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廃棄物を削減する取り組み
循環型社会 エコ・ファーストの約束 1 環境にイイこと、 プラス。 廃棄物を削減する取り組み 企業活動から発生する廃棄物をできるだけ削減するには、 廃棄物の発生場所や原因、 種類などを正確に調べることが必要です。 また発生し た廃棄物を再生資源としてリサイクルするためには、 適正な分別と保管が大切です。 ユニーでは全店舗に廃棄物計量システムを導入し、 直営 売り場だけでなく専門店や共有部分から排出される廃棄物ごとに、 排出場所・19種類に分別し計量しています。 この活動により廃棄物の発 生抑制やリサイクルを推進しています。 廃棄物を削減するために家庭に持ち帰るとゴミになる容器包装を削減したり、 使用済み容器包装を 店頭回収してリサイクルしています。 今後はお客様から使い終わった製品の回収に取り組みお客様とともにリサイクルに取り組んでいきます。 廃棄物削減のための取り組み 物流センター 段ボール箱による納品 発泡スチロール容器による納品 通い箱(オリコン)による納品 ユニーに入ってくるゴミ 商品搬入時に商品を入れてきた段ボール箱や発泡スチロールの容器を 使い捨てから通い箱(オリコン)にすることによって、廃棄物の発生を抑制しています。 オリコンをリユース ユニー店舗 販売 ユニーで発生するゴミ 店の中での販売活動や商品加工・サービスから発生する 廃棄物を、 リサイクル資源にする取り組みをしています。 1.発泡スチロールの再資源化 2.食品廃棄物の再資源化 3.段ボールは100%リサイクル 4.OA紙の再資源化 段ボール箱 100%回収 古紙業者にて リサイクル 発泡スチロール 容器 リサイクル処理 リサイクル工場にて リサイクル 生ゴミ お客様が持ち帰るゴミ 使い終わった製品の回収 牛乳パック (再生紙の原料) や食品トレイ (再生プラスチッ クの原料) 、 アルミ缶 (再生アルミの原料) は、各店舗にリ サイクルボックスを設置し、 ゴミの再生利用にお客様と一 緒に取り組んでいます。 牛乳 パック トレイ アルミ缶 ペット ボトル ペット ボトル キャップ レジ袋 フラワーポット ベンチ原料 リサイクルセンター 再生工場 飼料・肥料 回収した羽毛布団は洗浄し、再 び羽毛布団や衣類にリサイクル お客様とともに回収 リサイクル工場 リサイクル工場 段ボール ●家電リサイクル ●小型家電リサイクル ●衣料品回収 (ビジネスウェア、ス ニーカー、 肌着、 水着) ●羽毛布団 ●家庭の廃食用油 トイレット ペーパー フラワーポット ベンチ原料 再生製品 再生エネルギー アルミ缶 再生アルミ製品 廃棄 物 分 別を徹 底するために ユニーの廃棄物分別・計量は 直営売り場だけでなく、入店されて いるコンセッショナリーや専門店、 お客様ゴミ箱などの共有部分で の廃棄物など店舗から排出される すべての廃棄物で行っています。 廃棄物を正しく分別して計量して もらうために直営従業員・専門店 従業員など関連している人たちに 定期的に教育を行っています。 「ユニーのゴミ図鑑」と教育用DVD 21 環境レポート2016 専門店店長会議での分別教育 バックヤードの廃棄物分別 「ゴミステーション」 環 境 省が実 施す る PLA-PLUS プ ロジェクトでプラス チック製品の回収 廃棄物を削減する取り組み ユニーで発生するゴミ ユニーでは2003年度から順次店舗に廃棄物計量器を設置し、店舗から排出される全ての廃棄物を排出場所ごとに分別計量しています。排 出場所(売り場、専門店、その他)ごとに管理することで排出責任を明確にし、廃棄物の発生原因を追求し発生抑制に努めています。排出された 廃棄物は分別を徹底することで再生資源としての価値が上がり、 リサイクルが進みます。 2015年度の廃棄物排出量は2014年度対比99.0%で1%削減しました。多くの種類の廃棄物を削減しましたが食品の売り上げが増加したた め、一般可燃ゴミとビニール(食品系)が微増しました。食品ゴミに関しては商品廃棄を削減することによって生ゴミを削減しました。また、魚あ らに関しては一部商品をプロセスセンターで加工することにより、歩留まりが高まり廃棄量を削減しました。納品時にオリコンやクレートを使 用して排出量の多い段ボールを削減し、今後は容器包装自体を簡素化したり軽量化して廃棄物の排出量を削減していきます。そして排出され た廃棄物は正しい分別によって再生資源としてリサイクルを進めていきます。 ◆廃棄物排出量 (単位:kg) 区 分 種 類 焼 却 ゴミ 食 品 ゴミ 可燃ゴミ 2013年度 2014年度 2015年度 11,994,522 11,900,222 12,086,549 100.8% 4,177,479 4,053,758 4,084,461 100.8% 小計 16,172,001 16,043,980 16,171,010 100.8% 生ゴミ 一般可燃ゴミ ビニール(食品系) 14,035,060 13,981,999 13,722,833 98.1% 2,322,053 2,236,762 2,088,226 93.4% てんかす 964,936 964,119 981,157 101.8% 小計 ビン 不燃ゴミ 缶 1,249,435 1,233,678 98.7% 18,432,315 18,025,894 97.8% 1,129,825 1,223,503 1,395,634 114.1% 482,476 470,864 446,920 94.9% 1,694,367 1,842,554 108.7% 発泡スチロール 903,002 829,406 823,188 99.3% 段ボール 40,681,559 39,826,230 39,175,684 98.4% 紙類(再生可) 98.3% プラスチック 440,255 439,724 428,814 97.5% ビニール(衣住系) 951,686 888,302 866,917 97.6% ペッ トボトル 380,054 378,632 415,764 109.8% 陶器・ガラス 114,404 107,877 107,794 99.9% 金属カス 133,654 138,154 145,619 105.4% その他 112,251 106,833 96,008 89.9% 2,132,304 2,059,522 2,060,916 100.1% 82,623,529 81,393,727 80,558,586 99.0% 小計 合 計 その他 2.56% 20.07% 全 体 22.38% 51.68% 2.29% 1.02% ◆廃棄物総排出量の推移 (単位:kg) 100,000,000 90,000,000 80,000,000 70,000,000 2012 2013 80,558,587 98.1% 不燃ゴミ 81,393,727 2,459,340 41,635,024 段ボールおよび再生紙 82,623,529 2,507,907 42,334,137 発泡スチロール 食品ゴミ 83,049,054 2,472,695 43,154,254 小計 焼却ゴミ 84,331,527 その他 1,327,618 18,649,667 1,612,301 小計 段ボール および 再生紙 前年比 [%] 魚のアラ 廃食用油 ◆廃棄物構成比率 60,000,000 0 2011 2014 2015 (年度) 廃棄物計量システム 売り場では廃棄物を種類ごとに別々 の容器に分けて入れます。混ぜてし まうとリサイクルできないので、容器 に入れる時にきちんと分別します。 廃棄物は排出場所・種類ごとにバー コードで管理し、計量器に載せ、重量 を計ります。 シールを発行します。同時にデータは事務所 の端末に記録、集計され、本社の端末に送 信されます。テナントや売場には毎月集計さ れた結果が告知されます。 計量した廃棄物は、それぞれ温度管 理された廃棄物庫で保管されます。 腐敗しやすい食品廃棄物などは冷蔵 保管されます。 環境レポート2016 22