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<主な意見> 少子化対策で成功しているフランスでは、様々な現金給付
<主な意見> ○ 少子化対策で成功しているフランスでは、様々な現金給付などの印象が強いが、在宅勤務やフレ ックス制の導入など女性への就労支援に力を入れており、こちらのほうが効果的である。家庭的 保育制度なども有名だが、親の就労時間の違いなど、各国の社会実態の違いを踏まえた上で参考 としなければならない。 ○ 公立や社会福祉法人等の保育所には課税されない固定資産税が、民間企業の保育所には課税され ており、こうしたコストの差があれば民間企業が参入できない。 ○ 全ての保育所を民間に任せ、十分な質を担保したサービスが受けられるよう、行政は第三者評価 の役割に徹するなど、そうしたことを全面的な情報公開の上で、多くの住民の理解を得た形で進 めてほしい。 ○ 子育て支援の理解を浸透させるには、企業経営者の理解を得ることが不可欠。中小企業であって も、子育て支援の先進的な取り組みを行っている企業は、慈善事業ではなく本業の生き残りを掛 けてやっており、業績上昇とワークライフバランスに結びついている。 ○ 中小企業単独で社員の保育環境を整えることが難しい場合は、複数企業による育児のプラットフ ォームを構築してはどうか。エリアの中で保育組合を設立した際には、行政から専門家の派遣や 税制優遇等の支援があってもよい。 ○ 女性の社会進出は、労働力不足を補完するということではなく、女性がいない社会がいびつでお かしいという認識に立つべき。実際に企業は新製品の開発にあたり、女性の能力を強く求めてい るが、一方で理工系の女性が非常に少なく困っている状況もある。 ○ 女性管理職の数などを市役所や企業が目標として設定するにあたっては、そうすることで得られ るメリットを示す必要があって、形だけ設けても全く意味がない。逆に女性にも組織の経営に係 わっていく覚悟が必要となってくる。 ○ 依然として、社会の中には女性に対する固定観念を持つ人もいる。市民の半分は女性であるが、 マスコミ、行政、政治の場に女性は少なく、意思決定する人の中に一定の割合の女性がいないと 悪循環から抜けることができない。このため、行政が率先して数値目標を設けることは必要では ないか。 ○ 子どもを産みたいと思っている人達が産める環境づくりをまず行うべきで、そうした制約条件を なくすために国や企業では難しくても横浜市ならできることはあると思う。例えば、夫婦で平等 に育児負担を担ってもらうため、男性の育児休暇取得を義務付けたり、マンションの建設にあた っては緑化などと同様に保育所の設置を義務付けてはどうか。いずれにしても住民の理解を得た 上で、行動計画としてまとめたほうがよい。 ○ 保育所の整備には金がかかる一方で、少子化が現在のまま進展すれば、やがて箱モノは無用の長 物となることが目に見えている。草の根的な対策が求められているのではないか。企業や街にお けるコミュニティの連携で子育て支援が実現できる。子育てが終わった主婦や高齢者をうまく活 用して、地縁でカバーする。場合によっては商店街の活性化にもつながっていく。 ○ 高齢化と少子化では質の深刻さが異なり、並列で議論するのはおかしいと思う。より少子化対策 に金をかけるべきだと思う。子を産み育てることは人間として崇高なことという意識を共有して、 畏敬の念を持つことが大事ではないか。