Comments
Description
Transcript
第5学年 組外国語学習指導案 指導者 谷 加代子 ALT 支援員 1 単元名
第5学年○組外国語学習指導案 指導者 ALT 支援員 1 単元名 好きな色や形(Hi, friends! Lesson 5 谷 加代子 ○○ ○○ ○○ ○○ what do you like?) 2 単元について 【学習指導要領との関わり】 外国語活動の目標 外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケー ションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しま せながら、コミュニケーション能力の素地を養う。 内容 1-(1)外国語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験すること 1-(2)積極的に外国語を聞いたり、話したりすること 1-(3)言語を用いてコミュニケーションを図ることの大切さを知ること 2-(1)外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに、日本語との違いを知り、 平成23年度から、小学校5・6学年に外国語活動が新設され、完全実施となり3年目となる。 言葉のおもしろさや豊かさに気づく (1)単元観 本校の外国語活動は、主に、「話す」「聞く」を指導の中心にして、「Hi friends!」を 活用した授業を組んでいる。 本学級児童はこれまでに、日常のあいさつを始め、Feeling・曜日・数・動物・野菜 や果物・スポーツ・教科などの言語材料に触れたり、文字と音を関連づけてアルファベ ットに親しんだりする学習活動をしてきた。 この単元では、色や形を表す言葉を使って、好きな物は何かを尋ねたり答えたりする 表現に慣れ親しみながら、外国語を話したり、聞いたりすることをねらいとしている。 この単元で扱う色や形を表す言い方は、導入で教材提示する10枚のTシャツを基に、 児童が興味をもって取り組むことができるように構成されている。授業の中で、Tシャ ツの色を説明したり、好みのTシャツを選んだり作ったりする活動を展開することによ って、コミュニケーションする楽しさを体感することができると思われる。また、自分 のTシャツを紹介し合うことや好きな物をインタビューし合うことで、積極的に外国語 を聞いたり話したりすることができると考え、この単元を設定した。 (2)児童の実態[男子○名 女子○名 計○名] 児童は、毎週一時間の外国語活動に意欲的に取り組んでいる。中でも英語の歌はリ ズミカルで言葉が楽しいこともあり、好む児童が多い。またカードゲームのような道 具を使って活動する学習も外国語の音声とともに学べる一助となり関心が高い。しか し、友達に自信をもって英語で自己紹介することや自分からコミュニケーションを図 ることはできるかなどの問いに関しては、○名の児童がまあまあできる、○名はでき ないと回答している。 調査実施日:○月○日 調査人数:○名 1 英語で自己紹介できるか Yes:○名 No:○名(名前や Feeling のみ) 自己紹介の回答内容:Name○名 ,誕生日○名,Foods○名,Feeling○名 2 楽しい英語活動は何か(複数回答可) ① Song:○名 ②フォニックス:○名 ③Card game:○名 ④話す聞く活動:○名 ⑤ Textbook を使った活動:○名 3 英語で言える色はどのくらい知っているか 3 色:○名 6 色~8 色:○名 9 色~10 色:○名 11 色以上:○名 4 ① 自ら英語を使って話すことができるか Yes :○名(できる○名・ まあまあ○名) No: ○名(友達と一緒ならできる○名, 一緒でもできない○名) 本学級の児童は、他教科においても自分から進んで発表をする児童が少なく、聞く・ 話す活動に対して苦手意識をもっている児童が多い。理由は「自分の考えに自信がも てない」や「考えをどう伝えていいかわからない」などがそれである。外国語を通じ て、コミュニケーションする楽しさをより体感させたり、友達と会話することで新た な発見をしたりなどコミュニケーションへの抵抗を払拭する必要がある。また、コミ ュニケーションは豊かな人間関係には大切な手段であることも英語活動を通して学ば せるよい学習である。 (3)指導観 対話を発する体験活動の場を工夫する この単元では、Tシャツの色や模様・形を表す言葉を知り、好きな色や模様・形を聞 いたり、答えたりするというねらいがある。身近なTシャツを扱うこの単元では、10 枚のTシャツを活用し、好きなTシャツを選んだり、作ったり、友達に説明したりなど の活動がある。本時では、自分のオリジナルTシャツを作る過程でTシャツ店の店員と お客にわかれ、[What color (shape) do you like? I like ~.]などのような対話を発 する場を意図的に設定することで、Tシャツを購入するための対話が繰り返し発せられ、 無理なく表現できるようになると考える。さらにその場面に合ったあいさつやお礼、“~, please.” “Here you are.” “Thank you.” などその場でよく使われる言語機能を意識し た表現なども時として活用させたい。 学習形態(グループ・個人)を工夫する 一人で話すことに自信がもてない児童には、グループやペアの学習を組んでいきた い。T シャツをあてっこする活動や T シャツを注文する活動でペア学習をすることに より、お互いに学習内容を確認し合うことができる。また、Tシャツを紹介し合う場 面でグループ学習になることで安心して、伝え合うことができるだろう。コミュニケ ーションを図る楽しさの点からも学習形態の工夫は有効であると考える。また、対話 文に慣れ親しむことができるようになったら、自作の T シャツ紹介や友達に好きな物 をインタビューする活動などは、個々の活動としてつなげていきたい。 英語の発音やリズムを楽しむ工夫をする 英語には日本語にない独特の発音やリズムがある。この単元で扱う英単語は、児童が 知っている外来語の発音とは違う音に聞こえるものがある。例えば、white や orange, red, triangle, circle などの音は顕著である。日本語との違いやリズム・外国語の音声 のおもしろさに気づかせるために、ALTの発する音声(アクセントやイントネーショ ン、強弱など)をよく聞いたり、口もとを見たりしてネイティブな発音に少しでも近づ けるよう支援したい。また、上手な発音が発せられた時は児童を賞賛したり、学習の振 り返り時で「今日の気づき」を見つけたらその都度紹介したりする。学習時はなるべく 英語で指示や説明をするように心がけ、英語に触れる機会を多く作り、慣れ親しませた いと考える。 3 単元の目標 【コミュニケーションへの関心・意欲・態度】 ○好きなものについて、積極的に尋ねたり答えたりしようとする。 【外国語への慣れ親しみ】 ○色や形を表す言葉や “ What ~ do you like?”の尋ねる表現に慣れ親しむ。 【言語や文化に対する気づき・理解】 ○色や形の表現の仕方を知り、日本語との発音の違いに気づく。 4 全体指導計画(4時間扱い) 時 主 な 目 標 活 動 内 容 ○日本語と英語の音 ・色や形の言い方を知る。 の違いに気づき、 1 white, red, green, yellow, blue, brown, pink, black, purple, 色や形の言い方を light blue, orange,/star, triangle, heart, circle, diamond, 知る。 Soccer player, dogs, apples etc. ・色や模様、絵付きのTシャツを10枚提示し、どのTシャツを説明 しているのかあてっこゲームをする。 Q1: Yellow T-shirt. 2 dogs. What number T-shirt? A: It’s No.1. Q2: I like 色. I like 形. What number T-shirt? A: It’s T-shirt No.1 ① ポインティングゲーム ②What’s this?ゲーム ③リスニングゲーム ・好きな色や形を尋ねたり答えたりする言い方に慣れる。 ○色や形の言い方に 2 A: What color (shape) do you like? B: I like ~.(色や形) 慣れ親しみ,好き ・10 枚のTシャツの色と形を表現する。 な物は何かを尋ね ① インタビューゲーム ②ラインチェックゲーム ③ミッシングゲーム る表現を知る。 ○色・形の言い方や ・自分のオリジナル T シャツを作る。 好きな物は何かを ・T シャツ店に行き、T シャツの色と模様(形)を注文し、自分の T 3 尋ねる表現に慣れ シャツを作る。 本 親しむ。 時 店員: What color (shape) do you like? 客: I like ~. 店員:How many ~? 客: 2 hearts , please. 店員:Here you are. 客:Thank you. できたTシャツをグループ内で発表する。 This is my T-shirt. I like green. And I like heats. (Me, too.) ○友達に好きな物に ・自分のTシャツの色や形を説明する。 ついて積極的に話 ・友達に好きな物をインタビューする。 4 したり、尋ねたり What color (animal, food, sport, TV) do you like? する。 5 本時の展開(3/4) (1) 本時のねらい ○色・形の言い方や好きな物は何かを尋ねる表現に慣れ親しむ。 (2) 展開 過程 学 (時配) Greetings Warm-up (8分) 児童 1挨拶をする。 動 HRT と 内 容 ALT Greet students. T2 Greet students. Greet students. What ’s the date today ? When’s your birthday? I like ~. Do you like ~?Yes. or No. る。 (2分) 活 Good morning. How are you? How is the weather today? What day is today? 2 Onigiri chants をす Review 習 3色や形を言う。 Yes, I do. 支援及び留意点(・) 評価(☆) ・自然に対話ができるよ うな雰囲気を作りアイコ ンタクトで互いに答える ようにする。 Let’s try Onigiri OK 一緒にやる。 Are you ready? ・おにぎりの形や中の具 chants! Good job! Good job! Onigiri chants! に関心をもたせ、楽し Let’s review! Do you remember Tシャツを並べる。 Color and shapes? く活動させる。 カードを用意する。 対話文の練習 What color do you like? I like ~. What shape do you like? I like ~. Main 4本時のめあてを知る。 自分の好きなオリジナルTシャツを作ろう Activity めあてを提示する。 5 Demonstration1 を Practice (8 分) ・Tシャツの好きな材料 Let’s demonstrate! を用意するためにデモ Demonstration をする 見る。 Demonstration を を見せる。 する Customer.: Hello! Clerk:( May I help you?) Customer.: I like yellow( T-shirt.) Clerk: Here you are. What color do you like? Customer.: Thank you. ・客と店員になり、Tシ ャツの材料を選ぶ場 Clerk: What shape do you like? Customer.: I like hearts. を設定し、対話文の表 Clerk: How many hearts? Customer.: Two, please. Clerk: OK. Here you are. 現に慣れ親しませる。 Customer.: Thank you. Bye. Clerk: Thank you. 家に着いて、Tシャツを完成させる。 I made it.(できた) ・ALT,HRT,T2 Game 6 客と店員に分かれ (16 分) て、活動する。Yes. ① 8分 ① 1~11 は客、12~22 ② 8分 は店員とする。 ② 途中で役割を交代 する。 言葉がわからない場合 の 3 名は、売り場につ Are you ready? には、好きな物を聞い き支援する。特に言葉 Let’s start! てから「I like~. 」 がうまく言えない児 の言い方を支援す 童には好きな色や形 Do you understand? Let’s make a T-shirt. 声をかけて売り場を回 とまどっている児童に る。 声をかけ、まねさせる。 る。 Change, please. 声をかけて売り場 ・Tシャツに模様をつ 7 できたTシャツを 紹介する。 ☆色や形の言い方・好き Let’s demonstrate! な物は何かを尋ねる Look at Jeff. 表現ができたか。 ・紹介の仕方を参考に Demonstration2 This is my T-shirt. I like red. And I like diamonds. (Do you like diamonds? ) する。 ・代表5名のTシャツの ・グループの代表作品 ・グループ1,2を見る ・グループ3,4を見る ・グループ5を見る を選び、1~5班の 順で紹介する。 ・上手に説明できた児 童を賞賛する。 Nice T-shirt. Greetings 8 今日の学習を振り (3 分) 返り、挨拶をする。 ・ワークシートに記入する。 させる。 を回る。 けて完成する。 (8 分) を聞き、言い方をまね 説明をよく聞かせる。 ・上手に説明できた児 ・上手に説明できた 童を賞賛する Cute T-shirt! 児童を賞賛する。 Colorful T-shirt! It’s time to finish. ・本時の活動を振り返り よい気づきや感想が 書けている児童をほ ・気づきがあった児童 める。 を指名する。 ・ 次 回の 予定 を 知ら せ Thank you, Jeff and You are welcome. You are welcome. Sayuri. See you. See you. See you. る。