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3年
カラービンゴをしよう
2/ 1 2 時 間
本活動について
本活動は,色の言い方を知り,それらを使いながら楽しくゲームをすることをねらい
と し て い る 。 そ こ で , 主 活 動 と し て ,『 カ ラ ー ビ ン ゴ 』 を 行 う 。
指導にあたっては,コンピュータの音声をよく聞きながら発音するように促したい。
色を表す言葉は,言葉としては知っている子も多いが,自然な発音の仕方に注意を向け
させたいためである。
活動場所・活動単位
教室
各クラス
(体を動かす活動がないので,スクリーンを見やすい教室が適している)
(できるだけたくさん発声させ,聞き取らせるのに適しているため)
ふれさせたい言葉
red ( 赤 ) white ( 白 ) yellow ( 黄 ) pink ( ピ ン ク ) purple ( 紫 ) brown
( 茶 ) blue ( 青 ) green ( 緑 ) black ( 黒 ) orange ( オ レ ン ジ ) gold ( 金 )
silver ( 銀 )
ふれさせたい表現
What color is the mailbox in ○ ○ ? ( ○ ○ で は ポ ス ト は 何 色 で す か ? )
I 's ○ ○ . ( そ れ は ○ 色 で す 。)
What color do you like? ( 好 き な 色 は 何 で す か ? )
I like ○ ○ . ( 私 は ○ ○ 色 が 好 き で す )
HRTの指示文例
ア : Are you ready? ( 準 備 は い い ? )
イ : Let ’ s sing The ○ ○ ○ song! ( ○ ○ ○ の 歌 を 歌 い ま し ょ う )
ウ : Speak loudly. ( 大 き な 声 で )
エ : Listen carefully. ( よ く 聞 い て )
オ : Let ’ s practice. ( ○ ○ ○ の 練 習 を し よ う )
カ : Look at me. ( こ っ ち を 見 て )
キ : One more time. ( も う 一 回 )
使う教材
音楽CD(オ-7) 色カード(提示用1)
ビンゴカード
コンピュータ、スクリーン、プロジェクタ
時間
5
活 動 内 容
1
確 認 事 項
教材・指示語
はじめのあいさつをする。
T: Good morning, everyone.
S: Good morning.
歌を歌う。
・ CD を使って歌わせる。
♪ One one one ♪
3 コンピュータで色の言い方を確認する 。 ・スクリーンの色を見せな
2回発音されるので 、続けて発音する 。 がら言う。スムーズに
言えるようになるまで 、
何度か繰り返す。
4 「世界のポストの色」についてクイズ ・英語での問い方、答え方
の答えを考える。
を確認する。
・ what color is the mailbox in ○○ ?
・I 's ○○ .
2
37
5
好きな色の聞き方,言い方を知る。
①スキットをみる。
T1: Hello.
T2: Hello.
T1: What color do you like?
T2: I like ○○ .
What color do you like?
T1: I like ○○ .
T1,T2: Thank you.
指示ア・イ
指示エ・カ
コンピュータ
スクリーン
プロジェクタ
・スキットをしながら,ゲ
ーム内容の説明と活動
の仕方を知らせる。
②隣同士でスキットをする。
6
『カラービンゴ』をする。
①ビンゴカードの9マスに好きな色をぬ
る。
・金銀の色はないので、
「金 」「ぎん」と書かせ
る。
②AETの「 What color do you like? 」 ・HRTが挙手している子
の問に,答えたい子どもは手を挙げて
の中から指名する。
答える。
③友達が言った色に印をつける。
3
④2つそろったら“リーチ ”,3つそろ
ったら“ビンゴ”と大きな声で言う。
7 終わりのあいさつをする。
T: That’s all for today.
S: Thank you.
T: See you.
S: See you.
・同じ色だったら,印はつ
けないことを確認する 。
ビンゴ
カード
色鉛筆
授業を振り返って
1
児童の反応と成果
・コンピュータを活用し,ネイティブの発音を何回も言ったり聞いたりすることで、
子どもたちに正しい発音が自然に定着した。子どもたちが発音に自信を持てたので、
発言への意欲も高まった。
・外国のポストの色を考える活動では,ほとんどの子どもが,クイズに答えるという
活動の中で自然に英語を使うことができた。プロジェクター投影により,一斉に大
画面に注目して活動したため、授業への集中力も高まった。
・正解では海外のポストの実際画像も見ることができ、その多様性に驚いていた。
国際理解に関する興味も高まり,活動が盛り上がった。
・スキットの発音が上手にでき,意味も分かっていた。積極的な態度が見られ,理解
が深まった。たくさんの子どもが発言しみんなの前で発表することができた。
・教材提示装置により,ビンゴのやり方について大画面で確認させた。指示がよく通
り,聞き逃したり間違える子がなく,短時間で準備できた。共通理解が得られた上
での,スムーズな活動時間が確保できた。
2
今後にむけて
・中学年では,簡単なフレーズをもとに語彙を広げる活動が中心となる。しかし,英
語を学ぶことを主目的としてしまうと,児童の興味は半減してしまう。活動の中で,
コミュニケーションツールとしての英語が自然と活用できるよう,工夫を積み重ね
なければならない。そこで歌や絵本を取り入れたり,ゲーム的要素や身体活動を組
み込んだりしながら,マンネリ化しない新鮮な興味関心を引き出せるような授業を
開発しているところである。その点では,今回の教材はICT機器の長所を生かし
ながら,海外の文化と英語に自然に触れるという,新たな指針を示すことができた。
さらに,研究を重ねこのような教材開発を推進していきたい。
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