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車両のエレクトリカルシステムに対する作業 予防策
車両のエレクトリカルシステムに対する作業 予防策 予防策 1 警告! 車両の電装システムに対する作業時: 2 • 車両の電装システムへの作業を開始する前に、バッテリーの負極側端子から接 続を外してください。 • デュアルバッテリーシステムを装備した車両では、車両の電装システムへの作 業を開始する前に、サービスバッテリーの負極側端子 (1) の接続を外すだけで 十分です。 • バッテリーの負極側端子の接続を外します。 • デュアルバッテリーシステムを装備した車両では、両方のサービスバッテリー (1) およびスターターバッテリー (2) の負極側端子の接続を外してください。 作業中に電源供給が必要な場合は、万が一短絡事故が起きたときの安全措置とし て、バッテリーの正極側端子から 10 A のヒューズへケーブルを接続してくださ い。 370 335 溶接をする前: デュアルバッテリーシステム。 1. サービスバッテリーの負極側端子の接続を外します。 2. スターターバッテリーの負極側端子の接続を外します。 バッテリーケーブルターミナルの取り付けに関する詳細情報は、文書 「バッテリーのメンテナンス」に記載されています。 重要! 370 453 動作異常および機能喪失を避けるために、Scania はダイオードを使用する機能に 対してダイオードユニット ( 部品番号 1 302 639) を推奨します。ダイオードユ ニットおよびダイオード付きケーブルハーネスには、2 A のヒューズ ( 部品番号 382 32) を使用する必要があります。 ダイオードユニット。 一般的な安全情報は、文書「安全規則」に記載されています。 Scania Truck Bodybuilder © Scania CV AB 2016, Sweden 22:10-659 発行 1 2016-09-02 1 (3) 車両のエレクトリカルシステムに対する作業 ジャンプスタート ジャンプスタート 重要! 可能であれば、ジャンプスタートは他車または別のバッテリーを利用して行い、 電装システム内コンポーネントを損傷する恐れのある過電圧を防止するようにし てください。最大許容電圧は 30 V です。 大きな過電圧が生じる可能性のあるラピッドスタート装置の使用は避けてくださ い。ラピッドスタート装置の使用を余儀なくされる場合は、始動を試みる短時間 の間のみ、バッテリー端子に接続するようにしてください。 ジャンプスタート時の電装システム内コンポーネントへの損傷回避に関す る詳細情報は、運転手マニュアルの「緊急処置」の項に記載されています。 サージ電圧に対する保護装置 重要! 電磁弁やその他の電磁コイルは作動停止時にサージ電圧を発生させる場合があり、 電装システムのコンポーネントに損傷を与える恐れがあります。そのため、必ず サージ電圧に対する保護装置を備えた電磁弁を使用してください。 Scania Truck Bodybuilder © Scania CV AB 2016, Sweden 22:10-659 発行 1 2016-09-02 2 (3) 車両のエレクトリカルシステムに対する作業 電気的干渉 電気的干渉 重要! 架装の設備機器が車両のその他のエレクトロニックに干渉したり影響したりしな いようにしてください。 • 架装設備機器は架装インターフェースの指定された位置にのみ接続してくださ い。 • GSM 電話またはアンテナからコントロールユニットまでの最短許容距離は 10 cm です。 • 双方向通信機のトランスミッターの最大許容出力は、キャブ内で 5 W、ルーフ 上で 200 W です。 • 例えば電磁弁からの最大許容サージ電圧は ±150 V です。 • フレーム上のホール効果センサーおよび Scania ESP センサーなどの誘導または 磁気センサーに対する最大許容磁場は 50 µT です。 • 電動モーターは必ず誘電および容量性コンポーネントから構成される EMC フィ ルター付きのものを使用してください。 Scania Truck Bodybuilder © Scania CV AB 2016, Sweden 22:10-659 発行 1 2016-09-02 3 (3)