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未成年者喫煙禁止法 未成年者喫煙禁止法
みんなで学びません科 平 成 24年 5月 11日 呉市立昭和北中学校 リーガルマインドを身につけましょう! 研 修 資 料 № 20 実 実践 践教 教育 育法 法規 規 児 児童 童生 生徒 徒の の福 福祉 祉に に関 関す する る規 規定 定 未 未成 成年 年者 者喫 喫煙 煙禁 禁止 止法 法 1 未成年者喫煙禁止法 【 明 治 3 3 ( 1 9 0 0 ) 年 制 定 , 同 年 4 月 1 日 施 行 平 成 1 2 ( 20 0 0 ) 年 11 月 改 正 平 成 1 3 ( 2 0 0 1 ) 年 再 改 正 】 第一条 満二十年に至らざる者は煙草を喫することを得ず ( 満 20歳 未 満 の 者 の 喫 煙 を 禁 止 し て い る ) 第二条 前条に違反した者あるときは行政の処分を以って喫煙の為に所持する煙草 及び器具を没収す ( 満 20歳 未 満 の 者 が 喫 煙 の た め に 所 持 す る 煙 草 お よ び そ の 器 具 に つ い て , 行 政 処 分 と し ての没収のみが行われる) 第三条 二 未成年者に対して親権を行う者情を知りて其の喫煙を制止せざるときは科 料に処す 親権を行う者に代わりて未成年者を監督する者亦前項に依りて処断す (未成年者の喫煙を知りつつも制止しなかった親権者やその代わりの監督者は,刑事罰であ る科料に処せられる) 第四条 煙草又は器具を販売する者は満二十年に至らざる者の喫煙の防止に資する 為年齢の確認其の他の必要なる措置を講ずるものとす ( 煙 草 又 は 器 具 の 販 売 者 は 満 20歳 未 満 の 者 の 喫 煙 の 防 止 に 資 す る た め に 年 齢 の 確 認 そ の 他必要な措置を講ずるものとされている。努力義務という規定のされ方である) 第五条 満二十年に至らざる者に其の自用に供するものなることを知りて煙草又は 器具を販売したる者は五十万円以下の罰金に処す ( 満 20歳 未 満 の 者 が 自 分 自 身 で 喫 煙 す る こ と を 知 り な が ら た ば こ や 器 具 を 販 売 し た 者 は , 50万 円 以 下 の 罰 金 に 処 せ ら れ る ) 第六条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人,使用人其の他の従業員が其の 法人又は人の業務に関し前条の違反行為を為したるときは行為者を罰するの 他其の法人又は人に対し同条の刑を科す (法人の代表者や営業者の代理人,使用人その他の従業者が,法人ないし営業者の業務に 関 し て 満 20歳 未 満 の 者 に 煙 草 を 販 売 し た 場 合 に は , 行 為 者 と と も に 法 人 な い し 営 業 者 を 前条と同様に罰する「両罰規定」) ※ 科 料 : 1,000以 上 1 万 円 未 満 の 金 銭 を 払 う こ と を 求 め ら れ る 刑 罰 ( 刑 法 17条 ) 。 刑 罰 の 中 で は 最 も 軽 い も の 。 ※ 罰 金 : 刑 罰 の 一 種 ( 刑 法 15条 ) で ,原 則 と し て 1万 円 以 上 ( 上 限 な し ) の お 金 を 取 ら れ ま す 。 50万 円 以 上 の 罰 金 は 執 行 猶 予 が つ く 余 地 が あ る が ,科 料 の 場 合 は つ き ま せ ん 。 ま た ,罰 金 の 場 合 は 前 科 と な り ま す 。 2 健康増進法(受動喫煙防止) 第二節 受動喫煙の防止 第二十五条 学校,体育館,病院,劇場,観覧場,集会場,展示場,百貨店,事務所, 官公庁施設,飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は, これらを利用する者について,受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境にお いて,他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要 な措置を講ずるよう努めなければならない ※この法律の対象となる多数の人が集まる場所を管理する者は,この法律が施行された以降は,禁煙 や 煙 の 漏 れ な い 完 全 な 分 煙 に な っ て い な か っ た 場 合 , タ バ コ を 吸 わ な い 職 員 や 客 が DN A 鑑 定 の 結 果 , タバコ由来のガンになったり,その他の健康被害を受けたりした場合には,被害者や遺族からその責 任を追及される可能性があります。 ※ タ バ コ を 吸 っ た か ら と い っ て す ぐ に 発 病 し ま せ ん 。 し た が っ て 禁 煙 に な っ て い な い 職 場 で , 5年 勤 務 し た 後 , 退 職 し , 10年 後 に タ バ コ 由 来 の ガ ン に な っ た 場 合 に は , 勤 務 し た 年 数 や 状 況 に 応 じ て 損 害 賠 償 の 一部を請求される可能性もあります。 参考文献 『未成年者喫煙禁止法 - 1 - 健康増進法」 文責(教頭 池田時雄)