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マット運動
☆☆☆ [体育 小6年]マット運動 実践者:山 田 哲 三 環境・形態 パソコン:ノートPC4台(1台以上でもよい) 学習場所:体育館 周辺機器:大型テレビ1台、ビデオカメラ、HDR 利用形態:一斉授業(教材提示) 利用ソフト:学 習 探 険 ナ ビ 、 小 学 校 体 育 シ リ ー ズ 「 マ ッ ト 運 動 」 学習展開 グループまたは個別学習(学習ツール) ハードディスクレコーダーの時間差再生機能を活用して、自分の 動きを客観的に見て課題把握をする ▼目 標 自分の課題にあった技や運動を選び、それに適した練習の場や仕方を選ぶことができる。 ▼評 価 自分の課題を把握して、練習の場や仕方を選んでいる。 (運動や健康・安全についての思考・判断) ▼主な学習内容と手立て 主な学習内容と手立て ◇評価 情報機器およびソフトウエア 1 場の準備をする。 2 つながる運動をする。 3 映像を見て技のポイントをつかむ。 めあて1 今できる技を繰り返したり、組み合わせたりして楽しむ。 4 めあてを確認し、練習を始める。 4ノートPC(学習探険ナビ) 、 ・自分の動きを録画したものを見て、技のできばえや課題を確認させる。 小学校体育シリーズ「マット 運動」 (動画ソフト) ・学習探険ナビの動画をいつで も見られるように、ノートP Cをセッティングしておく。 本展開では学習探険ナビの他 に動画ソフトも使用した。 ちゃんときれいに回れてい もう一度ポイントを確かめ るかな。 てみよう。 4ビデオカメラ、大型テレビ、 ハードディスクレコーダー ・ビデオカメラを設置した場を ◇自分の動きを確認して、めあてや課題にあった 練習の場や仕方を選んで取り組んでいる。 一つ用意しておき、常に録画 状態にしておく。録画したも のが10秒後に大型テレビに 5 できばえの確認をする。 めあて2 もう少しでできそうな技に挑戦して楽しむ。 流れるように設定しておき、 自分の動きを確認できるよう にしておく。 6 めあてを確認し、練習を始める。 6ノートPC(学習探険ナビ) 、 ・同じ技に挑戦する友達でグループを組み、見合ったり、教え合ったりさせる。 小学校体育シリーズ「マット ・学習探険ナビまたは、 「マット運動」のソフトをいつでも見ることができる 運動」 (動画ソフト) ように設置しておく。 ・技のポイントをいつでも確認 ・自分の動きを録画したものを見て、技のできばえや課題を確認させる。 とび前転ってどう すればいいの? これを見てごら ん。 できるように設置しておく。 6ビデオカメラ、大型テレビ、 ハードディスクレコーダー ・ビデオカメラを設置した場を 一つ用意しておき、常に録画 状態にしておく。録画したも もう少し足をのばすといいん のが10秒後に大型テレビに じゃない。 流れるように設定しておき、 自分の動きを確認できるよう ◇自分の動きを確認して、めあてや課題にあった にしておく。 練習の場や仕方を選んで取り組んでいる。 7 できばえの確認をする。 8 学習のふり返りをする。 ◇学習カードに自分が練習した場や技について 理由や今後の課題を書いている。 9 整理運動をして、後片づけをする。 工夫と効果 ■ポイント1 いつでも手本となる動きを見ることができる。 学習探険ナビやマット運動のDVDなどの動画ソフトを活用し、常に手本となる動きを見ることができるように することで、自分の技のできばえと比較できたり、技のポイントを意識できるような環境をつくったりすることが できた。掲示資料も十分有効ではあるが、動画の場合は、連続的な動きを確認できるという点で優れている。なか なかお手本を見せることができないという場合は活用することでそのことを改善できる。 さらに動画を活用することで「今のここの部分が・・・・」と具体的に技のポイントなどをアドバイスすること ができた。 ■ポイント2 自分の動きを客観的に見ることができる。 ビデオを設置しておき、自分の動きを数秒遅れて大型テレビに映るようにした。そのようにすることで、自分で はできているだろうと思ったり、友達から指摘されてもどこのことを言っているのかよくわからなかったりといっ たことを少なくする効果があった。自分の課題を発見することもでき、自分に合っためあてをもたせるためにも有 効であった。課題だけでなく自分の動きでよくなったこともわかるようになり、自信をもたせることにもつながっ た。さらに動きを見ながら、友達同士でアドバイスし合う姿も見られた。