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ギアボックスの取り外し 一般 ツール

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ギアボックスの取り外し 一般 ツール
ギアボックスの取り外し
一般
一般
ギアボックス GR/S/O 875/895/9105/R に適用されます。
ツール
スカニア製適正ツールの例:
部品番号
名称
99 309
ターニングツール
99 318
エンジンサポート
99 502
99 544
リリースベアリングツール
ギアボックス用リフティン
グツール
99 546
ギアボックス用リフティン
グツール
587 313
ギヤボックスジャッキ
587 500
コンポーネントリフト
03:67-00 発行 1 ja-JP
1 (16)
©
Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
作業概要
上方から、Opticruise 付き車両
1. クーラントをドレーンします。
2. パーキングブレーキサーキットをドレーンします。1
3. キャブをチルトします。
4. ギアシフトハウジング部でオイルパイプを取り外します。2
パーキングブレーキサーキットのドレーン。
1. バッテリーがフレームのリヤ部奥にある車両。
2. オイルクーラー装備車両。
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Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
5. ギアシフトハウジング部で圧縮エアパイプを取り外します。
6. フレームの左側のケーブルインターフェースを外します。
7. アッパーリターダークーラントホースのホースクランプを緩めます。1
8. 2 本のアッパークラッチサーボスクリューを緩めます。
9. クラッチハウジングの 6 個のアッパーナットを取り外します。
1. オイルパイプ
2. 圧縮空気パイプ
1. リターダー装備車両。
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Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
上方から、Opticruise なしの車両
1. クーラントをドレーンします。
2. パーキングブレーキサーキットをドレーンします。1
3. キャブをチルトします。
パーキングブレーキサーキットのドレーン
1. バッテリーがフレームのリヤ部奥にある車両。
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Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
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4. トルクロッドおよびギアリンケージを取り外します。
5. アッパーリターダークーラントホースのホースクランプを緩めます。1
トルクロッドおよびギアリンケージ
1. リターダー装備車両。
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Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
6. オイルクーラーホースを取り外し、オイルパイプをプラグします。1
7. 2 本のアッパークラッチサーボスクリューを緩めます。
8. クラッチハウジングの 6 個のアッパーナットを取り外します。
1. オイルパイプ
2. 圧縮空気パイプ
1. オイルクーラー装備車両。
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Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
上方から、Opticruise 付き車両
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1. エキゾーストシステムを外します。
2. ノイズシールドを取り外します。
3. EG ポンプ用プロペラシャフトを外します。1
4. プロペラシャフトをセンタージョイントで取り外します。2
EG ポンプ用プロペラシャフト。
5. プロペラシャフトのフロント部で 4 個のスクリューを外し、次に、スクリュー
穴のサイズに応じて、M12 または M16 スクリューをプラーとして使用します。
6. プロペラシャフトを後部で取り外し、プロペラシャフトを下げます。
プロペラシャフトスクリュー
1. EG パワーテークオフ付き車両。
2. ロングシャシ付き車両。
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ギアボックスの取り外し
作業概要
7. リターダーの背後に位置するパーキングブレーキタンク用の圧縮空気コネク
ションを取り外します。パーキングブレーキタンクを取り外します。1
8. フューエルポンプを取り外します。1
パーキングブレーキタンク
1. デュアルサーキットステアリング装備車両。
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ギアボックスの取り外し
作業概要
9. クラッチサーボ用圧縮エアラインを外します。そののちクラッチサーボを取り
外し、フレームに固定します。
重要!
圧縮エアラインを緩めるときにはユニオンを保持します。さもないと、クラッチ
サーボを損傷する危険性があります。
クラッチフルードパイプの接続を外さないこと。
204 229
10. ギアボックス後端部上側で電気ケーブルおよび圧縮エアラインを取り外しま
す。
クラッチサーボへの圧縮エアライン
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ギアボックスの取り外し
作業概要
1
2
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11. リターダーからクーラントをドレーンしてください。1
1. リターダー装備車両。
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ギアボックスの取り外し
作業概要
204 041
12. アッパーリターダークーラントホースの接続を外します。1
リターダーへのアッパークーラントホース
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ギアボックスの取り外し
作業概要
204 044
13. エンジンサポート 99 318 を取り付け、エンジンを支えます。エンジンサポート
を取り付けるためには、オイルサンプから 2 本のスクリューを外す必要があり
ます。
204 045
2 個のスクリューを取り外します
エンジンサポート 99 318
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ギアボックスの取り外し
作業概要
14. ギアボックスに、リフティングツール 99 544 を付けます。ロックピン (1) を後
部につけ、2 本のスクリュー (2) を前部にねじ込みます。
次に、コンポーネントホイスト 587 500、或いはリフティングツールに
固定したギアボックスジャッキ 587 313 を使用します。
1. ロックピン
2. スクリュー
204 039
15. 専用ツール 99 502 を使用し、点検窓からクラッチベアリングをリリースしま
す。クラッチベアリングを前方へ押してリリースします。クラッチベアリング
をリリースするとき、カチッという音がします。
クラッチベアリング
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ギアボックスの取り外し
作業概要
204 046
16. ギアボックスをわずかに持ち上げギアボックスビームスクリューを取り外しま
す。
17. エンジンおよびギアボックスを下げ、エンジンをエンジンサポートに落ち着か
せます。
18. ロアクラッチハウジングナットを取り外し、ギアボックスを取り外します。
ギアボックスビームスクリュー
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ギアボックスの取り外し
作業概要
下方から、Opticruise なしの車両
1. エキゾーストシステムを外します。
2. ノイズシールドを取り外します。
3. EG ポンプ用プロペラシャフトを外します。1
4. プロペラシャフトをセンタージョイントで取り外します。2
5. プロペラシャフトのフロント部で 4 個のスクリューを外し、次に、スクリュー
穴のサイズに応じて、M12 または M16 スクリューをプラーとして使用します。
6. プロペラシャフトを後部で取り外し、プロペラシャフトを下げます。
7. リターダーの背後に位置するパーキングブレーキタンク用の圧縮空気コネク
ションを取り外します。パーキングブレーキタンクを取り外します。1
8. フューエルポンプを取り外します。3
9. クラッチサーボ用圧縮エアラインを外します。そののちクラッチサーボを取り
外し、フレームに固定します。
10. リターダーからクーラントをドレーンしてください。4
11. アッパーリターダークーラントホースの接続を外します。4
12. エンジンサポート 99 318 を取り付け、エンジンを支えます。エンジンサポート
を取り付けるためには、オイルサンプから 2 本のスクリューを外す必要があり
ます。
13. ギアボックスに、リフティングツール 99 544 を付けます。ロックピン 1 を後
部につけ、2 本のスクリュー 2 を前部にねじ込みます。
次に、コンポーネントホイスト 587 500、或いはリフティングツールに
固定したギアボックスジャッキ 587 313 を使用します。
14. 専用ツール 99 502 を使用し、点検窓からクラッチベアリングをリリースしま
す。クラッチベアリングを前方へ押してリリースします。クラッチベアリング
をリリースするとき、カチッという音がします。エンジンを回転させる必要が
ある場合、専用ツール 99 309 を使用します。
15. ギアボックスをわずかに持ち上げギアボックスビームスクリューを取り外しま
す。
16. エンジンおよびギアボックスを下げ、エンジンをエンジンサポートに落ち着か
せます。
17. ロアクラッチハウジングナットを取り外し、ギアボックスを取り外します。
1.
2.
3.
4.
パーキングブレーキタンク
EG パワーテークオフ付き車両。
ロングシャシ付き車両。
デュアルサーキットステアリング装備車両。
リターダー装備車両。
03:67-00 発行 1 ja-JP
15 (16)
©
Scania CV AB 2012, Sweden
ギアボックスの取り外し
作業概要
注記:
オーバーヘッドホイストを使ってギアボックスを移動させる場合、必ずリフティ
ングツール 99 546 を使用してください。インプットシャフトを持ってギアボック
スを持ち上げると、インプットシャフトベアリングが破損します。
リフティングツール
03:67-00 発行 1 ja-JP
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