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Q&A(初版:平成20年8月25日一部追加)(PDF形式 21 キロバイト)

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Q&A(初版:平成20年8月25日一部追加)(PDF形式 21 キロバイト)
平成20年
8月
1日
平成20年
8月25日
一部追加
単品スライドについてQ&A
Q1
鋼材類が対象となるとのことだが、対象となる資材をもう少し提示して欲しい。
A1
マニュアル第2章鋼材類2−1対象材料を参照願います。
Q2
市場単価は対象となるのか。
A2
鋼材に係る材料費が分離出来る場合は対象となります。
(マニュアル第2章鋼材類2
−1対象材料2−1−2その他市場単価の扱いなどを参照願います。
)
Q3
共通仮設費率に含まれる運搬費についても対象となるのか。
A3
購入数量・時期・価格等が証明されたものは対象となります。
(マニュアル第3燃料
油3−2対象数量3−2−1対象数量の考え方などを参照願います。
)
Q4
機械・電気機械の工事についても単品スライドの対象となるのか。
A4
契約書に単品スライドの条項が記載されている工事は対象とします。なお、マニュ
アルは土木工事を念頭に作成されています。
Q5
スライド額は材料費の価格変動分のみとのことだが、直接工事費を構成する材料費が
変更するのだから諸経費の変更をすべきではないのか。
A5
特定の材料価格の変動のみを対象とした精算的な変更であり、工事費全体の変更を
行うものではありません。
Q6
見積および特別単価調査を設計価格としている場合、見積等を取り直すのか。
A6
スライド額算定時点で過去の価格を調査することは困難のため、個別の実取引価格
を実勢価格とすることを原則とします。なお、この場合は必要に応じて実取引価格
の妥当性を確認する必要があります。
(マニュアル第2章鋼材類2−4単価2−4−
2変動後の実勢価格の決定方法(1)の扱いなどを参照願います。)
Q7
購入を証明する資料とは、どのようなものを想定しているのか。
A7
納品書、請求書、領収書等を想定しています。
Q8
下請(外注)に出している場合、証明書類等は下請の納品書等となるがよろしいか。
Q8
下請企業の書類で問題はありませんが、施工体制台帳等で当該企業がその工事に従
事していることを確認する必要があります。
Q9
対象資材を会社でまとめて購入している場合、根拠となる数量はどのように取扱う
べきか。
A9
監督・検査に関する書類など、発注者が客観的に搬入数量を確認できるものがあれ
ばそれを証明書類とみなしてください。
Q10 例えば設計上 SD295A で設計計上されているが、流通が無いことから SD345 を承認
で実施している。このような場合の取扱はどのようにすればいいのか。
A10 この場合は、SD295A では流通がなく施工できないとのことであるから、まず SD345
で設計変更を行い、変更後の設計に対して変動額を算出することとなります。
Q11
申請は工期の2ヶ月前に行うとのことだが、最終の設計数量が決定していなければ、
申請すべきか判断がつかない。判断がつかない場合、とりあえず申請してよろしいか。
A11
対象品目が1%を超えると判断される概算資料が必要です。その後最終的な数量で
スライド額を確定していくことは可能です。
Q12 単品スライドを適用させた場合、下請業者へ適切に支払うよう指導していくのか。
Q12
単品スライドの結果が、対象材料の仕入れ業者等との契約に反映されるよう受注業
者へお願いしてください。
∼以下、主に運用マニュアルに関する質問∼
Q13 鋼材類で塗装等の加工費が含まれるものについて、例えば、エポキシ樹脂性のもの(樹
脂自体も価格上昇している)については、エポキシ樹脂塗装鉄筋(鉄筋部分+エポ
キシエキストラ)となっているため、鋼材にかかる材料費が分離できるものは対象
としてよいか。(マニュアルp.9)
A13
鋼材にかかる材料費が分離できるものは対象となりますが、他の鋼材類と同様に鋼
材分の搬入時期、購入価格について証明してもらう必要があります。
Q14 鋼材賃料・損料が対象となっているが、ビットなどの消耗品について、鋼製品であれ
ば対象としてよいか。又、消耗品には歩掛上で率に含まれるものもあると思われる
ため、設計図書等で数量根拠がわかるものがあれば対象としてよろしいか。(マニュ
アルp.11)
A14
鋼製品の消耗品は、積算方法により発注者が積み上げているものについては対象と
することができます。
Q15 運用通知5(3)で言う「やむを得ないと認める範囲」の解釈について、例えば証明書
類がそもそも存在しないなど、乙が提出できないことがやむを得ないと甲が判断で
きるもので、燃料類の「主たる用途」以外(マニュアルp.24 等に定義されるV2)
に該当するということでよろしいか。
A15
そのとおりです。
Q16
鋼材については、購入価格、購入先、購入時期が証明できないものは対象としない
ことでよいか。(マニュアルp.12)
A16
証明されない材料については対象としません。なお、ここでいう材料とは鋼材類全
てではなく、あくまで同一単価・規格の材料のことをいいます。
Q17
市場単価に含まれる鋼材費の扱いについて、受注者の提出をうける証明書類が材工
共になっており、鋼材購入単価の根拠が、下請けと鋼材メーカー間の証明書類にな
るが差し支えないか。
A17
下請けの会社でも問題はありませんが、その会社がその工事に従事していることを
施工体制台帳などで確認する必要があります。
Q18
鋼材類の対象数量は、原則、設計図書の数量を対象とするが、請負業者が設計数量
を下回る数量の証明(購入価格、購入先、購入時期)しか揃えることができなかっ
た場合は、全て対象とならないのか。証明できる範囲で対象とすることはできない
か。(マニュアルp.12)
Q18
証明されずに対象とならないのはその規格の材料のみです。規格・単価が異なり証
明できた材料は対象とすることができます。
Q19
鋼材類については、現場に搬入した月(工場製作の場合は、工場に搬入した月)の
実勢価格を採用することになっているが、その根拠として、購入契約を結んだ時期
の単価は、概ね現場に搬入された時期に公表される調査単価に反映されることを理
由としている。(マニュアルp.17)
しかし、鋼材の品薄等により、現場への搬入が遅れた場合等は、搬入した月の調査
単価によらず、購入時期の価格が反映されている調査単価を実勢価格として良いか。
A19「建設物価8月号」にも記載のあるとおり、納期の長短にかかわらず現場納入の1ヶ
月前に購入契約を結ぶことが一般的なことから、価格調査時期が一致する月の調査
単価を採用することとしています。これによらない場合は、実際の契約時期を確認
の上判断してください。
Q20
燃料油の算定において、「主たる用途」の定義について(マニュアルp.24)、
1)設計数量(V)の中に「主たる用途」と「主たる用途以外」ものがあるが、具
体的にどのようなものか。
2)設計数量(V)外の②現着単価に含まれる運搬費③共通仮設費率分運搬費は「主
たる用途」に含まれるのか。
A20
1)の「主たる用途以外」については、証明がなされない燃料油と考えてください。
2)V3については証明されたものが対象となるので「主たる用途」といえます。
Q21
燃料油の算定において「主たる用途」(V1)については、購入数量の根拠書類が
提出されるものと考えられている。しかしながら、燃料油を一括購入した結果、証
明書類により購入価格は明らかだが、どの用途にどれくらいの数量を使ったのかが
不明の場合は、(V2)のように受注者の概算数量により対象とできるか。
A21
数量が証明されないものはV2扱いとなります。
Q22 二次製品等の運搬費について(マニュアルp.31)
二次製品の現着単価には運搬に要するトラック等規格、運搬回数、設計図書に定め
られていないことから、トラック等の運搬回数、規格等は何を標準とすればよいか。
A22 運搬する製品の荷姿、運搬路等から一般的なトラック規格を想定して下さい。
Q23 共通仮設費率に含まれる運搬費について(マニュアルp.33)
使用する重機の台数、運搬するトレーラーの規格等は、設計図書に定められていな
いことから、台数、規格等は何を標準とすればよいか。
Q23
運搬する重機の台数については、各工種内の歩掛などから想定し、トレーラーの規
格等については運搬する重機等の荷姿、運搬路等から想定して下さい。
Q24 燃料油数量の算定において、マニュアルp31 でS:規制速度、p33 等でS:輸送速
度となっているが、使い分けはどのように考えたらよろしいか。
A24 積算基準書に記載のある場合は「輸送速度」、特に規定が無い場合は「規制速度」と
記載されていますが、「規制速度」については実際の輸送速度を想定して用いてもか
まいません。
Q25 部分引き渡しを伴うものは、マニュアルP40 より指定部分の工期の2ヶ月前までに
請求することになっているが、この場合、スライド額の変更契約も指定部分の工期
までに行うと解してよいか。また、この場合、指定部分以降もスライド対象となる
と、あわせて2回スライド変更を行うことになるがよいか。
A25 指定部分の回数+全体1回の回数毎に変更を行うことになります。
Q26 水道資材として多用されるケースが多いダクタイル鋳鉄管は、マニュアル P9 に記載
がある鋼材類の H 形鋼等の同様に単品スライドの対象資材に含まれるか。
A26 含まれます。
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