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Virtustream社、クラウドアプリケーションの 高速化とコスト削減を実現

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Virtustream社、クラウドアプリケーションの 高速化とコスト削減を実現
CUSTOMER PROFILE
Virtustream社、クラウドアプリケーションの
高速化とコスト削減を実現
ミッションクリティカルなアプリケーションを維持管理
Virtustream社は、エンタープライズ向けのクラウド・ソフトウェアおよびサービスを
全世界の企業や政府機関に提供しており、ミッションクリティカルなレガシーアプリケ
ーションや、Webスケールのアプリケーションなども、クラウド上で効率的に運用して
います。ビジネスの性質上、同社はあらゆる顧客に適合するように作られたサービス品
質保証(SLA)を掲げており、アプリケーションの性能を強く重視しています。
「私どもは常に、全世界から何百というお客様からのアクセスの負荷に対応していま
す。どこで何が起きようと、すべてのクライアントに安定した性能を提供しなければな
りません。」(Virtustream社 クラウドプラットフォームサービス担当上級副社長 マ
ット・トイラー氏)
許容できないほどの遅延を解決
業種:
サービスプロバイダ
成果:
・ I/O遅延の96%削減
・ SANへのI/Oおよびスループットを66%削減
すると同時に、SANの寿命も延びる
・ ディスクを追加するよりも75%安い費用で、
同等のストレージ性能を実現
・ 高速で高価なSASの代わりに、安価なSATAを
使用することで、ストレージコスト40%削減
たとえどんな仮想インフラでも、ストレージレイヤーはアプリケーションの性能に重要
な役割を果たしています。ストレージにI/Oボトルネックが存在すると、アプリケーシ
ョンの応答時間は、利用者が許容できないほど動作が遅くなります。従来の解決策は、
「最も重要なことは、FVPを導入して
必要な性能分だけディスクを追加するしか方法はなかったのですが、これでは必要以上
から、アプリケーションの性能が常に
にストレージ容量を追加することになってしまいます。
高い状態を維持していることです。」
「ストレージのボトルネックを克服するために大量にディスクを追加し続けることはで
きます。しかし、その方法ではコストがかかりすぎます。それにディスクの回転性能が
すでに限界に来ている場合は、容量単位当たりの性能は悪化する一方となってしまいま
す。」 (マット・トイラー氏)
Virtustream社は共有ストレージをSSDに移行することを考えましたが、そのアプロー
チは現実的なものではありませんでした。フラッシュストレージは、性能は高いのです
が容量が少ないため、従来のディスクベースのシステムよりも多くのハードウェアが必
要になります。さらに、大量のSSDを管理するために、高価なストレージ・コントロー
ラが必要になってしまいます。
「ストレージ性能をスケールアウトすることができて、なおかつコストが安い方法を探
していました。」(マット・トイラー氏)
同社のサーバーにはパフォーマンスに余裕があったので、もっとも効果のあるストレー
ジアクセラレーション・ソフトウェアであるPernixData FVPとサーバーフラッシュに
注目しました。
FVPは、サーバーフラッシュを仮想化してクラスター化されたアクセラレーション層を
作ります。これにより、迅速に、とても簡単に、費用を抑えながら、ストレージ性能を
ストレージ容量から切り離してスケールアウトできるようになります。その結果、すべ
ての仮想マシン(VM)において、これまでにないほどread/write性能が高まりまし
た。また、既存のサーバーやストレージインフラを変更する必要もありませんでした。
PernixData FVPはクリティカルなシステムにも利用されています
Virtustream社は性能的に大きな問題が発生していた、海外ディベロッパーが利用する
クラスターに、PernixData FVPとSanDisk サーバーフラッシュを試してみました。ク
ラスターには2,000以上のVMがあり、ほぼすべてがリンクド・クローンです。その多
「PernixData FVPの性能は謳い文句
通りです。他のソリューションの何分
の一かのコストで、信頼性のあるスト
レージ性能が得られるのです。」
くでは、MS SQL Server上で動くバックエンドデータベースを持つ、自社開発のアプリ
ケーションが稼働していました。ピーク時には、データベースクエリーがタイムアウト
し、アプリケーションの応答が遅れ、サポートへの問合せが急増しました。
分析の結果、主にバックエンドストレージ、大半がファイバーチャンネル接続された
NetAppとDell Compellent上で発生した著しい遅延が原因だと判りました。平均する
I/O遅延ピーク
150
ーションが導入されると、遅延の問題は解決しました。ピーク期間中のI/Oの待ち時間
125
は4ミリ秒未満で、96%以上減少しました。顧客にとって、これは、データベースクエ
100
リーのタイムアウトがなくなり、アプリケーションが円滑に動作するということを意味
します。それに加え、SANへのI/Oおよびスループットの66%も低減しました。このよ
うにSANの負荷が減ることは、デバイスの寿命が延びることにつながります。
TIME – ms
と、ピーク時には、I/O待ち時間は150ミリ秒にもなっていました。PernixDataソリュ
50
「最も重要なことは、FVPを導入してから、アプリケーションの性能が常に高い状態を
25
維持していることです。おまけに、サポート電話も減りましたね。」(マット・トイラ
0
ー氏)
96%減
75
SAN
コストの削減と、ストレージ性能の向上の両立
費用面についても、トイラー氏が満足のできるものでした。
「従来の方法で、PernixDataと同じだけのパフォーマンスを発揮しようと思ったら、
毎月かなりの金額がかかったと思います。PernixDataで、75%もコスト削減ができて
います。」
FVPソリューションによってVirtustream社は、SASからSATAドライブに移行すること
も可能となり、40%のコスト削減が達成されました。Virtustream社のストレージの規
模からすると、これは相当なコスト削減でした。
「PernixData FVPの性能は謳い文句通りです。他のソリューションの何分の一かのコ
ストで、信頼性のあるストレージ性能が得られるのです。サービスとして提供している
Virtustream社のインフラにとっては、理想的なソリューションとなりました。」
[email protected]
2014年08月
PernixData FVP + Flash
+ SAN
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