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くらしのリポート2015(PDF:2200KB)
くらしのリポート 201 2015 豊中市立生活情報センター (市民協働部 くらし支援課) 目 豊中市の消費者行政 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 □ 沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 □ 組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 □ 豊中市立生活情報センターくらしかんの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 □ 豊中市の消費者行政について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 Ⅰ Ⅱ 次 平成26年度(2014年度)事業実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 [1]平成26年度生活情報センター予算及び決算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 [2]消費者啓発事業及び情報提供実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 1.消費者啓発講座等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 2.消費者啓発イベント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 3.情報提供 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 4.くらしのライブラリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 5.生活関連物資課題調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 [3]消費者施策検討会議実施状況 1.消費生活審議会 [4]消費生活相談 1.相談件数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 2.商品・役務(サービス)別の相談状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 3.販売購入形態別分類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 4.内容別分類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 5.高齢者の相談状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 6.不当な取引行為にかかる調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 7.円滑な商取引に係る事業者啓発及び意見交換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 [5]多重債務者生活相談 1.相談概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 2.平成22年度(2010年度)から平成26年度(2014年度)の相談結果 ・・・・・・・・・・・ 37 [6]消費者の活動支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 1.くらしかん登録グループ制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 2.くらしの研究発表会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 3.消費者問題調査研究助成制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 [7]食料品及び消費生活用製品等の適正表示及び生活安定に関する検査等 ・・・・・・・・・・ 43 1.農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)に基づく 食品の品質表示適正化事務 2.家庭用品品質表示法に基づく検査 ・・・・・ 43 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 3.消費生活用製品安全法に基づく検査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 4.ガス事業法に基づく検査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 5.電気用品安全法に基づく検査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 6.国民生活安定緊急措置法による検査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 7.生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する 緊急措置に関する法律による検査 ・・・・・・・・・ 46 〔8〕計量事業の実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 1.計量事業の概要 2.各業務の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 3.基準器及び主要設備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 〔9〕くらしかん利用状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 1.部屋別利用状況(平成26年度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 Ⅰ 豊 中 市 の 消 費 者 行 政 平成27年(2015年)4月現在 -1- □ 沿 革 昭和43年度(1968年度) 消費者保護基本法施行 昭和44年度(1969年度) 地方自治法改正(地方公共団体の事務として消費者保護を明示) 産業課消費経済係設置 消費生活モニター(くらしのモニター)制度発足 昭和45年度(1970年度) 消費生活意見発表会(現くらしの研究発表会)事業開始 昭和48年度(1973年度) 消費生活相談員制度発足 昭和49年度(1974年度) くらしのひろば(移動消費者教室)事業開始 物価調査事業開始 物価情報システム、物価マップの発行 消費生活課消費生活係となる 昭和52年度(1977年度) 「豊中市の消費者のくらしを守る基本条例」制定 「消費者の保護のための危害の防止、表示の適正化等に関する条例」制定 消費者保護会議設置 商品等適正化委員会設置 消費生活情報誌「くらしの情報」創刊 昭和53年度(1978年度) 消費者ルーム開設 消費者月間記念行事事業開始 消費者の日記念行事(現消費生活セミナー)事業開始 昭和55年度(1980年度) 消費生活専門講座開講 昭和56年度(1981年度) 不用品あっせん制度発足 昭和57年度(1982年度) 「合成洗剤対策実施要綱」制定 消費者センター開設 消費生活通信講座開講 昭和58年度(1983年度) 消費生活相談にかかる顧問弁護士制度発足 市民生活課消費生活係となる くらしの一日講座開講 昭和61年度(1986年度) 消費者センターのOA化実施(パソコンの導入) 消費生活教職員講座(現くらしの教員セミナー)開講 昭和63年度(1988年度) 悪質商法追放街頭キャンペーン事業開始 平成2年度(1990年度) 消費者問題調査研究助成制度発足 平成3年度(1991年度) 生活情報センター構想策定 平成4年度(1992年度) 消費者教育用副読本「くらしのノート」小学生版発行 消費者センター開設10周年記念行事『くらしフェスタ´92』開催 平成5年度(1993年度) 「エコロジー手帳」発行 生活情報センター情報ネットワークシステム開発着手 平成6年度(1994年度) 生活情報センター設計委託 平成7年度(1995年度) 生活情報センターの名称が「生活情報センターくらしかん」に決定 -3- 平成8年度(1996年度) 生活情報センターくらしかん建設工事着手 平成9年度(1997年度) 生活情報提供システム開発終了 生活情報センターくらしかん竣工 市民生活課生活情報センターくらしかんとなる 生活情報センターくらしかん情報ネットワークシステム(くらしネット)稼働 くらしかん登録グループ制度発足 情報プラザ特設展事業開始 土曜子ども生活クラブ開講 平成11年度(1999年度) 消費者教育用副読本「くらしのノート」中学生版発行 くらしかん登録グル-プ定例会発足 生活展の企画・運営主体が登録グループの実行委員会となる 平成12年度(2000年度) 市民公益活動情報コ-ナ-設置 マジカルひろばのキッズルームの来館者用パソコン廃止 平成13年度(2001年度) 市民活動課生活情報センタ-くらしかんとなる 消費生活モニター(くらしのモニター)制度廃止 不用品あっせん制度廃止 消費者相談システムのネットワーク化 生活情報提供システム(くらしネット)のインターネット化 (くらしかんホームページ/平成14年4月1日から本格運用) 平成14年度(2002年度) くらしネットインターネット化に伴う生活情報関連システム更新及び統合 (コミュニティネット端末機の設置) 平成15年度(2003年度) 市民生活課生活情報センタ-くらしかんとなる 物価調査事業廃止 生活関連物資課題調査事業開始 消費問題懇話会設置 平成16年度(2004年度) 市民公益活動情報コーナー廃止 くらしの通信講座休止 平成17年度(2005年度) 「合成洗剤対策実施要綱」廃止 平成18年度(2006年度) 実習室を講座室に用途変更 消費者保護会議廃止 商品等適正化委員会廃止 「豊中市の消費者のくらしを守る基本条例」廃止 「消費者の保護のための危害の防止、表示の適正化等に関する条例」廃止 「豊中市の消費者のくらしを守る条例」制定 消費問題懇話会廃止 消費生活審議会設置 平成19年度(2007年度) 生活情報センターくらしかんに消費生活係を新設 「マジカルひろば」を「生活情報ひろば」として再生 (市とくらしかん登録グループ等の協働による活動の拠点として開設) -4- 「くらしのノート」(小学校5・6年生用)が消費者教育教材優秀賞を受賞 コミュニティネット端末機撤去 平成20年度(2008年度) 消費生活課生活情報センターくらしかんとなる 消費生活係の1係から企画係と相談係の2係体制となる 家庭用品品質表示法、消費生活用製品安全法、国民生活安定緊急措置法及 び生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律 に基づく事務が大阪府より権限移譲される 多重債務問題連絡会設置 多重債務者生活相談窓口の新設(6月2日開設) 「くらしの安心メール」の配信開始(7月7日登録開始) 「悪質な訪問販売お断り!」シール作成・配布 平成21年度(2009年度) 豊中市くらしのリーダー派遣事業開始 「くらしのノート」(中学生用)が消費者教育教材優秀賞を受賞 学校向け消費者啓発事業開始 消費者啓発パンフレット「とよちゃん、なかちゃんの契約ってな~に」全 戸配布(地方消費者行政活性化基金) 平成22年度(2010年度) ガス事業法及び電気用品安全法に基づく事務が大阪府より権限移譲される 相談ブース増設(地方消費者行政活性化基金) 消費者教育教材を作成(地方消費者行政活性化基金) 新・くらしのノート/中学校技術・家庭科用-消費生活編- くらしの中の消費者問題ドリル 中学生向け契約講座プログラム教材「契約ってな~に?」 平成23年度(2011年度) 係制からグループ制となる(企画グループ及び相談グループ) 計量法関係業務が地域経済課より移管される。 「新・くらしのノート-消費生活編-」(中学生用)が消費者教育教材優 秀賞を受賞 くらしかんキャラクター「クラッピー」着ぐるみを作成(地方消費者行政 活性化基金) 豊中まつり「くらしかん」ブース出店(地方消費者行政活性化基金) 豊中市くらしのリーダー派遣事業廃止 平成24年度(2012年度) 事業見直しによるグループ再編(消費総務グループ及び相談・啓発グループ) 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)事務が 大阪府より権限委譲される くらしかん相談窓口案内マグネット全戸配布(地方消費者行政活性化基金) 豊中まつり「くらしかん」ブース出店(地方消費者行政活性化基金) 平成25年度(2013年度) 豊中まつり「くらしかん」ブース出店(地方消費者行政活性化基金) 消費者啓発パンフレット「悪質な手口にご用心!!」全戸配布(地方消費者 行政活性化基金) 多重債務問題連絡会廃止(H26.3.31) -5- 平成26年度(2014年度) グループ名変更(消費総務グループから管理調整グループへ) 豊中まつり「くらしかん」ブース出店(地方消費者行政活性化基金) 「悪質な訪問販売・買取りお断り!」シール作成・配布(地方消費者行政 活性化基金) -6- □ 組 織 (平成27年4月1日現在) 市民協働部くらし支援課 くらし支援課 課長(生活情報センターくらしかん館長事務取扱) 1人 主幹(就労支援担当) 1人 主幹(若者支援担当) 1人 課長補佐兼管理調整係長 主 1人 査 2人 再任用職員 2人 一般職非常勤職員等(労働会館勤務2人含む) 6人 就労支援係長 1人 常勤職員 4人 再任用職員 1人 一般職非常勤職員等(就労支援相談員) 12人 一般職非常勤職員等 9人 課長補佐兼消費者相談係長 1人 常勤職員 2人 一般職非常勤職員(消費生活相談員7人) 7人 計51人 □ 豊中市立生活情報センターくらしかんの概要 (1) 目 的 くらしに関する各種の情報及び活動の場の提供を行うとともに、消費者の健康で安全な くらしの確保及び向上並びに市民の自立し、安定した経済生活の実現を図る。 (2) 開 設 平成9年5月29日(消費者センターから生活情報センターくらしかんへ改組) (3) 場 所 〒560-0022 豊中市北桜塚2丁目2番1号 電 06(6858)5060 話 : 06(6858)5070(消費生活相談) 06(6858)6656(多重債務者生活相談) 06(6858)6861(就労相談) 06(6858)6863(労働相談) FAX : 06(6858)5095 (4) 休 館 日 年末年始(12月29日~1月3日)及び毎月最終日曜日 (5) 開館時間 午前9時~午後9時 (館利用申込等の受付は月~金 消費生活相談:月~金 午前9時~午後5時15分) 午前9時~午後5時 多重債務者生活相談(面談):月~金 (面談の予約:月~金 労働相談(電話相談可):月・水・金 業 午後1時~4時 午前9時~午後4時) 就労相談(面談のみ、要予約):月~金 (6) 事 午前9時~12時 ・くらしに関する情報の収集及び提供 ・くらしに関する資料等の展示 ・消費者啓発及び消費者教育の推進 ・消費者からの相談及び苦情の処理 -7- 午前9時~午後5時 午前10時~12時、午後1時~4時 ・消費者及び消費者団体の活動支援 ・食料品及び消費生活用製品等の適正表示及び生活安定関係業務 ・計量法関係業務 ・雇用その他の労働問題に係る施策の企画及び調整並びに啓発 ・地域就労支援、無料職業紹介事業 ・労働相談及び苦情処理 ・豊中市中小企業勤労者互助会業務 ・労働関係諸団体との連絡調整 ・労働会館の管理 (7) 施 設 構 造 : 鉄筋コンクリート造・地上3階地下1階 面 積 : 延床面積 3,070.10㎡ 地下 739.76㎡ 1階 726.42㎡ 2階 751.74㎡ 3階 755.89㎡ 屋上 96.29㎡ 敷地面積 1,608.75㎡ (8) くらしかん見取図 -8- -9- □ 豊 中 市 の 消 費 者 行 政 に つ い て 1.消費者・消費者団体への支援 消費生活セミナー くらしのひろば(移動消費者教室) くらしの教員セミナー 消費者教育・啓発 学校における啓発 消費者教育副読本・くらしのノート (小学生用/中学生用) 消費者啓発イベント (消費者月間行事、くらしかん祭り等) くらしの情報(季刊発行情報誌) 啓発冊子・リーフレット 広報とよなか・ケーブルテレビ 公共交通機関等への広告 生 活 情 報 の 提 供 くらしの安心メールの配信 インターネットによる情報提供 (豊中市ホームページ) くらしのライブラリー(図書・雑誌等) 生活関連物資課題調査 展示コーナー・生活情報ひろば 消費生活相談 消費者被害の救済 多重債務者生活相談 くらしかん登録グループの活動支援 (グループ定例会、リユースバザー等) 消費者の活動支援 消費者の活動支援 くらしかん登録グループとの協働・委託事業 (生活情報ひろば・講座) くらしの研究発表会 消費者問題調査研究助成 消費者グループ等の活動拠点 生活情報ひろば・会議室・機材等の提供 - 10 - 2.消費者被害の防止 調査 事業者に対する資料提出の要求 不当な取引行為の禁止 指導・勧告 公表 不当な取引行為の防止 不当な取引行為に係る情報の提供 3.消費者施策の策定 重要事項の調査審議 消費生活審議会 4.その他 製品の品質表示の適正化 検査 ・家庭用品品質表示法、消費生活用製品安全法に基づく立入検査 ・ガス事業法、電気用品安全法に基づく立入検査 ・国民生活安定緊急措置法、生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置 に関する法律に基づく検査 はかりの定期検査 事業所等への立入検査 計 量 法 関 係 事 務 適正計量管理事業所指定検査 計量思想の普及啓発 - 11 - - 12 - Ⅱ 平成26年度(2014年度) 事 業 実 施 - 13 - 状 況 〔1〕 平成 26 年度生活情報センター予算及び決算 1.歳 入 単位:円 節 生活情報センター使用料 予 算 額 決 算 額 1,644,000 1,974,030 480,000 518,550 2,608,000 2,112,205 199,000 552,000 66,000 56,000 189,000 125,293 5,186,000 5,338,078 (公衆電話・公衆無線 LAN 設置使用料含む) 計量器検査手数料 大阪府補助金 (地方消費者行政活性化基金事業) 大阪府補助金 (JAS法関連府補助金) 大阪府補助金 (国民生活安定緊急措置法等府補助金) 雑 入 (コピー・印刷機使用料、保育料等) 合 計 2.歳 出 単位:円 節 予 算 額 決 算 額 報酬 22,078,000 21,669,418 給料 41,960,000 40,189,017 職員手当等 24,182,000 24,193,217 共済費 13,553,000 12,730,611 0 1,000,470 1,117,000 552,000 賃金 報償費 旅費 781,000 255,743 需用費 14,367,000 12,874,094 役務費 992,000 811,539 委託料 18,381,000 17,746,306 942,000 741,453 工事請負費 3,700,000 1,512,000 備品購入費 310,000 186,192 負担金補助及び交付金 696,000 640,152 143,059,000 135,102,212 使用料及び賃借料 合 計 - 15 - 〔2〕消費者啓発事業及び情報提供実施状況 1.消費者啓発講座等 消費者問題等に関する知識や意識を高めるため、各種講座を開催している。 講 座 名 開催状況 受講者数 2回 30 人 10 回 240 人 出前講座(広報広聴課受付) 2回 30 人 くらしの教員セミナー 2回 13 人 学校における啓発事業 80 回 2,754 人 生活情報ひろば・講座 67 回 1,516 人 163 回 4,583 人 消費生活セミナー くらしのひろば(移動消費者教室) 合 計 (1) 消費生活セミナー (事業開始:昭和 58 年度) くらしの中の身近な話題を通して、消費者問題等について学習する。 開催日 5 月 23 日 テ ー マ 講 知って安心、成年後見制度につい て 10 月 9 日 個人情報をめぐるトラブル 師 人数 NPO法人成年後見支援・普及センター 堀 泰夫 15 人 大阪弁護士会 岡本大典 15 人 開催数 2回 受講者数 30 人 (2) くらしのひろば(移動消費者教室) (事業開始:昭和 49 年度) 消費者問題等に関心を持つ消費者団体、老人クラブ、PTA、社会福祉協議会等の団体・ グループを対象に、希望のテーマで出前講座を開催している。(講師は消費生活課職員・相 談員) 開催日 テ ー マ 開 催 団 体 契約の基本と悪質商法の 手口について 契約の基本と悪質商法の 5 月 22 日 手口について 契約の基本と悪質商法の 6 月 16 日 手口について 4 月 28 日 少路地域包括支援センター 30 大池地区社協 ふれあい給食会 53 三国豊寿会 32 6 月 17 日 悪質商法の被害にあわないために 庄内地域包括支援センター - 16 - 人数 17 8月 5日 契約の基本と悪質商法の 手口について 9 月 13 日 悪質商法の手口について 契約の基本と悪質商法の 手口について 契約の基本と悪質商法の 11 月 28 日 手口について 11 月 13 日 1 月 22 日 まさかの手口・消費者被害 庄内地域包括支援センター 25 永楽荘桜シニアクラブ 19 緑地地域包括支援センター 24 緑地地域包括支援センター 13 千里地域包括支援センター 9 社会福祉協議会 2 月 5 日 悪質商法対策について 18 (安心協力員養成研修) 開催数 10 回 受講者数 240 人 (3) 出前講座(広報広聴課受付) (事業開始:平成 17 年度) 広報広聴課が募集している市民向けの出前講座。(講師は消費生活課職員・相談員) 開催日 テ ー マ 開 催 団 体 人数 4 月 11 日 契約の基本と悪質商法の 手口について 旭丘連合自治会 8 5月 9日 契約の基本と悪質商法の 手口について サポートセンターる~ぷ 22 開催数 (4) くらしの教員セミナー 2回 受講者数 30 人 (事業開始:昭和 61 年度) 学校における子どもの消費者教育の推進を図るために、小・中学校の技術・家庭科の教員 を対象に、消費者問題等について詳しく学習する。 開催日 テ ー マ 講 中学生向け消費者問題について考える (環境) リサイクル施設の見学から、環境問題について 8月 4日 考える 師 人数 NPO法人C・キッズ・ネットワーク 7月 2日 開催数 (5) 学校における啓発事業 7 南雲智子、小川桂子 関西リサイクルシステムズ 株式会社 2回 6 受講者数 13 人 (事業開始:平成 21 年度) 学校における子どもの消費者教育の推進及び、消費者被害を未然に防ぐために学校現場へ 出向き講座を実施している。(講師はNPO法人C・キッズ・ネットワーク) 開催日 学校名 テ ー マ 備 考 6 月 4 日 豊島西小学校 パワーアップ朝ごはん 6 年 1 クラス(27 人) 6 月 6 日 豊島西小学校 パワーアップ朝ごはん 6 年 1 クラス(29 人) 6 月 12 日 克明小学校 インターネットとケータイの落とし穴 5 年(58 人)・6 年(77 人) 6 月 30 日 第五中学校 契約ってな~に? 3 年 2 クラス(54 人) 7 月 1 日 第五中学校 契約ってな~に? 3 年 2 クラス(61 人) - 17 - 7 月 9 日 北緑丘小学校 インターネットとケータイの落とし穴 6 年 2 クラス(58 人) 7 月 15 日 豊南小学校 プレゼントの値段 6 年 2 クラス(45 人) 7 月 15 日 豊島西小学校 インターネットとケータイの落とし穴 6 年 2 クラス(58 人) 7 月 17 日 東丘小学校 プレゼントの値段 6 年 3 クラス(96 人) 9 月 9 日 第一中学校 パワーアップ朝ごはん 1 年 3 クラス(102 人) 9 月 11 日 第一中学校 パワーアップ朝ごはん 1 年 3 クラス(104 人) 10 月 3 日 克明小学校 じょうずな洗濯 6 年 2 クラス(75 人) 10 月 16 日 東豊台小学校 近くのものからいただきま~す! 5 年 3 クラス(94 人) 10 月 29 日 第十四中学校 近くのものからいただきま~す! 2 年 6 クラス(211 人) 11 月 10 日 新田小学校 インターネットとケータイの落とし穴 6 年 3 クラス(98 人) 11 月 17 日 第十四中学校 コンビニ食ってどんな食? 2 年 6 クラス(205 人) 11 月 20 日 上野小学校 コンビニ食ってどんな食? 5 年 2 クラス(78 人) 11 月 21 日 上野小学校 コンビニ食ってどんな食? 5 年 3 クラス(121 人) 12 月 11 日 新田南小学校 おやつ調査隊 6 年 2 クラス(68 人) 12 月 12 日 新田南小学校 おやつ調査隊 6 年 1 クラス(31 人) 12 月 19 日 北丘小学校 インターネットとケータイの落とし穴 5 年学年単位(38 人) 1 月 19 日 第三中学校 おやつ調査隊 1 年 4 クラス(150 人) 1 月 20 日 第三中学校 おやつ調査隊 1 年 4 クラス(149 人) 1 月 20 日 新田小学校 プレゼントの値段 5 年 3 クラス(100 人) 1 月 26 日 第十三中学校 近くのものからいただきま~す! 1 年 2 クラス(71 人) 1 月 28 日 箕輪小学校 コンビニ食ってどんな食? 5 年 2 クラス(56 人) 1 月 29 日 第十三中学校 近くのものからいただきま~す! 1 年 4 クラス(145 人) 2 月 3 日 第一中学校 近くのものからいただきま~す! 1 年 3 クラス(101 人) 2 月 5 日 第一中学校 近くのものからいただきま~す! 1 年 3 クラス(93 人) コンビニ食ってどんな食? 1 年 3 クラス(101 人) 3 月 17 日 第六中学校 開催数 80 回 受講者数 2,754 人 (小学校実施分のみ地方消費者行政活性化基金) - 18 - (6) 生活情報ひろば・講座 (事業開始:平成 19 年度-消費者啓発業務委託事業) 平成 19 年に開設した「生活情報ひろば」で、くらしかん登録グループが企画した各種講 座等を開催している。 開催日 テ ー マ 講 師 人数 13 プルトップでワニさん作り とよなか消費者協会 セカンドライフのための投資知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~初心者編~ 協会 団野修 4 月 17 日 竹筒に入った端午の節句のかぶと作り 桜塚校区福祉会 20 4 月 24 日 毛糸を使っておしゃれなマフラー作り 手芸アドバイザー 藤岡和江 16 洋菓子研究家 鈴木智子 19 端切れで作る便利なケース作り 桜塚校区福祉会 16 セカンドライフのための投資知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~初心者編~ 協会 団野修 5 月 16 日 スマホの使い方教室 KDDI株式会社 三島将生ほか 27 5 月 20 日 ホウ酸だんご作り 豊中市婦人団体連絡協議会 47 介護アドバイザー 杉野三千義 16 4 月 12 日 32 4 月 17 日 洋菓子教室 5 月 12 日 ~ブラウニーとブロンディー作り~ 5 月 15 日 33 5 月 15 日 簡単に介護ヘルパー2 級の内容を学ぶ 5 月 26 日 ~認知症の方のケア~ 5 月 30 日 ゴーヤで緑のカーテン作り 豊中みどりの交流会 33 6 月 12 日 端切れで扇子入れ作り 手芸研究家 池田智恵美 22 6 月 18 日 レースを使ってストラップ作り ゆうの会 25 6 月 19 日 30 代からはじめる保険と保障の考え方 NPO 法人日本マネーバランスFP 20 協会 団野修 NPO 法人国際交流の会とよなか 6 月 26 日 16 ネパール料理とお話 海野バディ 6 月 27 日 シニアワークセンターとよなか 16 島熊山の雑木林を守る会 17 はじめてのタブレット シニアワークセンターとよなか 21 洋菓子教室 洋菓子研究家 ~グラノーラ・クイックブレッド~ 鈴木智子 楽しいハーブの鉢植え作り 豊中島熊山の竹を使て七夕かざりを 7月5日 作りましょう 7 月 11 日 20 7 月 14 日 - 19 - セカンドライフのためのお金の知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~入門編~ 協会 団野修 魚屋さんが教える魚の捌き方(鰯) 鮮魚こばやし 小林和久 夏休み工作教室 NPO 法人とよなか市民環境会議 ~竹筒で作る万華鏡~ アジェンダ 21 今知っておきたい!表示とマーク 消費生活専門相談員 黒木麻実 24 サークル・キララ 20 30 7 月 17 日 7 月 22 日 69 7 月 24 日 7 月 25 日 21 カリグラフィー(西洋書道)で作る 7 月 28 日 ウェルカムカード 8月8日 浄水実験と給水タンク車がやってくる 豊中市上下水道局職員 16 8 月 18 日 プルトップでワニさん作り とよなか消費者協会 15 桜塚校区福祉会 20 親子教室 手作りバスポム(入浴剤) シニアワークセンターとよなか 31 子育て世帯に学んでいただきたい教育と NPO 法人日本マネーバランスFP 教育費 協会 団野修 風呂敷でエコバッグ作り 手芸研究家 セカンドライフのためのお金の知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~入門編~ 協会 団野修 元気なうちに考えよう! 高齢者住宅情報センター 高齢者住宅の選び方 大阪センター長 米沢なな子 子どもお菓子教室 8 月 21 日 ~ヨーグルトケーキ・ポテト餅~ 8 月 22 日 9 8 月 23 日 9 月 11 日 池田智恵美 9 月 18 日 21 31 9 月 19 日 25 男女シニアクッキング 9 月 22 日 豊中地域活動栄養士会トゥデイ 15 シニアワークセンターとよなか 22 鮮魚こばやし 小林和久 22 サークルキララ 11 ~ヘルシーメニュー~ 9 月 26 日 タブレットを使ってみませんか? 魚屋さんが教える魚の捌き方 9 月 30 日 (さんま) 10 月 10 日 コラージュで作るハロウィンカード NPO 法人日本マネーバランスFP 成年後見、相続とエンディングノー 10 月 16 日 協会 団野修 37 トについて 司法書士 中山泰道 とよなか消費者協会 10 月 18 日 地産地消収穫体験(黒豆) 50 桜塚校区福祉会 11 月 13 日 毛糸を使っておしゃれな帽子作り 手芸アドバイザー 藤岡和江 12 NPO 法人日本マネーバランスFP 11 月 15 日 住宅ローンの知識と活用法 10 協会 団野修 - 20 - 11 月 20 日 残り布で作るピエロのストラップ 桜塚校区福祉会 16 洋菓子研究家 鈴木智子 19 サークルキララ 19 洋菓子教室 11 月 25 日 ~クリスマス用焼き菓子~ カリグラフィー(西洋書道)で作る 12 月 1 日 クリスマスカード インテリアオーガザイズ研究所 12 月 2 日 リバウンドしない整理術 メンバー住宅コーディネーター 30 大寺幸子 自然素材を使って楽しいリース作り 12 月 6 日 島熊山の雑木林を守る会 19 をしよう 終活セミナー~エンディングノート 燦ホールディングス(株) の書き方と活用法~ 廣江輝夫 12 月 10 日 27 12 月 11 日 ヨーヨーキルトの可愛いバッグ作り 手芸研究家 池田智恵美 12 月 15 日 キャンドルクリスマスアート シニアワークセンターとよなか スペインのクリスマス NPO 法人国際交流の会とよなか おやつづくりとお話 スペイン出身 イリス 12 月 15 日 14 15 18 NPO 法人日本マネーバランスFP くらしの個別無料相談会~ 12 月 18 日 協会 団野修 12 投資・保険・相続・遺言・NISA 等~ 司法書士 中山泰道 12 月 18 日 干支の羽子板作り(未) 桜塚校区福祉会 15 豊中市保健所職員 6 SAとよなか 25 これだけは知っておきたい 12 月 19 日 ノロウィルスと手洗いのこと 科学マジックと折り紙とおもちゃ作 12 月 20 日 り お金に関する詐欺の話と投資口座開 NPO 法人日本マネーバランスFP 設時の注意点 協会 団野修 1 月 19 日 使いよいスカーフ作り とよなか消費者協会 21 1 月 23 日 無添加の味噌作り 豊中市婦人団体協議会 85 堆肥づくりあれこれローズマリー 17 1 月 15 日 17 バスタオルを使って鍋の保温カバー 2月5日 作り セカンドライフのための投資知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~入門編~ 協会 団野修 2 月 12 日 21 見学会「大阪ガス(株)の施設:ハ 2 月 24 日 とよなか消費者協会 24 桜塚校区福祉会 20 グミュージアム」 2 月 26 日 三色おはぎを作りませんか? - 21 - 毛糸を使ってフリルのあるマフラー 手芸アドバイザー 2 月 26 日 藤岡和江 12 作り インテリアオーガナイズ研究所 暮らしを楽しむための整理術 3 月 10 日 メンバー住宅コーディネーター 26 ~春家編~ 大寺幸子 3 月 13 日 料理教室 中国料理を作ろう 大阪青山大学教授 東根裕子 25 洋菓子教室 3 月 16 日 洋菓子研究家 鈴木智子 21 ~ハミングバードケーキ~ セカンドライフのための投資知識 NPO 法人日本マネーバランスFP ~入門編~ 協会 団野修 3 月 20 日 親子で作る簡単アロマ石鹸作り シニアワークセンターとよなか 17 3 月 26 日 端切れで作る小物作り 手芸研究家 15 3 月 19 日 20 開催数 - 22 - 67 回 池田智恵美 受講者数 延べ 1,516 人 2.消費者啓発イベント 消費者問題等に関する知識や意識を高めるため、各種イベントを開催している。 イ ベ ン ト 名 参加者数 消費者月間行事「つながろう消費者~安心・安全なくらしのために~」 715人 くらしかん祭り 957人 くらしの研究発表会~くらしから提案~ 合 50人 計 1,722人 (1) 消費者月間行事 (事業開始:昭和 53 年度) 消費者保護基本法施行10周年を記念して、昭和 53 年に 5 月 30 日が「消費者の日」と定め られたことを機に、毎年、消費者問題等をテーマにしたイベントを開催している。 平成26年度は、「つながろう消費者~安心・安全なくらしのために~」をメインテーマ に、阪急豊中駅周辺において、街頭啓発事業「悪質商法追放キャンペーン」を実施し、消費 者啓発チラシや相談窓口を記載したメモ帳等を配布した。 (2) くらしかん祭り (事業開始:昭和 53 年度) 昭和 53 年に「消費者の日記念行事」として開始し、その後「生活展」として開催してき たが、平成 20 年度から事業名称を「くらしかん祭り」とした。実行委員会に参画している 「くらしかん登録グループ」の主体性を尊重し、それぞれの活動目的を発揮できるように応 援するとともに消費者学習を実践する場として、市民主体のまちづくりの実現を進める。 開催日・場所 内 容 10月25日(土) 生活情報センター くらしかん ○くらしかんぐるっとラリー ・展示コーナー 衣・食・住や環境に関する展示・頒布 くらしかん登録グループの活動状況の展示 ・暮らしと計量展 家庭用計量器無料診断 ・JAS 法関連のパネル展示 ・実演コーナー 水道水ができるまで(浄水過程の実演) ○ふれあいステージ マジック、コーラス、寸劇、ダンスほか ○あそぼ・つくろ! ・あそぼ!(わなげ、折り紙、昔遊び、悪質商法対策すごろく ほか) ・つくろ!(竹細工、自然素材の工作 ほか) ○頒布・食 ・頒布コーナー(野菜、みかん、レモン、たまご、エスニックグッズ、とよっぴー、竹炭、竹製品 ほか) ・食コーナー(おにぎり、コロッケ、マドレーヌ、ぜんざい、お茶席、飲み物、 ほか) (共催)くらしかん祭り実行委員会〔くらしかん登録グループ〕 協力:近畿農政局大阪地域センター/大阪府消費生活センター/大阪府計量検定所/大 阪府北部農と緑の総合事務所/おおさかスマートエネルギーセンター/大阪府金 融広報委員会/豊中市農業委員会/大三島オレンジ会/滋賀県甲賀愛林クラブ/ 能勢町養鶏振興会/大阪地玉子需要拡大推進協議会/豊能町高山生産者組合/丹 波ささやま有機の里/豊中市マイバック推進協議会/多機能型事業所あすなろ/ 就労移行支援事業所ふつーる/株式会社Rfグリーン/豊中地域活動栄養士会ト ゥデイ/NPO法人フルル花と福祉の地域応援ネット/大阪ガス株式会社/パナ ソニック株式会社エコソリューションズ社/生活協同組合コープこうべ/喫茶く らしかん 参加者数 - 23 - 延べ 957人 くらしかん祭りの様子 (3) くらしの研究発表会~くらしから提案! (事業開始:昭和 45 年度) 消費者の権利や消費者問題への関心と意識の向上を目的に、くらしに関する問題について、 消費者グループなどに意見発表の機会の提供を行っている。平成 26 年度は4グループから 5テーマの発表があった。 また、消費者問題調査研究助成制度によりグループの学習・研究活動を支援しており、3 グループ・4テーマに助成を行った。 開催日・場所 2月19日(木) 生活情報センター くらしかん 内 容 ●研究発表(テーマ/グループ) ○エネルギーと電力の現状とその動向について * 特定非営利活動法人とよなか市民環境会議アジェンダ 21 生活部会 ○肉食(畜産)が影響を及ぼす 「地球環境・食糧危機」と「動物虐待」と「生活習慣病」 * 堆肥づくりあれこれローズマリー ○環境教育・環境学習の現状と課題について * 特定非営利活動法人とよなか市民環境会議アジェンダ 21 生活部会 ○知っていますか?暮らしの中のマーク * とよなか消費者協会 ○「介護」~される側とする側からの検討 関西RPの会・豊中地区会 ●コーディネーター 大阪市立大学名誉教授 惣宇利紀男 さん *=研究助成対象 参加者数 く くらしの研究発表会の様子 - 24 - 50人 3.情報提供 (1) くらしの情報(消費生活情報誌) (事業開始:昭和 52 年度) No 主 な 内 容 頁数 307 平成 25 年度消費生活相談概要 4 308 遠隔操作によるプロバイダ乗換を勧める電話に注意! /豊中市の消費者のくらしを守る条例及び同条例施行規則を改正! 4 309 生活関連物資課題調査/ノロウイルスによる感染性胃腸炎にご注意! 8 310 引越しトラブル/悪質な訪問販売・買取りお断りシールを作成しました 4 発行部数:各 3,000 部 ※なお、各号のくらしの情報の点字版を作成(開始年度:平成 11 年度)し、閲覧用として公共施 設(11 か所)に配布している。 (2) 啓発冊子・リーフレット等による情報提供 冊 子 名 内 容 発行部数 くらしのノート (小学校5・6年生用) 消費者教育用副読本 4,100 冊 新・くらしのノート-消費生活編- (中学校技術・家庭科用) 消費者教育用副読本 4,200 冊 くらしのリポート 2014 生活情報センターくらしかん事業概要 200 冊 くらしから提案!2014 消費者グループの調査研究報告 350 冊 くらしの豆知識(2015 年版) くらし全般に関する資料集 200 冊 こんな言葉に気をつけて! 消費者啓発用ポスター (地方消費者行政活性化基金) 4,000 枚 啓発用うちわ(豊中まつり協賛) 消費者啓発用物品 (地方消費者行政活性化基金) 3,000 枚 クリアファイル 消費者啓発用物品 (地方消費者行政活性化基金) 3,000 枚 「悪質な訪問販売・買取りお断り!」シール 消費者啓発用物品 (地方消費者行政活性化基金) 15,000 枚 (3) ケーブルテレビ(かたらいプラザ) 期 間 タ イ ト ル 内 容 5 月 11 日~ 5 月 20 日 かたらいプラザ (お知らせコーナー) 消費者月間行事の案内 「知って安心 成年後見制度について」 10 月 11 日~10 月 20 日 かたらいプラザ (お知らせコーナー) くらしかん祭り (4) FM千里 放送日 1月2日 内 新春挨拶(くらしかんの事業、今年の抱負) - 25 - 容 (5) くらしの安心メール(開始年度:平成 20 年度) タ イ ト 平成 27 年 3 月末現在登録数:802人 号 配信日 ル 情 報 元 配信数 137 4 月 10 日 大手企業の名前を悪用!買え買え詐欺に注意! 国民生活センター 647 138 4 月 23 日 テレビショッピングで買ったら返品できなかった 国民生活センター 662 139 4 月 25 日 くらしかん 665 国民生活センター 687 くらしかん 692 国民生活センター 698 国民生活センター 714 家の中の転倒事故に注意しましょう 国民生活センター 722 消防署をかたり漏電点検を勧めてくる悪質な手口にご くらしかん 注意! 豊中市消防本部 通信販売・・・いつの間にか定期購入になっていた 国民生活センター 725 国民生活センター 726 国民生活センター 737 国民生活センター 743 国民生活センター 747 くらしかん 760 国民生活センター 760 国民生活センター 791 くらしかん 790 国民生活センター 793 くらしかん 794 入手した個人情報リストを削除しますという電話にご 注意! 突然の警告表示はセキュリティソフトの広告かもしれ 140 5 月 15 日 んません 消費者センターの相談員を名乗る人から「被害金が 141 5 月 20 日 取り戻せる」という電話にご注意! 142 5 月 30 日 143 6 月 13 日 取材を装って被害回復をうたう手口に注意 「無料で点検」のはずが、浄水器を買うハメに・・・点検 商法に注意! 144 6 月 23 日 145 6 月 27 日 146 6 月 27 日 147 7 月 10 日 726 「個人の情報を教えないと年金を停止する」と脅され た 148 7 月 25 日 149 8月1日 急増 保険金の利用を口実に自宅の修理を勧誘 「個人情報を削除してあげる」公的機関をかたる詐欺 が急増 150 8 月 15 日 151 8 月 22 日 飲み物と間違えて洗剤などを飲んでしまった 点検だけのつもりが、修理代を請求する手口にご注 意! 友人からの紹介でもきっぱり断って!マルチ商法的 152 8 月 27 日 勧誘に注意 話題の出来事を悪用!iPS 細胞をかたる詐欺的勧誘 153 9 月 17 日 に注意 154 9 月 19 日 155 10 月 8 日 還付金詐欺にご注意! 「今より安くなる」?遠隔操作によるプロバイダ変更勧 誘に注意 老人ホームの入居権譲渡をかたる劇場型勧誘に注 156 10 月 14 日 意! 157 10 月 30 日 介護用ベッド用手すりによる死亡事故が多数発生! 国民生活センター 796 158 11 月 7 日 リフォーム工事の中断・遅延トラブル 国民生活センター 796 159 11 月 13 日 「無料点検」に応じたら・・・高額な排水管工事勧誘 国民生活センター 790 160 12 月 2 日 古い灯油を使ったら石油ストーブが故障? 国民生活センター 790 - 26 - 高齢者施設の購入権利を被災地の方に譲ってほしい 161 12 月 5 日 くらしかん 794 という劇場型勧誘にご注意! 162 12 月 10 日 原野商法の二次被害が増え続けています 国民生活センター 797 163 12 月 22 日 廃品回収を依頼したら高額な請求をされた 国民生活センター 799 164 12 月 26 日 年末年始 餅での窒息事故に気をつけて 国民生活センター 791 165 12 月 26 日 くらしかん 791 市の公共工事をかたり不必要な水漏れ修理を勧誘す る手口にご注意! 166 1月9日 法務省をかたる民事訴訟通知(ハガキ)にご注意! くらしかん 791 167 1 月 23 日 電子マネーで支払わせる アダルトサイトの請求 国民生活センター 790 168 1 月 26 日 くらしかん 787 国民生活センター 790 国民生活センター 788 国民生活センター 786 金融庁から資産調査が入るので、あなたのお金を預 かりますという手口にご注意! 169 2 月 12 日 170 2 月 24 日 美容医療サービス 十分な説明を求め契約は慎重に 「見るだけでいいから」と勧誘され・・・展示会で何度も 着物を購入 「老人ホーム入居権を代わりに申し込んで」という電話 171 3月2日 は詐欺です 172 3 月 11 日 キャッシュカードと暗証番号をだまし取る詐欺に注意 国民生活センター 794 173 3 月 19 日 医療費などの還付金詐欺に注意! 国民生活センター 801 174 3 月 23 日 国民生活センター 802 「好転反応」と言われても、健康被害が出たら利用は 中止 発信回数 (6) くらしかんホームページ 38回 配信数 28,852 件 (開始年度:平成 14 年度) 平成 13 年 7 月からホームページによる情報提供の試用を開始し、平成 14 年 4 月から本格 運用を開始した。 ① 提供情報 緊急情報などの消費生活情報、契約とクーリング・オフ、くらしかんの案内、講座・イ ベント情報及び、関係機関のリンク情報など。 ② 利用件数 年度 4月 5月 6月 7月 8月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2月 3月 合計 平均 H25 2,240 4,806 3,880 4,162 3,772 3,664 3,943 3,932 3,622 4,065 4,724 4,534 47,344 3,945 H26 3,026 3,850 3,062 3,419 4,234 4,298 3,880 3,342 3,171 3,787 4,706 4,034 44,809 3,734 - 27 - 平成25年度 平成26年度 6,000 4,724 4,706 4,534 4,806 5,000 3,850 3,880 4,000 3,062 3,026 3,000 4,234 4,298 4,065 3,880 3,932 3,772 3,664 3,787 3,943 3,622 3,419 3,342 3,171 4,162 4,034 2,240 2,000 1,000 0 4月 5月 6月 4.くらしのライブラリー 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 (事業開始:平成 9 年度) 生活関連の各種図書、雑誌等の閲覧できるスペースを確保している。消費者団体・関係機関 などの情報誌もそろえている。 5.生活関連物資課題調査 (事業開始:平成 15 年度) 市内主要買物施設で、食料品及び日用品を中心とした生活関連物資を対象に、品質表示等を 調査し、結果をくらしの情報や市ホームページ内のくらしかんのページで公表している。 (1) 調 査 回 数 年3回 (課題調査1回・市民アンケート調査1回・商品量目買取調査1回) (2) 調 査 期 間 課題調査・市民アンケート調査(6月)・商品量目買取調査(11 月) (3) 調 査 内 容 調査月 テ ー マ 内 容 市内の量販店で販売されている「ミネラルウォーター」の 品質表示・価格調査及び講師による食品品質表示につ いて(講演) 6月 「ミネラルウォーター」の品質表示・ 価格等の調査 6月 「ミネラルウォーター」の市民アンケ ート調査 「ミネラルウォーター」についての市民アンケート調査 商品量目買取調査 市内の量販店(3店)から合計18品目を3点ずつ買取り、 量目を調査 11月 (4) 調査結果の公表 くらしの情報、市ホームページにより情報提供を行っている。 - 28 - 〔3〕消費者施策検討会議実施状況 1.消費生活審議会 (事業開始:平成 18 年度) 消費者の利益の擁護及び増進に関する重要事項の審議や、不当な取引行為を行っている事業 者が、理由なく指導・勧告に従わない場合に事業者名等の公表についての審議を行う。 (1) 審議会の開催状況 開催回数:1回(平成26年7月4日開催) (2) 委員構成 (平成26年度開催時) 区 分 名 前 役 職 等 備 考 惣宇利 紀 男 大阪市立大学 名誉教授 ◎ 平 田 健 治 大阪大学大学院 教授 ○ 西 野 里 奈 大阪弁護士会 市民 正 木 克 昌 市民委員 消費者団体の代表 谷 口 佳以子 とよなか消費者協会 会長 学識経験者 岸 本 亙 株式会社阪食 執行役員 (日本チェーンストア協会) 事業者の代表 関係行政機関の職員 ◎=会長 小早川 謙 一 豊中商工会議所 専務理事 増 大阪府消費生活センター 所長 井 健 人 ○=副会長 (3) 議 題 会議内容 ・豊中市の消費者のくらしを守る条例改正について ・平成25年度豊中市の消費生活相談の概要について ・地方消費者行政活性化基金事業について ・その他 〔参考〕消費者保護会議・商品等適正化委員会(旧組織) 昭和52年設置(平成9年度末で休止) 消費生活審議会の設置に伴い廃止。(平成18年度) - 29 - 〔4〕 消 費 生 活 相 談 1.相談件数 図1 相談件数の推移 平成 26 年度の消費生活相談件数は 2,926 件 (件) で、前年度に比べると 28 件減少した。その内訳 3,500 は「苦情」2,491 件「問合せ等」435 件となり、 3,000 2,708 2,500 459 全体の件数は減ったが「苦情」の件数は 37 件増 2,000 1,500 加となった。(図1) 年代別にみると、70 歳以上(582 件)が最も 1,000 500 0 2,954 2,926 2,517 2,517 462 528 2,249 2,055 H22 H23 多く、次いで 40 歳代(323 件)、60 歳代(280 2,454 1,989 H24 苦情 件)の順となり、特に 70 歳以上は、前年度と比 435 500 H25 問合せ等 2,491 H26 合計 べると減少はしているが、全体からみると依然 として多い傾向となっている。また、「無回答」の件数は変わらず3割以上となった。(図2) 職業別では、「無職」、「給与生活者」、「家事従事者」の順に多く、これらで6割以上 を占めている。この傾向は前年度と同様で「無職」は引き続き最も多かった。(図3) 図2 相談者の年代 217件 7.3% 71件 2.4% 254件 8.6% 不明・無回答、781件 (26.7%) 323件 11.0% 団体等、81件 (2.8%) 162件 5.5% 78件 2.7% (平成 26 年度) 296件 284件 10.0% 9.6% H25 H26 図3 相談者の職業 1069件 36.2% 601件 20.3% 172件 5.9% 280件 9.6% 582件 250件 8.5% 19.9% 20歳未満 40歳代 241件 8.2% 1000件 34.2% 20歳代 50歳代 無職、683件 (23.3%) 給与生活者、 648件(22.1%) 30歳代 60歳代 自営・自由業者、 86件(2.9%) 学生、119(4.1%) ※各図表の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、 合計が 100 にならない場合がある。 家事従事者、528件(18.0%) 2.商品・役務(サービス)別の相談状況 相談内容を商品や役務などに分類した相談件数では、「役務」1,444 件(49.4%)、「商品」 1,047 件(35.8%)、「商品関連役務」319 件(10.9%)であったが、「役務」に関連する相談 は増加傾向にある。(表1、図4) 表1 商品・役務別の相談件数の推移 役務計 H2 2 H2 3 H2 4 H2 5 H2 6 1,403 51.8% 1,239 49.2% 1,177 46.8% 1,280 43.3% 1,444 49.4% 商品計 920 34.0% 868 34.5% 944 37.5% 1,203 40.7% 1,047 35.8% 商品関連 役務計 297 11.0% 302 12.0% 269 10.7% 342 11.6% 319 10.9% 他の相談 88 3.2% 108 4.3% 127 5.0% 129 4.4% 116 4.0% 図4 商品・役務別の相談件数の推移 (件) 2,000 合計 2,708 100.0% 2,517 100.0% 2,517 100.0% 2,954 100.0% 2,926 100.0% 1,500 1,000 500 - 30 - 1,403 920 1,239 1,177 1,280 1,047 868 1,203 944 269 302 297 88 0 H22 342 127 108 H23 1,444 H24 役務計 商品関連役務計 319 129 H25 商品計 他の相談 116 H26 表2 商品・役務(サービス)小分類相談件数 また、商品・役務(サービス)を小分類で (平成 26 年度上位 10 位の推移) 見ると、「アダルト情報サイト」(308 件) 順位 区分(小分類) 1 アダルト情報サイト や「デジタルコンテンツ関連」(141 件)な どのインターネット関連、次いで「フリー 2 3 商品一般 ※1 フリーローン・サラ金 ローン・サラ金」(103 件)や「賃貸アパー 4 賃貸アパート ト」(91 件)関連の相談が多くなっている。 5 6 相談その他 他のデジタルコンテンツ ※2 7 8 役務その他サービス デジタルコンテンツ※3 9 新聞 「フリーローン・サラ金」については、平 成 22 年 6 月に改正貸金業法が完全施行さ れて以降、大きく減少し落ちついてきて いる。 一方で、昨年度上位にはなかった「新 聞」に関連する相談が増加した。(表2) H22 H23 H24 229 212 155 69 63 65 270 147 104 92 84 82 61 67 88 37 53 77 17 30 31 28 29 63 51 42 38 40 47 42 H25 H26 206 308 137 125 117 103 115 91 94 88 60 82 42 61 62 59 41 54 47 46 10 修理サービス ※1 商品一般:商品関連の相談で商品を特定できないもの。 ※2 他のデジタルコンテンツ:デジタルコンテンツ等を除く情報に関 する相談。 ※3 デジタルコンテンツ:インターネットを通じて得られる情報に関 する相談。いずれも、アダルトや出会い系、映画配信、音楽情報、 オンラインゲーム、ギャンブル、投資等の情報に関する相談を除く。 このほか、劇場型勧誘による投資関連 表3 商品・役務(サービス)の大分類別相談件数の推移 商品・役務(サービス)の大分類別相談件数の推移 などの「ファンド型投資」(43 件)、プロ バイダーやインターネット契約などの勧 区 年度 分 分類 誘による「インターネット接続回線」(37 件)などの相談も多くなっている。 次に、商品・役務(サービス)の相談内 商 品 容を類型別(大分類別)にみると、「アダ ルト情報」や「出会い系」サイト等のコン テンツ(情報)利用料のトラブルや架空請 求などの相談が分類される「運輸・通信サ ービス」の相談が 741 件と最も多く、次い で多重債務などの融資サービスや投資に 商 品 関 連 役 務 関わる相談が分類される「金融・保険サー ビス」の相談(262 件)が多く、前年度と 同様の傾向であったが、これらに加え「他 役 務 の役務」に関する相談が増加し 163 件の相 談があった。(表3) 商品一般 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備 他の商品 小計 クリーニング レンタル・リース・賃借 工事・建築・加工 修理・補修 管理・保管 小計 役務一般 金融・保険サービス 運輸・通信サービス 教育サービス 教養・娯楽サービス 保健・福祉サービス 他の役務 内職・副業・ねずみ講 他の行政サービス 小計 その他の相談 合 計 H22 H23 H24 H25 H26 69 101 159 13 89 73 247 60 108 1 920 27 133 83 41 13 297 4 469 568 18 116 94 115 10 9 1,403 88 2,708 63 122 143 5 106 73 221 47 85 3 868 33 125 85 50 9 302 4 356 529 16 93 97 122 5 17 1,239 108 2,517 65 137 125 128 227 156 137 187 154 23 13 19 129 156 149 73 77 69 222 240 245 58 56 44 104 108 85 5 2 1 944 1,203 1,047 13 24 20 113 163 127 90 90 96 43 50 49 10 15 27 269 342 319 5 7 6 254 264 262 560 612 741 11 8 24 75 82 93 117 136 124 128 138 163 11 9 6 16 24 25 1,177 1,280 1,444 127 129 116 2,517 2,954 2,926 3.販売購入形態別分類 販売購入形態別の相談件数では、「通信販売」(967 件、33.0%)、通常の商取引である「店 舗購入」に関わる相談(812 件、27.8%)、「訪問販売」(324 件、11.1%)の順に多く、これら3 つの販売購入形態で全体の約7割を占めている。(図5、表4) 前年度に比べ件数の変動で目立ったものは、「通信販売」(125 件増)、「マルチ・マルチ まがい」(19 件増)に関する相談の増加であった。(図5、表4) - 31 - 年代別では、各購入形態ともに 70 歳代以上の相談件数が多くなっており、「通信販売」で は 26 件増加したが、特に「電話勧誘販売」では 237 件のうち 122 件(51.5%)と半分以上と なり、「訪問販売」では 324 件のうち 119 件(36.7%)と割合的にはこの二つが多く占めて いる。 この他の形態では、「通信販売」は 30 歳代以上の各年代ともに 90 件以上の相談があり、 「マルチ・マルチまがい」では 20 歳代の相談が特に増加傾向となった。(表5) 図5 販売購入形態別の相談件数 H22 (件) H23 H24 H25 H26 1,200 1,000 800 600 400 200 0 967 842 727 717 667 996 832 758 876 812 484 479 150 331 338 324 286 166 339 174 231 237 586 480 497 27 36 22 37 13 4 31 17 26 2 3 18 21 27 18 3 8 13 0 0 表4 販売購入形態別の相談件数 年 度 平成25年度 平成26年度 前年度比 販売購入形態 件数 構成比 件数 構成比 通信販売 842 28.5% 967 33.0% 114.8% 店舗購入 876 29.7% 812 27.8% 92.7% 訪問販売 331 11.2% 324 11.1% 97.9% 電話勧誘販売 231 7.8% 237 8.1% 102.6% マルチ・マルチまがい 18 0.6% 37 1.3% 205.6% 訪問購入 ※1 31 1.0% 27 0.9% 87.1% その他無店舗販売 26 0.9% 21 0.7% 80.8% ネガティブ・オプション ※2 13 0.4% 4 0.1% 30.8% 不明・無関係 586 19.8% 497 17.0% 84.8% 合 計 2,954 100.0% 2,926 100.0% 99.1% ※1 「訪問購入」:業者等が消費者の自宅等において物品を購入する商法で、平成25年2月に区分を新設 ※2 「ネガティブ・オプション(送り付け商法)」:注文していない商品を送り付け、無理に買わせる商法 - 32 - 表5 販売購入形態別・年代別の相談件数 当 事 者 年 代 別 販売購入形態 年度 件数 20 歳 未満 通信販売 店舗購入 訪問販売 電話勧誘販売 マルチ・ マルチまがい 訪問購入 ※ その他 無店舗販売 ネガティブ・ オプション 不明・無関係 合 計 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 26 25 24 23 22 967 842 727 717 667 812 876 758 832 996 324 331 338 286 339 237 231 150 166 174 37 18 22 18 36 27 31 3 21 26 27 17 13 4 13 8 2 3 497 586 484 479 480 2,926 2,954 2,517 2,517 2,708 63 57 53 49 79 9 9 4 12 10 0 1 3 4 4 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 5 4 4 4 3 78 71 64 72 96 20 歳 代 85 60 60 60 63 46 64 47 52 50 10 9 17 9 14 0 1 0 2 3 14 3 6 4 7 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 15 25 10 9 12 172 162 141 137 149 ※「訪問購入」は平成 24 年度に新設された区分。 - 33 - 30 歳 代 130 113 72 85 103 70 98 74 46 113 9 10 13 11 19 8 5 3 5 6 3 1 2 0 3 0 1 0 2 2 0 1 0 0 0 0 0 0 19 24 11 13 26 241 254 175 161 270 40 歳 代 159 130 101 78 90 97 86 79 65 97 24 18 16 15 18 10 15 8 5 8 2 2 1 1 4 1 3 0 3 3 4 0 2 1 1 0 0 1 26 38 25 19 23 323 296 234 183 243 50 歳 代 107 83 66 52 43 74 79 55 58 103 23 15 16 10 26 11 9 4 11 16 3 1 1 2 1 5 1 0 1 1 4 0 1 0 1 0 0 0 26 27 20 22 24 250 217 166 155 214 60 歳 代 93 66 53 50 48 77 99 73 73 101 32 39 37 32 44 24 21 22 16 20 3 3 2 2 4 6 5 0 2 2 2 0 2 0 0 1 0 1 43 49 27 24 35 280 284 217 197 255 70 歳 以上 136 110 64 68 54 95 99 74 84 88 119 138 115 99 102 122 133 56 56 63 4 2 4 0 8 8 18 1 5 8 3 1 3 2 6 6 1 0 91 87 64 60 62 582 601 387 369 380 無回答 194 223 258 275 187 344 342 352 442 434 107 101 121 106 112 62 47 57 70 58 8 6 6 8 9 6 3 2 7 10 14 14 5 0 5 0 0 1 272 332 323 328 295 1,000 1,069 1,133 1,243 1,101 4.内容別分類 表6 内容別の相談件数 内容別相談(複数回答)では、 「契 約・解約」(1,640 件)、 「販売方法」 (1,119 件)、の順に多く、いずれの 相談件数も前年度同様 1,000 件を 超えている。 また、「価格・料金」、「表示・ 広告」、「買物相談」についての相 年度 内容 契約・ 解約 販売方 法 品質・ 機能 、 役務品質 価格・ 料金 表示・ 広告 接客対 応 安全・ 衛生 そ の他 買物相 談 生活知 識 法規・ 基準 平成2 5 年度 平成 2 6 年度 前年度 比 構成比 件数 構成比 件数 1,718 58.2% 1,640 56.0% 95.5% 1,027 34.8% 1,119 38.2% 109.0% 334 11.3% 311 10.6% 93.1% 177 6.0% 194 6.6% 109.6% 143 4.8% 180 6.2% 125.9% 102 3.5% 86 2.9% 84.3% 95 3.2% 67 2.3% 70.5% 84 2.8% 75 2.6% 89.3% 44 1.5% 51 1.7% 115.9% 38 1.3% 20 0.7% 52.6% 53 1.8% 50 1.7% 94.3% 談件数も増加している。(表6) ※ 1.相談件数が 10 件未満の項目は記載していない ※ 2.構成比は、各年度の相談総件数に対する比率 (平成 25 年度:2,954 件、平成 26 年度:2,926 件) ※ 3.一つの相談に複数の内容(複数回答)があるため、内容別相談件数の 合計は総相談件数と一致しない 5.高齢者の相談状況 60 歳以上の相談件数は 862 件あり、前年度と比べると 23 件減少したが、全体の 29.5%を 占めている。また,無回答者を除いた割合では 44.8%となった。(図6、表7) 60 歳以上の販売形態別の相談件数は、「通信販売」(229 件)、「店舗購入」(172 件)、 「訪問販売」(151 件)、「電話勧誘販売」(146 件)の順に多く、無回答者を除いた割合では 「訪問販売」で 69.6%、「電話勧誘販売」で 83.4%となっている。(表5) その主な相談内容は、「販売方法」と「契約・解約」に関するものでいずれも5割程度を 占めている。また、商品・役務別の主なものは「アダルト情報サイト」(77 件)、「商品一 般」(46 件)、「フリーローン・サラ金」(34 件)などとなっており、特に「ファンド型投 資商品」(32 件)では全体の 74.4%を、「浄水器」(19 件)では全体の 73.1%を占めてい る。また、「屋根工事」(8 件)も件数的には少ないが全体の 61.5%と半分以上となってい る。 図6 年代別相談件数の推移 (件) 800 600 20歳未満 20歳代 30歳代 50歳代 60歳代 70歳以上 40歳代 400 200 0 H22 H23 H24 H25 H26 表7 60歳以上の相談件数の推移 60歳以上 構成比 内、60歳代 構成比 内、70歳以上 構成比 ※ H16 662 12.1% 17.3% 259 4.8% 6.8% 403 7.4% 10.5% H17 665 14.6% 27.9% 257 5.6% 10.8% 408 9.0% 17.1% H18 546 16.0% 29.2% 217 6.4% 11.6% 329 9.6% 17.6% H19 579 17.2% 26.9% 254 7.5% 11.7% 325 9.7% 15.0% H20 721 23.0% 33.1% 387 12.3% 17.8% 334 10.7% 15.3% H21 662 23.0% 35.3% 297 10.3% 15.9% 365 12.7% 19.5% H22 635 23.4% 39.5% 255 9.4% 15.9% 380 14.0% 23.6% H23 565 22.4% 44.4% 197 7.8% 15.5% 368 14.6% 28.9% 構成比の「網掛け部分」は、無回答を除いた総件数に占める割合 - 34 - H24 604 24.0% 43.6% 217 8.6% 15.7% 387 15.4% 28.0% H25 885 30.0% 47% 284 10% 15% 601% 20.3% 31.9% H26 862 29.5% 44.8% 280 9.6% 14.5% 582 19.9% 30.2% 6.不当な取引行為にかかる調査 豊中市の消費者のくらしを守る条例第 13 条に基づく調査は行わなかった。 また、消費者庁及び大阪府等からの被疑事案調査7件に協力した。 7.円滑な商取引に係る事業者啓発及び意見交換 事業者からの訪問に伴い、円滑な商取引のために事業者啓発及び意見を交換した。 表8 事業者との意見交換件数 業 種 ・ 業 態 有線放送・インターネットサービス 訪販/リフォーム マルチ商法/健康食品・化粧品等 店舗販売/健康食品関係 店舗販売/その他 生命・損害保険 製造(メーカー) 信販 その他 合 計 - 35 - 件 数 12 16 5 8 2 4 11 3 4 65 〔5〕 多 重 債 務 者 生 活 相 談 1.相談概要 図1 相談人数の推移 (人) 600 男 543 (1) 相談人数 相談人数は、平成21年度の543人をピークに、上限金利 400 引き下げや総量規制を含む内容で改正貸金業法が平成22 249 女 436 計 310 281 217 201 186 176 115 152 210 226 192 124 105 65 86 200 年6月に完全施行されて以降減少しているが、相談内容は 債務整理に伴う自己破産などの深刻な内容が見受けられ 459 317 0 244 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 た。 図2 年代別相談人数(平成26年度) また、相談者の性別では、平成23年度以降は男性が6割 前後を占め、男性比率が高いが、今年度は女性の相談が増 不明 5人(2.5%) 70歳以上 22人(10.9%) 加した。 60歳代 42人 (20.9%) (2) 相談者の年代 相談者を年代別にみると、60歳代(20.9%)、50歳代 20歳代 14人(7.0%) 30歳代 39人(19.4%) 50歳代 40人(19.9%) 40歳代 39人(19.4%) (19.9%)、40歳代・30歳代(19.4%)の順に多く、前年 度と同様の傾向となっているが、30歳代は前年度(15.7%) 図3 職業別相談人数 に比べて構成比が高くなっている。 無回答 5人(2.5%) 給与(正規) 36人(17.9%) (3) 相談者の職業 相談者の職業別では、前年度と同様に無職、非正規給与 給与(非正規) 55人(27.4%) 無職 93人(46.3%) 所得者、正規給与所得者の順に多く、特に無職の相談者が 46.3%を占めている。 自営・自由業 12人(6.0%) (4) 借入れ理由 借入れ理由には、 「低収入・収入の減少(生活費・教育費等 6 住宅ローン等借金の返 済 ・ ・ 対策窓口の警察署生活安全課への相談を助言している。 この相談窓口は、平成27年6月で7年が経過し、生活保護担当の福祉事務所をはじめ関係窓口 からの紹介など、関係窓口との連携関係は定着している。今後も引き続き大阪弁護士会などとの 緊密な連携が不可欠となっている。 また、債務整理後の支援として、「くらし再建パーソナルサポートセンター」での取り組みも 進めている。 - 36 - 16 その他 12 保証 借金肩代わり また、闇金融(ヤミ金)に関する相談は1人(前年度1人)で、 7 ギャンブル 遊興費 への比率は93.7%であった。 16 商品 サービスの購入 を法律専門家(弁護士・認定司法書士)に誘導し、この内弁護士 低収入 収入の減少 生活 ( 費 教育費等の不足 ) この多重債務者生活相談の結果、63人(前年度89人)の相談者 17 事業資金の補填 比率は、前年度と同様で6割を超えている。 ・ 由にあげている。特に、 「低収入・収入の減少」とした相談者の 図4 借入理由(平成26年度) 127 ・ 金の補てん」(8.5%)、「商品・サービスの購入」(8.0%)を理 (人) 140 120 100 80 60 40 20 0 ・ の不足)」をあげる相談者が63.2%と最も多く、次いで「事業資 2.平成 22 年度(2010 年度)から平成 26 年度(2014 年度)の相談結果(過去 5 か年の推移) ※各図表の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が 100 にならない場合がある。 表1 男女別相談人数 年度 性別 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 人数 人数 人数 人数 人数 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 女 192 44.0% 124 40.0% 105 37.4% 65 30.0% 86 42.8% 男 244 56.0% 186 60.0% 176 62.6% 152 70.0% 115 57.2% 計 436 100.0% 310 100.0% 281 100.0% 217 100.0% 201 100.0% 月平均 36.3 25.8 23.4 18.1 16.8 表2 相談方法別相談人数 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 人数 人数 人数 人数 人数 年度 方法 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 面 談 345 79.1% 237 76.5% 204 72.6% 181 83.4% 169 84.1% 電 話 91 20.9% 73 23.5% 77 27.4% 36 16.6% 32 15.9% 合 計 436 100.0% 310 100.0% 281 100.0% 217 100.0% 201 100.0% 表3 年代別相談人数 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 人数 人数 人数 人数 人数 年代 構成比 構成比 構成比 構成比 構成比 20 歳代 13 3.0% 16 5.2% 15 5.3% 11 5.1% 14 7.0% 30 歳代 71 16.3% 45 14.5% 31 11.0% 34 15.7% 39 19.4% 40 歳代 76 17.4% 65 21.0% 46 16.4% 38 17.5% 39 19.4% 50 歳代 104 23.9% 53 17.1% 51 18.1% 43 19.8% 40 19.9% 60 歳代 84 19.3% 66 21.3% 74 26.3% 52 24.0% 42 20.9% 70 歳以上 38 8.7% 45 14.5% 42 14.9% 29 13.4% 22 10.9% 不明 50 11.5% 20 6.5% 22 7.8% 10 4.6% 5 2.5% 計 436 100.0% 310 100.0% 281 100.0% 217 100.0% 201 100.0% 表4 職業別相談人数 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 人数 人数 人数 人数 平成 26 年度 職業 構成比 構成比 構成比 構成比 人数 構成比 給 与 ( 正 規 ) 67 15.4% 37 11.9% 28 10.0% 30 13.8% 36 17.9% 給与(非正規) 103 23.6% 58 18.7% 50 17.8% 34 15.7% 55 27.4% 自営・自由業 34 7.8% 37 11.9% 23 8.2% 20 9.2% 12 6.0% 182 41.7% 158 51.0% 158 56.2% 123 56.7% 93 46.3% 無 回 答 50 11.5% 20 6.5% 22 7.8% 10 4.6% 5 2.5% 計 436 100.0% 310 100.0% 281 100.0% 217 100.0% 201 100.0% 無 職 ※給与(非正規)に家業従事者を含む。自営・自由業に法人経営者を含む。 - 37 - 表5 借入理由 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 52.1% 153 49.4% 125 44.5% 142 65.4% 127 63.2% 事 業 資 金 の 補 填 51 11.7% 50 16.1% 20 7.1% 20 9.2% 17 8.5% 商品・サービスの購入 30 6.9% 24 7.7% 25 8.9% 21 9.7% 16 8.0% ギ ャ ン ブ ル ・ 遊 興 費 21 4.8% 9 2.9% 8 2.8% 4 1.8% 7 3.5% 保 証 ・ 借 金 肩 代 わ り 28 6.4% 32 10.3% 13 4.6% 8 3.7% 12 6.0% 住宅ローン等借金の返済 21 4.8% 32 10.3% 16 5.7% 12 5.5% 6 3.0% 12 2.8% 8 2.6% 14 5.0% 17 7.8% 16 8.0% 436 100% 310 100% 281 100% 217 100% 201 100% 年 度 理 由 人数 低 収 入 ・ 収 入 の 減 少 227 (生活費・教 育費等 の不 足) そ の 合 他 計 ※複数回答(属性・借入理由不明はカウントせず)。構成比は相談人数に対する比率 表6 借入平均額 (万円) 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 年代 20 歳代 191 186 175 192 120 30 歳代 278 646 447 462 422 40 歳代 502 824 645 836 394 50 歳代 776 823 620 786 1,296 60 歳代 500 525 457 377 167 70 歳以上 594 367 1,828 3,903 164 不 明 134 118 166 170 ― 平 均 527 628 663 1,045 477 図5 借入平均額 (万円) 6000 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 3,903 4000 477 1,045 663 628 527 170 166 118 134 164 1,296 786 620 823 776 50歳代 1,828 394 836 645 824 502 40歳代 367 594 422 462 447 646 278 30歳代 167 377 457 525 500 120 192 175 186 191 20歳代 2000 0 60歳代 70歳以上 不明 平均 表 7 専門家誘導人数 誘導年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 専門家 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 弁 護 士 206 86.6% 126 93.3% 80 87.9% 81 91.0% 59 93.7% 認定司法書士 32 13.4% 9 6.7% 11 12.1% 8 9.0% 4 6.3% 238 100% 135 100% 91 100% 89 100% 63 100% 合 計 専門家への 誘導比率 54.6% 43.5% 32.4% ※家族の場合、人数分でカウント - 38 - 41.0% 31.3% 表8 庁内連携による相談者の掘り起こし 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 人数 人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比 人数 32.3% 96 34.2% 52 24.0% 67 主な庁内連携先 福祉事務所からの紹介者 または生活保護受給者 100 構成比 22.9% 100 構成比 33.3% その他の連携先 市民相談室、保育課、保険収納課、高齢介護課、子育て支援課、地域経済振興室、労働会館、市民課、庄内出張所、納税 管理課、市受付、市電話交換室、地域包括支援センター、市議会議員、豊中市社協、大阪府社協、警察署、大阪地裁、貸 金業協会 市民相談課、保険収納課、保険給付課、納税管理課、固定資産税課、こども政策室、雇用労働課、庄内出張所、消費生活 センター、男女共同参画推進センター、市受付、市電話交換室、市議会議員、(中央)地域包括支援センター、豊中社会福祉協 議会、大阪市役所、堺市役所、大阪府社会福祉協議会 市民相談課、保険収納課、保険給付課、納税管理課、固定資産税課、こども政策室、雇用労働課、庄内出張所、消費生活 センター、豊中保健所、市社会福祉協議会、市議会議員、豊中グリーンヒル、PS センター、司法書士、ハローワーク、警察 署、裁判所、法テラス 市民相談課、保険収納課、保険給付課、納税管理課、雇用労働課、庄内出張所、市社会福祉協議会、市議会議員、 司法書士、コールセンター 市民相談課、保険収納課、保険給付課、納税管理課、雇用労働課、庄内出張所、市社会福祉協議会、市議会議員、 司法書士、コールセンター、社会福祉協議会、障害福祉課 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 ※構成比は、相談人数に対する比率 表9 ヤミ金相談件数 平成 22 年度 年度 内容 ヤミ金相談件数 5 平成 23 年度 5 平成 24 年度 平成 25 年度 8 平成 26 年度 1 1 (件) 1,800 1,600 100.4 平成 23 年度 平成 24 年度 延べ相談件数 1,588 1,205 1,176 987 761 600 月平均件数 132.3 100.4 98.0 82.3 63.4 400 内容 平成 25 年度 平成 26 年度 120.0 98.0 63.4 1,000 800 100.0 82.3 1,200 平成 22 年度 年度 140.0 132.3 1,400 表10 延べ相談件数(参考) (件) 図6 延べ相談件数 1,588 60.0 1,205 1,176 987 40.0 761 20.0 200 0 表11 多重債務問題連絡会実施状況(参考) 0.0 H22 年度 内容 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 連絡会回数 2 1 1 1 (ケース会議含む) ※平成 26 年度から廃止 くらし再建パーソナルサポートセンター - 39 - 80.0 H23 H24 延べ相談件数 H25 H26 月平均件数 〔6〕 消 費 者 の 活 動 支 援 1.くらしかん登録グループ制度 (事業開始:平成9年度) 消費者及び消費者団体の活動支援を目的に、くらしかん登録グループ制度を設け、グループ活動 及び情報交換の場を提供している。 「豊中市の消費者のくらしを守る条例」に基づき、消費者団体の健全かつ自主的な活動の支援と 活動の場の提供、環境整備のため、くらしかん1階の「マジカルひろば」を「生活情報ひろば」と して再生し、平成 19 年 7 月に開設した。 (次頁参照) (1) 平成26年度(2014 年度) くらしかん登録グループ一覧表 グループ名 SAとよなか 関西RPの会 豊中地区会 桜塚校区福祉会 島熊山の雑木林を守る会 活 動 内 容 市内の高齢者・身障者支援、環境問題、消費者問題、外国人対 応等各分野でのボランティア活動を実施・こども教室の指導及 び安全見守り 高齢者の消費生活についての調査研究と情報提供、暮らし方、 生活環境改善に関する提案 独居老人のための弁当作り・桜塚の交流スペースであるなかよ しとくらしかんキッチンで夕食会・虚弱老人の為のデイサービ ス・高齢者との会食会・子育て支援・なんでも相談・世代間交 流活動・福祉の観点から消費生活について学習する 島熊山の雑木林整備(雑木林再生・竹の間伐・下草刈り・観察 路作りなど)、清掃、ごみ調査、竹間伐材をもとに消費生活・ くらしへの活用提案と実践 堆肥づくり あれこれローズマリー 家庭から出る生ごみや落ち葉を使って有機堆肥を作り、花や家 庭菜園などに有効利用しています。ごみの分別や環境問題など にも自然と目を向けるようになり、その思いや行いが消費生活 を見直すきっかけになります。 「みどりのすだれ」や「マイエ ンザ(環境浄化微生物) 」などの運動を推進 特定非営利活動法人 国際交流の会とよなか (TIFA) 国際交流、在住外国人支援協力、海外協力活動、国際理解活動 「豊中アジェンダ21」-地球の環境を守るとよなか市民行動 計画-の啓発及び推進活動 特定非営利活動法人 生活、自然、交通、事業の4部会、花と緑のネットワークとよ とよなか市民環境会議 なか、竹炭プロジェクト、企画屋本舗、温暖化対策プロジェク アジェンダ 21 ト、あいあいプロジェクトの5プロジェクトで活動し、全体事 業として環境展などを開催 豊中市婦人団体連絡協議会 豊中市内の婦人団体と緊密な連絡を保ちながら、女性の自立の 促進(男女共同参画社会の実現)、消費者問題、環境問題に取 り組む とよなか消費者協会 (くらしの安全と健康を守る) 消費者問題についての研究・学習・調査活動を通じて、くらし の安全と健康を守る活動 ゆうの会 (地域密着型ボランティア団体) 地域住民の生涯学習や教養を高め、住民の福祉や消費者問題、 健康保持、再生資源の活用や和布・古布を再生したリフォーム と小物づくり、和菓子づくり、ケーキづくり等を行っている - 40 - (2) くらしかん登録グループ定例会 くらしかん登録グループ間の情報交流のほか、くらしかん事業及びグループ間の共同企画のた めに、毎月定例会を開催している。 (3) くらしかん登録グループ・リユースバザー くらしかん登録グループの活動支援の一環として、グループ間でリユースバザーを共同開催し ている。 開催日 参加グループ 開催日 参加グループ 6月14日 2グループ 10月11日 3グループ 7月12日 2グループ 11月 8日 3グループ 8月 9日 2グループ 2月14日 3グループ 9月13日 2グループ 3月14日 3グループ (4) くらしかん祭り (前掲 23 頁参照) くらしかん登録グループと共同で実行委員会を立ち上げ企画・運営を行っている。 (5) 生活情報ひろば (前掲 19~22 頁参照) 「豊中市の消費者のくらしを守る条例」に基づき、消費者団体の健全かつ自主的な活動の支援 と活動の場の提供と環境整備のため、平成19年7月にくらしかん1階に開設した「生活情報ひ ろば」では、とよなか消費者協会を中心に登録グループの活発な活動が展開されている。 事業内容 回数 参加人数・出展数 地産地消イベント 12 1,302人 テーマパネル展 12 413点 講 座 67 1,516人 その他(運営会議) 12 167人 103 2,985人 (413点) 計 (通年実施) ・グループの活動紹介パネル展(12 点) ・運営会議の実施(平成19年8月から実施、毎月最終金曜日) 2.くらしの研究発表会 (前掲 24 頁参照) 3.消費者問題調査研究助成制度 (事業開始:平成2年度) 消費者及び消費者団体の活動支援を目的に、消費者グループ等が行う消費者問題に関する調査研 究について、1テーマ3万円(1グループ2テーマまで)を上限に、経費の全部または一部を助成 している。 - 41 - 助成グループ 研究テーマ 助成金額 特定非営利活動法人 とよなか市民環境会議 アジェンダ 21 生活部会 エネルギーと電力の現状とその動向について 30,000 円 堆肥づくりあれこれ ローズマリー 肉食(畜産)が影響を及ぼす「地球環境・食糧 危機」と「動物虐待」と「生活習慣病」 11,772 円 特定非営利活動法人 とよなか市民環境会議 アジェンダ 21 生活部会 環境教育・環境学習の現状と課題について 30,000 円 とよなか消費者協会 知っていますか?暮らしの中のマーク 30,000 円 合 計 - 42 - 101,772 円 〔7〕食料品及び消費生活用製品等の適正表示及び生活安定に関する検査等 1.農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)に基づく食品の品質表示適正化事務 JAS法に基づく食品の品質表示の適正化に関する事務が、平成 24 年(2012 年)4 月 1 日 に大阪府から移譲された。JAS法では、一般消費者向けに販売される飲食料品(一部を除く) について、品質に関する表示が義務付けられ、飲食料品の種類に応じた品質表示基準により、 具体的な表示事項、表示方法等が定められている。 JAS法に係る不適切な品質表示に関する情報の受け付けや、JAS法に基づく食品の表示 方法等の相談に対応しており、食品表示違反が疑われる者に対する立入検査等を行い、違反が 特定された場合には、改善を指導し公表することとなっている。 (品質表示項目) 生鮮食品 対象食品 農産物・畜産物 表示項目 名称、原産地 水産物 名称、原産地、解凍、養殖 玄米・精米 (袋詰されたもの) 名称、原料玄米、内容量、 精米年月日、販売者 名称、原材料名、内容量、 期限表示、保存方法、 製造業者等 加工食品(容器に入れ 又は包装されたもの) 品質表示基準※ 生鮮食品品質表示基準 生鮮食品品質表示基準、水産物 品質表示基準 玄米及び精米品質表示基準 加工食品品質表示基準 ※他に個々の食品ごとに品質表示基準あり (平成26年度の事業等実施状況) (1) 啓発事業 ・平成26年7月の「豊中市食中毒予防街頭キャンペーン」に参加(啓発パンフレットの 配布や参加団体に食品表示の啓発) ・「くらしかん祭り」における食品表示適正化啓発パネル展示 (2) JAS法関連事務 ① 法に基づく立入検査 0件 ② 任意調査 6事業所 ③ 巡回点検 37事業所 ④ 食品表示等に関する相談・問合せ 20件 ※任意調査・巡回点検の結果:一部に軽微な表示不備があったものの、悪質な事例はなかった。 2.家庭用品品質表示法に基づく検査 家庭用品品質表示法では、消費者が日常使用する家庭用品について、品質に関し表示すべき 事項や、その表示方法が定められており、下表の家庭用品の販売等を行う事業所に立入り、そ の表示内容について、検査を行っている。 (検査対象品目) 繊維製品 合成樹脂加工品 35品目 8品目 糸、織物、上衣、ズボン、スカート、下着など 食事用、食卓用又は台所用の器具など 電気機械器具 17品目 電機洗濯機、電機掃除機、電子レンジなど 雑貨工業品 30品目 魔法びん、机及びテーブル、ほ乳用具など ※90品目が指定され、品目ごとに成分、性能、用途、取扱い上の注意等が定められている。 - 43 - (検査結果) 平成26年度は4事業所に立入検査し、家庭用品の表示に問題のある事業所はなかった。 3.消費生活用製品安全法に基づく検査 消費生活用製品安全法では、消費生活用製品のうち、一般消費者の生命又は身体に対して特 に危害を及ぼすおそれが多い特定製品に、国の定めた技術上の基準に適合した旨を表す「PS Cマーク」が表示されていなければ、販売できないこととなっており、下表の製品の販売等を 行う事業所に立入し、製品のPSCマークの表示について、検査を行っている。 ※PSC = Product(製品) Safety(安全) Consumer(消費者) (検査対象品目) ①乳幼児用ベッド (主として家庭用において出生後24ケ月以内の乳幼児の睡眠又は保 育に使用することを目的として設計したものに限るものとし、揺動 型のものを除く) 特別特定製品 ②携帯用レーザー応用装置 (レーザー光(可視光線に限る)を外部に照射して文字又は図形を表 示することを目的として設計したものに限る) ③浴槽用温水循環器 (主として家庭用において使用することを目的として設計したものに 限るものとし、水の吸入口と噴出口とが構造上一体となっているも のであって専ら加熱のために水を循環させるもの及び循環させるこ とができる水の最大の流量が10リットル毎分未満のものを除く) ④ライター (主としてたばこに火をつけるための器具をいい、多目的ライター(点 火棒ともいい、主として、ろうそく、暖炉、木炭又はガス燃焼グリ ル、キャンプ用ストーブ、ランタン、燃焼器具又は装置用の燃料及び パイロットライト等を点火させるために用いられるもの)を含む) 特別特定製品以外の特定製品 ⑤登山用ロープ (身体確保用のものに限る) ⑥家庭用の圧力なべ及び圧力がま (内容積が10リットル以下のものであって、9.8キロパスカル以上 のゲージ圧力で使用するように設計したものに限る) ⑦乗車用ヘルメット (自動二輪車又は原動機付自転車乗車用のものに限る) ⑧石油給湯機 (灯油の消費量が70キロワット以下のものであって、熱交換器容量 が50リットル以下のものに限る) ⑨石油ふろがま (灯油の消費量が39キロワット以下のものに限る) ⑩石油ストーブ(ファンヒーターを含む) (灯油の消費量が12キロワット(開放燃焼式のものであって自然通気 形のものにあっては7キロワット)以下のものに限る) ※特別特定製品 特定製品のうち、事業者の検査による安全確保に加え、国の認定する第三者検査機 関による適合性検査が義務付けられている製品。 ※特別特定製品以外の特定製品 事業者が国に届け出ることにより、事業者自らの検査・確認を行えばPSCマーク の表示ができる製品。 (検査結果) 平成26年度は4事業所に立入検査し、製品の表示に問題のある事業所はなかった。 - 44 - 4.ガス事業法に基づく検査 ガス事業法では、一般消費者等が使用する都市ガス用の器具のうち、ガス瞬間湯沸器、ガス ストーブ、ガスバーナー付きふろがま・ガスふろバーナー、ガスこんろの5品目については、 国の定めた技術上の基準に適合した旨を表す「PSTGマーク」が製品に表示されていなけれ ば、販売できないこととなっており、下表の製品の販売等を行う事業所に立入り、製品のPS TGマークの表示について、検査を行っている。 ※PSTG=Product(製品)Safety(安全)of Town(都市)Gas(ガス)equipment and appliances(設備・装置・器具) (検査対象品目) 特定ガス用品 半密閉燃焼式ガス瞬間湯沸器 半密閉燃焼式ガスストーブ 半密閉燃焼式ガスバーナー付ふろがま ガスふろバーナー 特定ガス用品 以外のガス用品 開放燃焼式若しくは密閉燃焼式又は屋外式のガス瞬間湯沸器 開放燃焼式若しくは密閉燃焼式又は屋外式のガスストーブ 密閉燃焼式又は屋外式のガスバーナー付ふろがま ガスこんろ ※特定ガス用品:構造・使用条件・使用状況等から災害の発生のおそれが多いとされ、第三者 機関の検査が義務付けられているガス用品。 ※特定ガス用品以外のガス用品:メーカーや輸入業者などの事業者の自己確認が義務付けら れているガス用品。 (検査結果) 平成26年度は2事業所を立入検査し、ガス用品の表示に問題のある事業所はなかった。 5.電気用品安全法に基づく検査 電気用品安全法では、一般家庭、商店、事務所等で使用される電気製品のうち、政令で定め る電気用品に対し、国の定めた技術上の基準に適合した旨を表す「PSEマーク」が表示され ていなければ、販売できないこととなっており、下表の製品の販売等を行う事業所に立入り、 製品のPSEマークの表示について、検査を行っている。 ※PSE=Product(製品)Safety(安全)Electrical appliance and materials (電気装置・器具) (検査対象品目) 特定電気用品及び特定電気用品以外の電気用品は、中古品を含めPSEマークの表示がなければ 販売することができない。 - 45 - 特定電気用品 電気温水器、電熱式・電動式おもちゃ、電気ポンプ、 電気マッサージ器、自動販売機、直流電源装置など 全116品目 特定電気用品 以外の電気用品 電気こたつ、電気がま、電気冷蔵庫、電気歯ブラシ、 電気かみそり、白熱電灯器具、電気スタンド、 テレビジョン受信機、音響機器、リチウムイオン蓄電池など 全341品目 ※特定電気用品:構造又は使用方法その他の使用状況からみて特に危険又は傷害の発生するお それが多い電気用品。 (検査結果) 平成26年度は2事業所を立入検査し、電気用品の表示に問題のある事業所はなかった。 6.国民生活安定緊急措置法による検査 国民生活安定緊急措置法では、物価の高騰等に対処するため、国民生活との関連性が高い物 資及び国民経済上重要な物資(以下「生活関連物資等」という。)の価格及び需給の調整等に 関する緊急措置が定められている。 生活関連物資等の価格が異常に上昇又は上昇のおそれがあり、特に価格の安定を図るべき物 資が指定された場合(指定物資)には、当該指定物資の標準価格等の表示について、検査を行 うこととなっている。 (検査対象品目) 生活関連物資のうち、価格が異常に高騰するおそれがある物資として指定された物資(指定 物資)。 (検査結果) 平成26年度は、指定物資が指定されなかったため、検査は実施していない。 7.生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律による検査 (買占め及び売り惜しみ防止法-通称名-) 生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律では、生活関連物資等 の価格が異常に上昇または上昇のおそれがあり、また当該生活関連物資等の買占めや売惜しみ、 または、そのおそれがあり、政令で当該生活関連物資等に対して特別の検査を要する物資とし て指定された場合(特定物資)には、当該特定物資の価格の動向及び需給の状況について、必 要な検査を行うこととなっている。 (検査対象品目) 生活関連物資のうち、特別の検査を要する物資として指定された物資(特定物資)。 (検査結果) 平成26年度は、特定物資が指定されなかったため、検査は実施していない。 - 46 - 〔8〕計量事業の実施状況 1.計量事業の概要 身の回りにある様々な計量器のうち、計量法では、取引または証明に使用される計量器につ いて適正な計量の実施を確保するために、その構造又は器差に係る基準を定める必要がある、 18 品目の「特定計量器」を定めている。 「特定計量器」は、計量法により様々な規制がされ ており、その必要に応じて基準に適合している証とし て、右図のいずれかの印がつけられている。 「検定」とは、「特定計量器」の製造または修理の 検定証印 基準適合証印 段階で、国や県などの公的機関が、その性能や構造等 が計量法で定める基準に適合しているかどうかを検査することである。「検定」には、「特 定計量器」の種類によって、有効期限を定めているものもある。 本市では、適正な計量の実施を確保するため次の事業を行っている。 (1) はかりの定期検査 計量法第 19 条により、取引証明に使用されるはかり(「特定計量器」)は2年に1回(皮 革面積計は1年に1回)の検査が義務付けられている。 ① 集合検査 ひょう量1トン以下のはかりについて、指定した日時・場所で行う検査。 ② 所在場所検査 ひょう量1トンを超える大型はかりの設置場所に出向いて行う検査。 (2) 事業所への立入検査 ① スーパー等へ立ち入り、インストアパック商品の量目で使用されている特定計量器の 検査や、買取りした密封商品の内容量の適正について検査。 ② タクシーメーター、水道メーター、燃料油メーター、石油ガスメーターなどの特定計量 器を設置する事業所に立ち入りし、検定証印の有無や有効期限の確認など特定計量器が適 正に使用されているかなどを検査。 (3) 適正計量管理事業所指定検査 特定計量器を使用する事業所であって、適正な計量管理を行っていると認められたものに ついては、「適正計量管理事業所」として都道府県知事から指定を受けることができる。 事業所からの指定申請に基づいて、市が検査を行い、府が指定している。 <適正計量管理事業所の標識(マーク)> ※指定によるメリットは、定期検査が免除される、 計量器の簡易修理を行うことができる、信頼度が 高まることなどがあげられる。 (4) 計量思想の普及啓発 計量月間におけるポスター掲示や、くらしかん祭りでの計量クイズなど暮らしと計量展ブ ースを設け啓発。 - 47 - 2.各業務の概要 (1) はかりの定期検査 はかりの定期検査 ① 集合検査 (検査時間 10:30~15:30) 市域を北部と南部に区分し、各地域ごとに隔年で実施。平成26年度は北部で実施。 (ⅰ) 検査日程 :4月11日から28日までの土日等を除く9日間 検査体制 :一般社団法人 大阪府計量協会による実施 受検事業所数:213事業所(対象計量器286器) (ⅱ) ② 検査会場 :市立小学校などの公共施設及び地区会館7会場 所在場所検査 (ⅰ) 検査日程 :8月、10月、3月実施 検査体制 :一般社団法人 大阪府計量協会による実施 受検事業所数:6事業所(対象計量器15器) 集合検査の様子 検査に合格した計量器に貼付するシール (2) 事業所への立入検査 ① 商品量目検査 (ⅰ) (ⅱ) 商品量目立入検査…府内一斉実施で中元期7月と歳末期12月に実施。 延べ日数 検査事業所数 検査個数 不適正個数 不適正率 4日 4事業所 201個 1個 0.5% 商品量目買取検査 密封商品を買い取って、とよなか消費者協会々員の協力を得て、量目検査を行う。 延べ日数 検査事業所数 検査個数 不適正個数 不適正率 1日 3事業所 54個 0個 0% 商品量目買取検査の様子 燃料油メーター立入検査の様子 - 48 - ② ③ 燃料油メーター立入検査 延べ日数 検査事業所数 検査個数 不適正個数 不適正率 1日 2事業所 33個 0個 0% 石油ガスメーター立入検査 平成26年度は、石油ガスメーターの立入検査は実施していない。 (3) 適正計量管理事業所指定検査 平成26年度の申請件数は0件。 豊中市における適正計量管理事業所は、郵便局、スーパーなど147事業所 (4) 計量思想の普及啓発 ・暮らしと計量展(くらしかん祭りの1コーナーとして開催) 計量クイズ 参加者287名(大阪府計量検定所との共催事業) 家庭用計量器の無料診断 3件、9器 昔の計量器、いろいろな家庭用計量器、 啓発用パネル等の展示 ・計量強調月間(11 月)における啓発ポスター の掲示 くらしかん祭り「暮らしと計量展」の様子 3.基準器及び主要設備 (1) 分銅関係 分 銅 の 種 類 数 量 2級基準分銅 10㎎~ 10㎏ 25個 2級基準分銅 5㎏~ 10㎏ 37個 2級基準分銅 10g~ 2㎏ 22個 2級基準分銅 100㎎~ 20g 22個 2級基準分銅 500g~ 10㎏ 6個 2級基準分銅 100g~500g 5個 (2) 計量器関係 品 名 数 量 検査用質量計(メトラートレド) 2台 検査用質量計(A&D) 1台 分銅検査用はかり 1台 液体メーター用基準タンク(10ℓ) 1台 液体メーター用基準タンク(5ℓ) 1台 直線メモリ型はかり検査器(吊り下げ用) 1器 - 49 - 〔9〕 く ら し か ん 利 用 状 況 1.部屋別利用状況(平成26年度) 自主事業 区 登録グループ 一 般 合 計 分 回数 利用者数 回数 利用者数 回数 利用者数 回数 利用者数 キッチン 14 122 216 3,127 97 1,413 327 4,662 体験学習室 120 2,151 108 1,686 239 4,470 467 8,307 会議室 113 2,034 47 712 379 4,875 539 7,621 イベントホール 61 1,229 19 474 142 5,856 222 7,559 ミーティングルーム1 48 282 53 207 - - 101 489 ミーティングルーム2 118 876 53 292 - - 171 1,168 グループ連絡室 74 93 68 138 - - 142 231 講座室 7 65 32 380 572 4,724 611 5,169 プレイルーム 24 117 0 0 46 213 70 330 合 計 579 回 6,969 人 596 回 7,016 人 1,475 回 21,551 人 2,650 回 35,536 人 <利用者数の変遷> 40,000 34,786 35,536 34,294 35,000 30,459 27,780 30,000 24,358 25,000 21,908 21,551 19,897 18,919 20,000 15,000 15,942 17,282 15,975 13,650 10,438 8,389 10,000 5,000 16,373 6,716 5,997 8,706 753 1,542 2,419 H19年度 H20年度 H21年度 9,396 10,515 8,184 3,018 6,471 6,497 H23年度 H24年度 6,300 7,016 6,969 0 総利用人数 H22年度 自主事業 - 50 - 登録グループ H25年度 一般 H26年度 くらしのリポート 2015 ◇発 行:豊中市 市民協働部 くらし支援課 生活情報センター 〒560-0022 豊中市北桜塚 2 丁目 2 番 1 号 TEL:06(6858)5060 FAX:06(6858)5095 http://www.city.toyonaka.osaka.jp/kurashi/shohi/index.html 〔平成 27 年(2015 年)9 月発行〕