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安土町地域自治区長便り
安土町地域自治区長便り №.31 平成 24(2012)年 2 月 3 日(金) 発行 安土町地域自治区事務所 (安土町総合支所) <安土学区まち協準備委員会と自治会長> 1 月 21 日(土)、公民館に安土学区の自治 会長が集い、次年度の引継ぎ事項と「まち 協」の取組みについての説明会が実施され ました。 <生産森林組合検討委員会市長報告> 1 月 13 日(金)、黒田末壽委員長が市長に 委員会の中間報告をされました。 ▲黒田委員長との懇談の様子 <安土中学校の武道場完成間近!> <老蘇学区まち協準備委員会市長訪問> 1 月 19 日(木)、老蘇学区まち協準備委員 会幹事が市長と面会して、ここ1年間の経 過報告をされました。 <らんまる君デビュー1周年記念> 1 月 22 日(日)、安土観光キャラクター 「らんまる君」の記念イベントが文芸セミ ナリヨで行われました。県内の6つの「ゆ るきゃら」が集まって、お祝いしました。 <新市歴史シンポジウム開催> 1 月 22 日(日)、文芸セミナリヨで「歴史 を未来に」というテーマで、安土城跡周辺 の歴史資産の活用について、パネルディス カッションが開催されました。 <健康づくりセンターあり方委員会> 1 月 23 日(月)、元気園にて、第 2 回検討 委員会が開催されました。この施設の将来 のあり方について論議されました。 <文芸の郷振興事業団副理事長あいさつ> 文芸の郷振興事業団の中江幸男副理事長 が、市長にあいさつに来られました。次期 理事長に選出されたことも報告されました。 <第 3 回生産森林組合運営検討委員会> 1 月 27 日(金)、総合支所で検討委員会が 開催されました。安土地域にある4つの組 合が保有する里山を、今後、いかに活かし ていくのか、議論のまとめに入ります。 <視点> ・「ないものねだりの、あるもの無視をしな い」「現実を直視し、今ある地域資源を活か す」「ゆっくりと丁寧に育てる」「箱モノで はなく、今ある人材をどう育てる」「風がお いしい」まちづくりを期待したいと展望が語 られている。 ・これは、産・官・学・民のまちづくり連携 協定による懇話会が作成した冊子「近江八幡 まちづくり懇話会報告書」の一節。 ・松岡拓公雄県立大学教授の「西之湖廻遊路 プロジェクト」も掲載されている。約 400 種 類の植物、約 120 種類の鳥類、約 50 種類の魚 介類が生息。ここを基点としたまちづくり、 地域ブランドづくり、人と人、人と自然をつ なぐ廻遊路・・・と。 ・そこには、信長や秀次が築いた歴史を繋ぐ ことが、安土と八幡を繋ぐことになる。さら には、西の湖の豊かな自然の再生につながる とある。 ・まとめの中には「西の湖を回遊する安土・ 八幡を結ぶアクセスの整備」「ヨシ松明まつ りなどの新たなまつりの創出」「若者のまち づくりへの参画」などが提案され、それらを 推進する「まちづくり会社」の必要性が説か れている。同時に「まちづくりサポーター」 の育ちも言及されている。 ・折しも 2 月には「西の湖のヨシ刈りイベン ト」が行われる他、繖山の里山の整備が市民 の手によって実行されようとしている。こう した動きの中、安土地域が歴史自然公園構想 の一翼を担うことも夢ではない。 ・中部・近畿圏から JR で 1 時間足らずで「標 高 400 メートル里山をウォークするにも 3 時 間程度」、内湖に舟を浮かべて葦原を見るの も興を呼ぶであろう。 ・そこに、安藤忠雄氏の講演が、4 月 8 日(日) に近江八幡市で開催されるという情報が入っ てきた。題は「生き残りをかけて、まちづく りを考える」である。世界の建築家が、どの ような話をされるのか楽しみである。 ・24 年度の予算案も 3 月議会に提案される時 期に来ている。市民の限りない「知恵と汗」 で 3 年目を迎える新市の向かうべき姿を語り 合い、自らの足元を見つめて「おいしい風」 を起こしていきたい。 ・1 月 22 日の「歴史シンボジウム」で語られ た城跡と歴史資産の活用を目指した「ものの ふ(武士)の風と水のまち」「ヨシの風と夕 陽のきれいなまち」なども文化的景観になる のではないか。 ・「温めるも冷ますも息や日々の冬」(眸) 息は「意気に」通じる。この厳しい冬にこそ 立ち向かう姿勢を見せたい。(K)