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対 策 の 内 容 冷却水入口温度の設定変更 A 運用対策 B 設備導入等
対 A ○ 現 策 の 内 容 運用対策 B 設備導入等対策 状 冷 却 水 入 口 温 度 の設 定 変 更 区分番号 小 分 類 1202、3305 冷凍機 吸 収 式 冷 凍 機 を使 用 しているが、冷 却 水 入 口 温 度 は一 年 を通 じて 28 ℃以 下 と なるよう管 理 している。 冷 凍 機 は、冷 却 水 入 口 温 度 が低 いほど、冷 凍 機 の効 率 が 向 上 する。 夏 期 の冷 凍 機 稼 動 の ピーク時 は、冷 却 水 入 口 温 度 を現 行 どお り 28 ℃以 下 で 対 策 内 容 管 理 し、その他 の期 間 は設 定 温 度 を下 げて省 エネルギー運 転 を行 う。 冷 却 水 入 口 温 度 を 28℃から 25℃に 3℃低 下 させると冷 凍 機 出 力 は 16%向 上 (消 費 エネルギーは 19%低 減 )する((財 )省 エネルギーセンターの実 績 値 )。 ①冷 却 水 入 口 温 度 28℃における冷 凍 機 能 力 :300USRT(COP1.1) ②夏 期 以 外 の稼 動 時 間 :12 時 間 /日 、180 日 /年 ③冷 凍 機 負 荷 率 :45% 計 算 の前 提 ④夏 期 以 外 の冷 却 水 入 口 温 度 設 定 :25℃以 下 (現 行 設 定 値 より 3℃の低 下 ) 条 ⑤都 市 ガス単 位 発 熱 量 :45.0GJ/千 m 3 件 ⑥都 市 ガス料 金 :100.8 円 /m 3 ⑦排 出 係 数 :0.0136 t-C/GJ 注 )USRT; 米 国 冷 凍 トン 〔削 減 エネルギー量 〕 冷 却 水 温 度 設 定 値 変 更 前 の冷 凍 機 のエネルギー消 費 量 は、 冷凍機能力(冷凍トン)/COP×冷凍機負荷率×3,024kcal/USRT・h×4.184kJ/kcal =300USRT/1.1×0.45×3,024kcal/USRT・h×4.184kJ/kcal=1.55GJ/h 1.55GJ/h/45.0GJ/千 m 3 =0.0344千 m 3 /h 地球温暖化 対 策 効 果 削 減 エネルギー量 は、 0.0344千 m 3 /h×12h/日 ×180日 /年 ×0.19=14千 m 3 /年 ※ 冷 却 水 温 度 低 下 によるファン動 力 の増 加 に伴 うエネルギー増 は考 慮 していない。 〔削 減 金 額 〕 14 千 m 3 /年 ×100.8 円 / m 3 =1,411 千 円 /年 〔削 減 CO 2 量 〕 14 千 m 3 /年 ×45.0GJ/千 m 3 ×0.0136 t-C/GJ×44/12=31.4 t-CO 2 /年 〔対 策 実 施 上 の留 意 事 項 〕 備 考 冷 却 水 温 度 を下 げると冷 凍 機 効 率 は向 上 するが、冷 却 塔 ファンの動 力 は増 加 す る。多 くの場 合 、このファン動 力 の増 分 を考 慮 しても省 エネルギーとなるが、実 施 にあ たっては冷 却 塔 動 力 を含 めた可 否 判 定 が必 要 となる。