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【全体版】 福岡県 農業経営支援策活用ガイド

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【全体版】 福岡県 農業経営支援策活用ガイド
福岡県 農業経営支援策活用ガイド
福岡県 農林水産部
平成 27 年 11 月
◎事業区分について
補助金・
補助事業又は交
交付金
付金による支援
税制
税制措置による
支援
出資
出資による支援
その他
その他
融資
融資による支援
◎利用区分について
個人
地域
個人農家向け支
援策
法人
農業法人向け支
援策
集落営農
集落営農組織向け
の支援策
地域での取組み
への支援策
ご利用に当たっての留意点
☆ 本ガイドブックの内容は、平成 27 年 10 月 29 日時点の内容です。今後、内容等
に変更があり得ることをあらかじめご承知ください。
☆ 事業ごとに、申請時期や利用期間などが異なります。事業内容や利用方法の詳細
は、各事業ごとに掲載している「お問い合わせ先」にご確認ください。
総合目次
県版ガイド
国版ガイド
利用区分
取 組 内 容
No
事業区分
利用区分
集
個 法 落 地
人 人 営 域
農
頁
事業区分
集
個 法 落 地
人 人 営 域
農
頁
① 農産物の「安定生産」
1 農業機械等を新たに導入したい(水田)
補助・交付金
〇 〇 〇
1
※ 米、麦、大豆などを安定的に生産したい
2 ハウス等の園芸施設を整備・補修したい
補助・交付金
〇 〇 〇
45
補助・交付金
〇 〇 〇
18
補助・交付金
〇 〇
〇
2
補助・交付金
〇
46
補助・交付金
〇 〇
〇
2
補助・交付金
〇 〇 〇
45
4 施設園芸の燃油コストを削減したい
補助・交付金
〇 〇
〇
2
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
22
5 野菜の価格低下に備えたい
補助・交付金
〇 〇
〇
3
補助・交付金
〇 〇 〇
21
補助・交付金
〇 〇
43
3
※
省力機械を導入したい、経営規模を拡大をしたい
(園芸)
果樹園の栽培品目・品種転換や小規模な園地整備
をしたい
6 花きの新たな需要を開拓したい
※
補助・交付金
〇
4
茶の改植や茶の輸出、発酵茶の生産等に
取り組みたい
注1)国産花きイノベーション推進事業
補助・交付金
〇 〇
44
7 安定した畜産・酪農経営に取り組みたい
補助・交付金
〇 〇
5,6,7
補助・交付金
〇 〇
8 飼料作物の生産・利用を拡大したい
補助・交付金
〇 〇
7
補助・交付金
〇 〇 〇
29
補助・交付金
〇
47
補助・交付金
〇 〇
31
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
30
※ 低コスト・高収益な産地体制に転換したい
9 中山間地域等での農業生産活動を継続させたい
※
〇 〇 〇 〇
8
地域共同で農地、水路、農道等の地域資源の
保全管理等に取り組みたい
10 環境にやさしい農業に取り組みたい
11 野生鳥獣による農作物被害を減らしたい
12
補助・交付金
特用林産物(たけのこ、きのこ)生産に関する
機械・設備を導入したい
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
その他
〇 〇
補助・交付金
〇
補助・交付金
10
12,14
15
〇 〇
16
〇
補助・交付金 〇 〇 〇 〇
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
24
32,39
33
注2)森林・林業再生基盤づくり交付金
② 「人材」の育成・確保、「経営力」の強化
13 若い農業者のネットワークを広げたい
その他
〇
17
その他
〇 〇 〇
58
14 女性農業者間の交流を持ちたい
その他
〇
18
その他
〇 〇 〇
58
15 農業の基礎を学びたい
その他
〇
19
〇 〇
6
16 新たに農業を始めたい
その他
〇
20
〇 〇
6
17 経営力を高めたい
その他
〇 〇
9,13
〇 〇 〇
15,16
18 水田農業経営を発展させたい
19 雇用型経営に取り組みたい
〇 〇 〇
21
〇
22,23
その他
〇 〇 〇
24
補助・交付金
〇 〇
25
補助・交付金
〇
※ 認定農業者になりたい
※
企業と連携して新しい農業を確立し、
日本農業全体へ普及したい
※印の支援策は国庫事業です。
注1:国版ガイドに記載はありません。下記URLをご参照ください。
【 http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/pdf/01_gaiyou_150213_4.pdf 】
注2:国版ガイドに記載はありません。下記URLをご参照ください。
【 http://www.rinya.maff.go.jp/j/keiei/kouzoukaizen/koufukin.html 】
26
補助・交付金
融資
補助・交付金
融資
補助・交付金
その他
補助・交付金
補助・交付金
〇 〇
8,9
その他
〇 〇
12
補助・交付金
〇 〇
17
その他
総合目次
県版ガイド
国版ガイド
利用区分
No
取 組 内 容
事業区分
利用区分
集
個 法 落 地
人 人 営 域
農
頁
事業区分
集
個 法 落 地
人 人 営 域
農
頁
③ 農産物の「付加価値向上」
〇 〇
20 6次産業化に取り組みたい
補助・交付金
〇
〇 〇
2
27,
28,29
補助・交付金
融資
補助・交付金
30
〇 〇 〇 〇
34,35
〇
46
補助・交付金
〇 〇 〇
36
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
40
〇 〇 〇 〇
2
補助・交付金
〇
1
※ 耕作条件を改善したい
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
4
※ 荒廃農地を活用したい
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
5
〇 〇 〇 〇
41
21 農産物の輸出に取り組みたい
補助・交付金
〇 〇 〇
※ 再生可能エネルギーに取り組みたい
④ 「農地」の課題解決
22 農地貸付けへの支援を受けたい
※
補助・交付金
〇
31
地域の抱える「人と農地の問題」の解決策を
話し合いたい
補助・交付金
税制
⑤ 「生産基盤」の整備
23 農地や農業水利施設等の基盤整備をしたい
補助・交付金
〇 〇 〇 〇
32
補助・交付金
24 選果場などの共同利用施設を整備したい
補助・交付金
〇 〇
2
補助・交付金
〇
〇
46
〇 〇 〇
42
融資
〇 〇
48
※ 資金繰りのための短期運転資金を借りたい
融資
〇 〇
51
※
将来の農地や建物・機械等の取得に備えて
自己資金を確保したい
税制
〇 〇
52
※
農業法人の経営強化の取組みに対して資金の
出資を受けたい
出資
〇
53
※ 6次産業化の取組に対して出資を受けたい
出資
〇 〇 〇
54
※ 老後資金の充実を図りたい
その他
〇
55
補助・交付金
※ 基盤整備に伴う費用負担を減らしたい
融資
⑥ 「資金」の確保
25
農業用機械・施設の整備などに必要な
資金を借りたい
※ 共済制度や税制措置について知りたい
※ 農業経営に関する情報をタイムリーに知りたい
※印の支援策は国庫事業です。
その他
〇 〇 〇
33
その他
税制
その他
〇
56
〇 〇 〇
58
1
農業機械等を新たに導入したい(水田)
高性能農業機械の導入を支援します(水田農業)
<水田農業担い手機械導入支援事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
認定農業者、農業生産法人、集落営農組織
【支援内容】
水田農業の生産コスト低減に取り組む担い手に対して、高性能農業機械導
入への支援を行います。
<補助率>
<補助対象となる機械>
機械導入費に対して、
・田植え機
・県が1/3以内
・トラクター
・市町村が1/6以上
・コンバイン 等
*個別にご相談ください
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・水田農業振興課(TEL:092-643-3472)
【同様の支援を受けられる国の事業】
・経営体育成支援事業(国版 P45)
1
2
3
4
20
24
・ハウス等の園芸施設を整備・補修したい
・省力機械を導入したい、経営規模を拡大をしたい(園芸)
・施設園芸の燃油コストを削減したい
・6次産業化に取り組みたい
・選果場などの共同利用施設を整備したい
生産・流通施設等の導入を支援します
<活力ある高収益型園芸産地育成事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
詳細は9月頃に市町村の窓口までお問い合わせください。
【対象となる方】
営農集団、認定農業者など
【支援内容】
・各地域が重点的に振興する品目の産地強化に必要な生産・流通施設等の
整備を支援します。
・中山間地域の特性を活かした園芸農業の振興に必要な生産・流通施設等
の整備を支援します。
・燃油削減などの省エネルギー化を進めるために必要な生産施設等の
整備を支援します。
・雇用労力を活用し、一定規模以上の経営面積を実現するために必要な
生産・流通加工施設等の整備を支援します。
・6次産業化の取組みに必要な生産・流通加工施設等の整備を支援します。
・高温期の栽培環境の改善を図るために必要な資材の導入を支援します。
・法定耐用年数を超過したハウスや果樹棚等の改修、補強を支援します。
<補助率>
1/2又は1/3以内
【お問い合わせ先】
・お住まいの市町村
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・園芸振興課 野菜係(TEL:092-643-3488)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・強い農業づくり交付金(国版 P46)
・経営体育成支援事業(国版 P45)
・燃油価格高騰緊急対策(国版 P22)
・6次産業化ネットワーク活動交付金(国版
2
P34、35)
5
野菜の価格低下に備えたい
野菜の価格が低落した時に、補てんが受けられます
<野菜生産出荷安定事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
3年毎に、3年分の申請を行います。
申請時期は最寄りの農林事務所までお問い合わせください。
【対象となる方】
県の指定する 46 品目の野菜の集団産地の出荷団体及び大規模生産者
※だいこん、かぶ、にんじん、れんこん、キャベツ、レタス、リーフレタス、
サラダ菜、ほうれんそう、春菊、ブロッコリー、セルリー、みつば、パセ
リ、アスパラガス、なす、トマト、きゅうり、かぼちゃ、ピーマン、オク
ラ、スイートコーン、いんげん、グリーンピース、そらまめ、えだまめ、
おおば、菜の花、な花、みょうが、ミニトマト、紅だて、ラディッシュ、
赤しそ、えのき茸、本しめじ、いちご、すいか、ふき、葉ねぎ、青ねぎ、
白ねぎ、にら、山東菜、こまつな、ちんげんさい
【支援内容】
対象野菜の価格が著しく低下した場合に、補償基準額と平均販売価格(た
だし、最低基準額を限度とする)との差額の一部を、補てん金として受け
取ることができます。
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・園芸振興課 野菜係(TEL:092-643-3488)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・野菜価格安定事業(国版 P21)
3
6
花きの新たな需要を開拓したい
新たな花き需要創出に向けた産地の取組みを支援します
<花き消費対策推進事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】 個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
例年、前年度の9月に要望を締め切ります。
詳細は市町村の窓口までお問い合わせください。
【対象となる方】
花きを生産しているグループ(JA花き部会など)
【支援内容】
花きの新たな需要を創出するための研修会、検討会や調査などに対して、
その活動に要する経費を支援します。
<補助率>
1/2以内
<補助対象となる経費>
講師謝金、調査旅費、会場借上料など
【お問い合わせ先】
・お住まいの市町村
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・園芸振興課 花き係(TEL:092-643-3574)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・国産花きイノベーション推進事業(国版
掲載なし)
(http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/pdf/01_gaiyou_150213_4.pdf)
4
7
安定した畜産・酪農経営に取り組みたい
規模拡大を支援します(畜産)
、
<事業名:ふくおかの畜産競争力強化対策事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
7~8月に次年度の要望を受け付けます。
詳細は各農林事務所・市町村までお問い合わせください。
【対象となる方】
畜産経営を営む個人、法人
【支援内容】
①飼養規模や生産量を拡大するのに必要な畜舎の整備や改造などの整備に
支援を行います。
②夏季の生産量低下を抑制するために必要な暑熱対策機器の整備に対して
支援を行います。
③「博多和牛」や「はかた地どり」等への転換に必要な施設の整備等に支援
を行います。
<補助率>
<補助対象となる施設>
畜舎等の整備、改造経費に対して
・畜舎及びその付帯施設(搾乳設備、飼料倉庫など)
①、②
1/3以内
・畜舎の改造(飼槽や牛床の改修、給水器など)
③
1/2以内
・断熱屋根、細霧装置 など
※個別にご相談ください
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・畜産課 大家畜係、中小家畜係(TEL:092-643-3497)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・畜産収益力強化対策(国版 P24)
5
「はかた地どり」の生産拡大を支援します(畜産)
<事業名:九州一へ「はかた地どり」倍増事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
7~8月に次年度要望を受け付けます。
詳細は各農林事務所・市町村までお問い合わせください。
【対象となる方】
農業者、法人等(ただし、はかた地どり生産者協議会の会員になること)
【支援内容】
「はかた地どり」の生産を開始または拡大するために必要な鶏舎の改造や
施設・機械設備の整備に必要な経費を補助します。
<補助率>
<補助対象となる施設>
鶏舎の改造及び機械設備の整備の経
・飼養施設の改造及び施設設備など
費に対して
・1/2以内
※個別にご相談ください
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・畜産課 中小家畜係(TEL:092-643-3497)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・畜産収益力強化対策(国版 P24)
6
7、8
・安定した畜産・酪農経営に取り組みたい
・飼料作物の生産・利用を拡大したい
飼料作物の生産拡大を支援します(畜産)
<事業名:ふくおかの畜産競争力強化対策事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
7~8月に次年度要望を受け付けます。
詳細は各農林事務所・市町村までお問い合わせください。
【対象となる方】
・畜産経営を営む個人、法人
【支援内容】
飼料作物の作付拡大または利用を拡大したい畜産農家や法人等に対して、
必要な機械導入への支援を行っています。
<補助率>
<補助対象となる施設>
飼料作付関係機械の購入費に対して
・飼料運搬機
・1/3以内
・飼料裁断機
ただし、稲 WCS の専用収穫機等の
・稲 WCS 専用収穫機 など
複合作業機械は、1/2以内
※個別にご相談ください
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・畜産課 大家畜係(TEL:092-643-3497)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・畜産収益力強化対策(国版 P24)
・飼料増産総合対策事業(国版
P29)
7
9
中山間地域等での農業生産活動を継続させたい
中山間地域での農業生産活動の継続を支援します
<中山間地域等直接支払交付金>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請期限は例年6月末日までです。
※申請の際に事業計画の申請書(集落または個別協定書を添付)を市町村に
提出する必要があります。
【対象となる方】
5年間農業生産活動等を継続する農業者等
【支援内容】
農業生産条件の不利な中山間地域等において、農地を5年間維持・管理する
農業者等に対し、国、県、市町村が連携し、農地の地目、傾斜度に応じて、一
定額を交付します。
1.対象地域・対象農用地
支援対象となる農地は、指定地域及び特認地域において、傾斜等により農
業生産条件が不利な一団の農振農用地です。
本県における指定地域とは、地域振興4法(特定農山村法、山村振興法、過疎法、離島
振興法)の指定を受けた地域をいいます。
また、特認地域とは、指定地域に準ずる地域として知事が定める基準(指定地域に地理
的に隣接する農地等)に該当する地域をいいます。
8
2.交付要件
支援を受けるためには、集落等を単位として農地を維持・管理していく
ための取り決め(協定)を締結し、以下の取り組みを実施する必要がありま
す。
①
耕作放棄の発生防止活動、水路・農道等の管理活動、周辺林地の管理、景観作物の作
付け等
②
機械・農作業の共同化、地場産農産物等の加工販売、新規就農者の確保等
※
①+②を行う場合、交付単価の 10 割を交付。①のみを行う場合、8割を交付。
耕作放棄地の防止
加工品の販売
3.交付単価
地目
田
畑
区分
単価(円/10a)
急傾斜(1/20 以上)
21,000
緩傾斜(1/100 以上)
8,000
急傾斜(15°以上)
11,500
緩傾斜(8°以上)
3,500
4.加算措置
下記の取り組みを行う場合は、加算措置を受けることができます。
(1)超急傾斜農地保全管理加算 【加算額:6,000 円/10a】
超急傾斜地(田:1/10以上、畑:20度以上)の農地について、
その保全や有効活用を図る場合
(2)集落連携・機能維持加算
【加算額:3,000 円/10a】
複数集落が連携して、広域の協定を締結し、新たな人材を確保し、
農業生産活動を維持するための体制づくりに取り組む場合
【お問い合わせ先】
・最寄りの市町村
・最寄りの農林事務所(農山村振興課、農山村・農業振興課)
・農山漁村振興課 中山間地域振興係(TEL:092-643-3503)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・中山間地域等直接支払交付金(国版 P31)
9
10
環境にやさしい農業に取り組みたい
環境にやさしい農業の取組を支援します
<環境保全型農業直接支払交付金>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請時期は例年4月~6月です。
※申請の際に事業計画の申請書を市町村に提出する必要があります。
【対象となる方】
農業者の組織する団体、農業者及びその他の者(地域住民等)の組織する
団体、一定の要件を満たす農業者のうち以下の要件を満たす方
・エコファーマー認定を受けていること(ふくおかエコ農産物認証制度
でも可能)
・農業環境規範に基づく点検を行っていること
・環境保全型農業の取組を広げる活動(技術指導や理解増進の活動等)に
取り組むこと
【支援内容】
化学肥料・化学合成農薬の5割低減の取組とセットで以下の取組みのうち、
いずれかを実施する必要があります。
1 全国共通の取組
対象取組
(主な対象作物)
カバークロップ
(水稲)
支援単価※1
(10a 当)
8,000 円
備考
緑肥等を作付けする取組
炭素貯留効果の高い堆肥を施用する取組
堆肥の施用※2
(水稲)
4,400 円
※2支援対象となるためには、C/N比 10
以上等の要件あり。
有機農業
(水稲、野菜等)
8,000 円
化学肥料・農薬を使用しない取組
※1
※3雑穀、飼料作物等は 3,000 円/10a
支援単価は国 1/2、県 1/4、市町村 1/4 の合計額
10
2 福岡県独自の取組(地域特認の取組)
対象取組
(主な対象作物)
支援単価
(10a 当)
備考
草生栽培(果樹、茶)
8,000 円
園地に麦類や牧草等を作付けする取組
省耕起播種の導入(大豆)
3,000 円
①不耕起播種または部分浅耕播種を実施
②播種前に非選択性茎葉処理除草剤の散
布を実施
IPM 技術の導入
(イチゴ、キュウリ(施
設)、葉ネギ(施設)
、ナス
(施設)
)
IPM 技術の導入
(水稲)
各作物共通の要件
福岡県 IPM 実践指標のうち、県が別に定
める必須及び基本項目を含む概ね8割以
上の取組を実施
8,000 円
6,000 円
(右記①)
4,000 円
(右記②~④)
上記要件と畦畔の除草4回以上に加
え、下記のいずれかの取組が必要
①アイガモ利用による本田除草
②生物農薬利用による健全苗育苗
③機械除草、紙マルチ使用による本田
除草
④魚毒性が低い本田除草剤1回使用と
抜き取り管理
3 支援対象となる取組の例
①カバークロップ(緑肥等)の作
付、
(例:レンゲ)
②省耕起播種の導入(地域特認)
慣行に比べ、耕起回数の減、浅
い耕起、部分的な浅い耕起など
の播種技術の導入
カバークロップ(緑肥等を作付
け、例:レンゲ)
③IPM 技術の導入(地域特認)
生物農薬使用など総合的病害
虫防除技術の導入(写真は、ア
ザミウマ(右)を捕食するスワ
ルスキーカブリダニ(左)
)
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・食の安全・地産地消課 生産安全係(TEL:092-643-3571)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・環境保全型農業直接支払交付金(国版
11
P32、39)
環境にやさしい農業の取組を支援します
<ふくおかエコ農産物認証制度>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請時期は例年1月及び7月です。
※申請書は最寄りの普及指導センターに提出する必要がありますので、
詳細は普及指導センターまでお問い合わせ下さい。
【対象となる方】
県内に住所を有する農業者又はその組織する団体のうち、以下の要件等を満
たす方
・福岡県における化学農薬・化学肥料の慣行栽培における使用量の基準(県
基準)の5割以下で栽培すること
・栽培管理に対し責任を持つ栽培管理者が設置されていること
・対象農産物の栽培面積が5a以上であること
【支援内容】
・知事名での認定証を交付します。
・認証を受けた農産物(エコ農産物)
のPRのためのリーフレットやポスター、
のぼり等を提供します。
・ふくおかエコ農産物販売拡大協議会
のホームページで生産情報や販売情報
を公開します。
・各種イベントなどでPRや販売できる
機会を提供します。
ポスター(上)と
のぼり(左)
12
【認証のしくみ】
【お問い合わせ先】
・最寄りの普及指導センター
・食の安全・地産地消課 生産安全係(TEL:092-643-3571)
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エコファーマーの認定を支援します
<持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
※申請書は最寄りの普及指導センターに提出する必要があります。
詳細は普及指導センターまでお問い合わせ下さい。
【対象となる方】
農業者、農業生産法人
【支援内容】
・普及指導センターに導入計画(持続性の高い農業生産方式の導入に関する
計画)を提出、認定を受けると知事名での認定証を交付します。
エコファーマーは、法律に基づき認定を受けた農業者等の愛称です。
・エコファーマーになると、農業改良資金の特例が受けられます。
・エコファーマーになると環境保全型農業直接支払交付金の支援の対象とな
ります。(交付金の要件は 10~11 ページをご覧下さい)
【お問い合わせ先】
・最寄りの普及指導センター
・食の安全・地産地消課 生産安全係(TEL:092-643-3571)
14
11
野生鳥獣による農作物被害を減らしたい
狩猟免許の取得を支援します(鳥獣対策)
<狩猟免許取得助成事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
詳細は市町村までお問い合わせください。
【対象となる方】
本年度の狩猟免許(銃猟、わな猟)試験に合格した方
【支援内容】
狩猟免許取得時に必要な経費を助成します。
但し、県に納付する狩猟免許申請手数料は対象外です。
<補助率>
<助成対象>
狩猟免許取得経費の 1/2 以内
・病院で取得する健康診断書料
但し、残りの 1/2 以上を市町村
・一般社団法人福岡県猟友会が開催する
が負担する場合に限ります。
「狩猟免許試験予備講習会」の受講料
【お問い合わせ先】
・畜産課 鳥獣対策係(TEL 092-643-3498)
・お住まいの市町村の鳥獣対策担当課
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・鳥獣被害防止総合対策交付金(国版:P33)
15
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特用林産物(たけのこ、きのこ)生産に関する機械・
設備を導入したい
竹林整備や機械、設備の導入を支援します
<特用林産基盤整備事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】 個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請時期は、例年5月~6月です。
詳細は最寄りの農林事務所林業振興課までお問い合わせください。
【対象となる方】
・3戸以上のたけのこ、きのこの生産者で組織された団体
・農業協同組合
・森林組合
【支援内容】
・たけのこ、きのこの生産性の向上や省力化に取り組む団
体などに対して、竹林整備や機械・設備の導入に対して
支援を行っています。
・補助の対象となるものは、作業道の開設・改良、支障木
竹整理、施肥、客土、竹材粉砕機、ハウス施設、椎茸乾
燥機、防獣設備、小型運搬車、ほだ場の整備など。
・補助率:対象経費に対して3/10~4/10
※市町村からの補助がない場合は、支援の対象外に
なります。
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(林業振興課)
・農山漁村振興課 森林計画係(TEL:092-643-3505)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・森林・林業再生基盤づくり交付金事業(国版
客土による竹林の改良
竹材粉砕機
ハウス施設整備
掲載なし)
( http://www.rinya.maff.go.jp/j/keiei/kouzoukaizen/koufukin.html )
ほだ場の防獣設備
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13
若い農業者のネットワークを広げたい
農業青年クラブへの加入
<若い農業者育成対策事業>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
20~30 代前半の農業者
(地域の農業青年クラブにより年齢
制限が異なります。)
【支援内容】
農業青年クラブは、日本の農業を背負っていく若手農業者を中心とした
組織であり、地域ごとに勉強会や交流会などの活動を行っています。
農業青年クラブは以下の4つの信条を掲げ、通称「4H クラブ」と呼ばれま
す。
・農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨く
・科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をする
・誠実で友情に富む心(Heart)を培う
・楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進する
地域の若手農業者と交流を深めることはもちろん、県内全域のクラブ員が集
まっての交流会や意見交換の場もあり、広い繋がりをもつことができます。
【お問い合わせ先】
・就農地を所管する普及指導センター
・経営技術支援課 後継人材育成室(TEL:092-643-3495)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・事業名なし(国版 P58)
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女性農業者間の交流を持ちたい
女性就農者同士の交流を支援します
<女性農業者の活躍促進事業>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
女性農業者
【支援内容】
女性農業者の定着と育成を図るため、女性農業者同士が相互に交流・研鑽
できる女性就農者のネットワークの構築を支援します。
【お問い合わせ先】
・最寄りの普及指導センター
・経営技術支援課 女性農業者支援係(TEL:092-643-3572)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・事業名なし(国版 P58)
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農業の基礎を学びたい
営農基礎力強化講座・女性農業者経営力向上講座
<営農基礎力強化事業>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
普及指導センターにお尋ねください。
【対象となる方】
①営農基礎力強化講座
就農3年未満の新規就農者
②女性農業者経営力向上講座
50 歳未満の女性農業者
【支援内容】
各普及指導センターが、
①農業の基本的な事項に関する講座を開催し、新規就農者の早期の経営
確立を支援します。
②経営管理や生産技術の講座を開催し、女性農業者の農業経営への参画を
促進します。
*講座の内容、対象者、募集期間等は、普及指導センターごとに異なり
ます。
【お問い合わせ先】
・就農地を所管する普及指導センター
・経営技術支援課 後継人材育成室(TEL:092-643-3495)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・青年就農給付金(国版
P6)
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新たに農業を始めたい
就農を希望される方を対象に就農相談を受け付けます
<若者の農業参入定着支援費>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
県域の就業セミナー・就業相談会は例年8月及び1月に開催しています。
各地域での就農相談については普及指導センター、市町村にお尋ねください。
【対象となる方】
新規就農希望者
【支援内容】
年に2回、福岡市内で「ふくおか農林漁業新規就業セミナー・相談会」を
開催し、新規就業者による体験談等のセミナーや市町村・関係団体による情
報提供・個人面談を実施しています。
各地域の普及指導センターや市町村でも就農相談窓口を設置し、就農相談
を受け付けています。
【お問い合わせ先】
・経営技術支援課 後継人材育成室(TEL:092-643-3495)
・就農希望地を所管する普及指導センター
・就農希望地の市町村
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・青年就農給付金(国版 P6)
20
v
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経営力を高めたい
経営力の向上を支援します(農業経営)
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
経営改善に意欲的な農業経営体
【支援内容】
普及指導センターでは、経営改善に意欲的な農業経営体を対象にカウン
セリング(経営上の課題・問題点の抽出、目標設定)、コンサルテーション
(目標達成のための技術指導、経営分析・診断、改善提案等)による経営
改善支援を実施しています。
【お問い合わせ先】
・最寄りの普及指導センター
・経営技術支援課 経営企画係(TEL:092-643-3494)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・技術習得支援事業(国版 P9)
・担い手経営発展支援事業(国版 P13)
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女性農業者の経営参画を支援します
<女性の視点を活かした農業経営発展支援事業>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請は例年4月~5月です。
随時お問合わせ受付中です。
【対象となる方】
女性農業者
【支援内容】
女性農業者を対象に、経営参画に必要な知識や技術の習得を図ることを目的
に以下の研修を実施します。
①経営ビジョン策定研修
将来のなりたい姿やあるべき姿、そこに至る行程を描いた「経営ビジョ
ン」の策定を支援する研修です。各普及指導センターで研修を実施します。
②経営発展講座
商工業者等の異業種との交流やワークショップを通じ、他産業の経営的な
視点やノウハウを習得し、
「経営発展プラン」を作成する講座を実施します。
③他産業派遣研修
起業した女性や起業に意欲的な女性が、売上の増加や新しい取り組みを実
施するために、不足する知識や経験を商工業者のもとで体験して学ぶ研修を
実施します。
【お問い合わせ先】
・最寄りの普及指導センター
・経営技術支援課 女性農業者支援係(TEL:092-643-3572)
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女性農業者の起業を支援します
<女性農業者の活躍促進事業>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
女性農業者
【支援内容】
①起業活動に取り組む女性農業者を対象に、商品づくりや商慣習など、
起業に必要な知識を体系的かつ体験的に学べる「女性起業家育成塾」を開
催します。
②起業を目指す女性農業者や、既に起業した女性農業者が連携して商品開発
等に取り組むためのネットワーク構築を支援します。
③販路拡大や新商品開発などの起業計画の実現に取り組む女性農業者等に対
して、専門家を派遣し、起業に向けた諸問題の解決及び起業計画の実現を支
援します。
【お問い合わせ先】
・経営技術支援課 女性農業者支援係(TEL:092-643-3572)
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水田農業経営を発展させたい
水田経営の安定・発展、集落営農組織の法人化を支援する
ため経営アドバイザーを派遣します。
<力強い水田農業確立事業 アドバイザー派遣>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
認定農業者等、農業生産法人、任意の集落営農組織
【支援内容】
個別大規模農家、法人、集落営農組織が行う新たな経営戦略の立案、実
践に必要な分野の専門家(法人経営者、税理士、社会保険労務士、司法書
士など)を派遣します。
専門家の支援を受けたい方は、最寄りの普及指導センターにご相談下さ
い。専門家の派遣料等は無料です。
【お問い合せ先】
・最寄りの普及指導センター
・水田農業振興課 水田農業経営係(TEL:092-643-3473)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・担い手経営発展支援事業(国版 P16)
24
農業経営基盤強化を図るため、必要な経費を交付します。
<力強い水田農業確立事業 大規模経営体に対する経営支援>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
個別経営体(認定農業者)、組織経営体(農業生産法人)
【支援内容】
低コスト化の促進、複合化・多角化等経営安定・発展のための取組に対
し、以下の経費を交付金として交付します。
①農地集積に対応する体制整備
・規模拡大に対応するための機械の賃借料、改修費
・新規従業員の雇用、労災保険料など
②生産、販売体制の整備
・販路の開拓・確保に向けた取組、有利販売に向けた特長のある
米づくりの取組、需要のある作物の新規導入に係る経費
・直接販売の実施に向けた取組、加工品の開発に係る試作材料費・加工
委託費など
<交付額>
個別経営体:75 万円以内(補助率1/2以内)
組織経営体:150 万円以内(補助率1/2以内)
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・水田農業振興課 水田農業経営係(TEL:092-643-3473)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・担い手経営発展支援事業(国版
P15)
25
19
雇用型経営に取り組みたい
雇用システムの実証を支援します
<雇用システム実証事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】 個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
申請時期は例年4月頃です。
【対象となる方】
地域に応じた雇用システムを実証し、雇用型経営の推進を図ろうとする団体
(雇用システム実証会議を設置することが必要です。)
【支援内容】
雇用システムとは、雇用型経営を推進するための雇用労働力の斡旋、荷
造・集出荷作業の外注化(パッケージセンター)などを指します。
雇用システム実証会議開催に要する経費、雇用労働力の斡旋に要する経費
栽培管理作業及び荷造・集出荷作業の外注化に要する経費を助成します。
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・園芸振興課 野菜係(TEL:092-643-3488)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・農の雇用事業(国版 P8)
・技術習得支援事業(国版 P9)
26
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6次産業化に取り組みたい
県産農林水産物を使った6次産業化を推進します
<6次産業化推進事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
①6次産業化推進事業(農林漁業者支援):申請時期は例年4月頃です。
詳細は市町村窓口までお問い合わせください。
②6次産業化推進事業(ネットワーク活動整備交付金(国庫)):
申請時期は例年9月頃です。
詳細は市町村窓口までお問い合わせください。
【対象となる方】
①農業生産法人、法人格を有する林業事業体及び漁業者等、3戸以上の農林漁
業者が組織する団体
②総合化事業計画認定事業者
【支援内容】
①6次産業化推進事業(農林漁業者支援)
・県内の農林漁業者自らが取組む商品開発から販路開拓まで総合的に
支援します。
・補助率:1/2以内(上限交付金額 750 千円/件)
②6次産業化推進事業(ネットワーク活動整備交付金)
・農林水産物等の加工、流通、販売に必要な施設の整備を支援します。
・補助率:3/10以内(上限交付金額 10,000 千円)
【お問い合わせ先】
・お住まいの市町村
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・園芸振興課 特産・加工係(TEL:092-643-3487)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
※再掲 P2をご覧ください。
・強い農業づくり交付金(国版 P46)
・㈱農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)による支援
(http://www.a-five-j.co.jp)
27
女性農業者の新商品開発を支援します
<女性農業者の活躍促進事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
女性農業者、女性農業者組織
【支援内容】
①起業活動に取り組む女性農業者に対して、自家農畜産物等を活用した新商品
開発の支援を行っています。
<補助率>
・対象事業費の1/2以内(補助額は1事業計画あたり50万円以内)
<補助対象経費>
・試作品製造に要する経費(機械器具等レンタル料など)
・デザイン開発に要する経費(パッケージデザイン料など)
・商談会参加に要する経費(商談会等の出展に要する経費)
・広告宣伝に要する経費(パンフレット作製費など)
等
※個別にご相談ください
②販路拡大や新商品開発などの起業計画の実現に向けた専門家の派遣を行っ
ています。
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・経営技術支援課 女性農業者支援係(TEL:092-643-3572)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・6次産業化ネットワーク活動交付金(国版
28
P34、35)
女性農業者の商品製造や販売促進を支援します
<女性農業者の活躍促進事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
女性農業者、女性農業者組織
【支援内容】
福岡県では、起業活動に取り組む女性農業者に対して、商品製造や販売促進
に係る機器整備の支援を行っています。
<補助率>
・対象事業費の1/2以内
・補助額は1事業計画あたり100万円以内
<補助対象経費>
・商品製造のための機器の導入に係る経費
(オーブン、充填機、冷蔵庫 など)
・販売促進のための機器の導入に係る経費
(真空包装機、シール機 など)
※個別にご相談ください
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・経営技術支援課 女性農業者支援係(TEL:092-643-3572)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・6次産業化ネットワーク活動交付金(国版
29
P34、35)
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農産物の輸出に取り組みたい
農商工連携による新商品の開発・販路開拓を支援します
<福岡県産農林水産物輸出等応援農商工ファンド事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
年数回、募集を行います。
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
県内の農林水産業者と中小企業者との連携体
【支援内容】
・連携体が海外市場向けの商品開発・販路開拓に要する経費の2/3以内を
助成(年間500万円以内 最長3カ年)します。
・連携体が開発した商品の海外販路拡大に要する経費の1/2以内を助成
(年間500万円以内 1カ年)します。
・連携体が国内市場向けの商品開発・販路開拓に要する経費の1/2以内を
助成(年間500万円以内 最長2カ年)します。
【その他】
・6次産業化や農林水産物の輸出に係る一般的な相談対応も行っています。
【お問い合わせ先】
・園芸振興課 輸出促進室(TEL:092-643-3525)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・輸出に取り組む事業者向け対策事業(国版
30
P36)
22
農地貸付けへの支援を受けたい
農地中間管理機構へ農地を貸付ける出し手を支援します
<力強い水田農業確立事業 農地集積交付金>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時申請を受付中です。
【対象となる方】
農地所有者
【支援内容】
福岡県では、担い手への農地集積を一層進めるため、3年以上、農地中
間管理機構へ農地を貸付けた出し手に対して、交付金を交付しています。
(過去に貸付け実績がない水田に限ります。)
<交付単価>
3年以上6年未満:1.5 万円/10a(上限 15 万円)
6年以上
:3.0 万円/10a(上限 30 万円)
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・水田農業振興課 農村集落係(TEL:092-643-3474)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・機構集積協力金(国版 P2)
31
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農地や農業水利施設等の基盤整備をしたい
基盤整備に係る事業費の一部を補助します。
<農村環境整備事業>
【事業区分】
補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時お問い合わせ受付中です。
【対象となる方】
農業者
【支援内容】
福岡県では、市町村、土地改良区等が事業主体として行う小規模な整備で1
年以内の工事期間で出来るほ場の整備をはじめ水路、農道、ため池などの整備
に対して補助しています。
補助率(当該事業費に対する割合)
ため池
県費:50%以内、市町村費:10%以上
ため池以外
県費:40%以内、市町村費:10%以上
農業用水路
農道(舗装工)
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農村整備第一課、農村整備課)
・農村森林整備課 農村整備係(TEL:092-643-3511)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
農業競争力強化基盤整備事業、農業基盤整備促進事業、
水利施設整備事業(農地集積促進型)、農山漁村地域整備交付金、
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金、農地耕作条件改善事業(新規)等
(国版 P41)
32
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農業用機械・施設の整備などに必要な資金を借りたい
農業経営の改善を支援します!
<農業制度資金の案内>
【事業区分】 補助・交付金、出資、融資、税制、その他
【利用区分】
個人、法人、集落営農、地域
【申請時期(期間)・利用時期等】
随時借入申込みを受付中です。
申込先は各融資機関となります。
【対象となる方】
農業者、認定農業者、認定新規就農者、農業参入法人、集落営農組織
等
【支援内容】
農業制度資金とは、農業者が農業を行うために必要な資金を融通する制度
です。県では資金の借入手続等における指導や助言、利子補給を行っている
資金もあります。
資金の種類
内容
融資機関
農業近代化資金
農業経営改善のための最も一般的な制度資金
農協等
新規就農者が、農業経営が軌道に乗るまでに
青年等就農資金
必要な機械・施設の整備等の資金を借り入れ
公庫等
る場合
農業改良資金
スーパーL資金
経営 体育成強 化資金
新技術や新作物の導入等、新分野へチャレン
ジする場合
上記3資金で十分対応できない場合
(融資額が足りない、償還期間が短いなど)
公庫等
公庫等
※代表的な制度資金のみ紹介しています。資金種類によって借入予定額等、制度利用
にあたっては要件があります。
33
農業制度資金・簡単早見表
【お問い合わせ先】
・最寄りの農林事務所(農業振興課、農山村・農業振興課)
・団体指導課 金融係(TEL:092-643-3480)
・株式会社日本政策金融公庫福岡支店
(http://www.ja-gp-fukuoka.jp/link/index.html)
【同様の支援を受けられる国の事業等】
・事業名なし(国版 P48)
34
県版ガイド「お問い合わせ先」一覧
ご紹介した各種支援策について、ご質問がございましたら、下記まで
ご連絡ください。(お問い合わせの際には事業名をお知らせください)
<農林事務所>
福岡農林事務所
農山村振興課
092(735)6123
農業振興課
092(735)6124
農山村振興課
0946(22)5342
農業振興課
0946(22)3179
農村整備第1課
092(735)6127
林業振興課
092(735)6137
朝倉農林事務所
農村整備第1課
0946(22)2904
林業振興課
0946(22)2731
八幡農林事務所
農山村・農業振興課
093(601)3969
農村整備課
093(601)3970
林業振興課
093(601)5567
飯塚農林事務所
農山村振興課
0948(21)4953
農業振興課
0948(21)4954
農山村振興課
0942(52)5108
農業振興課
0942(52)5107
農村整備第1課
0948(21)4957
林業振興課
0948(21)4965
筑後農林事務所
農村整備第1課
0942(52)5168
林業振興課
0942(52)5188
行橋農林事務所
農山村振興課
0930(23)0381
農業振興課
0930(23)0383
農村整備第1課
0930(23)0379
林業振興課
0930(23)0387
<普及指導センター>
福岡普及指導センター
092(806)3400
北筑前普及指導センター
0940(43)8833
朝倉普及指導センター
0946(22)2551
久留米普及指導センター
0942(47)5101
北九州普及指導センター
093(601)8854
飯塚普及指導センター
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