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憧れの存在、6 年生としての責任
平成24年5月 福沢小学校 校長 学校がスタートして 1 ヶ月たちました。83 名の 1 年生も新しい環境 に慣れ、元気いっぱい学校生活を楽しんでいます。 新しい担任、新しい仲間と、環境の変化で「ハラハラ・ワクワク・ ドキドキ」なのは、子どもたちばかりではありません。教師集団も、 新しい仲間を迎え、また新しい視点で今までの取り組みをよりよいも のにつくり変えているところです。 1 年生の交通安全指導 今月は、緊急時引き取り訓練、運動会と、大きな行事が控えていま す。子どもたちの成長につながる取り組みにするためにも、ご家庭のご支援、ご協力をお願いいたし ます。 緊急時引き取り訓練 5.7 です ご案内のとおり、5 月 7 日に大規模地震を想定した「緊急時引き取り訓練」を実施します。子どもた ちの命、安全を守る訓練です。ご協力お願いいたします。東日本大震災から 1 年、災害の爪あとは、物 質面でも精神面でも今なお癒えていません。いろいろな混乱から大きな被害を出した学校も報道されて いました。あまりにも大きな犠牲に、言葉もありませんでした。 いざというとき、大きな力を発揮するのは、日ごろの訓練です。災害は時と場所を選びません。どん なときでも、どんな場所でも自分の身を守れるよう、それぞれの学年にあわせて学校では指導していま すが、ご家庭でも、これをきっかけにお子さんと通学路を歩き、危険箇所の確認や、いざというときの 家族の集合場所などを話し合ってください。「天災は、忘れたころにやってくる」という格言、今一度 肝に銘じたいものです。 憧れの存在、6 年生としての責任 給食がスタートしてからの 1 週間、1 年生のお手伝いで 6 年 生が給食の配膳の補助に活躍してくれました。1 年生、緊張し た面持ちで給食を配ってもらっていました。6 年生も、初日は 1 年生にどう対応していいか困っていましたが、慣れてくると 声をかけたり手を添えてあげたりとやさしく教える姿がとても すてきでした。 小さい子たちへの思いやり、お兄さんお姉さんへの憧れなど、異年齢で過ごす中でのお互いの成長は 大切なものがたくさんあります。掃除も昨年に続き、異年齢集団での取り組みを予定しています。 普段はいたずら好きの 6 年生の A さんですが、1 年生の前ではまじめな素晴らしいお兄さんでした。 「チョー緊張したよ。 」と笑顔で漏らす A さん、その場に応じた行動ができる、ちょっぴり大人になっ た A さんを発見しました。 子どもたちの姿をよりよく紹介するために 写真等の掲載許可をお願いします 今年も学校通信、広報、学級通信等で子どもたちの今を具体的に紹介させていただきますが、その際 に行事写真や子どもたちの文章などを掲載させていただくことがあります。地域の方や保護者の方も一 緒に写っている場合があるかとは思いますが、教育活動の一環として、プライバシー等には十分配慮し て掲載させていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、掲載等が不都合な場合は学校にお 問い合わせください。ご協力、お願いいたします。 元気な一年生を迎えました!! 4 月 24 日の児童集会で「1 年生を迎える会」が児童会の主催で 開かれました。 6 年生がドラえもんに扮して 1 年生を先導したり、 1 年生一人ひとりの名前を呼んで紹介したり、○×クイズを取り 入れたりと、短い時間でしたが、とてもすてきな集会をつくって くれました。 手をつなぐ 6 年生、なんとなく恥ずかしそうでしたが、そこに は頼しさを感じました。1 年生も学校生活に慣れ、毎日が笑顔で 過ごせているようです。とっても温かい集会になりました。児童会のみなさん、ご苦労様でした。 次のイベントが楽しみです。 校長室から 新しい学年になって落ち着いたせいか、ちらほらと朝の時間に校 長室を訪ねてくれる子どもたちが増えてきました。1 年生も来ます。 入口では、 【何年何組 ○○です】といって入ってくる約束にな っているのですが、それが言えずにもじもじとしている子もいます 元気に返事する 1 年生 し、2,3 人が、誰がドアを開けるかでもめていて、なかなか入ってこら れないこともあります。子どもたちにとっては試練ですが、これも大事な勉強です。きちんとした礼 をもって、入ってくることができる子を育てています。 春の発見が、またたくさん持ち込まれています。ナズナ、タンポポ、ヒメオドリコソウなどの野の 花はもちろん、パンジー、ポピーなど、家の花壇などに咲いている花を持ってきてくれる子もいます。 また、不思議な石やなんと、動物の足(カラスが運んだのでしょうか)なんていうものまで持ち込まれ ています。子どもたちの好奇心は、本当に素晴らしいですね。持ち込まれたものを一緒に調べたり、 高学年なら、課題として調査を依頼したりと、彼らの追究する姿勢をもっともっとのばしてあげたい と思っているのです。 私自身、日ごろ目にしている野草ですが名前を尋ねられても即答できないので、子どもたちと一緒 に調べてみるのですが、名前がわかると、今まで見ていた景色が不思議と変わるのですね。ちょっと した小さな花にも関心が向くようになりました。【名を知るは愛の始まり】とありますが、まさにそ のとおりです。子どもたちに日々、教えられています。