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食育月間、食育の日

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食育月間、食育の日
平成27年6月28日
校長室から No97
食育月間、食育の日
もう間もなく7月ですが、6 月 18 日の埼玉新聞を読んでいたところ、
「6 月は食育月間、6
月19 日は食育の日」という記事が目に入りました。今回はその食育に関する記事を紹介した
いと思います。
食育基本法が、平成 17 年 6 月 17 日に成立して、今年で 10 周年になります。食育というと、
食べ方や栄養に関する教育と受け止められがちですが、それだけでなく、食を通して人として
生きる力を育むという大切な意味を含んでいます。毎日口にする食べ物が私たちの体をつくり、
成長させ、活動源となり、病気に抵抗する力を生み出します。そこで、「考えて食べる」力が
必要です。
しかし、食の原点である「家庭の食卓」において様々な問題が取りざたされています。その
影響を一番受けているのが、子どもたちです。その食における問題を「ご食」としてまとめて
います。
「孤食」・・・一人で食べる。
→本校の子どもたちには少ないと思いますが、3 食のうち1食は一人さびしく食
事をしている子がいるかもしれません。給食はみんなで楽しく食べたいと思いま
す。
「個食」・・・自分の好きなものを各々が食べる。
→やはり、給食では一人ひとり分量は違っても同じメニューを一緒に楽しく食べ
たいものです。
「固食」・・・自分の好きな、固定したメニューしか食べない。
→家庭と協力して苦手なものでも少しずつ食べるようにして偏食を改善してい
きたいと考えます。
「小食」・・・食べる量が少ない。
→肥満傾向の子もいますが、家庭と協力して一人ひとりの体に合った適切な量を
食べられるように指導する必要があります。
「粉食」・・・パンやパスタなど粉を使った主食を好む。
→本校の子どもたちはどちらかというと御飯が大好きです。
開校40周年記念事業の一つとして、大宮パレスホテルのシェフが本校に来て給食を作って
下さる催しが、12月に実施できる予定です。また、それに先駆けて中学部、高等部の生徒を
対象にテーブルマナー教室も行ってくださるそうです。40周年を機に、子どもたちが、貴
重な体験ができるよい機会をつくることができそうです。
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