得意分野を生かした交流活動で健康増進

平成 26 年（2014 年）6 月 26 日
得意分野を生かした交流活動で健康増進
高齢者の社会参加を応援するポイント制度「ひらかた生き生きマイレージ」を創設
貯まったポイントは商品券などに交換
枚方市は、高齢者の社会参加を支援し、介護予防や健康維持につなげるためのポイン
ト制度「ひらかた生き生きマイレージ」を始める。サポーター登録した高齢者が特別養
護老人ホームなどで入所者への支援活動を行い、実績に応じて貯まったポイントを商品
券などと交換できる制度。活動内容は見守りや話し相手、歌や書道などの文化活動を通
じた入所者との交流で、ポイントは１日１時間以上の活動に対して１ポイント付与され
る。貯まったポイントは１ポイント 200 円で商品券などと交換できる。７月 28 日㈪に
サポーター登録のための第１回新任サポーター養成研修をラポールひらかたで開催す
る。対象は 65 歳以上の要支援・要介護の認定を受けていない元気な高齢者。
同様の取り組みは、近隣では寝屋川市や吹田市も行っている。
★ 対象：要支援・要介護認定を受けていない 65 歳以上の人。事前に新任者研修の受講が
必要。
活動内容：施設利用者の日常生活の援助、趣味による交流、見守りや傾聴活動など、
サポーターの特技を活かした活動。
ポイント：１日１時間以上の活動に対して１ポイントを付与する。１ポイント 200 円
で換算し、サポーターからの申請により商品券や現金と交換する。交換は年間 50 ポイ
ント（10000 円）までで、次年度へのポイントの繰り越しは行わない。
★ サポーター登録に必要な新任サポーター養成研修を７月 28 日㈪午前 10 時～正午にラ
ポールひらかた４階大研修室で実施する。研修内容はサポーター活動とボランティア
活動の違いや活動のルール、心得など。申し込みは７月１日～15 日に電話またはファ
クスに氏名と電話番号を明記して社会福祉協議会（☎072-844-2443、FAX072-845-1897）
へ。研修は今後も実施していく予定。
★ 枚方市における 65 歳以上の高齢者は約９万 9000 人で市民（約 40 万 8000 人）の約 24％。
そのうち要支援・要介護認定を受けていない人は約８万人となっている。本市は活発
な市民活動が特色の一つで、多くの高齢者も市民サークルや老人会などで文化学習活
動を展開し、社会貢献や元気なまちづくりの一端を担っている。今回の制度の創設に
ついて担当者は「高齢化が進む中、より多くの元気な高齢者が活躍できる場を増やす
ことで健康増進や生きがいづくりにつなげたい。また、ポイントを貯める楽しみも感
じてもらえたら」と多くの登録を呼び掛けている。
＜お問い合わせ＞
福祉部高齢社会室 ☎072-841-1221 代（内線 3283）
ＨＩＲＡＫＡＴＡ ＣＩＴＹ ＰＲＥＳＳ ＲＥＬＥＡＳＥ