...

歴史意匠Ⅰ

by user

on
Category: Documents
42

views

Report

Comments

Transcript

歴史意匠Ⅰ
授業科目名
歴史意匠Ⅰ
科目コード
T440129
科目区分
専門教育科目
開講時期
後期
学部・学科等
工学部 建設学科
曜日
火曜日
必修・選択区分
選択
時限
5~8
標準対象年次
2
授業形態
講義
単位数
2
教室名
811番(陽東)
電話番号 (代表者名)
(三橋)028-689-6186
e-mailアドレス
(代表者)
[email protected]
担当教員名
オフィスアワー
三橋 伸夫
e-mailや電話で予約をとって質問や相談に応じる。
(本授業は非常勤講師の中村恵三先生が担当します。隔年開講であり、平成20年度は開講
します。)
【授業の目標及びねらい】
歴史意匠は建築史学の意匠(デザイン)を含む学問で、過去の歴史において、どのよ
うな建物が建てられ、どのような意味で歴史に残っているのか、またその意匠はどのよ
うな歴史的背景と技術的変遷を経て建てられたものかについて学ぶもので、現代の設計
行為やデザインをする際に、基本的な概念と現代の問題解決に必要なヒントを与えよう
とするものである。この授業は古代からルネッサンス、バロック期までの「西洋建築」
の形成、及び発展の過程を理解し、歴史的背景を含む各時代の様式、意匠の特徴を修得
することが目標である。本講義は古代ギリシャ建築を西洋の源とし、さらに西洋建築史
をエジプト、メソポタミアの古代文化建築から出発しているという伝統に従い、古代西
アジアを含めた西洋建築の様式、造形、構造、技術、意匠等の発展の様子と特徴を概説
する。
□建築学コースの学習・教育目標との関係:以下の1つの学習・教育目標と関係する。
(8)歴史文化を尊重し、目標を立てて建築を創造するデザイン能力を身に付ける
【前提とする知識・経験】
建築史、歴史一般に関する興味、海外に関する好奇心、ヨーロッパの伝統、習慣に関
する興味、そして「人間」そのものに対する興味。
【授業の具体的な進め方】
授業は隔週2コマ授業である。講義ではプリント資料配付し説明をし、後半は建築形
態を視覚的に理解するためスライドあるいはビデオ映写による演習(小テスト)を行
う。
【授業計画】 (予習文献等)
第1週 西洋建築史の概要、古代エジプト建築 教科書、プリント
第2週 古代ギリシャ建築 〃
第3週 古代ローマ建築 〃
第4週 初期キリスト教建築、ビザンチン建築 〃
第5週 ロマネスク建築 〃
第6週 ゴシック建築 〃
第7週 ルネッサンス建築、バロック建築 〃
【教科書・参考書・教材と入手方法】
教科書:日本建築学会編「西洋建築史図集」彰国社(宇大生協で販売)
参考書:桐敷真次郎「西洋建築史」共立出版、ニコラス・ペブスナー・小林文次他訳 「新版ヨーロッパ建築序説」彰国社、森田慶一「西洋建築史入門」東海大学出
版会
【成績評価法】
演習(小テスト)(50%)と学期末試験(50%)を総合して評価する。2/3(期末試
験を含めて10回以上)の出席を満たさない場合評価の対象としない(不可)。原則とし
て、90点以上を秀、80点以上を優、70点以上を良、60点以上を可とする。
【教員からのメッセージ】
この授業は隔週で行う。様式や意匠の歴史にとって視覚的理解が重要なため、毎回約
半分の時間を割いてスライドまたはビデオ映写とプリント資料配付を行う。なお、ビデ
オ及びスライドを見て出題する演習(小テスト)を予定している。
Fly UP