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自立のための「結婚」考えて

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自立のための「結婚」考えて
平成 27 年(2015)6月 16 日
自立のための「結婚」考えて
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「婚活」ブームの火付け役、白河桃子さんが枚方で講演
◎写真あり~(講師写真)
枚方市の男女共生フロア・ウィルは6月 20 日(土)午後2時から、ジャーナリストで作
家の白河桃子さんをメセナひらかた会館(新町2-1-5)に迎え講演会を開く。
「婚活」
という言葉の名付け親として知られる白河さんが、男性の収入だけで家族を養うのが難
しいと言われる今の時代に、男女が共に自分らしく生きられる結婚のありかたについて
話す。6月 23 日~29 日の「男女共同参画週間」に合わせ実施する枚方市男女共同参画週
間事業の一環。参加無料。保育あり。
★講師の白河さんは平成 20 年、社会学者・山田昌弘さんとの共著「婚活時代」が 19 万部を
超えるヒットとなり、
「婚活」という言葉の名付け親として一躍知られるようになった。女
性のライフプランやライフスタイルをテーマに大学での指導や講演、アドバイザー活動な
どを行っている。著書に『「婚活」症候群』
『格付けしあう女たち』
『専業主婦になりたい女
たち』など。相模女子大学客員教授。
★白河さんは、男性が働き収入を得て女性は専業主婦という形の結婚を「昭和結婚」と呼ぶ。
白河さんによると、学生の間でも「昭和結婚」の形に憧れる女性が増えているが、実際に
は正規雇用の減少などで男性の収入だけで家族を養うのは難しい時代だという。男性がメ
インで生活費を稼ぐという昔のモデルに固執する限り結婚するのが難しく、今の時代に結
婚を考えるなら女性は「働くのが当たり前」、男性は「家事や育児をするのが当たり前」と
いう意識を持つことが必要条件であると考えている。
★白河さんは、
「婚活」の意味とは本来、自分でさまざまな行動を起こして多くの人と出会い
自分に合う人を見つけることだが、昨今の婚活ブームが収入のある男性との結婚を望む「昭
和結婚」観のまま加速していることに「婚活」という言葉が誤解されていると感じている
という。白河さんは、仕事、家事、育児を一緒に協力して行なう男女共に自立した「結婚」
を考えるための意識変革の必要性を説いている。
★今回の講演では、今の時代の結婚をテーマに、現状やこれからの結婚に必要なものは何か
について話す。人権政策室の担当者は「『婚活』という言葉の本当の意味を知って女性も男
性も本当の幸せについてもう一度考えてみませんか」と話す。
★申し込みは電話またはファクスで枚方市男女共生フロア・ウィル(電話 072-843-5636 ファ
クス 072-843-5637)へ。要予約。ファクス申し込みの場合は名前、電話番号、イベント名、
保育の有無を明記。保育は先着 10 人。生後6カ月~就学前児。
<お問い合わせ>政策企画部人権政策室男女共同参画担当 ☎050-7102-3239(内 1011-3239)
HIRAKATA CITY PRESS RELEASE
白河桃子さん
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