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新高尾通信24-12

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新高尾通信24-12
平成 25 年 1 月 24 日発行
新高尾小通信
第12号
■現在の児童数494人
〒370-0002
目指す子ども像 ○(しん)辛抱強い子 ○(た)たくましく元気な子
○(か)考える子
○(お)思いやりのある子
高崎市日高町 592-1
℡027(362)5295
突然の・・ふくろう?!
ホームページに掲載しているので、既にご存知の方も多いと思いますが、生活科準備室前にあるびわ
の木に、ふくろうが来ていました。多くの校庭の木々が落葉して丸裸となっている中、このびわの木は
たくさんの葉っぱをつけ、豊かな木陰を作っていました。また、一枚一枚の葉っぱが比較的大きく、た
くさんの葉っぱをつけている割には枝と枝の間にはゆるやかな空間が広がっていました。
その空間にふくろうがいたのです。静かに目を閉じ、何か物思いにふけるかの様でした。古代ギリシ
ャではふくろうのことを「森の賢者」と呼んだそうですが、まさに森のことなら何でも知っていそうな、
賢そうな風格のある姿でした。
写真に収められたふくろうの様子
「威厳」といったものも感じました。動物園では普通に見ることのできる鳥ですし、『ハリーポッタ
ー』の白ふくろうなど大変親しみのある鳥ですが、まさか校庭の庭木にいるとは想像だにしませんでし
た。手で触れそうなほど間近で見たふくろうは本当に悠然としていました。
写真を撮っていた私に気づいたのか、面倒くさそうに薄
目を開け(本当にそんな感じでした)、その後かっと目を見
開いて、飛び立っていきました。ほんの数分の出来事でし
たが、驚きと感動を感じることのできた時間でした。
好奇心を持って調べたところ、新高尾小にやって来た
ふくろうは「本土フクロウ」と呼ばれる種類で、「ゴロス
ケホッホッ」という鳴き声で、我が国では古くから親しま
れていたようです。顔は灰褐色の羽毛で被われ、顔を縁取
る羽毛はハート型といいますから、間違いないと思います。
夜行性で、昼間は樹のうろや茂みで休んでいるそうです。
図鑑から
そうすると、本校のびわの木にいたふくろうは昼間のお休みタイムだったということになるでしょうか。
いずれにしても、ふくろうが休むことの出来る安全な自然が本校にはあるということだと思います。
先日はつばきに止まる「めじろ」を見かけました。もう少しすると、うぐいすの初鳴きも耳にするこ
とができそうです。春は確実に近づいています。
ふくろうとの出会いから1か月あまり経ちます。また、あのふくろうが来ていないかとびわの木を近
くを通るたびに覗き込む今日この頃です。
知っていますか?こんな地図記号・・・
4年生は社会科で「のびゆく高崎」という副読本を使って、郷土高崎や群馬県の地理、歴史などにつ
いて、人々との関わりという視点から学習していますが、地図を使い、調べたり、考えたり、作業する
中で、地図記号にも触れることになります。
水田や畑とともに、学校や警察署、郵便局や神社、寺、工場、遺跡などを表す記号が示されています。
これらは保護者の皆さんも学校で習った経験があると思いますが、最近、下にあるような地図記号があ
ることを知りました。
おそらく、多くの方が初めて目にする地図記号ではないでしょうか。さて、何
を示す記号でしょうか。正解は「老人ホーム」です。
高齢化が進む中、今やいたるところに老人ホームが建てられていますが、これ
はそういったことを背景にして新たに作られた記号です。国土地理院が平成18
年に決めた記号の一つで、初めて小学生からデザインを募集したものだそうです。
「家」の中にあるものは杖(つえ)とのことです。なるほどですね。実はこの年、
もう一つ新たな地図記号が加わりました。左の下のものですが、これは今の我が
国の状況を如実に反映しているものと言えます。
また、これに先立ち平成14年にも下のような新たな地図記号が制定されてい
ます。左の記号と合わせ、家族で一緒に何を表す記号なのか考えてみてください。
また、これを機会に地図帳やマップを広げ、地
図帳での旅としゃれこんでみてはどうでしょう
か。高崎市の地図や群馬県の地図を見るだけでも
楽しいものがありますよ。
校長室から・・・虎のはく製を頂きました。
先日、地域の方から虎のはく製を頂戴しました。本校の理科室にもワニや鹿、カメのはく製がありま
すし、ほかの学校ではクマや鳥のはく製を見ることがあり、はく製自体は珍しいものではありませんが、
さすがに虎のはく製はあまり聞いたことがありません。
はく製にはマレー虎の表示がありましたが、右耳には
かじり取られた跡が残るなど生きていた頃の野生の中
での激しさ、厳しさを知ることができます。
子どもたちにはしばらくの間、職員室前の廊下に置い
て間近で見てもらいましたが、
「あしが大きい」
「きばが
鋭い」
「毛がとってもきれい」などたくさんの発見をし、
代わる代わるやって来ては食い入るように見ていまし
た。現在、この虎のはく製は畳の入れ替えをして、新し
くなった「集いの間」の床の間に置いてあります。
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