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あすなろ幼稚園 平成27年度の教育活動等に対する学校評価書

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あすなろ幼稚園 平成27年度の教育活動等に対する学校評価書
あすなろ幼稚園
1
平成27年度の教育活動等に対する学校評価書
平成28年2月13日
幼稚園の教育目標
①意欲のある子どもに育てる。
②人を受け入れることの喜び、人を受け入れることの喜びを育てる。
③豊かな自然環境の中で、原体験になるいろいろな体験をしていく。
2
本年度の重点課題(学校評価の具体的な目標や計画)
①子どもの体験を重視した保育活動の充実を図る。
②地震津波防災対策のための情報収集を行い避難訓練の内容の充実を計る。
③地域小学校、中学校との連携をさらに高める。
3
自己評価結果とそれに対する学校関係者評価結果
(※評価点は、A(十分に成果があった)・B(成果があった)・C(少し成果があった)、D(成果がなかった)で表す。)評=評価点
評価対象
評価項目
自己評価
評
保育の計画性
あそびを中心とした保育計
幼稚園としての反省と改善策
学校関係者評価委員会
評
意
見
B 経験年数、保育直の違いによって、保育計画の立て方、その表記の仕 A ひとりひとりの先生たちが、自分自身の
画がなされているか?
方などは当然変わってくるはずである。保育計画を日案や週案、月案
課題を見つめて、その課題に対してどん
年間の保育の流れが子ども
として、どんな書式でどうまとめていくのか?それぞれの教師に合っ
な方法をとるのか?本人にそれを任せて
の発達に沿っているか?
たやり方を模索し、研究することが大切である。とかく、提出するこ
いくことは大事だが、それをどう管理し
とが目的になってしまうところでもあるので、教師としての日々の学
ていくのか?園長にがんばってほしい。
びが成立するようにしていきたい。
A 今年度7月の公開保育と9月の保育研修で、ラーニングストーリーと A よい研修を受けることによって、さらに
保育のあり方
体験を重視した個々の子ど
幼児への対応
もたちへのかかわりができ
いう方法に触れた。子どもたち一人一人の学びの記録をまとめ、保育
ているか?
を通してどう育ったのかを1冊にファイリングする方法やその意義に
個々の子どもへの関わりが
ついて学ぶ機会があった。クラスの一人一人に教師が意識をして、も
適切に行われているか?
れがないようにするには有効な手立てでもある。あすなろでは、日常
よくなっていって欲しい。
的に、保護者の相談などを受けており、年2日の保護者との面談。Fac
ebook等での保育の公開と解説、個人アルバムの製作などが、ラーニン
グストーリーを内包していると考えられるが、個人エピソードの記録
をさらに充実させたい。
A 新任教師の資質や能力等が、年々低下していると言われている。今、 A 新任の先生の真摯な取り組みについて、
教師としての
人間性を高めるための勉強
資質や能力・
ができているか?
求められている保育は、子どもたちが環境の中からあそびを自ら見出
報告を受け、大変な変換を試みているこ
良識・適性
保育者として成長できるよ
し、それを発展させていくというもので、与えられたことをその通り
とが分かった。大変さはあると思うが、
うな教員相互の関係ができ
にさせることではない。しかし、新任教師等が受けてきた教育は、教
諸先輩の指導を受けて、よい先生になっ
たか?
師が示した答えをひたすら覚え、その通りに回答するというもの。体
て欲しい。
験してきていないことは、教師として、子どもたちに施すことはでき
ない。それをどう正し、補っていくのか?日々の保育の振り返りと保
育計画を通して、地道に育てていくしか手がないのか?さらに、この
点を考えていきたい。
A 保護者の方々へ、園でどんなことを考えて、どんな保育活動を行った A 防潮堤の平成29年度完成の見通しが出
保護者への
地震津波防災対策が、充分
対応
になされているか?
り、どんな子どもへの接し方をしているのかについて、園のプリント
来てきて、津波問題もひと息というとこ
保護者との面談が、充実し
やhome page、Facebook等で伝えている。さらに、どんなことをした
ろだろうが、引き続き気を緩めずに、避
たものとなっているか?
のか?だけではなく、子どもがこんな瞬間にこういった能力が伸びて
難訓練等対策の充実をしてほしい。
いる、と感じられるような情報発信をしていくことを意識していきた
い。また、保護者の方々にいろいろと協力をお願いする場合も、園の
考えをしっかりと伝えることを今まで以上に大切にする。
B 現在、幼稚園南の沿岸部で防潮堤の工事が行われているので、松林や B 松林や砂浜での活動が、少なくなるよう
地域の自然や
自然環境を生かした保育活
地域とのかか
動が行われているか?
浜でのあそびや活動に支障が出ている。松林のマラソン散歩のコース
なことがないよう、工夫をしていってほ
わり
地元自治会との協力関係が
も限られているので、新しい道を作るなどしていくことで、新たなあ
しい。また、アンファテニスなど地元の
出来ているか?
そびや活動が生まれる余地がある。浜でのあそびについては、遠回り
方々の力を借りての活動も、今後、増や
をしないと海に出られないが、その時間を取れるように調節したい。
してみてもよいと思う。
他に、いろいろとお世話になった地域の方に、直接お礼をする機会を
つくり、子どもにとってよい体験になった。
研修と研究
浜松市幼稚園協会の研究推
A 今年度は、浜松市私立幼稚園協会の研究推進園として2年目となり、 A 講研究発表、研究誌への掲載など成果が
進園として、研鑽を積む。
本園を会場として公開保育を行ったり、講師の先生を招いての研究を
自分の専門分野を意識した
行った。特に、あすなろの保育の質、その意味や意義などが、最先端
研修等ができているか?
の教育心理学によって裏打たされたことの意義は大きい。さらに、研
形になってよかったと思う。
修見聞を広げ、よりよい保育のために、邁進していきたい。
外部
保護者の学ぶ姿勢を援助で
アンケート
きたか?
B 子育て相談で、相談しにくさを感じている保護者が約7名。面談の内 A 満足いく結果と評価してよいと思う。
容に不満がある保護者が2名いる。ほぼ、園で考えていることなどは
受け入れられているようだが、相談のしにくさの内容がなんなのか、
が分かるような手立てが必要に思われる。今回「行事、参観、面談等
でわが子の成長を感じられる」という保護者が100%という結果は
、園の行事等の内容、質ともによいものになっているという証でもあ
り、さらに、それを支え広げ深めていきたい。
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