現業職員の給与等の見直しに向けた取組方針（PDF形式

越前市現業職員の給与等の見直しに向けた取組方針
１　現　状
(1)　職種別の人数、平均年齢、平均給与等及び民間従業員データ
民　間
公　務　員
区　分
越　前　市
平均
年齢
職員数
49.3歳
45.8歳
国
48.8歳
平均給与
月額 (A)
平均給与月額
(国ベース)
90 300,561 円 317,430 円 305,044 円
47.9歳
用　務　員 55.3歳
自動車運転手 54.2歳
そ　の　他 46.1歳
62
12
8
8
給　食　員
福　井　県
平均給料
月額
289,419
333,583
340,712
297,225
円
円
円
円
300,625
348,508
383,927
334,557
円
円
円
円
290,758
343,666
352,525
310,350
円
円
円
円
353 347,452 円 388,329 円 369,480 円
5,193 287,094 円
類 似 団 体 48.7歳
-
320,514 円
52 295,059 円 335,779円 317,101 円
対応する民間
の類似職種
平均
年齢
参考
平均給与
月額 (B)
A/B
―
―
―
―
調　理　士
用　務　員
自家用自動車運転者
41.1歳
53.9歳
57.9歳
241,300 円
227,200 円
232,400 円
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
1.24
1.53
1.65
―
―
―
―
※ 民間データは、賃金構造基本統計調査において公表されているデータ（平成16～18年の3ヶ年平均）を使用して
いるが、年齢、業務内容、雇用形態等の点において、公務員データと完全に一致しているものではありません。
※ 「平均給料月額」とは、平成19年4月1日現在における各職種ごとの職員の基本給の平均である。
※ 「平均給与月額」とは、給料月額と毎月支払われる扶養手当、地域手当、住居手当、時間外勤務手当などのすべ
ての諸手当の額を合計したものであり、地方公務員給与実態調査において明らかにされているものである。
また、「平均給与月額(国ベース)」は、国家公務員の平均給与月額には時間外勤務手当、特殊勤務手当等の手当
が含まれていないことから、比較のため国家公務員と同じベースで再計算したものである。
(2)　年齢別職員数（平成19年4月1日現在）
区　分
職員数
職員数
給　食　員
用　務　員
自動車運転手
そ　の　他
人
90
62
12
8
8
20歳 20歳 24歳 28歳 32歳 36歳 40歳 44歳 48歳 52歳 56歳 60歳
～
～
～
～
～
～
～
～
～
～
未満 23歳 27歳 31歳 35歳 39歳 43歳 47歳 51歳 55歳 59歳 以上
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
18
18
6
0
0
2
5
5
8
8
3
17
3
2
13
0
2
15
3
0
6
7
4
7
0
0
3
2
3
3
0
1
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
2
4
0
0
1
0
0
1
1
1
0
0
1
0
3
0
0
1
(3)　その他給与に関する事項
ア　給料表について
行政職給料表（二）適用
イ　現業職員に係る特殊勤務手当について
手当の名称
舗装作業手当
主な支給対象業務
道路の舗装作業に従事したとき
車両系建設機械運転 車両系建設機械の運転に従事し、又は同乗し、除排雪
作業に係る誘導等の業務に従事したとき
業　務　手　当
左記職員に対する支給単価
日額500円
日額1,000円
(同乗による業務従事のみの場合500円)
斎場業務手当
斎場員の斎場業務
月額20,000円
火葬業務手当
斎場員の火葬業務
1体あたり1,500円
災　害　手　当
災害応急作業等に従事したとき
日額500円
ウ　昇給基準について
毎年４月１日に勤務成績に応じ、４号級（平成20年度から22年度までは３号給）を標準として
昇給する。ただし、５５歳を超える場合は２号給（　同　１号給）を標準とする。
２　今後の給与等の見直しに向けた基本的な考え方
国の集中改革プラン策定指導に基づく「越前市行財政構造改革プログラム」において、人件
費も含めた行財政構造の抜本的な改革を進めている中で、職員数の削減も平成17年10月を
基準とし、平成24年当初での職員数を10％以上削減することを目標設定し、目標達成に向け
て努力をしているところであり、退職者不補充を原則としながら現業職員の職務の性格や内容
を考え、適正化に向けた取組を推進していく。
現業職の給与については、国や県及び近隣市の動向に注視しながらその都度見直しを行
う。
３　具体的な取組内容
(1)　給料表に関する事項
給料表については、国家公務員行政職俸給表(二)と同じ給料表を適用しており、人事院勧
告や福井県人事委員会勧告に準じて随時給料表の改定を行う。
なお、国の給与構造見直しの実施により、給与水準を平成１８年４月から平均１.２％の引き下
げを行った。
また、平成２０年度においては、人件費削減策として給料表３級在級以上の職員を対象に給
料月額の１％削減を実施する。
(2)　手当に関する事項
特殊勤務手当については、本来の手当のあり方などを総合的に精査し、適宜見直しを行っ
てきている。平成１８年度においても見直しを行い、平成１９年度から現業職に係る｢公用車運
転｣｢花き栽培｣｢調理業務｣の各手当の廃止、｢斎場火葬業務｣手当の減額を実施してきてい
る。
４　そ　の　他
「越前市行財政構造改革プログラム」に基づき、事務事業のアウトソーシングや指定管理者
制度の導入、包括的民間委託、市場化テストの検討など、民間への委託を検討していく。