Comments
Description
Transcript
校長室から
H27.12.4 NO23 校長室から 2 学期も残り 12 日になりました。授業時間は 1 日平均 5 時間だとすると,あと 60 時間 です。マラソン大会や書き初めの練習,冬休みの指導や終業式などがあることを考えると, 実際には 50 時間もないのかもしれません。短縮日課で下校時刻が早い日には,その時間 に応じた課題(宿題)をだすように担任の先生にはお願いしてあります。ぜひ,ご家庭で 確認をしていただけたらと思います。今年は,学習した内容の定着を図るために,冬休み の課題を出します。こちらも声をかけていただけると助かります。 今年は毎朝「朝読書」の時間を設けたためか,図書室の貸し出し冊数が多くなっていま す。先週,今年 100 冊以上本を借りた金メダリストが二人誕生したので,インタビューし てみました。 3 年 1 組 望月 郁さん Q1「本を読んで楽しいところはどんなところですか。」 A 悲しい本や楽しい本,おもしろい本があって,たくさん読むと楽しいところです。 Q2「今まで読んだ中で,お気に入りの本はなんですか。」 A 「サマーウォーズ」が好きです。戦っているところが,勇気があっておもしろい。 Q3「本を選ぶときのポイントは?」 A 文学の棚のところに行って,小説の本で題名がおもしろいものを選びます。 Q4「次の目標は」 A 140 冊は読みたいです。 3 年 1 組 牧田里緒さん Q1「本を読んで楽しいところはどんなところですか。」 A いろいろな本の違いを見つけられるから。おもしろい本もあれば悲しい本もあるか ら楽しいです。 Q2「今まで読んだ中で,お気に入りの本はなんですか。」 A 「初恋猫」が好きです。ドキドキはらはらするから。 Q3「本を選ぶときのポイントは?」 A 表紙がきれいだったり,題名がおもしろかったりする本を選びます。 Q4「次の目標は」 A 150 冊は読みたいです。 お願いがあります。図書室に「ハリーポッター」の本を購入してほしいというリクエストが 何通か寄せられているのですが,今年度の図書購入に関する予算はほぼ使い切ってしまって います。私も 2 冊は持っているのですが・・・。そこで,学校に寄贈してもよいという「ハ リーポッター」の本がありましたら,お子さんに持たせていただけると助かります。よろしく お願いします。 来週にはマラソン大会があります。ドキドキしながら当日を待つ子どももいれば,早く 過ぎてほしいと願っている子どももいるのではないでしょうか。颯爽と駆け抜ける姿も, 息が上がり苦しい中で必死にゴールを目指す姿も,それぞれに子どものがんばりが見えて 「がんばれ!もう尐しだぞ!」と声をかけたくなります。 6 年担任だったころのことです。 「親がいいと言っているのですから,走らせてください。」 出発を待つスタートラインでのことです。申し出があった方の子どもは,マラソン大会で は常に上位に入っていましたが,マラソンカードを忘れていたので見学席にいました。 「カードが未提出なので,走らせることはできません。」 「親がいいって言ってるんですから。」 と言うような押し問答を何度か繰り返し,時間になったのでスタートのピストルを撃ちま した。 子ども達には,練習の時を含めて「家の人が忘れ物を持って来てくれる家もあるし,働 いていて学校に届けられない家もあるんだよ。そのことによって,君たちが走ることがで きたり,できなかったりするのはおかしいと思う。高学年なんだから,大切なものは忘れ ないでほしい。」というようなことを何度か話していました。親の申し出を受けて「いいで すよ。」といって走らせてしまったら,見学している他の子どもを裏切ってしまうことにな るんじゃないか,親はわかってくれないかもしれないが子どもはわかってくれるんじゃな いかと考えました。スタートさせた後も当然抗議を受けましたが,謝罪はしませんでした。 子を持つ親としては,言い分はよくわかるし走らせてあげたいという気持ちもわかります。 いまでも,どちらがよかったのかなあと思うことがあります。 大会が終わった後,走ることができなかった子どもには特に何も言いませんでしたし, 彼からも特にそのことについて話をされたことはありませんでした。 高学年のワークルームにあるパソコンで,なにやら検索している子ども達がいました。 「なに調べてるの?」とのぞき込むと, 「サンタクロース ほんとにいる」と書いて検索し ています。検索の結果「検索するのにふさわしくない内容です。」という画面が表示されま した。やるな!「YAHOO!きっず」。「どう思う?」と尋ねると「どうせ,いないんでし ょ。」という答え,半信半疑なのでしょうか。Benesse 教育情報サイトによると,親から 見て 5 年生までは約半数の子ども達が信じていて,7 割の親が「サンタクロースはいるの?」 という質問を受けた経験があるそうです。この答えについては,ニューヨーク・サン新聞 社の社説(記者フランシス氏)が有名です。参考にしてはいかがでしょうか。ちなみに, 自分の子どもも 6 年生になったときに同じ質問をしてきました(どうやらそれまでは信じ ていたようです。プレゼントは毎年お菓子のブーツでした)。社説を参考にかっこよく伝え たつもりでしたが,反応はきわめて鈍いものでした。 *お休みをいただいていた音楽を指導している黒﨑教諭が,12 月 2 日より復職しました。 *来週&再来週の良い天気が続くときに遊具にペンキを塗りたいと思います。スクールメ ールでお知らせしますので,都合のつく方はご協力をお願いします。