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個人投資家向け会社説明会

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個人投資家向け会社説明会
ケネディクス株式会社
個人投資家説明会資料
2014年12月
目次
1.
ケネディクスのビジネス
P.2
2.
2014年12月期第3四半期決算の概要
P.22
3.
市場環境と今後のケネディクス
P.25
Appendix
P.30
1
1.ケネディクスのビジネス
2
ケネディクスの概要
ケネディクスとは
■国内最大の独立系不動産アセットマネジメント会社
■J-REIT・私募REIT ・多数の私募ファンドを運用
■市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、
不動産アセットマネジメント業務の更なる強化を推進
会社概要
沿革
1995
■ ケネディクス株式会社(当時ケネディ・ウィルソン・ジャパン)設立
1999
■ 川崎データセンタービル投資、AM事業への本格参入および
2001
■ 大手生命保険会社向け不動産私募ファンドを組成
2002
■ 大証ヘラクレス市場に上場
2003
■ 国内年金基金向けの不動産私募ファンドを組成
2004
■ 東京証券取引所第1部上場
2005
■ J-REIT(KDO及びJLF)が東証上場
2007
■ Challenger Kenedix Japan Trust がオーストラリア証取上場
商号
ケネディクス株式会社
2008
■ ドイツ投資家向けの商業施設私募ファンドの組成
代表者
代表取締役社長 宮島 大祐
2009
■ KDX豊洲グランスクエア売却・AM受託
2010
■ 受託資産残高(AUM)が1兆円を突破
設立
1995年4月
上場市場
東京証券取引所第1部 (証券コード:4321)
従業員
連結238名 (2014年6月末現在)
本社
103-0026 東京都中央区日本橋兜町6-5
KDX日本橋兜町ビル
URL
http://www.kenedix.com
■ ケネディクス・レジデンシャル投資法人が東証上場
2012
■ 旧新生銀行本店ビルに関するAM業務等受託
■ ケネディクス不動産投資顧問株式会社が営業開始
2013
■ AUMが1.2兆円を突破
■ ケネディクス・プライベート投資法人が運用開始
2014
■ ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を設立
3
ケネディクスのビジネス構造
1
アセットマネジメント
ビジネス
2
エクイティ投資
3
ノンアセット
不動産関連サービス
■M&A
■運用中REITの成長
■不動産関連投資
■私募ファンド
■REIT関連投資等
■新規上場REIT組成
■事業関連投資
■サービスオフィス・サービス
アパートメント(SO/SA)運営
会社の買収
■ビル管理事業会社の設立
受託資産残高(AUM)
拡大による安定収益獲得
500億円程度を投資
(2014年累計)
安定収益であるフィー
収入の更なる成長
4
1.ケネディクスのビジネス
5
1-1.ケネディクスのビジネス
1
不動産のファンド運用(アセットマネジメント事業)
6
事業概要
■ オフィスJ-REIT
■ 物流J-REIT
ケネディクス・オフィス
投資法人
【証券コード8972】
AM事業
 受託資産残高約1.4兆円の運用
 REITの成長サポート
 不動産ファンドの組成
 資金調達アレンジ
■ 住宅J-REIT
ケネディクス・
レジデンシャル投資法人
【証券コード3278】
日本ロジスティクス
ファンド投資法人
【証券コード8967】
■私募REIT
ケネディクス・プライベート
投資法人
■私募ファンド
各種アセットを対象として
多数のファンドを運用
【国内外の不動産投資家】
海外機関投資家・年金基金・国内機関投資家・個人投資家等
7
受託資産残高(AUM)
2014.10末 AUM
増加:5,778億円
減少:3,068億円
純増:2,709億円
AUMの推移
(単位:億円)
15,000
自己勘定
AUMの内訳(2014年10月末現在)
14,773
12,063
9,399
9,000
8,443
7,349
10,979 11,113 11,177
926
1,521
1,618
1,720
5,426
5,484
6,000
969
50%
62%
アセットクラス別AUM
4%
13%
30%
27.1%
5,319
13%
4,328
9,151
2,812
3,000
10.2%
6.9%
2,913
3,224
3,447
3,876
4,273
53%
17%
20%
オフィスビル
賃貸住宅
物流施設
商業施設
その他(ヘルスケア施設を含む)
地域別AUM
12.9%
12.4%
10.7%
自己勘定
4,091
40%
3,498
私募ファンド
28%
4,963
1,623
1,624
10%
REIT (私募REITを含む)
REIT
成長率(REIT)
投資家別AUM
1,530
私募ファンド
12,000
60%
6,130
10%
4,824
8%
4%
8%
東京経済圏
関西圏
中部
0
0%
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014/10
80%
その他
・当社の関係会社が資産運用を受託しているREIT(ケネディクス・オフィス投資法人、ケネディクス・レジデンシャル投資法人、ケネディクス・プライベート投資法人、
日本ロジスティクスファンド投資法人及びプレミア投資法人)が保有する物件も含まれています。
・自己勘定、日本ロジスティクスファンド投資法人及びプレミア投資法人のAUM合計(2014年10月末)は、5,557億円です。
8
不動産ファンド運用の概要
 不動産投資に関するサービスをワンストップで提案・アレンジ → 不動産ファンドの運用
物件取得/運用開始
期中運用
売却/運用終了
アセットマネジメント
Asset(不動産)
ローン調達
資産取得
投資資金
(エクイティ)受託
資産管理
資金管理
稼働率引上げ
価値向上策
Debt
(ローン等)
金利支払
元本返済
ローン完済
資産売却
Equity
(エクイティ)
エクイティ配当
配当
9
不動産ファンドの概要
 顧客投資家からの資金と金融機関から調達した借入金で、「不動産ファンド」を組成
 投資からの利益(配当)を追求
アセットマネジメント
アセットマネジメントフィー等
(不動産投資・運用に係るアドバイス)
不動産ファンド
融資
賃貸借契約等
借入金
テナント
賃料等
金融機関
金利
不動産
(信託受益権)
共同出資
出資金
出資
顧客投資家
配当
10
REIT(不動産投資信託)の概要
 REIT(Real Estate Investment Trust)=賃貸不動産を投資対象とする金融商品
 投資家は投資口の購入を通じ、賃貸収入から費用などを差し引いた分配金を受領
資産運用会社
(ケネディクス不動産投資顧問 等)
資産運用委託
投資・運用の判断
投資法人
(ケネディクス・オフィス投資法人 等)
金融機関
金融機関
複数の金融機関
融資
金利
借入金
賃貸借契約等
テナント
テナント
テナント
賃料等
・証券取引所で投資口売買
・投資口価格は日々変化
多数の不動産
(信託受益権)
投資口購入
出資金
※本ページは、上場J-REITについての内容であ
り、私募REITについては上記とは異なります。
分配金
多数・多様な投資家
個人投資家
・利益の90%以上を分配
・比較的分配利回りが高い
11
アセットマネジメント事業の報酬体系
 運用報酬(アセットマネジメントフィー)は中長期で安定的な収益源
 ファンドの組成、物件の売却による収益機会を獲得
報酬体系
運用報酬
(運用に対する報酬)
報酬の内容
毎期、投資資産のファンド取得価額に対して一定割合
→ アセットマネジメントフィー
資産の取得時、投資資産の取得価額に対して一定割合
→ アクイジションフィー
資産の売却時、売却額に対して一定割合
→ ディスポジションフィー
成功報酬
資産の売却時、目標超過収益に対して一定割合
→ インセンティブフィー
その他フィー収入
仲介手数料、コンサルティングフィー等
取得時報酬
(投資機会提供に対する報酬)
売却時報酬
(売却に対する報酬)
12
ケネディクスグループのAMビジネス
ジャパン・
シニアリビング・
パートナーズ㈱
ケネディクス不動産投資顧問㈱ (KFM)
30%出資
三井物産
ロジスティクス
パートナーズ㈱
プレミア・リート・
アドバイザーズ㈱
【証券コード8967】
【証券コード8956】
日本ロジスティクス
ファンド
投資法人
プレミア
投資法人
物流施設
1,864億円
オフィス・住宅等
2,163億円
上場REIT
私募REIT
ヘルスケア
REIT
私募ファンド
各種アセット
5,622億円
20%出資
60%出資
100%出資
【証券コード8972】
【証券コード3278】
ケネディクス・
プライベート
投資法人
ケネディクス・
オフィス
投資法人
ケネディクス・
レジデンシャル
投資法人
ケネディクス
商業リート
投資法人
大規模オフィス等
280億円
中規模オフィス等
3,699億円
賃貸住宅等
1,144億円
2015年前半
上場目標
2015年前半
上場目標
2014年3月
運用開始
*2014年10月末時点の受託資産残高を記載
13
REIT成長に関する取組み
私募REIT
(ケネディクス・プライベート投資法人)

2014年3月に運用開始

大規模オフィスやホテル等を主な投資対象とする

早期に1,000億円、さらに3年で1,500億円を目指す

投資家属性は、中央金融機関が約25%、地方金融機関が約25%、
年金基金が約10%、事業法人が約40%

商業施設運用のノウハウを活用、2015年前半に商業施設に特化した
REITの上場を目指す
商業REIT
(ケネディクス商業リート投資法人)

ケネディクス、三井住友ファイナンス&リース、日本商業開発、ピーア
ンドディコンサルティングの4社間でREIT事業に係る基本協定書締結

中期的に2,000億円程度の資産規模を目指す

ヘルスケア上場 REITの創設に向けたREIT資産運用会社として、
ジャパン・シニアリビング・パートナーズ株式会社を設立
ヘルスケアREIT

同社への出資比率は、ケネディクス60%、長谷工20%、三菱UFJ信
託銀行、LIXIL グループ、損保ジャパン、新生銀行の4社は各5%

早期に1,000億円程度の資産規模を目指す
14
1.ケネディクスのビジネス
15
1-2.ケネディクスのビジネス
2
不動産への投資事業
16
2014年新規投資の概要
 2014年12月期:新規投資枠520億円*1
主な投資カテゴリー
コンセプト
想定リターン
2014年1∼3Q
投資実績
平均10%程度
約286億円*2
 不動産オポチュニスティック投資
1
不動産関連投資
 不動産開発投資
 REIT向けブリッジファンド投資
 不動産ノンリコースローン、社債、CMBS等
2
REIT/ファンド
関連投資等
 REIT投資口への投資
5%程度
 デットファンドへの投資等
約78億円
 不動産関連サービス業務拡大のための戦略投資資金
3
事業関連投資
 経営戦略的な観点から当社事業の強化・拡大・シナジー獲得に繋
がる投資
*1 年間累計上限額を400億円から520億円に増額
*2 米国不動産向け小額投資案件を除く
17
不動産関連投資のリターン
不動産関連投資の実績(2012年7月∼2014年6月)
(単位:百万円)
28.4%
20,000
30.0%
18,000
25.0%
16,000
14,000
20.0%
12,000
10,000
18,709
年換算リターン(分配損益/残高)
10.9%
8,000
10.0%
6,000
4,000
5.0%
3.1%
2,000
396
4,978
・ 既存保有物件や開発案件での追加投資等を除いた、
2,478
0
0.0%
2012下期
2013上期
2013下期
2014上期
新規投資案件ベースでの実績値を期間別に集計
・ 投資平均残高は、各期間の月末残高の単純平均
・ 年換算リターン=(6ヶ月分配損益÷投資平均残高)×2
主な売却済案件
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
投資残高
15.0%
売却時期
アセットクラス
2013下期
2013下期
2014上期
2014上期
2014上期
物流施設
オフィスビル
物流施設
CMBS
オフィスビル
投資タイプ
ブリッジファンド
ブリッジファンド
開発案件
CMBS
オポチュニスティック
所在
神奈川県横浜市
東京都港区
埼玉県
−
神奈川県川崎市
KDX投資額
(KDXシェア)
(4%)
約2.0億円
約2.1億円 (52%)
(5%)
約1.6億円
(-)
約1.8億円
約11.9億円 (100%)
実績IRR
実績マルチプル
29%
15%
22%
66%
750%
x1.14
x1.10
x1.18
x1.46
x2.96
(注) 2014年6月末時点の実績値
18
事例(1) TKS武蔵小杉ビル
 2013年7月に低稼働資産を取得(88億円)
 リーシングに注力、稼働率17%⇒86%に
引き上げ
 2014年3月にJ-REITに売却(120億円)
 J-REIT(ケネディクス・オフィス投資法人)
の成長に寄与
 アセットマネジメント受託により、J-REITか
ら中長期的に安定的な運用報酬を獲得
所 在 地
神奈川県川崎市中原区
竣工年月
2013年5月
用
オフィス(一部店舗)
途
構造・規模
S造地上11階地下1階
敷地面積
3,210.09m2
延床面積
16,094.14m2
TKS
武蔵小杉ビル
東急線
武蔵小杉駅
JR線
武蔵小杉駅
19
事例(2) 内幸町新生銀行旧本店ビル跡地再開発



2012年12月に当社、東急不動産、日本政策投資銀行の3社の共同事業として、SPCを通じて取得
霞ヶ関エリアに近く、日比谷公園に近接する希少な立地
建替えによる都市再生の促進、及び資産価値の向上を図る
開発後の概要(一部予定)
日比谷駅
霞ヶ関駅
所
在
地
東京都千代田区内幸町
日比谷公園
官公庁エリア
新生銀行
旧本店ビル
用 途 ( 予 定 )
オフィス(一部店舗)
構造・規模(予定)
S/SRC造地上20階地下2階
敷
積
5,998.50m2
延床面積(予定)
約57,500m2
竣
2017年
日比谷エリア
虎ノ門駅
内幸町駅
地
面
(2014年7月撮影)
新橋エリア
新橋駅
工
予
定
20
1.ケネディクスのビジネス
21
2. 2014年12月期第3四半期決算の概要
22
2014年12月期第3四半期 連結損益計算書概要
2014/3Q 業績概要(単位:百万円)
セグメント情報
連結損益計算書概要
2013年
3Q
営業収益
2013年
2014年
通年実績
3Q
通年予想
3Q
12,081
22,456
19,741
25,000
営業総利益
営業総利益
7,706
11,077
9,739
12,500
アセットマネジメント事業
営業利益
4,975
6,914
6,281
7,400
営業外収益
183
275
497
500
営業外費用
-1,732
-2,312
-1,516
-2,400
経常利益
3,426
4,878
5,262
5,500
その他フィー収入
特別利益
136
146
3,287
4,000
不動産投資事業
特別損失
-360
-2,291
-1,450
-4,600
3,202
2,734
7,099
4,900
法人税等
-744
-718
-690
-300
その他
少数株主持分損益
-184
-29
-464
-600
不動産賃貸事業
2,273
1,985
5,945
4,000
税金等調整前当期純利益
当期純利益
アクイジションフィー
アセットマネジメントフィー
インセンティブフィー
ディスポジションフィー
賃貸事業損益
不動産売却損益
匿名組合分配損益
賃貸事業損益
その他
通年実績
7,706
4,297
1,479
2,215
4
131
466
1,301
322
103
-124
999
2,107
2,104
3
11,077
5,708
1,638
2,952
61
223
832
2,418
490
946
-41
1,023
2,949
2,841
108
2014年
3Q
9,739
4,889
871
2,480
686
560
291
2,075
465
1,212
-45
442
2,774
2,505
268
通年予想
12,500
6,600
1,400
3,650
750
500
300
2,100
500
1,100
0
500
3,800
3,350
450
1株当たり3円の配当を予定*
中期経営計画の重要課題である2014年12月期決算に基づく配当再開
安定収益に基づく配当
* 中間配当はありません
23
連結貸借対照表の概要
(単位:百万円)
2012年
12月末
2013年
12月末
2014年
9月末
有利子負債残高と平均利率の推移
ノンリコースローン(左軸)
150,000
総資産
126,270
148,398
4%
コーポレートローン(左軸)
209,898
平均利率*(ノンリコース)
3.39%
平均利率*(コーポレート)
純資産
(うち少数株主持分)
自己資本比率*
有利子負債
(うちノンリコースローン)
現預金
Debt Equity Ratio
56,071
74,341
86,553
(5,247)
(3,028)
(7,903)
40.2%
48.0%
37.4%
63,623
(21,640)
13,813
1.25倍
66,025
(28,347)
25,795
0.93倍
*「自己資本比率」=(「純資産」 – 「少数株主持分」) / 「総資産」
111,412
109,767
2.50%
100,000
2.51%
2.20%
63,623
66,025
21,640
1.72%
28,347
50,000
80,105
1.30%
18,879
1.42倍
2.09%
60,444
111,412
(80,105)
3%
3.02%
49,323
0
2011/12
41,982
2012/12
37,678
2013/12
2%
1%
31,306
2014/9
0%
*平均利率は、各期末に残存するローン契約の利率について、
元本で加重平均したもの
24
3.市場環境と今後のケネディクス
25
オフィス市場
平均成約賃料の推移(東京)
50
プロパティクロック(不動産時計)
オフィス価格 2014Q3
香港
プロパティクロック(不動産時計)
オフィス賃料 2014Q3
(千円/月、坪)
シンガポール
ワシントンDC、上海
ロサンゼルス、
シカゴ、ボストン
ニューヨーク、
サンフランシスコ
価格
シドニー
上昇の減速
上海
40
サンフランシスコ
30
賃料上昇
賃料下落
の減速
の加速
ロンドン、ソウル
ロンドン、
ニューヨーク
ボストン、東京
ロサンゼルス、北京
10
200坪以上
賃料上昇
賃料下落
の加速
の減速
価格
価格
上昇の加速
下落の減速
東京
サンパウロ
北京
Aクラスビル
シカゴ
0
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
ソウル
ムンバイ、パリ
ワシントンDC、パリ、シドニー
出所:三幸エステートよりケネディクス作成
注:Aグレードオフィスビルの賃料及び価格を対象としている
平均空室率(東京23区)
出所:JLL
オフィスビルストックの現状
(2014年1月現在)
稼動面積及び貸室面積の増減推移(東京都心5区)
(%)
(万坪)
12
15
グレードA
10
下落の加速
サンパウロ
香港、シンガポール
20
価格
貸室面積増減
グレードB
オフィスビル
1981年以前
ストック
竣工の比率
(万㎡)
稼動面積増減
10
8
東京区部
6,394
26%
大阪
1,591
34%
名古屋
587
33%
福岡
357
42%
5
6
0
4
-5
2
-10
Q1Q2Q3Q4Q1 Q2Q3Q4 Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4 Q1Q2Q3 Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3 Q4Q1Q2 Q3
0
2005
2006
2007
出所:CBRE
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2007
2008
2009
2010
出所:三鬼商事よりケネディクス作成
2011
2012
2013
2014
注:床面積ベース
出所:日本不動産研究所
26
今後へ向けた取組み
 エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社との事業協力
(1)ファンド業務(REITを含む)の共同推進
(2)開発案件への共同参画
(3)保有する情報の共有化によるビジネスチャンスの創出・拡大
(4)その他、両社並びに両社の子会社・関連会社にとってメリットのある事業または業務の共同推進
本件協力の一環として、プレミア投資法人の資産運用会社プレミア・リート・アドバイザーズ株式会社(PRA)に対して、
当社が出資(30%)を実行
(株主構成)
出資
名称
所有株比率
53.1%
エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
30.0%
ケネディクス株式会社
16.9%
その他
100.0%
合計
 事業開発部の新設(2014年10月1日付)
・新たなファンドビジネスの開発を目的に本部門を新設
⇒インフラ、エネルギーなど既存の不動産投資と異なる新たなファンドビジネス
⇒海外投資家のインバウンド投資の強化
・なお、本部門長が上記プレミア・リート・アドバイザーズ株式会社の非常勤取締役に選任
27
新たな経営計画策定へ向けて
2015年∼
■REITの成長(対象資産×規模)
■投資リターンの追求
■不動産関連サービス拡大
■海外展開
2013年∼
■AM会社への回帰
■株主価値向上策(ROE・株主還元)
■中期経営計画前倒し
■過去資産の売却
■エクイティ投資再開
■配当の再開
■資産の圧縮
■投資を凍結
-金融危機
-デフレ継続
-アベノミクス
-不動産市況の回復
-インフレ局面へ
-不動産価値の上昇
-REIT市場の更なる拡大
-アジア市場の更なる成長
本決算発表時(2015年2月)に
次期中期経営計画の公表を予定
28
29
Appendix
30
中期経営計画について
現計画達成の見込み
2014年2月見直し
1
AUM拡大による安定的な
収益基盤の
一層の強化を図る
2014年12月期に
1.4兆円達成予定
2
共同投資の積極化による
投資リターンの追求
2014年に
累計300億円投資
3
体制整備
組織再編、AM事業強化、
不動産関連サービス
業務の拡大
4
配当の再開
2014年12月期
1株あたり配当3円
1
AUM1.4兆円を達成*
2
2014年累計300億円超
の投資を実施済
3
KFM営業開始・
SD買収・KPM設立
4
予定通り
配当再開の見込み
* 2014年10月31日現在における当社グループAUMであり、今後の保有不動産売却等の影響により変動する可能性があります。
* 2014年10月30日付でPRAに対する出資を行ったことにより、プレミア投資法人の保有する物件を含みます。
31
アセットマネジメント事業の利益推移
 受託資産残高(AUM)から得られる利益は安定的に成長
アセットマネジメント事業の営業総利益(内訳)
2014年予想
(単位:百万円)
7,000
6,600
300
6,000
5,653
5,708
832
5,000
544
132
358
4,000
4,807
379
76
292
4,568
500
750
223
61
その他フィー収入
666
ディスポジションフィー
211
153
3,146
3,000
2,952
3,650
インセンティブフィー
アセットマネジメントフィー
3,438
2,000
アクイジションフィー
3,130
1,000
619
405
2010
2011
0
*注:2014年通年の数値は業績予想
1,471
1,638
1,400
2012
2013
2014
32
不動産関連投資の投資手法
AM
(組成・運用)
複数新規ファンド
2012年12月末
保有不動産
907億円
ノンリコースローン*
フィー収入増加
新規投資
からの収益
 他の顧客投資家との共同投資等
 投資リターン極大化とトラックレコード積上げ
2013年売却実績
245億円
アセット
2014年売却予定
350億円
エクイティ
出資
自己資金
新規投資
目標投資リターン10%
2013年
公募増資による
資金調達
約178億円
*注:ノンリコースローン・・・ローン等の返済についての原資となる範囲に限定を加えた融資の方法。通常は責任財産となる原資から
のキャッシュフローを返済原資とし、その範囲以上の返済義務を負わない。
33
投資時期別の不動産関連投資の概要
2012~2013 年の投資 (売却済案件を含む)
アセットクラス*1
投資時期
投資タイプ*1
2012.3Q~
2013 4Q
6% 15%
39%
38%
オフィスビル
ホテル
賃貸住宅
商業施設
物流施設
20%
ブリッジファンド
開発案件
オポチュニス
ティック投資
ローン/CMBS等
59%
LTV*4
(鑑定価格ベース)
加重平均投資期間:2.3年
(百万円)
9%
3%
11%
KDX投資額
(KDXシェア*3)
想定投資期間*2
7,000
6,000
5,000
約103億円
(15.1%)
4,000
3,000
66.1%
2,000
1,000
0
1年以下
1年超2年以下 2年超3年以下
4年超
2014 年の投資 (売却済案件を含む)
アセットクラス*1
投資時期
投資タイプ*1
KDX投資額
(KDXシェア*3)
想定投資期間*2
(百万円)
LTV*4
(鑑定価格ベース)
加重平均投資期間:1.8年
1%
4%
9%
10%
オフィス
16%
商業施設
2014.1Q~
2014 3Q
23%
57%
賃貸住宅
ホテル
ヘルスケア
80%
11,000
10,000
ブリッジファンド 9,000
8,000
7,000
オポチュニス
6,000
ティック投資
5,000
ローン/CMBS等 4,000
3,000
2,000
1,000
0
約266億円
(69.0%)
1年以下
*1 案件ごとの当社投資額で加重平均した構成割合
*3 案件ごとの総投資額に対する、当社の当初投資額の割合(ローン/CMBS案件を除く)
1年超2年以下2年超3年以下
72.6%
4年超
*2 投資開始時に想定した投資期間(Exit済みの案件は実績投資期間を採用)
*4 裏付け資産の鑑定評価額に対する借入等の比率を指します(ローン/CMBS案件を除く)
34
過去と現在との当社ビジネスの比較
要素
不動産投資環境
当社の投資スキーム
当社のローン調達状況
2007年
2013年/2014年
 多数の競合による物件取得競争が激化し、
不動産価格が急騰
 当社による100%出資
 当社と他の投資家との共同投資が中心
 自社単独の開発案件
 コーポレートローンによる資金調達が中心
営業総利益の構成比
2007年
 2007年は不動産の売却によるキャピタルゲインが主
 多くの競合他社がリーマンショック後に撤退し
たため物件取得において合理的な競争環境
が保たれている
 ノンリコースローンによる資金調達が中心
アセットマネジメント事業
2013年
アセットマネジメント事業
19%
たる収益源
 2013年は、安定収益であるアセットマネジメント事業
51%
が5割を占める
35
過去と現在との当社の比較
当社負債・純資産
当社総資産
5,000
5,000
(単位:億円)
現金預金
その他
不動産等
4,338
267
4,000
(単位:億円)
その他負債
4,338
261
ノンリコースローン
4,000
599
コーポレートローン/
社債
純資産
1,349
3,000
3,000
2,098
2,000
188
3,472
1,000
ローン内訳
2,000
417
1,776
414
1,262
138
216
2,098
119
NRL
801
1,262
65
216
1,000
951
908
CL(物件紐付き)
CL(運転資金)
313
419
1,496
116
121
2014年12月末見通し
865
560
0
0
2008年6月末 2012年12月末 2014年9月末
2008年6月末 2012年12月末 2014年9月末
36
保有不動産の概要
棚卸資産 (単位:百万円)
資産残高
(簿価合計)
オフィス
(うち2012年12月末
保有資産)
その他
合計
−
−
9,953
9,953
5,151
(-)
6,973
(-)
154
12,279
(154)
(154)
2012年12月末
2014年9月末
賃貸住宅
固定資産(単位:百万円)
資産残高
(簿価合計)
オフィス
2012年12月末
2014年9月末
(うち2012年12月末
保有資産)
(参考):含み損益計
■2012年12月末は -7,764百万円
■2013年12月末は -3,008百万円
賃貸住宅
商業施設
シニア
ヘルスケア
長期
建替目的
その他
合計
37,132
10,605
19,308
3,827
9,435
451
80,760
59,601
5,341
32,775
3,660
12,787*
137,343
(23,434)
(3,693)
(13,192)
(1,925)
(12,787)
23,176
(-)
KDX豊洲グランスクエア、
神谷町プライムプレイス 等
MONA新浦安
代官山アドレス
ロゼオ水戸 等
*借地権及び
建設仮勘定を含む
(55,032)
東京ベイ舞浜ホテル
クラブリゾート 等
37
不動産関連サービス業務の拡大
■2013年10月に買収した株式会社スペースデザイン(SD)について
オペレーション業務の強化とKDXとのシナジー
SDのオペレーション業務の強化へ向けて
・国内のサービスアパートメント(SA)運営会社としての確固たる地位の確立を目指す
⇒SAの安定的な供給のため、新規物件への取組みを行う(都心5区を中心)
・首都圏(特に銀座線沿線を中心とするビジネス街)におけるサービスオフィス(SO)業務の拡大を図る
⇒スタートアップ企業に対する有効なサービスと、KDXとのシナジーを活かしたオフィスを提供
■ASEAN地域における新規事業として長期滞在型ホテル及びレジデンス事業への取組を行う
・SDの海外事業展開を目的とし、ASEAN地域での長期滞在型ホテル及び
レジデンスの運営会社を設立
■インドネシア・ベトナム・マレーシア・
タイ・フィリピンその他ASEAN地域が対象
・中長期滞在者が快適に宿泊できるよう、様々な機能と設備を充実させた
新しいホテルブランドを想定
(ブランド名称: Aisa Hotel & Residence )
38
株式情報
■発行株式及び株主数
発行可能株式総数 :
発行済株式の総数 :
株主数
:
■所有者区分別株式分布状況(2014年6月30日現在)
その他国内
法人, 2.8%
350,000,000株
証券会社,
11.3%
265,658,200株
59,537名
金融機関,
16.6%
■大株主(上位5名)
株主名
外国個人,
0.1%
株主数の状況
個人・
その他,
50.4%
外国法人,
18.8%
持ち株数(株)
12,721,954
4.78
日本マスタートラスト信託銀
行株式会社(信託口)
9,268,000
3.48
資産管理サービス信託銀行
株式会社(証券投資信託口)
7,004,100
2.63
日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社(信託口)
6,210,200
2.33
楽天証券株式会社
5,889,100
2.21
58,838
145
28
61
369
96
59,537
(注)個人・その他には証券保管振
替機構名義株式を含めています
持株比率(%)
STATE STREET BANK
AND TRUST COMPANY
個人・その他
外国法人
金融機関
証券会社
その他国内法人
外国個人
合計
■(参考)時価総額
(億円、2014年11月27日現在)
ケネディクス株式会社
1,604
ケネディクス・オフィス投資法人
2,378
ケネディクス・レジデンシャル投資法人
890
日本ロジスティクスファンド投資法人
2,158
プレミア投資法人
1,115
39
本資料の取り扱いに関して
本資料の取り扱いに関して
 本資料は、ケネディクス株式会社(以下、「当社」といいます)及び当社グループの事業概要並
びに経営戦略等に関する情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘または斡旋を目的と
したものではありません。
 本資料に記載された内容については細心の注意を払っておりますが、掲載された情報の内容
の正確性、有用性、また適切性等ついて、当社は一切保証するものではありません。また、本
資料に記載された内容は、事前の通知なくして変更されることがあります。
 本資料の中の当社の事業における計画、見通し、その将来に関する記述は、現時点で入手
が可能な情報を基に想定される合理的な判断と考えておりますが、さまざまなリスクや不確定
な要素が含まれていることから、実際の業績はさまざまな要素によって大きく異なる場合があ
ります。
 本資料の著作権その他の権利は、特段の断りがない限り、当社に帰属しています。
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