓れぅ與る唯一の方策であ
;*
改善、運輸及び分配に關す^總ての入⑽努 力 は 、
:=
0:
自 的 .ビ す る 所 の一 ば な ら ぬ 。物
.,
質 的 財 に 對 す る 其 の 關 係 に 從 て :合
般
1に呼ばる可きものに立ち入るz tなくして
必聚の:
滿见を便利ならしむ‘
る
s?
,0
^'
る
^'
'1
//
主要なる事實では
生齑的:
ぞ 看 儆 せ 行爲の中に« 濟 學 上 0 1大 意 、 可き办の問觀に關抹る限り、.
義 を 適含 せんむるこ名は、漠然たる« 々の観念
な S
®王要なる«實 で あ つ て な ら 。
g 噴 .
一
.
:>
.®
^.
-
.
.
-
爲 は 、其の經濟的方而を
.
. . . . ..
. .
«
. .
.
-
.
....
<
.
.
:
自らを入間的行爲の經濟的方而f限定する
»
/\
卷
八
(
一ニ九
:)
:
;
,
す る こ €は、殆んゲ 不
」可徙であらぅ。 即ち火エ
:
.
:
;
-v
V. .;
. U就
雑 錄.
迚 鹿 V
的
び不生
的.
な.
る•
語I
I,及.
1跑,
》
筋
十
;
.
第十
.
.
!
四
七
1.
*
.
.•
^U S 揚 に 於 て は 適常なる生產ど.
限 り-.
の•
自
然的限
界
超.
越
するであら
ぅi
>
•
-■
:
の關係はm に間接
:其
■
•
.
;を
•.
..
:
ふ
をに
全
必
要 させざ
るあ0で
.
あ
る.
'。
過 ぎ ^る も 、 併 し 其 の 勢 養 考 ギ
«だ
取載て ,
は
:.氣
:逍
.,
1
:
,然
..
,.
.!
.
/
.
'
.
t .- < k,
,
く
. . :質的財に對する其'
の關係:
に從吒§ 的® 勞
.
る も の .で ぁ
要なる.F 0
勞 ® €準 年が、 澤山あ'
4
て經濟科學の領域內に入る0である。此の科學 一 :.
':
:間にはK® 的關係.
ど
め
があるi sふ主張を支持
!^
,
全人間的行爲を考虛に入‘
れ得るの.:
である。人 間 一々の家內從者の勞働を 生 能 的 及び 不生產的 :
「
」
「
」
- - -ゾ
0:必 要に充當するを目的 す
"
:
に 區 別 する こ ビが.如 何 に 見 ゆ6かH W だ何人
V」る總ての人爲的行 一
し 、 又其の程度に於 ™も 試 み に 想 像 す 可 のみであ4。乍^ «勞 f則
;■
f
る
«»
I
(八
1!1〇
) M
錄 生 産 的 及 び 不 生 鹿 的 な る 語 !就
て
1
饿十ニ號
四
1八
ける勞働者に就ては、 吾 々 は 何 ^沄ふ可きであ
第 十 八 涖
る 。例へば作業室の淸潔、.
塵 苏 の 吸 收 、浴場の
,
る か .即ち彼等は、何 等 物質的財を供^ せ^ る
'
中に區別す,るとi
生:產的動勞をば經濟行爲及び經濟科學の領域ょ
b 全然除外する迄に其の結架を、追求し行く人は
.
何れも明かに魏多の不合a に陷れる事實を知る
なけ
住民に物質的財れる飲料.水を供給するが故であ
. Joseph McCabe,. IP 23
social Economy, raasv
{Gustav cassel) The Theoryof
:こ^であらう。
され
市水逍,
に雇腓せらるく勞働渚は、生 產 的 €看倣
ればならぬ。
何ビなれば彼等は、都 1の
看做して、货物0 運:
送 の み 生 產 的 <清 做す可き| 觀て何等勤勞の本質的差異に適應せずして、,如
何に も 人 爲 的 で あ ^;、又餘りに無用であるど云
であるかっ然らば® 々:
は 機 關 手 w1般船員との: ,
勞 働 を 如 何 -し分類す可きで涞るか。M に或る都
ふ乙ど•を 明 か に 表 示 す るので あ る 。 故 に.
所謂不
即ち此の事賞は、,
右 の 區 分 が 經濟學的見地ょリ
^、,
如 上 の 大 狐 事 を 惹 起 す に 至 る ものである 。
0中に、或は不生產_ 勸 勞
物質的財に對する關係に從て、或は生產.
的© 勞
.
提供す る に 留 ま る 。此の故に彼等は、 不
「生淹的 」
の中に分類せられなければならぬ。 4K
れば典の
' .
. . ' . .......
_ . :
ものにして、 唯だ光熟に關する非物質的動勞を
設 置等の如き是れである。屉等の必要なる作業
+
Vば生產的® 努 の 中 に 数 :,
へ
を 避 く ^の
>J:る
は、M ふに難事であらう。,
否、 其 ,のエ場の監督
者:
及び麵託髒の勢働すら" 生
■產的 と
「
」呼ばる可
であらう。然ら:
ば吾々:は ?何處に生產的及び
不 生 產的なる«界 線 を 設 く 可 き で あ ら う か 。 又
火 規 模 の 述 輸 業 は 、人間 ヒ 貨 物 ど を 運 送 す る も
0'
:
る。興の他系斯琳業:
に於ける勞働者に就ても生
產 的 な る 語 が 適 用 さ れ る 。然 ら ば 1氣 察 業 に 於
L
【 置鏖J
'p
-J
cr
[
ビ
る
9
J
X
こ | 幾 多 0學者の指摘したる如く、 是 等 の語の 意 義
t<l^ produktion
ダ
HHandwdrterbuc
lwarterbuch,
あ
る
。
V
O
\
P
る
::て : 之 を 排 し て 居 る 。,
又生產的勞働說に就
生産的及び不生趦的なる區別を設定す可さか莜
て は 、,
多 數 の 經 濟 學 者 の 指 摘 す る 如 く 、 何處に
な
產的消骁說には全然觀念の混同サム所がある?
VOP 」 前 號 に 引 用 し た る 如 く ジ ュ デ ン ス は 、從 來 の 生
即ち ^
及び不生產的なる區別も色々になるのである0
無 論 堪 « に^ M的 及 び ー^
ホ &的 ど つ た 丈 け で
生座的及ぴ不生龈的尨る詰に就て
浓十 號
四
I九
Vか ,、 ヌ は 斯 る 意 義 を 表
« > 殆 ん ざ 意.味 を な さ ぬ 何
的
「:の 生 產 »
」く は
^:
は、 勿 論 单 獨 に存在せざるもので
ら
齑的<苦く.は木生產的 勞)働、 消費、支出等の成
語 rな つ て 使 用 せ
笫 十 八 卷一
( 八 三1
±:
0:
VI
ので* るo此 の 場 合 に 人 問 運
3 送は不生產的S
:■
f+
|
v,OIVJ,:bkvl'c:hL I, § 3 I P P 「2 1 - 2 4 ) パ
現 す る場 合 使用 せ ら る 、も の で あ る 。而して:
. :: ::.
® の 如 く カッセ ル敎 授 も 、亦 經 濟 學 上 の術 語 ど 注 產 的 な る語 を 用 ふ る ®合には,マ
,Iシャ
哀
l:
して 生 產 的 及 び 不 生 產的なる語を用ふるこどの. .へる如 く 、生
. 樂の 永 續 的源银を 生
「產字 段 及 び 莩
不可なる旨を述べて居る。.
其の 他 生 齑 的 及 び 不 產 する: 」
の 意 に 解 するの が 常 で あ る 。併し 魄 に
生 產 的なる語に就て は.、
レ
.キ ン
.
の使用を拒否するに傾いて居るVJM
ふ。 へ.
UA
雜
:'
.b
f
71
::
、精
'密なる議論には
in liandw rterbuch d e r Staatswlssenschaften, von一は、_ 然 $して© が 故 に ,
一 慢 6 に使用してはならぬので あ る o
w . Lexis, 3au . d. VI, ss. 12 5 - 1 219、
)'パ
て ご M in
>nbeit
Arbei
n
td
Bernard Harms, Bd. I,SS.X S 等の叙述を
始め多々あれざも、« 乙«濟學考も亦是等の_
ムズ
.
敎授
授ス
ム
•
ス'
敎
スご
ご
tb
而して生產的及び
.
^ ^ -.ホ
— 級 见 し ^れる仏を通舰すれ^、 經 濟 .. だ 分 明 な ら ざ る 缺 a が あ る 。,
學 上の 術 語
て生鹿的及び不 生產的なる語
不 生 產 的 な る 語 の 意 義 の :取 り 方 に 依 て " 生 產 的
十
■111
1>
ol
ら_ し て 、ニ
t却
有害である。
か。 で:あ る ん 玆 に 於 で 福 田
ぐ
1 '」
:.
不•生產的ビ妄つ化t
、淡して
斯る翻語の使用を排斥して6 る。其 の 所 說 の
端
無理ならぬ
鄉十 龇
jr
50
勞 働 を 區 別 す る乙ぶレを ,無 斯 に し で 且 つ ^ 々有
V
ど
卧 :士 著 國
坤 前 « 勞働
( :
」。 福
「民 鱭 濟 _ 話 、
」
rlrf
I々
~
經
I: 濟 講 霞
‘. .
晚
..
I
). '
か
さ :へ 云 へ ば 、 事 は 足 り
。,
文S す
I■ 发
VJ
\ 敗 じ た 勢 働
,
之 を蔑にする, で は な い ん ゆ
能:、
ぐ ^ ^ ^ 者
辯鳴ずる:
撒ですが、 此の抓き鑛明が骅ケ撕耍匕
せらる、 のば、 即ち興 の様 ば 誤 解
I
何 vなれ:
ば* &.無晴!r ;生產的なりど昇ふ、
時、 害 な.る事ミ信じて賺然之を.
取らないのでありま
は.
励 iすれ.
ばaを輕 視 す る 靜 に 陷 'るを免れない
す 。結果に於で失敗に歸し’
^爲めに、 不生產的
1- ;の如がは、 斷:然ど
,^ :
つ:
た 勞 働 を 特 に 指 名 する 必 耍 が あ る時ば、
は無用な.
るに规
_ の,
不生產しがががを限定せ^れ ば 、ン 此 別
の . ~ま す 0.
ょ
1つ て努働に,生產的勞働 V 不.
生摩的
©-
事 ^ > _す
_る» 以であ^ ^ず 。生產的勞働ビ云
瑪 八 芄 A Wま
1 四 章 八 五 -貞 乃 :
,
: ,;:
' ■
:,:
:
何れ:にじでも生產W 及:
び不生 產 的 な る 語 の 使
| ■
用
!!別は、 總で« だ® ®であり、:
.
又不
I せ ら る 、,
.
■
確實性を帶びるものである0
故.
にマ 1 シ ャ ル 、
^:
±:
0:
|1
^'
'|
>f
へば聞免が宜しぐ’ 不生產的勞働も哀ぺば聞乞
1'
..
、
| h ?
-V
の
C
,
斷案を下したのであるo乍併今日斯る術
歡 .
上 の 術 語 せ
:
語を斷然廢雍する時は、:
* 々の障寒が來す原因:
るのでも
0 ' ^ - ^ n v ^ /
私
して, 是華
勝
,貞 ; 次
答 み ^
^
^
^
^
:,田
::
ボ 山 崎 馎 士 0批 評
銀 行 業 の 公 共 性
切
き歷史を有
I 生 齑 的 、 不 生 .產 な ら ぅ . 何 £ な れ ば 是 等 の 語 は
.
■
じ、 且叉今
使用f
多 ぐ の經濟 # 祀は.
拓
0 の
Sf
io
す 。 *0i9&P
私は _ 濟
^ ^ . . ^
各
勞 働 に_
驅 し 去
' ®り
であ
はならぬ^ 沄ふのは、反つて.-<
鉢^
理 ^ 陬ひる
40の
u
,
的
W學 者 の ■ 簡 に
語が使用ぜられ居るを以てビか釗今细
却及m 現在の_
! 妳 に 廢 齋 し .で® 々の障#を 來 .さ ん 上 ヴ
の語 が : 日
語 f 資格を 失
1.も早く 經 濟 學 上の 術■
ばんこ € M び ゼ 人 で ば 板 る け れざ も .併し今
日之を
錄
し
るに如
- 炎細 .
匿名を以て «
«
「 の本質 を
」論じ、 山崎博
士の'
銀 行 に 關 す る 宛 _ を一考し れるに對し陬士
:'
は 、寧 み マ ‘
Iシャ> :所 說 の 如
-M
|:
,. :t
、
N>徐 々 に其み使'.
.
.
,
:
:余 は 銀
山' i
「行硏究 第
」 卷
! 第 H號に於て、 光;
'!
な
消費等の 成 語 も、 近 さ 將 來 に 於 て 取 に 經 濟 學 說
くは«.いを姐ふ。
"#
くし七生產,
的勞働ヾ生產的
抑 を »宛 じで'最 後 ^ 之を無
fs
恵 ま _ た 。之に對
は:
早速經濟學; 雛
S 第 :歡
一第ー號に於てゴ货幣又
.
は金 融 に關 す が 卑 見の 應 評 。對して :
«題すを
」
文
揭げられ、.
そ のテちの 」
部分に於て0
条;
1.を.
意見に對して懇切なる批評
说ければなら:
ぬ°同
時にまた一應. ;應答をしなげればならぬのであ
つれが折惡し◊余は海外に硏究中にて»省後も
し て 余は深ぐ博士に现謝
^;
:^
史 上 に 於 け る 1學 說 、象へば生產的勞爾說、生
)
雜
(.
|«
一芄 1
多忙を極:
^ 爲 め に 余の靡答♦か今日迄延引しだ
.傲抒業の芬共 #1 論じ山崎 ‘
博士の批評に答ふ锻 ij
蛾
產的消费說ビしての み 取 敬 ば .,
る:
、 に 至 る であら
う 0 完(
)
0'
^,
©;
:;
4*
M:
6:
«:
«.
6!
«:
♦ 十 ノ 卷 c l A挈n
0\
)
;'
:
^,
ダ 歌 が の は 、寧 ろ 當 然 で 1
其
の.語 の 使 用 は 殆 ん r 値 な き こ ミ で *
". 麵 左 に 解 釋 し て 今日是等.
:■
l:
a '
^'
i:
Fly UP