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こんな青郷小学校づくりを

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こんな青郷小学校づくりを
こんな青郷小学校づくりを
校
長
山本
眞
①教育は愛,情熱から
青郷の子を愛し,青郷の保護者を愛し,青郷の地域を愛して素晴らしい小学
校を学校にしていきましょう。
教育は,愛から始まります。子どもを愛する。保護者の子どもに対する愛
を受け止め,共に育てようという気持ちを持つ。子どもや親が住む地域の期
待を感じて,期待に応える。このことが教育の原点だと思います。
次に,教育は情熱が必要です。自分の情熱を注いだ以上に返ってくること
はないと思います。だから,子どもに真正面から向き合い,精一杯の愛情を
注ぐことが大切です。その姿があれば,保護者の皆さんもも地域の方々も応
援してくれるとおもいます。何より,子どもから信頼を得られると思います。
青郷の子どもたち,保護者の皆さん,地域を愛してください。
②憧れ学校をみんなでつくろう
青郷小学校をみんなの力で,憧れ学校をつくっていきましょう。
・子どもたちが通いたい,楽しい学校。
・保護者の皆さんが通わせたい学校。
・地域の方々が誇りに思う学校。
・教職員の皆さんが働きたい学校。
そんな学校を,子どもたち,保護者の皆さん,地域の方々,教職員の皆さ
んで力を合わせて,つくっていきましょう。
③生き方の軸をつくる
私は,「人は皆,この世に生まれてきた意味があり,人の役に立つために
生まれてきた」「自分の為だけでなく,他人の為,社会の為に役立ったときこ
そ,生まれてきた意味がある」と考えています。
家族のために,友達の為,自分以外の他人の為に,一生懸命になり,役に
立つ,喜ばれる行動のできる人を育てたいと思います。
今,新聞を賑わしている事件を見ると,「自分さえ良ければいい」という身
勝手な考えによる事件が多発しています。子どもたちも,そんな大人の社会
を反映するかのように「他人の為に自分は我慢する」ことができず,精神が
育たず,すぐ怒りをぶちまけたり,逃げ出したりする姿を目にすることがあ
ります。これでは,この先の日本が心配です。
「世のため 人のため…」という志のある人を育てたいと思います。
・生き方を学ぶ…
論語の生き方を生きる指針として,暗唱に取り組みたいと思います。
・偉人に学ぶ
…伝記の読み聞かせや素晴らしい生き方をされている人に会わせたいと
思います。
・生きてはたらく道徳
…全校道徳に取り組み,話し合い活動を通して,善悪について考えたり,
生き方について考えさせたいと思います。
④「汗動・歓働・感動」の豊かな体験活動を
「今の子どもは,打たれ弱い。それは,海で泳ぎを習わず,プールで習って
いるからだ」と言った人がいます。つまり,波にぶつかったり,もまれたり
する機会のないまま育ってしまったために,世間の荒波にぶっかった時,対
処できないということをいっているのだと思います。
私たちの一生は,波風の立たないプールで過ごすようなわけにはいきませ
ん。毎日,たくさんの難しい出来事にぶつかったり,苦しんだりします。
その荒波から逃げることなく,乗り越える力を育てていくことが必要です。
時には,先生や親御さんが荒波や壁となり育てていくことが大切です。
「難の無い人生は,無難な人生」「難の有る人生は,有難い人生」という言
葉があります。子どもたちに有難い人生を歩むますためにも苦しいことを乗
り越える体験をさせ,鍛えていきたいと思います。
「荒波や壁」を乗り越える体験活動
⑤学び続ける姿を
子どもたちは毎日学びに学校に来ています。その学びに応えるには,我々
教師もしっかり学ばなけれならないと思います。もちろん教材研究は欠かせ
ません。加えて魅力ある教員,力量のある教員になるためにも「心を鍛え,
人物を練り上げるための読書」が必要だと思います。
これからの社会を担っていく子どもたちの可能性に応えていくためにも,
広い視野を持つこととと人間力について学ぶことが大切だと思います。
これからの社会は,どのような社会になるか予想がつきません。どんな世
の中になろうと課題を見つけ,解決していける力をつけていかなければなり
ません。それには,学び続けることが大切になります。新しい流れをつかみ,
本当に何が必要なのか取捨選択し,先取りしていくことが大切だと思います。
それには読書が必要だと思います。
読書力の低下は,そのまま人間力の低下につながり,国の衰退につながる
とも言われています。イギリスのブレア首相は,「7歳の子ども達の読書量が
将来の世界における英国の位置そのものである。」と述べています。
子どもたちに,本の読み聞かせをしてください。教員が読みきかせをする
ことにより,子どもたちが本好きになります。
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