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技術提案書 - 湖国エコハウス地域普及事業 そろそろエコハウスにしま

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技術提案書 - 湖国エコハウス地域普及事業 そろそろエコハウスにしま
様式6 (技術提案書①)
提出者番号:
①滋賀(近江八幡)らしい湖国エネルギー創造住宅の基本仕様や設備、環境性能を説明してください
環境基本性能について
緑と透水性舗装の組み合わせで
まちにやわらかい表情を見せる。
○パッシブな環境基本性能を基本とし、自然エネルギーを上手に利用することで、
エネルギー自立型の住宅をめざす。
■自然風の利用(中間期~夏季の自然通風エネルギーを利用)
・南東に植栽や菜園を配置(風上)←植物の気化熱により温度低下
・北西、頂側窓の設置(風下)
・温度差換気の利用(排気窓の設置、開口部の高低差を大きくする)
・引き戸、格子戸の採用
駐車場
■昼光利用
・庇を利用したライトシェルフによる昼光コントロール
■日射熱の利用
・冬季に日射熱を取得し蓄熱して夜間に利用(パッシブ蓄熱土間)
・取得した日射熱の損失を抑制する断熱性の高い開口部仕様を選択
井戸・雨水タンク
・集熱面になる南向きの開口部を大きく
・床、壁、天井などに蓄熱効果のある熱容量の大きい材料を使用。
■太陽熱利用
井戸と雨水タンクを設置
・水を集熱パネルにより暖め、給湯に利用
し、菜園への散水や収穫
・温水式床暖房に利用
した野菜を洗ったり。
■太陽光発電
・3kwの太陽光発電パネルの設置
また、井水は空調熱源と
菜園
■断熱外皮計画
して利用。
・各部位の断熱性能配分の適正化
・断熱材の適切な施工(連続防湿層、壁上下端部の通気止め、隙間の防止)
■日射遮蔽手法
・効果的な軒の出や庇を計画
・小屋裏換気量増加や屋根の通気措置
・外壁の通気措置
・土や芝による南側床面の照り返し防止
・落葉樹による日射コントロール ■暖冷房設備計画
・高効率ヒートポンプ式機器の選択
・地下水熱利用の冷暖房システム
・太陽熱による温水式床暖房
■換気設備計画
・高効率モーターやファンの導入
採れた野菜を使って
・循環換気システムの採用
ご近所さんとガーデンパーティ
■給湯設備計画
・ヒートポンプ式電気給湯機(太陽熱利用給湯との併用)
■照明設備計画
・長寿命、高効率な照明機器(LED照明)の採用
・調光や点灯の制御システムの導入
・照明方式の使い分け
夏・中間期は建具を開放し
■高効率家電機器の導入
外部空間と一体感のある
土間を室内に取り込む
○住宅に係るライフサイクル C02 の削減をめざす。
■ライフサイクル CO2 削減
・長く住み続けることが出来るメンテナンス性と高耐久性
・壁面緑化の取り組みによる波及効果やメッセージ性
・自然の恵みに感謝する(エネルギーや水を大切に使う)
・資源を大切に使いゴミを減らそうとする意識付けするライフスタイルの提案
落葉樹によ
・施工の容易性、シンプルな構成
る日照コン
○雨水を有効利用し、また排水を敷地内で処理できるシステムをめざす。
■水と生ゴミの処理と効率的利用
・大便器・水栓などに節水型機器採用
・雨水再利用システム採用
・雨水浸透桝や浸透舗装採用
・コンポストなどの家庭用生ゴミの効率的処理方式の採用
・井水の有効利用
駐車場
(身障者用)
駐車場
ケヤキ
果樹園
ケヤキ
K
LD
土間
BBQ
コーナー
土間
公園の樹木を
連続させるこ
とで景観を調
和させる
近江東屋(案)
菜園
ケヤキ
モミジ
この地において年間通じて最も
多く吹く風の方向に効率よく風
の道を計画
配置イメージ
屋根裏・天井付近の
熱気を逃がす
緑の中の東屋
(現代の寝殿造り)
・周囲は開閉が自由な建具を配し、夏は開放して自然
を味わい、冬は閉じて温室のように暖かい空間
・ご近所との交流の場として公園に連続した外部空間
と一体的な利用
二重壁の間をチャ
ンバーとして利用
太陽熱給湯
冬は給湯と床暖房に利用
上下階の連続性に
よる温度差換気
暖かい空気
をファンに
より循環
この地において年
間を通じて吹く風
を効率よく通風
トロール
菜園や低木植栽の気化
熱による冷却効果
果樹園
ヤマモモ・キンカン
アンズ・ビワ・梅
柿・柚子 ...etc
夏
北側の冷えた空気取り入れる
土間に蓄熱し室
内に取り込む
冬
様式6 (技術提案書②)
提出者番号:
②滋賀(近江八幡)らしい持続可能なライフスタイルのイメージと、来訪者にエコハウスのメリットを体感させるための工夫を紹介してください。
滋賀(近江八幡)らしさについて
■風景的な価値を高めるデザイン、仕様とする
・敷地内の植栽に、近江八幡の原生種を多く採用し調和を図る
また、小動物を呼び込み地域に潤いを与える。
・公園と植栽(ケヤキ)を連続させ周辺風景に調和
・公園からの動線を引き込み、コミュニティゾーンを設ける事に
よりご近所に開かれたイメージの創出
・近江八幡の町並みに合わせた仕上げ材料を採用しデザインの価
値を高める。
・片流れ屋根とし屋根面にソーラーパネルを配置することで、エ
コ村のイメージをつくりデザイン的価値を高める。
■地域の自然資源を有効利用し、
地産地消を実践する家づくりをめざす。
・「古式水道」に代表される近江八幡の古くからの高度な水文化
を継承し、井戸水を活用した水資源の節減や井戸水を空調熱源
としたシステムへの取り組み。
・果実のなる樹木を植栽し、季節の味を自らの手で収穫
・地域産木材の利用や地域の職人の参加による家づくり
・菜園で栽培した野菜を自らが食べることで自然の恵みを感じ、
また、ご近所での野菜のやりとりが活発に行える環境づくり。
(野菜コミュニティの拠点づくり)
八幡山
風
く
吹
て 西
し
通 ~北
を
間 東南
■滋賀 ( 近江八幡 ) らしい環境配慮型製品を積極的に採用する
・八幡瓦の廃材を利用した外構
→ 花壇・畑の見切り、排水溝の縁
・葦を利用した建具
→ 通風を確保するための網戸的な利用
・調湿性の高い壁塗り仕上げ材
→ 貝殻を混ぜた調湿塗り壁
太陽熱
琵琶湖
地下水熱ヒートポンプユニット
太陽光発電
パネル (3kw)
集熱器
電力補助
太陽光発電
パネル (3kw)
放射冷暖パネル
電力補助
年
~持続可能なライフスタイルのイメージ~
豊かな水をたたえる琵琶湖をはじめ、四季折々の表情をみせる湖辺
の野山に囲まれた、水と緑が織りなす美しい自然に恵まれた近江八幡。
先人達は、その自然と向き合い、共に暮らし美しい風景を形成してき
ました。その根底には、自然に対する感謝や尊敬、
「もったいない」や「お
もいやり」の精神、そして、自らを律し強く生きようとする心が脈々
と継承されていたのだと考えます。
持続可能な住まい方・暮らし方とは、そうした先人の精神をしっか
りと受け継ぎ、理解した上で時代のスタイルに合うものへと進化させ、
そして次代へ繋がっていくものだと考えます。
その上で重要なのは、この地にあること意識し地域社会との関係の中
で存在することを認識しなければなりません。季節や天候、素材や色
彩を含め五感で感じることの出来る仕掛けや工夫を用い、日々の暮ら
しに外部環境を連続的に取り込んで、太陽・水・土など自然の恵みを
感じることが、持続可能な住まいへの意識を高揚させるものだと考え
ます。
太陽熱集熱器対応型エコキュート
キッチン
風呂
貯湯タンク
ヒートポンプ
ユニット
地下水熱
ヒートポンプユニット
計画地
床暖房
( 冬期 )
長寿命・コストバランスについて
地下水熱を
吸収・放出
■より持続可能に暮らせるライフスタイルを反映し、長く愛され、長寿命な家をめざす。
・施工段階で施主の携われる機会を設け、共につくり上げることで愛着が湧き長く愛される住宅
・その地域のビルダーと共につくることにより、アフターサービスの質が向上し、適切なメンテナ
ンスや増改築が可能となり長寿命化へと繋がる。
・設備ゾーンを集約し、メンテナンスしやすい構造にすることで更新が容易で長く住める設計
・屋根材などは耐久性の高い材料を採用
・軒や庇を適切に設け、降雨から外壁や開口部を保護
・構造体(木造骨組み)をシンプルな形状とし加工手間や費用を軽減し工期短縮にも寄与する。
・あらゆる角度から検討を重ね、耐久性の高い材料を信頼のある工法で設計
・漏水のない工法を選定する事はもちろんの事、複雑な納まりを避けシンプルな片流れの屋根形状
■地域への普及の可能性が高いモデルをめざす。
・シンプルな形状の構造体(木造骨組み)を連続して構成することで、住ま
い手の意に沿う広さへの対応が可能となり、汎用性の高い設計。
・出来る限り内部に構造壁を設けない構造計画としフレキシブルに間仕切り
を変更し、汎用性の高い設計。
・特殊な製品や工法を用いずに、一般の工務店などでも施工が容易にするこ
とで地域のビルダーとの連携が高まる汎用性の高い設計。
コミュニケーション性
■エコハウスのメリットを来訪者に実感・体感してもらえるモデル整備をめざす。
○近江東屋(案)の活用
・緑の中の外部空間と一体になったコミュニティゾーンを形成する。
・住居部分とは独立した空間となるため、単独の利用が可能となる。
・土間、縁側空間を設け日常的に地域住民が集まれるスペースとして開放。
・エコ村内の地域イベントに際し、集会所と連動したサブ会場として開放。
・エコ村内の野菜コミュニティの拠点として活用。
(収穫祭の会場として、農作物の交換や販売の場として利用。)
・敷地内の畑と共に農業体験イベントの拠点としての活用。
(農業指導の会場として、収穫した野菜の試食会場として利用。)
・イベントやワークショップの拠点としての活用。
○実際の環境的効果を視覚的に分かる表示や展示を行いエコハウスへの理解が高まる。
○環境の取り組み内容が分かる展示を各所で行い実際に見ることにより理解が深まる。
○WEB環境を活用した情報発信を積極的に行い、来訪者を促す。
○環境性能を評価し掲示することで客観的な判断が出来る。
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