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コンクリートミキサートラック コンクリートミキサートラックに関する概要

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コンクリートミキサートラック コンクリートミキサートラックに関する概要
コンクリートミキサートラック
コンクリートミキサートラックに関する概要
コンクリートミキサートラックに関する概要
ミキサーユニット架装はトーションに関してフレキシブルであるとされています。
デザイン
317 013
ミキサーユニットはダンプ機能を持ちませんが、荷重は 2 つのタブに分割される
ため、ミキサーユニットからの荷重はダンプトラック架装からの荷重にたとえる
ことができます。
ダンプトラック架装に関する追加情報はダンプトラックと題される文書を参照し
てください。
06:30-03 発行 4 ja-JP
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©
Scania CV AB 2014, Sweden
コンクリートミキサートラック
推奨事項
推奨事項
荷重分配およびドラムベアリング構成によってコンクリートミキサーはフレーム
の捻れの影響を受けやすくなります。
強くて高い剛直なサブフレームまたはインタラクティングサブフレームを使用し
て重い負荷によるシャシフレームの捻れを低減します。
サブフレームの選択に関する追加情報がフレームおよびサブフレームの下の文書
「サブフレームおよびアタッチメントの選択」にあります。
推奨事項は以下の因子に関する最適な調和を達成するために考案されました:
• フレーム振動への感応性
• 積荷の配分
• ドライバーコンフォート
相互作用サブフレームについての追加情報は「計算および理論」セクションの文
書「相互作用サブフレーム」に記載されています。
ロールステビリティ
ドラムの回転時、ドラムの回転方向に応じて、重心は横方向に約 200 mm 移動しま
す。ドラムの回転方向は、右側および左側の交通の影響を受けます。これによっ
て車両は迂回走行ができます。
詳細は、「計算および理論」セクションの文書「ロールステビリティ」に記載され
ています。
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コンクリートミキサートラック
推奨事項
アタッチメント
通常、フレキシブルブラケットがサブフレームのフロント部に、固定ブラケット
がリヤ部に使用されます。フレームは、フロントおよびリヤ部の間の部分で角度
付きからストレートに変化します。
インタラクティングサブフレームが必要な場合は、固定ブラケットはリヤ部付近
に短間隔で取り付けられ、フレキシブルブラケットは角度付きの部分のさらに前
方に取り付けられます。
固定ブラケットとフレキシブルブラケットの配置は、関連の運転条件に応じて調
節できます。
アタッチメントおよびボディ適合ブラケットに関する追加情報は「フレームおよ
びサブフレーム」の下の文書「ボディワークアタッチメント」にあります。
以下の情報は特定車両のシャシ図面(ICD)にあります:
•
架装穴の位置
•
フロントおよびリヤアクスル間の穴個数パターン
•
リヤオーバーハングの穴パターン
取り付けの一般ガイドライン
アタッチメントおよびブラケットの仕様は、架装からの力によってフレームサイ
ドメンバーが強い捩れを受けないようなものにします。架装は、支持力の方向が
フレームサイドメンバーのウェブと同じ平面になるように、フレームサイドメン
バーに跨っている必要があります。
フロントブラケットが架装を横方向にガイドするようにしてください。シャシフ
レームが曲がる際に架装とシャシフレーム間に発生する縦方向運動を許容するよ
うにそれらを設計する必要があります。
シャシフレームおよびサブフレームは捩れおよび道路の大きなでこぼこに際して、
相互に運動します。サブフレームとシャシフレーム間の摩擦は不均一な路面の走
行時に発生することがあるフレーム振動を減衰し、不快な振動の危険性もまた低
減します。しかしながら、インタラクティングサブフレームはこの相互運動を低
減しますが、不快な振動の危険性は増大します。
相互作用サブフレームについての追加情報は計算および理論」セクションの文書
「相互作用サブフレーム」に記載されています。
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コンクリートミキサートラック
推奨事項
フロントアクスルの中央とサブフレームの前端部の間の距離およびフロントブラ
ケット
注記:
600
フロントアクスルの中央とサブフレームの前端部との間の最大許容距離:
327 097
フレーム振動を緩和するには、サブフレームを前方へ移動し可能な限りフロント
アクスルに近い位置でシャーシフレームにクランプする必要があります。これは
フロントアクスルにエアサスペンションを装備する車両にとって特に重要です。
800
エアサスペンションまたはリーフスプリングサスペンション付き車両のフロント
エンド
• エアサスペンション付きフロントアクスル: 600 mm
• リーフスプリングサスペンション付きフロントアクスル: 800 mm
フロントアクスルのセンターと第一サブフレームアタッチメント間の距離:
• エアサスペンションのフロントアクスル:550 ~ 700 mm のレンジで出来る限り
前方へ。
• リーフスプリングサスペンションのフロントアクスル:550 ~ 875 mm のレンジ
で出来る限り前方へ。
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推奨事項
例
347 732
ボディ適合ブラケット間の距離は 900 mm を超えてはいけません。
6x2 エアサスペンション付き、インタラクティングサブフレームなし
8x4 リーフスプリングサスペンションおよびインタラクティングサブフレーム付き
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