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秋号 - 飛鳥晴山苑

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秋号 - 飛鳥晴山苑
U K A s h i k i da y or i
ASUKA
shikida yori
あすか
U K A s h i k i da y or i
ASUKA
ASUKA
発行人
特別養護老人ホーム 飛鳥晴山苑
shikidayor
2016年
秋号
〒 1 1 4 ー 0 0 2 4 東 京 都 北 区 西ヶ原 4 ー 5 1 ー 1
T E L . 0 3 - 3 9 4 0 - 9 1 7 1( 飛 鳥 晴 山 苑・事 務 室 )
shikida yori
No.14
ASUKA
shikidayor
感謝、感謝の
地域密着、万々歳
私ども、特養・飛鳥晴山苑に入所されている方は、原
則北区に住民票がある方ばかりだし、その方々をお世
話することでいただける介護報酬も北区の40歳以上の
方が毎月負担している介護保険料が基本財源。そのお
世話をしている職員も北区在住者が多数派です。健康
管理や治療のために定期的に往診してくれるお医者様
はすべてが北区で開業している先生たち。入院も特に
支障がなければ北区内の協力病院に。特別養護老人ホ
今年も 雨の納涼祭
ームは典型的な地域密着型産業なのですね。北区で暮
らし、北区で子育てをし、北区で老い、北区で介護の
お世話になる。住み慣れた地域で、なじみの人々に囲
8月20日(土)、第9回となる納涼祭(地域交流会)が開かれま
した。去年に引き続き、今年も残 念ながら雨の納涼祭。それ
も時折バケツをひっくり返したような大雨で、来賓や近隣の
方々にお越し頂けるか心配になるほどの
天候でした。しかし、そんな不安は無用、たくさんの方々に来
苑いただき、思いの外、賑やかで楽しい納涼祭になりました。
来年は、晴天に恵まれるよう、今から祈るばかりです。
まれて最後の時を迎える。飛鳥晴山苑がそんなお年寄
りたちの穏やかな最後のステージとなりますように。
これが私ども職員の大切なお役目と肝に銘じて精進し
てまいります。それにしても、先日行われた納涼祭。
あいにくの嵐をものともせず、お年寄り、
障害のある方、ご家族、子供たち、区役
所や区議会関係の方々がわんさか集まっ
ていただき、地域に支えられていること
を改めて実感させていただいた一日でし
た。大感謝です。
※バックナンバーはホームページで読めます。
スタッフ
紹介
訪問看護ステーション
作業療法士 濱
田 創
さん(左)
理学療法士 山
内亮平
さん(右)
は
ま
だ
・
そ う
や ま う ち ・ りょ う へ い
知
ケア 豆
識・14
下瀬坂
の
窓から
施設長
佐長史朗
女 性 が多く活躍する訪 問看護ステーションの
に常駐するのとは違う、訪問看護の中でのリハ
中で、ひときわ輝く存在のイケメンな二人。作業
ビリテーションを追求したいと考えています」
療法士(OT )の濱田さんは、高校卒業後、プロサ
(濱田)。
「呼吸リハビリテーションを勉強中です
ーファーを目指していたが20歳を過ぎた頃に断
が、将 来はより専門 性を増していきたいと思っ
念。新たな目標を模索中に、専門学校ができる
ています」(山内)。仕事に対して真摯な考えを持
ことを知り、その学校の一期生になったという。
つ二人だ。
理 学 療 法 士 (PT )の山 内さんは、野 球少年だっ
週 2回は今もサーフィンをする濱田さんは、2歳
た子供の頃にPTのお世話になったことがあり、
の息子さんの海デビューも企んでいる様 子。ヒ
進 路を考えた際そのことを思い出し、この道に
ューマンビートボックスという口だけでサウンド
進むきっかけになったと話す。
を奏でる得意技を持つ、音楽好きの山内さんの
仕 事を始めて10 年目の濱田さんと7年目の山
最 近の 休日は、スーパー 巡りと料理だという。
内さん。小児から高齢者まで幅広い年代のリハ
個性的な二人の今後の活躍が楽しみだ。
ビリテーションを担 当している。
「病 院や施 設
長寿の秘訣は「口腔ケア」
高齢者がいつまでも豊かな生活を送るためには、
気管に入り発症するのが「誤嚥性肺炎」。口の
「口から食べること」はとても大切です。さらに
中の汚れや細菌を減らすことが予防になります。
体力や抵抗力が低下している高齢者にとって、口
❷ 唾 液の分泌を促す 唾 液には口の中を清潔
もなり、認知機能の低下を予防・改善するとも
言われています。
の中の 細菌は命にもかかわる大敵になります。
に保ち、消化を助ける働きがあります。口の中
具体的なケア方法については、歯科医師や歯科
「口の中をきれいにするケア」と「口の中の機能
の乾燥を防ぐのも口腔ケアの目的です。
衛生士にきちんと指導を受けることが大切です。
を保つケア」、この二つを合わせて「口腔ケア」と
❸ 口腔機 能低下の予防・改善 口腔 機能が低
呼んでいます。口腔ケアの目的は次の三つです。
下すると、しっかりと噛めなくなり、十分な栄
❶ 誤嚥 性 肺炎の予防 口の中の細菌が 誤って
養がとれなくなります。噛むことは脳の刺激に
自分でできる方も、介助が必要な方も、口腔ケア
の重要性を理解すること、まずそれが第一歩です。
LETTER from ASUKA
飛 鳥 晴 山 苑 は 、6 つ の 部 署 で み な さま を サ ポ ート 。
各 部 署 か らの お 知 ら せ を 、写 真 とコ メントで ご 紹 介 しま す。
特養・便り・
[あすか通信]
ショートステイ・便り・
デイサービス・便り・
腫れやむくみのある方、
か
がみにくい方、装具を着
用されている方などの足
の上げ下ろし、座ってい
る際の保護、歩行時の安
定など、安全に足をサポ
ートしてくれています。
また、
左右違うサイズ、既成で
は合わないなどのお悩み
も解消してくれます。
特 養では、敬老の日に先 駆け9月16日にあすか
ショートステイサービスでは、利用者のみな様の
9月8日から3日間に渡り、ディサービスセンター
ホールで敬老 会を行いました。喜 寿 の方から百
日常とお変わりなく過ごしていただくことを目的
あすかでは敬老 会を行いました。佐 長 施 設 長の
寿 の方、男女 最 高 齢 の方まで 併せて3 5 名の入
としています。ただ、そうはいってもすべてに万能
挨拶から始まり賀寿者の方々に記念状と花束を
所 者様 が一堂に集まりました。賀 寿 者にあたる
とはいかないこともあります。一 例として、床は
プレゼント。その後の催しでは、ねむの木楽団の
入所者様へ施設長より賞状と記念品が贈られま
車 椅 子の通行に耐えうるような固さに設 計され
マンドリン演奏でなつかしい曲の数々を利用者の
した。またボランティアの方より民謡を披露して
ています。ふだんの畳やフローリングの上を歩く
みな様で歌い、大いに盛り上がりました。
いただき、楽しい時間を過ごしました。
のとは異なるのです。長年の生活習慣のなかで
二日目は北春会のみなさんによる民謡を鑑賞し、
今年の男性最高齢は、大塚忠一様と若林伍一様。
履き慣れた草履やサンダルも、足 腰の筋力の 低
力強い歌 声や三味 線に手 拍子を打って楽しみま
ともに大正10年生まれの95歳です。大塚様はこ
下により、この微妙な違いから、つまづきや転倒
した。最終日は、かりゆし会による沖縄舞踊で美
こでのお食事がおいしくて楽しみとの事。とても
のもととなってしまいます。そのため、ご 利用 時
しい衣装と踊りを観賞しました。
しっかりお 話して 下さいました。女 性の 最 高齢
には、かかとのついた安 楽な履 物をご用意いた
賀 寿者のみな様
は、明治43年生まれで今年106歳の東川静子様。
だいています。写 真例のように多種 多様な高齢
はどなたも満 面
浅草生まれの浅草育ち。昔話の舞台はいつも浅
者向けの履物があります。ご購入・ご相談は担当
の笑 顔で 堪能な
草です。また来年もお元気な姿をみせて下さい
のケアマネジャーさんへお問い合わせください。
さったご 様 子で
ね。
(写真左:大塚忠一様 右:東川静子様)
ケアパートナー・便り・
した。
訪問看護・便り・
高齢者あんしんセンター・便り・
心ならずの入院も、回復するにつれ退院の日を待
2014 年、北区褥 瘡対策プロジェクト TOKO
北区では身体の機能を維持・改善するための介
ちわびる利用者さんと、なるべく早く退院させて
ωTOKOが立ち上がり、私たちのステーション
護予防教室「おたっしゃ教室」を開催しています。
あげたい病院、かたや介護が 不安で気もそぞろ
でも褥瘡の有病率・発生率低下へ向けた取り組
11月∼3月(5ヶ月間)通う教室の申込み締め切り
というご家族など、気持ちもそれぞれです。ご本
みを始めました。毎月の有病率・発生率の集計、
間近です。申込みご希望の方はお住いの地域の高
人や関係者の意図を汲みつつ「いつ・だれが・何
褥瘡カンファレンスを開催し、集計の共有、事例
齢者あんしんセンターまでご連絡下さい。
を」すべきか筋道を立てていくのが「退院支援」。
検 討や 予防、対 策へ向けたディスカッションを
【対象者】
ケアマネもそのチームメンバーのひとりです。ご
行います。TOKOωTOKO学習会での学びと合
●北区在住の65歳以上の方で、医師から運動制
本人の 体 調や取り巻く環 境は刻々と変わってい
わせてスキルアップし有病率・発生率の低下につ
限を受けていない方
きますが、チームワークが奏功し、ご本人が無事
ながっています。そんな取り組みを9月2日「日
●「笑顔で長生き調査」の結果、生活機能の低下
帰宅できる日、私たちケアマネにとっても、住み
本褥瘡学会in横浜」で褥瘡担当が中心となり発
があると認められた方
慣れた空間での「お帰りなさい」が言えること、
表しました。日々行っている看護を言語化し発表
5ヶ月間通ったあとも教室の仲間と運動を続けら
そして「ありがとう」と言ってもらえることが、何
するには相当なエネルギーを使いますが、スタッ
れるように、スタッフの指導を受けながら自主グ
よりの喜びです。と同時に、
フの自信、ステーションの 質の 担 保に 繋がって
ループ作りも行います。
在 宅 生 活 の 再スタートに、
います。学会後は横 浜中華街で打ち上げ! 美
新たに気を引き締める瞬 間
味しいお 料理を頂きお 腹も満たされました。こ
担当地域分けが変わります。それに伴い、
でもあります。
れも学会の楽しみの一つです。
西ヶ原1丁目の担当は、
『滝野川はくちょう高齢者あ
ブログ「あすか晴れ晴れだより」も併せてどうぞ
http://www.asuka-seizanen.com/
http://askaseizanen.blogspot.jp/
お知
らせ
んしんセンター』になります。
(旧)
西 ヶ原1丁 目
西ヶ原 2 丁目
西ヶ原 3 丁目
西ヶ原 4 丁目
滝 野 川1丁目
リハビリ病院から在宅復帰に向けて
の「家屋評価」
を実施中。
リハビリ職
が家屋内の全動作を評価、
リハビリ
計画を立て、退院に向けてのラストス
パートに入ります。
ホームページもご覧ください
10月1日から高齢者あんしんセンターの
(新)
西ヶ原 2 丁目
西ヶ原 3 丁目
西ヶ原 4 丁目
滝 野 川1丁目
滝 野川 2丁目
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